JPH04243460A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH04243460A
JPH04243460A JP3004113A JP411391A JPH04243460A JP H04243460 A JPH04243460 A JP H04243460A JP 3004113 A JP3004113 A JP 3004113A JP 411391 A JP411391 A JP 411391A JP H04243460 A JPH04243460 A JP H04243460A
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data transmission
signal
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transmission device
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Manabu Onozaki
学 小野崎
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ伝送装置に関
し、特にデータ伝送路のパケットの流れを制御するため
のデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FIFO(ファーストイン・ファースト
アウト)メモリまたはデータ駆動型情報処理装置のよう
なデータ処理装置には、非同期のハンドシェイク回路を
用いたデータ伝送装置が用いられている。そのようなデ
ータ伝送装置では、複数のデータ伝送路が接続され、そ
れらのデータ伝送路が送信信号および送信許可信号を互
いに送受信しながら、自律的にデータ転送が行なわれる
【0003】図14に、従来のデータ伝送路の一例を示
す。データ伝送路10aは、転送制御回路11aおよび
データ保持回路12aを含む。データ保持回路12aは
、転送制御回路11aから与えられる送信信号C2の立
下がりに応答して、入力データDIを保持し、出力デー
タDOとして出力する。
【0004】図15は転送制御回路11aの構成を示す
回路図であり、図16は転送制御回路11aの動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【0005】図15に示すように、転送制御回路11a
は、NANDゲートG1,G2,G5、インバータG3
,G4およびバッファG6を含む。
【0006】まず、次段のデータ伝送路が空き状態の場
合の動作を説明する。次段のデータ伝送路が空き状態の
ときには、次段の転送制御回路から“H”(論理ハイレ
ベル)の送信許可信号AK2が与えられる。前段部から
与えられる送信信号C1が“L”(論理ローレベル)に
立下がると、NANDゲートG2の出力が“H”となる
。その結果、インバータG4から出力される送信許可信
号AK1が“L”(禁止状態)になる。一方、NAND
ゲートG5の出力が“L”、インバータG3の出力が“
H”となる。このとき、送信許可信号AK2は“H”と
なっているので、NANDゲートG1の出力が“L”に
立下がる。これにより、送信信号C2が“L”に立下が
る。
【0007】図14に示すデータ保持回路12aは、送
信信号C2の立下がりに応答して入力データDIを保持
して出力データDOとして出力する。
【0008】送信信号C2を受ける次段の転送制御回路
は、送信信号C2の立下がりに応答して、送信許可信号
AK2を“L”に立下げる。
【0009】一方、NANDゲートG1の出力の立下が
りに応答して、NANDゲートG5の出力が“L”、イ
ンバータG3の出力が“L”となる。そのため、NAN
DゲートG1出力が再び“H”に立上がる。これにより
、送信信号C2が再び“H”に立上がる。このように、
送信信号C2は“L”に立下がった後、一定時間経過後
“H”に立上がる。
【0010】一方、前段部から与えられる送信信号C1
は、一定時間経過後“H”に立上がる。そのため、NA
NDゲートG2の出力が“L”に立下がり、インバータ
G4の出力が“H”に立上がる。それにより、送信許可
信号AK1が再び“H”(許可状態)になる。
【0011】上記のように、次段の転送制御回路から与
えられる送信許可信号AK2が“H”(許可状態)であ
る場合には、前段部から与えられる送信信号C1の立下
がりに応答して、前段部に与える送信許可信号AK1が
“L”(禁止状態)になり、さらに一定時間経過後次段
の転送制御回路に与える送信信号C2が“L”に立下が
る。
【0012】次に、次段のデータ伝送路が詰り状態であ
る場合の動作を説明する。この場合、次段の転送制御回
路から与えられる送信許可信号AK2は“L”(禁止状
態)となっている。前段部から与えられる送信信号C1
が“L”に立下がると、NANDゲートG2の出力が“
H”となり、インバータG4の出力は“L”に立下がる
。これにより、送信許可信号AK1が“L”に立下がる
。次段の転送制御回路から与えられる送信許可信号AK
2が“L”(禁止状態)のときには、NANDゲートG
1の出力は“H”となっている。したがって、送信許可
信号AK2が“L”である限り次段の転送制御回路に与
る送信信号C2は“H”を保持する。そのため、データ
伝送路10aから次段のデータ伝送路へはデータが伝送
されない。
【0013】次段の転送制御回路から与えられる送信許
可信号AK2が“H”(許可状態)に立上がると、NA
NDゲートG1の出力が“L”レベルに立下がる。これ
により、次段の転送制御回路に与えられる送信信号C2
は“L”に立下がる。送信信号C2の立下がりに応答し
て、図14に示すデータ保持回路12aが入力データD
Iを保持して出力データDOとして出力する。
【0014】一方、次段の転送制御回路は、転送制御回
路11aから与えられる送信信号C2の立下がりに応答
して、一定時間経過後送信許可信号AK2を“L”(禁
止状態)に立下げる。なお、次段の転送制御回路から与
えられる送信許可信号AK2の立上りに応答して、一定
時間経過後、前段部に与える送信許可信号AK1が“H
”(許可状態)に立上がる。
【0015】上記のように、次段の転送制御回路から与
えられる送信許可信号AK2が“L”(禁止状態)であ
るときには、次段の転送制御回路に与える送信信号C2
は“L”に立下がらない。すなわち、次段のデータ伝送
路が詰り状態であるときには、送信許可信号AK2が“
H”(許可状態)になるまで、データ伝送路10aから
次段のデータ伝送路へのデータの伝送が待たされる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のデータ伝
送装置においては、次段のデータ伝送路が空き状態の場
合にはデータが自律的に順次後段のデータ伝送路に伝送
される。そのため、データを1段ずつ進めながら動作を
1ステップずつ追跡することが困難である。また、転送
制御の動作マージン、データ伝送路間に配置されるロジ
ックの動作マージン等をテストすることが困難である。
【0017】一方、ハンドシェイク回路を有さず単に外
部から与えられるクロック信号に同期して動作する簡単
なシフトレジスタをデータ伝送装置に用いると、次段が
詰り状態である場合にデータを待機させ、次段が空き状
態である場合にデータを転送するような制御を行なうこ
とができない。
【0018】この発明の目的は、ハンドシェイク制御の
下で動作するデータ伝送装置において、伝送効率の良さ
を維持しつつテスタビリティを向上させることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータ伝
送装置は前段部から与えられるデータを後段部に伝送す
るデータ伝送装置であって、前段部から与えられるデー
タを保持する保持手段、および保持手段に保持されたデ
ータの転送を制御する制御手段を備える。制御手段は、
転送すべきデータが保持手段に存在すること、後段部に
データが存在しないこと、および所定のタイミング信号
が与えられていることに応答して、保持手段に保持され
たデータが後段部に転送されるように制御を行なう。
【0020】請求項2に係るデータ伝送装置では、制御
手段が第1の記憶手段、論理手段および第2の記憶手段
を含む。第1の記憶手段は、保持手段が前段部からデー
タを受けたことに応答してセットされる。論理手段は、
第1の記憶手段の出力、後段部にデータが存在するか否
かを示す信号および所定のタイミング信号を受け、第1
の記憶手段がセットされていること、所定のタイミング
信号が与えられていることおよび後段部にデータが存在
しないことに応答して、所定の出力を供給する。第2の
記憶手段は、論理手段の所定の出力に応答してセットさ
れ、所定のタイミング信号が与えられていないことに応
答してリセットされる。第2の記憶手段がセットされた
ことに応答して、保持手段に保持されたデータが後段部
に転送されかつ第1の記憶手段がリセットされる。
【0021】請求項3に係るデータ伝送装置では、前段
部は保持手段に保持されたデータを転送するための送信
信号を発生し、第1の記憶手段は、送信信号に応答して
セットされかつ前段部にデータの転送を禁止する信号を
与える。第2の記憶手段は、セット時に、保持手段から
後段部へデータを転送するための送信信号を発生する。
【0022】請求項4に係るデータ伝送装置は前段部か
ら与えられるデータを複数の後段部のいずれかに伝送す
るデータ伝送装置であって、前段部から与えられるデー
タを保持する保持手段、および保持手段に保持されたデ
ータの転送を制御する制御手段を備える。データは複数
の後段部のいずれかを指定する識別子を含む。制御手段
は、転送すべきデータが保持手段に存在すること、複数
の後段部にデータが存在しないこと、および所定のタイ
ミング信号が与えられていることに応答して、保持手段
に保持されたデータが識別子に基づいて複数の後段部の
いずれかに転送されるように制御を行なう。
【0023】請求項5に係るデータ伝送装置は複数の前
段部から与えられるデータを1つの後段部に伝送するデ
ータ伝送装置であって、複数の前段部に対応して設けら
れかつ対応する前段部から与えられるデータを保持する
複数の保持手段、複数の保持手段に対応して設けられか
つ対応する保持手段に保持されたデータの転送を制御す
る複数の制御手段、および複数の制御手段のいずれか1
つに選択的にデータの転送を許可する調停手段を備える
。複数の制御手段の各々は、転送すべきデータが対応す
る保持手段に存在すること、後段部にデータが存在しな
いこと、調停手段によりデータの転送が許可されている
ことおよび所定のタイミング信号が与えられていること
に応答して、対応する保持手段に保持されたデータが後
段部に転送されるように制御を行なう。調停手段は、所
定のタイミング信号が与えられている間その状態を保持
する。
【0024】請求項6に係るデータ伝送装置では、調停
手段は、複数の保持手段のいずれか1つにデータが存在
するときには対応する制御手段にデータの転送を許可し
、複数の保持手段に同時にデータが存在するときには、
直前に許可された制御手段とは異なる制御手段に優先的
にデータの転送を許可する。
【0025】
【作用】請求項1ないし請求項6に係るデータ伝送装置
では、後段部の空き状態を監視しながら、所定のタイミ
ング信号に同期してデータが伝送される。したがって、
所定のタイミング信号の入力間隔またはパルス幅を変え
ることにより、データ伝送装置を任意の速度で動作させ
ることができ、また動作マージンをテストすることもで
きる。
【0026】特に、請求項1ないし3に係るデータ伝送
装置は、データ伝送路として用いることができる。また
、請求項4に係るデータ伝送装置は分岐部として用いる
ことができる。請求項5および6に係るデータ伝送装置
は合流部として用いることができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0028】図1は、この発明の一実施例によるデータ
伝送装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図1において、転送制御回路21およびデ
ータ保持回路22がデータ伝送路20を構成する。デー
タ保持回路22の出力側には所定の処理を行なうロジッ
ク102が接続される。
【0030】図1に示される構成を有する複数のデータ
伝送路10,20,30が図2に示されるように接続さ
れる。図2においては、データ伝送路20の入力側にデ
ータ伝送路10が接続され、データ伝送路20の出力側
にデータ伝送路30が接続されている。データ伝送路1
0は転送制御回路11およびデータ保持回路12を含み
、データ伝送路30は転送制御回路31およびデータ保
持回路32を含む。転送制御回路11は前段部からの送
信信号C10を受け、前段部に送信許可信号AK10を
与える。転送制御回路21は転送制御回路11からの送
信信号C20を受け、転送制御回路11に送信許可信号
AK20を与える。転送制御回路31は転送制御回路2
1からの送信信号C30を受け、転送制御回路21に送
信許可信号AK30を与える。また、転送制御回路31
は後段部に送信信号C40を与え、後段部からの送信許
可信号AK40を受ける。転送制御回路11,21,3
1には、外部からタイミング信号φm+1 ,φm ,
φm−1 がそれぞれ与えられる。
【0031】再び図1を参照する。転送制御回路21は
、送信信号C20を受ける入力端子CI、送信許可信号
AK20を出力する出力端子RO、送信信号C30を出
力する出力端子COおよび送信許可信号AK30を受け
る入力端子RIを有する。
【0032】NORゲートG11,G12はフリップフ
ロップを構成する。このフリップフロップはこのデータ
伝送路20にデータが存在するか否かを記憶する。デー
タが存在するときには、ゲートG12の出力が“H”と
なり、ゲートG11の出力が“L”となる。ゲートG1
1の出力はバッファG19を介して出力端子ROに与え
られる。それにより、送信許可信号AK20が“L”(
禁止状態)となる。一方、データが存在しないときには
、ゲートG12の出力が“L”となり、ゲートG11の
出力が“H”となる。それにより、送信許可信号AK2
0が“H”(許可状態)となる。
【0033】ゲートG11の出力はインバータG16を
介してデータ保持回路22のクロック端子CKに与えら
れる。データ保持回路22は、インバータG16の出力
の立上りに応答して、入力データDIをラッチして出力
する。
【0034】なお、ゲートG12の1つの入力端子には
インバータG18を介してリセット信号RSTが与えら
れる。
【0035】ANDゲートG13の3つの入力端子には
、ゲートG12の出力、送信許可信号AK30およびタ
イミング信号φm が与えられる。ゲートG13は、デ
ータ転送を行なうための3つの条件が揃っているときに
のみ“H”の信号を出力する。すなわち、ゲートG13
は、タイミング信号φm が“H”になり、このデータ
伝送路20がデータを保有し(ゲートG12の出力が“
H”)、かつ次段のデータ伝送路が送信を許可(送信許
可信号AK30が“H”)しているときに、“H”の信
号を出力する。
【0036】NORゲートG14,G15はRSフリッ
プフロップを構成する。このRSフリップフロップは、
ゲートG13の“H”の出力に応答してセットされ、ゲ
ートG15から“H”の信号が出力される。また、ゲー
トG15にはインバータG17を介してタイミング信号
φm が与えられる。φm が“L”になると、そのR
Sフリップフロップがリセットされ、ゲートG15から
“L”の信号が出力される。ゲートG15から出力され
る信号はバッファG20を介して出力端子COに与えら
れるとともに、ゲートG12の1つの入力端子に与えら
れる。
【0037】図3のタイミングチャートを参照しながら
図1の転送制御回路21の動作を説明する。
【0038】図3の(a)は前段のデータ伝送路10か
らデータを受取る場合の動作を示す。データ伝送路20
にはデータが存在せず、データ伝送路10にはデータが
存在するものとする。
【0039】タイミング信号φm+1 の立上りに応答
して送信信号C20が“H”に立上がる。それにより、
データ保持回路22は、入力データDIをラッチして出
力する。また、送信許可信号AK20が“L”(禁止状
態)になる。さらに、ゲートG12の出力は“H”に変
化する。これは、データ伝送路20がデータを保有して
いることを示している。
【0040】図3の(b)は、後段のデータ伝送路30
へデータを転送する場合の動作を示す。ここでは、デー
タ伝送路20にデータが存在し、データ伝送路30にデ
ータが存在しないものとする。
【0041】タイミング信号φm が“H”になったと
き、ゲートG12の出力が“H”(データ伝送路20が
データを保有している状態)であり、かつ送信許可信号
AK30が“H”(データ伝送路30がデータを保有し
ていない状態)である。したがって、ゲートG13の出
力が“H”に立上がる。なお、上記の3つ条件が揃わな
ければ、ゲートG13の出力は“L”のまま変化せず、
そのままの状態が保たれる。
【0042】ゲートG13の出力が“H”になると、ゲ
ートG14,G15からなるRSフリップフロップがセ
ットされ、ゲートG14の出力が“L”に変化し、ゲー
トG15の出力が“H”に変化する。その結果、送信信
号C30が“H”に立上がる。
【0043】このようにしてデータの伝送が開始される
と、ゲートG12の出力は“L”に変化する。これは、
データ伝送路20がデータを保有していない状態を示し
ている。また、次段の転送制御回路31に含まれるフリ
ップフロップが、データの保有を示す状態に変化する。 同時に、次段のデータ保持回路32が、データをラッチ
して出力する。さらに、次段の転送制御回路31が、送
信許可信号AK30を“L”(禁止状態)に変化させる
【0044】ゲートG12の出力および送信許可信号A
K30の変化に応答して、ゲートG13の出力が“L”
になる。しかしながら、ゲートG14,G15からなる
RSフリップフロップが伝送の開始を記憶しているので
、タイミング信号φm が“H”の間は、伝送が続けら
れる。したがって、転送制御回路間の距離が離れている
場合において配線容量等の影響で波形が鈍ったり、遅延
が生じても、次段の転送制御回路が安定した信号を受取
るために必要な時間が確保される。
【0045】タイミング信号φm が“L”に変化する
と、ゲートG14,G15からなるRSフリップフロッ
プがリセットされ、G15の出力が“L”に立下がる。 その結果、データの伝送が終了する。
【0046】図4は、図1のデータ伝送路の使用例を示
すブロック図である。図4において、複数のデータ伝送
路がそれぞれ所定のロジックを介して順に接続される。 それらのデータ伝送路には、タイミング信号φ1 〜φ
n がそれぞれ与えられる。図4には、データ伝送路1
0,20,30,40およびロジック101,102,
103が示される。
【0047】タイミング信号φ1 〜φn は、図5に
示すように、順次時間tずつ遅延するパルスを有する。 各タイミング信号のパルスの周期はt=n・tである。
【0048】ここでは、データ伝送路20にデータが存
在するものと仮定して、そのデータの動きを考える。
【0049】(1)  タイミング信号φn が“H”
になった時点で、次段のデータ伝送路30からの送信許
可信号AK30が許可状態であるならば、データ伝送路
20はデータ伝送路30に送信信号C30を与える。そ
れにより、データ伝送路20からロジック102を介し
てデータ伝送路30にデータが転送される。
【0050】(2)  データ伝送路20は新たなデー
タを受取ることができるので、データ伝送路10に与え
る送信許可信号AK20を許可状態にする。
【0051】(3)  一方、データ伝送路30は、デ
ータ保持回路にデータをラッチし、以後次段のデータ伝
送路40にデータを転送するまでは送信許可信号AK3
0を禁止状態にする。
【0052】上記の動作は、タイミング信号φn が“
H”の間に行なわれる。 (4)  データ伝送路30に転送されたデータは、タ
イミング信号φn−1が“H”になるまでに、ロジック
103により処理される。
【0053】上記の(1)〜(4)の動作が繰返されな
がら、データの伝送が行なわれる。なお、タイミング信
号の数は、2つ以上の任意の数である。
【0054】上記のような制御方式では、必要な速度ま
たは内部ロジックの遅延に応じてタイミング信号の数を
任意に選択することにより、データ伝送路を有効に使用
しながらデータ伝送装置の設計をすることが可能となる
【0055】図6は、この発明の他の実施例によるデー
タ伝送装置の構成を示すブロック図である。このデータ
伝送装置は、1つの伝送路に流れるデータを並列に設け
られた複数の伝送路に分岐させる分岐動作を行なう。
【0056】転送制御回路51およびデータ保持回路5
2が前段のデータ伝送路50を構成する。転送制御回路
61およびデータ保持回路62が第1の後段のデータ伝
送路60を構成し、転送制御回路71およびデータ保持
回路72が第2の後段のデータ伝送路70を構成する。 転送制御回路51,61,71の構成は図1に示される
転送制御回路21の構成と同様である。転送制御回路5
1にはタイミング信号φm+1 が与えられ、転送制御
回路61,71にはタイミング信号φm が与えられる
【0057】データ保持回路52は、データに含まれる
識別子に基づいてデータの分岐先を示すフラグF61,
F62を発生する。フラグF61,F62は、ANDゲ
ートG21の一方の入力端子およびANDゲートG22
の一方の入力端子にそれぞれ与えられる。転送制御回路
51は、前段部から与えられる送信信号C50を受け、
前段部に送信許可信号AK50を与える。転送制御回路
51から出力される送信信号C60は、ゲートG21の
他方の入力端子およびゲートG22の他方の入力端子に
それぞれ与えられる。ゲートG21の出力は送信信号C
61として転送制御回路61に与えられ、ゲートG22
の出力は送信信号C62として転送制御回路71に与え
られる。
【0058】一方、転送制御回路61から出力される転
送制御信号AK61はANDゲートG23の一方の入力
端子に与えられ、転送制御回路71から出力される送信
許可信号AK62はANDゲートG23の他方の入力端
子に与えられる。転送制御回路61は、送信信号C71
を後段部に与え、その後段部から与えられる送信許可信
号AK71を受ける。転送制御回路71は、送信信号C
72を後段部に与え、その後段部から与えられる送信許
可信号AK72を受ける。
【0059】送信許可信号AK61,AK62がともに
許可状態であると、送信許可信号AK60も許可状態に
なる。この場合、タイミング信号φm+1 が“H”の
ときに、転送制御回路51は送信信号C60を出力する
。この時点では、フラグF61,F62はすでに確定し
ている。
【0060】フラグF61が“H”であれば転送制御回
路61に送信信号C61が与えられ、フラグF62が“
H”であれば転送制御回路71に送信信号C62が与え
られる。その結果、データ保持回路52に保持されたデ
ータがデータ保持回路62,72のいずれか一方に転送
される。
【0061】上記の分岐動作はタイミング信号に同期し
て行なわれるので、データの動きを追跡することが容易
になる。また、分岐動作の制御のマージンも、タイミン
グ信号を制御することにより容易に確認することができ
る。
【0062】図7は、この発明のさらに他の実施例によ
るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。この
データ伝送装置は、並列に設けられた複数の伝送路を流
れるデータを1つの伝送路に順次伝送する合流動作を行
なう。
【0063】転送制御回路111およびデータ保持回路
112が第1の前段のデータ伝送路110を構成し、転
送制御回路121およびデータ保持回路122が第2の
前段のデータ伝送路120を構成する。転送制御回路1
31およびデータ保持回路132が後段のデータ伝送路
130を構成する。転送制御回路111,121,13
1の構成は、図1に示される転送制御回路21の構成と
同様である。転送制御回路111,121にはタイミン
グ信号φm+1 が与えられ、転送制御回路131には
タイミング信号φm が与えられる。
【0064】転送制御回路111は前段部から与えられ
る送信信号C110を受け、その前段部に送信許可信号
AK110を与える。転送制御回路121は、前段部か
ら与えられる送信信号C120を受け、その前段部にA
K120を与える。
【0065】転送制御回路111から出力される送信信
号C131はORゲートG24の一方の入力端子に与え
られ、転送制御回路121から出力される送信信号C1
32はORゲートG24の他方の入力端子に与えられる
。ゲートG24の出力は送信信号C130として転送制
御回路131に与えられる。転送制御回路131は、送
信信号C140を後段部に与え、その後段部から与えら
れる送信許可信号AK140を受ける。
【0066】また、RSフリップフロップ160のセッ
ト端子Sに送信信号C131が与えられ、RSフリップ
フロップ160のリセット端子Rに送信信号C132が
与えられる。RSフリップフロップ160は、直前にど
ちらのデータ伝送路からデータが伝送されたかを記憶し
ている。RSフリップフロップ160の出力端子Qから
フラグFL130が出力される。
【0067】調停部140は、転送制御回路111から
の送信許可信号AK110、転送制御回路121からの
送信許可信号AK120、転送制御回路131からの送
信許可信号AK130およびRSフリップフロップ16
0からのフラグFL130を受け、転送制御回路111
,121にそれぞれ送信許可信号AK131,AK13
2を与えるとともに、セレクタ150に選択信号SLを
与える。送信許可信号AK110,AK120は、それ
ぞれデータ保持回路112,122にデータが到着して
いるか否かを示す。フラグFL130は、直前にどちら
のデータ伝送路からデータが転送されたかを示している
【0068】データD110はデータ保持回路110に
ラッチされてデータD131としてセレクタ150に出
力される。一方、データD120は、データ保持回路1
22にラッチされて、データD132としてセレクタ1
50に与えられる。タイミング信号φm+1 が“H”
のとき調停部140は送信許可信号AK131,AK1
32のうち一方を許可状態にしかつ他方を禁止状態にす
る。 転送制御回路111または112は、データ転送のため
の条件が満たされれば、送信信号C131またはC13
2を出力する。
【0069】その結果、ゲートG24から送信信号C1
30が転送制御回路131に与えられる。同時に、調停
部140は選択信号SLを出力する。セレクタ150は
、その選択信号SLに基づいてデータD131,D13
2の一方を選択し、それをデータD130としてデータ
保持回路132に与える。データ保持回路132は、デ
ータD130をラッチしてデータD140として出力す
る。
【0070】図8は、調停部140の構成を示す回路図
である。NORゲートG31およびORゲートG32は
、データ伝送路110,120(図7参照)のうちどち
らにデータ転送が許可され得るかを決定する。送信許可
信号AK110,AK120およびフラグFL130は
、少なくともタイミング信号φm+2が“H”になって
いる間に確定している。
【0071】図9に、調停部140のORゲートG32
の出力を表わす真理値表が示される。送信許可信号AK
110,AK120は、データ伝送路110,120に
それぞれデータがあるときには“0”(“L”)となり
、データがないときには“1”(“H”)となる。フラ
グFL130は、直前にデータ伝送路130に伝送され
たデータが、データ伝送路110からのデータであれば
“1”となり、データ伝送路120からのデータであれ
ば“0”となる。ORゲートG32の出力は、データ伝
送路110が選択されるときには“1”となり、データ
伝送路120が選択されるときには“0”となる。
【0072】図9に示されるように、データ伝送路11
0にデータがありかつデータ伝送路120にデータがな
いときには、すなわち(AK110,AK120)=(
0,1)のときには、フラグFL130にかかわらず、
データ伝送路110が選択される。逆に、データ伝送路
110にデータがなくかつデータ伝送路120にデータ
があるときには、すなわち(AK110,AK120)
=(1,0)のときには、フラグFL130にかかわら
ず、データ伝送路120が選択される。データ伝送路1
10,120の両方にデータがあるときには、すなわち
(AK110,AK120)=(0,0)のときには、
直前に選択されたデータ伝送路とは異なるデータ伝送路
が選択される。データ伝送路110,120のいずれに
もデータがないときには、すなわち(AK110,AK
120)=(1,1)のときには、データの転送は行な
われないのでどちらが選択されてもよい。
【0073】再び図8を参照する。ゲートG32の出力
はDタイプフリップフロップDFの入力端子Dに与えら
れる。フリップフロップDFのクロック端子CLKには
タイミング信号φm+1 が与えられる。
【0074】タイミング信号φm+1 が“L”のとき
に、ゲートG32の出力によりフリップフロップDFの
状態が決定される。フリップフロップDFの出力端子Q
からの出力は、ANDゲートG33の一方の入力端子に
与えられるとともに選択信号SLとしてセレクタ150
(図7参照)に与えられる。フリップフロップDFの反
転出力端子qからの出力は、ANDゲートG34の一方
の入力端子に与えられる。ゲートG33,G34の他方
の入力端子には、送信許可信号AK130が与えられる
。ゲートG33の出力が送信許可信号AK131となり
、ゲートG34の出力が送信許可信号AK132となる
【0075】フリップフロップDFにおいては、タイミ
ング信号φm+1 が“L”のときには、入力端子Dの
信号レベルに応答して内部状態および出力が変化する。 また、タイミング信号φm+1 が“H”のときには、
入力端子Dの信号レベルが変化しても、タイミング信号
φm+1 が“H”になった時点の出力が保持される。 したがって、送信信号C131またはC132が出力さ
れた後に、データの伝送中に送信許可信号AK110,
AK120またはフラグFL130が変化しても、フリ
ップフロップDFの出力Q,qおよび選択信号SLは変
化しない。
【0076】タイミング信号φm+1 が“H”になっ
た時点で送信許可信号AK130が“H”(許可状態)
ならば、送信許可信号AK131,AK132の一方が
“H”(許可状態)になり、他方が“L”(禁止状態)
になる。
【0077】図10は、この発明のさらに他の実施例に
よるデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
【0078】図10の実施例が図7の実施例と異なるの
は、データ保持回路132の代わりにデータ保持回路1
32aが用いられていること、およびセレクタ150が
データ保持回路132aの出力側に接続されていること
である。
【0079】データ保持回路132aは、データ保持回
路112からのデータD131およびデータ保持回路1
22からのデータD132を並列に受けることが可能で
ある。データ保持回路132aは、データD131をラ
ッチしてデータD141として出力し、データD132
をラッチしてデータD142として出力する。セレクタ
150は、RSフリップフロップ160から与えられる
フラグFL130に基づいて、データD141,D14
2のいずれか一方を選択し、それをデータD140とし
て通過させる。
【0080】図7および図10の実施例における合流動
作は、タイミング信号に同期して行なわれるので、デー
タの動きを追跡することが容易になる。また、合流動作
の制御のマージンも、タイミング信号を制御することに
より容易に確認することができる。
【0081】この発明のデータ伝送装置はたとえばデー
タフロー型情報処理装置に適用される。図11はデータ
フロー型情報処理装置の構成の一例を示すブロック図で
ある。また、図12はその情報処理装置により処理され
るデータパケットのフィールド構成の一例を示す図であ
る。
【0082】図12に示されるデータパケットDPは、
行先フィールド、命令フィールド、データ1フィールド
およびデータ2フィールドを含む。行先フィールドには
行先情報が格納され、命令フィールドには命令情報が格
納され、データ1フィールドまたはデータ2フィールド
にはオペランドデータが格納される。
【0083】図11において、プログラム記憶部91に
は、図13に示されるデータフロープログラムが記憶さ
れている。データフロープログラムの各行は、行先情報
および命令情報からなる。プログラム記憶部91は、入
力されたデータパケットの行先情報に基づいたアドレス
指定によって、図13に示すように、データフロープロ
グラムの行先情報および命令情報を読出し、その行先情
報および命令情報をデータパケットの行先フィールドお
よび命令フィールドにそれぞれ格納し、そのデータパケ
ットを出力する。
【0084】対データ検出部92は、プログラム記憶部
91から出力されるデータパケットの待合わせを行なう
。すなわち、命令情報が2入力命令を示している場合に
は、同じ行先情報を有する異なる2つのデータパケット
を検出し、それらのデータパケットのうち一方のデータ
パケットのオペランドデータ(図12におけるデータ1
フィールドの内容)を、他方のデータパケットのデータ
2フィールドに格納し、その他方のデータパケットを出
力する。命令情報が1入力命令を示している場合には、
入力されたデータパケットをそのまま出力する。
【0085】演算処理部93は、対データ検出部92か
ら出力されるデータパケットに対して、命令情報に基づ
く演算処理を行ない、その結果をデータパケットのデー
タ1フィールドに格納してそのデータパケットを分岐部
94に出力する。分岐部94は、そのデータパケットを
内部データバッファ95を介して合流部96に与えるか
あるいは外部に出力する。合流部96は、内部データバ
ッファ95からのデータパケットあるいは外部からのデ
ータパケットをプログラム記憶部91に先着順に出力す
る。
【0086】データパケットが、プログラム記憶部91
、対データ検出部92、演算処理部93、分岐部94、
内部データバッファ95、合流部96およびプログラム
記憶部91を順に回り続けることにより、プログラム記
憶部91に記憶されたデータフロープログラムに基づく
演算処理が進行する。一方、拡張プログラム記憶部97
には、図13に示されるデータフロープログラムと同様
の形のデータフロープログラムが記憶されている。 対データ検出部92から出力されるデータパケットが拡
張プログラム記憶部97に入力されると、そのデータパ
ケットの行先情報に基づくアドレス指定によって、デー
タフロープログラムが読出され、プログラム記憶部91
にロードされる。
【0087】図1の実施例のデータ伝送装置は、各処理
部を結合するデータ伝送路に用いることができる。また
、図6の実施例のデータ伝送装置は、分岐部94に用い
ることができる。さらに、図7および図10の実施例の
データ伝送装置は、合流部96に用いることができる。 この場合、情報処理装置内のデータの流れを、外部から
制御することができるので、データの動きを追跡するこ
とが容易になり、かつ動作マージンを確認することが可
能になる。
【0088】タイミング信号は情報処理装置の外部から
与えてもよい。あるいは、情報処理装置の内部にタイミ
ング信号発生回路を設けてもよい。この場合、各データ
伝送装置においては、前段部が空き状態である場合には
タイミング信号に同期してデータが伝送され、前段部が
詰り状態である場合にはデータの転送が待たされる。
【0089】
【発明の効果】請求項1ないし3に係る発明によれば、
ハンドシェイク制御により動作するデータ伝送路におい
てデータの転送動作を外部から制御することができる。
【0090】請求項4に係る発明によれば、ハンドシェ
イク制御により動作するデータ伝送路においてデータの
分岐動作を外部から制御することができる。
【0091】請求項5および6に係る発明によれば、ハ
ンドシェイク制御により動作するデータ伝送路において
データの合流動作を外部から制御することができる。
【0092】したがって、データの伝送効率を維持しな
がらテスタビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデータ伝送装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】複数のデータ伝送路の接続状態を示すブロック
図である。
【図3】図1の転送制御回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図4】図1のデータ伝送装置の使用例を示すブロック
図である。
【図5】タイミング信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】この発明の他の実施例によるデータ伝送装置の
構成を示すブロック図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例によるデータ伝送
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示される調停部の構成を示す回路図であ
る。
【図9】図8の調停部に含まれるORゲートの出力真理
値表を示す図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例によるデータ伝
送装置の構成を示すブロック図である。
【図11】この発明が適用されるデータフロー型情報処
理装置の構成を示すブロック図である。
【図12】データフロー型情報処理装置において処理さ
れるデータパケットのフィールド構成を示す図である。
【図13】データフロー型情報処理装置のプログラム記
憶部に記憶されるデータフロープログラムの一部を示す
図である。
【図14】従来のデータ伝送装置の構成を示すブロック
図である。
【図15】図14に示される転送制御回路の構成を示す
回路図である。
【図16】図15の転送制御回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,110,
120,130…データ伝送路 11,21,31,51,61,71,111,121
,131…転送制御回路 12,22,32,52,62,72,112,122
,132…データ保持回路 G21,G22,G23…ANDゲートG24…ORゲ
ート 140…調停部 150…セレクタ 160…RSフリップフロップ φm ,φm+1 …タイミング信号 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前段部から与えられるデータを後段部
    に伝送するデータ伝送装置であって、前記前段部から与
    えられるデータを保持する保持手段、および前記保持手
    段に保持されたデータの転送を制御する制御手段を備え
    、前記制御手段は、転送すべきデータが前記保持手段に
    存在すること、前記後段部にデータが存在しないこと、
    および所定のタイミング信号が与えられていることに応
    答して、前記保持手段に保持されたデータが前記後段部
    に転送されるように制御を行なう、データ伝送装置。
  2. 【請求項2】  前記制御手段は、前記保持手段が前記
    前段部からデータを受けたことに応答してセットされる
    第1の記憶手段、前記第1の記憶手段の出力、前記後段
    部にデータが存在するか否かを示す信号および前記所定
    のタイミング信号を受け、前記第1の記憶手段がセット
    されていること、前記後段部にデータが存在しないこと
    、および前記所定のタイミング信号が与えられているこ
    とに応答して、所定の出力を供給する論理手段、および
    前記論理手段の前記所定の出力に応答してセットされ、
    前記所定のタイミング信号が与えられていないことに応
    答してリセットされる第2の記憶手段を含み、前記第2
    の記憶手段がセットされていることに応答して前記保持
    手段に保持されたデータが前記後段部に転送されかつ前
    記第1の記憶手段がリセットされる、請求項1記載のデ
    ータ伝送装置。
  3. 【請求項3】  前記前段部は前記保持手段にデータを
    転送するための送信信号を発生し、前記第1の記憶手段
    は、前記送信信号に応答してセットされかつ前記前段部
    にデータの転送を禁止する信号を与え、前記第2の記憶
    手段は、セット時に前記保持手段から前記後段部へデー
    タを転送するための送信信号を発生する、請求項2記載
    のデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】  前段部から与えられるデータを複数の
    後段部のいずれかに伝送するデータ伝送装置であって、
    前記データは前記複数の後段部のいずれかを指定する識
    別子を含み、前記前段部から与えられるデータを保持す
    る保持手段、および前記保持手段に保持されたデータの
    転送を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、転送
    すべきデータが前記保持手段に存在すること、前記複数
    の後段部にデータが存在しないこと、および所定のタイ
    ミング信号が与えられていることに応答して、前記保持
    手段に保持されたデータが前記識別子に基づいて前記複
    数の後段部のいずれかに転送されるように制御を行なう
    、データ伝送装置。
  5. 【請求項5】  複数の前段部から与えられるデータを
    1つの後段部に伝送するデータ伝送装置であって、前記
    複数の前段部に対応して設けられ、対応する前段部から
    与えられるデータを保持する複数の保持手段、前記複数
    の保持手段に対応して設けられ、対応する保持手段に保
    持されたデータの転送を制御する複数の制御手段、およ
    び前記複数の制御手段のいずれか1つに選択的にデータ
    の転送を許可する調停手段を備え、前記複数の制御手段
    の各々は、転送すべきデータが対応する前記保持手段に
    存在すること、前記後段部にデータが存在しないこと、
    前記調停手段によりデータの転送が許可されていること
    、および所定のタイミング信号が与えられていることに
    応答して、対応する前記保持手段に保持されたデータが
    前記後段部に転送されるように制御を行ない、前記調停
    手段は、前記所定のタイミング信号が与えられている間
    その状態を保持する、データ伝送装置。
  6. 【請求項6】  前記調停手段は、前記複数の保持手段
    のいずれか1つにデータが存在するときにはその保持手
    段にデータの転送を許可し、複数の保持手段に同時にデ
    ータが存在するときには、直前に許可された制御手段と
    は異なる制御手段に優先的にデータの転送を許可する、
    請求項5記載のデータ伝送装置。
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