JPH06200077A - 重合性相乗剤及び抗分解剤 - Google Patents

重合性相乗剤及び抗分解剤

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JPH06200077A
JPH06200077A JP5233335A JP23333593A JPH06200077A JP H06200077 A JPH06200077 A JP H06200077A JP 5233335 A JP5233335 A JP 5233335A JP 23333593 A JP23333593 A JP 23333593A JP H06200077 A JPH06200077 A JP H06200077A
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JP
Japan
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carbon atoms
group
polymerizable
alkyl
synergist
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JP5233335A
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English (en)
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Dane Kenton Parker
デイン・ケントン・パーカー
Gerald O Schulz
ジェラルド・オーエン・シュルツ
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/37Thiols
    • C08K5/375Thiols containing six-membered aromatic rings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリマー製品の寿命を延長するための新しい
改善された抗分解剤 【構成】 本発明は、(A)フェノール性抗分解剤,ア
ミン性抗分解剤及びそれらの混合物より成る群から選択
される抗分解剤;及び(B)新規な重合性相乗剤の組合
せを含んで成る抗分解剤系に関する。さらに本発明は、
(A)(1)ホモポリマー及びモノオレフィンのコポリ
マー,(2)天然ゴム,及び(3)ジエンモノマーより
誘導される合成ゴムより成る群から選択されるポリマ
ー;(B)フェノール性抗分解剤,アミン抗分解剤及び
それらの混合物より成る群から選択される、ポリマー1
00部基準で約0.05〜約10重量部の抗分解剤;並
びに(C)ポリマー100部基準で約0.05〜20重
量部の独特の重合性相乗剤を含んで成る安定化されたポ
リマーも開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特別の重合性相乗剤及び
フェノール性及び/又はアミン抗分解剤の組合せに関す
る。
【0002】さらに、本発明は2つの成分の安定化剤系
に関する。
【0003】4−ビニル−1−[(2−フェニルチオ)
エチル]ベンゼンは重合性のモノマーであり、そして日
本特許第56465号−1987にポリマー抗分解剤と
して開示されている。
【0004】
【従来の技術】エステル材料は相乗剤として遊離アミン
抗分解剤及びフェノール性抗分解剤と組み合わせて使用
されてきた。例えば、米国特許第4,216,116号は
フェノール性抗分解剤及びチオプロピオン酸のポリエチ
レンオキシジエステルを含んで成る安定化系を開示す
る。また、慣用的な遊離アミン抗酸化剤と相乗剤として
機能するエステル類、例えば3,6,9−トリオキサウン
デカン−1,11−ビス−(3−n−ドデシルチオ−プ
ロピオネート)との組合せを開示している米国特許第
4,125,515号、4,241,217号及び4,30
1,296号を参照されたい。これらの特許に記述され
ているエステル類は、オハイオ州アクロン(Akron)の
グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニー(Goodyear
Tire & Rubber Company)社により登録商標ウイングス
テー(Wingstay)SN−1として販売されている商業的
に入手できる製品になっているのに反して、当業者は常
にポリマー製品の寿命をさらに延長するための新しい改
善された抗分解剤を探している。したがって、ポリマー
類及び特にゴム組成物の寿命をさらに延長するのに有用
な組成物に対する必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)フェノ
ール性抗分解剤,アミン抗分解剤及びそれらの混合物よ
り成る群から選択される抗分解剤;及び(B)構造式:
【化3】 を有する重合性相乗剤(式中、R1は水素又は1個の炭
素原子を有するアルキルより成る群から選択され、R2
は水素又は1個の炭素原子を有するアルキルより成る群
から選択され、R3は1〜20個の炭素原子を有するア
ルキル,7〜20個の炭素原子を有するアルアルキル,
6〜18個の炭素原子を有するアリール,及び7〜20
個の炭素原子を有するアルカリール(alkaryl)
より成る群から選択される。)の組み合わせを含んで成
るポリマー類のための抗分解剤系に関する。
【0006】本発明はまた、 (A)(1)ホモポリマー及びモノオレフィンのコポリ
マー,(2)天然ゴム,及び(3)ジエンモノマーより
誘導される合成ゴムより成る群から選択されるポリマ
ー; (B)フェノール性抗分解剤,アミン抗分解剤及びそれ
らの混合物より成る群から選択される、ポリマー100
部基準で約0.05〜約10重量部の抗分解剤;並びに (C)構造式:
【化4】 (式中、R1は水素又は1個の炭素原子を有するアルキ
ルより成る群から選択され、R2は水素又は1個の炭素
原子を有するアルキルより成る群から選択され、R3
1〜20個の炭素原子を有するアルキル,7〜20個の
炭素原子を有するアルアルキル,6〜18個の炭素原子
を有するアリール,及び7〜20個の炭素原子を有する
アルカリールより成る群から選択される。)を有する、
ポリマー100部基準で0.05〜20重量部の重合性
相乗剤を含んで成る安定化されたポリマーも開示する。
【0007】重合性相乗剤のための上記構造式に関し
て、好ましくはR1は水素、R2は水素、並びにR3は1
〜18個の炭素原子を有するアルキル及び6個の炭素原
子を有するアリールである。
【0008】重合性相乗剤は予備形成されそして次に他
のモノマーと一緒に重合される。他の態様によれば、重
合性相乗剤は重合性の反応混合物中、最も普通には溶液
又はラテックス中の本来の場所に形成されることができ
る。
【0009】いくつかの重合性相乗剤を予備形成する一
つの方法は、日本特許第56465号−1987年に記
述されている。この方法に従って、p−ジビニルベンゼ
ン及びチオフェノール又はその誘導体が混合され、そし
て次にラジカル反応が慣用の開始剤を使用して実行され
る。代表的なチオフェノール誘導体は、チオクレゾー
ル、ジメチルベンゼンチオール、エチルベンゼンチオー
ル及びブチルベンゼンチオールのようなC1〜C4アルキ
ル置換チオフェノールを含む。開始剤の例はアゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル並びにベンゾイルパーオキシド及びラウロイル
パーオキシド等のようなパーオキシドを含む。開始剤は
ジビニルベンゼンに対して0.01〜10モル百分率の
範囲の量で存在すべきである。反応は純粋な形(溶媒な
し)又はベンゼン・トルエン等のような溶媒類の存在下
で実行できる。窒素雰囲気が使用されるべきである。p
−ジビニルベンゼンのチオフェノール又はそれらの誘導
体に対する割合は、約2:1〜1:2の範囲であるべき
であり、1:1の割合が好ましい。約1〜3時間の反応
時間で反応温度は約40〜80℃の範囲であるべきであ
る。
【0010】上で論議したように、重合性相乗剤の水準
は約0.05〜20phrの範囲にあることができる。
好ましくは重合性相乗剤の含量は0.5〜2.0phrの
範囲である。広い範囲のより高い含量では、安定化され
たポリマーはそれに続くブレンディング用のマスターバ
ッチとして使用されることができる。
【0011】慣用のアミン抗分解剤は重合性相乗剤と組
み合わせて使用され得る。使用できるアミン抗分解剤の
代表は、N,N'−ジ−置換−p−フェニレンジアミン
類、置換ジフェニルアミン類、並びに重合及び非重合双
方のの2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリ
ン誘導体並びにアミド及びイミド耐老化剤も含む。2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン誘導体
は、全体として本明細書中に参照のために組み込まれる
米国特許第3,244,683号に開示されている。代表
的なアミド及びイミド耐老化剤は、全体として本明細書
中に組み込まれる米国特許第3,658,769号に開示
されている。N,N'−ジ−置換−p−フェニレンジアミ
ン類次の構造式を有する:
【化5】 (式中、R4及びR5は3〜12個の炭素原子を有するア
ルキル,6〜12個の炭素原子を有するアリール,及び
7〜12個の炭素原子を有するアルアルキルより成る基
の群から独立に選択される。)。本発明に使用し得るジ
フェニルアミン類の代表は、次の構造式のものである:
【化6】 (式中、R6,R7,R8及びR9は水素、1〜20個の炭
素原子を有するアルキル及び7〜12個の炭素原子を有
するアルアルキルより成る基の群から独立に選択され
る。)。本発明に使用し得るアミド類は、次の構造式の
ものである:
【化7】 (式中、R13は6〜12個の炭素原子を有するアリレン
より成る基の群から選択され、R10及びR11は水素、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル及び1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシより成る基の群から独立に選択
され、R12は水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ及び次の構
造式:
【化8】 を有するラジカル(式中、R18は、1〜12個の炭素原
子を有するアルキル基,5〜12個の炭素原子を有する
シクロアルキル、6〜12個の炭素原子を有するアリー
ル及び7〜13個の炭素原子を有するアルアルキルより
成る基の群から選択され、R19は水素及び1〜12個の
炭素原子を有するアルキルより成る基の群から選択され
る。)より成る基の群から選択され、R14及びR15は水
素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る基
の群から選択され、R16は水素、1〜4個の炭素原子を
有するアルキル、6〜12個の炭素原子を有するアリー
ル、7〜13個の炭素原子を有するアルアルキル、5〜
12個の炭素原子を有するシクロアルキル、カルボキシ
メチル及びカルボアルコキシメチルより成る基の群から
選択され、そして、R17は水素、1〜4個の炭素原子を
有するアルキル、6〜12個の炭素原子を有するアリー
ル、5〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル、カ
ルボキシル基及びカルボアルコキシ基より成る基の群か
ら選択される。]。好ましくは、R10、R11及びR12
それぞれ水素、R13は好ましくは6個の炭素原子を有す
るアリレン、R14及びR15は好ましくは水素、好ましく
はR16は1個の炭素原子を有するアルキル、R17は水
素、及びR18は1個の炭素原子を有するアルキルであ
る。
【0012】本発明のエステルと組み合わせて使用され
得るイミド類は、次の構造式:
【化9】 及び
【化10】 を有することができる[式中、R23は6〜12個の炭素
原子を有するアリレンより成る基の群から選択され、R
20及びR21は水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル及び1〜4個の炭素原子を有するアルコキシより成る
基の群から独立して選択され、R22は水素、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原子を有す
るアルコキシ及び次の構造式:
【化11】 を有する基(式中、R32は1〜12個の炭素原子を有す
るアルキル、5〜12個の炭素原子を有するシクロアル
キル、6〜12個の炭素原子を有するアリール及び7〜
13個の炭素原子を有するアルアルキルより成る基の群
から選択され、そしてR33は水素及び1〜12個の炭素
原子を有するアルキルより成る基の群から選択され
る。)より成る基の群から選択され、R3及びR4は1〜
4個の炭素原子を有するアルキルであり、そしてR26
27、R28、R29、R30及びR31は水素及び1〜4個の
炭素原子を有するアルキルより成る基の群から独立に選
択される。]。好ましくはR20及びR21は水素、R22
水素、R23は6個の炭素原子を有するアリレン、R24
水素、R25は水素、R26は水素、R27は水素、R28は水
素、R29は水素、R30は水素、及びR31は水素である。
【0013】重合性相乗剤と組み合わせて用いられ得る
特定のアミン類は、N,N'−ジフェニル−p−フェニレ
ンジアミン、N,N'−ジーベータ−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン、N−o−トリル−N'−フェニル−p
−フェニレンジアミン、N,N−ジ−p−トリル−p−
フェニレンジアミン、N−1,3−ジメチルブチルーN'
−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−1,4−ジ
メチルペンチルーN'−フェニル−p−フェニレンジア
ミン、N−イソプロピル−N'−フェニル−p−フェニ
レンジアミン、N−1−メチルプロピル−N'−フェニ
ル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−
N'−フェニル−p−フェニレンジアミン、N,N'−ビ
ス−(1−エチル−3−メチルペンチル)-P-フェニレ
ンジアミン、N,N'−ビス−(1,4−ジメチルペンチ
ル)−p−フェニレンジアミン、N,N'−ビス−(1−
メチルプロピル)−p−フェニレンジアミン、4,4'−
ビス−(ジ−アルファ−メチルベンジル)−ジフェニル
アミン、4,4'−ジオクチルジフェニルアミン、4,4'
−ジノニルジフェニルアミン、重合−2,2,4−トリメ
チル−1,2−ジヒドロキノリン、6−ドデシル−1,2
−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、6−エト
キシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリ
ン、N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド、
N−(4−アニリノフェニル)マレイミド、N−(4−
アニリノフェニル)イタコンイミド、N−(4−アニリ
ノフェニル)シトラコンイミド、N−[4−(4−メチ
ルアニリノ)フェニル]マレイミド、N−[4−(4−
メチルアニリノ)フェニル]イタコンイミド、N−[4
−(4−メトキシアニリノ)フェニル]マレイミド、N
−[4−(4−メトキシアニリノ)フェニル]イタコン
イミド、N−[4−(4−エトキシアニリノ)フェニ
ル]マレイミド、N−[4−(4−エトキシアニリノ)
フェニル]イタコンイミド、N−[4−(4−エトキシ
アニリノ)フェニル]シトラコンイミド、N−(4−ア
ニリノフェニル)フェニルマレイミド、N−[4−(4
−N,N−ジメチルアミノアニリノ)フェニル]マレイ
ミド、N−(4−アニリノフェニル)アクリルアミド、
N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド、N−
(4−アニリノフェニル)シンナムアミド、N−(4−
アニリノフェニル)クロトンアミド、N−[4−(4−
メチルアニリノ)フェニル]アクリルアミド、N−[4
−(4−メチルアニリノ)フェニル]メタクリルアミ
ド、N−[4−(4−メトキシアニリノ)フェニル]ア
クリルアミド、N−[4−(4−メトキシアニリノ)フ
ェニル]メタクリルアミド、N−[4−(4−エトキシ
アニリノ)フェニル]アクリルアミド、N−[4−(4
−エトキシアニリノ)フェニル]メタクリルアミド、N
−[4−(4-N,N-ジメチルアミノアニリノ)フェニ
ル]アクリルアミド、N−(4−アニリノフェニル)マ
レアミック(maleamic)酸、N−(4−アニリノフェニ
ル)イタコンアミック酸 N−[4−(4−メチルアニリノ)フェニル]マレアミ
ック酸、及びN−(4−アニリノフェニル)シトラコン
アミック酸を含む。
【0014】本発明の好ましい態様にしたがって、重合
性アミン抗分解剤は重合性相乗剤と組み合わせて使用さ
れる。好ましい重合性アミン抗分解剤は、N−(4−ア
ニリノフェニル)メタクリルアミド及びN−(4−アニ
リノフェニル)アクリルアミドを含む。
【0015】ポリマー中に存在するアミン抗分解剤の水
準は、ポリマー100重量部当たり約0.05〜10.0
重量部の範囲であり得る。好ましくは、アミンの水準は
約0.5〜2.0重量部である。
【0016】フェノール性抗分解剤も重合性相乗剤の存
在によって利益を得る。慣用のフェノール性抗分解剤の
一例は次の構造式によって示される:
【化12】 (式中、R34及びR35は水素、4〜9個の炭素原子を有
する第3級アルキル、5〜12個の炭素原子を有するシ
クロアルキル及び7〜12個の炭素原子を有するアルア
ルキルより成る基の群から選択され、そしてR36は1〜
20個の炭素原子を有するアルキル、5〜12個の炭素
原子を有するシクロアルキル及び7〜12個の炭素原子
を有するアルアルキルより成る基の群から選択され
る。)。
【0017】上記の構造式のフェノール性抗分解剤の特
定の例は、2,6−ジ−第3級ブチル−4−メチルフェ
ノール、2−第3級オクチル−4,6−ジ第3級ブチル
フェノール、2,4,6−トリス−(α−メチルベンジ
ル)フェノール、4−ノニルフェノール、2,4−ジノ
ニルフェノール、及び2,4−ビス(α,α−ジメチルベ
ンジル)−6−第3級ブチルフェノールを含む。上記の
構造式の好ましいフェノール性抗分解剤は、オハイオ州
アクロンのグッドイヤータイヤアンドラバーカンパニー
から市販されている登録商標ウイングスティ−Cであ
る。
【0018】重合性相乗剤と組み合わせて使用し得る追
加のフェノール性抗分解剤は、単純なフェノール類とジ
シクロペンタジエンとのアルキル化反応生成物である。
そのようなフェノール性抗分解剤の例は、参考文献とし
て本明細書中に組み入れられる米国特許第3,305,5
22号に記述されている。この型の市販の抗分解剤は、
オハイオ州アクロンのグッドイヤータイヤアンドラバー
カンパニーからウイングステイ−Lの登録商標で販売さ
れている。
【0019】重合性相乗剤と組み合わせて使用し得る追
加のフェノール性抗分解剤は、参照のために本明細書中
に組み入れられる米国特許第3,080,338号に記述
及び例証されている。
【0020】重合性フェノール性抗分解剤は重合性の相
乗剤と組み合わせて使用されることができる。代表的な
重合性フェノール性抗分解剤は、参考文献として全体と
して本明細書中に組み入れられる米国特許第4,168,
387号に記述されている。これらの重合性フェノール
性抗分解剤は、(1)2,6−ビス−(2−ヒドロキシ
−3−第三級ブチル−5−メチルベンジル)−4−メチ
ルフェノール、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチ
ル−6−第三級ブチルフェノール)、及び2,6−ビス
ー(2−ヒドロキシ−3−第三級ブチル−5−エチルベ
ンジル)−4−エチルフェノールより成る群から選択さ
れるポリフェノール化合物を、(2)一般式:
【化13】 のエステル形成性化合物(式中、R37は水素及び1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基より成る群から選択さ
れ、R38は水素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基より成る群から選択され、そして、Aは塩素,ヨウ
素及び臭素より成る群から選択される。)との反応生成
物である。これらの重合性抗分解剤の代表的な例は2−
(2−ヒドロキシ−3−第三級ブチル−5−メチルベン
ジル)−4−メチル−6−第三級ブチルフェニルメタク
リレート、2−(2−ヒドロキシ−3−第三級ブチル−
5−エチルベンジル)−4−エチル−6−第三級ブチル
フェニルメタクリレート、2,6−ビス−(2−ヒドロ
キシ−3−第三級ブチル−5−メチルベンジル)−4−
メチル−フェニルメタクリレート、及び2−(2−ヒド
ロキシ−3−第三級ブチルフェニルアクリレート)を含
む。
【0021】本発明の好ましい態様にしたがい、重合性
フェノール性抗分解剤は重合性相乗剤と組み合わせて使
用される。
【0022】フェノール性抗分解剤の含量は変化するこ
とができ、ポリマー100重量部あたり約0.05〜1
0重量部の範囲であり得る。好ましくは、フェノール性
抗分解剤の量は約0.5〜約2.0重量部の範囲であ
る。
【0023】本発明の重合性相乗剤の、アミン又はフェ
ノール性抗分解剤のいずれかに対する重量比は変化し得
る。一般的に言えば、アミン又はフェノール性抗分解剤
の重合性相乗剤に対するモル比は約1:4〜2:1の範
囲である。好ましくは、約1:2〜約1:1の範囲であ
る。
【0024】種々のポリマー類が重合性相乗剤とアミン
又はフェノール性抗分解剤との組合せの使用によって安
定化され得る。代表的なポリマー類は、例えばポリプロ
ピレン、ポリエチレン及びエチレン/プロピレンコポリ
マーのような、ホモポリマー類及びモノオレフィンのコ
ポリマー類を含む。重合性相乗剤と抗分解剤との組合せ
は硫黄加硫エラストマーと共にも使用できる。本明細書
中で使用される用語「硫黄加硫エラストマー又はゴム」
は種々の合成ゴムのみならず天然ゴム及び全ての天然ゴ
ム種々の低い及び再生形態の両方を含む。ジエンモノマ
ーから誘導される代表的な合成ポリマー類は、ブタジエ
ン及びその同族体及び誘導体、例えばイソプレン、ジメ
チルブタジエン及びペンタジエンの単独重合生成物のみ
ならずブタジエン又はその同族体又は誘導体と他の不飽
和有機化合物とから形成されたもののようなコポリマー
を含む。不飽和有機化合物には、アセチレン、例えばビ
ニルアセチレン;オレフィン類、例えばイソプレンと共
重合してブチルゴムを形成するイソブチレン;ビニル化
合物、例えば、塩化ビニル、アクリル酸、アクリロニト
リル(ブタジエンと重合してNBR、又はポリブタジエ
ン及びスチレンと重合してABSを形成する。)、メタ
クリル酸及びスチレンがあり、ブタジエンと重合してS
BRを形成するスチレンの化合物並びにエステル類、種
々の不飽和アルデヒド類、ケトン類及びエステル類、例
えば、アクロレイン、メチルイソプロピルケトン及びビ
ニルエチルエーテルがある。イソプレンの単独重合及び
イソプレンと他のジオレフィン及び種々の不飽和有機化
合物との共重合により製造される種々の合成ゴム類も含
まれる。1,4−シスポリブタジエン及び1,4−シス
イソプレン及びEPDMのような類似の合成ゴム類も含
まれる。好ましいゴムはABS、ポリブタジエン、ブチ
ルゴム、スチレン−ブタジエン−イソプレンコポリマ
ー、EPDM、ブタジエン−スチレン−コポリマー及び
ポリイソプレンである。
【0025】重合性相乗剤及び抗分解剤の組み合わせ
は、生産及び非生産(nonproductive)の素材のいずれ
かに混合され得る。組合せのポリマーへの組込みは、バ
ンバリー類、ブラベンダー類、押出機類等の使用による
ような混合の慣用の手段によって達成され得る。選択的
に、相乗剤及び抗分解剤は重合されることができ、した
がってポリマー結合したものとなる。他の選択は、相乗
剤及び/又は抗分解剤をラテックス状態のポリマーにグ
ラフトすることである。好ましい態様では、重合性相乗
剤及び抗分解剤(重合性のものも)の組合せがエマルジ
ョンに組み込まれそしてモノマー類と共に反応器中にお
いて重合され、ポリマー結合安定剤系を生ずる。
【0026】
【実施例】次の実施例は本発明を例証するものであっ
て、限定するものではない。
【0027】
【実施例1】 ビニル−1−[(2−フェニルチオ)エチル]ベンゼン
の製造 機械式撹拌機、N2入口、温度計及び滴下漏斗を備えた
500ml3つ首フラスコ中へ、32.3グラムの80.
5重量%ジビニルベンゼン、1.4グラムのドデシルベ
ンゼンスルホン酸及び140mlの水から造ったエマル
ジョン(約0.2モル)を173.7グラム仕込んだ。2
8.6グラム(0.26モル)のチオフェノールを1時間
にわたって滴下漏斗を通して添加した。チオフェノール
の添加中、エマルジョンをN2雰囲気下に撹拌した。反
応の過程にわたって12℃の発熱量があった。ガスクロ
マトグラフ分析により、本発明に使用される重合性相乗
剤の形成を確認した。ガスクロマトグラフは望まれる生
成物の形成とチオフェノールの完全な消費を確認した。
【0028】
【実施例2】 ビニル−1−[(2−フェニルチオ)エチル]ベンゼン
の製造 機械式撹拌機を備えた200ccの円筒ビーカー中へ、
16.15グラム(0.1モル)の80.5%ジビニルベ
ンゼン、13.09グラム(0.12モル)のチオフェノ
ール、0.05グラムの2,2'−アゾイソブチロニトリ
ル、0.732グラムのドデシルベンゼンスルホン酸及
び70.72グラムの蒸留水を仕込んだ。混合物を撹拌
下にほぼ3分間ブレンドし、その間に50%のKOHで
混合物のpHを約8.0に調整した。ガスクロマトグラ
フ分析により望まれる生成物の形成を確認した。
【0029】
【実施例3】一連のNBRゴムを低温重合により表Iに
示した処方にしたがって製造した。軟水、ピロリン酸ナ
トリウム、石鹸、メルカプタン、過酸化水素、メチルア
クリルアミド、重合性相乗剤及びアクリロニトリルを反
応器に仕込み、そして空気を追い出すために窒素を通気
した。鉄溶液の導入に続いて反応器にブタジエンを仕込
んだ。エマルジョンを18℃に7〜8時間保持した。1
3部の軟水、0.10部のジメチルジチオカルバミン酸
ナトリウム、0.1部のジエチルヒドロキシアミン及び
0.17部の2,5−ジ第三級−アミルヒドロキノリンの
希薄水溶液の添加により望まれる転化において重合を停
止した。全てのNBRゴムの試料をイソプロパノール中
で凝集させ、次に残渣のせっけん及び抗酸化剤を含む未
結合のモノマーをイソプロパノール抽出した。全ての試
料を真空オーブン内で乾燥し、DSCで分析した。DS
Cの結果を表Iに示す。
【0030】
【表1】 DSCのデータから分かるように、重合性相乗剤(試料
C)の使用により酸化開始温度が、アミン抗分解剤単独
(試料B)又は重合性相乗剤単独(試料D)に対して1
1℃上がった。試料H−Mは、1.5部の特別の重合性
相乗剤と一緒の場合に、重合性相乗剤の最適量はほぼ2
部であることを示す。
【0031】
【実施例4】SBRゴムを表IIに示した処方により低
温重合によって製造した。脱イオン水、硫酸カリウム、
石鹸、メルカプタン、鉄溶液及びスチレンを反応器に装
填し、空気を追い出すためエマルジョンに窒素を通気し
た。過酸化水素の導入に続いてブタジエンを反応器に仕
込んだ。エマルジョンを10℃において15.5時間維
持した。8部の水、0.10部のジメチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウム、0.05部のジエチルヒドロキシア
ミン及び0.22部のピロリン酸カリウムの希薄水溶液
の添加により望まれる転化において重合を停止した。
【0032】
【表2】
【0033】
【実施例5】実施例4において製造したSBRラテック
ス226部を仕込んだ反応器に、水、抗酸化剤エマルジ
ョン及び実施例1の相乗剤エマルジョン(B試料のみ)を
表IIIにしたがって加えた。空気を追い出すためエマル
ジョンに窒素を通気した。反応器を密閉しそしてラテッ
クスを21℃で3時間撹拌した。次にラテックスを21
℃で窒素雰囲気下に8時間撹拌した。次に0.15部の
ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、0.08部の
ジエチルヒドロキシアミン及び8部の水の溶液で反応を
中止した。安定化されたSBRをイソプロパノールを凝
集させ、残渣の石鹸及び抗酸化剤を含む未結合のモノマ
ーをイソプロパノール抽出した。乾燥した試料をDSC
で分析した。DSCの結果は表Iの脚注3のような純粋
な酸素中での開始温度によって測定した。試料Aの場合
の温度は185℃でありそして試料Bの場合の温度は1
98℃であった。
【0034】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/02 KER 7107−4J // C08L 101/00 (72)発明者 ジェラルド・オーエン・シュルツ アメリカ合衆国オハイオ州44224,ストウ, リーウッド・ドライブ 3762

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)フェノール性抗分解剤,アミン性
    抗分解剤及びそれらの混合物より成る群から選択される
    抗分解剤;及び(B)構造式: 【化1】 を有する重合性相乗剤(式中、R1は水素又は1個の炭
    素原子を有するアルキルより成る群から選択され、R2
    は水素又は1個の炭素原子を有するアルキルより成る群
    から選択され、R3は1〜20個の炭素原子を有するア
    ルキル,7〜20個の炭素原子を有するアルアルキル,
    6〜18個の炭素原子を有するアリール,及び7〜20
    個の炭素原子を有するアルカリールより成る群から選択
    される。)の組み合わせであることを特徴とする、抗分
    解剤系。
  2. 【請求項2】 (A)(1)ホモポリマー及びモノオレ
    フィンのコポリマー、(2)天然ゴム、及び(3)ジエ
    ンモノマーより誘導される合成ゴムより成る群から選択
    されるポリマー; (B)フェノール性抗分解剤,アミン抗分解剤及びそれ
    らの混合物より成る群から選択される、ポリマー100
    部基準で約0.05〜約10重量部の抗分解剤;並びに (C)構造式: 【化2】 (式中、R1は水素又は1個の炭素原子を有するアルキ
    ルより成る群から選択され、R2は水素又は1個の炭素
    原子を有するアルキルより成る群から選択され、R3
    1〜20個の炭素原子を有するアルキル,7〜20個の
    炭素原子を有するアルアルキル,6〜18個の炭素原子
    を有するアリール,及び7〜20個の炭素原子を有する
    アルカリールより成る群から選択される。)を有する、
    ポリマー100部基準で0.05〜20重量部の重合性
    相乗剤を特徴とする安定化されたポリマー。
JP5233335A 1992-09-18 1993-09-20 重合性相乗剤及び抗分解剤 Pending JPH06200077A (ja)

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