JPH04227942A - エラストマー用安定剤混合物 - Google Patents

エラストマー用安定剤混合物

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JPH04227942A
JPH04227942A JP3144003A JP14400391A JPH04227942A JP H04227942 A JPH04227942 A JP H04227942A JP 3144003 A JP3144003 A JP 3144003A JP 14400391 A JP14400391 A JP 14400391A JP H04227942 A JPH04227942 A JP H04227942A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はエラストマー及び、2,
4−ビス(アルキルメルカプト)−6−(3,5−ジア
ルキル−4−ヒドロキシアニリノ)−s−トリアジン及
びアルキルチオメチルフェノールからなる安定剤混合物
を含む組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】アルキルチオメチル基を含むフェノール
は公知の安定剤である。例えば、ポリマー及びエラスト
マーに於ける抗酸化剤としての2,4,6−トリアルキ
ル−ビス(3,5−アルキルチオメチル)フェノールの
用途は米国特許第3660352号に開示されている。 さらに、英国特許第1184533号は有機ポリマー並
びに合成油のための安定剤として、2,4−ビス(アル
キルチオメチル)−3,6−ジアルキルフェノールの用
途を教示している。類似の化合物は欧州特許第1652
09号に開示されている。 【0003】さらに、欧州特許第224442号は、エ
ラストマーの安定剤として2,4−ビス(アルキルチオ
メチル)−6−アルキルフェノルの用途を教示している
。この明細書は補助安定剤として他のフェノール抗酸化
剤と共にこれらの安定剤を使用できることも記載してい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、酸化分解しや
すいエラストマーのために有効な安定剤を提供すること
は依然として要求されている。驚いたことに、二つの硫
黄原子含有フェノールの組合せがエラストマー中で大変
良好な安定作用を持つことが見いだされた。 【0005】 【問題を解決するための手段】従って、本発明はエラス
トマー及びa)次式 【化3】 (Ra 及びRb がそれぞれ独立して炭素原子数1な
いし4のアルキル基を表わし、Rc が炭素原子数6な
いし12のアルキル基を表わす)で表される少なくとも
1個のフェノール、そしてb)次式II 【化4】 (nが0ないし3を表わし、R1 及びR2 がそれぞ
れ独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基または
−CH2 SR3を表わし、R3 が炭素原子数8ない
し18のアルキル基、フェニル基またはベンジル基を表
わし、R4 が水素原子またはメチル基を表す)で表さ
れる少なくとも1個のフェノールからなる安定剤混合物
を含む組成物に関する。 【0006】炭素原子数1ないし12のアルキル基とし
てR1 若しくはR2 、及び炭素原子数1ないし18
アルキル基としてR3 の例は、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第二
ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、1,1−ジメチ
ルブチル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エ
チルヘキシル基、1,1,3,3−テトラメチルブチル
基、n−ノニル基、n−デシル基、1,1,3,3−テ
トラメチルヘキシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシ
ル基、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルヘキシル
基、1,1,4,6,6−ペンタメチルヘプチ−4−イ
ル基であり、そして炭素原子数1ないし18アルキル基
としてR3 の例はさらに加えてn−トリデシル基、n
−テトラデシル基、n−ヘキサデキシル基またはn−オ
クタデシル基である。 【0007】R3 は好ましくは炭素原子数8ないし1
2のアルキル基である。炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基としてRa 若しくはRb 、及び炭素原子数6な
いし12のアルキル基としてRc は、一般に相当する
数の炭素原子と一致するR1 〜R3 の意味と同じで
ある。 【0008】好ましい安定剤b)は、R4 が水素原子
を表す式IIのフェノールである。nが0を表す式II
のフェノールもまた、好ましい。式IIにおいて、置換
基R1 またはR2 の一つは好ましくは、−CH2 
SR3 である。式IIのフェノールは特に、R1 が
−CH2 SR3 官能基を表すものが好ましい。R3
 は好ましくは炭素原子数8ないし12のアルキル基、
さらに特にn−オクチル基またはn−ドデシル基が好ま
しい。 【0009】特に好ましいのは、R2 が−CH2 S
R3 官能基(R3 が好ましくはn−ドデシル基を表
す)を表す式IIのフェノールである。興味深い式II
のフェノールは、R2 がメチル基または第三ブチル基
を表わし、好ましくはメチル基を表すものである。nが
0を表わし、R1 が−CH2 SR3 を表わし、R
2 がメチル基を表わし、R3 がn−オクチル基を表
わし、そしてR4 が水素原子を表す式IIのフェノー
ルがもっとも好ましい。 【0010】さらに特に好ましいのは、nが0を表わし
、R1 が分枝状ノニル基を表わし、R2 が−CH2
 SR3 を表わし、R3 がn−ドデシル基を表わし
、そしてR4 が水素原子を表す式IIのフェノールで
ある。 【0011】式IIのフェノールの代表例を以下に示す
。2,4−ビス(n−オクチルチオメチル)−6−メチ
ルフェノール、2,4−ビス(n−オクチルチオメチル
)−3,6−ジメチルフェノール、2,4−ビス(2’
−エチルヘキシルチオメチル)−6−第三ブチル−2−
メチルフェノール、2−(n−オクチルチオメチル)−
4−第三ブチル−6−メチルフェノール、2,6−ビス
(n−ドデシルチオメチル)−4−第三ノニルフェノー
ル、メチレン−ビス−o,o’−〔3,3’−ビス(n
−ドデシルチオメチル)−5,5’−ジ第三ノニル〕フ
ェノール、メチレン−ビス−o,o’−〔3−メチル−
5−(n−オクチルチオメチル)−3’,5’−ビス(
n−オクチルチオメチル)〕フェノール。 【0012】式Iの化合物において、Ra 及びRb 
は好ましくは同一である。もっとも好ましくは第三ブチ
ル基である。Rc は好ましくはオクチル基、もっとも
好ましくはn−オクチル基である。 【0013】本発明の組成物はエラストマーとして以下
の材料を含んでよい。 1.ポリブタジエン、ポリイソプレンまたはポリクロロ
プレンのようなポリジエン;スチレン/ブタジエン/ス
チレン、スチレン/イソプレン/スチレン、アクリロニ
トリル/ブタジエンコポリマーまたはスチレン/ブタジ
エンコポリマーのようなブロックポリマー。 【0014】2.モノオレフィン及びジオレフィンと、
その他のものまたは他のビニルモノマーとのコポリマー
、例えば、エチレン/アルキルアクリレートコポリマー
、エチレン/アルキルメタクリレートコポリマー、エチ
レン/酢酸ビニルコポリマー並びに、エチレンとプロピ
レン及びジエン、例えば、ヘキサジエン、ジシクロペン
タジエンまたはエチリデンノルボルネンとのターポリマ
ー。 【0015】3.ハロゲン化ポリマー、例えば、ポリク
ロロプレン、イソブチレン及びイソプレン(=ハロゲン
化ブチルゴム)の塩素化または臭素化コポリマー、塩素
化ゴム、塩素化またはクロロスルホン化ポリエチレン、
エピクロロヒドリンホモポリマー及びコポリマー、クロ
ロトリフルオロエチレンコポリマー、ハロゲン化ビニル
化合物のポリマー、例えば、ポリビニリデンクロライド
、ポリビニリデンフルオライド;及びそれらのコポリマ
ー、例えば、ビニルクロライド/ビニリデンクロライド
、ビニルクロライド/酢酸ビニル、またはビニリデンク
ロライド/酢酸ビニル。 【0016】4.一方にヒドロキシル末端基及び他の一
方に脂肪族または芳香族ポリイソシアネートを含むポリ
エーテル、ポリエステル及びポリブタジエンから誘導さ
れるポリウレタン、及びそれらの前駆体。 【0017】5.天然ゴム。 6.前記ポリマーの混合物(ポリブレンド)。 7.天然または合成ゴム、例えば、カルボキシル化スチ
レン/ブタジエンコポリマーの天然ラテックスの水性エ
マルジョン。 【0018】これらのエラストマーはラテックスの形態
であってよく、この形態で安定化されうる。好ましい組
成物は、ポリジエン、例えばポリブタジエンゴムをエラ
ストマーとして含むものである。もっとも好ましいポリ
ジエンはアクリロニトリル/ブタジエンコポリマーであ
る。 【0019】本発明の組成物は、エラストマーに基づい
て、a)及びb)の安定剤混合物を0.01−10重量
%、好ましくは0.05−5.0重量%都合良く含む。 安定剤成分a)対b)の割合は、広範囲に変化し、原則
として重要ではない。一般にa)対b)の割合は重量部
で10:1ないし1:10、好ましくは5:1ないし1
:5、さらに特に2:1ないし1:2、もっとも好まし
くは1:1である。 【0020】エラストマーへの混入は、有機溶媒に溶解
したフェノール溶液、またはエマルジョンまたは分散液
を、相当するゴム溶液及びラッテクスに、重合終了後お
よびゴムの凝固前に、添加することにより一般に行われ
る。 【0021】しかし、エラストマーへの混入はまた、式
I及びIIのフェノール、及び他の任意の添加剤、例え
ば、加硫促進剤、充填剤、可塑剤または顔料を添加する
ことにより、その分野で一般に使用される方法によって
、成形の前または後に行われる。式I及びIIのフェノ
ールは、安定化されたプラスチックス材料に基づいて2
.5ないし25重量%の濃度でこれらの化合物を含むマ
スターバッチの形態で添加されうる。 【0022】それゆえ、本発明は式I及びIIのフェノ
ールの組み合わせに混入されるか、またはそれらに適用
することからなるエラストマーを安定化する方法に関す
る。式IIのフェノールは、それ自身公知の方法、例え
ば、欧州特許第165209号および米国特許第322
7677号および第4707300号に記載されたよう
な方法で製造される。しかし、それらは次式IIa【化
5】 (R2 及びR4 が前述の定義と同じ意味を表す)で
表されるフェノールを反応条件下のホルムアルデヒドま
たはホルムアルデヒド  ドナーで、及び少なくとも1
個のメルカプタンR3 −SHで、塩基、モノ−、ジ−
若しくはトリメチルアミン及びモノ−若しくはジエチル
アミンからなる基から選ばれた該塩基の存在下で、反応
することにより製造されうる。 【0023】すべての出発物質は公知であり、公知の方
法で製造されうる。幾つかは市販品として入手できる。 式Iのフェノールはそれ自体公知の方法、例えば、米国
特許第3240749号、実施例1に記載された方法で
製造されうる。 【0024】 【実施例】本発明は以下の実施例によって説明され、特
に言及しない限り、部およびパーセントは重量による。 【0025】実施例1:  2,4−ビス(n−オクチ
ルチオメチル)−6−メチルフェノールの製造【化6】 160.74g(0.72モル)の2,4−ビス(ジメ
チルアミノメチル)−6−メチルフェノール及び210
.65g(1.44モル)のn−オクタンチオールを攪
拌器および多数のコイルコンデンサーを備えた装置で、
150℃で36時間加熱する一方、53.2barでジ
メチルアミンを連続的に除去して、黄色油状物291.
6g(95%)を得る。シリカゲルによる粗生成物のカ
ラムクロマトグラフィーは無色油状物として、純粋な2
,4−ビス(n−オクチルチオメチル)−6−メチルフ
ェノールを得る。 分析データ: 計算値    C,70.69%;H,10.44%;
S,15.09%実験値    C,70.85%;H
,10.42%;S,15.11%【0026】実施例
2:  2,4−ビス(n−オクチルチオメチル)−6
−第三−ブチルフェノールの製造【化7】 22.5gの6−第三ブチルフェノール、18.0gの
パラホルムアルデヒド、43.9gのn−オクタンチオ
ール、4.0gの33%エタノール性ジメチルアミン、
及び23mlのN,N−ジメチルホルムアミドの混合物
を、還流用コンデンサー及び機械的な攪拌器を備えたス
ルホン化フラスコに3時間、窒素下で加熱する。反応器
中の温度は110℃である。粗生成物を150mlの酢
酸エチルに溶解し、100mlの水で洗浄する。有機層
を乾燥するまで蒸発することにより、無色油状物として
、2,4−ビス(n−オクチルチオメチル)−6−第三
−ブチルフェノール  51g(理論値の97%)を得
る。 分析データ: 計算値    S,13.74% 実験値    S,13.44% 【0027】実施例3: 固体含量26%のラテックス(アクリロニトリル及びブ
タジエンのコポリマー)として、安定化されていないニ
トリルゴムを50℃に予加熱する。次いで、それぞれ固
体に基づいて、Ra =Rb が第三ブチル基を表わし
、Rc がn−オクチル基を表す式Iのフェノール(1
)0.15%、および2,4−ビス(n−オクチルチオ
メチル)−6−メチルフェノール(2)0.15%の安
定剤混合物を、エマルジョンおよび分散液の形態でラテ
ックス中に攪拌する。効率良く攪拌しながら、次いでラ
テックスを滴下漏斗から、60℃に加熱された凝固漿液
にゆっくり添加される(約50ml/分)。1リットル
の脱塩水中に6gのMgSO4 ・7H2 Oを溶解し
た1リットルの漿液を固体ゴム100g(=ラテックス
381g)につき使用する。凝固されたゴムを取り除き
、60℃で脱塩水中、10分間で2回洗浄し、ゴムロー
ル上で予め乾燥し、そして50℃で真空ドライヤー中で
一晩乾燥する。結果として生じたニトリルゴムは、33
%のアクリロニトリル含量、及び40−45のムーニー
粘度ML1+4(100)を持つ。 【0028】安定化されたゴムのムーニー粘度ML1+
4(100)は、100℃で炉老化(oven age
ing)することによってASTMD1646に従って
決定される。 結果を表1に示す。 【0029】 【表1】 【0030】実施例4: 実施例3の一般的な手順に従って、固体含量26%のラ
テックスとして、33%のアクリロニトリル含量、及び
65−70のムーニー粘度ML1+4(100)を持つ
ニトリルゴムを、0.15%のフェノール(1)及び0
.15%のフェノール(2)を含む安定剤混合物で安定
化し、凝固し、そして乾燥する。ムーニー粘度ML1+
4(100)およびブラベンダー老化(Brabend
er ageing) の間の誘導時間が決定される。 ブラベンダー老化のため、安定化されたゴムをブラベン
ダープラストグラフ(Brabender plast
ograph)中、180℃および60rpmで30分
間練る。誘導時間は、回転力特性(torque ch
aracteristic)の傾きから決定される、即
ち、最小回転力後に回転力の増加が1Nmになるまでの
練り時間(分)。結果を表2で報告する。 【0031】 【表2】第2表: 【0032】実施例5: ネオジム型のポリブタジエンゴムの溶液に、溶解された
安定剤(1)〔=Ra =Rb =第三ブチル基および
Rc =n−オクチル基を表す式Iのフェノール〕およ
び/または(2)〔=2,4−ビス(n−オクチルチオ
メチル)−6−メチルフェノール〕(表3−6を参照)
を添加し、そしてゴム溶液を凝固し、乾燥する。老化試
験を表3−6に示された条件下で実施例4に記載された
ように行う。ブラベンダー試験(160℃で)において
、ゲル含量は老化試験の後にさらに決定される、即ち、
室温でトルエン中の不溶ゴム含量である。 【0033】ASTMD1925−70に従って黄色度
指数(YI)を決定するため、凝固および乾燥後にゴム
を2mmのシートにプレスし、これらのシートのYIを
70℃の炉老化によって決定する。この指数が小さいほ
ど、黄色化は少ない。結果を表3−6に示す。 【0034】 【表3】第3表: *ゴムは破壊される。 【0035】 【表4】第4表:       【0036】 【表5】第5表: *ゴムは破壊される。 【0037】 【表6】第6表:

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エラストマー及びa)次式I【化1】 (Ra 及びRb がそれぞれ独立して炭素原子数1な
    いし4のアルキル基を表わし、Rc が炭素原子数6な
    いし12のアルキル基を表わす)で表される少なくとも
    1個のフェノール、及びb)次式II 【化2】 (nが0ないし3を表わし、R1 及びR2 がそれぞ
    れ独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基または
    −CH2 SR3を表わし、R3 が炭素原子数8ない
    し18のアルキル基、フェニル基またはベンジル基を表
    わし、R4 が水素原子またはメチル基を表す)で表さ
    れる少なくとも1個のフェノールからなる安定剤混合物
    を含む組成物。
  2. 【請求項2】  式IIのフェノールにおいて、R4 
    が水素原子を表す請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】  式IIのフェノールにおいて、nが0
    を表す請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】  式IIのフェノールにおいて、R1 
    が−CH2 SR3 官能基を表わす請求項1記載の組
    成物。
  5. 【請求項5】  式IIのフェノールにおいて、R2 
    が−CH2 SR3 官能基を表わす請求項1記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】  官能基R3 が炭素原子数8ないし1
    2のアルキル基、好ましくはn−オクチル基またはn−
    ドデシル基を表わす請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】  式IIのフェノールにおいて、R2 
    がメチル基または第三ブチル基を表わす請求項1記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】  式IIのフェノールにおいて、nが0
    を表わし、R1 が−CH2 SR3 を表わし、R2
     がメチル基を表わし、R3 がn−オクチル基を表わ
    し、そしてR4 が水素原子を表わす請求項1記載の組
    成物。
  9. 【請求項9】  式IIのフェノールにおいて、nが0
    を表わし、R2 が−CH2 SR3 を表わし、R3
     がn−ドデシル基を表わし、そしてR4 が水素原子
    を表わす請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】  Ra 及びRb が同一であり、好
    ましくは第三ブチル基を表わし、Rc がオクチル基を
    表わす請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】  a)対b)の割合が重量部において
    1:10ないし10:1である請求項1記載の組成物。
  12. 【請求項12】  エラストマーがポリジエンである請
    求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】  ポリジエンがアクリロニトリル/ブ
    タジエンコポリマーである請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】  a)及びb)の安定剤混合物を0.
    01ないし10重量%含む請求項1記載の組成物。
  15. 【請求項15】  請求項1で定義された式I及びII
    のフェノールの混合物をエラストマーに混入するか、ま
    たは適用することからなるエラストマーを安定化する方
    法。
  16. 【請求項16】  エラストマー用安定剤として請求項
    1で定義された式I及びIIのフェノールの組み合わせ
    の使用方法。
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