JPH0424026Y2 - - Google Patents

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JPH0424026Y2
JPH0424026Y2 JP1985072480U JP7248085U JPH0424026Y2 JP H0424026 Y2 JPH0424026 Y2 JP H0424026Y2 JP 1985072480 U JP1985072480 U JP 1985072480U JP 7248085 U JP7248085 U JP 7248085U JP H0424026 Y2 JPH0424026 Y2 JP H0424026Y2
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JP
Japan
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board
edge
riser
unit
wooden
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JP1985072480U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、木製の階段ユニツトに関する。
(従来の技術) 一般に木製の階段は、実開昭58−61863号公報
に見られるように、傾斜した長尺の両側板間にお
いて、等間隔ごとに多数の踏み板をほぼ水平状態
に取り付け、下位の踏み板の後端部と上位の踏み
板の前端部下面間に蹴込み板をそれぞれほぼ垂直
状態に取り付けることによつて構成されている。
上述構成の木製階段を建築現場で組み立てる場
合には、作業に手間が掛かり過ぎ、また、工場で
予め製造する場合には、長尺になつてしまうた
め、その運搬、組み付け等の作業が煩雑であつ
た。
そこで、特開昭57−127057号公報や特開昭58−
16422号公報に見られるように、1段分づつユニ
ツト化した木製の階段ユニツトが開発されてい
る。この階段ユニツトはボツクス形状をなし、建
築現場で互いに連結されて階段を構成するもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したボツクス形状の階段ユニツトでは、木
材を多量に使用しなければならず、また、家屋の
壁側への連結作業が容易ではなかつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は両側板と、この両側板の内
面間において両側板の上縁から離れてほぼ水平状
態で組み付けられた一枚の踏み板と、上記両側板
の内面間において両側板の前縁から離れてほぼ垂
直状態で組み付けられた一枚の蹴込み板とで構成
され、この蹴込み板と踏み板とが互いに連結さ
れ、そのいずれか一方が両側板から両側板の後縁
方向または下縁方向もしくは上縁方向に突出して
いる木製階段ユニツトであつて、 この木製階段ユニツトの蹴込み板と隣接する他
の木製階段ユニツトの踏み板とが互いに実留めさ
れることを特徴とする木製階段ユニツトにある。
(作用) 建築現場で多数の階段ユニツトを組んで階段を
構成する。この際、両側板は家屋の壁に固定され
る。また、隣接する階段ユニツトの側板が互いに
接し、一方の階段ユニツトの踏み板と他方の階段
ユニツトの蹴込み板が互いに実留めされる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図から第4図
までの図面に基づいて説明する。
第1図中符号1は、木製階段ユニツトである。
この木製階段ユニツト1は、両側板2,2と、両
側板2,2間に水平状態で組み付けられる踏み板
3と、両側板2,2間に垂直状態で組み付けられ
る蹴込み板4とで構成されている。
側板2は、矩形になつており、その内面5に
は、第4図に示すように、上縁7から離れて水平
に延びる凹溝8が形成されている。上縁7の端面
では、内面5側が凸部7a、外面6側が凹部7b
となつている。また、下縁9の端面では、上縁と
は反対に、内面5側が凹部9a、外面6側が凸部
9bとなつている。
踏み板3は、細長い矩形になつている。第3図
に示すように、踏み板3の下面12には、前縁か
ら離れて前縁と平行に両側縁まで延びる凹溝13
が形成されている。また、後縁の端面には、凸部
14が形成されている。さらに、第4図に示すよ
うに、踏み板3の両側縁の端面には、凸部11が
形成されている。
蹴込み板4は、細長い矩形になつている。第3
図に示すように、蹴込み板の前面15には、下縁
17から少し離れて下縁17と平行に両側縁まで
延びる凹溝18が形成されている。上縁の端面に
は、凸部19が形成されている。
上述構成の木製階段ユニツト1は、工場で予め
製造される。この際、第4図に示すように、両側
板2,2の対向する各内面5の凹溝8内に、踏み
板3の両縁の凸部11がはめ込まれ、接着剤や釘
(図示しない)等で固定される。これにより、踏
み板3は、両側板2,2の上縁7から離れた位置
において水平状態で組み付けられる。次に、蹴込
み板4の上縁の凸部19が上記踏み板3の下面1
2の凹溝13に連結される。そして、蹴込み板4
の両側縁が接着剤や釘(図示しない)等で両側板
2,2に固定され、これにより、この蹴込み板4
は両側板2,2の垂直をなす前縁10から離れて
垂直状態になる。また、上記蹴込み板4の下縁1
7が両側板2,2の下縁9から突出する。
このようにして組み立てられた木製階段ユニツ
ト1は、工場からトラツクに載せて建築現場まで
運搬されが、1段毎にユニツト化されているので
簡単に運搬することができる。
建築現場では、例えば、両側に壁20,20が
対向して設けられている階段設置場所に木製階段
ユニツト1を階段形状に積み上げて行く。なお、
各階段ユニツト1の幅は両側に設けられた壁2
0,20間の幅に一致するように予め決められて
いる。まず、階段ユニツト1の両側板2,2を両
側の壁20,20に釘(図示しない)等で固定す
る。次に、この両側板2,2の上縁7に、上位に
来る階段ユニツト1の両側板2,2の下縁9を載
せ、上縁7の凸部7a、凹部7bに下縁9の凹部
9a、凸部9bをはめ込む。これと同時に、下位
の踏み板3の凸部14に上位の蹴込み板4の凹溝
18をはめ込む。この連結は蹴込み板4が両側板
2,2により突出していることにより可能とな
る。そして、上位の階段ユニツト1の両側板2,
2を両側の壁20,20に釘等で固定する。
このようにして順次階段ユニツト1を積み上げ
て行くことにより、上記階段設置場所に階段を設
置することができる。この場合、各側板2は上縁
7から踏み板3までの間と、前縁10から蹴込み
板4までの間が、それぞれ外部に露出していて幅
木の役目をする。
この考案は上記実施例に制約されず種々の態様
が可能である。
例えば、第5図〜第7図にそれぞれ示すように
構成してもよい。各実施例において前述した実施
例に対応する部材には図中同番号を付してその詳
細を省略する。
第5図に示す実施例では、下位の階段ユニツト
1Aの側板2の後縁と上位の階段ユニツト1Aの
側板2の前縁とを当接させて階段を形成する。こ
の場合、前記実施例の凸部7a、凹部7bおよび
凹部9a、凸部9bと同様の凸部、凹部を、側板
2の前後縁の端面に形成する。また、踏み板3の
後縁を側板2の後縁から突出させ、上位の蹴込み
板4と連結可能にする。
第6図に示す階段ユニツト1Bでは、踏み板3
と後縁部と蹴込み板4の下縁部とが連結されてい
る。この場合、蹴込み板4の上縁が側板2の上縁
から突出していて上位の階段ユニツト1Bの踏み
板3と連結可能となる。
また、第7図に示す階段ユニツト1Cでは、側
板2がL字形をなしており、上縁30が段差31
を境にして2段になつている。上縁30の後部と
上位の階段ユニツト1Cの側板2の下縁との間で
前述と同様にはめ込みがなされる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、両側板の
内面間において両側板の上縁から離れてほぼ水平
状態に一枚の踏み板を組み付けるとともに、両側
板の前縁から離れてほぼ垂直状態に一枚の蹴込み
板を組み付け、蹴込み板と踏み板とを実留めして
いる。そして、この木製階段ユニツトの蹴込み板
と隣接する他の木製階段ユニツトの踏み板とが互
いに実留めされる。このように階段をユニツト化
し、しかも構造も簡単であるため、運搬、組み付
け等の作業を容易に行うことができ、隣接する木
製階段ユニツト間が強固に連結されるので、出来
上がつた階段の昇降時における階段鳴りを防ぐこ
とができるのであります。さらに、側板を壁に固
定することにより、階段ユニツトの固定が容易に
なる。
また、両側板の上縁と踏み板との間、両側板の
前縁と蹴込み板との間がそれぞれ幅木の役目をす
るので、階段を設置した後に、別途に幅木を取り
付ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図までの図面はこの考案の実施例
を示すものであり、第1図は木製階段ユニツトの
斜視図、第2図は2つの階段ユニツトを積み重ね
た状態を示す斜視図、第3図は複数個の階段ユニ
ツトを積み重ねて縦に切断した状態を示す斜視
図、第4図は第3図中−線に沿う断面図であ
り、第5図〜第7図は、それぞれ異なる他の実施
例を示す断面図である。 1,1A,1B,1C……木製階段ユニツト、
2,2……両側板、3……踏み板、4……蹴込み
板、5……側板の内面、7,30……側板の上
縁、9……側板の下縁、10……側板の前縁、1
2……踏み板の下面、17……蹴込み板の下縁、
18……蹴込み板の上縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側板と、この両側板の内面間において両側板
    の上縁から離れてほぼ水平状態で組み付けられた
    一枚の踏み板と、上記両側板の内面間において両
    側板の前縁から離れてほぼ垂直状態で組み付けら
    れた一枚の蹴込み板とで構成され、この蹴込み板
    と踏み板とが互いに実留めされ、そのいずれか一
    方が両側板から両側板の後縁方向または下縁方向
    もしくは上縁方向にく突出している木製階段ユニ
    ツトであつて、 この木製階段ユニツトの蹴込み板と隣接する他
    の木製階段ユニツトの踏み板とが互いに実留めさ
    れることを特徴とする木製階段ユニツト。
JP1985072480U 1985-05-16 1985-05-16 Expired JPH0424026Y2 (ja)

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JP1985072480U JPH0424026Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JPS61187828U JPS61187828U (ja) 1986-11-22
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JP6124083B2 (ja) * 2014-06-10 2017-05-10 積水ハウス株式会社 階段構造の施工方法

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833654B2 (ja) * 1972-10-10 1983-07-21 ノ−スロツプ コ−ポレイシヨン レ−ダデ−タマツプソウカンキ

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JPS5932663Y2 (ja) * 1981-08-31 1984-09-12 松下電工株式会社 階段の踏み面調整構造

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