JPH04244331A - 自動車車体の組立方法 - Google Patents

自動車車体の組立方法

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JPH04244331A
JPH04244331A JP3031939A JP3193991A JPH04244331A JP H04244331 A JPH04244331 A JP H04244331A JP 3031939 A JP3031939 A JP 3031939A JP 3193991 A JP3193991 A JP 3193991A JP H04244331 A JPH04244331 A JP H04244331A
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welding
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roof
panel
positioning
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Shuji Nishimoto
西本 周司
Masahiro Osumi
大隅 正宏
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体の組立方法
に関し、特にボディの結合精度を向上させかつ溶接工程
を短縮できるようにした組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体の組立ラインでボディを組立
てる際に、最近では通常、サブアセンブリラインにおい
て、メインのフロアパネル、フロントボディ、リヤフロ
アを含むリヤボディ、ボディサイドパネル(サイドイン
ナパネルとサイドアウタパネルを含む)、ルーフパネル
(ルーフインナ部材とルーフアウタパネルを含む)、蓋
物部材(サイドドア、ボンネット、トランクリッド等)
などを夫々サブアセンブリして、これらをボディ組立て
ラインに供給する。次にボディ組立てラインのアンダー
ボディ組立てステージにおいて複数の位置決め部材やク
ランプを備えた台車上に、フロアパネルとフロントボデ
ィとリヤボディを位置決め固定し、仮打ち溶接と増打ち
溶接を施してアンダーボディを組立てる。
【0003】次に台車とアンダーボディをアッパーボデ
ィ組立てステージへ移送し、そこでアンダーボディにボ
ディサイドパネルとルーフパネルなどを組付け、ステー
ション毎に設けた専用の位置決め治具を用いてそれらの
アウタパネルの基準面を基準として位置決め固定し、そ
こに仮打ち溶接と増打ち溶接とを施してアッパーボディ
を組立てる。尚、このステージにてフロントフェンダー
とリヤフェンダーも組付けられ結合される。
【0004】一方、特開昭64−1667号公報には、
部分的に組立てられたボディを保持する為の保持装置が
開示されている。この保持装置は、工場床面に立設され
た4本の柱部材のうち片側2本の柱部材に主要フレーム
を上下揺動自在に枢着して4本の柱部材で水平に支持可
能にし、この主要フレームにボディカウル部近くとボデ
ィ中央部とボディ後部とに夫々対応する3対の立向きの
内部フレームを車幅方向に揺動開閉自在に設け、これら
内部フレームに夫々複数のクランプや工具等を装着した
ものである。
【0005】そして、部分的に組立てられたボディシェ
ル(アンダーボディと左右のサイドインナパネルとを少
なくとも仮組立てした状態のものと見受けられる)のル
ーフ組付け前のルーフ開口に対して、上方より保持装置
の主要フレームを下方揺動させて幅狭に閉じた3対の内
部フレームをボディシェル内に挿入してから、3対の内
部フレームを揺動にて開いてボディシェルの左右の内側
に接近させ、その複数のクランプや工具等を介して残り
のボディ組立て作業を行うようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記最近のボディ組立
方法においては、専用の位置決め治具を用いてボディサ
イドパネル等のアウタパネルの基準面を基準としてパネ
ル部材の位置決めを行うようにしているが、アウタパネ
ルは曲面状の複雑な形状をしており且つスプリングバッ
クの影響により形状の誤差も大きく且つ剛性も低いので
、パネル部材の位置決め精度が低くなりボディの結合精
度が低くなりやすいこと、サブアセンブリされたボディ
サイドパネル等のサイドインナパネルやルーフインナ部
材の結合部の溶接のためこれらインナ部材に多数の溶接
穴を形成する必要があること、またインナ部材の溶接の
作業能率が低下すること、組立中のボディの外部に溶接
ロボットなどを配置して外部からだけ溶接作業を施すの
で溶接結合作業のステーション数が多くラインが長くな
ること、などの問題がある。
【0007】前記公報に記載の保持装置を用いる組立方
法では、少なくともアンダーボディとサイドインナパネ
ルとを仮組立て状態にしてから保持装置を適用すること
になるので、ボディを仮組立てした状態に保持する為に
、パネル部材にブラケットやステーやボルトなどを設け
る必要があるのでパネル部材の構造が複雑化すること、
などの問題がある。但し、ルーフ開口の代わりにフロア
パネル組付け前のフロア開口から内部フレームをボディ
内に挿入することも提案されているがその詳細は不明で
ある。
【0008】本発明の目的は、少なくともボディサイド
パネルとルーフパネルとを組立てる際に、ボディの結合
精度を向上でき、パネル部材の構造を簡単化でき、結合
作業の能率を向上できるような自動車車体の組立方法を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動車車
体の組立方法は、車体組立工程において少なくとも左右
のボディサイドパネルとルーフパネルとを組立てる際に
、予めサブアセンブリした少なくとも左右のボディサイ
ドパネルのサイドインナパネルとサイドアウタパネル及
びルーフパネルのルーフインナ部材とルーフアウタパネ
ルを夫々別個にドッキングステーションに供給して組立
てるようにした自動車車体の組立方法において、第1工
程において左右のサイドインナパネルとルーフインナ部
材をドッキングステーションに供給してこれらを位置決
め固定するとともに仮打ち溶接と増打ち溶接を行って結
合し、第2工程において左右のサイドアウタパネルとル
ーフアウタパネルをドッキングステーションに供給し、
左右のサイドアウタパネルをサイドインナパネルに位置
決めし且つルーフアウタパネルをルーフインナ部材に対
して位置決めするとともにこれらのパネルの仮打ち溶接
と増打ち溶接を行って結合するものである。
【0010】請求項2に係る自動車の車体組立方法は、
請求項1に記載の自動車車体の組立方法において、前記
第2工程においてボディ本体の内部空間に設けた溶接手
段とボディ本体の外部とに設けた溶接手段により左右の
サイドアウタパネルとルーフアウタパネルとを増打ち溶
接するものである。
【0011】請求項3に係る自動車の車体組立方法は、
請求項1に記載の自動車車体の組立方法において、前記
第2工程においてボディ本体の内部空間に設けた溶接手
段により仮打ち溶接を行い、その後増打ちステーション
においてボディ本体の外部に設けた溶接ロボットにより
増打ち溶接を行うものである。
【0012】
【作用】請求項1に係る自動車車体の組立方法において
は、予めサブアセンブリした少なくとも左右のボディサ
イドパネルのサイドインナパネルとサイドアウタパネル
及びルーフパネルのルーフインナ部材とルーフアウタパ
ネルを夫々別個にドッキングステーションに供給してボ
ディを組立てるときに、第1工程において左右のサイド
インナパネルとルーフインナ部材を供給して位置決め固
定するとともに仮打ち溶接と増打ち溶接を行って結合す
るので、比較的形状も単純で剛性も高くかつスプリング
バックによる形状誤差も少ない部材であるこれらサイド
インナパネルやルーフインナ部材を基準として、精度良
く位置決めし且つアウタパネルのない状態で能率的に溶
接結合作業を施すことが出来、またこれらサイドインナ
パネルやルーフインナ部材に溶接穴を設ける必要もない
。また、サイドインナパネルやルーフインナ部材に仮組
立ての為のブラケットやステーなどを設ける必要もない
ので、これらパネルや部材の構造が簡単化する。
【0013】次に第2工程において左右のサイドアウタ
パネル及びルーフアウタパネルを供給し、左右のサイド
アウタパネルをサイドインナパネルに対して位置決めし
且つルーフアウタパネルをルーフインナ部材に対して位
置決めするとともにこれらアウタパネルの仮打ち溶接と
増打ち溶接を行って結合するので、精度良く位置決めし
て結合されたサイドインナパネルやルーフインナ部材に
対してこれらアウタパネルを精度良く位置決めして結合
することが出来る。従って、高い結合精度でボディを組
立てることが出来る。
【0014】請求項2に係る自動車の車体組立方法にお
いては、請求項1の方法において、前記第2工程におい
てボディ本体の内部空間に設けた溶接手段とボディ本体
の外部に設けた溶接手段により左右のサイドアウタパネ
ルとルーフアウタパネルとを増打ち溶接するので、溶接
作業の能率を高めて増打ち溶接の為のステーション数を
減らしてラインを短縮出来る。
【0015】請求項3に係る自動車の車体組立方法にお
いては、請求項1の方法において、前記第2工程におい
てボディ本体の内部空間に設けた溶接手段により仮打ち
溶接を行い、その後増打ちステーションにおいてボディ
本体の外部に設けた溶接ロボットにより増打ち溶接を行
うので、仮打ち溶接の作業能率を高めまた種々の車種の
ボディ組立に対する汎用性を高めることが出来、且つ外
部に設けた溶接ロボットにより増打ち溶接を行うので種
々の車種のボディを組立てるときの汎用性が高くなる。
【0016】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように、次のよ
うな効果が得られる。請求項1に係る自動車車体の組立
方法にれば、先ず第1工程において左右のサイドインナ
パネルとルーフインナ部材を供給して位置決め固定する
とともに仮打ち溶接と増打ち溶接を行って結合するので
、比較的形状も単純で剛性も高くかつスプリングバック
による形状誤差も少ない部材であるこれらサイドインナ
パネルやルーフインナ部材を基準として精度良く位置決
めすることが出来、アウタパネルのない状態で能率的に
溶接結合作業を施すことが出来且つこれらサイドインナ
パネルやルーフインナ部材に溶接穴を設ける必要もない
。また、サイドインナパネルやルーフインナ部材に仮組
立ての為のブラケットやステーなどを設ける必要もない
ので、これらパネルや部材の構造が簡単化する。
【0017】そして、左右のサイドアウタパネル及びル
ーフアウタパネルを、精度良く位置決めして結合された
サイドインナパネルやルーフインナ部材に対して精度良
く位置決めして結合することが出来る。従って、高い結
合精度でボディを組立てることが出来る。
【0018】請求項2に係る自動車の車体組立方法によ
れば、請求項1の効果に加えて、第2工程の溶接作業の
能率を高めて増打ち溶接の為のステーション数を減らし
ラインを短縮出来る。
【0019】請求項3に係る自動車の車体組立方法によ
れば、請求項1の効果に加えて、第2工程の仮打ち溶接
の作業能率を高めることが出来、且つ外部に設けた溶接
ロボットにより増打ち溶接を行うため種々の車種のボデ
ィを組立てるときの汎用性が高くなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。図1に示すように、車体組立ラインBLには
9つのステーションS1〜S9が設けられ、こられ9つ
のステーションS1〜S9に亙って組付治具ユニットJ
Uを図示外の搬送装置で順々に移送し、この組付治具ユ
ニットJUに対して車体部材をそのインナパネルを基準
にして順々に位置決め固定してボディ本体1を組立て、
その後車両組立ラインCLで艤装品が艤装されたメイン
フロア20をボディ本体1に組付けるようになっている
。尚、組付治具ユニットJUは車種に対応して複数種準
備して治具ストックステーションSTに待機させておく
ものとし、また搬送装置は、一般的な構成のリニヤ方式
或いはリフト&キャリー方式の搬送装置である。また、
以下の説明において前後左右の方向はボディ本体1の前
後左右を基準として定義する。
【0021】先ず、組付治具ユニットJUについて図2
〜図5を参照しながら説明する。この組付治具ユニット
JUは、パレットPと、フロントボディ2を位置決めし
て固定する為のFB保持機構と、リヤフロア組立部材5
を位置決めして固定する為のRF保持機構と、左右のサ
イドインナパネル3を位置決めして固定するための左右
1対のSP保持機構と、カウル・ダッシュ結合部材6を
位置決めして固定する為のCD保持機構と、ルーフパネ
ルのフロントヘッダー7aとリヤヘッダー7bを夫々位
置決めして固定する為の前後1対のRH保持機構と、リ
ヤパッケージトレイ組立部材8を位置決めして固定する
為のPT保持機構と、サイドアウタパネル4のうちのフ
ロントピラ下端近傍部に仮打ち溶接と増打ち溶接を施す
左右1対の溶接装置101と、フロントウインド開口部
の外周部のサイドアウタパネル4の部分に内側から仮打
ち溶接と増打ち溶接を施す溶接ロボット102と、リヤ
ウインド開口部の外周部のサイドアウタパネル4の部分
に内側から仮打ち溶接と増打ち溶接を施す溶接ロボット
102などを備えている。
【0022】前記FB保持機構について説明すると、パ
レットPの前部には左右1対の支持ブラケット30が前
後に所定間隔空けて夫々設けられ、各支持ブラケット3
0には位置決めピン31とクランプ装置C1が設けられ
、フロントボディ2の左右のフロントフレームの前端部
と第2クロスメンバの左右両端部とは4つの位置決めピ
ン31によりパレットP上に位置決めされ、かつ4つの
クランプ装置C1によりパレットP上に固定される。
【0023】前記RF保持機構について説明すると、パ
レットPの後部には左右1対の支持ブラケット32が前
後に所定間隔空けて夫々設けられ、各支持ブラケット3
2には位置決めピン33とクランプ装置C2が設けられ
、リヤフロア組立部材5の左右のリヤフレームの前端部
と後端部は4つの位置決めピン33によりパレットP上
に位置決めされ、かつ4つのクランプ装置C2によりパ
レットP上に固定される。
【0024】前記SP保持機構は、左右のサイドインナ
パネル3を夫々位置決めして固定する為のもので、パレ
ットPの略中央部の左部及び右部に夫々設けられるが、
左右のSP保持機構は左右対称の構成なので左側のもの
について説明する。パレットPの長手方向の略中央部の
左部には固定台34が設けられ、固定台34上には支持
プレート35が左右方向に移動自在に支持され、支持プ
レート35には略横向きF字状の支持フレーム36が設
けられ、支持フレーム36の前後1対の鉛直柱36aの
上端部にはサイドインナパネル3の上端のルーフレール
インナ9を固定する為のクランプ装置C3が夫々設けら
れ、支持プレート35にはセンタピラインナ10の略中
段部を位置決めする為の位置決め装置P1と固定する為
のクランプ装置C4とが設けられ、支持フレーム36の
水平部材36bの後端部にはサイドインナパネル3のリ
ヤピラインナ11の下端近傍部を位置決めする為の位置
決め装置P2と固定する為のクランプ装置C5が設けら
れている。更に、固定台34の前方のパレットP上には
支持台37が設けられ、支持台37上には可動プレート
38が前後方向に移動自在に支持され、可動プレート3
8上には支持プレート39が左右方向に移動自在に支持
され、支持プレート39には鉛直柱40が立設され、鉛
直柱40上部には略コ字状の支持枠41が設けられ、支
持枠41の上部にはサイドインナパネル3のフロントピ
ラインナ12の下端近傍部を位置決めする為の位置決め
装置P3と固定する為のクランプ装置C6が設けられ、
支持枠41の下部にはサイドインナパネル3の前端下部
を固定する為のクランプ装置C7が設けられ、左側のサ
イドインナパネル3は位置決め装置P1〜P3を介して
位置決めされ、またクランプ装置C3〜C7を介して固
定される。
【0025】前記CD保持機構は、カウル・ダッシュ結
合部材6を位置決めして固定する為のもので、左右の支
持枠41の上部には位置決めピン42とクランプ装置C
8とがシリンダ57(図5参照)を介して上下移動可能
に支持され、カウルパネル13とダッシュパネルアッパ
14はその後部の両端近傍部が位置決めピン42で位置
決めされるとともにクランプ装置C8で固定される。
【0026】前記RH保持機構について説明すると、パ
レットPの左右の固定台34間には前後1対の鉛直柱4
3が立設され、両鉛直柱43の上端部間には支持フレー
ム44が設けられ、支持フレーム44の前側1対のアー
ム部44aの端部にはフロントヘッダー7aの両端近傍
部を下側から位置決めする為の位置決め装置P4aと固
定する為のクランプ装置C9aとが設けられ、また支持
フレーム44の後端の二又状のアーム部44bの後端部
にはリヤヘッダー7bの両端近傍部を下側から夫々位置
決めする為の位置決め装置P4bと固定する為のクラン
プ装置C9bとが設けられ、フロントヘッダー7aは1
対の位置決め装置P4aとクランプ装置C9aを介して
パレットPに対して位置決めされて固定され、またリヤ
ヘッダー7bは1対の位置決め装置P4bとクランプ装
置C9bを介してパレットPに対して位置決めされて固
定される。尚、支持フレーム44の中央部に設けられた
1対のアーム部44cの両端部にはルーフアウタパネル
7Bにサブアセンブリされたルーフボウ7cの両端近傍
部を位置決めする為の位置決め装置P5と固定する為の
クランプ装置C10が設けられている。
【0027】前記クランプ装置C1〜C10は、図6に
示すように、略クランク状のクランプレバー45とクラ
ンプレバー45を回動駆動するエアシリンダ46を備え
た一般的な構成のトグルクランプ装置であり、また前記
位置決め装置P1〜P5は、位置決めピン47と位置決
めピン47を進退駆動するエアシリンダ48を備えた一
般的な構成のものである。尚、SP保持機構では、図6
に示すように、クランプ装置C6・C7のクランプレバ
ー45をサイドインナパネル3に形成された開口部3a
から挿入してサイドインナパネル3をクランプする。
【0028】前記PT保持機構について説明すると、左
右の固定台34の後部上面には支持プレート50が設け
られ、支持プレート50上には支持部材51が前後移動
可能に支持され、支持部材51の後側には後方へ延びる
左右1対の支持ブラケット52を有する可動プレート5
3が上下移動可能に支持され、可動プレート53は左右
1対のシリンダ54により昇降駆動される。左右の支持
ブラケット52には4つの位置決めピン55と1対のク
ランプ装置C11とが設けられ、各クランプ装置C11
は前後1対のクランプレバー56aとそれを回動駆動す
るエアシリンダ56bを備えたトグルクランプ装置で構
成され、リヤパッケージトレイ組立部材8は4本の位置
決めピン55を介して位置決めされるととともに、左右
のクランプ装置C11により固定される。
【0029】前記クランプ装置C3〜C5と位置決め装
置P1・P2は支持フレーム36を介して、またクラン
プ装置C6〜C8と位置決め装置P3と位置決めピン4
2は鉛直柱40と可動プレート38と支持プレート39
を介して、またクランプ装置C11と位置決めピン55
は支持部材51と可動プレート53を介して、図3に示
すように、組付治具ユニットJUに対して車体部材を組
付けるときには夫々図示外の駆動機構により実線で図示
の組付位置へ移動駆動され、必要な車体部材の組付けを
施してボディ本体1を組立た後は、メインフロアパネル
組付け前のフロア開口部1a(図5参照)から組付治具
ユニットJUを下方へ抜き出せるように、夫々仮想線で
図示の退避位置へ移動駆動される。
【0030】前記左右1対の溶接装置101は、対応す
る支持枠41の後部上端に固定的に又は位置調節可能に
設けられ、その溶接ヘッド101aによってサイドアウ
タパネル4のうちのフロントピラ下端近傍部に対して仮
打ち溶接と増打ち溶接とを施すように構成されている。 また、前記溶接ロボット102は前側の鉛直柱43の前
側近くにおいてパレットP上に立設固定された多関節ロ
ボットである。また、前記溶接ロボット103は支持フ
レーム44の後部の二股の間に倒立上に配設固定された
多関節ロボットである。
【0031】次に、前記車体組立ラインBLへ供給する
車体部材について図1を参照しながら説明する。フロン
トボディ2は、左右のフロントフレームと左右のホイー
ルエプロンとダッシュパネルロアとダッシュロアメンバ
(第2クロスメンバ)などから構成され、第1サブライ
ンSL1においてサブアセンブリされる。尚、ボディの
前端のシュラウドパネルは同様にサブアセンブリされる
が、エンジンの装着後にボディ本体1に組付けられる。 前記リヤフロア組立部材5は、リヤフロアパネルと左右
のリヤフレームと第4クロスメンバとリヤクロスメンバ
とトランクフロアとリヤエンドパネルなどから構成され
、第1サブラインSL1においてサブアセンブリされる
【0032】左右のサイドインナパネル3は、インナパ
ネル本体とルーフレールインナとインパクトブラケット
とホイールハウスとサスペンション補強材などから構成
され、第2サブラインSL2においてサブアセンブリさ
れる。前記ルーフパネルのルーフインナ部材としてのフ
ロントヘッダー7aとリヤヘッダー7bは、夫々ヘッダ
ーインナパネルとヘッダーアウタパネルなどから構成さ
れ、第3サブラインSL3でサブアセンブリされる。左
右のサイドアウタパネル4は、アウタパネル本体とフロ
ントヒンジ補強材とリヤヒンジ補強材とセンタピラ補強
材とリヤストライカー補強材とコーナープレートなどか
ら構成され、第4サブラインSL4でサブアセンブリさ
れる。ルーフアウタパネル7Bは、アウタパネル本体と
ルーフボウ7cなどから構成され、またリヤパッケージ
トレイ組立部材8は、パッケージトレイとブラケットな
どから構成され、またカウル・ダッシュ結合部材6は、
カウルパネルとダッシュパネルアッパーなどから構成さ
れ、これらは夫々第5サブラインSL5でサブアセンブ
リされる。
【0033】蓋物部材に関して、ボンネットとトランク
リッドは夫々図示外のサブラインでサブアセンブリされ
、また4つのサイドドア15は、夫々ドアインナパネル
とドアアウタパネルとサッシとウィンドガラスとウィン
ドレギュレータなどを備え、第6サブラインSL6でサ
ブアセンブリされる。
【0034】次に、前記自動車のボディ本体1の組立方
法について図1・図7〜図12を参照しながら説明する
。尚、ボディ本体1は、車体組立ラインBLのステーシ
ョンS1〜S9に亙って順々に移送される組付治具ユニ
ットJUに順々に車体部材を組付けて組立てるので、各
ステーションS1〜S9における組立作業内容を上流側
から順々に説明する。尚、図中のステーションS1〜S
9・CS・RSにある組付治具ユニットJUは図示省略
した。尚、ステーションS1〜S7がドッキングステー
ションに相当する。
【0035】<第1ステーション>第1ステーションS
1では、図7に示すように、治具ストックステーション
STから移送して位置決めした組付治具ユニットJUに
対して、第1サブラインSL1からフロントボディ2と
リヤフロア組立部材5とを供給後位置決めして固定する
。このとき、図2に示すようにフロントボディ2を組付
治具ユニットJUの4つの位置決めピン31と4つのク
ランプ装置C1を介して、またリヤフロア組立部材5を
4つの位置決めピン33と4つのクランプ装置C2を介
して夫々組付治具ユニットJUに精度良く位置決めして
固定する。
【0036】<第2ステーション>第2ステーションS
2では、図7に示すように、第1ステーションS1から
移送して位置決めした組付治具ユニットJUに対して、
第2サブラインSL2から左右のサイドインナパネル3
を供給後位置決めして固定する。このとき、左右のサイ
ドインナパネル3を、図2に示すように位置決め装置P
1〜P3とクランプ装置C3〜C7を介して夫々組付治
具ユニットJUに精度良く位置決めして固定する。
【0037】ここで、前記サイドインナパネル3を第2
ステーションS2へ移送するための移送装置60につい
て簡単に説明すると、図10に示すように第2サブライ
ンSL2の下流端の上部と第2ステーションS2の上部
とに亙るガイドレール(図示略)が設けられ、ガイドレ
ールには下方へ延びる左右1対の鉛直フレーム61が移
動自在に支持され、両鉛直フレーム61には昇降アーム
62が片持ち状に上下方向に移動自在に支持され、昇降
アーム62は鉛直フレーム61の上端近傍部に設けられ
た図示外の昇降駆動機構により昇降駆動される。各昇降
アーム62の側面にはガイドレール63が付設され、ガ
イドレール63にはシリンダ65により左右方向に移動
駆動されるベースプレート64が支持され、ベースプレ
ート64には上下方向向きのシリンダ66が立設され、
シリンダ66のピストンロッド66aの下端部には可動
プレート67が設けられ、可動プレート67にはサイド
インナパネル3のドア開口部から挿入可能な支持アーム
68と揺動防止アーム69が回動自在に設けられ、サイ
ドインナパネル3は支持アーム68を介して支持されま
た揺動防止アーム69を介して揺動しないように保持さ
れた状態で搬送される。
【0038】<第3ステーション>第3ステーションS
3では、図7に示すように位置決めされた組付治具ユニ
ットJUに対して、第3サブラインSL3からフロント
ヘッダー7aとリヤヘッダー7bとを供給後位置決めし
て固定する。このとき、これらヘッダー7a・7bを、
図4に示すように夫々位置決め装置P4a・P4bとク
ランプ装置C9a・C9bを介して精度良く位置決めす
る。その後、第3ステーションS3に設けられた2台の
溶接ロボット70によりヘッダー7a・7bの両端部を
左右のサイドインナパネル3に仮打ち溶接するとともに
、サイドインナパネル3をフロントボディ2とリヤフロ
ア組立部材5に仮打ち溶接する。
【0039】<第4ステーション>第4ステーションS
4では、図7に示すように、2台の溶接用ロボット71
で増打ち溶接を施して、左右のサイドインナパネル3を
フロントボディ2及びリヤフロア組立部材5に結合する
とともに、ヘッダー7a・7bを左右のサイドインナパ
ネル3に結合する。
【0040】<第5ステーション>第5ステーションS
5では、図8に示すように第4サブラインSL4から左
右のサイドアウタパネル4を供給し、組付治具ユニット
JUに固定された左右のサイドインナパネル3に対して
夫々位置決めして固定する。
【0041】<第6ステーション>第6ステーションS
6では、図8に示すように第5サブラインSL5からル
ーフアウタパネル7Bとカウル・ダッシュ結合部材6と
リヤパッケージトレイ組立部材8とを、組付治具ユニッ
トJUに対して供給後位置決めして固定する。このとき
、図3に示すようにルーフアウタパネル7Bを位置決め
装置P5とクランプ装置C10とを介して精度良く位置
決めして固定し、またカウル・ダッシュ結合部材6を位
置決めピン42とクランプ装置C8とを介して精度良く
位置決めして固定し、またリヤパッケージトレイ組立部
材8を位置決めピン55とクランプ装置C11とを介し
て精度良く位置決めして固定する。その後、外部の2台
の溶接ロボット73と組付治具ユニットJUに設けた2
台の溶接装置101及び2台の溶接ロボット102・1
03により、サイドアウタパネル4をサイドインナパネ
ル3に仮打ち溶接し、カウル・ダッシュ結合部材6をサ
イドインナパネル3とフロントボディ2に仮打ち溶接す
るとともに、ルーフアウタパネル7Bを前後のヘッダー
7a・7bとサイドアウタパネル4に仮打ち溶接し、更
にリヤパッケージトレイ組立部材8をサイドインナパネ
ル3とリヤフロア組立部材5に仮打ち溶接する。
【0042】<第7ステーション>第7ステーションS
7では、図8に示すように第6ステーションS6で仮打
ち溶接した車体部材に対して外部の2台の溶接ロボット
74と組付治具ユニットJUの前後2台の溶接ロボット
102・103により増打ち溶接を施す。
【0043】<第8ステーション>第8ステーションS
8では、図8・図11に示すように、左右1対のドア供
給ロボット75により、第6サブラインSL6から前後
のサイドドア15を順々に供給し、サイドドア15の上
下1対のヒンジ部材76を締結装置78のナットランナ
79でサイドアウタパネル4に締結する。前記ドア供給
ロボット75は既存周知の構成の多関節ロボットで、そ
のハンド75aには1対のトグルクランプ装置80を備
えた枠体81が設けられ、ウィンド開口部からクランプ
装置80のクランプレバー80aを挿入し、クランプレ
バー80aでドアサッシを保持するように構成してある
【0044】<第9ステーション>第9ステーションS
9では、図9・図12に示すようにステーションS1〜
S8で組立られたボディ本体1を昇降装置82で持ち上
げて組付治具ユニットJUをボディ本体1から相対的に
下方ヘ抜き取るとともに、組付治具ユニットJUを治具
ストックステーションSTへ移送し、ボディ本体1を車
両組立ラインCLの移載ステーションCSに移送する。
【0045】前記昇降装置82について説明すると、図
12・図13に示すように、第9ステーションS9と移
載ステーションCSの右部には鉛直柱83が前後に所定
距離隔てて立設され、両鉛直柱83には昇降アーム84
が上下移動可能に支持され、両昇降アーム84の先端部
には支持フレーム85が設けられ、前後の支持フレーム
85間にはガイドレール86が架設され、ガイドレール
86は支持フレーム85と昇降アーム84ともに昇降駆
動機構87により昇降駆動される。ガイドレール86に
はベースプレート88が前後方向に移動自在に吊持され
、ベースプレート88の四隅にはボディ本体1を下方か
ら支持可能な4つの支持アーム89が揺動自在に支持さ
れ、各支持アーム89は支持フレーム85のアーム部8
5aに付設されたシリンダ90を介して図12に1点鎖
線で図示の使用位置と2点鎖線で図示の退避位置とに開
閉駆動され、実線で図示のようにボディ本体1を持ち上
げた状態で第9ステーションS9から移載ステーション
CSへボディ本体1を移送し、このボディ本体1を下降
させるときに、図13に示すようにこのボディ本体1に
対して予め艤装品が艤装されたメインフロア20を車両
組立ラインCLにおいて組付ける。
【0046】前記車両組立ラインCLでは、メインフロ
ア20をパレットCPに位置決めセットした状態で図示
外の複数のステーションに順々に搬送し、フロアマット
と左右のシートベルトと左右のフロントシート21とチ
ェンジレバー22などを順々に組付けるとともに、左右
のリヤシート23をメインフロア20上に載置する。そ
して、図13・図14に示すように、艤装品が艤装され
たメインフロア20を移載ステーションCSへ移送し、
移載ステーションCSの下部に設けられた組付装置91
により第9ステーションから供給され下降されるボディ
本体1に対してメインフロア20を位置決めし且つ溶接
して組付けた後、図9に示すように蓋物組付ステーショ
ンRSでボンネント16とトランクリッド17と左右の
フロントフェンダ18などの組付けを施す。尚、前記車
両組立ラインCLは本案とは直接的に関係しないのでそ
の詳細な説明を省略する。 「変形例」前記各サイドインナパネル3の前端部を位置
決め固定する為の機構として、組付治具ユニットJUに
、例えば図15に示すようにシリンダ95により左右方
向に移動自在の支持部材96を設け、その上端に位置決
めピン97と位置決め部98を設けるとともに、支持部
材96の中段部にサイドインナパネル3の下部を位置決
めする位置決め部99を設けてもよい。尚、図示省略し
てあるがサイドインナパネル3を固定する為の前記同様
のクランプ装置も支持部材に設けるものとする。符号1
00は第3ステーションS3においてサイドインナパネ
ル3に仮打ち溶接を施す溶接ガンを示す。
【0047】以上のように、前記自動車車体の組付治具
JUによれば、4組の位置決めピン31と4組のクラン
プ装置C1を介してフロントボディ2を精度良く位置決
めして固定出来、また4組の位置決めピン33と4組の
クランプ装置C2を介してリヤフロア組立部材5を精度
良く位置決めして固定することが出来、また位置決め装
置P1〜P3とクランプ装置C3〜C7を介して左右の
各サイドインナパネル3を精度良く位置決めして固定す
ることが出来、また2組の位置決め装置P4aと2組の
クランプ装置C9aを介してフロントヘッダー7aを精
度良く位置決めして固定することが出来、また2組の位
置決め装置P4bと2組のクランプ装置C9bを介して
リヤヘッダー7bを精度良く位置決めして固定すること
が出来、また2組の位置決めピン42と2組のクランプ
装置C8を介してカウル・ダッシュ結合部材6を精度良
く位置決めして固定することが出来、また4組の位置決
めピン55と2組のクランプ装置C11を介してカウル
・ダッシュ結合部材6を精度良く位置決めして固定する
ことが出来る。また、1対の溶接装置101と前後1対
の溶接ロボット102・103を備えているのでサイド
アウタパネル4対する仮打ち溶接及び増打ち溶接の一部
をボディ本体1の内側から施すことが出来る。
【0048】そして、この組付治具ユニットJUはフロ
ア開口1aからボディ内側空間に下方より立設状に設け
、ボディ本体1の組立後ボディ本体1に対して相対的に
下方へ移動させることよりボディ本体1から抜き出すよ
うに構成してあるので、この組付治具ユニットJUを大
型で多機能のユニット状のものに構成することが出来る
。但し、本実施例の位置決めピンや位置決め装置やクラ
ンプ装置は一例を示すものにすぎず、これらに種々の変
更を加えて実施し得ることは言うまでもないし、また組
付具ユニットJUにその他の種々の工具類や溶接用の電
極やヘッド類を装着することも可能である。
【0049】前記自動車車体の組立方法によれば、最初
に組付治具ユニットJUを介してフロントボディ2とリ
ヤフロア組立部材5を位置決めして固定し、次に組付治
具ユニットJUにサイドインナパネル3、フロントヘッ
ダー7a及びリヤヘッダー7bを供給し、組付治具ユニ
ットJUを介してこれらインナ部材を位置決め固定し、
その後左右のサイドインナパネル3をフロントボディ2
とリヤフロア組立部材5と前後のヘッダー7a・7bに
結合するので、精度良くまた能率的に組立てることが出
来、またこれらインナ部材の溶接の為の多数の溶接穴を
省略することが出来る。そして、これらインナ部材を溶
接結合してから、サイドアウタパネル4とルーフアウタ
パネル7Aを供給し、前記のように精度良く位置決めし
て結合されたサイドインナパネル3に対してサイドアウ
タパネル4を位置決めして結合しまた精度良く位置決め
して結合されたルーフインナ部材7a・7bに対してル
ーフアウタ部材7Aを位置決めして結合するので、これ
らアウタ部材を精度良く位置決めしかつ能率的に組付け
ることが出来る。また大型で多機能の組付治具ユニット
JUを活用してボディ本体1を組立てるので能率的に組
立作業を行うことが出来る。そして、組付治具ユニット
JUにサイドインナパネル3などのボディ構成部材を直
接組付けていくので、予めボディシェルを仮組立する必
要がない、それ故、仮組の為にボディ構成部材にブラケ
ットやステーやボルトなどを設けずにボディ構成部材の
構造を簡単化出来、かつ仮組立工程を省略することが出
来る。また、組付治具ユニットJUに設けた溶接装置1
01と溶接ロボット102・103を介してサイドアウ
タパネル4に対する仮打ち溶接と増打ち溶接をボディ本
体1の内側からも行うことが出来るので、これら溶接作
業を能率的に行って溶接の為のステーション数を減らす
ことが出来る。また、ボディ本体1の組立が略完了して
から組付治具ユニットJUをボディ本体1に対して相対
的に下方へ抜き取り、ボディ本体1にメインフロア20
を位置決めして結合するので、予めメインフロア20に
シート装置などの艤装品をサブアセンブリできるから、
メインフロア20に対する艤装性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車体組立ラインの全体構成図である。
【図2】組付治具ユニットの斜視図である。
【図3】組付治具ユニットの平面図である。
【図4】組付治具ユニットの側面図である。
【図5】組付治具ユニットの正面図である。
【図6】図3の6矢視図である。
【図7】車体組立ラインの要部構成図である。
【図8】車体組立ラインの要部構成図である。
【図9】車体組立ライン及び車両組立ラインの要部構成
図である。
【図10】移送装置の正面図である。
【図11】締結装置及びドア供給ロボットの斜視図であ
る。
【図12】昇降装置の正面図である。
【図13】組付装置とボディ本体及びメインフロアの正
面図である。
【図14】組付装置とボディ本体及びメインフロアの側
面図である。
【図15】変形例に係るサイドインナパネル位置決め機
構の正面図である。
【符号の説明】
1    ボディ本体 3    サイドインナパネル 4    サイドアウタパネル 7B    ルーフアウタパネル 7a    フロントヘッダー 7b    リヤヘッダー 31・33・42    位置決めピンJU    組
付治具ユニット C1〜C11    クランプ装置 P1〜P5    位置決め装置 S1〜S7    第1〜第7ステーションSL1〜S
L5    第1〜第5サブライン73・74・102
・103    溶接ロボット101    溶接装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体組立工程において少なくとも左右
    のボディサイドパネルとルーフパネルとを組立てる際に
    、予めサブアセンブリした少なくとも左右のボディサイ
    ドパネルのサイドインナパネルとサイドアウタパネル及
    びルーフパネルのルーフインナ部材とルーフアウタパネ
    ルを夫々別個にドッキングステーションに供給して組立
    てるようにした自動車車体の組立方法において、第1工
    程において左右のサイドインナパネルとルーフインナ部
    材をドッキングステーションに供給してこれらを位置決
    め固定するとともに仮打ち溶接と増打ち溶接を行って結
    合し、第2工程において左右のサイドアウタパネルとル
    ーフアウタパネルをドッキングステーションに供給し、
    左右のサイドアウタパネルをサイドインナパネルに対し
    て位置決めし且つルーフアウタパネルをルーフインナ部
    材に対して位置決めするとともにこれらのパネルの仮打
    ち溶接と増打ち溶接を行って結合することを特徴とする
    自動車車体の組立方法。
  2. 【請求項2】  前記第2工程においてボディ本体の内
    部空間に設けた溶接手段とボディ本体の外部に設けた溶
    接手段により左右のサイドアウタパネルとルーフアウタ
    パネルとを増打ち溶接することを特徴とする請求項1に
    記載の自動車車体の組立方法。
  3. 【請求項3】  前記第2工程においてボディ本体の内
    部空間に設けた溶接手段により仮打ち溶接を行い、その
    後増打ちステーションにおいてボディ本体の外部に設け
    た溶接ロボットにより増打ち溶接を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車車体の組立方法。
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