JPH0527890B2 - - Google Patents

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JPH0527890B2
JPH0527890B2 JP61055947A JP5594786A JPH0527890B2 JP H0527890 B2 JPH0527890 B2 JP H0527890B2 JP 61055947 A JP61055947 A JP 61055947A JP 5594786 A JP5594786 A JP 5594786A JP H0527890 B2 JPH0527890 B2 JP H0527890B2
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JP61055947A
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Hironori Terada
Katsuhiko Asada
Hiroaki Nishikawa
Soichi Myata
Satoshi Matsumoto
Hajime Asano
Masahisa Shimizu
Hiroki Miura
Kenji Shima
Nobufumi Komori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Denki Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Denki Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC, Mitsubishi Electric Corp, Sanyo Denki Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Priority to US06/863,979 priority patent/US4907187A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はデータ伝送路制御装置に関し、特に
たとえば自走式シフトレジスタを用いるデータ伝
送路の制御装置に関する。
〔従来技術〕
本件出願人は、先に、たとえば特開昭61−
262934号において、データのプツシユインとポツ
プアウトとを独立かつ同時的に行うことができ、
さらに、プツシユインされたデータが前段のレジ
スタの空きを条件として自動的に前段にシフトさ
れるような、自送式シフトレジスタを用いたデー
タ伝送路を提案した。
この提案した技術では、データ伝送路は、通常
(初期リセツト以後は)停止解除状態であり、特
定の条件が成立したときにのみ停止状態とし、そ
の後再び停止解除状態に戻るように制御してい
た。
また、他に、昭和56年6月20日付で特許出願公
開された特開昭56−74731号や、昭和60年11月11
日付で特許出願公開された特開昭60−225935号な
どがあるが、特開昭56−74731号の従来技術では、
リツプルレジスタを2段構成にし、転送路が渋滞
しないときには1段のレジスタとし、転送路が渋
滞するときには2段のレジスタとなるように構成
することによつて、渋滞しないときは少ない段数
の高速転送路とし、渋滞するときには容量の大き
い転送路とするものであり、特開昭60−225935号
の従来技術では、複数段にわたつてレジスタの空
きを検出することによつて、すべてのレジスタに
データが格納されているときのみ入力不許可と
し、いずれのレジスタにもデータが格納されてい
ないときのみ出力不許可として、転送効率を向上
するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
特開昭61−262934号では、たとえばデータ処理
に長時間を要する場合や2つのデータ伝送路間で
同期をとる必要がある場合など、一定の条件が成
立したとき特定のレジスタ段において、データ伝
送を停止させる必要が生じる。特に、同じデータ
伝送路上を複数のデータ〓間なく伝送される場
合、停止させるべきデータが該当のレジスタ段に
到達したことに応答して、それより前のレジスタ
段への伝送を禁止しなければならない。
このような場合、伝送指令信号から停止信号ま
での時間よりデータ伝送路上のレジスタ段間のデ
ータ伝搬遅延時間の方が小さくなれば、誤動作を
生じる。そのため、停止信号が出力されるまでの
時間遅れより以上の伝搬遅延の大きいデータ伝送
路を設計しなればならず、伝送レートが犠牲にな
るばかりでなく、他方、データ伝送路の伝搬遅延
を誤動作の生じない範囲で最小に設計することは
困難である。
また、特開昭56−74731号や特開昭60−225935
号では、いずれも前段のレジスタの空きが検出さ
れたことに応じて、後段のレジスタから出力され
たデータを前段のレジスタに転送して、転送の開
始および停止を制御するものに過ぎず、たとえば
データ処理要素によつてデータが処理されたか否
かという非同期な外部条件や、転送されるデータ
の内容に応じて制御することはできなかつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、データ
伝送路の伝搬遅延を考慮する必要のない、誤動作
の生じないデータ伝送路の制御装置を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、カスケード結合された少なくとも
2つのレジスタB1,B2、および前段のレジス
タB1の空きを条件として後段のレジスタB2か
らデータを出力させる転送手段C1を含むデータ
伝送路を制御するデータ伝送路制御装置であつ
て、前段のレジスタB1と後段のレジスタB2と
の間に介挿され、後段のレジスタB2から入力さ
れたデータに対する処理が終了したとき処理終了
信号を出力するデータ処理要素54、および転送
手段C1に作用し、通常は停止信号を与えて当該
転送手段を停止状態とし、かつ処理終了信号に応
じて停止状態を解除するための伝送制御手段58
を備える、データ伝送路制御装置である。
〔作用〕
データ伝送路はカスケード結合された少なくと
も2つのレジスタ(実施例では、並列データバツ
フア)を含み、この2つのレジスタ間にデータ処
理要素(実施例では、ALUや乗算器等)が介挿
される。データ処理要素は後段のレジスタから与
えられたデータを適宜処理し、その処理結果を前
段のレジスタに転送する。ただし、転送手段は伝
送制御手段によつて停止状態とされているので、
データ処理要素からの処理終了信号が出力された
とき、伝送制御手段が転送手段に作用して、転送
手段がデータ処理手段からのデータを前段のレジ
スタに転送する。
〔発明の効果〕
この発明によれば、伝送制御手段は通常転送手
段を停止し、データ処理要素からの処理手段信号
に応じて停止を解除するようにしているので、デ
ータ伝送路の伝搬の遅延の大小にかかわらず誤動
作のないデータ伝送路が得られる。それととも
に、処理時間や処理量との関係で許容される最大
速度でデータ処理やデータ伝送を行うことができ
る。すなわち、前段のレジスタの空きの有無だけ
でなく、非同期な外部条件や転送されるデータの
内容などの条件に応じて、転送制御することがで
きるので、データの内容に応じてデータ処理要素
における処理時間が変化する場合においても、前
段のレジスタに示すロードタイミングを最適化で
きる。
したがつて、この発明によれば、データ転送機
能のみならず、データ処理機能およびデータ緩衝
機能を併有する高速かつ高機能データ伝送路が得
られる。
この発明の上述の目的、そして他の目的、特徴
および利点は、図面を参照して行なう以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第2図はこの発明が実施され得るデータ処理装
置の一例としての並列処理形エミユレータの一例
を示すシステム概念図である。システム10は、
データ伝送路として非同期遅延線リング12を含
み、この非同期遅延線リング12には、合流部1
4を通して処理すべきデータパケツトが与えられ
るとともに、その処理されたデータは分岐部16
を通して出力される。合流部14から与えられた
データパケツトは、非同期遅延線リング12を通
つて、分岐部18によつて分岐されて、機能記憶
部20に与えられる。機能記憶部20から読み出
されたデータは、合流部22を通して再び非同期
遅延線リング12に与えられる。
機能記憶部20から与えられたデータパケツト
は、たとえば第10図に示すように、ヘツドHD
とそれに後続する複数のデータワードDW1
DHnを含む。ヘツダHDは、処理コードPCおよ
び制御コードCCを含み、この処理コードPCに
は、バケツト構造を示すコードと処理内容を示す
コードとが含まれる。パケツト構造を示すコード
としては、たとえばヘツダであることや最後のデ
ータワードであることなどを示す順番コードがた
とえば第17番目および第16番目のビツトで与えら
れる。処理内容を示すコードは、特にFコードと
呼ばれ、たとえば「+」,「−」、…またはデータ
の置換あるいは挿入など、処理の種類を特定する
ために用いられる。制御コードCCには、プログ
ラム構造に起因するノード情報すなわち物理的な
行先情報やカラー情報など論理的な情報が含まれ
る。
非同期遅延線リング12によつて伝送される上
述のようなデータパケツトは、分岐部24および
合流部26を通して、発火部27を構成する第1
のループ状のデータ伝送路28に与えられる。異
なるデータパケツトが、異なる分岐部30および
合流部32を通して、発火部27を構成する第2
のループ状のデータ伝送路34に取り込まれる。
第1および第2のループ状のデータ伝送路28お
よび34に与えられたデータパケツトは、それぞ
れのループを互いに逆方向に伝送され、これら伝
送路とともに発火部27を構成する発火検出部3
6に与えられる。発火検出部36では、2つのデ
ータパケツトの間でそれぞれのデータパケツト中
に含まれる制御コードの比較を行なうことによつ
て、第1のループ状のデータ伝送路28上に存在
するデータパケツトと第2のループ状のデータ伝
送路34上に存在するデータパケツトとが対をな
すか否かを判定し、データパケツト対として検出
された特定のデータパケツトに基づいて1つの新
しいデータパケツトを生成する。このようにして
生成された新しいデータパケツトは、たとえば第
1のループ状のデータ伝送路28上に置かれ、分
岐部38および合流部40を通して再び非同期遅
延線リング12上にもたらされる。
非同期遅延線リング12上を転送される新しい
データパケツトは、たとえば分岐部42を通して
演算処理部44に与えられ、そこでそのデータパ
ケツトのヘツダに含まれる処理コードに従つてそ
のデータパケツトに含まれヘツドに後続する単一
または複数の処理対象データを処理する。この演
算処理部44によつて処理されたデータが、合流
部46を通して再び非同期遅延線リング12に合
流される。この処理結果は、再び機能記憶部20
に与えられるか、あるいは分岐部16を通して出
力されるのである。
なお、システム10には、さらに、制御コード
処理部48およびカラー管理部50が設けられ
る。
この発明は第2図に示すシステム10における
演算処理部44に適用され得る。しかしながら、
このような演算処理部44は、主データ伝送路1
2に対して並列的ではなく、第2図において点線
で示すように、そのデータ伝送路12上に直列的
に介挿されてもよい。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略ブロツ
ク図である。演算処理部44は、多段接続された
並列データバツフアB0,B1,B3,B4…およびそ
れらのそれぞれに関連して設けられるC要素
(Coincident Element)C0,C1,C2,C3…を含
む。これら並列データブツフアB0〜B3およびC
要素C0〜C3は、協働して、非同期自走式シフト
レジスタを構成する。この非同期自走式シフトレ
ジスタとは、データのブツシユインとポツプアウ
トとを独立的かつ同時的に行なうことができ、さ
らにプツシユインされたデータが前段のレジスタ
ないし並列データバツフアが空いていることを条
件として、シフトロツクを用いずに、自動的に転
送されるようなシフトレジスタをいう。このよう
な非同期自走式シフトレジスタは、主データ伝送
路12およびループ状の第1および第2のデータ
伝送路28および34としても用いられ得る。
ここで、第4図および第5図を参照して、非同
期自走式シフトレジスタを構成するC要素につい
て説明する。C要素Cは、6つの端子T1〜T6
含み、端子T1には後段のC要素からの信号TRI
(Transfer In)が与えられ、端子T2からは後段
のC要素に対して信号AKO(Acknowledge Out)
が出力される。端子T3からは前段のC要素に対
して信号TRO(Transfer Out)が出力され、端
子T4からは前段のC要素からの信号AKI
(Acknowledge In)が与えられる。信号TRO
は、さらに、その対応する並列データバツフアに
転送指令信号として与えられる。そして、信号
AKIは、前段の並列データバツフアの空き信号
として与えられる。
なお、端子T5にはリセスト信号RESETが与え
られ、端子T6には停止信号STOPが与えられる。
第4図の回路において、端子T5からリセツト
信号RESETが与えられると、それがインバータ
によつて反転され、この信号が与えられる4つの
ナンドゲートG1,G4,G11およびG14の出力がと
もにハイレベルになる。ナンドゲートG1,G4
およびG11,G14の出力がハイレベルであり、し
たがつてそれを受けるナンドゲートG3およびG13
の出力がともにローレベルとなる。ナンドゲート
G4のハイレベルの出力が信号AKOとなり、端子
T2から後段のC要素への信号AKIとして与えら
れる。これが前段の並列データバツフアの空きの
状態を表わす信号である。このとき、データがま
だ到着していないとすれば、端子T1への信号
TRIがローレベルである。端子T5へのリセツト
信号RESETが解除されると、インバータの出力
がハイレベルとなり、一方ナンドゲートG14から
の信号AK′もまたハイレベルであり、この状態が
初期状態である。
初期状態においては、したがつて、ナンドゲー
トG1およびG11のそれぞれの出力がハイレベルで
あり、オアゲートG2およびG12の一方入力がハイ
レベルである。そのため、ナンドゲートG3およ
びG13の2つの入力はともにそれぞれハイレベル
であり、したがつてこのナンドゲートG3および
G13の出力はともにローレベルである。すなわ
ち、信号TR′および端子T3からの信号TROがロ
ーベレルである。ナンドゲートG4およびG14の入
力は、それぞれ、ローレベル、ハイレベルおよび
ハイレベルとなり、これらナンドゲートG4およ
びG14の出力はそれぞれハイレベルとなる。
データが転送されてきて、後段のG要素から与
えられる端子T1への信号TRIが第5図に示すよ
うにハイレベルに転じると、ナンドゲートG1
3つの入力はすべてハイレベルとなり、その出力
はローレベルとなる。そうすると、ナンドゲート
G3の出力すなわち信号TR′が第5図に示すように
ハイレベルとなり、ナンドゲートG4の出力がロ
ーレベルとなる。信号TR′がハイレベルとなる
と、ナンドゲートG11の出力がローレベルとな
り、ナンドゲートG13の出力TROがハイレベル、
ナンドゲートG14の出力AK′がローレベルとなる。
ナンドゲートG4およびG14の出力がそれぞれナン
ドゲートG3およびG13の入力に戻り、これらナン
ドゲートG3およびG13の出力がハイレベルの状態
でロツクされる。このようにして、第5図に示す
ように端子T2からの信号AKOがローレベルとな
り、このC要素Cに対応する並列データバツフア
にデータが転送されたこと、すなわちその状態で
はもはやデータの転送を受け付けないことが後段
のC要素に伝えられる。また、ナンドゲートG13
の出力がハイレベルであり、端子T3から、前段
のC要素にハイレベルの信号TROが与えられる。
このハイレベルの信号TROが、それに対応する
並列データバツフアへの転送指令として与えら
れ、その並列データバツフアのデータが前段に送
られる。
信号AKOがローレベルになると、第5図に示
すように信号TRIがローレベルになり、したがつ
て、ナンドゲートG1を出力TR′がハイレベルに戻
る。さらに、前述のようにして、ナンドゲート
G14の出力AK′がローレベルに変わることによつ
て、ナンドゲートG4の出力AKOはハイレベルに
戻り、ナンドゲートG3の出力TR′はローレベルに
戻る。
前段のC要素からの信号AKOすなわち端子T4
から与えられる信号AKIが、第5図に示すよう
に、ハイレベルからローレベルに変わると、すな
わち、前段の並列データバツフアの空きが抽出さ
れると、オアゲートG12の入力がローレベルとな
り、信号TR′もまたローレベルであるため、この
オアゲートG12出力もまたローレベルとなる。こ
のとき、ナンドゲートG13の出力はハイレベルに
なつているので、ナンドゲートG14の出力がハイ
レベルに変わる。そのため、ナンドゲートG13
入力がハイレベルとなり、ナンドゲートG13の出
力はローレベルに戻る。このようにして、初期状
態と同じ状態に戻る。
もし前段のC要素からの信号AKOすなわち端
子T4からの信号AKIがローレベルのままである
とすると、すなわち前段のC要素に対応する並列
データバツフアがまだ空き状態でないとすると、
ナンドゲートG11の1つの入力はローレベルのま
まとなるため、端子T1からの信号TRIがハイレ
ベルとして与えられ、信号TR′がハイレベルに変
わつても、ナンドゲートG11は作用せず、信号
TROがハイレベルにはならないので、それによ
つて後段からのデータの受け付けが拒否され、し
たがつてこのC要素に対応する並列データバツフ
アにはその状態ではデータが転送できない。
このようにして、第3図に示すように、並列デ
ータバツフアB0〜B3およびC要素C0〜C3によつ
て、非同期自走式シフトレジスタが構成される。
なお、このC要素Cに端子T6から、停止信号
STOPが与えられると、そのハイレベルの信号が
オアゲートG5を通してナンドゲードG13に与えら
れる。したがつて、このナンドゲートG13の出力
がローレベルとなり、この状態では端子T3から
の信号TROがローレベルとなり、データの転送
が停止される。
第1図に示すように、非同期自走式シフトレジ
スタを構成する並列データバツフアB1およびB2
の間に、たとえばALU(Arithmatic Logic
Unit)、乗算器などを含むデータ処理要素54が
配置される。
この実施例には、さらに、伝送制御路制御回路
58が設けられ、この伝送路制御回路58は、前
段の並列データバツフアB1に関連するC要素C1
からの信号AKIを受けるとともに、後続する並
列データバツフアに関連するC要素C2からの信
号TROを受ける。伝送路制御回路58には、さ
らに、データ処理要素54からの処理終了信号や
条件判定回路60からの制御条件信号が与えられ
る。処理終了信号は、そのデータ処理要素54に
おける処理たとえば演算、修飾、変形などの、処
理コードPCによつて指定されるデータ処理の終
了に応じて出力される。条件判定回路60は、第
6図に示すように、1つのデコーダ62を含み、
このデコーダ62の入力としては、後段の並列デ
ーダバツフアB3からB2に送られるデータバケツ
トに含まれる処理コードPCを受け、「1」または
「0」によつて表される、停止または停止解除の
ための制御条件を出力する。
第7図を参照して、伝送路制御回路58はDフ
リツプフロツプ64を含み、このDフリツプフロ
ツプ64のデータ入力Dには先の条件判定回路6
0に含まれるデコーダ62からの制御条件信号が
与えられる。Dフリツプフロツプ64のクロツク
入力CKには後段のC要素C2からのデーダ伝送信
号TROに与えられ、プリセツト入力PRSには、
前段のC要素C1からの認識信号AKIと初期リセ
ツト信号とのアンドが与えられる。詳しくいう
と、信号AKIは立上がりエツジ検出回路66に
与えられ、この立上りエツジ検出回路66の出力
と初期リセツト信号(ローレベルのパルス)とが
アンドゲート68の2入力として与えられる。そ
して、このアンドゲート68の出力がDフリツプ
フロツプの入力PRSに与えられる。
Dフリツプフロツプ64のクリア入力CLRに
は、さらに、データ処理要素54からの処理終了
信号が、立上りエツジ検出回路66を通して、D
フリツプフロツプウ64のクリア入力CLRに与
えられる。
立上がりエツジ検出回路66は、第8図に示す
ように、入力信号とその反転を受けるナンドゲー
ト70を含む。したがつて、立上がりエツジ検出
回路66は、入力信号(信号AKIや処理終了信
号)が与えられると、その立上がりエツジでロー
レベルのパルスを出力する。
第1図実施例の動作について説明する。まず、
第3図に示すような1ワード構成のデータパケツ
トが第1図における最後段の並列データバツフア
B3にロードされると、このデータパケツト中の
識別データたとえば処理コードPCが条件判定回
路60に入力される。条件判定回路60からは、
その処理コードPCの内容をデコーダした結果、
そのデータパケツトが停止されるべきであるか否
かの制御条件信号が「1」または「0」で出力さ
れる。
初期状態においては、伝送路制御回路58は初
期リセツト信号を受ける。このとき信号AKIも
またローレベルのままであるので、Dフリツプフ
ロツプのプリセツト入力としてハイレベルが与え
られ、このDフリツプフロツプ64すなわち伝送
路制御回路58からはハイレベル(「1」)の伝送
路制御信号が出力される。この伝送路制御信号が
C要素C1の停止信号STOPとしてその端子T6(第
4図)に入力される。したがつて、この初期リセ
ツトでは、C要素C1は、停止状態とされる。
並列データバツフアB2に入力されたデータパ
ケツトが、前段の並列データバツフアB1に送ら
れるべきものであるときには、条件判定回路60
から停止解除のためのローレベルの制御条件信号
が得られる。したがつて、伝送路制御回路58の
Dフリツプフロツプ64は、関連のC要素C2
らの伝送信号TROの立上がりで、そのローレベ
ルを読み込み、そのため出力Qは、その信号
TROを立上がりでローレベルとなる。応じて、
伝送路制御回路58からの停止信号STOPがなく
なり、前段のC要素C1の停止状態が解除される。
そうすると、後段のC要素C2伝送信号TROによ
つて、このC要素C1の信号TROも立上がる。一
方、このC要素C1からの認識信号AKIが立下が
る。したがつて、後段の並列データバツフアB2
からの前段の並列データバツフアB1へのデータ
伝送が行われる。
このようにして、データパケツトが並列データ
バツフアB2からB1へ伝送されると、C要素C1
らの信号AKIが立上がる。この信号AKIの立上
がりエツジが、エツジ検出回路66によつて検出
され、そのタイミングでDフリツプフロツプ64
には「0」ないしローレベルがプリセツトされ、
C要素C1は再び停止状態に戻される。
条件判定回路60からの制御条件信号がローレ
ベルすなわち前段へ伝送すべきデータパケツトで
あるときには、上述の動作を繰り返し、データパ
ケツトは停止されることなく、データ伝送路上を
伝送される。
条件判定回路60からの制御信号がハイレベル
であるときに、すなわち、並列データバツフア
B2にロードされたデータパケツトが前段の並列
データバツフアB1に伝送されるべきものでない
ときには、C要素C2からのデータ伝送信号TRO
が立上がると、伝送路制御回路58のDフリツプ
フロツプ64には、制御信号のハイレベルが読み
込まれる。応じて、このDフリツプフロツプ64
の出力Qはハイレベルとなる。そのため、前段の
並列データバツフアB1に関連のC要素C1は停止
状態のままとされる。したがつて、データパケツ
トは並列データバツフアB2で停止し、データ処
理要素54ではその停止されたデータパケツトに
対して処理を施す。
データ処理要素54はそのデータ処理中ローレ
ベルを出力しているため、伝送路制御回路58の
Dフリツプフロツプ64はクリアされない。デー
タ処理が終了して、データ処理要素54からハイ
レベルのデータ処理終了信号が得られると、それ
がエツジ検出回路66によつて検出され、このエ
ツジ検出回路66からローレベルパルスが出力さ
れ、Dフリツプフロツプ64はクリアされ、Dフ
リツプフロツプ64の出力Qはローレベルに転じ
る。応じて、この伝送路制御回路58からの停止
信号が解除されて、C要素C2の信号TROが立上
がり、データパケツトは前段の並列データバツフ
アB1に伝送される。すると、その関連のC要素
C1からの信号AKIが立上がり、Dフリツプフロ
ツプ64は再びプリセツトされて、その出力Qが
ハイレベルになる。したがつて、C要素C1は再
び停止状態とされる。
このようにして、伝送路制御回路58がデータ
パケツトの前段への伝送を制御する。すなわち、
通常ではデータ伝送路を停止状態としておき、必
要に応じてそのつど停止解除する。
第9図はこの発明の他の実施例を示すブロツク
図である。この実施例は、第10図に示すよう
に、1ワード目に処理コードなどが、2コード目
に対象データが含まれる、2ワード構成のデータ
パケツトを処理するのに好適する。
第9図実施例では、伝送路制御回路58は、第
1図の実施例と同じ、第7図に示す構成および動
作のものとして構成される。しかしながら、この
実施例では、1つのデータパケツトのうちの最初
のデータワードが並列データバツフアB1に停止
した後、後続のデータワードが並列データバツフ
アB2にロードされたとき、データ処理要素54
がそのデータワードを処理することになる。
なお、この第9図実施例では、処理指示回路5
6が設けられる。そして、前段の並列データバツ
フアB1からのデータ特にデータパケツトに含ま
れる処理コードPC(第2図)がこの処理指示回路
56へ与えられる。この処理指示回路56は、簡
単にいうと、並列データバツフアB1に含まれる
処理コードに応じて、データ処理要素54に対し
てデータ処理の種類ないし態様を指示するための
指示信号を与える。したがつて、データ処理要素
54に後段の並列データバツフアB2のデータが
与えられ、それがそこで処理される際に、前段の
並列データバツフアB1からの処理コードによつ
て、その処理の内容が制御されることになる。換
言すれば、後続するデータに対する処理の種類も
しくは処理の種類の系列が、先行するデータによ
つて決定される。したがつて、データ処理要素5
4はこの処理指示回路56からの指示に従つた処
理を行う。
第11図はこの発明のその他の実施例を示すブ
ロツク図である。この実施例は、特に発火部27
(第2図)のように2つのデータ伝送路上を伝送
されるデータパケツトをデータ処理要素54によ
つて処理するとき、2つのデータ伝送路の同期を
とるために、伝送路制御回路58′が用いられる。
詳しくいうと、第1のデータ伝送路は縦続接続
された並列データバツフアB10,B11,B12,…と
その関連のC要素C10,C11,C12,…を含み、第
2のデータ伝送路は並列データバツフアB20
B21,B22,…とC要素C20,C21,C22,…を含む。
そして、並列データバツフアB10とB11との間お
よびB20とB21との間からデータ処理要素54に
それぞれ対象データが与えられる。
一方、識別データすなわち処理コードPCは、
それらに後続する並列データバツフアB12とB13
およびB22とB23とから、それぞれ取出され、対
応の識別データ検出回路72および74に与えら
れる。この識別データ72および74は、たとえ
ば、第12図に示すように構成され、それぞれ関
連のデータ伝送路上を伝送されるデータパケツト
から識別データ(処理データ)を検出ないし抽出
する。
第12図は第11図実施例に適用できる識別デ
ータ検出回路の一例を示すブロツク図である。こ
の第12図では、一方のデータ伝送路から識別デ
ータを取り出す第1の識別データ検出回路72の
みが図示され説明される。
第12図において、識別データ検出回路72
は、第1のデータ伝送路に含まれる並列データバ
ツフアB12,B13,B14およびB15から、データを
受けるマルチプレクサ76を含む。すなわち、マ
ルチプレクサ76には、後段の並列データバツフ
アから前段の並列データバツフアにデータパケツ
トが転送される際、4つの並列データバツフア
B12〜B15の出力が入力される。
並列データバツフアB11〜B15のそれぞれの第
17番目のビツトすなわち順番コードの1ビツトに
は、ヘツダ信号線HSLが接続される。並列デー
タバツフアB11およびB12の間のヘツダ信号線
HSL1は、マルチプレクサ76に与えらえるとと
もに、インバータによつて反転されてアンドゲー
トG1の一方入力に与えられる。並列データバツ
フアB12およびB13の間の接続されるヘツダ信号
線HLS2は、そのアンドゲートG1の他方入力に与
えられる。アンドゲートG1の出力は、マルチプ
レクサ76に与えられるとともに、インバータに
よつて反転されてアンドゲートG2の一方入力に
与えられる。並列データバツフアB13およびB14
の間に接続されたヘツダ信号線HSL3は、そのア
ンドゲートG2の他方入力に与えられる。アンド
ゲートG2の出力は、マルチプレクサ76に与え
られるとともに、インバータによつて反転されて
2入力アンドゲートG3の一方入力に与えられる。
このアンドゲートG3の他方入力には、並列デー
タバツフアB14およびB15の間に接続されるヘツ
ダ信号線HSL4の出力が与えられ、その出力はマ
ルチプレクサ76に与えられる。
これらヘツダ信号線HSL1およびアンドゲート
G1〜G3の出力は、マルチプレクサ76に含まれ
る対応のラツチ回路(図示せず)に対するイネー
ブル信号として与えられる。
マルチプレクサ76からは、識別データ線を通
して、条件判定回路60′(第11図)への第1
のデータ伝送路28から抽出された識別データが
与えられる。
初期状態においては、すべてのヘツダ信号線
HSL1〜HSL4はロールベルである。後段の並列
データバツフアから並列データバツフアB15へデ
ータパケツトのヘツダが転送されると、ヘツダ信
号線HSL4がハイレベルになる。一方、並列デー
タバツフアB14およびB13の間のヘツダ信号線
HSL3はまだローレベルであり、したがつてアン
ドゲートG2の出力はローレベルである。このロ
ーレベルが反転されてアンドゲートG3に与えら
れるため、この時点で、このアンドゲートG3
らハイレベルが出力される。
アンドゲートG3の出力がハイレベルになると、
マルチプレクサ76に含まれる対応のラツチ回路
がイネーブルされ、並列データバツフアB15およ
びB14の間の識別データ線からの識別データがそ
のラツチ回路にラツチされる。
その後、C要素C5によつて並列データバツフ
アB14の空きが検出されると、並列データバツフ
アB15からこの並列データバツフアB14にデータ
パケツトのヘツダが転送させる。応じて、ヘツダ
信号線HSL3がハイレベルになり、アンドゲート
G3と同じようにして、アンドゲートG2の出力が
ハイレベルとなる。このアンドゲートG2のハイ
レベルの出力が反転されてアンドゲートG3に与
えられるため、アンドゲートG3の出力はローレ
ベルに転じる。一方、アンドゲートG2がマルチ
プレクサ76に含まれる対応のラツチ回路のイネ
ーブル信号として働き、そのタイミングで並列デ
ータバツフアB14から並列データバツフアB13
転送させるヘツダに含まれる識別データが取り込
まれる。
このようなことを繰り返して、並列データバツ
フアB12に並列データバツフアB13からデータパ
ツケツトのヘツダが転送されるとき、ヘツダ信号
線HSL1がハイレベルになる。そのため、アンド
ゲートG1の出力は、アンドゲートG2およびG3
同じように、ローレベルになる。ヘツダ信号
HSL1がハイレベルになると、マルチプレクサ7
6に含まれる対応のラツチ回路がイネーブルさ
れ、そのラツチ回路に並列データバツフアB12
らのデータパケツトに含まれる識別データが書き
込まれる。すなわち、マルチプレクサ76の4つ
のラツチ回路(図示せず)には、データパケツト
を4つのレジスタにおいて転送する間、順次同じ
識別データが書き込まれることになる。そのた
め、その期間においては、マルチプレクサ76か
らは、同じ識別データが出力され続ける。このよ
うにして、マルチプレクサ76を用いて、識別デ
ータを一定時間保持することができる。このよう
に、この実施例では、ヘツダ信号線HSL1
HSL4のいずれかがハイレベルになつている場合
には、そのうちの最も前段に存在する識別データ
が選択される。
並列データバツフアB12からデータパケツトの
ヘツダが最前段の並列データバツフアB11に転送
され、並列データバツフアB12に後続するヘツダ
以外のデータワードが転送されると、ヘツダ信号
線HSL1が再びローレベルとなり、したがつて、
後続するデータパケツトのヘツダによつてヘツダ
信号線HSL1〜HSL4のうちいずれかがハイレベ
ルになつている場合には、これまで述べた回路構
成によつてヘツダ信号線HSL1〜HSL4のうち最
も前段に存在する識別データが選択されることに
なる。
なお、第12図の例において、マルチプレクサ
58がデータを受ける並列データバツフアの段数
は、必要な時間に応じて、任意に設定することが
できる。
第11図に戻つて、識別データ検出回路72お
よび74によつて検出された識別データは、条件
判定回路60′に入力される。条件判定回路6
0′は、第13図に示すように比較回路77を含
み、2つの識別データの一定の関係たとえば一
致、不一致を判定する。そして、条件判定回路6
0′からは、2つの識別データが一致したとき、
制御信号として「1」を出力する。この制御信号
は、伝送路制御回路58′に入力される。
伝送路制御回路58′には、さらに、各データ
伝送路からのヘツダ信号線HSL1およびHLS2
接続される。このヘツダ信号線HSL1および
HSL2は、それぞれ並列データバツフアB10
B11,…およびB20,B21,…の17ビツト目に接続
され、ヘツダHD(第10図)が到来したことを
示す信号を取り出す。
伝送路制御回路58′は、第14図に示すよう
に、2組のDフリツプフロツプ78,80および
82,84を含む。そして、Dフリツプフロツプ
78および80のデータ入力Dには、その一方入
力としてヘツダ信号線HSL1からのヘツダ信号を
受けるアンドゲート86からの出力が与えられ
る。他方、Dフリツプフロツプ82および84の
データ入力Dには、その一方入力としてヘツダ信
号線HSL2からのヘツダ信号を受けるアンドゲー
ト88からの出力が与えられる。オアゲート90
が設けられ、このオアゲートの3つの入力として
は、前述の条件判定回路60′からの制御条件信
号およびDフリツプフロツプ78および82のそ
れぞれの出力Qが与えられる。そして、このオア
ゲート90の出力は、上述のアンドゲート86お
よび88のそれぞれの他方入力として与えられ
る。
一方、C要素C10からの信号AKIは、立ち上が
りエツジ検出回路66を通してアンドゲート92
の一方に与えられ、また、C要素C20からの信号
AKIも同様に立ち上がりエツジ検出回路66を
通して、アンドゲート94の一方入力に与えられ
る。そして、2つのアンドゲート92および94
の他方入力には、それぞれ、初期リセツト信号が
与えられる。アンドゲート92の出力はDフリツ
プフロツプ78のクリア入力CLRに与えられる
とともに、Dフリツプフロツプ80のプリセツト
入力RPSに与えられる。同じように、アンドゲ
ート94の出力も、Dフリツプフロツプ82のク
リア入力CLRおよびDフリツプフロツプ84の
プリセツト入力PRSに与えられる。
Dフリツプフロツプ78および82の両方の出
力Qは、アンドゲート96を通して、立ち上がり
エツジ検出回路66に与えられる。そして、この
立ち上がりエツジ検出回路66の出力は、Dフリ
ツプフロツプ80および84のそれぞれのクリア
入力CLRとして与えられる。これらDフリツプ
フロツプ80および84の出力Qは、それぞれ、
制御信号1および制御信号2として、関連のC要
素C10およびC20に与えられる。すなわち、第14
図に示す4つのDフリツプフロツプ78〜84の
うち、Dフリツプフロツプ78および80が一方
のデータ伝送路を、Dフリツプフロツプ82およ
び84が他方のデータ伝送路にそれぞれ制御す
る。したがつて、Dフリツプフロツプ80および
84からの制御信号1および制御信号2は、いず
れも、停止状態のときに「1」として、停止解除
状態のときに「0」として出力される。
初期リセツト信号が与えられると、Dフリツプ
フロツプ80および84にプリセツト入力が与え
られ、これらDフリツプフロツプ80および84
はそれぞれの出力Qがローレベルにセツトされ
る。したがつて、制御信号1および制御信号2を
受けるC要素C10およびC20は、いずれも、停止状
態とされる。
同期させるべき2つのデータパケツトすなわち
識別データの一致するデータが検出されないとき
は、条件判定回路60′の比較回路77からの制
御条件信号は「0」である。したがつて、このと
き4つのDフリツプフロツプのデータ入力Dはい
ずれもローレベルのままである。したがつて、D
フリツプフロツプ78および80は、それぞれ、
C要素C21からの信号TROおよびC要素C11から
の信号TROのそれぞれの立ち上がりでそのロー
レベルのデータ入力を読み込み、その後C要素
C20からの信号AKIおよびC要素C10からの信号
AKIの立ち上がりでハイレベル(「1」)にセツ
トされる動作を繰り返す。したがつて、2つのデ
ータ伝送路は独立して、後段の並列データバツフ
アから前段の並列データバツフアにデータパケツ
トの伝送を行う。この動作は先の第7図による制
御の場合と同様であり、このときDフリツプフロ
ツプ82および84はローレベルのままである。
条件判定回路60′によつて、同期させるべき
2つのデータパケツトが検出されると、この回路
60′からの制御信号は「1」となる。そして、
2つのデータパケツトのうちの一方が下側のデー
タ伝送路1に先に到着したとすると、ヘツダ信号
線HSL1がハイレベルとなり、関連のC要素C11
らの信号TROが立ち上がれる。そうすると、D
フリツプフロツプ78がセツトされ、その出力Q
がハイレベルとなる。このDフリツプフロツプ7
8の出力は、オアゲート90に入力されている。
したがつてこのDフリツプフロツプ78は、その
一致状態を保持する。一方、このときDフリツプ
フロツプ80はセツトされる。そして、これら2
つのDフリツプフロツプ78および80の出力
は、対となるべきもう一方のデータパケツトが上
側のデータ伝送路2に到着するまで保持される。
すなわち、データ伝送路1は、停止状態のまま
で、他方のデータ伝送路2におけるデータパケツ
トの到着を待つ。
その後データ伝送路2に対となるべきデータパ
ケツトが到着すると、ヘツダ信号線SLH2がハイ
レベルとなり、関連のC要素C21からの信号TRO
が立ち上がる。したがつて、Dフリツプフロツプ
84がセツトされたままで、Dフリツプフロツプ
82がセツトされる。したがつて、これらDフリ
ツプフロツプ82および84の出力Qがいずれも
ハイレベルとなり、アンドゲート96の出力がロ
ーレベルからハイレベルに転じる。応じて、Dフ
リツプフロツプ80および84のクリア入力に、
エツジ検出回路66からのローレベルパルスが入
力され、Dフリツプフロツプ80および84はと
もにリセツトされる。したがつて、2つのDフリ
ツプフロツプ80および84の出力Qはいずれも
ローレベルに転じ、そのため2つのデータ伝送路
の停止状態は同時に解除され、データパケツトの
伝送が同時に開始される。このようにして、2つ
のデータパケツトの同期が確立される。
停止状態が解除されると、データパケツトの伝
送の終了とともに、前段の並列データバツフアに
関連するC要素C10およびC20からの信号AKIがい
ずれもハイレベルに立ち上がり、Dフリツプフロ
ツプ80および84は再び「1」にセツトされ、
Dフリツプフロツプ78および82は「0」にリ
セツトされて初期状態に戻る。この初期状態にお
いては、Dフリツプフロツプ80および84の出
力Qはいずれもハイレベルであるため、2つのデ
ータ伝送路1および2上におけるデータパケツト
の伝送が停止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
である。第2図はこの発明が実施され得る並列処
理形エミユレータの一例を示すシステム概念図で
ある。第3図は処理されるべきデータパケツトの
一例を示す図解図である。第4図はC要素を示す
回路図である。第5図は第4図に示すC要素の動
作を説明するためのタイミング図である。第6図
はこの実施例の条件判定回路の一例を示すブロツ
ク図である。第7図はこの実施例の伝送路制御回
路の一例を示すブロツク図である。第8図はこの
実施例のエツジ検出回路の一例を示すブロツク図
である。第9図はこの発明の他の実施例を示すブ
ロツク図である。第10図は第9図実施例におい
て処理されるべきデータパケツトの構造を示す図
解図である。第11図はこの発明のその他の実施
例を示すブロツク図である。第12図は第11図
実施例の識別データ検出回路の一例を示すブロツ
ク図である。第13図は第11図実施例の伝送制
御回路の一例を示すブロツク図である。第14図
は第11図実施例の伝送路制御回路の一例を示す
ブロツク図である。 図において、54はデータ処理要素、56は処
理指示回路、B0〜B3およびB11〜B17は並列デー
タバツフア、C0〜C3およびC11〜C17はC要素を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カスケード結合された少なくとも2つのレジ
    スタB1,B2、および前段のレジスタB1の空
    きを条件として後段のレジスタB2からデータを
    出力される転送手段C1を含むデータ伝送路を制
    御するデータ伝送路制御装置であつて、 前記前段のレジスタB1と前記後段のレジスタ
    B2との間に介挿され、前記後段のレジスタB2
    から入力されたデータに対する処理が終了したと
    き処理終了信号を出力するデータ処理要素54、
    および 前記転送手段C1に作用し、通常は停止信号を
    与えて当該転送手段を停止状態とし、かつ前記処
    理終了信号に応じて前記停止状態を解除するため
    の伝送制御手段58を備える、データ伝送路制御
    装置。 2 前記データ伝送路はさらに前記後段のレジス
    タB2よりもさらに後方に配置される別のレジス
    タB3を含み、 前記別のレジスタB3にロードされたデータに
    応じて前記データ処理要素54から前記前段のレ
    ジスタB1へのデータの転送の停止を解除すべき
    かどうかを判定して制御条件信号を出力するため
    の条件判定手段60をさらに備え、 前記伝送制御手段58は前記処理終了信号およ
    び前記制御条件信号の少なくとも一方に応答して
    前記転送手段C1の停止状態を解除する、特許請
    求の範囲第1項記載のデータ伝送路制御装置。
JP61055947A 1985-05-17 1986-03-12 デ−タ伝送路制御装置 Granted JPS62211725A (ja)

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US06/863,979 US4907187A (en) 1985-05-17 1986-05-16 Processing system using cascaded latches in a transmission path for both feedback and forward transfer of data

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5674731A (en) * 1979-11-19 1981-06-20 Control Data Corp Ripple register device
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