JPH04239695A - シート綴じ装置 - Google Patents

シート綴じ装置

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Publication number
JPH04239695A
JPH04239695A JP3156873A JP15687391A JPH04239695A JP H04239695 A JPH04239695 A JP H04239695A JP 3156873 A JP3156873 A JP 3156873A JP 15687391 A JP15687391 A JP 15687391A JP H04239695 A JPH04239695 A JP H04239695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
binding device
sheet binding
unit
slide block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3156873A
Other languages
English (en)
Inventor
Arno Ebner
アルノ・エーブナー
Helmut Ettischer
ヘルムート・エッティッシャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH04239695A publication Critical patent/JPH04239695A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/19Stapling machines with provision for bending the ends of the staples on to the work

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転制御部材により作
動せしめられ、ステープルを一側から駆動するためのド
ライバユニットと、回転制御部材により作動せしめられ
、ステープルの端部を他側から折り曲げるための先曲げ
器ユニットと、先曲げ器ユニットを回転制御部材のカム
に接続するスライダとを有する、スタック状に積載した
シートを綴じるためのシート綴じ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,557,410号明細書
は、駆動ユニットにヒンジ止めしたベルクランクを偏心
的に装着した回転カムディスクによりステープルを駆動
する型式の装置を開示している。綴じるべきシートのた
めの支持部はハウジング内に静止配置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この既知の装置におい
ては、駆動操作には可変強さの力が必要で、この力は、
カムディスクの一側部のクランクピンの最も好ましくな
い位置、即ちステープルがシートに侵入する地点で最大
とならなければならない。このため、一方に偏った変化
する軸受荷重がカムディスク及びクランクピン上に発生
してしまう。クランクピンを有するベルクランクが付加
的な制御を必要としノイズを増大させるという事実とは
別に、これらの部品の軸受側、特にカムディスクのため
の軸受手段は一層可変的である一方に偏った軸受圧力に
耐えるのに十分な安定性を有さねばならない。それ故、
このような手段は安価な材料で製造することができない
【0004】本発明の目的は、綴じ作業のすべての工程
において、軸受荷重を一貫して低く保ったまま、最大安
定性と最小ノイズとが得られる駆動を達成するような上
述の型式のシート綴じ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】上記目的
を達成するため、本発明によれば、回転制御部材が駆動
シャフト上に配置されこの駆動シャフトにより駆動せし
められるカムユニットを有し;シート綴じ方向に往復運
動するように案内されるブラケットを備え、このブラケ
ットが、綴じるべきシートスタックの領域にわたって延
び、ドライバユニットのための支持部及び先曲げ器ユニ
ットのための軸受を形成する第1アームと、カムユニッ
トの第1カムに係合する第2アームとを有し;カムユニ
ットの第2カムがドライバユニットを作動させるように
なっており;カムユニットの第3カムが先曲げ器ユニッ
トのスライダと係合しており;駆動シャフトの回転軸線
に関連して、第1、第2及び第3カムは、1つのカムに
より生じる一方向への作用力を他のカムにより生じる反
対方向への作用力によって相殺させるために、別個のカ
ムの2つの直径方向に対向する力伝達カム部分が同時に
係合するように、形作られ配置されている。
【0006】本発明の1つの実施例によれば、駆動シャ
フトの回転中心及びカムの力伝達カム部分は、ドライバ
ユニット及び先曲げ器ユニットと実質上共通のライン上
に位置している。
【0007】本発明の別の実施例によれば、ドライバユ
ニットは、2つのハウジング部分の結合部において確実
に装着され摺動案内される移動可能なスライドブロック
内に配置され鋭角三角形の形をしたカムにより作動せし
められ、それによって製造及び組立てを容易にする。
【0008】シート綴じ装置を一体の組立てユニットと
して装着できシート綴じ装置を種々の綴じ位置へ容易に
移動させることができるように、カムユニットは、シー
ト綴じ装置のすべての部品を配置したハウジング部分上
に直接装着される。
【0009】特に有用な方法においては、カムユニット
は輪郭付き(profiled)シャフトたる駆動シャ
フトに沿って摺動運動できるように装着され、移動させ
た各綴じ位置においてシート綴じ装置を直ちに使用準備
できるように、駆動シャフトに恒久的に確実に係合保持
せしめられている。
【0010】本発明に係るシート綴じ装置は力が互いに
同時に対向するように設計してあるので、カムユニット
の軸受地点は最小荷重しか受けず、軸受摩擦を低く保つ
ことができ、その結果、シート綴じ装置を作動させるに
必要な駆動力を著しく少なくすることができる。その理
由は、ステープルをシートスタック内へ駆動するために
大きな力が要求される場合でさえも、その遂行に当って
、大きな軸受摩擦により補償せねばならないような損失
が全く無いからである。
【0011】軸受に作用する力が小さいので、軸受部に
おける摩耗や破断が減少し、歪みの危険性が少なくなり
、そのため、カムユニットやシート綴じ装置の他のすべ
ての構成素子を直接支持するために、安価に製造できる
プラスチックハウジングを使用することができる。それ
故、シート綴じ装置の他のすべての構成素子は主にプラ
スチックから安価に製造することができる。
【0012】一時に(即ち同時に)有効なカムのカム部
分をドライバユニット及び先曲げ器ユニットと共通の作
用線内に配置して傾斜運動を最小化することにより、摩
擦及び歪みを更に最小化できる。
【0013】略述すれば、本発明のシート綴じ装置は機
能上の均一性を改善し、従って、作動の円滑性を改善す
る。
【0014】
【実施例】本発明に係る綴じ装置は、個々に供給したシ
ート(特に、複写機からのコピー済みシート)を収集ス
テーションでスタック状に収集し、ステープルによりこ
れらのシートをシート束として綴じるような既知の型式
の仕上げ装置(図示せず)上に配置される。
【0015】綴じ装置は一体の組立てユニットとして2
つのカップ状プラスチックハウジング部分1、2内に又
はこれらハウジング部分上に装着され、ハウジング部分
の縁部1c、1e及び2c、2eは、図5に示すように
、確実に係合せしめられている。ハウジング部分1、2
は、ハウジング部分1の側部からボア(穴)を有する支
持脚部1d内へ挿入されたネジ(図示せず)により一緒
に摩擦係合保持されている。これらのネジは他方のハウ
ジング部分2の対応する溝2f内に確実な係合により保
持された六角ナット(図示せず)内に螺入される。溝2
fは、ハウジング部分2にモールド成形され、内側に向
いていて支持脚部1dに対面した部分で支持脚部1dを
位置決めするようになった支持部2d内に形成されてい
る。このようなネジを複数個用いて、縁部1c、1e、
2c、2eを確実に係合させた状態でハウジング部分1
、2を組立て、簡単な組立て及び正確で寸法的に安定し
た取り付けを保証する。
【0016】ハウジング部分1、2にそれぞれモールド
成形した2つの軸受1a、2aは互いに整合し、カムユ
ニット3のジャーナル3dを直接回転装着している。
【0017】カムユニット3はプラスチックでできてお
り、六角形横断面を有していて装置に装着された駆動シ
ャフト4に沿って摺動可能となっている。カムユニット
3はシャフト4と確実な回転係合するように設計してあ
る。カムユニット3はこれにモールド成形されたカム3
a、3b、3cを有し、これらのカムの機能及びその関
連については後述する。
【0018】鋭角の如くに形つくった第1カム3bは、
プラスチック製でシート綴じ方向Bに摺動可能なカップ
状のスライドブロック6の2つのジョー6a、6b間に
配置してある。スライドブロック6はハウジング部分1
、2の対向して配置したガイド溝1b、2b内で摺動案
内されるガイドフランジ6eを有する。スライドブロッ
ク6はカムユニット3を貫通させるくぼみ6cを具備し
、カムユニットは、スライドブロック6を移動させるこ
とができるように、シート綴じ方向Bに対して長手方向
に位置している。
【0019】スライドブロック6の上方ジョー6aの上
面はそれ自体既知の型式の市販のステープラヘッド14
、15(詳細は示さない)を作動させる。ステープラヘ
ッドは、カセット23からステープラヘッド14、15
へ供給されるワイヤ部分を屈曲させ駆動する機能を果た
す。ステープラヘッド14、15及び(市販の)カセッ
ト23は図示しない方法でハウジング部分1、2に装着
されるが、カセット23は交換可能となっている。
【0020】ステープラヘッド14は摺動可能なステー
プラ15を有し、その下端でプランジャ17が摺動案内
され、このプランジャは圧力バネ16に影響を及ぼす。 プランジャ17はピン/スロット機構18、24にて案
内され、ステープラ15のくぼみ25内にピン18を係
合させることにより、プランジャの回転を阻止する。ス
ライドブロック6に固定されスライドブロック6を通し
てステープラ15をその初期位置へ引き戻すように作用
する板バネ19は、ピン18を横切って延びている。
【0021】更に、随伴アーム6d(図1、2、3)が
スライドブロック6にモールド成形してある。この随伴
アームはステープラヘッド15の段部に重なり、ステー
プラ15が初期位置の方へ少し移動した後に摩擦係合に
より増大する摩擦によってステープラ15が初期位置へ
帰還できなくなった場合に、ステープラ15と確実に係
合することによりこのステープラを初期位置へ帰還させ
る。
【0022】カムユニット3の第2カム3aは同心扇形
をしており、そのカム表面はブラケット5の下方アーム
5bに係合する。
【0023】ブラケット5は第2ハウジング部分2の外
側に配置され、シート綴じ方向Bへ摺動運動にて案内さ
れる。ブラケット5の上方アーム5aは、シート綴じ装
置の収集ステーション20内に位置したシートスタック
7にステープルを供給すべき領域を横切って延びている
。ステープラヘッド14、15に関連する支持部26は
ブラケット5(図4)の上方アーム5a上に配置され、
それ自体既知の型式の2つの枢動ジョー10を担持して
おり、これらのジョーはボルド9により作動せしめられ
、シートスタック7を貫通したステープラの端部をシー
トスタック上へ折り返し固定する機能を果たす。
【0024】プラスチックでつくったブラケット5はそ
の外側に補強リブ5c(図5)を備え、これらのリブは
ブラケット5及びそのアーム5a、5bの全長に沿って
延びている。ハウジング部分2上でブラケット5を長手
方向に案内するための手段を図5に示す。この手段は、
長手方向のスロット2hを通って突出する2つのL字状
の突起5dと、ハウジング部分2のウエブ部分2iに接
するガイドリブ5eとを有する。ブラケット5はハウジ
ング部分2の壁のまわりに係合するL字状突起5dによ
り保持されると共に、重なった壁2gとハウジング部分
2の他方の表面との間で保持され案内されるアーム5f
により保持される。
【0025】アーム5fはハウジング部分2に対面しブ
ラケット5を装着する機能を果たす傾斜区分5gを有す
る。この目的のため、ブラケット5は重なった壁2gの
下方へ角度位置まで移動せしめられ、この角度位置にお
いては、傾斜区分5gはハウジング部分2の外表面とほ
ぼ平行になる。L字状突起5dを特徴付けるブラケット
5の部分が適所へ枢動せしめられたとき、この突起は長
手方向スロット2hの幅広区分2j(図4、5)を貫通
してハウジング部分2の内部へ進入する。ブラケット5
が長手方向に移動したとき、L字状突起5dは長手方向
スロット2hの最狭区分内へ移動してハウジング部分2
の背後で係止され、これにより、ブラケットは確実な係
合によって保持され、そのアーム5fは幅広いベース上
で高精度にて案内され、その傾斜は阻止される。
【0026】カムユニット3にモールド成形した第3カ
ム3cはスライダ8(図4、5)に関連し、このスライ
ダは金属で作るのが好ましく、ジャーナル27、28及
びガイドスロット29、30によりブラケット5上で摺
動案内される。スライダ8はハウジング部分2のフック
状突起2kにフック掛けした引張りバネ13に係合し、
このバネはガイドスロット29、30により画定された
上方初期位置へスライダ8を引っ張る。スライダ8自体
は、下方アーム5bがカム3aに当接することにより画
定された上端位置へ、引張りバネ13を介してブラケッ
ト5を引っ張る。スライダ8は第3カム3cに係合する
回転ローラ31を支持する下方アーム8aを有する。ス
ライダ8の上方アーム8bはブラケット5の上方アーム
5a上を延び、このアームの上表面から突出する上方突
出ボルト9を介して上方アーム5aを作動させる。
【0027】ハウジング部分1、2に装着された全体の
シート綴じ装置は、輪郭付きシャフト4に沿って動くこ
とができ、ハウジング部分1、2のガイド軸受1f、1
g、21により装置のガイドロッド11、12上で摺動
運動できるようになっている。シート綴じ装置は駆動手
段(図示せず)によりこのようなガイド手段に沿って可
動で多数の異なるシート綴じ位置を占めることができ、
輪郭付きシャフト4との恒久的な確実係合により各シー
ト綴じ位置で直ちに機能できるように準備される。
【0028】シート綴じ装置の作動は次の通りである。
【0029】図1は初期位置にあるシート綴じ装置を示
し、この位置においては、支持部26は収集ステーショ
ン20から十分に持ち上がっていて、入来したシートを
、ジャーナル22のまわりで枢動できる当接部21まで
自由に動かすことができる。綴じるべき数のシートが収
集された直後に、駆動手段(図示せず)により輪郭付き
シャフト4が回転運動せしめられ、その結果、カムユニ
ット3が右回りに回転し、第2カム3aが、下方アーム
5bを介して、直接接触することなく、ブラケット5を
矢印Bの方向とは反対の方向へ押圧し、支持部26をシ
ートスタック7の方へ移動させる。
【0030】図1に示す位置から図2に示す位置までの
カムユニット3の第1部分回転の期間中、第1カム3b
の同心部分はスライドブロック6の下方ジョー6bに作
用してこのスライドブロックを捕捉する。支持部20と
共にブラケット5が下降している間、引張りバネ13が
伸びるだけなので、カムユニット3のジャーナル3eに
は実質的な力は作用しない。
【0031】図2に示す位置に到達したとき、第2カム
3aの同心部分が効力を発揮し、ブラケット5をその到
達した下方位置に維持する。しかし、第1カム3bの上
昇するカム部分も効力を発揮し、スライドブロック6を
上方へ移動させる。スライドブロック6はまずプランジ
ャ17の方へ動き、次いでプランジャを矢印Bの方向へ
押す。プランジャ17は圧力バネ16の強力な偏倚力を
相殺し、このバネを圧縮することなく、ステープラ15
を矢印B方向へ移動させる。ステープラ15のこの運動
期間中、ワイヤストリップのワイヤ部分が屈曲してステ
ープルを形成し、このステープルはストリップから離れ
、上方のバックアップ部26に接しているシートスタッ
ク7内へ下から打ち込まれる。
【0032】ステープルの打ち込み期間中、第1カム3
bにより生起された上向きの力の成分F1 は、第2カ
ム3aにより生起された同じ大きさの下向きの反作用力
の成分F1 により相殺される。この力のバランス(図
6に示す)により、カムユニット3のジャーナル3dに
より軸受1a、2aに作用する応力を最小化する。
【0033】全体のシート綴じ動作期間中にこのように
して達成される小さな軸受荷重(後に更に詳細に説明す
る)のため、カムユニット3のジャーナル3dをプラス
チックハウジング部分1、2のモールド成形した軸受1
a、2aに直接装着できる。追加のブッシュは必要なく
、ハウジング部分1、2を特殊で高価な材料で作る必要
もない。
【0034】ステープルをシートスタック7へ打ち込ん
だ後、カム3bの上昇するカム区分により、ステープラ
15は矢印B方向へ更に上昇せしめられる。ステープラ
15が上方支持部26に圧接したシートスタック7に当
接すると、圧力バネ16が圧縮され、シートスタックの
厚さの変化を補償する。
【0035】この作動段階においては、上向きの作用力
F2 (圧力バネ16が緊張状態にあるため)は、上方
支持部26(図7)により生起される同じ大きさの下向
きの反作用力F2′ により相殺され、そのため、この
段階においても、軸受荷重は小さい。
【0036】カムユニット3が更に回転すると(図3、
4)、第1カム3bの同心部分はスライドブロック6の
上方ジョー6aに接触し、このスライドブロックを捕捉
する。同時に、第3カム3cはスライダ8のローラ31
と係合し、矢印B方向とは反対にスライダを下方へ押圧
する。これにより、ボルト9が作動して2つのジョー1
0を枢動させ、これらのジョーは、既知の方法で、シー
トスタック7から突出したステープルの端部を折り曲げ
、シートスタック上の平坦位置まで押し込む。この作動
段階の期間中(図8)も、上向きの作用力F3 (ステ
ープラ15)は分力F3′ (枢動ジョー19)とF3
″ (スライダ8、8b)とで構成される同じ大きさの
下向きの反作用力により相殺される。従って、図示のよ
うに、この段階でも、軸受荷重は小さい。
【0037】図1ないし図3に明示するように、スライ
ドブロック6とカム3aとの接触領域、ブラケット5の
下方アームとカム3bとの接触領域、及びスライダ8の
ローラ31とカム3cとの接触領域は、発生する力の共
通作用線上に実質上位置し、この共通作用線はカムユニ
ット3の回転軸、ステープラ15を伴うプランジャ17
及びボルト9を伴うジョー10により形成される。これ
により、軸受荷重を増大させハウジング部分1、2を変
形させる可能性のある傾斜運動を有効に排除する。更に
、シート綴じ装置に歪みが発生しないから、スライドブ
ロック6をガイドフランジ上で単一横断方向に案内でき
、ガイドフランジに対向するハウジング部分1、2の内
部空間内でハウジング部分を一緒に固定するための支持
脚部1dを配置するための自由空間が得られる。
【0038】傾斜運動はまた、図4に示す状態で別の一
対のカム3a、3c(図示せず)をカム3bに対して対
称的に配置することにより、最小化できる。この場合、
この付加的な対のカムのためのカムホロワ手段を採用す
る必要がある。例えば、下方アーム5b、8aをそれぞ
れフォーク状にする。
【0039】シート綴じ動作の終期において、カムユニ
ット3は右回りに回転し続ける。この回転運動期間中、
第1カム3bの同心区分は上方ジョー6aから離れ、そ
の結果、スライドブロック6は、このスライドブロック
の下方ジョー6bに作用するカム3bの上昇するカム区
分により下方へ動かされる。スライドブロック6のこの
帰還運動期間中、圧力バネ16がまず解除され、ステー
プラ15が板バネ19により引き戻される。ステープラ
15の摩擦係合が(汚れ、摩耗、破断等により生じる)
増大する摩擦により阻止された場合は、スライドブロッ
ク6のアーム6dが短い初期運動の後にステープラ15
に係合し、確実な係合によりステープラ15を随伴する
【0040】下方の初期位置へのステープラ15の帰還
と同時に、カム3a、3bはその位置を変えてブラケッ
ト5及びスライダ8から離れ、これらブラケット及びス
ライダは、引張りバネ13の作用の下に、その上昇した
初期位置へ戻る。図1に示す初期位置に戻ったとき、シ
ート綴じ装置は捕捉される。
【0041】当接部21がジャーナル22のまわりで枢
動してしまった後、綴じ合わせたシートスタック7を適
当な手段(図示せず)により矢印Cの方向へ搬送し、ト
レイ(図示せず)上に排出する。
【0042】以上、本発明を特定の実施例につき説明し
たが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形、修
正が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期位置における本発明のシート綴じ装置の部
分断面側面図である。
【図2】駆動動作の開始時における図1のシート綴じ装
置の部分断面側面図である。
【図3】綴じ操作の終期における図1のシート綴じ装置
の部分断面側面図である。
【図4】図3に係る装置の部分断面前面図である。
【図5】図4のA−A線における断面図である。
【図6】図1に係る綴じ段階における力の分布を示す矢
印線図である。
【図7】図2に係る綴じ段階における力の分布を示す矢
印線図である。
【図8】図3、4に係る綴じ段階における力の分布を示
す矢印線図である。
【符号の説明】
1、2  ハウジング部分 1b、2b  溝 3  カムユニット 3a、3b、3c  カム 3d  ジャーナル 4  駆動シャフト 5  ブラケット 5a、5b  アーム 6  スライドブロック 6d  随伴アーム 6e  ガイドフランジ 7  シートスタック 8  スライダ 9  ボルト 10  ジョー 11、12  ガイドロッド 14、15  ステープラヘッド 16  圧力バネ 17  プランジャ 19  板バネ 23  カセット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転制御部材により作動せしめられ、
    ステープルを一側から駆動するためのドライバユニット
    と、前記回転制御部材により作動せしめられ、ステープ
    ルの端部を他側から折り曲げるための先曲げ器ユニット
    と、前記先曲げ器ユニットを前記回転制御部材のカムに
    接続するスライダとを有する、スタック状に積載したシ
    ートを綴じるためのシート綴じ装置において、前記回転
    制御部材が,駆動シャフト(4)上に配置されこの駆動
    シャフトにより駆動せしめられるカムユニット(3、3
    a、3b、3c)を有し;シート綴じ方向に往復運動す
    るように案内されるブラケット(5)を備え、このブラ
    ケットが、綴じるべきシートスタック(7)の領域にわ
    たって延び、前記ドライバユニット(15、16、17
    )に対するバックアップ部及び前記先曲げ器ユニット(
    9、10)のための支持部を形成する第1アーム(5a
    )と、前記カムユニット(3)の第1カム(3b)に係
    合する第2アーム(5b)とを有し;前記カムユニット
    の第2カム(3a)が前記ドライバユニット(15、1
    6、17)を作動させるようになっており;前記カムユ
    ニットの第3カム(3c)が前記先曲げ器ユニット(9
    、10)のスライダ(8)と係合しており;前記駆動シ
    ャフト(4)の回転軸線に関連して、前記第1、第2及
    び第3カム(3b、3a、3c)は、1つのカム(3a
    、3c)により生じる一方向への作用力を他のカム(3
    b、3a)により生じる反対方向への作用力によって相
    殺させるために、異なるカム(3b、3a、3c)の2
    つの直径方向に対向する部分が同時に係合するように、
    形作られ配置されている;ことを特徴とするシート綴じ
    装置。
  2. 【請求項2】  前記駆動シャフト(4)の回転中心及
    び前記カム(3b、3a、3c)の前記部分が、前記ド
    ライバユニット(15、16、17)及び前記先曲げ器
    ユニット(9、10)と実質上共通の作用線上に位置し
    ていることを特徴とする請求項1のシート綴じ装置。
  3. 【請求項3】  前記ドライバユニット(15、16、
    17)に関連する前記カム(3b)がスライドブロック
    (6)内に配置された鋭角三角形の如き形状をしており
    、前記スライドブロック(6)が前記ドライバユニット
    (15、16、17)に係合していることを特徴とする
    請求項1のシート綴じ装置。
  4. 【請求項4】  前記スライドブロック(6)がカップ
    状を呈しており、摺動方向に延びるガイドフランジ(6
    e)を具備することを特徴とする請求項3のシート綴じ
    装置。
  5. 【請求項5】  前記ガイドフランジ(6e)が、2つ
    の確実に係合するハウジング部分(1、2)の各々が関
    連するフランジ領域を収納するようになった対向する溝
    (1b、2b)を有するように、これら2つのハウジン
    グ部分の結合領域内で案内されることを特徴とする請求
    項4のシート綴じ装置。
  6. 【請求項6】  前記スライドブロック(6)が、この
    ドライバユニットを前記ドライバユニット(15、16
    、17)に確実に係合させるための随伴アーム(6d)
    を有することを特徴とする請求請5のシート綴じ装置。
  7. 【請求項7】  前記ドライバユニット(15、16、
    17)に係合する駆動バネ(19)を前記スライドブロ
    ック(6)に装着ことを特徴とする請求項6のシート綴
    じ装置。
  8. 【請求項8】  前記カムユニット(3)が、すべての
    前記カム(3b、3a、3c)及びジャーナル(3d)
    を有する一体の3部品構成となっており、同ジャーナル
    (3d)が前記ハウジング部分(1、2)内に直接装着
    されていることを特徴とする請求請3のシート綴じ装置
  9. 【請求項9】  前記カムユニット(3)が輪郭付きシ
    ャフトとして設計した駆動シャフト(4)に移動可能な
    状態で装着されこれに確実に係合しており、シート綴じ
    装置のすべての部品(1、2、3、5、6、8、14、
    15、16、17、18、19、23)が互いに連結さ
    れた前記2つのハウジング部分(1、2)に装着されて
    おり、シート綴じ装置のすべての部品(1、2、3、5
    、6、8、14、15、16、17、18、19、23
    )が、前記駆動シャフト(4)に沿ってガイドロッド(
    11、12)上で組立体群として移動できるように、案
    内されることを特徴とする請求項8のシート綴じ装置。
JP3156873A 1990-06-27 1991-06-27 シート綴じ装置 Pending JPH04239695A (ja)

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