JPH04232014A - 射出成形制御装置 - Google Patents

射出成形制御装置

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JPH04232014A
JPH04232014A JP3113122A JP11312291A JPH04232014A JP H04232014 A JPH04232014 A JP H04232014A JP 3113122 A JP3113122 A JP 3113122A JP 11312291 A JP11312291 A JP 11312291A JP H04232014 A JPH04232014 A JP H04232014A
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JP
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stage
ram
segment
signal
control
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JP3113122A
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Inventor
Dean L Giancola
ディーン エル.ギアンコラ
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Allen Bradley Co LLC
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Allen Bradley Co LLC
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Publication date
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/07Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers where the programme is defined in the fixed connection of electrical elements, e.g. potentiometers, counters, transistors
    • G05B19/075Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers where the programme is defined in the fixed connection of electrical elements, e.g. potentiometers, counters, transistors for delivering a step function, a slope or a continuous function
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用制御装置、特に
射出成形機用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形工程においては、“バレル”内
に保持された可塑化されたプラスチック材料が、普通、
このバレルに取り付けられたラムによって、このバレル
の1端のノズルを通して、圧力下で押し進められる。こ
のプラスチック材料は、圧力下でキャビティに注入され
、このキャビティの寸法に従って固化されて成形部品と
なる。次いで、この部品はキャビティから放出され、か
つこの工程が繰り返される。
【0003】射出成形工程は、可塑化、射出、充填、保
持の4つのステージに分けられる。
【0004】可塑化ステージにおいて、成形材料の固形
ペレットがバレル内に供給され、ここで、これらは、溶
融され、かつラムのスクリュー形成部分の回転によって
バレルの前部に押し進められる。成形材料がこのスクリ
ューの機械的作用によって溶融されるに従い、バレルは
充満し始めてスクリュー及びラムをノズルから後退させ
る。ラムの背圧の制御によって、溶融した成形材料が適
正温度にあり、かつボイド又は空気ポケットがこの材料
中に生じないことを保証することがである。
【0005】射出ステージにおいて、スクリューの回転
が停止し、かつラムはノズルに向けて運動させられて、
成形材料をノズルを通してキャビティ内へ押し出す。成
形材料又はキャビティの特性によって、キャビティの特
定の部分が互いに異なる速度で満たされることを必要と
する場合がある。これは、射出ステージ中にラムの速度
又は圧力を変動することによって、達成される。
【0006】充填ステージにおいて、キャビティ内で冷
却するに従って成形材料が収縮することに適合するため
に追加の成形材料がキャビティに押し込まれる。
【0007】保持ステージにおいて、成形材料の密度及
び(又は)柔軟性を制御するためにこの成形材料上に圧
力が維持される。保持ステージの終結の際に、成形部品
の放出に先立ち成形部品が収縮してキャビティから剥離
する。保持ステージ中のラム圧力の制御は、また、冷却
に伴なう成形部品内部のひずみ又は減圧を防止する。
【0008】2つの主要な制御技術、すなわち、圧力制
御及び速度制御が射出成形部品の品質及び堅牢性を改善
するために使用されてきた。圧力制御において、圧力変
換器がラムに接続されたピストンを駆動する流体圧シリ
ンダに取り付けられて成形材料に対するラム圧力を測定
するか、圧力変換器がキャビティに取り付けられてキャ
ビティ壁に対する成形材料の圧力を測定する。上に説明
されたステージの各々中の圧力は、時間又はラム位置の
関数として制御され及び変動させられる。
【0009】速度制御技術においては、ラムがその位置
に関するデータを与えるように計装され、かつこの位置
情報がラムの速度を与えるように処理される。次いで、
射出ステージ中のラム速度がラム位置の関数として制御
されかつ変動させられる。
【0010】
【課題を解決するための手段】成形されるべき部品に依
存して、理想的な制御関数が、圧力対時間、圧力対位置
、又は速度対位置のうちどれかは、射出成形サイクルの
ステージが異なるに応じて異なる。したがって、本発明
において、射出成形サイクルの異なるステージには、所
与の異なる制御関数を与えることができるようになって
いる。例えば、射出ステージにおいては、ラム速度はラ
ム位置の関数として変動し、他方、充填ステージにおい
ては、ラム圧力は時間の関数として変動する。
【0011】記憶装置に記憶されるプロファイル内の設
定値は、射出成形サイクルの各ステージ中、ラムを制御
する。各設定値は、プロファイルセグメントに関連する
【0012】本発明の閉ループ実施例においては、現在
の射出成形ステージに関連する制御関数に従って、スイ
ッチング装置が圧力帰還信号と位置帰還信号のいずれか
を選択する。次いで、帰還制御装置が、設定値及び選択
された帰還信号に応答してラムを制御する。
【0013】本発明の開ループ実施例においては、設定
値が、それが開ループラム制御信号に変換された後に、
ラムを直接に制御する。この変換は、現行の射出成形ス
テージに指定された制御関数に従って行われる。
【0014】このように、本発明の目的は、先行又は後
続の射出ステージ制御関数に無関係に射出成形サイクル
の各ステージに対する最適制御関数を使用可能とするこ
とにある。
【0015】ステージの各々が互いに異なる制御関数、
例えば、それぞれ、速度対位置と圧力対時間の制御関数
を有する場合のこれらステージ間の移行は、時間、圧力
、及びラム位置の関数である移行信号の発生によって達
成される。1実施例においては、遷移関数は、時間信号
から導出された時間限界信号、圧力信号から導出された
圧力限界信号、及びラム位置から導出された位置限界信
号の論理和である。
【0016】したがって、本発明の他の目的は、機械の
連続するステージに関連する互いに異なる制御関数の間
の遷移を行う融通性ある装置を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、限定された数
のプログラム設定値で以て任意の制御関数をプログラミ
ングする融通性ある装置を提供することにある。プロフ
ァイルセグメントの設定値及びセグメント境界値は、調
節可能である。したがって、特定の制御関数のプロファ
イルを正確に再生するために、僅かな数のセグメントを
必要とするだけである。
【0018】上に論じられた以外他の目的及び利点は、
次に掲げる本発明の好適実施例の説明から当業者にとっ
て明白にされるであろう。その説明において、本明細書
の一部を形成しかつ本発明の実施例を示す付図が参照さ
れる。しかしながら、このような実施例は、本発明の多
様な代替態様を限定するわけではない。したがって、本
発明の範囲を決定するに当たっては、前掲の特許請求の
範囲が参照される。
【0019】
【実施例】図1を参照すると、プログラマブル制御装置
11はラック4を有し、このラックは複数の印刷回路基
板モジュールを受ける一連のスロットを有する。これら
のモジュールは、マザーボードに接続され、マザーボー
ドはラック4の裏面に沿って延伸しバッグプレイン2を
形成する。バッグプレイン2は、複数のモジュール接続
器を有し、これらの接続器はバッグプレイン2上の導体
パターンによって相互接続される。バッグプレイン2は
、一連の信号バスを具備し、これらのバスにモジュール
が接続する。ラック4は、プロセッサモジュール13、
射出成形制御装置48、多数の入出力モジュール8を含
む。さらに詳細なラックの説明は、1979年4月24
日にストリュジャー他(Struger  et  a
l.)に交付された米国特許第4,154,580号に
開示されている。
【0020】入出力モジュール8は、射出成形機10上
の個々のアクチュエータ及びセンサと結線されている。 入出力モジュール8は、多くの型式をとることができ、
かつ、直流離散入力又は出力、交流離散入力又は出力、
及びアナログ入力又は出力を含むことができる。本目的
に適当な入力回路は、1972年2月15日にキフメイ
ヤー(Kiffmeyer)に交付された米国特許第3
,643,115号及び1976年11月15日にキフ
メイヤーに交付された米国特許第3,992,636号
に開示されており、本目的に適当な出力回路は1973
年7月10日にストリュジャー他に交付された米国特許
第3,745,546号に開示されている。
【0021】さらに詳細に説明されるように、射出成形
制御装置48は、また、射出成形機10上の個別アクチ
ュエータ及びセンサに接続される。
【0022】プロセッサモジュール13は、ケーブル5
を通してプログラミング端末6に接続され、この端末は
ユーザプログラムをプログラマブル制御装置11のプロ
セッサモジュール13内にロードし、この制御装置の動
作を構築し、その実行を監視するために使用される。下
にさらに詳細に説明されるように、プログラミング端末
装置6は、また、ユーザパラメータを射出成形制御装置
48内へロードするために使用される。
【0023】図2を参照すると、従来の射出成形機10
は、流体圧ピストン12を含み、後者はその前面をラム
29に接続され、このラムはスクリュー22を有する。 ピストン12は、シリンダ7内を滑動するように嵌め合
いし、シリンダ7内をそれぞれ作動流体9で以て満たさ
れる前室と後室とに分割する。下に詳細に説明されるよ
うに、各室は、シリンダ7内でかつその縦方向に沿いピ
ストン12を制御可能に運動させるために、流体系に接
続されている。位置変換器14はピストン12位置、し
たがって、ラム29位置を表示する電気信号を供給し、
圧力変換器16はピストン12の後面上に作用する圧力
を表示する電気信号を供給する。
【0024】スプライン軸21はピストン12の前面を
ラム29に接続しこのラムはバレル26内に嵌まり、軸
21はピストン12の運動に際してバレル26の長さ内
で縦方向にラム29を運動させるように働く。ラム29
上のスクリュー22は、また、スプライン軸21に係合
し、かつ電動機20によって駆動されて軸21及びスク
リュー22を回転させる歯車列25によって、バレル2
6内でその軸の回りに回転される。
【0025】射出成形サイクルの可塑化ステージ中、ラ
ム29、したがって、スクリュー22は、バレル26内
で回転される結果、開口27によってバレル26内側に
連絡するホッパ24からの細断プラスチック材料23を
バレル26内へ供給する。プラスチック材料23へのス
クリュー22の機械的作用は、バレル26の外面に取り
付けられたバレル加熱器28によって供給される熱と一
緒になって、このプラスチック材料を溶融又は可塑化す
るように働く。プラスチック材料23がバレル26とラ
ム29との間の隙間を満たすに従い、スクリュー22の
作用は、ラム29を縦方向に後方へ押し進める。この運
動は、ピストン12による相殺背圧を伴う結果、すでに
説明されたように、プラスチック材料23内でのボイド
の形成を防止する。
【0026】部品の成形を可能にする充分なプラスチッ
ク材料23が可塑化されたとき(“ショット”)、成形
型30が開かれ、前回の成形部品が(もしあれば)放出
され、成形型30が閉じられ、ピストン12上の背圧が
上昇させられてラム29を縦方向に前方に駆動する。
【0027】バレル26の前部はノズル31を有し、こ
れを通してプラスチック材料23が成形型30の閉じた
半部分によって形成されるキャビティ34内へ射出され
る。キャビティ圧力変換器32は、プラスチック材料2
3の型器30の壁に対する圧力に相当する電気信号33
を生成する。
【0028】ピストン12位置、したがって、ラム29
位置を制御する流体システムは、流体ポンプ40、電動
流量弁36、電動圧力弁38、及び電動「切替」弁37
を含む。圧力弁38は、流量弁36が出合う圧力を制御
するためにポンプ40を分流する。流量弁36は切替弁
37の位置に応じてポンプ40の吐出し口をシリンダ7
の前室又は後室に接続する。接続されない残りの室は、
切替弁37を経由して流体貯蔵タンク42に接続され、
このタンクは作動流体を流体ポンプ40に帰還させる。
【0029】説明されたように、切替弁37は、ラムシ
リンダ7のどちらの室が流量弁36から作動流体の流れ
を受けさせ、ラムシリンダ7のどちらの室が貯蔵タンク
42に作動流体を帰還させるかを制御する。したがって
、切替弁37が、ピストン12の運動方向を制御する。
【0030】技術的に理解されるように、圧力弁38及
び流量弁36は、制御される圧力又は流量の特定な次元
に対して、線形性や応答時間等の性能が改善されるよう
に設計された弁である。流量弁36及び圧力弁38は、
この型式の市販の弁に普通に付随しているような弁増幅
器44及び46によってそれぞれ駆動される。射出成形
機の動作中、射出成形制御装置48によって1つの弁が
“選択”され、したがって、制御され、かつ射出成形制
御装置48によって他方の“選択されない弁”が一定値
にセットされる。ラム29圧力が制御されているときは
選択される弁は圧力弁38であり、また、ラム29速度
が制御されているときは選択される弁は流量弁36であ
る。
【0031】本発明の射出成形制御装置48は、射出成
形機10に取り付けられている位置変換器と圧力交換器
14,16及び32からの入力信号15,17,及び3
3を受信し、かつ射出成形制御装置48は、使用者によ
って供給されるパラメータに導かれて射出成形制御装置
が実行するプログラムによって処理されたこれら入力信
号14,17,及び33に応答して出力信号18及び1
9を発生し、これによって弁増幅器44及び48を駆動
する。
【0032】入出力モジュール8は、プログラマブル制
御装置11のバックプレイン2を通してプロセッサモジ
ュール13と連絡し、成形型30の型締め、スクリュー
電動機20の始動及び停止、及び切替弁37の調整など
のような射出成形機10の他の機能面を制御するが、こ
れらについては、さらに下に説明される。
【0033】図3を参照すると、プログラマブル制御装
置11のバックプレイン2は、バックプレインバス35
を有し、このバスは制御回線51及びデータ回線52を
含み、これによってプロセッサモジュール13と、入出
力モジュール8と、射出成形制御装置48との間の連絡
を可能とする。バックプレインバス35からのデータは
、射出成形制御装置48のバックプレインインタフェー
ス回路66によって受信され、このインタフェース回路
はバックプレインバス35のデータ回線52からのデー
タをこの射出成形制御装置の内部バス39内の対応する
データ回線56に転送する。データの転送は、内部バス
39の制御回線55及びバックプレインバス35の制御
回線51によって制御される。
【0034】(図1に示されている)プロセッサモジュ
ール13及び射出成形制御装置48との間の連絡により
、射出成形制御装置48によって遂行される制御の様相
と入出力モジュール8を通してプロセッサモジュール1
3によって遂行される制御の様相との間の調整を可能と
する。バックプレインバス35によって、また、プログ
ラミング端末6からプロセッサモジュール13を経由し
てユーザパラメータを射出成形制御装置48へ転送する
ことが可能となる。
【0035】射出成形制御装置48の内部バス39は、
制御回線55、データ回線56、及びアドレス回線57
を含み、マイクロプロセッサ60と、その関連する消去
可能プログマブル読取り専用記憶装置(EPROM)6
4、ランダムアクセスメモリ(RAM)62との間の連
絡を行う。マイクロプロセッサ60は、米国、カルフォ
ルニア州、サンタクララ市インテル社(Inter  
Corporation)から市販されている80C1
88CMOS装置であって、射出成形機10の実時間制
御に必要な内部タイマ158及び多重割込み入力(図に
は示されていない)を含み、これについては、次に説明
される。EPROM64は、射出成形機10の制御にお
いてマイクロプロセッサ60によって実行されるプログ
ラムを含む128キロバイトまでを記憶することができ
る。RAM62は、射出成形機10及び成形型30の特
性に従って使用者によって規定されかつEPROM64
に記憶されたプログラムを実行する際にマイクロプロセ
ッサ60が使用する各種の“ユーザーパラメータ”を記
憶する。RAM62は、また、射出成形機10の動作中
に発生される値の記憶領域として働く。
【0036】内部バス39は、また、マイクロプロセッ
サ60を、これから説明される電気的に絶縁された入力
回路及び出力回路に接続し、かつ射出成形機10を制御
する信号を発生し及び受信するために使用される。
【0037】先に説明された変換器14,16及び32
からの入力信号14,17,及び33は、緩衝増幅器5
8によって受信される。緩衝増幅器58は、ジャンパに
よってプログラムができる入力インピーダンスを有し、
これによって、0から10ボルトの信号、又は4から2
0ミリアンペアの信号を受信することが可能である。こ
れらの範囲は、市販の変換器14,16及び32からの
3つの主要信号出力範囲のうちの2つの範囲を含む。
【0038】アナログマルチプレクサ61が、緩衝増幅
器58からの緩衝入力信号を受信し、かつこれらの信号
の1つをスイッチング回路網兼レベルシフタ41に選択
的に接続する。レベルシフタは1から5ボルトの範囲(
第3主要信号出力範囲)を有する電圧信号を0から10
ボルトの範囲にシフトすることかできる。したがって、
0から10ボルト、1から5ボルト、又は4から20ミ
リアンペアの3つの入力信号範囲に適合する。緩衝増幅
器58及びスイッチング回路網兼レベルシフタ41のイ
ンピーダンス、利得、及びレベルは、アナログ−ディジ
タル変換器(以下、AD変換器)54の入力上に0から
10ボルト信号を生じるように調節される。
【0039】AD変換器54は、ディジタル12ビット
直列出力を発生する。この直列出力は、光学式アイソレ
ータ63を通して直−並列変換器45に接続し、後者は
12ビットデータを内部バス39のデータ回線56上に
供給する。
【0040】多重変換器61及びレベルシフタ41への
制御信号は、内部バス39に接続されたラッチ49から
、光学絶縁器63によって同様に光学的に絶縁された上
で受信される。
【0041】さらに、AD変換器54、緩衝増幅器58
、マルチプレクサー61、及びレベルシフタ41に対す
る電源は、技術的に周知の型式の絶縁電源によって供給
される。したがって、射出成形制御装置48の入力回路
は、内部バス39から絶縁されている。
【0042】射出成形制御装置48からの出力信号18
及び19は、弁増幅器44及び46を制御する。これら
の増幅器は、上に説明されたように、弁36及び38を
駆動する。これらの出力信号18及び19の値は、マイ
クロプロセッサ60によって計算され、内部バス39を
経由して並−直列変換器47へ伝送される。
【0043】並−直列変換器47によって発生される直
列データは、データ及び制御信号を含み、光学式アイソ
レータ63によって絶縁され、ディジタル−アナログ変
換器(以下、DA変換器)50によって処理される。D
A変換器50の出力は、弁増幅器44及び46に対する
電圧出力信号18及び19を供給する。代替的に、DA
変換器50から電圧出力信号を受信し周知のように電流
ループ信号を発生する電圧−電流変換器43が、電流出
力18′と19′を出力する。このような電流ループ信
号は、電流入力を必要とする弁増幅器によって使用され
る。電圧出力信号18と19と、電流ループ信号18′
と19′との間の選択は、射出成形制御装置48の印刷
回路基板上のジャンパの適当な選択によって行われる。
【0044】DA変換器50及び電圧−電流変換器43
に対する電源は、周知のように絶縁電源によって行われ
る。したがって、射出成形制御装置48の出力回路は、
その入力回路のように、内部バス39から電気的に絶縁
されている。
【0045】〔データ構造及び制御装置の動作〕射出成
形制御装置48の動作中、マイクロプロセッサ60はE
PROM64内に記憶されているプログラムを実行し、
圧力変換器16,32,及び位置変換器14からの入力
信号を受信し、かつこれらの入力信号、ユーザーパラメ
ータ、及びプロセッサモジュール13からの命令に応答
して弁36及び38を制御する。
【0046】射出成形サイクルの4つのステージの各々
、すなわち、射出、充填、保持、及び可塑化ステージは
、別々の割込みルーチンによって制御されることによっ
て、技術的に周知のように、異なるステージの実時間制
御を行う。マイクロプロセッサ60は、2ミリ秒毎に割
り込みして進行中の特定のステージに応じて下記ルーチ
ンの1つを実行するように内部タイマ158をプログラ
ムする。実行中のステージはRAM62内に記憶される
フラッグによって表示される。これらのフラッグは以下
に説明するようにプロセッサモジュール13で実行され
るプログラムによってセットされ各ルーチンによってリ
セットされる。
【0047】〔射出ステージ〕プロセッサモジュール1
3は、射出ステージの開始を表示するRAM62内のフ
ラッグのセット動作に先立ち、射出中にラム29を前方
に運動させるための準備として切替弁37を調整し、か
つ型器30を閉じなければならない。
【0048】射出ステージ中、ラム29は、縦方向に前
方に運動させられて、キャビティ32をプラスチック材
料23で満たす。射出ステージは、図9に示されるよう
に、RAM62内の射出制御ブロック97内へ入力され
た一連の60個のユーザパラメータによって制御される
。これらのユーザパラメータは、プログラミング端末装
置6によってプロセッサモジュール13を経由して入力
される。
【0049】図9をなお参照すると、射出ステージ中、
ラム29の運動は、射出制御ブロック97の語5〜25
内に含まれるプロファイルデータに従って制御される。 語5〜25は、セグメント“開始値”及びセグメント“
設定値”の両方を含む。セグメント開始値は制御関数の
独立変数(位置又は時間)値を保持し、及びセグメント
設定値は制御関数の従属変数(速度又は圧力)値を含む
。これらの値は、共に“制御関数”又は“プロファイル
”を規定するが、開始値はプロファイルの逐次“セグメ
ント”を描写し、また設定値はセグメント中の被制御値
を表示する。射出ステージ速度制御プロファイルの1例
が、図14に全体的に示されている。
【0050】開始値及び設定値の大きさ又は単位は、制
御語3によって表示される制御関数から決定される。語
3は、3つの制御関数のうちの1つ:1)ラム位置の関
数としての速度(“速度/位置”)、2)ラム位置の関
数としての圧力(“圧力/位置”)、又は3)時間の関
数としてのラム圧力(“圧力/時間”)を識別する。も
し例えば、制御語3が制御関数は速度対位置であると表
示するならば、ルーチンによってセグメント語内の設定
値は速度としての、及び開始値は位置として解釈される
【0051】セグメント語5は、射出ステージの第1セ
グメントIの初期設定値を与える。セグメントIに対す
る開始値はない、というより、その開始値は射出ステー
ジの開始に当たってのラム29位置である。もし制御語
3によって記述される制御関数が圧力対時間であるなら
ば、第1設定値はゼロに等しくなければならず、それ以
外の場合は、この設定値は特定の射出成形機10にとっ
て許容可能の圧力又は速度の範囲内であればいかなる値
であってもよい。
【0052】後続のセグメントIIからXに対する開始
値は、オペレータによって予め選択された走行限界値を
参照して定められる。セグメントIIに対する設定値及
び開始値は、セグメント語6及び7内に、それぞれ、保
持される。セグメント語8〜25は、全部で11あるプ
ログラムできるセグメントのうち残りのセグメントの設
定値及び開始値を保持する。注意したいことは、これら
セグメントの独立変数によって定められるそれらセグメ
ントの幅は固定されておらず、これらの開始値を変える
ことによって変動させられるということ、である。この
ことによって、これら11のセグメントは、極めて多様
な可能プロファイルを正確に再現することができる。
【0053】語26内に含まれるプロファイルオフセッ
ト値は、ラム29の制御に使用されるに先立ち、語5,
6,8,10,12,14,16,18,20,22,
及び24の各設定値に加算される。このことによって、
プロファイル全体が値を容易に上、下にオフセットされ
ることが可能とされ、射出成形機10の動作中のプロフ
ァイル調節を助援する。
【0054】ブロセッサモジュール13によって射出ス
テージの開始を表示するフラッグがセットされると、マ
イクロプロセッサ60は、次の割込みにおいて図4及び
図5に示される射出ステージルーチンを実行する。射出
ステージルーチンは、処理ブロック100に入り、次い
で判定ブロック102に移行し、ここでラム29位置が
、予めRAM62のどこかに記憶されている射出成形機
10の位置限界値に対して比較される。もしラム29位
置が位置限界値外にあるならば、このルーチンは処理ブ
ロック103へ移行し、かつ、緊急停止状態を表示する
フラッグをRAM62内にセットした後、このルーチン
は停止して、ラム29がさらに運動して射出成形機10
を損傷するのを防止する。
【0055】もしラム29が射出成形機10の位置限界
値内にあるならば、判定ブロック104において、ラム
圧力が射出制御ブロック97の語49〜50内の圧力警
報限界値に対して検査される。ラム圧力がこの限界値外
、高過ぎるか又は低過ぎるかのいずれであっても、処理
ブロック105によって示されるように、圧力警報限界
外フラッグがRAM62内にセットされる。いずれの場
合でも、ルーチンは、次いで、判定ブロック106に移
行し、ここで、射出ステージから充填ステージへの移行
条件が検査される。
【0056】明らかになるように、充填ステージの制御
戦略と射出ステージのそれとの間のありうる差異のため
に、両ステージ間の移行は各ステージのプロファイルの
従属変数の差異に適合する必要がある。例えば、図14
に示されたように、射出ステージプロファイル200は
速度制御関数でもよいが、これに反し、充填ステージプ
ロファイル220は、図14にも示されているようにか
つ次に説明されるように、圧力制御関数である必要があ
る。したがって、射出ステージと充填ステージとの間の
移行は、4つの限界の論理和で形成される移行信号によ
ってトリガされる。これらの限界は、図9に示される射
出制御ブロック97の語27,28,29,および30
内にそれぞれ含まれる時間限界、ラム位置限界、ラム圧
力限界、キャビティ圧力限界である。これらの限界の全
部から1つまでのあらゆる組合わせが使用される。使用
されない限界は、ゼロに等しくセットされて、プログラ
ムにより事実上無視される。
【0057】凝似圧力信号により射出ステージと充填ス
テージとの間の移行が尚早にトリガされることは、射出
制御ブロックの語31内に記憶されている“圧力移行す
るための最小%ショットサイズ”の値によって防止され
る。この値は、図14に示されている、射出ステージ中
の時点210を規定し、この時点より先立っては、移行
限界を超える圧力に起因するステージ間の移行は生じな
いようにされている。したがって、ラム29初期運動に
伴なう圧力ピークが、射出ステージの終端と誤ってトリ
ガすることはあり得ない。これらの圧力ピークは、例え
ば、バレル26及びノズル31からの空気の初期吐出中
に加速されるラム29の勢いによって起こされる。
【0058】図14を参照すると、この例の、射出ステ
ージと充填ステージとの間の移行は、語29内に記憶さ
れているラム圧力限界208によって達成される。即ち
、ラム圧力204がこの限界208に到達すると、この
限界が充填ステージの開始212をトリガする。
【0059】図4及び図5を再び参照すると、もし移行
条件が適合していると判定ブロック106によって判定
されるならば、処理ブロック107において射出実行済
フラッグがRAM62内にセットされ、かつ処理ブロッ
ク108において出口を出る。
【0060】もし移行条件が適合していないと判定ブロ
ック106において判定されるならば、射出制御ブロッ
ク97の語3によって表示される選択された特定制御関
数に応じて3つの互いに異なる手順の1つへルーチンを
分岐させる。もしこの制御関数が速度対位置のそれであ
ると判定ブロック110によって判定されるならば、処
理ブロック136において、上に説明されたように、現
在のラム位置を射出制御ブロック97の語5〜25の開
始値と比較することによって現行セグメントが判定され
る。このセグメントが判定された後、速度設定値が識別
され、かつ処理ブロック137において現在命令値が決
定される。
【0061】この命令値は、開ループ制御中に弁36又
は38に出力される値である。これは、図9に示される
射出制御ブロック97内の語41〜42の加速値及び減
速値(“ランプ値”)と、現行及び前回の設定値を参照
することによって、計算される。この命令値は、初めは
、前の設定値に等しい。この設定値がセグメントの間で
変化するときは、この命令値が新設定値に等しくなるま
で、射出ステージルーチンが呼び出される度に加速値又
は減速値がこの命令値に加算される。もし先行設定値が
新設定値よりも高いならば、減速値が使用され、またこ
の反対ならば加速値が使用される。
【0062】ランプ値は、セグメント間で設定値が変化
する時に、弁36又は38への命令値出力がどの程度の
速さで変化するかを決定する。例えば、図14を参照す
ると、この例の速度対位置射出プロファイル200は、
11セグメントを含む。上に説明された語41及び42
のランプ値は、速度対位置プロファイルの設定値レベル
203の間にプロファイル値の斜行202及び201を
起こす。制御対象でない従属変数であるラム圧力の曲線
204も、また、示されている。このラム圧力曲線20
4は、速度とプロファイル200、成形される部品の特
性、及び射出成形機10の特性の複雑な関数として変動
する。
【0063】図4及び図5を再び参照すると、判定ブロ
ック138において、現行命令値は、処理ブロック13
6において決定される現行設定値と比較される。もしこ
れらが等しいならば、斜行が完了したこと、開ループ制
御を終了して現行設定値を使用する閉ループ制御を開始
してよいと想定される。この場合、RAM62内に閉ル
ープフラッグがセットされる。他方、もし、現行設定値
と命令値が等しくなければ、閉ループフラッグはリセッ
トされたままに維持される。
【0064】判定ブロック139において、閉ループフ
ラッグの状態が検査され、もし閉ループフラッグがセッ
トされていないならば、処理ブロック141においてこ
の命令値が弁を制御するための開ループ制御電圧に変換
される。速度の開ループ制御値は、弁36の開ループ伝
達関数を表示する射出制御ブロック97の語54及び5
6を参照して決定される。先に、処理ブロック137に
おいて、選択されない弁38に対する開ループ制御値も
また、選択されない弁の設定値及び圧力弁38の伝達関
数を、それぞれ、表示する射出制御ブロック97の語4
及び55を参照して決定されている。弁36及び38の
伝達関数は、これらの弁36及び38についての測定及
びこれらの弁に対する製造業者仕様書に基づきオペレタ
ーによって入力される。
【0065】もし、判定ブロック139において、閉ル
ープ制御フラッグがセットされているならば、処理ブロ
ック140において開ループ制御値が計算される。閉ル
ープ制御モードにおいては、位置変換器14からの帰還
値が速度に変換され、かつ現行設定値と比較されて、処
理ブロック142に表示されるように、(図2の)弁増
幅器44及び46を駆動する制御信号を更新する。
【0066】速度対位置の制御関数において、閉ループ
制御は、“フィードフォワード”制御関数に従う。速度
の閉ループ制御戦略は、当業者にとって周知である。フ
ィードフォワード制御戦略に対するパラメータは、図9
に示されるように、射出制御ブロック97の語45〜4
8内に含まれている。
【0067】処理ブロック141の開ループ計算又は処
理ブロック140の閉ループ計算のいずれかの後、弁3
6及び38が計算された値にセットされ、射出ルーチン
は処理ブロック108において出口を出る。
【0068】速度対位置以外の射出ステージに対する制
御関数が選択されることもあり、この場合、判定ブロッ
ク110から、上に参照されたように、ルーチンは判定
ブロック112に移行する。もし制御関数が圧力対位置
のそれであると判定ブロック112によって判定される
ならば、ルーチンは処理ブロック126〜134に分岐
する。これらの処理ブロックは、先に説明された処理ブ
ロック136〜142のそれと類似の仕方で現在弁セッ
ト動作を計算するが、ただし、次の点において異なる。 先に説明された判定ブロック139に相当する判定ブロ
ック131によってそれらの弁が閉ループ制御下にある
と判定されるならば、閉ループ計算は“PID”(比例
・積分・微分)制御関数によって遂行される。このPI
D戦略にとって必要なパラメータは、射出制御ブロック
97の語36〜40内に含まれている。さらに、圧力変
換器信号17は、必要な帰還信号を供給するために使用
される。なおまた、命令値を計算するために使用される
ランプ値は、すでに説明された速度に対して使用された
語32,41,及び42でなく、圧力に対する語32及
び33内の含まれている。
【0069】これに代って、もし射出ステージに対する
制御関数が上に参照された速度対位置又は圧力対位置以
外であるならば、ルーチンは判定ブロック110及び1
12から判定ブロック114に移行する。もし制御関数
が圧力対時間のそれであると判定ブロック114によっ
て判定されるならば、ルーチンは処理ブロック116〜
124に分岐する。これらの処理ブロックは、先に説明
された処理ブロック136〜142、及び126〜13
4のそれと類似の仕方で現行弁セット動作を計算するが
、ただし、次の点が異なる。処理ブロック116におい
て、現行セグメント、したがって、現行設定値が射出ル
ーチンの運転に伴い各2ミリ秒ごとに増分される実時間
クロックを参照することによって決定され、かつ16ビ
ット語としてRAM62内に記憶される。このクロック
は、セグメントの持続時間を保持し、かつ、この時間が
ゼロになったとき、次のセグメントが現行セグメントに
なりかつ次のセグメントの持続時間がこのクロック内に
ロードされる。処理ブロック126〜134の圧力対位
置制御関数の場合のように、閉ループ計算がPID制御
関数によって遂行される。
【0070】開ループ制御又は閉ループ制御のいずれに
おいても、もし被制御変数が圧力であるならば射出制御
ブロック97の語34及び35がこれらの弁への命令値
出力に下限及び上限を設け、もし被制御変数が速度であ
るならば語43及び44がこの被制御変数に下限及び上
限を設ける。
【0071】〔充填ステージ〕図4及び図5に示された
、射出ステージが完了しかつ射出実行済フラッグがセッ
トされると、充填ステージは自動的に開始する。図6を
参照すると、充填ステージは、次の割込みによって呼び
出されて処理ブロック143において開始する。充填ス
テージにおいては、ラム29圧力はキャビティ34内に
含まれる材料23が冷却しかつ収縮するに従い追加材料
23をこのキャビティ内に供給するように制御される。
【0072】射出ステージにおけると同じように、充填
ステージは、図10に示されるRAM62内の充填制御
ブロック93内の一連のパラメータによって制御される
。なおまた、これらのユーザパラメータは、プログラミ
ング端末装置6によってプロセッサモジュール13を経
由して入力される。
【0073】充填制御ブロック93の語3は制御語であ
って、充填ステージ中に2つの制御関数、1)時間の関
数としてのラム圧力(“ラム圧力/時間”)又は2)時
間の関数としてのキャビティ圧力(“キャビティ圧力/
時間”)、のいずれが使用されるかを規定する。位置が
独立変数として使用されないのは、充填ステージの終端
中のラム29の運動はほとんどないからである。
【0074】セグメント語5〜14は、充填ステージプ
ロファイルを形成する5つのセグメントに対する終端値
及びこのセグメント中の被制御値を規定するセグメント
設定値を含む。これらの終端値、及び先に説明された射
出ステージの開始値は、まとめて“境界値”と称される
。第1終端値は、セグメント“I”に対するものである
【0075】射出ステージにおけるように、セグメント
の幅は固定されておらず、終端値を変化させることによ
って変動させられる。これによって、5つのセグメント
は、極めて多様な可能充填ステージプロファイルを正確
に再生可能とされる。もし5つより少ない数のセグメン
トしか必要ないならば、残りのセグメントはゼロにセッ
トされる。
【0076】射出成形機の動作中のプロファイルの調節
を助援するために、語15内に含まれるプロファイルオ
フセット値が指定され、ラム29の制御に使用されるに
先立ち、語5,7,9,11,及び13内の各設定値に
加算される。これによって、このプロファイル全体は値
を容易に上、下にオフセットさせられる。
【0077】図6を再び参照すると、ルーチンは、ラム
29圧力限界及び位置限界を検査することによって開始
する。もし判定ブロック144において、ラム29位置
が射出成形機10の構成に特有の位置限界外にあるなら
ば、ルーチンは、処理ブロック103に移行し、緊急停
止条件を表示するフラッグをRAM62内にセットした
後、緊急停止状態に入る。
【0078】もしラム29が射出成形機10の位置限界
内にあれば、判定ブロック145において、ラム圧力が
充填制御ブロック93の語28,29内の圧力警報限界
に対して検査される。もしラム圧力又はキャビティ圧力
がその限界外にあり、高過ぎるか又は低過ぎるかのいず
れかであるならば、処理ブロック146によって示され
るように、圧力警報限界外フラッグがRAM62内にセ
ットされる。
【0079】いかなる場合も、ルーチンは、判定ブロッ
ク147に移行し、ここで、現在セグメントが、逐次セ
グメント終端値間の差から計算されるセグメントの持続
時間を保持する実時間クロックを参照して決定され、充
填ルーチンの運転に伴い各2ミリ秒ごとに減分され、か
つRAM62内に16ビット語として記憶される。第1
セグメントに対しては、その終端値が第1クロック値と
なる。もし現行セグメントが、判定ブロック148によ
って検査されて、先行終端値に等しい終端値によって表
示され、したがって、セグメント持続時間がゼロである
最終セグメントであるならば、充填実行済フラッグが処
理ブロック150においてセットされ、かつルーチンは
処理ブロック152において出口を出る。充填ステージ
と保持ステージとの間の移行においては、射出ステージ
と充填ステージとの間の移行と異なり、被制御変数が変
化する可能性はない。したがって、独立移行信号は必要
ない。
【0080】もし判定ブロック148によって現在セグ
メントが最終セグメントではないと判定されるならば、
処理ブロック149において、現行設定値が充填制御ブ
ロック93のプロファイル語5〜14から得られ、かつ
命令値が、先に説明された射出ステージの処理ブロック
137において行われたのと同じように、語17及び1
8の加速度及び減速度に基づいて処理ブロック151に
おいて計算される。
【0081】この命令値が現行設定値に等しいと次の判
定ブロック153において検査されると、斜行は完了し
たと想定され、このとき開ループ制御と閉ループ制御と
の間の移行を表示する閉ループフラッグがセットされる
。射出ステージに対して先に説明されたのと同様に、判
定ブロック154において、もし閉ループフラッグがセ
ットされないならば、ルーチンは、充填制御ブロック9
3の語26及び28内の開ループ参照値からの弁への開
ループ命令値出力を計算する。しかしながら、もし閉ル
ープフラッグがセットされるならば、判定ブロック15
5において、充填制御ブロック93内の制御語3を参照
することによって、ラム圧力又はキャビティ圧力が制御
されるべきかどうかが判定される。どちらの場合におい
ても、もし帰還変数がラム圧力であれば処理ブロッ15
6において、又はもし帰還変数がキャビティ圧力であれ
ば処理ブロック158において、閉ループPID値が計
算される。PID制御関数に対するパラメータは、充填
制御ブロック93の語21〜25内に含まれている。
【0082】開ループ又は閉ループ計算の全ての場合に
おいて、選択された圧力弁38はその新しく計算された
値にセットされ、選択されない流量弁36は充填制御ブ
ロック93の語4内に与えられた値にセットされる。開
ループ制御モード及び閉ループ制御モードの両方におい
て、弁38への命令値出力は、図10に示される充填制
御ブロッ93の語19及び20の限界によって限定され
る。
【0083】次いで、充填ステージは、処理ブロック1
52において出口を出る。
【0084】図14を参照すると、例えば、充填圧力プ
ロファイル220は、5つのセグメントを含む。無制御
変数を表示する速度曲線200も示されている。この速
度は、圧力プロファイル220、成形される部品の特性
、及び射出成形機10の特性に関する複雑な関数として
変動する。圧力は被制御変数であり、ラム速度は非間接
的にのみ制御され遅い。
【0085】上に説明された語17及び18のラムに関
する値は、圧力対時間プロファイル220の設定値レベ
ル222間のプロファイル値の斜行を起こす。語19及
び20は、これらの圧力に下限及び上限を設ける。
【0086】〔保持ステージ〕図11を参照すると充填
ステージが完了しブロック150における充填実行済フ
ラッグがセットされると、処理ブロック440によって
表示される保持割込みルーチンがマイクロプロセッサ6
0による次の割込みで自動的に開始される。保持ステー
ジにおいては、部品を成形するプラスチック材料23の
密度及び堅牢を制御するためにラム29圧力が調節され
る。図14に示されるように、ラム29速度は、保持ス
テージ中、ほぼゼロである。
【0087】図7を参照すると、射出ステージ及び充填
ステージにおけると同様に、保持ステージは、図11に
示されるRAM62内の保持制御ブロック95内の一連
のパラメータによって制御される。これらのユーザパラ
メータもまたプログラミング端末装置6によってプロセ
ッサモジュール13を経由して入力される。
【0088】保持制御ブロック95の語3は、保持ステ
ージのための制御語でありかつ2つの制御関数、1)時
間の関数としてのラム圧力(“ラム圧力/時間”)又は
2)時間の関数としてのキャビティ圧力(“キャビティ
圧力/時間”)のうちのどちらが使用されるかを規定す
る。位置が独立変数として使用されないのは、保持ステ
ージ76中はラム29の運動は無視できるからである。
【0089】セグメント語5〜14は、保持ステージプ
ロファイルを形成する5つのセグメントに対するセグメ
ント終端値及びそのセグメントの間の被制御値を規定す
るそのセグメント設定値を含む。射出ステージ及び充填
ステージにおけるように、これらのセグメントの幅は、
時間的に固定しておらず、終端値を変化させることによ
って変動させられる。これによって、これら5つのセグ
メントは、極めて多様な可能保持ステージプロファィル
を正確に再生可能とされる。もし5つのセグメントより
少ない数のセグメントでよければ、残りのセグメント設
定値はゼロにセットされる。
【0090】射出成形機10の動作中にこのプロファイ
ルを調節するために、語15に含まれるプロファイルオ
フセット値が指定され、ラム29の制御に対して使用さ
れるに先立ち、語5,7,9,11,及び13の各設定
値に加算される。これによって、プロファイル全体は値
を容易に上、下にオフセットさせられる。
【0091】図7を参照すると、射出ステージ及び充填
ステージにおけるように、保持ルーチンは、ラム29圧
力限界及び位置限界を検査することによって開始される
。もし判定ブロック442において、ラム29位置が射
出成形機10の構造によって決定される位置限界外にあ
るならば、ルーチンは処理ブロック103に移行して、
緊急停止条件を表示するフラッグをRAM62内にセッ
トした後、緊急停止状態に入る。
【0092】もしラム29が射出成形機10の位置限界
内にあるならば、判定ブロック444において、ラム圧
力が保持制御ブロック95の語32及び33内の限界に
対して検査される。もしラム圧力又はキャビティ圧力が
その限界外にあり、高過ぎるか又は低過ぎるかいずれか
ならば、処理ブロック466に示されるように、圧力警
報限界外フラッグがRAM62内にセットされる。
【0093】いかなる場合においても、ルーチンは、次
に、判定ブロック448に移行し、ここで、セグメント
終端値間の差から計算され、保持ルーチンの運転に伴い
各2ミリ秒ごとに減分され、かつRAM62内に16ビ
ット語として記憶されるセグメントの持続時間を保持す
る実時間クロックを参照して現行セグメントが決定され
る。もし現行セグメント最終セグメントであると判定ブ
ロック448によって判定されるならば、保持実行済フ
ラッグが処理ブロック468においてセットされ、かつ
ルーチンは処理ブロック470において出口を出る。最
終圧力は、保持ステージ114のセグメント“V”に対
する最終設定値のそれであるか、又は保持制御ブロック
95の語34及び35によって決定されるステージ値の
特別な終端であるようにプログラムすることができる。 ステージ値のこれらの特別終端は、バレル26内の溶融
プラスチック材料を成形型30内の固形化したプラスチ
ック材料から物理的に切断する“スプルーブレイク”を
遂行するために使用される。
【0094】前に説明した場合のように、被制御変数の
変化は保持ステージと可塑化ステージとの間の移行にお
いては起こりえない。したがって、射出ステージにおい
て採用されたような、独立した移行信号は必要ない。
【0095】もし判定ブロック448によって現行セグ
メントが最終セグメントではないと表示されるならば、
処理ブロック450において、現行設定値が保持制御ブ
ロック95のプロファイル語5〜14から得られ、かつ
命令値が、先に説明された射出ステージの処理ブロック
137において行われたのと同じように、語21及び2
2の加速度及び減速度に基づいて処理ブロック452に
おいて計算される。
【0096】次の判定ブロック454において検査され
た結果この命令値が現行設定値に等しい時には、斜行は
完了したと見なされ、このとき開ループ制御と閉ループ
制御との間の移行を表示する閉ループフラッグがセット
される。射出ステージに対して先に説明されたのと類似
の仕方で、判定ブロック456において、もし閉ループ
フラッグがセットされていないならば、ルーチンは保持
制御ブロック95の語30及び31内の開ループ基準値
から開ループ命令値出力を計算する。しかしながら、も
し閉ループフラッグがセットされているならば、判定ブ
ロック460において、保持制御ブロック95内の制御
語3を参照することによって、ラム圧力又はキャビティ
圧力のいずれが制御されるべきかが判定される。もし帰
還変数がラム圧力であれば処理ブロック462において
、又もし帰還変数がキャビティ圧力であれば処理ブロッ
ク464において、いずれにしろ閉ループPID値が計
算される。PID制御関数に対するパラメータは、保持
制御ブロック95の語25〜29内に含まれている。
【0097】開ループ又は閉ループ計算の全ての場合に
おいて、選択された圧力弁38はその新しく計算された
値にセットされ、かつ選択されない流量弁36は充填制
御ブロック95の語4内に与えられた値にセットされる
。開ループ制御モード及び閉ループ制御モードの両方に
おいて、弁38への命令値出力は、図11に示される保
持制御ブロック95の語23〜24の限界によって限定
される。
【0098】次いで、保持ステージは、処理ブロック4
70において出口を出る。
【0099】図14を参照すると、例えば、保持ステー
ジプロファイル230は、5つのセグメントを含んでい
る。ラム圧力が制御され、ラム速度は本質的にゼロであ
る。
【0100】上に説明された語21及び22の変化速度
限界があることにより圧力対位置プロファイル設定値レ
ベル232同士の間にプロファイル値の斜行を起こす。 語23及び24は、ラム圧力に下限及び上限を設ける。 〔可塑化ステージ〕
【0101】プロセッサモジュール13によって予減圧
フラッグがセットされると、保持ステージの完了の後に
任意の予減圧ステージが遂行できる。予減圧ステージは
、バレル26内の溶融プラスチック材料を成形型30内
の固化したプラスチック材料から切断するために、可塑
化ステージに先立ち、ラム29を僅かに引き戻そうとす
るものである。予減圧ラム29位置は、保持ステージ位
置の終端に対して図12に示された可塑化制御ブロック
91の語29によって決定される。このラム29位置の
制御は、開ループ位置制御で以て達成される。
【0102】前記任意の予減圧ステージにおいて、予減
圧が完了するまで、弁が、選択された弁の場合は語30
内の値に、及び選択されない弁の場合は語33の値に、
セットされる。予減圧が完了した後、ルーチンがこれら
の弁を図13の語54によって決定されるステージ終端
位置にセットしかつ予減圧実行済フラッグをRAM62
内にセットする。
【0103】これに代って、プロセッサモジュール13
は、予減圧ステージを伴うことなく可塑化ステージを開
始することもできる。予減圧に先立ち、プロセッサモジ
ュール13は、増大した作動流体流量でラム29をノズ
ル31から離れる向きに運動させるため、切替弁37の
向きの変更をしておく。可塑化開始信号を受信する前に
、プロセッサモジュール13は、電動機20を始動して
可塑化のためにスクリューを回転開始させる。
【0104】可塑化ルーチンは、図8に示されるように
、処理ブロック160に入る。可塑化ステージでは、先
に説明されたように、次の射出ステージに対する準備の
ためにスクリュー22がバレル26内で回転して細断さ
れたプラスチック材料23をバレル26内に供給する。 プラスチック材料23がバレル26とラム29との間の
隙間を満たすに従い、スクリュー22の作用によりプラ
スチック材料をバレル26の前部へ押し進め、かつバレ
ルが満たされるに従い、ラム29は縦方向に後方へ押さ
れる。この運動はピストン12による相殺背圧を伴う結
果、プラスチック材料23内のボイドの形成を防止する
【0105】図12を参照すると、可塑化ステージ中の
ラム29における背圧は、RAM62内の可塑化制御ブ
ロック91内の一連のユーザパラメータによって制御さ
れる。これらのユーザパラメータは、プログラミング端
末装置6によってプロセッサモジュール13を経由して
入力される。
【0106】可塑化制御ブロック91の語3は制御語で
あり、可塑化ステージ中に2つの制御関数、1)時間の
関数としてのラム背圧(“ラム背圧/時間”)又は2)
位置の関数としてのラム背圧(“ラム背圧/位置”)の
うちいずれが使用されるかを規定する。
【0107】セグメント語5〜25は、可塑化ステージ
プロファイルを形成する11のセグメントに対するセグ
メント開始値及びセグメント持続中の被制御値を規定す
るそのセグメント設定値を含む。
【0108】先行ステージの場合と同様、時間又はラム
位置についてのこれらセグメントの幅は固定しておらず
、終端値を変化させることによって変動させられる。 これによって、これら11のセグメントは極めて多様な
可塑化ステージプロファイルを正確に再生することが可
能になる。もし11のセグメントより少ない数のセグメ
ントしか必要ないならば、残りのセグメント設定値はゼ
ロにセットされる。
【0109】図8を参照すると、射出、充填、及び保持
ルーチンにおけると同様に、可塑化ルーチンは、ラム2
9圧力限界及び位置限界を検査することによって開始さ
れる。判定ブロック162において、ラム29位置が射
出成形機10の構造によって決定される位置限界外にあ
れば、ルーチンは処理ブロック103に移行して、緊急
停止条件を表示するフラッグをRAM62内にセットし
た後、緊急停止状態に入る。
【0110】もしラム29が射出成形機10の位置限界
内にあるならば、判定ブロック164において、ラム圧
力が可塑化制御ブロック91の語52及び53内の警報
限界に対して検査される。もしラム圧力がその限界外に
あり、高過ぎるか又は低過ぎるかいずれかならば、処理
ブロック166に示されるように、圧力警報限界外フラ
ッグがRAM62内にセットされる。
【0111】いずれにしろ、ルーチンは次に判定ブロッ
ク166に進み、ここで現在ラム29位置が可塑化制御
ブロック91の語27及び28内に記憶されているクッ
ションサイズとショットサイズの和と比較される。クッ
ションサイズとショットサイズは、成形される特定の部
品によって決定され、かつ先に説明されたようにオペレ
ータによって可塑化制御ブロック91内に入力される。 可塑化ルーチンは、バレル26がプラスチック材料23
で以て満たされる際に出口を出るので、この結果、ラム
29位置が次の射出ステージに対して必要なショットサ
イズとクッションサイズの和に等しいと判定ブロック1
66によって表示される。クッションサイズは、射出ス
テージ106の終端においてバレル26に残留している
材料23の量である。ショット寸法は、成形型30を満
たすに必要な材料23の量である。ショット及びクッシ
ョンサイズは、成形される部品に依存し、かつ使用者に
よって可塑化制御ブロック91の語27及び28内に入
力される。
【0112】もしラム29がクッションサイズとショッ
トサイズ以上の大きい値を有する位置にあれば、可塑化
実行済みフラッグが処理ブロック170においてセット
され、かつ処理ブロック172において弁36及び38
が可塑化制御ブロック91の語56〜57内に記憶され
ている可塑化値の終端にセットされる。可塑化ルーチン
は、次いで、処理ブロック174に移行して出口から出
る。
【0113】もし選択された制御関数が圧力対位置のそ
れであると判定ブロック176によって判定されるなら
ば、ルーチンは、処理ブロック190において、現行セ
グメントを、その現在位置を位置設定値と比較すること
によって、識別する。もし他方、制御関数が圧力対時間
のそれであると判定ブロック178によって判定される
ならば、このセグメントが、セグメント終端値から計算
され、可塑化ルーチンの運転に伴い各2ミリ秒ごとに減
分され、かつRAM62内に16ビット語として記憶さ
れる。セグメントの持続時間を保持する実時間クロック
を参照して決定される。
【0114】いずれの戦略の下でも、現行設定値は可塑
化制御ブロック91のプロファイル語5〜25から得ら
れ、かつ命令値は先に説明された射出ステージの処理ブ
ロック118において行われたのと同じように、語35
及び36の加速度及び減速度に基づき計算される。
【0115】この命令値が現行設定値に等しいと、圧力
対位置戦略の場合は判定ブロック153において、及び
圧力対時間戦略の場合は判定ブロック183において判
明すると、斜行は完了したとみなされ、開ループ制御と
閉ループ制御との間の移行を表示する閉ループフラッグ
がセットされる。射出ステージに対して先に説明された
のと類似の仕方で、(圧力対時間の場合)判定ブロック
182において、また(圧力対位置の場合)判定ブロッ
ク192において判定され、もし閉ループフラッグがセ
ットされていないならば、ルーチンは、可塑化制御ブロ
ック91の語51の開ループ基準値から開ループ弁出力
を計算する。もし閉ループフラッグがセットされている
ならば、PIDが計算される。PID制御関数に対する
パラメータは、可塑化制御ブロック91の語39〜45
内に含まれている。
【0116】開ループ又は閉ループ計算の全ての場合に
おいて、選択された圧力弁38はその新しく計算された
値にセットされ、選択されない流量弁36は処理ブロッ
ク188において可塑化制御ブロック91の語4内に与
えられた値にセットされる。開ループ制御モード及び閉
ループ制御モードの両方において、弁38へ出力される
命令値は、図12に示される可塑化制御ブロック91の
語37及び38の限界によって限定される。
【0117】可塑化制御ブロックは、なおまた、制御ブ
ロック91,93,95,及び97内に含まれたユーザ
パラメータの特定の集合と関連する部品を識別するため
に使用される語45〜50の、12のASCII(情報
交換用米国標準コード)文字のためのスペースを含む。 これらのパラメータはリンク68を経由してプロセッサ
モジュール13にアップロードされ、かつ記憶されて、
様々な部品に対する使用者パラメータのライブラリを形
成する。
【0118】可塑化実行済フラッグがセットされた後、
プロセッサモジュール13は、任意に選択される事後減
圧ステージを開始する。事後減圧信号を伝送するのに先
立ち、プロセッサモジュール13は、スクリュー電動機
20を停止しかつラム29を後方へ運動させるように切
替弁37をセットする。事後減圧ステージ圧ステージは
、成形型30を開きかつ部品を突出するときにプラスチ
ック材料23がノズルから漏れるのを防止するために、
可塑化ステージの後に、ラム29の僅かな引き戻しを可
能にすることを意図している。事後減圧ラム29位置は
、可塑化位置の終端に対して可塑化制御ブロック91の
語31によって決定される。ラム29位置のこの制御は
、開ループ位置制御で以て達成される。事後減圧ステー
ジ96が完了した後、ルーチンは次のルーチンの開始を
判定する判定ブロックに移行して、上に説明された射出
ステージの開始があるまで待機する。
【0119】〔プログラム構造及び制御装置の動作〕射
出成形制御装置48の要素は、マイクロプロセッサ60
によって実行されるソフトウエアを通して実現される。 これらの要素は、次に述べるような機能ブロックとし表
示される:図15を参照すると、射出成形制御装置48
の動作中、セグメントポインター360は、現在の成形
ステージ及び現在のセグメントを識別する結果、プロフ
ァイル表350内に保持されている現行開始値及び現行
セグメント境界値を指摘する。プロファイル表350は
、RAM62内に記憶されかつ4つの制御ブロックに対
する先に論じられたデータ、すなわち、射出ステージ制
御ブロック97の語5〜25、充填制御ブロック93の
語5〜14、保持制御ブロック95の語5〜14、及び
可塑化制御ブロック91の語5〜25、を含む。
【0120】現行設定値は、セグメントポインター36
0及びプロファイル表350によって決定されるに従い
、閉ループ制御器362の肯定入力368又は開ループ
制御器354の入力366のいずれかに入力される。 閉ループ制御器352は、上に簡単に論じられたように
かつ技術的に周知のように、PID制御又はフィードフ
ォワード制御戦略のソフトウエアを実現するものである
。開ループ制御器354は、開ループ基準値を使用して
現行設定値を開ループ弁制御電圧に変換する。使用され
る特定の開ループ基準値は、射出成形サイクルのステー
ジに応じて、射出ステージ97内、充填ステージ93内
、保持ステージ95内、及び可塑化ステージ91内の制
御語3によって決定される。開ループ基準値は、射出ス
テージ97の語54〜56、充填ステージ93の語26
,27,保持ステージ95の語30,31,及び可塑化
ステージ91の語51を含む。
【0121】閉ループ制御器又は開ループ制御器のいず
れかからの制御出力は、先に論じられたように、(図1
に示されている)DA変換器50によって流量弁36又
は圧力弁38のいずれかに対する制御電圧に変換される
。閉ループ制御器352又は開ループ制御器354に接
続されない弁、すなわち、“選択されない弁”は、非選
択弁値の表356から導出される値に接続され、この表
は、射出ステージ97、充填ステージ93、保持ステー
ジ95、及び可塑化ステージ91からの語4を含む。
【0122】閉ループ制御器の否定入力356は、射出
成形サイクルのステージに従い、射出ステージ97、充
填ステージ93、保持ステージ95、及び可塑化ステー
ジ91からの語3によって表示される適合した制御関数
に応じてラム位置信号15、ラム圧力信号17、又はキ
ャビティ圧力信号33のいずれかに接続される。
【0123】ラム位置信号15は、また、ラム29位置
が独立変数であるときそのセグメントの前進を制御する
ためにセグメントポインター360に接続される。代替
的に、セグメントポインター360は、独立変数が時間
であるとき(図1に示される)マイクロプロセッサ60
内に含まれるタイマ158に接続される。
【0124】本発明の好適実施例が説明されたが、しか
し、当業者にとって、本発明の精神と範囲から逸脱する
ことなく、上に説明された好適実施例について多くの変
更を行い得ることは、明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形機及び本発明の射出成形制御装置を含
むプログラマブル制御装置の側面図。
【図2】本発明の射出成形制御装置及び入出力装置を含
む図1のプログラマブル制御装置と、射出成形機及びこ
れに関連する流体系との間の接続ブロック線図。
【図3】プログラマブル制御装置のバツクプレインへの
接続を示す本発明の射出成形制御装置のブロック線図。
【図4】本発明の射出成形制御装置によって実行される
射出ステージプログラムを示す詳細流れ図。
【図5】本発明の射出成形制御装置によって実行される
同じく射出ステージプログラムを示す詳細流れ図。
【図6】本発明の射出成形制御装置によって実行される
充填ステージプログラムを示す詳細流れ図。
【図7】本発明の射出成形制御装置によって実行される
保持ステージプログラムを示す詳細流れ図。
【図8】本発明の射出成形制御装置によって実行される
可塑化ステージプログラムを示す詳細流れ図。
【図9】図4及び図5の射出ステージ中に本発明の射出
成形制御装置によって使用されるパラメータのメモリー
マップを示す図。
【図10】図6の充填ステージ中に本発明の射出成形制
御装置によって使用されるパラメータのメモリーマップ
を示す図。
【図11】図7の保持ステージ中に本発明の射出成形制
御装置によって使用されるパラメータのメモリーマップ
を示す図。
【図12】図8の可塑化ステージ中に本発明の射出成形
制御装置によって使用されるパラメータのメモリーマッ
プを示す図。
【図13】同じく図8の可塑化ステージ中に本発明の可
塑化成形制御装置によって使用されるパラメータのメモ
リーマップを示す図。
【図14】図1の射出成形制御装置によって制御される
1例の射出、充填、及び保持ステージ中の圧力対速度曲
線図。
【図15】図4から図8の流れ図において実現される図
1の射出成形制御装置の機能要素のブロック線図。
【符号の説明】
4  ラック 6  プログラミング端末装置 8  入出力モジュール 10  射出成形機 11  プログラマブル制御装置 13  プロセッサモジュール(図から脱落)14  
位置変換器 16  ラム圧力変換器 29  ラム 30  成形型 32  キャビティ圧力変換器 34  キャビティ 44,46  弁増幅器 48  射出成形制御装置 58  緩衝増幅器 63  光学式アイソレータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  射出成形サイクルの少なくとも1つの
    ステージ中にキャビティ内へプラスチック材料を射出す
    るラムを有し、かつ圧力信号とラム位置信号とを発生す
    る射出成形機と共に使用される制御装置であって、各々
    が設定値に関連する複数のセグメントを含むステージに
    対するプロファイルを記憶する第1記憶装置と、前記ス
    テージに関連する制御関数を記憶する第2記憶装置と、
    前記第1記憶装置と前記第2記憶装置とをアドレスし、
    かつ現行セグメントと該現行セグメントの設定値と前記
    ステージに対する制御関数とを識別するセグメントポイ
    ンターと、前記セグメントポインターによって識別され
    た制御関数に応答するスイッチング装置であって、前記
    制御関数に応答して前記圧力信号と前記ラム位置信号と
    の間を選択することにより帰還信号を発生するスイッチ
    ング装置と、前記スイッチング装置からの帰還信号と前
    記セグメントポインターからの現行設定値とを受信し、
    かつ前記帰還信号と前記現行設定値との両方の関数とし
    て前記ラムを制御フィードバック制御システムと、を備
    える射出成形制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の射出成形制御装置にお
    いて、前記圧力信号はキャビティ圧力から導出されるこ
    とを特徴とする射出成形制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の射出成形制御装置にお
    いて、前記圧力信号はラム圧力から導出されることを特
    徴とする射出成形制御装置。
  4. 【請求項4】  射出成形サイクルの少なくとも1つの
    ステージ中にキャビティ内へプラスチック材料を射出す
    るラムを有する射出成形機と共に使用される制御装置で
    あって、各々が設定値に関連する複数のセグメントを含
    むステージに対するプロファイルを記憶する第1記憶装
    置と、前記ステージに関連する制御関数を記憶する第2
    記憶装置と、前記第1記憶装置と前記第2記憶装置とを
    アドレスし、かつ現行セグメントと該現行セグメントの
    設定値と前記ステージに対する制御関数とを識別するセ
    グメントポインターと、前記セグメントポインターによ
    ってアドレスされる前記設定値と前記制御関数とを受信
    し、かつ前記制御関数に応答して前記設定値を前記ラム
    を制御する開ループ出力に変換する開ループ制御回路と
    、を備える前記制御装置。
  5. 【請求項5】  射出成形サイクルの少なくとも1つの
    ステージ中にキャビティ内へプラスチック材料を射出す
    るラムを有し、かつ圧力信号とラム位置信号とを発生す
    る射出成形機と共に使用される制御装置であって、連続
    する第1ステージと第2ステージに対するプロファイル
    であって、該プロファイルは設定値に各々関連する複数
    のセグメントを含み、前記第1ステージは前記第2ステ
    ージの第1セグメントに先行する最終セグメントを有し
    ている、前記プロファイルを記憶する記憶装置と、時間
    信号を発生するタイマと、前記時間信号と圧力信号とラ
    ム位置信号とを読み取り、かつステージ移行信号を発生
    するために前記タイマと前記射出成形機とに接続された
    論理装置であって、これにより、前記移行信号が、前記
    時間信号から導出される時間限界信号、及び前記ラム位
    置信号から導出される第1位置限界信号、及び前記圧力
    信号から送出される圧力限界信号と前記ラム位置信号か
    ら導出される第2位置限界信号の論理積との論理和とな
    る論理装置と、現行セグメントと該現行セグメントの設
    定値を識別するために前記記憶装置をアドレスし、かつ
    前記論理装置に応答して前記移行信号が発生したときに
    前記第1ステージの最終セグメント中に前記第2ステー
    ジの第1セグメントへ前記アドレスを前進させるセグメ
    ントポインターと、前記セグメントポインターから現行
    設定値を受信しかつ前記現行設定値の関数として前記ラ
    ムを制御する制御システムと、を備える射出成形制御装
    置。
  6. 【請求項6】  請求項5記載の射出成形制御装置にお
    いて、前記第2位置限界信号は最小ショットサイズに等
    しいことを特徴とする射出成形制御装置。
  7. 【請求項7】  射出成形サイクルの少なくとも1つの
    ステージ中にキャビティ内へプラスチック材料を射出す
    るラムを有し、かつラム位置信号を発生する射出成形機
    と共に使用される制御装置であって、設定値に各々が関
    連する複数のセグメントを含むステージに対するプロフ
    ァイルを記憶する第1記憶装置と、ステージに関連する
    制御関数を記憶する第2記憶装置と、現行ステージと現
    行セグメントと該現行セグメントの設定値と前記ステー
    ジに関連する制御関数とを識別するために前記第1記憶
    装置と前記第2記憶装置とをアドレスするセグメントポ
    インターと、時間信号を発生するタイマ装置と、前記タ
    イマ装置と前記射出成形機の前記ラム位置信号とに接続
    されて、前記セグメントポインターによって識別された
    制御関数に応答して前記時間信号と前記ラム位置信号と
    の間を選択することによってクロック信号を発生するス
    イッチング装置と、前記セグメントポインターによって
    与えられる前記現行設定値の関数として前記ラムを制御
    する制御システムとを備え、ここで、前記セグメントポ
    インターは前記クロック信号に応答してアドレスされた
    セグメントを前進させるものである射出成形制御装置。
  8. 【請求項8】  射出成形サイクルの少なくとも1つの
    ステージ中にキャビティ内へプラスチック材料を射出す
    るラムを有し、かつラム位置信号を発生する射出成形機
    と共に使用される制御装置であって、射出ステージに対
    する射出プロファイルを記憶する記憶装置であって、前
    記プロファイルはプロファイルセグメントに関連する複
    数のプログラマブル設定値を含み、前記設定値はプログ
    マブル境界値を有するものである記憶装置と、前記記憶
    装置をアドレスし、かつ現行セグメントと該現行セグメ
    ントの設定値とを識別するセグメントポインターと、ク
    ロック値を発生するクロック装置と、前記クロック装置
    からの前記クロック値と前記セグメントポインターから
    の前記現存セグメント設定値とを読み取り、かつ前記ク
    ロック値が前記現行セグメントの境界値を超えるとき前
    記セグメントポインターを前進させる比較装置と、前記
    セグメントポインターによって与えられる前記設定値の
    関数として前記ラムを制御する制御システムとを備える
    射出成形制御装置。
  9. 【請求項9】  請求項8記載の射出成形制御装置であ
    って、時間信号を発生するタイマ装置を備え、前記クロ
    ック値は前記時間信号の関数であることを特徴とする射
    出成形制御装置。
  10. 【請求項10】  請求項8記載の射出成形制御装置に
    おいて、前記クロック値は前記ラム位置信号の関数であ
    ることを特徴とする射出成形制御装置。
JP3113122A 1990-05-18 1991-05-17 射出成形制御装置 Pending JPH04232014A (ja)

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