JPH04241796A - 密閉型コンプレッサ - Google Patents
密閉型コンプレッサInfo
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- JPH04241796A JPH04241796A JP3000911A JP91191A JPH04241796A JP H04241796 A JPH04241796 A JP H04241796A JP 3000911 A JP3000911 A JP 3000911A JP 91191 A JP91191 A JP 91191A JP H04241796 A JPH04241796 A JP H04241796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- casing
- gas
- suction
- compressor
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- Pending
Links
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003915 air pollution Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B7/00—Compression machines, plants or systems, with cascade operation, i.e. with two or more circuits, the heat from the condenser of one circuit being absorbed by the evaporator of the next circuit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/04—Heating; Cooling; Heat insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B31/00—Compressor arrangements
- F25B31/006—Cooling of compressor or motor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S417/00—Pumps
- Y10S417/902—Hermetically sealed motor pump unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮したガスを外部に
設けた中間ラジエータを介して冷却還流させてから吐出
する密閉型コンプレッサに関する。
設けた中間ラジエータを介して冷却還流させてから吐出
する密閉型コンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の密閉型のコンプレッサう
ち、ロータリー式のコンプレッサの要部を示す。符号1
はケーシングを示し、この図には、コンプレッサの圧縮
機部が示されている。符号2は、回転軸を示し、この回
転軸2は、メインベアリング3とサブベアリング4とに
より回転自在に支承されている。シリンダ5はこのメイ
ンベアリング3とサブベアリング4の間に挟持されるよ
うにして配設されている。そして、メインベアリング3
とサブベアリング4の間において、回転軸2には偏心し
たクランク部6が形成されており、このクランク部6の
外周にはリング状のローラ7が外嵌されている。回転軸
2の回転に伴ってローラ7が偏心回転することにより、
シリンダ5の内部に形成される圧縮室の容積が変化し、
気体の吸気と圧縮が行われる。この場合、吸込管8を介
して圧縮室にガスが吸気され、圧縮されたガスは、ケー
シング1の内部を通って図示しない吐出管から導出され
るようになっている。なお、シリンダ5には、平板状の
ブレード9が回転軸2の半径方向に摺動自在に装着され
ており、このブレード9は、圧縮ばね10により、回転
軸2の中心方向に付勢されている。従って、ブレード9
の回転軸2側の端面は、ローラ7の外周面に当接するよ
うになっている。ローラ7の偏心回転に伴ないブレード
9が往復運動をすることによって、ケーシング1の底部
に溜まった油はオイルパイプ11を介して所定の被潤滑
部位に油を補給されるようになっている。
ち、ロータリー式のコンプレッサの要部を示す。符号1
はケーシングを示し、この図には、コンプレッサの圧縮
機部が示されている。符号2は、回転軸を示し、この回
転軸2は、メインベアリング3とサブベアリング4とに
より回転自在に支承されている。シリンダ5はこのメイ
ンベアリング3とサブベアリング4の間に挟持されるよ
うにして配設されている。そして、メインベアリング3
とサブベアリング4の間において、回転軸2には偏心し
たクランク部6が形成されており、このクランク部6の
外周にはリング状のローラ7が外嵌されている。回転軸
2の回転に伴ってローラ7が偏心回転することにより、
シリンダ5の内部に形成される圧縮室の容積が変化し、
気体の吸気と圧縮が行われる。この場合、吸込管8を介
して圧縮室にガスが吸気され、圧縮されたガスは、ケー
シング1の内部を通って図示しない吐出管から導出され
るようになっている。なお、シリンダ5には、平板状の
ブレード9が回転軸2の半径方向に摺動自在に装着され
ており、このブレード9は、圧縮ばね10により、回転
軸2の中心方向に付勢されている。従って、ブレード9
の回転軸2側の端面は、ローラ7の外周面に当接するよ
うになっている。ローラ7の偏心回転に伴ないブレード
9が往復運動をすることによって、ケーシング1の底部
に溜まった油はオイルパイプ11を介して所定の被潤滑
部位に油を補給されるようになっている。
【0003】このような密閉型のコンプレッサにおいて
は、運転を続けていくと、圧縮した高圧高温のガス及び
モータの発熱によってコンプレッサの温度が上昇する。 すなわち、圧縮されることによって高温となったガスと
ケーシング1の内部の部品が直接接触するので、連続運
転を続けるとやがて過熱し、その結果コンプレッサの信
頼性及び体積効率が低下する。
は、運転を続けていくと、圧縮した高圧高温のガス及び
モータの発熱によってコンプレッサの温度が上昇する。 すなわち、圧縮されることによって高温となったガスと
ケーシング1の内部の部品が直接接触するので、連続運
転を続けるとやがて過熱し、その結果コンプレッサの信
頼性及び体積効率が低下する。
【0004】そこで、一旦、圧縮ガスを外部の中間ラジ
エータに導きここで冷却した後、再びコンプレッサのケ
ーシングに還流させて過熱を防止するようにした中間ラ
ジエータ方式が提案されている。この種の従来技術とし
ては、例えば、実公平60−237184号公報、実開
昭62−18385号公報、特開昭60−237184
号公報に記載されているものがある。
エータに導きここで冷却した後、再びコンプレッサのケ
ーシングに還流させて過熱を防止するようにした中間ラ
ジエータ方式が提案されている。この種の従来技術とし
ては、例えば、実公平60−237184号公報、実開
昭62−18385号公報、特開昭60−237184
号公報に記載されているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間ラ
ジエータを経由して一旦圧縮ガスを冷却する場合でも、
ガスをシリンダに導入する吸込管についてみれば、図2
を援用して説明すると、ケーシング1の内側においてシ
リンダ5への接続端までの吸込管8の部分は、高温高圧
ガスに直接接触していることから、シリンダ5へのガス
の吸気温度が上昇する。このため、中間ラジエータによ
る冷却効果にかかわらず、コンプレッサの体積効率が低
下する欠点が指摘されている。
ジエータを経由して一旦圧縮ガスを冷却する場合でも、
ガスをシリンダに導入する吸込管についてみれば、図2
を援用して説明すると、ケーシング1の内側においてシ
リンダ5への接続端までの吸込管8の部分は、高温高圧
ガスに直接接触していることから、シリンダ5へのガス
の吸気温度が上昇する。このため、中間ラジエータによ
る冷却効果にかかわらず、コンプレッサの体積効率が低
下する欠点が指摘されている。
【0006】そこで、本発明は、上記従来技術の有する
問題点を解消し、ケーシング内に引き込まれた部分の吸
込管と高圧高温ガスとの直接接触を防止し、中間ラジエ
ータを用いたコンプレッサの過熱防止を有効に行えるよ
うにした密閉型コンプレッサを提供することを目的とす
る。
問題点を解消し、ケーシング内に引き込まれた部分の吸
込管と高圧高温ガスとの直接接触を防止し、中間ラジエ
ータを用いたコンプレッサの過熱防止を有効に行えるよ
うにした密閉型コンプレッサを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シリンダで圧縮されたガスを外部の中間
ラジエータに導き冷却した圧縮ガスを帰り管を介して密
閉ケーシング内部に還流させるようにした密閉型コンプ
レッサにおいて、吸込管のコンプレッサ側の接続端部に
吸込管に連通する内管と上記帰り管に連通する外管との
同心的な二重管を形成し、上記帰り管を密閉ケーシング
の外側で外管に接続するとともに、この外管の密閉ケー
シング内部側の管端を開放端としたことを特徴とするも
のである。
に、本発明は、シリンダで圧縮されたガスを外部の中間
ラジエータに導き冷却した圧縮ガスを帰り管を介して密
閉ケーシング内部に還流させるようにした密閉型コンプ
レッサにおいて、吸込管のコンプレッサ側の接続端部に
吸込管に連通する内管と上記帰り管に連通する外管との
同心的な二重管を形成し、上記帰り管を密閉ケーシング
の外側で外管に接続するとともに、この外管の密閉ケー
シング内部側の管端を開放端としたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】本発明によれば、圧縮ガスは中間ラジエータで
冷却されて、内管を覆う外管を通ってケーシング内部に
還流する。このため、内管を通る吸込ガスが、ケーシン
グ内部の圧縮ガスと熱交換してその温度が上昇するのが
防止される。
冷却されて、内管を覆う外管を通ってケーシング内部に
還流する。このため、内管を通る吸込ガスが、ケーシン
グ内部の圧縮ガスと熱交換してその温度が上昇するのが
防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明による密閉型コンプレッサをロ
ータリーコンプレッサに適用した一実施例について第1
図を参照して説明する。なお、以下の説明において、第
2図のロータリーコンプレッサと同一の構成要素には、
同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
ータリーコンプレッサに適用した一実施例について第1
図を参照して説明する。なお、以下の説明において、第
2図のロータリーコンプレッサと同一の構成要素には、
同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0010】符号12は、本実施例による横形のロータ
リーコンプレッサを示す。また、符号13はケーシシン
グ1の内面に対して固定された円筒形状のステータを示
し、符号14は、ロータを示す。このロータリーコンプ
レッサ9の吐出管15は、凝縮器16の入口側に接続さ
れ、この凝縮器16の出口側はキャピラリチューブ17
を介して蒸発器18の入口側に接続されている。そして
、蒸発器18の出口側は吸込管19を介してロータリコ
ンプレッサ12に接続され、以上のように接続されるこ
とで、冷凍サイクルが構成されている。
リーコンプレッサを示す。また、符号13はケーシシン
グ1の内面に対して固定された円筒形状のステータを示
し、符号14は、ロータを示す。このロータリーコンプ
レッサ9の吐出管15は、凝縮器16の入口側に接続さ
れ、この凝縮器16の出口側はキャピラリチューブ17
を介して蒸発器18の入口側に接続されている。そして
、蒸発器18の出口側は吸込管19を介してロータリコ
ンプレッサ12に接続され、以上のように接続されるこ
とで、冷凍サイクルが構成されている。
【0011】次に、符号20は、凝縮器16に併設され
た中間ラジエータを示し、この中間ラジエータ20と、
ロータリーコンプレッサ12のシリンダ5とは入口管2
1を介して接続されている。従って、シリンダ5内部の
圧縮室で圧縮された高圧高温のガスは、先ず入口管21
を通って中間ラジエータ20に導入されるようになって
いる。そして、この中間ラジエータ20の出口側から引
き出された帰り管22の終端部は、ロータリーコンプレ
ッサ12側の吸込管19の接続端部に形成された2重管
23とケーシング1の外側で接続されている。この2重
管23は、内管23aと外管23bとの同心的な2重構
造に形成されており、この内管23aは、吸込管19と
連通するとともに、この実施例では、ケーシング1に入
ったのちサブベアリング4に接続されて図示しない通路
を介してシリンダ5の圧縮室に連通している。これに対
して、外管23bのケーシング1外側の端部は封止端と
なっている一方、ケーシング1の内側の端部は開放端と
して形成され、この開放端はサブベアリング4の近くま
で延出している。
た中間ラジエータを示し、この中間ラジエータ20と、
ロータリーコンプレッサ12のシリンダ5とは入口管2
1を介して接続されている。従って、シリンダ5内部の
圧縮室で圧縮された高圧高温のガスは、先ず入口管21
を通って中間ラジエータ20に導入されるようになって
いる。そして、この中間ラジエータ20の出口側から引
き出された帰り管22の終端部は、ロータリーコンプレ
ッサ12側の吸込管19の接続端部に形成された2重管
23とケーシング1の外側で接続されている。この2重
管23は、内管23aと外管23bとの同心的な2重構
造に形成されており、この内管23aは、吸込管19と
連通するとともに、この実施例では、ケーシング1に入
ったのちサブベアリング4に接続されて図示しない通路
を介してシリンダ5の圧縮室に連通している。これに対
して、外管23bのケーシング1外側の端部は封止端と
なっている一方、ケーシング1の内側の端部は開放端と
して形成され、この開放端はサブベアリング4の近くま
で延出している。
【0012】しかして、吸込管19から二重管23のう
ち内管23bを介してシリンダ5に吸い込まれて圧縮さ
れ高温高圧になったガスは、入口管21を通して中間ラ
ジエータ20に一旦導入される。そして、この中間ラジ
エータ20おいて冷却されて温度の下がったガスは、帰
り管22を通って、二重管23のうち外管23aの開放
端からケーシング1の内部に放出され、このケーシング
1内部の部品の間を通過して吐出管15から冷凍サイク
ルに導出される。このようにして、中間ラジエータ20
から圧縮ガスを還流させることで、まず一次的にコンプ
レッサの過熱が防止される。なお、この場合、外管23
aの開放端から放出される温度の下がった圧縮ガスがシ
リンダ5に対して冷却を与える利点がある。
ち内管23bを介してシリンダ5に吸い込まれて圧縮さ
れ高温高圧になったガスは、入口管21を通して中間ラ
ジエータ20に一旦導入される。そして、この中間ラジ
エータ20おいて冷却されて温度の下がったガスは、帰
り管22を通って、二重管23のうち外管23aの開放
端からケーシング1の内部に放出され、このケーシング
1内部の部品の間を通過して吐出管15から冷凍サイク
ルに導出される。このようにして、中間ラジエータ20
から圧縮ガスを還流させることで、まず一次的にコンプ
レッサの過熱が防止される。なお、この場合、外管23
aの開放端から放出される温度の下がった圧縮ガスがシ
リンダ5に対して冷却を与える利点がある。
【0013】これに加えて、中間ラジエータ20から還
流したガスが、内管23aを覆う外管23bを通ってケ
ーシング1内部に導かれるようになっているので、内管
23aを通る吸込みガスが、ケーシング5内部の比較的
に高い温度の圧縮ガスと熱交換してその温度が昇温する
のが防止される。
流したガスが、内管23aを覆う外管23bを通ってケ
ーシング1内部に導かれるようになっているので、内管
23aを通る吸込みガスが、ケーシング5内部の比較的
に高い温度の圧縮ガスと熱交換してその温度が昇温する
のが防止される。
【0014】ここで、吸込管19から内管23aを経て
導入される吸込ガスのシリンダ5の入口側の温度をTS
、ケーシング1内部のガスの温度をTG1とする。中
間ラジエータ20から還流する圧縮ガスが外管23aを
通過する過程の熱交換作用を考慮に入れないものとすれ
ば、吸込ガスとケーシング1内部の圧縮ガスとの間で熱
交換されるその交換熱量Q1は、 Q1=K1・A(TG1−TS ) …
(1)で与えられる。ここに、定数K1は内管23aを
通じての熱貫流係数、定数Aは内管23aの伝熱面積で
ある。 実際、シリンダ入口側の吸込ガスの温度TS が32℃
程度の場合、ケーシング1内部のガスの温度TG1は1
10℃程度まで昇温する。従って、(1)式からQ1は
、Q1=K1・A(110−32) =78K1・A となる。
導入される吸込ガスのシリンダ5の入口側の温度をTS
、ケーシング1内部のガスの温度をTG1とする。中
間ラジエータ20から還流する圧縮ガスが外管23aを
通過する過程の熱交換作用を考慮に入れないものとすれ
ば、吸込ガスとケーシング1内部の圧縮ガスとの間で熱
交換されるその交換熱量Q1は、 Q1=K1・A(TG1−TS ) …
(1)で与えられる。ここに、定数K1は内管23aを
通じての熱貫流係数、定数Aは内管23aの伝熱面積で
ある。 実際、シリンダ入口側の吸込ガスの温度TS が32℃
程度の場合、ケーシング1内部のガスの温度TG1は1
10℃程度まで昇温する。従って、(1)式からQ1は
、Q1=K1・A(110−32) =78K1・A となる。
【0015】一方、この実施例によれば、中間ラジエー
タ20において冷却されて外管23bを還流する圧縮ガ
スの温度をTR2とし、この場合熱交換の条件が異なる
ので、熱貫流係数をK2とすれば、この圧縮ガスと吸込
ガスとの間で熱交換されるその交換流量Q2は、Q2=
K2・A(TR2−TS ) …(2)
で与えられる。ここで、中間ラジエータ20から還流す
る圧縮ガスは、60℃程度まで冷却されているのが普通
であるので、(2)式からQ2は、 Q2=K2・A(60−32) =28K2・A となる。 この場合、通常の条件では、K1≧K2としてよいから
Q1>>Q2
となる。 従って、内管23aを流れる吸込ガスと外管23bを還
流する圧縮ガスとの間の熱交換量が小さく、この吸込ガ
スの昇温を抑えることができるので、吸込ガスの比容積
を小さくすることとなり、中間ラジエータ方式による過
熱防止効果と相俟ってコンプレッサの体積効率を改善す
ることができる。なお、吸収管19と、内管23aは一
体成形しても良い。
タ20において冷却されて外管23bを還流する圧縮ガ
スの温度をTR2とし、この場合熱交換の条件が異なる
ので、熱貫流係数をK2とすれば、この圧縮ガスと吸込
ガスとの間で熱交換されるその交換流量Q2は、Q2=
K2・A(TR2−TS ) …(2)
で与えられる。ここで、中間ラジエータ20から還流す
る圧縮ガスは、60℃程度まで冷却されているのが普通
であるので、(2)式からQ2は、 Q2=K2・A(60−32) =28K2・A となる。 この場合、通常の条件では、K1≧K2としてよいから
Q1>>Q2
となる。 従って、内管23aを流れる吸込ガスと外管23bを還
流する圧縮ガスとの間の熱交換量が小さく、この吸込ガ
スの昇温を抑えることができるので、吸込ガスの比容積
を小さくすることとなり、中間ラジエータ方式による過
熱防止効果と相俟ってコンプレッサの体積効率を改善す
ることができる。なお、吸収管19と、内管23aは一
体成形しても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、吸込管に連通する内管と帰り管に連通する外
管との同心的な二重管を吸込管のコンプレッサ側の接続
端部に形成し、この帰り管を密閉ケーシングの外側で外
管に接続するとともに、この外管の密閉ケーシング内部
側の管端を開放端としているので、帰り管から還流する
ガスが外管を流れ、ケーシング内に引き込まれた部分で
の内管を流れる吸込ガスとケーシングの内部のガスとの
熱交換が防止され、吸込ガスの昇温を抑制することがで
きる。従って、中間ラジエータを用いたコンプレッサの
過熱防止を有効に行え、しかも、体積効率が向上するの
で、コンプレッサの能力の改善することができる。
によれば、吸込管に連通する内管と帰り管に連通する外
管との同心的な二重管を吸込管のコンプレッサ側の接続
端部に形成し、この帰り管を密閉ケーシングの外側で外
管に接続するとともに、この外管の密閉ケーシング内部
側の管端を開放端としているので、帰り管から還流する
ガスが外管を流れ、ケーシング内に引き込まれた部分で
の内管を流れる吸込ガスとケーシングの内部のガスとの
熱交換が防止され、吸込ガスの昇温を抑制することがで
きる。従って、中間ラジエータを用いたコンプレッサの
過熱防止を有効に行え、しかも、体積効率が向上するの
で、コンプレッサの能力の改善することができる。
【図1】本発明による冷凍サイクルに組み入れたロータ
リーコンプレッサの一実施例を示す縦断面図。
リーコンプレッサの一実施例を示す縦断面図。
【図2】従来技術によるロータリーコンプレッサの要部
を示した縦断面図。
を示した縦断面図。
1 ケーシング
2 回転軸
3 メインベアリング
4 サブベアリング
5 シリンダ
6 クランク部
7 ローラ
20 中間ラジエータ
21 入口管
22 帰り管
23 二重管
23a 内管
23b 外管
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダで圧縮されたガスを外部の中間ラ
ジエータに導き冷却した圧縮ガスを帰り管を介して密閉
ケーシング内部に還流させるようにした密閉型コンプレ
ッサにおいて、吸込管に連通する内管と上記帰り管に連
通する外管との同心的な二重管を吸込管のコンプレッサ
側の接続端部に形成し、上記帰り管を密閉ケーシングの
外側で外管に接続するとともに、この外管の密閉ケーシ
ング内部側の管端を開放端としたことを特徴とする密閉
型コンプレッサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3000911A JPH04241796A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 密閉型コンプレッサ |
KR1019920000305A KR960005666B1 (ko) | 1991-01-09 | 1992-01-09 | 밀폐형 압축기 |
PCT/JP1992/000007 WO1992012348A1 (en) | 1991-01-09 | 1992-01-09 | Hermetic compressor |
DE4290033A DE4290033C2 (de) | 1991-01-09 | 1992-01-09 | Kompressor geschlossener Bauart |
US07/930,385 US5419692A (en) | 1991-01-09 | 1992-01-09 | Closed type compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3000911A JPH04241796A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 密閉型コンプレッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241796A true JPH04241796A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11486862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3000911A Pending JPH04241796A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 密閉型コンプレッサ |
Country Status (5)
Country | Link |
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