JPH0423187Y2 - - Google Patents

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JPH0423187Y2
JPH0423187Y2 JP9664385U JP9664385U JPH0423187Y2 JP H0423187 Y2 JPH0423187 Y2 JP H0423187Y2 JP 9664385 U JP9664385 U JP 9664385U JP 9664385 U JP9664385 U JP 9664385U JP H0423187 Y2 JPH0423187 Y2 JP H0423187Y2
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JP
Japan
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stile
frame
sliding door
vertical
packing
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JP9664385U
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JPS627588U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係る引戸上隅角部の気密片は、引戸
を構成する竪枠の上端部内側面に固定して、引戸
閉鎖時に屋外側から吹き付ける風が、上記竪枠の
内側面と引戸障子の竪框の外側面との間の隙間を
通つて屋内側に吹き込むのを防止するものであ
る。
(従来の技術) 一般家屋の壁面に設ける腰窓や掃き出し窓とし
て、第7〜10図に示すような引戸が広く使用さ
れている。即ち、上框5と下框6と左右の竪框7
とから成る矩形の框枠組の内側にガラス8を装着
して成る、内外の引戸障子9a,9bを、上枠1
と下枠2と左右の竪枠3,3とから成る戸枠4の
内側に、上枠1の下面の上部案内レール10と、
下枠2の上面の下部案内レール11とに沿つて移
動自在になるように建て込んだものである。第8
〜10図に於いて、12は、上枠1の下面、竪枠
3の内側面、及び各引戸障子9a,9bを構成す
る各框5,6,7の室内側面に添着した木製の装
飾板である。
各引戸障子9a,9bの上框5,5と上枠1下
面の上部案内レール10,10との間には、パツ
キング13,13を、屋外側の引戸障子9bと下
枠2との間には、パツキング14を、屋内側の引
戸障子9aと下枠2との間には、パツキング1
5,16を、各引戸障子9a,9bの外側の竪框
7,7と竪枠3,3との間には、各竪枠3,3に
支持された固定側のパツキング17と、各竪框
7,7に支持されて、各引戸障子9a,9bと共
に移動する移動側のパツキング18とを、各引戸
障子9a,9bの中央側の竪框(召合せ框)7,
7の間には、パツキング19を、それぞれ装着
し、引戸閉鎖時に引戸障子9a,9b内外の気密
を保持できるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述のように構成される引戸に於い
ては、従来次に述べるような不都合を生じる。
即ち、内外両引戸障子9a,9bの閉鎖時に、
各引戸障子9a,9bの四周部分の気密を保持す
るためのパツキング13〜19は、その構造上各
引戸障子9a,9bの隅角部で不連続となること
が避けられず、この不連続部分を通じて屋外側か
ら屋内側に風が吹き込んでしまう。
例えば、両引戸障子9a,9bの竪框7の外側
面と竪枠3の内側面との間で、固定側のパツキン
グ17と移動側のパツキング18との間に存在す
る隙間20内には、第9図に矢印aで、第10図
に矢印bで、それぞれ示すように、屋外側から引
戸障子9aに吹き付けた風が、引戸障子9aの下
端部側開口より進入する。この進入風は上記隙間
20内を上昇して、この引戸障子9aの上隅角部
に存在する、上記固定側のパツキング17及び移
動側のパツキング18と、上框5に装着したパツ
キング13,13との不連続部から、屋内側に進
入してしまう。
このような進入風の量は僅かではあるが、屋内
の冷暖房費を高くしたり、屋内外の防音性能を悪
化させるため、好ましくない。
本考案の引戸上隅角部の気密片は、このような
不都合を解消するものである。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) この考案の対象である気密片を装着するための
引戸は、従来の引戸と同様に、上枠と下枠と左右
の竪枠とから成る戸枠の内側に、上框と下框と左
右の竪框との内側にガラスを支持して成る引戸障
子を、上枠下面と下枠上面とに形成されたレール
に沿う移動自在に建て込み、上記各框と各竪枠と
に、各框と各枠との間の気密保持用のパツキング
を装着して構成されている。
気密片は、このような引戸を構成する引戸障子
の竪框の外側面と竪枠の内側面との間で、且つ、
この竪框に装着され竪枠内側面に形成された突条
にその先端を当接させた移動側のパツキングと、
竪枠内側面に形成された別の突条に支持されて上
記竪框を当接させる固定側のパツキングとの間
に、引戸閉鎖時に形成される隙間を通じての、室
内側への空気の吹き込み防止を図るもので、上記
竪枠の上端部内側面に固定され、上記隙間のう
ち、上記竪框外側面に存在する凹部の内側を除く
部分を塞ぐ硬質材製の基片と、この基片の竪框と
対向する面に装着され、上記隙間のうち、上記凹
部の内側部分を塞ぐ軟質材製の補助シール片とか
ら構成されている。
(作用) 上述のように構成され、上枠の上端部内側面に
固定された本考案の引戸上隅角部の気密片は、引
戸障子の下端から竪枠の内側面と竪框の外側面と
の間の隙間内に進入した風の通路を塞ぎ、この風
が上枠と上框との間のパツキングと、竪枠と竪框
との間のパツキングとの不連続部にまで達するの
を阻止し、この不連続部を介して、屋外側から屋
内側に向けて風が吹き込むのを防止する。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更
に詳しく説明する。
第1〜3図は、前述した第8〜10図に示すよ
うな形状のサツシ材により構成された引戸に装着
する、本考案の引戸上隅角部の気密片21を示し
ている。
この気密片21は、矩形の基片22の1側面に
形成された凹部24の内側に、補助シール片23
を貼着して構成されている。ナイロンのような硬
質材により造られた基片22の幅Wは、竪枠3の
内側面の室内側端に装着した固定側のパツキング
17の取付基部と、竪枠3の内側面に形成され、
引戸閉鎖時に於いて引戸障子9a,9bの竪框7
の外側面に装着した移動側のパツキング18を当
接させる突条25との間隔Dと同じか、これより
も僅かに小さく(W≦D)形成しておく。この基
片22には、気密片21を竪枠3の内側面に固定
するためのねじを挿通する円孔26が形成され、
1側縁には、上記突条25と移動側のパツキング
18との当接部近傍の隙間を、可及的僅小に抑え
るための突条27が形成されている。このような
基片22の突条27を形成した側の面で、この基
片22を竪枠3の内側面で突条25よりも室内寄
り部分に装着した場合に、竪框7の室内側面外端
部の突条28の外側面と対向する部分には、凹部
24を設け、この凹部24の内側に、スポンジ等
の軟質材製の補助シール片23を、凹部24から
突出する状態で貼着している。
即ち、上記突条28には、前記装飾板12を竪
框7に固定するための木ねじを挿通するが、この
木ねじの頭部が竪框7の外側面から突出するのを
防止するため、この突条28は、竪框7の外側面
から少し凹んだ位置に設けている。従つて、この
突条28の外側面部分は、竪框7の外側面全体と
して見た場合に、凹部29となるが、引戸障子9
a,9bの閉鎖状態に於いてこの凹部29内に、
上記補助シール片23を進入自在としている。
上述のように構成される本考案の引戸上隅角部
の気密片21は、第4〜6図に示すように、左右
両竪枠の上端部内側面で引戸閉鎖時に各引戸障子
9a,9bの竪框7,7の上端部外側面が対向す
る部分に、ねじ止め固定する。
このため、各引戸障子9a,9bを閉鎖方向に
移動させた場合、気密片21によつて、各竪框
7,7の外側面と各竪枠3,3の内側面との間
で、固定側のパツキング17と移動側のパツキン
グ18の間に位置する隙間20,20の上端が閉
塞され、各引戸障子9a,9bの下端からこの隙
間20,20内に進入した風が、各引戸障子9
a,9bの上隅角部のパツキングの不連続部を通
じて屋内側に吹き込むのを防止できる。
c 考案の効果 本考案の引戸上隅角部の気密片は以上に述べた
通り構成され、引戸上隅角部に存在するパツキン
グの不連続部分を通じて、屋内に外気が吹き込む
のを防止できるため、屋内の冷暖房効率が向上
し、又屋内外の遮音性能も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の気密片の実施例を示して
おり、第1図は正面図、第2図は第1図の右方か
ら見た側面図、第3図は第1図の上方から見た平
面図、第4〜6図はこの気密片を引戸の上隅角部
に装着する状態を示しており、第4図は引戸の側
方から見た図、第5図は屋外側の引戸障子の隅角
部、第6図は屋内側の引戸障子の隅角部をそれぞ
れ示す平面図、第7図は引戸障子の屋内側から見
た図、第8図は第7図の拡大A−A断面図、第9
図は第8図のB−B断面図、第10図は第8図の
C−C断面図である。 1……上枠、2……下枠、3……竪枠、4……
戸枠、5……上框、6……下框、7……竪框、8
……ガラス、9a,9b……引戸障子、10……
上部案内レール、11……下部案内レール、12
……装飾板、13,14,15,16,17,1
8,19……パツキング、20……隙間、21…
…気密片、22……基片、23……補助シール
片、24……凹部、25……突条、26……円
孔、27,28……突条、29……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枠と下枠と左右の竪枠とから成る戸枠の内側
    に、上框と下框と左右の竪框との内側にガラスを
    支持して成る引戸障子を、上枠下面と下枠上面と
    に形成されたレールに沿う移動自在に建て込み、
    上記各框と各竪枠とに、各框と各枠との間の気密
    保持用のパツキングを装着して成る引戸の閉鎖時
    に、この引戸の上隅角部の気密保持を図る気密片
    であつて、竪框外側面と竪枠内側面との間で、且
    つ、この竪框に装着され竪枠内側面に形成された
    突条にその先端を当接させた移動側のパツキング
    と、竪枠内側面に形成された別の突条に支持され
    て上記竪框を当接させる固定側のパツキングとの
    間に、引戸閉鎖時に形成される隙間のうち、上記
    竪框外側面に存在する凹部の内側を除く部分を塞
    ぐ形状と大きさとを有し、上記竪枠の上端部内側
    面に固定される硬質材製の基片と、この基片の竪
    框と対向する面に装着され、上記隙間のうち、上
    記凹部の内側部分を塞ぐ軟質材製の補助シール片
    とから成る引戸上隅角部の気密片。
JP9664385U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0423187Y2 (ja)

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JP9664385U JPH0423187Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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JP9664385U JPH0423187Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS627588U JPS627588U (ja) 1987-01-17
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