JPH04235810A - コンベヤ用チェーン - Google Patents
コンベヤ用チェーンInfo
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- JPH04235810A JPH04235810A JP433191A JP433191A JPH04235810A JP H04235810 A JPH04235810 A JP H04235810A JP 433191 A JP433191 A JP 433191A JP 433191 A JP433191 A JP 433191A JP H04235810 A JPH04235810 A JP H04235810A
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- JP
- Japan
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- roller
- chain
- engagement
- shaft
- support roller
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Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 17
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 17
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 abstract description 6
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、品物を支持して移動す
るコンベヤ用チェーンに係り、とくに、チェーンよりも
早い速度でチェーン上の品物を搬送することができ、し
かも、移動しているチェーン上の品物を支障なく停止さ
せることのできるものに関する。
るコンベヤ用チェーンに係り、とくに、チェーンよりも
早い速度でチェーン上の品物を搬送することができ、し
かも、移動しているチェーン上の品物を支障なく停止さ
せることのできるものに関する。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種のチェーンとして、特開昭
60−148810号公報に示されたものがある。
60−148810号公報に示されたものがある。
【0004】このチェーン(搬送チェン)は、通常の搬
送状態で、小径の係合ローラ(ガイドローラ)がレール
(ガイドレール)上を転動することにより、この係合ロ
ーラとともに回転する大径の支持ローラ(キャリヤロー
ラ)がその上に支持した品物(搬送物)をチェーンに対
して前方に搬送するので、品物をチェーンの移動速度よ
りも早い速度で搬送することができる。
送状態で、小径の係合ローラ(ガイドローラ)がレール
(ガイドレール)上を転動することにより、この係合ロ
ーラとともに回転する大径の支持ローラ(キャリヤロー
ラ)がその上に支持した品物(搬送物)をチェーンに対
して前方に搬送するので、品物をチェーンの移動速度よ
りも早い速度で搬送することができる。
【0005】そして、移動しているチェーン(搬送チェ
ン)の支持ローラ(キャリヤローラ)上の品物(搬送物
)をストッパ等により強制的に停止させた場合に、支持
ローラが、係合ローラ(ガイドローラ)に対して逆転方
向に空転して、品物の下面を転動するようになっている
。
ン)の支持ローラ(キャリヤローラ)上の品物(搬送物
)をストッパ等により強制的に停止させた場合に、支持
ローラが、係合ローラ(ガイドローラ)に対して逆転方
向に空転して、品物の下面を転動するようになっている
。
【0006】したがって、ローラ軸(チェン軸)と支持
ローラ(キャリヤローラ)及びこの支持ローラと係合ロ
ーラ(ガイドローラ)とが、互いに圧接した状態で擦れ
ることになるが、この擦れによる磨耗、騒音、抵抗、発
熱、変形、静電気等の問題を低減する目的で、上記公報
の発明では、金属製のローラ軸(チェン軸)に対する支
持ローラ(キャリヤローラ)を合成樹脂製とし、この合
成樹脂製の支持ローラ(キャリヤローラ)に対する係合
ローラ(ガイドローラ)を金属製とし、金属同志の擦れ
による摩耗、騒音等の問題及び合成樹脂同志の擦れによ
る抵抗、発熱、変形、静電気等の問題を低減している。
ローラ(キャリヤローラ)及びこの支持ローラと係合ロ
ーラ(ガイドローラ)とが、互いに圧接した状態で擦れ
ることになるが、この擦れによる磨耗、騒音、抵抗、発
熱、変形、静電気等の問題を低減する目的で、上記公報
の発明では、金属製のローラ軸(チェン軸)に対する支
持ローラ(キャリヤローラ)を合成樹脂製とし、この合
成樹脂製の支持ローラ(キャリヤローラ)に対する係合
ローラ(ガイドローラ)を金属製とし、金属同志の擦れ
による摩耗、騒音等の問題及び合成樹脂同志の擦れによ
る抵抗、発熱、変形、静電気等の問題を低減している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明では、チェーン(搬送チェン)を構成する部品相互間
における摩耗その他の問題は低減できるが、駆動機構の
金属製のスプロケットと係合する係合ローラ(ガイドロ
ーラ)を金属製としたため、駆動機構との関係で、金属
同志の擦れや当接による摩耗や騒音等の発生が増加する
という問題が起きる。
明では、チェーン(搬送チェン)を構成する部品相互間
における摩耗その他の問題は低減できるが、駆動機構の
金属製のスプロケットと係合する係合ローラ(ガイドロ
ーラ)を金属製としたため、駆動機構との関係で、金属
同志の擦れや当接による摩耗や騒音等の発生が増加する
という問題が起きる。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、チェーンを構成する部品相互間における摩耗その
他の問題だけでなく、駆動機構との関係における摩耗そ
の他の問題も低減することを目的とするものである。
ので、チェーンを構成する部品相互間における摩耗その
他の問題だけでなく、駆動機構との関係における摩耗そ
の他の問題も低減することを目的とするものである。
【0009】〔発明の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1ないし
請求項3のコンベヤ用チェーン1は、両側のリンク片2
,3間に金属製のローラ軸4を設け、このローラ軸4に
小径の軸筒部8aを両側に一体に形成した合成樹脂製の
支持ローラ8を回動自在に支持し、この支持ローラ8の
両側の軸筒部8aに金属製の中間筒9を介して支持ロー
ラ8よりも小径の合成樹脂製の係合ローラ10を回動自
在に支持したものである。
請求項3のコンベヤ用チェーン1は、両側のリンク片2
,3間に金属製のローラ軸4を設け、このローラ軸4に
小径の軸筒部8aを両側に一体に形成した合成樹脂製の
支持ローラ8を回動自在に支持し、この支持ローラ8の
両側の軸筒部8aに金属製の中間筒9を介して支持ロー
ラ8よりも小径の合成樹脂製の係合ローラ10を回動自
在に支持したものである。
【0011】そして、とくに、請求項2では、中間筒9
を係合ローラ10の内側に固定し、請求項3では、中間
筒9を支持ローラ8の軸頭部8aの外側に固定する。
を係合ローラ10の内側に固定し、請求項3では、中間
筒9を支持ローラ8の軸頭部8aの外側に固定する。
【0012】
【作用】本発明の請求項1ないし請求項3のコンベヤ用
チェーン1は、係合ローラ10をレール16上に支持す
るとともに駆動機構のスプロケットに係合し、このスプ
ロケットの回転によりレール16に沿って移動し、支持
ローラ8の上に品物を支持して搬送する。そして、通常
の搬送状態では、係合ローラ10がレール16上を転動
することにより、中間筒9を介して係合ローラ10とと
もに回転する支持ローラ8がその上の品物をチェーン1
に対して前方に搬送するので、品物をチェーン1の移動
速度よりも早い速度で搬送することができる。また、移
動しているチェーン1の支持ローラ8の上の品物をスト
ッパ等により強制的に停止させた場合には、支持ローラ
8が、係合ローラ10に対して逆転方向に空転して、品
物の下面を転動する。
チェーン1は、係合ローラ10をレール16上に支持す
るとともに駆動機構のスプロケットに係合し、このスプ
ロケットの回転によりレール16に沿って移動し、支持
ローラ8の上に品物を支持して搬送する。そして、通常
の搬送状態では、係合ローラ10がレール16上を転動
することにより、中間筒9を介して係合ローラ10とと
もに回転する支持ローラ8がその上の品物をチェーン1
に対して前方に搬送するので、品物をチェーン1の移動
速度よりも早い速度で搬送することができる。また、移
動しているチェーン1の支持ローラ8の上の品物をスト
ッパ等により強制的に停止させた場合には、支持ローラ
8が、係合ローラ10に対して逆転方向に空転して、品
物の下面を転動する。
【0013】そして、とくに、請求項2では、中間筒9
が係合ローラ10と一体に回転し、請求項3では、中間
筒9が支持ローラ8と一体に回転する。
が係合ローラ10と一体に回転し、請求項3では、中間
筒9が支持ローラ8と一体に回転する。
【0014】
【実施例】本発明のコンベヤ用チェーンの実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0015】図1はコンベヤ用チェーン1を示し、この
チェーン1は、図2及び図3にも示すように、前後の端
部を交互に軸着して連結した多数の金属製の内側リンク
片2と外側リンク片3を有し、内側リンク片2と外側リ
ンク片3のそれぞれが左右に対を成している。
チェーン1は、図2及び図3にも示すように、前後の端
部を交互に軸着して連結した多数の金属製の内側リンク
片2と外側リンク片3を有し、内側リンク片2と外側リ
ンク片3のそれぞれが左右に対を成している。
【0016】そして、左右に対を成す内側リンク片2の
両端部の通孔にそれぞれ金属製のローラ軸としての円筒
形の軸筒4の両端部を圧入して固定することによって、
左右の内側リンク片2の両端部が所定の間隔をおいて一
体的に連結され、さらに、この各軸筒4に金属製の断面
円形のピン5を挿通し、この各ピン5の両端部を左右に
対を成す外側リンク片3の両端部の通孔に挿通してかし
めることによって、左右の外側リンク片3の両端部が内
側リンク片2の両端部を挟んで一体的に連結され、これ
によって、軸筒4に固定した内側リンク片2の両端部と
ピン5に固定した外側リンク片3の両端部が順次に回動
自在に連結されている。
両端部の通孔にそれぞれ金属製のローラ軸としての円筒
形の軸筒4の両端部を圧入して固定することによって、
左右の内側リンク片2の両端部が所定の間隔をおいて一
体的に連結され、さらに、この各軸筒4に金属製の断面
円形のピン5を挿通し、この各ピン5の両端部を左右に
対を成す外側リンク片3の両端部の通孔に挿通してかし
めることによって、左右の外側リンク片3の両端部が内
側リンク片2の両端部を挟んで一体的に連結され、これ
によって、軸筒4に固定した内側リンク片2の両端部と
ピン5に固定した外側リンク片3の両端部が順次に回動
自在に連結されている。
【0017】そして、上記各軸筒4の外周には、小径の
円筒形の軸筒部8aを両側に一体に形成した合成樹脂製
の支持ローラ8が回動自在に支持され、この支持ローラ
8の両側の軸筒部8aの外周には金属製の円筒形の中間
筒9を介して支持ローラ8よりも小径の円筒形の合成樹
脂製の係合ローラ10が回動自在に支持されている。
円筒形の軸筒部8aを両側に一体に形成した合成樹脂製
の支持ローラ8が回動自在に支持され、この支持ローラ
8の両側の軸筒部8aの外周には金属製の円筒形の中間
筒9を介して支持ローラ8よりも小径の円筒形の合成樹
脂製の係合ローラ10が回動自在に支持されている。
【0018】そうして、上記支持ローラ8の軸筒部8a
と係合ローラ10との間に介在した中間筒9は、図2に
示す第1の実施例では、係合ローラ10の内側に圧入に
よって固定してあり、図3に示す第2の実施例では、支
持ローラ8の軸頭部8aの外側に圧入によって固定して
ある。
と係合ローラ10との間に介在した中間筒9は、図2に
示す第1の実施例では、係合ローラ10の内側に圧入に
よって固定してあり、図3に示す第2の実施例では、支
持ローラ8の軸頭部8aの外側に圧入によって固定して
ある。
【0019】また、図2及び図3において、15はチェ
ーンコンベヤのフレームの一部を示し、このフレーム1
5上には少なくとも2対のレール16が平行に取付けら
れ、それぞれの対のレール16の上にチェーン1の両側
の係合ローラ10が支持され、さらに、それぞれのチェ
ーン1の両側の係合ローラ10を図示しないスプロケッ
トに係合した上で、それぞれのチェーン1の一端部の内
側リンク片2と他端部の外側リンク片3が軸筒4及びピ
ン5を介して連結されている。
ーンコンベヤのフレームの一部を示し、このフレーム1
5上には少なくとも2対のレール16が平行に取付けら
れ、それぞれの対のレール16の上にチェーン1の両側
の係合ローラ10が支持され、さらに、それぞれのチェ
ーン1の両側の係合ローラ10を図示しないスプロケッ
トに係合した上で、それぞれのチェーン1の一端部の内
側リンク片2と他端部の外側リンク片3が軸筒4及びピ
ン5を介して連結されている。
【0020】そして、このチェーン1の使用に際しては
、複数のチェーン1を図示しないスプロケットにより同
方向に同速度で移動し、搬送する品物は支持ローラ8の
上に支持する。
、複数のチェーン1を図示しないスプロケットにより同
方向に同速度で移動し、搬送する品物は支持ローラ8の
上に支持する。
【0021】すると、チェーン1の移動により、係合ロ
ーラ10がレール16の上を転動し、この係合ローラ1
0の回転が、摩擦接合により中間筒9を介して、支持ロ
ーラ8の軸筒部8aに伝えられ、支持ローラ8が同方向
に回転して、ローラ8がその上の品物をチェーン1に対
して前方に搬送し、これによって、品物をチェーン1の
移動速度よりも早い速度で搬送することができる。
ーラ10がレール16の上を転動し、この係合ローラ1
0の回転が、摩擦接合により中間筒9を介して、支持ロ
ーラ8の軸筒部8aに伝えられ、支持ローラ8が同方向
に回転して、ローラ8がその上の品物をチェーン1に対
して前方に搬送し、これによって、品物をチェーン1の
移動速度よりも早い速度で搬送することができる。
【0022】したがって、チェーン1自体の移動速度を
遅くすることができるため、チェーン1の移動による騒
音及び各部の磨耗を低減することができ、しかも、チェ
ーン1の駆動は、金属製のスプロケットと合成樹脂製の
係合ローラ10との係合で行なわれるため、金属同志の
擦れや当接による摩耗や騒音等の発生を低減することが
できる。
遅くすることができるため、チェーン1の移動による騒
音及び各部の磨耗を低減することができ、しかも、チェ
ーン1の駆動は、金属製のスプロケットと合成樹脂製の
係合ローラ10との係合で行なわれるため、金属同志の
擦れや当接による摩耗や騒音等の発生を低減することが
できる。
【0023】そして、この際、ローラ軸としての軸筒4
と支持ローラ8が圧接した状態で擦れるが、本発明では
、軸筒4が金属製で、これに対する支持ローラ8が合成
樹脂製であるため、金属同志の擦れによる摩耗、騒音等
の問題及び合成樹脂同志の擦れによる抵抗、発熱、変形
、静電気等の問題を低減することができる。
と支持ローラ8が圧接した状態で擦れるが、本発明では
、軸筒4が金属製で、これに対する支持ローラ8が合成
樹脂製であるため、金属同志の擦れによる摩耗、騒音等
の問題及び合成樹脂同志の擦れによる抵抗、発熱、変形
、静電気等の問題を低減することができる。
【0024】また、この状態で、品物をストッパ等によ
り強制的に停止させた場合には、移動しているチェーン
1の支持ローラ8が品物の下面を転動し、この支持ロー
ラ8が、中間筒9を介して、係合ローラ10に対して逆
転方向に空転し、これによって、品物の底部を擦ること
なく、品物を何の支障もなく停止させることができる。
り強制的に停止させた場合には、移動しているチェーン
1の支持ローラ8が品物の下面を転動し、この支持ロー
ラ8が、中間筒9を介して、係合ローラ10に対して逆
転方向に空転し、これによって、品物の底部を擦ること
なく、品物を何の支障もなく停止させることができる。
【0025】この際、中間筒9を係合ローラ10に固定
した図2に示す第1の実施例では、中間筒9と支持ロー
ラ8の軸筒部8aが圧接した状態で擦れ、また、中間筒
9を支持ローラ8の軸筒部8aに固定した図3に示す第
2の実施例では、中間筒9と係合ローラ10が圧接した
状態で擦れるが、本発明では、中間筒9が金属製で、こ
れに対する支持ローラ8の軸筒部8a及び係合ローラ1
0が合成樹脂製であるため、金属同志の擦れによる摩耗
、騒音等の問題及び合成樹脂同志の擦れによる抵抗、発
熱、変形、静電気等の問題を低減することができる。
した図2に示す第1の実施例では、中間筒9と支持ロー
ラ8の軸筒部8aが圧接した状態で擦れ、また、中間筒
9を支持ローラ8の軸筒部8aに固定した図3に示す第
2の実施例では、中間筒9と係合ローラ10が圧接した
状態で擦れるが、本発明では、中間筒9が金属製で、こ
れに対する支持ローラ8の軸筒部8a及び係合ローラ1
0が合成樹脂製であるため、金属同志の擦れによる摩耗
、騒音等の問題及び合成樹脂同志の擦れによる抵抗、発
熱、変形、静電気等の問題を低減することができる。
【0026】そうして、この状態で、強制的に停止させ
ていた品物を解放すると、中間筒9を係合ローラ10に
固定した図2に示す第1の実施例では、中間筒9との摩
擦により支持ローラ8が係合ローラ10とともに前方に
回転し、また、中間筒9を支持ローラ8の軸筒部8aに
固定した図3に示す第2の実施例では、中間筒9と係合
ローラ10の摩擦により支持ローラ8が係合ローラ10
とともに前方に回転し、品物を再発進させて元のように
チェーン1の移動速度よりも早い速度で搬送することが
できる。
ていた品物を解放すると、中間筒9を係合ローラ10に
固定した図2に示す第1の実施例では、中間筒9との摩
擦により支持ローラ8が係合ローラ10とともに前方に
回転し、また、中間筒9を支持ローラ8の軸筒部8aに
固定した図3に示す第2の実施例では、中間筒9と係合
ローラ10の摩擦により支持ローラ8が係合ローラ10
とともに前方に回転し、品物を再発進させて元のように
チェーン1の移動速度よりも早い速度で搬送することが
できる。
【0027】そして、この品物の再発進は、図2に示す
第1の実施例では、中間筒9と支持ローラ8の軸筒部8
aとの摩擦によって行なわれ、図3に示す第2の実施例
では、中間筒9と係合ローラ10との摩擦によって行な
われるが、この摩擦による回転トルクTは、金属製の中
間筒9と合成樹脂製の支持ローラ8の摩擦係数及び金属
製の中間筒9と係合ローラ10の摩擦係数をμ、摩擦部
分の圧接荷重をW、摩擦部分の回転半径をRとして、T
=W×μ×R で求められる。
第1の実施例では、中間筒9と支持ローラ8の軸筒部8
aとの摩擦によって行なわれ、図3に示す第2の実施例
では、中間筒9と係合ローラ10との摩擦によって行な
われるが、この摩擦による回転トルクTは、金属製の中
間筒9と合成樹脂製の支持ローラ8の摩擦係数及び金属
製の中間筒9と係合ローラ10の摩擦係数をμ、摩擦部
分の圧接荷重をW、摩擦部分の回転半径をRとして、T
=W×μ×R で求められる。
【0028】ここで、摩擦係数μは同素材を用いること
で等しく、圧接荷重Wが同じ品物を搬送することで等し
いものとすると、摩擦部分の回転半径Rによって、回転
トルクTが異なることになる。
で等しく、圧接荷重Wが同じ品物を搬送することで等し
いものとすると、摩擦部分の回転半径Rによって、回転
トルクTが異なることになる。
【0029】そこで、上述した図2に示す第1の実施例
と図3に示す第2の実施例において、中間筒9以外の部
品を共通化し、中間筒9の内径及び外径だけを変えて、
第1の実施例と第2の実施例を実施した場合、図2に示
す第1の実施例の摩擦部分の回転半径R1と図3に示す
第2の実施例の摩擦部分の回転半径R2には、R1<R
2の関係が成立し、上式から、図3に示す第2の実施例
の方が回転トルクが高い大きいことになる。
と図3に示す第2の実施例において、中間筒9以外の部
品を共通化し、中間筒9の内径及び外径だけを変えて、
第1の実施例と第2の実施例を実施した場合、図2に示
す第1の実施例の摩擦部分の回転半径R1と図3に示す
第2の実施例の摩擦部分の回転半径R2には、R1<R
2の関係が成立し、上式から、図3に示す第2の実施例
の方が回転トルクが高い大きいことになる。
【0030】したがって、中間筒9を変えるだけで、回
転トルクの異なる製品を得ることができ、たとえば、図
2に示す第1の実施例を標準仕様として、図3に示す第
2の実施例を高トルク型すなわち再発進性の高い形式と
することができる。
転トルクの異なる製品を得ることができ、たとえば、図
2に示す第1の実施例を標準仕様として、図3に示す第
2の実施例を高トルク型すなわち再発進性の高い形式と
することができる。
【0031】なお、図2に示す第1の実施例は、合成樹
脂製の係合ローラ10の形状を金属製の中間筒9によっ
て強固に維持して変形や破損を防止することができるの
で、耐久性が増すという利点があるため、ここでは、標
準仕様とした。
脂製の係合ローラ10の形状を金属製の中間筒9によっ
て強固に維持して変形や破損を防止することができるの
で、耐久性が増すという利点があるため、ここでは、標
準仕様とした。
【0032】なお、上述した実施例では、中間筒9を、
係合ローラ10あるいは支持ローラ8に固定したが、係
合ローラ10及び支持ローラ8の両方に対して摺動する
関係にしてもよい。
係合ローラ10あるいは支持ローラ8に固定したが、係
合ローラ10及び支持ローラ8の両方に対して摺動する
関係にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】上述したように、本発明のコンベヤ用チ
ェーンは、チェーンを構成する部品相互間における磨耗
、騒音、抵抗、発熱、変形、静電気等の問題を低減でき
る他、駆動機構のスプロケットとの関係における摩耗そ
の他の問題も低減することができる。
ェーンは、チェーンを構成する部品相互間における磨耗
、騒音、抵抗、発熱、変形、静電気等の問題を低減でき
る他、駆動機構のスプロケットとの関係における摩耗そ
の他の問題も低減することができる。
【0034】そして、とくに、請求項2によれば、係合
ローラの耐久性が増し、また、請求項3によれば、支持
ローラの回転トルクが高くなる。
ローラの耐久性が増し、また、請求項3によれば、支持
ローラの回転トルクが高くなる。
【図1】本発明のコンベヤ用チェーンの実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】同上実施例に請求項2の発明を適用した第1の
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
【図3】同上実施例に請求項3の発明を適用した第2の
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
1 チェーン
2,3 リンク片
4 ローラ軸としての軸筒
8 支持ローラ
8a 支持ローラ8の軸筒部
9 中間筒
10 係合ローラ
16 レール
Claims (3)
- 【請求項1】 両側のリンク片間に金属製のローラ軸
を設け、このローラ軸に小径の軸筒部を両側に一体に形
成した合成樹脂製の支持ローラを回動自在に支持し、こ
の支持ローラの両側の軸筒部に金属製の中間筒を介して
支持ローラよりも小径の合成樹脂製の係合ローラを回動
自在に支持したことを特徴とするコンベヤ用チェーン。 - 【請求項2】 中間筒を係合ローラの内側に固定した
ことを特徴とする請求項1に記載のコンベヤ用チェーン
。 - 【請求項3】 中間筒を支持ローラの軸頭部の外側に
固定したことを特徴とする請求項1に記載のコンベヤ用
チェーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP433191A JPH04235810A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | コンベヤ用チェーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP433191A JPH04235810A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | コンベヤ用チェーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235810A true JPH04235810A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11581467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP433191A Pending JPH04235810A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | コンベヤ用チェーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04235810A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732806A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-03 | O G K Giken Kk | 自転車用車輪 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598916B2 (ja) * | 1975-06-21 | 1984-02-28 | 日本電気株式会社 | プログラマブルモノリシツク集積回路方式 |
JPH0215912B2 (ja) * | 1981-12-30 | 1990-04-13 | Fujitsu Ltd |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP433191A patent/JPH04235810A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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