JPH07247645A - 階 段 - Google Patents

階 段

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Publication number
JPH07247645A
JPH07247645A JP6033443A JP3344394A JPH07247645A JP H07247645 A JPH07247645 A JP H07247645A JP 6033443 A JP6033443 A JP 6033443A JP 3344394 A JP3344394 A JP 3344394A JP H07247645 A JPH07247645 A JP H07247645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staircase
partial
stairs
plate
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6033443A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Tsuchiya
勝弘 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6033443A priority Critical patent/JPH07247645A/ja
Publication of JPH07247645A publication Critical patent/JPH07247645A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】階段としての安全性と使い勝手を損なうことな
く、階段の専有する床面積を削減し、有効スペースをよ
り多く確保することのできる階段を提供する。 【構成】一半部の部分階段10と他半部の部分階段20
の形状・寸法・構造がほぼ同一に構成された階段であっ
て、一半部の部分階段10に対して、他半部の部分階段
20の踏み面12が、奥行き寸法の範囲内で後方にず
れ、且つ、け上げ21の高さの範囲内で上方にずれて設
けられた階段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物に設けられる階段
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物に設けられる階段は、一般に
段板は段差のない平坦な面で、ほぼ同一の幅と奥行きで
最下段より最上段まで構成され、又、け上げの寸法も最
下段より最上段までほぼ同一に作られている。他の特殊
な例としては、例えば、特開昭64−29563号公報
においては、通常の階段の他、段板が三角形状をしてお
り、昇る方向に対して段鼻を直角方向と斜め方向に交互
に配置したり、或いは昇る方向に対して段鼻を斜め方向
にジグザグ状に配置した吊り階段が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の階段の構成により階段を設ける場合、段板
の奥行き寸法×(段数−1)×段板の幅によりできる投
影面積が、階段のために必要な床面積となる。建物内に
設ける階段に必要な床面積を削減しようとすると、段板
の奥行き寸法、或いは幅を縮めるか、更には段数を減ら
す方法が考えられるが、安全性や使い勝手の面で自ずか
ら一定の限度がある。
【0004】又、特開昭64−29563号公報記載の
段板が三角形状の場合には、階段の奥行き方向の寸法を
縮めることはできるが、段板が三角形状であるため、通
常に昇り、降りする場合、階段の段板の中央部分では足
の踏代が狭く、安全性や使い勝手に問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、階
段としての安全性と使い勝手を損なうことなく、階段の
専有する床面積を削減し、有効スペースをより多く確保
することのできる階段を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
階段においては、一半部と他半部の形状・寸法・構造等
がほぼ同一に構成された二つの部分階段からなる階段で
あって、一半部の部分階段に対して、他半部の部分階段
の踏み面が、奥行き寸法の範囲内で後方にずれ、且つ、
け上げの高さの範囲内で上方にずれていることを特徴と
する。
【0007】又、請求項2記載の本発明の階段において
は、請求項1記載の階段であって、一半部の部分階段に
対して、他半部の部分階段の踏み面が、踏み面の奥行き
寸法の1/2後方へずれ、且つ、け上げの高さの1/2
上方にずれて設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明の階段においては、一半
部と他半部の形状・寸法・構造等がほぼ同一に構成され
た二つの部分階段からなる階段であって、一半部の部分
階段に対して、他半部の部分階段の踏み面が、奥行き寸
法の範囲内で後方にずれ、且つ、け上げの高さの範囲内
で上方にずれていることにより、又、請求項2記載の本
発明の階段においては、請求項1記載の階段であって、
一半部の部分階段に対して、他半部の部分階段の踏み面
が、踏み面の奥行き寸法の1/2後方へずれ、且つ、け
上げの高さの1/2上方にずれて設けられていることに
より、階段としての安全性と使い勝手を損なうことな
く、階段の専有する床面積を削減し、有効スペースをよ
り多く確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の階段の一例を示す斜視図であ
る。図2は、図1に示す本発明の階段の側面図である。
【0010】本実施例の階段は、図1に示す如く、一半
部の部分階段に対して、他半部の部分階段の踏み面が、
踏み面の奥行き寸法の1/2後方へずれ、且つ、け上
げの高さの1/2上方にずれて設けられている。図1、
及び図2において、10は階段を昇る方向よりみて左半
部の部分階段であり、20は右半部の部分階段である。
21、及び22は左半部、及び右半部の部分階段10、
及び20のけ込み板であり、け上げの高さである。この
け込み板21、及び22の高さは、標準的け込み高さの
ほぼ2倍の高さで設けられている。21aは、階段の昇
り口の1段目であり、標準的け込み高さを有している。
【0011】12は右半部の部分階段20の段板であ
り、踏み面となるものである。この段板12は踏み面と
同等の奥行き寸法を有している。22は右半部の部分階
段20のけ込み板であり、このけ込み板22は、左半部
の部分階段10のけ込み板21と同様の高さを有してい
る。
【0012】上記、及び下記説明において、標準的け込
み高さ、及び標準的踏み面の奥行き寸法等の標準的と
は、階段を昇降する上において、体勢のバランスが安定
し、無理することなく、一歩一歩足の運べる好適な寸法
を有するものをいう。
【0013】上記の構造に関して、図1に示す記号で説
明すると、Lは標準的踏み面と同等の段板の奥行き寸法
であり、Hは標準的階段と同等のけ上げ寸法であり、W
は階段の幅である。本発明の階段においては、階段が左
半部と右半部の部分階段に別れて交互に段違いとなされ
ていることにより、左半部と右半部の部分階段のそれぞ
れの1段のけ上げ寸法は2Hに、左右交互の足を運ぶ1
段のけ上げ寸法はHであり、左右のそれぞれの段板の幅
はW/2に、更に、左右の部分階段の重なりにより、左
右の部分階段の当接する段差部分では、段板の奥行き寸
法はL/2となっている。
【0014】図2に示す想像線は、従来の階段であり、
本発明の階段と同様の奥行き寸法を有する段板が用いら
れ、又、本発明の階段の1/2のけ込み高さ(標準的け
込み高さである)による階段を示すものてある。
【0015】即ち、本発明の階段においては、図2に示
すように、奥行き寸法D1 が、従来の標準的踏み面の奥
行き寸法D2 に対してほぼ半分となり、従って、階段全
体の投影面積がほぼ半分となり、床面積の大幅な余裕を
確保できる。
【0016】図3は、本発明の階段の支持構造の例を示
す斜視図である。図3において、11、及び12は段板
であり、21、21a、及び22はけ込み板である。本
実施例においては、ささら板を用いた階段の支持構造で
あり、31、32、及び33はささら板である。このさ
さら板31、及び33は階段の両側端部に設けられ、さ
さら板32は段違い部に設けられて、所謂ささら板3枚
方式としたものである。
【0017】ささら板31、33は、図3において右端
と左端のささら板であり、このささら板31、33の前
方には床面と当接する底部31a、32aが設けられ、
階段の安定と、荷重を負担するようになされている。こ
のささら板31、33の傾斜上面はそれぞれ段板11、
12とけ込み板21、22により形成された段の形状に
合わせて、段板12とけ込み板22、及び段板11とけ
込み板21を支持する構造となっている。このささら板
31、33はそれぞれ段板12とけ込み板22、及び段
板11とけ込み板21の端部において打釘、或いは接着
等により固着される。
【0018】ささら板32は、階段の中央部の段違い部
を支持するものであり、傾斜上面は左半部と右半部の端
部の重なって構成された段違い部の裏側の形状に合わせ
てある。
【0019】図4は、本発明の階段の段板のけ込み板に
よる支持構造の例を示す分解斜視図である。図4におい
て、想像線で示す50は段板であり、この段板50は、
右半部の段板の取り付け例を示すものである。41はけ
込み板であり、このけ込み板41は、左半部と右半部の
段板を支持するため、1段分の段差が設けられている。
42、及び43は、次段、及び次々段のけ込み板であ
り、け込み板41と同様左半部と右半部で1段分の段差
が設けられ、左右交互に段差が入れ代わって設けられて
いる。
【0020】段板50は、前端がけ込み板41の上端に
打釘により固着された金具41aにより打釘されて固定
され、奥端がけ込み板43の下端面に打釘により固着さ
れた金具43aにより打釘されて固定され、このけ込み
板50の中央部はけ込み板42の段差部に当接して支持
されるようになっている。
【0021】け込み板43の両端において、垂直方向に
釘71、及び72により打釘されて固着された金具6
1、及び72は、壁面等に固定するためのものである。
【0022】本実施例にみられるように、一半部の部分
階段と他半部の部分階段のずれが上下方向に1/2、前
後に1/2ずれた構造となされた場合には、階段下の収
納部のスペースを大きく確保することができ、大きい物
品の収納も可能になり、最も有効な使い方ができる。
【0023】本発明の階段において、階段の中央部の段
板の角部は、面取りすることにより、より安全性を向上
させることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の階段において
は、一半部と他半部の形状・寸法・構造等がほぼ同一に
構成された二つの部分階段からなる階段であって、一半
部の部分階段に対して、他半部の部分階段の踏み面が、
奥行き寸法の範囲内で後方にずれ、且つ、け上げの高さ
の範囲内で上方にずれていることにより、又、請求項2
記載の本発明の階段においては、請求項1記載の階段で
あって、一半部の部分階段に対して、他半部の部分階段
の踏み面が、踏み面の奥行き寸法の1/2後方へずれ、
且つ、け上げの高さの1/2上方にずれて設けられてい
ることにより、階段としての安全性と使い勝手を損なう
ことなく、階段の専有する床面積を削減し、有効スペー
スをより多く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階段の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す本発明の階段の側面図である。
【図3】本発明の階段の支持構造の例を示す斜視図。
【図4】本発明の階段の段板のけ込み板による支持構造
の例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
11、12、50 段板 12、21a、22、41、42、43 け込み板 31、32、33 ささら板 41a、43a、61、62 金具 71、72 釘

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一半部と他半部の形状・寸法・構造等が
    ほぼ同一に構成された二つの部分階段からなる階段であ
    って、一半部の部分階段に対して、他半部の部分階段の
    踏み面が、奥行き寸法の範囲内で後方にずれ、且つ、け
    上げの高さの範囲内で上方にずれていることを特徴とす
    る階段。
  2. 【請求項2】 一半部の部分階段に対して、他半部の部
    分階段の踏み面が、踏み面の奥行き寸法の1/2後方へ
    ずれ、且つ、け上げの高さの1/2上方にずれて設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の階段。
JP6033443A 1994-03-03 1994-03-03 階 段 Pending JPH07247645A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6033443A JPH07247645A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 階 段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6033443A JPH07247645A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 階 段

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JPH07247645A true JPH07247645A (ja) 1995-09-26

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ID=12386683

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JP6033443A Pending JPH07247645A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 階 段

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JP (1) JPH07247645A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110232214A1 (en) * 2010-03-23 2011-09-29 Shi-Tron Lin Method, Component and Structure for Constructing a Dual-Use Staircase
JP2012041768A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Masaharu Sugihara 階段用階段アタッチメント
JP2013096124A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Taisei Corp 階段構造
US20130212960A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-22 Kurt Freund Modules for converting a stairway

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