JPH04242033A - 静音リレー - Google Patents

静音リレー

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JPH04242033A
JPH04242033A JP217391A JP217391A JPH04242033A JP H04242033 A JPH04242033 A JP H04242033A JP 217391 A JP217391 A JP 217391A JP 217391 A JP217391 A JP 217391A JP H04242033 A JPH04242033 A JP H04242033A
Authority
JP
Japan
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movable part
spring
movable
protrusion
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP217391A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Yano
学 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP217391A priority Critical patent/JPH04242033A/ja
Publication of JPH04242033A publication Critical patent/JPH04242033A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静音リレーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電磁継電器の接点開閉動作時の低騒音化
を図った静音リレーの従来例を第9図ないし第11図に
示す。すなわち、第1の従来例(たとえば特公昭59−
46403号) は、第9図に示すように、コイルの巻
装されたヨーク50に対してアーマチュア51が回動し
、アーマチュア51に連動する可動接触子52の可動接
点53が固定接点54に接離するものであるが、アーマ
チュア51の動作時にアーマチュア51の先端に取付け
られた突起55がばね56を乗り越えてアーマチュア5
1の速度を減少させるものである。
【0003】第2の従来例(たとえば実開平 1−15
0349号)は、第10図に示すように、コイル57を
貫通する磁心58の端部にL字形のヨーク59を側設し
、ヨーク59の端部と磁心58との間に復帰ばね60の
付いたアーマチュア61を設け、さらにアーマチュア6
1と磁心58との間にコイルばね62を挿入し、コイル
ばね62の抗力により可動鉄片61が磁心58に衝突す
るときの速度を減少させるものである。
【0004】第3の従来例(たとえば実開昭62−10
2242号)は、第11図に示すように、電磁石の可動
部に連動する可動支持体63に可動接点64を設け、可
動接点64に固定接点65を対向し、可動支持体63の
開離側に板ばね状ダンパ66を設け、可動支持体63が
開離するときに板ばね状ダンパ66が外部ストッパに当
たって可動支持体63の衝突時の速度を抑え、衝突時の
発音を抑えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例は、突起
55がばね56に当たる場合に発音し、かつばね56を
乗り越えた時にばね56自体の振動による発音が残ると
いう欠点がある。また突起55とばね56の位置合わせ
が難しい。第2の従来例は、可動鉄片61の吸着後にコ
イルばね62による負荷が残るという欠点がある。
【0006】第3の従来例は、可動支持体63の接触時
に接点64,65間に発音が生じる欠点があり、また可
動支持体63の接触側にダンパ66を設けた場合には第
2の従来例と同様に可動支持体63を開離する方向に負
荷が残るという欠点がある。したがって、この発明の目
的は、可動部の停止位置で負荷がかかることなく動作時
の発音を抑制できる静音リレーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の静音リレーは
、固定接点を固定したベースと、前記固定接点に接離す
る可動接点を有する可動接触子と、前記ベースに設置さ
れて電流の通電により励磁するコイルを有するとともに
前記コイルの励磁により動作して前記可動接触子を駆動
する可動部を有する電磁石と、前記可動部の動作方向に
延びた円弧状であって両端部が前記可動部に保持された
反転ばねと、前記ベースに固定されて前記可動部の一方
向の動作により前記反転ばねが反転するように前記反転
ばねの凸面を摺動しながら押圧する第1の突起と、前記
ベースに固定されて前記反転ばねの反転状態で前記可動
部の他方向の動作により前記反転ばねが元の位置に反転
するように前記反転ばねの反転状態の凸面を摺動しなが
ら押圧する第2の突起とを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、コイルに励磁すると
電磁石の可動部の一方向の移動に伴って反転ばねが移動
し、そのため第1の突起が反転ばねの凸面を摺動しなが
ら押し始め、反転ばねの凸面がある程度変形すると反転
する。このとき可動部は第1の突起により反転ばねを反
転させようとする抵抗を受けるので速度が抑えられ、衝
突時のエネルギーが減少するので衝突音が小さくなり、
反転してしまうと第1の突起の押圧を受けなくなる。ま
た可動部の他方向の動作に伴って前記反転した反転ばね
を元の位置に反転させるように第2の突起が摺動しなが
ら押圧するので、反転後は第2の突起の負荷がかからな
くなるとともに、可動部の速度を抑え衝突音を小さくす
ることができる。したがって、可動部の停止位置で負荷
がかかることなく動作時の発音を抑制できる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を第1図ないし第8図に
より説明する。すなわち、この静音リレーは、ベース1
と、可動接触子2と、電磁石3と、反転ばね4と、第1
の突起5と、第2の突起6とを有する。ベース1は、固
定接点7を固定している。すなわち、固定接点7は固定
接点板8に固着され、固定接点板8の端子部9がベース
1に貫着され、これにより固定接点7がベース1に固定
されている。
【0010】可動接触子2は、固定接点7に接離する可
動接点10を有する。可動接触子2の基端部は端子板1
1に取付けられてその端子部12がベース1に貫着され
ている。なお、可動部14を間にして可動接触子2と反
対側に補助の可動接点板25をベース1に固定し、可動
接点板25の可動接点26に接離する固定接点27をベ
ース1に設けている。
【0011】電磁石3は、ベース1に設置されて電流の
通電により励磁するコイル13を有するとともにコイル
13の励磁により動作して可動接触子2を駆動する可動
部14を有する。コイル13は固定鉄心15の中間部に
巻装され、第3図ないし第5図に示すように固定鉄心1
5の一端部30の両側に一対のヨーク片16,17を対
向し、これらのヨーク片16,17と固定鉄心15の他
端部31とがヨーク(図示せず)により連結されている
。コイル13は互いに反対向きに励磁する一対からなり
、ベース1にコイル端子22〜24を設けている。可動
部14は固定鉄心15の他端部31側でベース1に設け
られた軸18に可動部14の一端部35が軸支され、固
定鉄心15の一端部30とヨーク片16,17との間に
位置する一対の接極子19,20が可動部14の他端部
36に設けられ、さらに接極子19,20の間に永久磁
石21が介在されて、接極子19に磁極Nが現れ接極子
20に磁極Sが現れている。また可動部14の中間部の
一側部に可動接触子2に係合する二股状の係合部28を
突設し、他側部に可動接点板25を開離方向に押圧する
突起29を突設している。したがって、コイル13の無
励磁時には一対の接極子19,20は固定鉄心15とヨ
ーク片16または固定鉄心15とヨーク片17のいずれ
かに永久磁石21により吸着されており、たとえば第4
図で固定鉄心15の一端部30に磁極Sが現れヨーク片
16に磁極Nが現れるようにコイル13を励磁すると、
接極子19が固定鉄心15の一端部30に吸引され接極
子20がヨーク片17に吸引されるように可動部14が
動作し、励磁を解除しても永久磁石21によりその状態
に保持される。反対に固定鉄心15の一端部30に磁極
Nが現れヨーク片17に磁極Sが現れるようにコイル1
3を励磁すると、接極子20が固定鉄心15の一端部3
0に吸引されるように可動部14が復帰動作する。 このときの可動部14の回動範囲は軸18を中心として
約10度であり、可動部14の動作に伴って係合部28
に係合した可動接触子2が開閉動作し、可動接点10が
固定接点7に接離する。
【0012】反転ばね4は、可動部14の動作方向に延
びた円弧状であって両端部32が可動部14に保持され
ている。実施例の反転ばね4はりん青銅やべり銅などで
製造されるもので、板ばねをU字形に折曲し、その中間
部を反転可能に円弧状に形成して可動部14の軸18と
反対側の端部に両端部32を取付けている。第1の突起
5は、ベース1に固定されて可動部14の一方向の動作
により反転ばね4が反転するように反転ばね4の凸面3
4を摺動しながら押圧している。第2の突起6もベース
1に固定されて反転ばね4の反転状態で可動部14の他
方向の動作により反転ばね4が元の位置に反転するよう
に反転ばね4の反転状態の凸面34′を摺動しながら押
圧している。第1の突起5および第2の突起6はベース
1に被せられるカバー32の内面に設けられている。ま
た第2の突起6は反転ばね4に対して第1の突起5と対
称な位置に配設されている。
【0013】第6図は可動接点10がオフとなるリセッ
ト状態から可動接点10がオンとなるセット状態への可
動部14の動作時の反転ばね4の反転動作を示す。すな
わち、第6図(a)はリセット状態であり、第1の突起
5は反転ばね4の凸面34に単に接触した状態になって
いる。同図(b)は可動部14が矢印の方向に回動する
ため第1の突起5で凸面34を摺動しながら押し始めた
状態、同図(c)はさらに第1の突起5が凸面34を押
し込んで丁度可動部14の回動範囲のほぼ中央に位置し
た状態である。同図(d)は第1の突起5による凸面3
4の変形が大きくなり反転直前になった状態、同図(e
)は反転ばね4が反転して第1の突起5が凸面34から
離れ、第2の突起6が反転ばね4による新たな凸面34
′に単に接触した状態である。このように可動部14が
動作するとき、第1の突起5が反転ばね4の凸面34に
摺動しながら押圧するため、可動部14は動作速度が押
さえられる。この状態を第8図に示す。すなわち、Q1
 はこの実施例の可動部14の速度曲線であり、Q2 
は反転ばね4がないときの可動部14の速度曲線である
。この図から明らかなように可動部14が最終位置に到
達したときΔvの速度差が生じることがわかる。なおH
0 は可動部14のリセット位置、H1 は反転ばね4
の反転位置、H2は可動部14のセット位置である。
【0014】可動部14の動作による衝突は、接極子1
9,20と固定鉄心15およびヨーク片16,17間並
びに固定接点7,27と可動接点10,26との間で生
じる。そして衝突の際の発音は衝突時の速度の2乗に比
例するので、衝突速度を抑えることができれば、発音も
抑制される。すなわち、可動部14は第1の突起5によ
り反転ばね4を反転させようとする抵抗を受けるので速
度が抑えられ、衝突時のエネルギーが減少するので衝突
音が小さくなり、反転してしまうと第1の突起5の押圧
を受けなくなる。
【0015】また第7図(e)から同図(a)のように
可動部14が復帰動作するとき、同図(e)で第2の突
起6が単に接触した状態から同図(d),(c)の順に
第2の突起6が凸面34′を摺動しながら凸面34′を
押し、同図(b)で反転ばね4が反転直前の状態に変形
し、さらに反転した後、同図(a)の可動部14のリセ
ット位置で第1の突起5が凸面34に接触する。したが
って、可動部14の復帰動作も動作速度が押さえられる
ので衝突音が抑制され、しかも反転後は第2の突起6か
ら離れているので負荷がかからない。
【0016】また可動部14のセット位置およびリセッ
ト位置でそれぞれ第1の突起5および第2の突起6が反
転ばねに接触しているため、反転ばね4の反転後の振動
を抑制することができる。なお、反転ばね4の反転時の
音については、前記接極子19,20等の衝突による発
音に比べて音圧および周波数ともに低く、また第1の突
起5または第2の突起6により発音時間を減少させてい
る。
【0017】また可動部の他方向の動作に伴って前記反
転した反転ばねを元の位置に反転させるように第2の突
起が摺動しながら押圧するので、反転後は第2の突起の
負荷がかからなくなるとともに、可動部の速度を抑え衝
突音を小さくすることができる。したがって、可動部に
負荷がかかることなく動作時の発音を抑制できる。すな
わち、可動体に取付けられた波面点ばねにより可動部が
動作するにつれて反転ばねを反転させようとする力が生
じ、可動部の速度が減少させられ、衝突時のエネルギー
を減少させ、衝突の際の衝突音を小さくする。
【0018】なお、第1の突起5および第2の突起6は
反転ばね4の破線で示した弦33に相当する位置よりも
常に反転動作する側に位置させるのが望ましい。
【0019】
【発明の効果】この発明の静音リレーによれば、可動部
に反転ばねを設け、可動部の一方向の動作時に反転ばね
の凸面を第1の突起で押して反転させ、可動部の他方向
の動作時に反転ばねの反転した凸面を第2の突起で押し
て反転させるようにしたため、可動部の停止位置で負荷
がかかることなく動作時の発音を抑制できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のカバーを外した状態の斜
視図である。
【図2】反転ばねと突起とを示す部分斜視図である。
【図3】可動部の接極子とヨーク片とを示す部分斜視図
である。
【図4】可動部の動作を説明する説明図である。
【図5】電磁石の概略構成を説明する説明図である。
【図6】反転ばねのセット動作状態の説明図である。
【図7】反転ばねのリセット動作状態の説明図である。
【図8】可動部の変位に対する可動部の速度曲線図であ
る。
【図9】第1の従来例の部分平面図である。
【図10】第2の従来例の断面図である。
【図11】第3の従来例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1    ベース 2    可動接触子 3    電磁石 4    反転ばね 5    第1の突起 6    第2の突起 7    固定接点 10    可動接点 13    コイル 14    可動部 32    両端部 34,34′  凸面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定接点を固定したベースと、前記固
    定接点に接離する可動接点を有する可動接触子と、前記
    ベースに設置されて電流の通電により励磁するコイルを
    有するとともに前記コイルの励磁により動作して前記可
    動接触子を駆動する可動部を有する電磁石と、前記可動
    部の動作方向に延びた円弧状であって両端部が前記可動
    部に保持された反転ばねと、前記ベースに固定されて前
    記可動部の一方向の動作により前記反転ばねが反転する
    ように前記反転ばねの凸面を摺動しながら押圧する第1
    の突起と、前記ベースに固定されて前記反転ばねの反転
    状態で前記可動部の他方向の動作により前記反転ばねが
    元の位置に反転するように前記反転ばねの反転状態の凸
    面を摺動しながら押圧する第2の突起とを備えた静音リ
    レー。
JP217391A 1991-01-11 1991-01-11 静音リレー Pending JPH04242033A (ja)

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