JPH0424458B2 - - Google Patents

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JPH0424458B2
JPH0424458B2 JP58077526A JP7752683A JPH0424458B2 JP H0424458 B2 JPH0424458 B2 JP H0424458B2 JP 58077526 A JP58077526 A JP 58077526A JP 7752683 A JP7752683 A JP 7752683A JP H0424458 B2 JPH0424458 B2 JP H0424458B2
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JP
Japan
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fiber
fibers
electrode
nonwoven fabric
forming substance
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JP58077526A
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Katsuji Hikasa
Kozo Ito
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、静電場紡糸による不織布状物の製造
法に関する。更に詳しくは、静電気力により繊維
を単糸開繊・分散性、平面拡散性の高いものとし
て捕集する均一性に優れた不織布状物の製造法に
関するものである。 従来、静電気力を利用した静電場紡糸法は公知
であり、それを用いた極細繊維、及び不織布状物
の製造法に関して、特許公報及び技術文献に開示
されている。 しかしながら、公知の方法によつて製造される
不織布状物は、繊維の開繊・分散性、及び平面拡
散性が悪く均一性に欠けるものであり、脱溶媒、
或いは冷却が不充分で繊維間が接合して板状、紙
様になつたものであり、細化が不充分であるため
のコニカルドロツプの混入を許したものであつた
りするなどの欠点を有している。これらの欠点の
多くは、静電場を形成する電極の片方が、静電気
力により生成した細化繊維の捕集器を兼ねている
ことに起因するものである。即ち生成した細化繊
維は、1対の電極間で形成された電気力線に沿つ
て移動し、電気力線に直角な方向への拡がりが制
限された形で捕集面となる電極に垂直に着地する
ため、堆積面に沿つた分散の悪いいわゆる繊維間
のオーバーラツプの少ない繊維が狭い幅で座屈し
た形で捕集される。更には、帯電した個々の細化
繊維相互の反撥力よりも電気力線の及ぼす力が強
く、帯電した個々の細化繊維相互の反撥力が有効
に生かされないため、単糸開繊・分散性の悪い不
織布状物となる。又、細化繊維を得るためには、
少なくとも1KV/cmの電界を形成さす必要があ
り、その結果、電極間の距離が制限されるため、
繊維形成物質が溶液の形で供給された場合、充分
な脱溶媒が行えなかつたり、或いは融液の形で供
給された場合には、充分な冷却が行えなかつたり
して繊維間の接合を生じ、板状、或いは紙様のシ
ート状物となる。更には、捕集器を兼ねる電極に
付着して、電極を汚し安定な操業運転を妨げたり
する。この脱溶媒、或いは冷却を充分に行うため
に電極間の距離を大きくすることは、更に高い電
圧を印加することにつながり、危険性の増大をも
たらす。又、細化が充分に行えなかつた繊維形成
物質のコニカルドロツプの混入を妨げないので、
コニカルドロツプの混入を許してしまう。以上の
欠点は、捕集器が電極間に設けられている場合に
ついてもいえることである。 又、繊維形成物質が導電性溶液、或いは導電性
融液の場合、細化繊維が電極となる捕集器面に接
地した時、電界が破壊され、火花放電を招いたり
する。特に引火性の高い溶媒等を含んでいる場
合、安定な不織布状物の製造ができないばかり
か、火災、爆発の危険性が生じ、用いる繊維形成
物質の制限が必要になる。 電極と捕集器が別で、かつ電極間に捕集器が設
けられていないケースとして、例えば特公昭46−
37769号公報を挙げることができる。しかし、特
公昭46−37769号公報に記載する方法において、
確かに電極に細化繊維が接触して起る放電の危険
性、電極の汚れ等に関しては効果があるものの、
細化不充分のコニカルドロツプの混入を許した
り、枠状体電極の内側を通して細化繊維を捕集す
るため枠状体電極の枠が小さい場合、細化繊維の
拡がりが充分でなく、幅の狭い、開繊・分散性に
劣る不織布状物となる。又、枠が大きい場合に
は、電極間の距離が拡がり、細化繊維を拡げるた
めには印加電圧を高くする必要が生じ、その結
果、危険性の増大とか、紡口を頂点とした枠状体
電極となつているため、電極間の配置を厳しく調
整しても細化繊維の偏つた移動が生じるなどの問
題が生じ均一性に欠ける不織布状物となる。従つ
て枠状体電極の大きさは限定され、細化繊維の拡
幅堆積も制限される。特に大きな問題は、枠状体
に細化繊維が接触するのを防ぐため、枠状体上部
に設けた空気噴射ノズルにより細化繊維に空気を
噴射させ、枠状体の内側を細化繊維が通過するよ
うになつているため、噴射空気流の干渉により細
化繊維の拡幅が制限され、どうしても細化繊維の
拡散性が低下する。更には、紡口ノズルに高電圧
を印加しており絶縁対策を充分に施こす必要があ
るとか、繊維形成物質が導電性を示す場合には、
その導入流路の絶縁対策が必要となるなどの問題
がある。 本発明者らは、かゝる欠点のない、かつ操業性
に優れる不織布状物の製造法について鋭意研究し
た結果、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は、一対又はそれ以上の電極間で
形成された静電場中に繊維形成物質を吐出し、静
電気力によつて繊維とする静電場紡糸による不織
布状物の製造において、繊維を繊維吸引性電極に
より集束させ且つこの電極に到達する直前に、こ
の繊維に交差する気体流を作用させて繊維吸引性
電極に接触させることなく気体流に乗せて搬送
し、しかる後、捕集することを特徴とする不織布
状物の製造法、である。 本発明においていう繊維形成物質とは、繊維形
成性高分子物質、あるいは繊維形成性高分子の前
駆体物質等の単独、あるいは、それらの2つ以上
の混合物の融液、溶液又はエマルジヨンを総称す
るものであり、繊維形成性高分子物質として、単
独及び共重合体のポリアミド類、同じくポリエス
テル類、ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポ
リオレフイン類、ポリウレタン類、イソプレン、
ブタジエン等のジエン重合体、それらとスチレ
ン、アクリロニトリルなどとの共重合体、天然ゴ
ム、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンオキサ
イド、ポリフエニレンオキサイドの如きポリエー
テル、ポリカーボネート、アクリル酸及びメタク
リル酸エステル共重合体、酢酸ビニル、ビニルア
ルコール、スチレン等のビニル重合体及びそれら
の共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ンの如き塩素化重合体、ポリテトラフルオロエチ
レンの如きフツ素化重合体、セルロース及び酢酸
セルロースなどのセルロース誘導体等が挙げられ
る。繊維形成性高分子の前駆体物質として、メラ
ミン・ホルムアルデヒド、尿素、ホルムアルデヒ
ド、メラミン・尿素・ホルムアルデヒド等のアミ
ノ樹脂の前駆体、フエノール・ホルムアルデヒド
樹脂の前駆体、ポリイミド前駆体等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。使用目的
により、不織布状物を形成する素材に対し、任意
に選択できるものである。 繊維形成物質には、種々の添加剤、例えば顔
料、導電性粒子、曳糸性調整剤、導電性調整剤、
難燃剤、劣化防止剤等各種の処理剤を加えて用い
ることができる。 本発明における静電場は一対又はそれ以上の電
極間で形成されており、いづれの電極に高電圧を
印加してもよいが、繊維吸引性電極に高電圧を印
加する方が絶縁の対策上、及び安全上好ましい。
この電極間で形成された静電場内に繊維形成物質
を吐出手段によつて吐出するわけであるが、繊維
形成物質の吐出部が繊維吸引性電極に対抗する電
極であることが好ましい。この繊維形成物質の吐
出部も第1図に示す繊維形成物質を吐出する接地
した紡口1であることが好ましいが特に限定はさ
れない。この紡口は、第2図a〜dに示す如き通
常の紡糸に用いられる紡口でよく丸形a、矩形
b、カツプ型c、突起ノズル紡口d等その形状に
制限されない。特に低粘度の繊維形成物質の場合
には、突起形状ノズルが好ましい結果を与える。
又、紡口ノズル径についても特に制限はなく、
0.1mmφ〜1.0mmφあるいは、それ以上の径でもよ
い。第1図に示す繊維吸引性電極3は、正又は負
の高電圧を印加して用いることができるが、その
形状は紡口配列、紡口ノズル配列により、又、得
る不織布状物の堆積パターンを調整するために任
意の形状のものが採用できる。例えば第4図a〜
gに示す如き、平板型a、矩形平板型b、棒状型
c、突起針状型d及びe、半円弧型f、円輪型g
等任意である。 静電場の強さは、電位差/電極間距離で表わさ
れ、1KV/cm以上が好ましい。好適な静電場の
強度は、吐出される繊維形成物質の溶融粘度、あ
るいは溶液粘度、表面張力、誘電率、曳糸性など
により異なつてくるが、1KV/cm以下の場合、
細繊維化が困難となり、太い繊維の混入とか、コ
ニカルドロツプが生じたりする。あまりに電界が
強すぎると、繊維吸引性電極に強く吸引され、細
化繊維と繊維吸引性電極の接触を防ぐために、気
体流の噴射速度を増やす必要が生じ、気体の使用
量を必要以上に増加させ、不経済となる。又、更
に高い電界をかけることは電極間、あるいは高電
圧印加電極と他の装置との間でアーク放電が生じ
るなどにより、好ましい結果とならず、通常1〜
7KV/cmが好ましい。 本発明の方法を第1図によつて説明する。第1
図は本発明の製造法の一例を示すものである。繊
維形成物質は、高電圧発生器4により正、又は負
の高電圧を印加された繊維吸引性電極3と接地さ
れた紡口1の間で形成された静電場中に、紡口1
のノズルを通して吐出される。繊維形成物質の吐
出量は、得ようとする繊維の繊度、(繊維形成物
質の粘度、誘電率等に起因する)、細化の難易性、
静電場の強さ等により調整されるが、通常0.1g/
分・hole〜10g/分・holeであるが特に限定はさ
れない。又、静電場の強さも、得ようとする繊維
の繊度、繊維形成物質の吐出量等により調整され
るが、その範囲は1KV/cm〜7KV/cmである。 吐出された繊維形成物質の吐出流5は、繊維吸
引性電極3に強く吸引細化され、この電極3上に
集束される。 本発明において繊維を繊維吸引性電極によつて
集束させることは、極めて重要な意味をもつ。電
極間で形成された繊維形成物質に直接影響を及ぼ
す静電場の電気力線は、それぞれの電極を出発
点、又は終点としてそれぞれの電極に集束されて
いる。即ち、繊維吸引性電極に近づく程、電気力
線の密度は増加している。従つて、繊維形成物質
の吐出流に対する静電場の作用は、それが繊維吸
引性電極に近づく程大きくなる。このことは、繊
維形成物質の吐出流を繊維吸引性電極に近づける
程、細化が促進され、細化繊維の繊維径が揃うな
どの静電場作用の効率化、細化の均一化につなが
る。更には、細化繊維の帯電量の増加も伴い繊維
相互の電気的圧撥力が増し、その結果不織布状物
の単糸開繊・分散性、平面拡散性などを向上させ
る。繊維形成物質の吐出流は、電極間で形成され
た電気力線に従つて、移動し、最終的には繊維吸
引性電極を出発点又は終点とした電気力線の集束
するところに集束されてしまうが、本発明でいう
集束の意味は、電気力線密度の高いところ、即
ち、繊維吸引性電極に接触しない範囲で繊維形成
物質の吐出流の全てを最も近づけ集めるというこ
とである。こうして集束させる効果として、前記
の効果も含め、電極の形状により任意の形に繊維
形成物質を集束させることができるので、その結
果、細化繊維を任意の形に集束でき、単糸開繊・
分散性はもちろんのこと、平面拡散性、更には堆
積パターンまで調整可能となる。このことは、通
常の乾式及び溶融押出材を用いて、簡単にかつ経
済的に広幅の不織布状物を製造することができる
ことであり、その効果は著しいものである。その
具体例を第5図、第6図に例示する。第5図は、
円周配列紡口1より繊維形成物質が吐出され、そ
の吐出流5は高電圧発生器4により高電圧が印加
されている針状形繊維吸引性電極3と紡口1との
間で提燈形に拡がり針状形電極3に集束される。
そして、針状形電極3に到達する直前で気体流噴
射ノズル2から噴射される空気流により捕集面7
へ搬送され、堆積し細化繊維ウエブ6となる。
個々の紡口から個別に搬送されるにもかかわら
ず、目付均一な不織布状物となつて巻きとられ
る。同様に第6図は矩形配列紡口1と枠状水平型
電極3を用いたケースを示す。図中2は気体噴射
用矩形スリツトノズル、4は高電圧発生器、5は
繊維形成物質の吐出流、5′は細化繊維を示す。 集束した細化繊維と繊維吸引性電極との接触を
避けるため、及び細化繊維を捕集面まで搬送する
ために気体流を当てるわけであるが、本発明にお
ける気体流の作用効果には著しいものがあり、従
来法においては、細化繊維が電極間で形成された
電気力線に沿つてそのまま堆積するため、単糸開
繊・分散性、平面拡散性が低いのに対し、気体流
によつて電極間で形成された主電気力線の圏外に
搬送されて堆積するため、その間に静電場の作用
によつて同一符号に帯電している個々の細化繊維
の相互反発の効果が生かされ、それが単糸開繊・
分散性、平面拡散性に大きく反映される。又、気
体流により、乾式型の紡糸では脱溶媒、溶融型の
紡糸では冷却固化が促進される。更には、繊維吸
引性電極と細化繊維が接触しないため、電極の汚
れが生じなく長期間安定な紡糸が行えること、高
導電性の繊維形成物質からの不織布状物を得るこ
とが可能となるなどの効果がある。気体流とし
て、圧縮空気、加熱空気、水蒸気、過熱水蒸気、
N2、加熱N2等任意の気体の使用が可能である。
特に乾式型の紡糸では、加熱気体流の使用とか、
低湿度の空気流の使用が脱溶媒に効果的である。
この気体流の最適噴射速度は、静電場の強さ、繊
維吸引性電極と捕集面までの距離、繊維形成物質
の粘度、誘電率等に起因する細繊維化の難易性、
細化繊維の堆積パターンの調整等によつて大きく
異なり、100m/分〜音速の範囲となる。 繊維形成物質の吐出流5に気体噴射ノズル2よ
り気体流が噴射され当てられるが気体流の噴射は
一般にノズルから行う。使用する繊維吸引性電極
の形状に応じて任意のノズル形状が採用でき、例
えば第3図a〜dに示す如き、丸型ノズルa、矩
形スリツトノズルb及びc、湾曲スリツトノズル
d等任意である。この気体流の当てられる位置
は、細化繊維5′と繊維吸引性電極3の最短距離
が1mm〜5cmの範囲となる様に選択されるべきで
ある。この理由は繊維形成物質の吐出流5と気体
流の交差する点が繊維吸引性電極3に近い程、細
化繊維の繊度が小さくなり、距離が拡くと太くな
ることより、繊維吸引性電極3との接触防止と細
繊維化両面を満足させることに起因する。 繊維は、繊維形成物質の粘度、誘電率、曳糸性
等の特性により、繊維形成物質の吐出流5と気体
流の交差する点(最も繊維形成物質の吐出流が繊
維吸引性電極に近づいた点)において、1μφ径以
下の極細繊維に分割したり、2〜5μφ径の分割短
繊維とフイラメント状繊維の混在したものとなつ
たり、5μφ〜100μφ径の連続フイラメントになつ
たりする。 このようにして生成した細化繊維5′は、気体
流に乗つて搬送され、駆動ロール8及び8′で駆
動されている捕集面7に捕集され堆積ウエブ6と
なるが、この間に乾式型の紡糸では脱溶媒、溶融
型の紡糸では冷却固化が促進される。同時に、同
一符号に帯電している個々の細化繊維5′は互に
反発しあい、拡散、拡幅して飛行するため、捕集
面7に堆積した細化繊維ウエブ6は、単糸開繊・
分散性、平面拡散性、均一性に優れたものとな
る。 このようにして捕集された細化繊維ウエブ6
は、そのまま、あるいは圧縮、必要に応じて加熱
圧縮して巻きとられ不織布状物となる。 本発明の製造法によつて製造される不織布状物
は、製造法の特徴と相まつて、単糸開繊・分散
性、平面拡散性、均一性に優れたものとなる。
又、用いる繊維形成物質の選択及び製造条件の調
整により、上述の特徴に加え、1μφ径以下の極細
繊維から成る不織布状物、5〜100φ径範囲で任
意に選択される連続フイラメントから成る不織布
状物、1〜5μφ径範囲で任意に選択される短繊維
及びフイラメント状物の混在した不織布状物、
別々の紡口から異なつた繊維形成物質を吐出し
て、繊度の異なる構成とした不織布状物、難燃性
素材からなる不織布状物、導電性不織布状物な
ど、目的、用途に応じ、非常に多種類の不織布状
物を提供する。特に本発明の製造法は、極細繊維
不織布状物の製造に適し、その単糸開繊・分散
性、平面拡散性、均一性に優れる特徴と相まつ
て、その不織布状物は高性能フイルター分野に生
かされる。又、過常の紡糸では困難であるホツト
メルト剤、高分子前駆体、高導電性繊維形成物質
等からなる不織布状物を製造することができ、そ
れら素材の持つ機構を発揮する不織布状物の提供
ができる。 本発明の製造方法により製造される不織布状物
は、静電気的に紡糸されたものであり、個々の繊
維が同一符号に帯電しており、この電気的反撥を
生かして単糸開繊・分散性、平面拡散性、均一性
に優れた不織布状とすることができる。目付は制
限されることなく、5g/m2以下の超薄物から200
g/m2以上の厚物までその使用目的によつて任意
に選択されてよい。又、製品の厚みや目付調整の
ためあるいは、異なる素材からなる本発明の不織
布状物を2層以上重ねて使用する等の方法も当然
とられてよい。 本発明の製造法により提供される不織布状物の
用途は多岐に及ぶものであり、特に制約されるも
のではない。極細繊維から成る不織布状物は、高
性能フイルター、衣料分野における断熱材等に有
用である。更に素材を選択することにより、それ
らに難燃性、耐熱性を付与したものなども挙げら
れる。接着性素材から成る不織布状は、衣料材料
の接着、製本等での紙や布の接着、フイルムの接
着、金属やプラスチツクの接着、医療用途での各
種の接着等、有用な接着材料として使用できる。
導電性素材からなる不織布状物は、静電性フイル
ター、静電気除去材料、特殊なものとして面状発
熱体として有用である。ゴム様弾性体素材からな
る不織布状物は、その伸縮性と相まつて各種のサ
ポーター、貼布剤基布として有用である。その
他、イオン交換能あるいは吸着能を有す素材から
成る不織布状物は吸着フイルターとして有用であ
る。 以下実施例により、本発明をより詳細に説明す
る。 実施例 1 繊維形成物質として、ポリ−m−フエニレンイ
ソフタルアミド(ηr=5.74)のジメチルアセトア
ミド溶液を用いた。この溶液のポリマー濃度は
1.2wt%であつた。又この溶液は10wt%の塩化リ
チウムを含んでいる。 第1図に示す装置を用いて不織布状物の製造を
行行つた。この時の装置各部の仕様及び製造条件
は次の通りであつた。 紡口1:カツプ型、外径12.5φmm、ノズル数10ホ
ール、(PCD7mmφ)、ノズル径0.3φmm 気体噴射ノズル2:1mm×100mm矩形 繊維吸引性電極3:2φmm×50mm長針状型 繊維吸引性電極3と捕集面7の距離:1000mm 電極間隔:200mm ポリマードープ温度:40℃ ポリマードープ吐出量:0.5〜1.5c.c./分・hole 印加電圧:20,40,60KV(−) 気体(空気)噴射速度:500m/分、1000m/分、
2000m/分 吐出したドープの吐出流5は電極間で提燈形に
広がるが最終的に針状電極3上に集束される。こ
の集束した吐出流に針状電極3上約10mmのところ
で空気噴射ノズル2より噴射される乾燥空気の噴
射を受け、金網製の捕集面7へ搬送し捕集され
た。
【表】
【表】 その結果を表(n=20)に示すが、直径7mm
φの円周配列紡口から吐出されたものが、約40cm
以上拡散して堆積したことになる。又、いづれの
試料も単糸開繊・分散性がよく、目付斑のない均
一な不織布状物であつた。室温の乾燥空気(露点
マイナス10℃)を用いたにもかかわらず個々の繊
維は繊維間接合を生じていなく極めて柔軟性に富
むものであつた。表−からもわかるように、電
界の強度が1KV/cmの場合、吐出量が増すと一
部コニカルドロツプの発生がみられた。しかし、
空気噴射速度が1000m/分以下では捕集面へ到達
せず、ウエブ中への混入はなかつた。本実施例で
は、電界の強度が、3KV/cm以下で充分に細い
極細繊維が得られた。 本実施例中、空気噴射速度1000m/分、吐出量
1.5g/分・hole、印加電圧40KVの条件で製造し
た目付70g/m2の不織布状物を用い、0.3φμ径粒
子の捕集効率を測定したところ99%以上という極
めて良好な結果を得た。 比較例 1 比較のために、針状電極の代りに幅50cm、長さ
1mの捕集面を持つロールにより駆動している金
網を繊維吸引性電極として、電極間隔200mm、空
気噴射を行わない以外は実施例1と同じ条件で不
織布状物の製造を行つたが、いづれのケースにお
いてもウエブ幅は20cmを越えなかつたと共に脱溶
媒不充分で繊維形態を殆んど失い、紙様のシート
となつた。又、このケースにおいては、捕集面へ
着地した繊維は、捕集面に対して拡がらず、捕集
面の進行方向に筋状に堆積し、極めて不均一なも
のとなつた。 実施例 2 繊維形成物質として、メラミン/尿素/ホルム
アルデヒド=0.65/0.35/3.0(モル比)の混合物
を、PH=7、反応温度80℃で2時間30分反応させ
た初期縮合物を固型分濃度60wt%に濃縮した溶
液を用い、第図に示す装置を用いて不織布状物
の製造を行つた。メラミン・尿素樹脂初期縮合物
原液を第2図dに示すようなホール数10、ノズル
径0.19φmm、突起長4mm、の突起形状紡口を用い
て、吐出量0.3g/分・holeで吐出し、2φmm×50mm
針状型電極にマイナス40KVを印加した電極間隔
250mmの静電場に供給し、この電極上1mmのとこ
ろに1mm×100mmの矩形ノズルから1500m/分の
速度で噴射される乾燥空気(露点、マイナス10
℃)と吹き当てて、この電極から1mの距離にあ
る幅1mの金網製ネツトコンベアー上に捕集した。
捕集した極細繊維ウエブは、幅約40cmで単糸開
繊・分散性に優れ、極めて均一なものであり、そ
の繊維径は0.9〜1.2μの範囲に収まつていた。こ
の繊維は、約12wt%の水分を含んでいるが、繊
維間の接合とか、繊維形態の消失を伴なうことは
なかつた。次いで、線圧0.2Kg/cmでプレスした
後、塩酸蒸気に曝し、最後に180℃×15分の硬化
処理を行つて、目付75g/m2の不織布状物を得
た。 この不織状物を用い、0.3φμ径粒子の捕集効率
を測定したところ99%以上という極めて良好な結
果を得た。又、この不織布状物は、空気中では不
燃であり、その性質と併せ、優れたフイルターと
して極めて有用である。 実施例 3 繊維形成物質として、平均粒子径0.2〜0.4μの
ポリテトラフルオロエチレンの60wt%デイスパ
ージヨン(ダイキン工業KK社製:ポリフロン
デイスパージヨンD−1)に、ポリエチレンオキ
サイド(分子量:15〜40万)の水溶液を加え、ポ
リフルオロエチレン48wt%、ポリエチレンオキ
サイド2wt%、水50wt%の組成としたポリフルオ
ロエチレンデイスパージヨンを用いた。 直線配列で4本の突起ノズル(紡口径0.13φmm、
ノズル間ピツチ4mm、突起長、3mm)より1c.c./
分・holeの割合でデイスパージヨンを吐出し、
2φmm×50mm長のT型水平電極にマイナス30KVを
印加した電極間隔150mmの静電場に供給し、この
電極上3mmのところに1mm×100mmの矩形ノズル
から1000m/分の速度で噴射される乾燥空気(露
点、マイナス10℃)を吹き当てて、この電極から
50cmの所に固定した幅40cmのアルミホイール上に
捕集した。捕集した繊維状物は、アルミホイール
の幅一杯に拡がつて、くもの巣状になつた。この
繊維を顕微鏡で観察すると、ポリテトラフルオロ
エチレン粒子が繊維軸方向に一列に揃つて並んで
いる極めて細い繊維であつた。 比較例 2 比較の為に実施例3において100mm×100mmの平
面を持つ、厚み5mmのステンレス製電極を紡口下
150mmのところに水平に設けて、空気流を用いず
直接電極上に捕集したところ、水分の蒸気が不充
分で粘稠な液状物が堆積するのみであつた。 実施例 4 繊維形成物質として、軟化点147℃の共重合ポ
リアミド〔組成(モル比):N6/N66/N612=
77/10/13〕を用いて、第5図に示す装置を用い
て不織布状物の製造を行つた。この装置の仕様は
次の通りであつた。 紡口1:紡口径60φmm、ノズル径0.5φmm、ノズル
数24、紡口数6、紡口間隔180mm 気体噴射ノズル2:ノズル径5φmm、本数8 繊維吸引性電極3:2φmm×50mm長、針状型ステ
ンレス製本数6 気体噴射ノズル2取付位置:電極3後方150mmで
量側各1本は空吹かし用。 電極間隔:250mm 繊維捕集面7:幅1.4mの金網製ネツトコンベア
ー 繊維捕集面7と繊維吸引性電極3距離:1000mm 共重合ポリアミドを紡糸温度180℃でノズル当
り1.0g/分の吐出量で繊維吸引性針状型電極3に
60KVの高電圧を印加して形成されている静電場
に供給した。この繊維吸引性針状型電極3は各紡
口1の下に設けられて6対になつている。吐出糸
条5は、提燈型に拡がつた後、針状電極3上に集
束し、そこで気体噴射ノズル2より室温の空気が
当てられ、金網製ネツト捕集面7へ捕集された。
この時、気体噴射ノズル2は、針状電極3より両
側各1個づつ余分に設けて、空吹かしを行つた
が、これは堆積繊維ウエブ6の幅を調整するため
のものであつた。 製造した不織布状物は、幅1.2m、繊維径4μで
単糸開繊・分散性が極めて良好な平面拡散性、均
一性に優れる目付斑のないものであつた。この不
織布状物の目付10g/m2のものを用い、エステ
ル/ウール混の織物とポリアミド(N6)製トリ
コツトの間に挿入し、170℃に加熱したアイロン
を用いて接着処理したところ、接着強度の高い、
柔軟性に優れる風合良好な複合材料を得た。 実施例 5 繊維形成物質として、軟化点145℃、ηSP/
C0.32の共重合ポリエステル〔組成(モル比):テ
レフタル酸/イソフタル酸/アジピン酸/1,4
−ブタンジオール=47/25/25/100〕を用いて、
第6図に示す装置により不織布状物の製造を行つ
た。この装置の化様は次の通りであつた。 紡口1:紡口50mm×320mm、ノズル径0.3φmm、ノ
ズル数60、ノズル配列は2列 気体噴射ノズル2:1mm×350mmスリツト 繊維吸引性電極3:2φmm×320mm水平棒形 気体噴射ノズル2取付位置:電極3後方100mm 電極間隔:200mm 共重合ポリエステルを紡糸温度170℃で矩形紡
口1のノズルより、ノズル当り1.5g/分の割合
で繊維吸引性電極3に50KVの高電圧を印加して
形成されている静電場に供給した。吐出糸条5
は、前後に拡がつた後、水平棒形電極3上に集束
し、そこで気体噴射ノズル2より室温の空気が当
てられ金網製ネツトコンベアー上に堆積し、捕集
された。このようにして製造した不織布状物は、
幅50cm、繊維径が2μの単糸開繊・分散性が極め
て良好な平面拡散性、均一性に優れる目付斑のな
いものであつた。この不織布状物の目付10g/m2
のものを用い、ポリエステル製平織(目付70g/
m2)とポリウレタン製の多孔質の防水通気性シー
ト(厚み20μ)の間に挿入し、150℃に加熱した
アイロンを用いて接着処理したところ、接着強度
の高い屈曲に対しても表面の浮きあがりのない風
合良好な複合材料を得た。 比較例 3 実施例5において、水平棒形電極の代りに、幅
50cm、長さ1mの捕集面を持つロールにより駆動
している金網を繊維吸引性電極とし、空気噴射を
行わない以外は、実施例5と同じ条件で不織布状
物の製造を行つたが、各吐出糸条は幅方向に拡散
せず、繊維間のオーバーラツプがない進行方向に
筋状の堆積を示した。又、繊維の冷却が不充分
で、繊維が座屈したまま接合しあつており柔軟性
に乏しい脆いものであつた。更に、金網に付着し
捕集が困難であり、一部金網上に付着物が残つ
た。 実施例 6 繊維形成物質として、下記の組成のものを用い
た。 ポリ−m−フエニレンイソフタルアミド:
8.8wt% カーボンブラツク(粒径:20〜40mμ): 13.2〃 塩化リチウム 3.5〃 ジメチルアセトアミド:74.5wt% 上記組成の繊維実施例物質を用い、ノズル径が
0.3φmm、紡糸温度が80℃、空気噴射速度が
15000m/分である以外は実施例2と同じ条件で
不織布状物の製造を行つた。製造した不織布状物
は、幅32cmで単糸開繊・分散性に優れ、極めて均
一なものであり、その繊維径は約2μであつた。
この不織布状物の30g/m2目付のものを用いて抵
抗を測定したところ、0.5〜1.0KΩ/cmであり、
極めて高い導電性を示した。 比較例 4 実施例6において、繊維吸引性電極として、幅
50cm、長さ1mの金網製電極を用い、この電極上
に直接繊維を捕集しようとしたが火花放電を生じ
不可能であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る不織布状物の製造法の態
様を示す例図であり、第2図、本発明に係る紡
口、第3図は気体流噴射ノズル、第4図は繊維吸
引性電極の例を示す。また、第5図、第6図は本
発明に係る不織布状物の製造法の態様を示す図で
ある。 1……紡口、2……気体流噴射ノズル、3……
繊維吸引性電極、4……高電圧発生器、5……繊
維形成物質の吐出流、5′……細化繊維、6……
細化繊維ウエブ、7……捕集面、8,8′……駆
動ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対又はそれ以上の電極間で形成された静電
    場中に繊維形成物質を吐出し、静電気力によつて
    繊維とする静電場紡糸による不織布状物の製造に
    おいて、繊維を繊維吸引性電極により集束させ且
    つこの電極に到達する直前に、この繊維に交差す
    る気体流を作用させて繊維吸引性電極に接触させ
    ることなく気体流に乗せて搬送し、しかる後、捕
    集することを特徴とする不織布状物の製造法。
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