JPH04228382A - 車両のフロントボデー構造 - Google Patents

車両のフロントボデー構造

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JPH04228382A
JPH04228382A JP40831990A JP40831990A JPH04228382A JP H04228382 A JPH04228382 A JP H04228382A JP 40831990 A JP40831990 A JP 40831990A JP 40831990 A JP40831990 A JP 40831990A JP H04228382 A JPH04228382 A JP H04228382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl
front pillar
panel
vehicle
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP40831990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Mori
健雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウルを車両幅方向に
設けられたカウルサイドパネルへ掛け渡して結合する車
両のフロントボデー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図7には、実公昭63−368
71号に示されるような従来の車両のフロントボデー構
造が示されている。
【0003】車両幅方向に立設される一対のカウルサイ
ドパネル50(一方のみ図示)には、カウル部としての
ダツシユパネル52の車両幅方向両端部に形成されたフ
ランジ部54が結合されている。
【0004】このダツシユパネル52は、カウル溝の後
部とされる平面部56を有している。この平面部56と
連続する平面部58を有し、前記ダツシユパネル52と
共にカウル部を構成するカウルフロントパネル60は、
その車両幅方向両端部にフランジ部62が形成され、前
記カウルサイドパネル50へ結合されている。
【0005】これにより、ダツユパネル52の車両前方
側に、カウル溝を形成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造では、カウル部を構成するダツシユパネル52の
フランジ部54によりカウルサイドパネル50に対して
突き当て結合されており、この結合部の車両幅方向荷重
に対する結合剛性が低いので、この結合部における荷重
の集中を抑制してカウル部を剛性向上に有効に寄与させ
ることができない。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、カウル部から
フロントピラーへの荷重の集中を抑制し、カウル部を剛
性向上に有効に寄与させることができる車両のフロント
ボデー構造を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両のフロ
ントボデー構造は、車両上下方向に延在するとともに車
両幅方向内側に向かって開いた断面形状をもつフロント
ピラーアウタの車両幅方向内側に、該フロントピラーア
ウタから車両前方に延在するカウルサイドパネルが結合
されており、前記カウルサイドパネルの車両幅方向内側
に結合され車両幅方向に延在するカウルパネルの車両幅
方向外側後端が、フロントピラーアウタに沿って車両後
方へ折曲されてカウルサイドパネルを介しフロントピラ
ーアウタに結合されている車両のフロントボデー構造に
おいて、前記カウルパネルと前記フロントピラーアウタ
とで閉断面が形成されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、カウルパネルの車両幅方向外
側端部後端がフロントピラーアウタに沿って車両後方へ
折曲されて、閉断面を形成している。さらに、フロント
ピラーアウタとカウルパネルとで閉断面を形成している
ので、カウルサイドパネルからフロントピラーへの荷重
の伝達効率が向上する。
【0010】
【実施例】図1乃至図4には、本実施例に係る車両のフ
ロントボデー部10が示されている。このフロントボデ
ー部10は、その車両幅方向両端部に車両前後方向に亘
って閉断面構造のフロントサイドメンバ(図示省略)が
配設され、その上部には、車両前方側にフロントフエン
ダエプロン20、車両後方側にカウルサイドパネル22
がそれぞれ配設されている。
【0011】フロントフエンダエプロン20の上端には
、エプロンアツパメンバ28が結合されており、補強さ
れている。エプロンアツパメンバ28には、サスペンシ
ヨンタワー24が形成されており、このサスペンシヨン
タワー24の上端に配設されたスプリングサポート14
へ図示しないサスペンシヨンの上端部が取付けられてい
る。
【0012】カウルサイドパネル22はその車両後方側
端部が車両のルーフからドア開口の車両前側に沿って配
設されるフロントピラーアウタ26の下部へ結合されて
いる。フロントピラーアウタ26は図4に示される如く
、断面が所謂ハツト形とされ、前記カウルサイドパネル
22と結合されることにより、閉断面のフロントピラー
34が形成されている。また、フロントピラーアウタ2
6のルーフ部分は、別部材のフロントピラーアウタアツ
パ(図示省略)が結合されることにより、閉断面が形成
されている。
【0013】また、カウルサイドパネル22の車両後上
方は、フロントピラーアウタ26に沿って車両上方に向
けて延設部36が形成されている。この延設部36には
、フロントピラーアウタ26方向、すなわち、車両外方
向に向けて凸とされる凸部38が形成され、フロントピ
ラーアウタ26の断面内に収容されている。この延設部
36は、フロンピラーアウタ26と後述するカウルパネ
ル40とによって挟持される構造となっている。
【0014】車両幅方向両側に配設されたカウルサイド
パネル22間には、ダツシユパネル30が掛け渡されて
いる。このダツシユパネル30は、その下端部がフロア
パネル(図示省略)と連結されている。また、このダツ
シユパネル30の上端部は略直角に屈曲されて水平フラ
ンジ部30Aが形成されている。この水平フランジ部3
0A上には、車両上方が開口され、カウル溝32が形成
されたカウルパネル40が載置され、溶着されている。
【0015】カウルパネル40の底板40Aの車両幅方
向両端部は、車両下方に向けて略直角に屈曲され垂直フ
ランジ部42が形成されている。
【0016】また、このカウルパネル40の車両後方側
縦壁40Bの車両後方面側には、カウルリインフオース
メント44が結合されている(図3参照)。この縦壁4
0Bとカウルリインフオースメント44とにより閉断面
が形成されている。
【0017】縦壁40Bの車両幅方向端部は、前記垂直
フランジ部42に連続され、かつ車両後方に向けて略直
角に屈曲されており、前記フロントピラーアウタ26に
沿って後上方向へ延設されたフロントピラーインナ部4
6となっている。また、前記カウルリインフオースメン
ト44の車両幅方向両端部は、所謂末広がりとなって、
前記フロントピラーインナ部46の車両内面側へ結合さ
れている。
【0018】前記カウルパネル40のフロントピラーイ
ンナ部46は、前記カウルサイドパネル22の延設部3
6と対向されている。すなわち、このカウルパネル40
のフロントピラーインナ部46は、カウルサイドパネル
22の延設部36が介在された状態でフロントピラーア
ウタ26へ結合されている。このように結合されること
により、前記カウルサイドパネル22の延設部36は、
フロントピラー34の断面内に収容されたリインフオー
スメントとしての役目を有することになる。
【0019】以下に本実施例の作用を説明する。車両が
走行中、サスペンシヨンタワー24には、スプリングサ
ポート面内の力が作用して、カウルパネル40にはねじ
り荷重が加わる。この荷重はサスペンシヨンタワー24
からカウルパネル40及びカウルサイドパネル22へ伝
達される。ここで、カウルパネル40の車両幅方向両端
部のフロントピラーインナ部46が、フロントピラーア
ウタ26と結合され、閉断面を形成している。このため
、フロントピラー34の閉断面によって荷重を受けるこ
とになり、前記荷重の伝達が円滑になされ、カウルパネ
ル40が変形するようなことはない。
【0020】一方、サスペンシヨンタワー24からカウ
ルサイドパネル22へと伝達される荷重は、カウルサイ
ドパネル22に形成された延設部36が、前記カウルパ
ネル40のフロントピラーインナ部46とフロントピラ
ーアウタ26との間に挟持されている。このため、荷重
の集中を緩和することができる。
【0021】また、カウルサイドパネル22と一体的に
延設部36を形成したので、別体としてフロントピラー
34にリインフオースメントを介在させたときに生じる
スポツト溶接点がない。従って、荷重の溶接点への集中
がなく、カウルサイドパネル22からフロントピラー3
4への荷重伝達効率が向上する。
【0022】さらに、カウルサイドパネル22の延設部
36には凸部38が形成され、フロントピラーアウタ2
6の断面内に収容されている。従って、フロントピラー
34のリインフオースメントとしての役目を果たすこと
になり、剛性が向上する。
【0023】なお、本実施例ではカウルサイドパネル2
2の延設部36に凸部38を形成し、延設部36をフロ
ントピラー34のリインフオースメントとしての作用さ
せるようにしたが、凸部38がなく、カウルサイドパネ
ル22の延設部36とカウルパネル40のフロントピラ
ーインナ部46との単に重ね合わせるようにしても、結
合剛性が高くなり、荷重の集中を抑制することができる
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る車両のフ
ロントボデー構造は、カウル部からフロントピラーへの
荷重の集中を抑制し、カウル部を剛性向上に有効に寄与
させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る車両のフロント部の斜視図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】従来のフロント部の斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【符号の説明】
10  フロントボデー部 22  カウルサイドパネル 26  フロントピラーアウタ 36  延設部 40  カウルパネル 46  フロントピラーインナ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両上下方向に延在するとともに車両
    幅方向内側に向かって開いた断面形状をもつフロントピ
    ラーアウタの車両幅方向内側に、該フロントピラーアウ
    タから車両前方に延在するカウルサイドパネルが結合さ
    れており、前記カウルサイドパネルの車両幅方向内側に
    結合され車両幅方向に延在するカウルパネルの車両幅方
    向外側後端が、フロントピラーアウタに沿って車両後方
    へ折曲されてカウルサイドパネルを介しフロントピラー
    アウタに結合されている車両のフロントボデー構造にお
    いて、前記カウルパネルと前記フロントピラーアウタと
    で閉断面が形成されていることを特徴とする車両のフロ
    ントボデー構造。
JP40831990A 1990-12-27 1990-12-27 車両のフロントボデー構造 Pending JPH04228382A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029202A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Honda Motor Co Ltd 自動車の車体構造
JP2012096717A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Suzuki Motor Corp 車体前部の補強構造
JP2014196066A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 富士重工業株式会社 自動車の前部車体構造

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