JPH0422671Y2 - - Google Patents

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JPH0422671Y2
JPH0422671Y2 JP1985072146U JP7214685U JPH0422671Y2 JP H0422671 Y2 JPH0422671 Y2 JP H0422671Y2 JP 1985072146 U JP1985072146 U JP 1985072146U JP 7214685 U JP7214685 U JP 7214685U JP H0422671 Y2 JPH0422671 Y2 JP H0422671Y2
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JP
Japan
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key
locking mechanism
latch
horseshoe lock
case
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被施錠体の例えば自転車の車体とホ
イル間に用いて施錠を行なう馬蹄錠に関する。
[従来技術] 従来、馬蹄錠として、例えば実公昭35−4697号
公報に示されているものがある。この馬蹄錠L
は、リング状をしており、第16図に示すよう
に、自転車の車体BとホイルHとの間に、取り付
けられるものである。
馬蹄錠Lは、第17図に示すように、リング状
で、かつ両端の離れた管状ケースDと、湾曲棒材
Aと、止め部材Mと、鍵Kとを備えるものであ
る。管状ケースDは、耳状の取付部Tを備えてお
り、この取付部Tは、馬蹄錠Lをボルトによつて
車体Bに取り付けるための孔Eを備えている。湾
曲棒材Aは、管状ケースDの中に摺動可能に入れ
られており、施錠操作を行うためのレバーRと、
窪みCとを備えるとともに、スプリングSによつ
て解錠方向に付勢されている。止め部材Mは、湾
曲棒材Aの窪みCに嵌るものであり、湾曲棒材A
が管状ケースDの離れた両端部部分を架橋した状
態を保持する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の馬蹄錠Lは、自転車の運
転中に荷物や身体の一部がレバーRに触れると、
レバーRに押された湾曲棒材AがホイルHのスポ
ークFに触れたり、あるいは施錠されてしまう虞
があり、自転車の破損や転倒などの原因となる問
題を有していた。
本考案は、上記課題を解決することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための手段として、本考案
の馬蹄錠は、リング状でかつ両端の離れた管状ケ
ースと、該管状ケースに摺動可能に収納され、施
錠状態では管状ケースの両端を架橋し、解錠状態
では架橋を解く湾曲棒材と、上記管状ケースに取
り付けられ上記湾曲棒材を施錠状態にて固定可能
な施錠機構と、備えた馬蹄錠において、解錠状態
にて上記湾曲棒材を固定可能な固定機構と、該固
定機構用の鍵と、上記固定機構の近傍に配設さ
れ、上記鍵を該鍵の軸を中心にして回動可能に保
持する鍵保持部材とを備え、上記固定機構は、鍵
保持部材に保持された鍵が軸を中心にして回動さ
れると、該鍵の回動にともなつて上記湾曲棒材の
固定を解除する解除部材を備えてなることを要旨
とする。
[作用] 本考案の馬蹄錠は、施錠機構が湾曲棒材を施錠
状態で固定する。
一方、固定機構が湾曲棒材を解錠状態で固定
し、この固定を解除部材が解除する。解除部材に
よる固定の解除は、鍵保持部に軸を中心に回動可
能に保持された鍵が、軸を中心に回動されること
にともなつて実行される。
したがつて、鍵を軸を中心にして回動するとと
もに、湾曲棒材を施錠方向に摺動した場合に、湾
曲棒材は管状ケースの両端を架橋する方向に移動
する。
つまり、湾曲棒材や鍵に荷物や身体の一部が触
れただけでは、湾曲棒材は、施錠方向に移動する
ことはない。
[実施例] 本考案の実施例を第1図ないし第15図に基づ
いて説明する。第1図は本実施例の馬蹄錠の管状
ケースの一部を取り去つた正面図、第2図は施錠
状態の馬蹄錠の管状ケースを取り外した状態の正
面図、第3図は馬蹄錠の施錠状態の施錠機構の内
部の拡大説明図、第4図は馬蹄錠の施錠状態の施
錠機構の拡大図、第5図は馬蹄錠の解錠状態の施
錠機構の拡大図、第6図は施錠機構の部品の拡大
図、第7図はその斜視図、第8図は同拡大図、第
9図はその斜視図、第10,11図は施錠状態の
施錠機構の斜視図、第12,13図は解錠状態の
施錠機構の斜視図、第14図は馬蹄錠の底面図、
第15図は使用態様図である。
まず、第1,2図の正面図を用いて馬蹄錠1の
構成を示す。
該構成は、馬蹄錠1の施錠動作を行なう施錠機
構2、 馬蹄錠1の離れた両端部分3を架橋して、被施
錠体を施錠する湾曲棒4、 該湾曲棒4を収納する管状のケース5、 馬蹄錠1を被施錠体へ取り付けるための取り付
け部6からなる。湾曲棒4は、本考案の湾曲棒材
に相当する。
次に各構成について説明する。本実施例の施錠
機構2は、本考案の施錠機構に相当する構成と、
本考案の鍵保持部材に相当する構成と、本考案の
固定機構に相当する構成と、本考案の解除部材に
相当する構成とを合わせた構成を有する。
まず、施錠機構2には、第2図に示すように、
ラツチ12が設けられている。ラツチ12には、
湾曲棒4の、一端に設けられている窪み10に嵌
つて湾曲棒4を施錠状態に固定し、かつ、中程に
設けられている窪み11に嵌つて解錠状態に固定
する。
該ラツチ12には第6図の拡大図、及び、第7
図の斜視図で示すように鉤状の金属板で一端に、
施錠、および、解錠動作時に支点となる支持柱1
3へ挿入するための丸孔15があけられている。
また、該丸孔15のとなりには、ラツチ12と
垂直にラツチ12のバネ受け17が突設されてい
る。ラツチのバネ受け17は、ラツチ12を湾曲
棒4方向へ付勢するための板バネ16を受けるた
めに設けられている。
前記の板バネ16は、第3図に示すように支持
柱13を支点として、折れ曲がつた形状で、上記
ラツチのバネ受け17と接する部分18とケース
5と接する部分19との間で反発力を発生し、 さらに、後記するラツチ止め21に突設されて
いるラツチ止めのバネ受け22と接する部分23
Aとケース5と接する部分19との間で反発力を
発生するよう構成されている。
さらに、該ラツチ12の他端には湾曲棒4の窪
み10,11に嵌まる部分に嵌まり部23がラツ
チ12と垂直に突設されている。加えて、前記嵌
まり部23の隣には4角の孔24があけられ、解
錠するために力を加える部分の作用部25へ鍵2
6の解錠突起27が通れるよう構成されている。
又、該作用部25の反対側の部分には、解錠状態
時に解錠突起27を孔24の中に保持して、馬蹄
錠1から鍵26が離れないようにする鍵保持部2
8がラツチ12から斜めに突設されている。
次に、前記ラツチ止め21は解錠状態を保持、
固定するためラツチ12を止める作用を行なう部
分で、第8図の拡大図、及び、第9図の斜視図で
示すように、丸い孔31があけられている。丸い
孔31は、鉤状の金属板の中程に位置し、施錠動
作時の支点となる第3図に示す支持柱14へ挿入
される。
又、該孔31の隣には、該ラツチ止め21から
垂直にラツチ止めのバネ受け22が突設されてい
る。ラツチ止めのバネ受け22は、該ラツチ止め
21を前記ラツチ12の嵌まり部23へ付勢する
ための板バネ16を、受けるために設けられてい
る。
さらに、その隣のラツチ止め21の端部は、作
用部32である。作用部32は、解錠状態の保持
を、第5図に示す鍵26の施錠突起32aに押さ
れることで解除する。
又、他端は止め部33である。止め部33は、
解錠状態時にラツチ12が湾曲棒4の窪み11か
ら押し出されるのを防ぐよう、第1図に示すよう
に嵌まり部23を支持する。
次に、施錠機構2に鍵識別力をもたせるための
識別部34について第4図、第5図を及び第11
図を用いて説明する。
該識別部34には、鍵26の識別突起35、施
錠突起32a、及び解錠突起27を通して、 解錠、および、施錠時に適合する鍵のみを通す
識別孔36と、 該識別部34をケース5へ取り付けるための丸
孔37と長円形の孔38と、 鍵26の先端部39を正しい位置に保持し、 かつ、鍵26に適度な付勢力を加えて、鍵26
が解錠状態時に施錠機構2へ挿入されている時の
ガタを防ぐ鍵押えバネ41を収納する円筒42
と、 が、設けられている。
次に、第2図に全態様を示す湾曲棒4には、丸
く湾曲した丸棒の一端に、孔51が設けられてい
る。孔51は、該湾曲棒4をケース5の中へ引き
込む付勢力を発生させるスプリング50を取り付
けるためのものである。又、湾曲棒4には、ラツ
チ12の嵌まり部23が嵌まるための窪み10が
設けられている。
又、中程には解錠状態を保持するため上記嵌ま
り部23が嵌まるための窪み11と、 該湾曲棒4を施錠状態にするために操作するレ
バー52が設けられている。
上記のスプリング50は、一端が上記湾曲棒4
の孔51に取り付けられ、 他端はケース5の管状部分の端部に設けられた
取り付けピン53に取り付けられて、 該湾曲棒4をケース5の中へ引き込む付勢力を
発生するよう構成されている。
次に、第1図に態様を示す上記の施錠機構2、
および、湾曲棒4を収納し、さらに取り付け部6
の一部分をも構成しているケース5について説明
する。
該ケース5は、円の一部に離れた両端部分3を
有する管状で、その中央部に施錠機構2を収納す
るための4角の箱状部分が設けられている。上述
の箱状部分を挟んだ管状部分の一端には、湾曲棒
4のレバー52が施錠又は解錠操作時に通るため
の切れ込み54が設けられている。又、箱状部分
には施錠機構2へ鍵26を挿入するための鍵穴5
5が、端縁に設けられている。さらに、管状部分
の箱状部分を挟んだ両管の中央部、内側には取り
付け部6が設けられている。
該取り付け部6は管を構成するケース5の一部
を延長した耳状の取り付け板部56と、 その中央部分に折れ曲がつた取り付け金具57
を取り付け、かつ、締め付けるためのボルト、ナ
ツト58を通すための取り付け孔59があけられ
ている。
該取り付け孔59は、第2図に示すように馬蹄
錠1の取り付け位置調整のため「L」状をなし、
幅および高さを調節可能としている。
以上の構成を有するケース5は、施錠機構2お
よび湾曲棒4を納める部分60と蓋61とからな
り、 支持柱13,14の両端と、取り付け板部56
の4箇所の孔62とをリベツト締めにて結合し
て、 管および箱を形成している。
以上に述べた本実施例によれば、 前記施錠機構2を用いて、施錠状態の湾曲棒4
を固定でき、 かつ、該湾曲棒4がケース5へ、収納された状
態の解錠状態でも、 鍵26を操作して固定を解除するまで該湾曲棒
4を固定することができる。
又、本実施例はラツチ止め21を僅かに動かす
のみで固定の解除が可能である。該解除は、ラツ
チ止め21を第10図に想像線で示すラツチ止め
70の位置まで動かす操作のみで、ラツチ12の
嵌まり部23をラツチ止め21が固定しなくなる
ことにより可能となる。該解除を可能とする前記
動作により嵌まり部23を窪み11へ押え付ける
力は板バネ16の付勢力のみとなる。
従つてレバー52を施錠方向へ操作すれば、容
易に嵌まり部23が窪み11から出て施錠を行な
うことが可能となる。
以上の実施例は、一の施錠機構2に本考案の施
錠機構に相当する構成と、本考案の鍵保持部材に
相当する構成と、本考案の固定機構に相当する構
成と、本考案の解除部材に相当する構成とを合わ
せたものであるが、しかし、本実施例は本考案の
1例である。
[考案の効果] 本考案の馬蹄錠は、鍵を軸を中心にして回動す
るとともに、湾曲棒材を施錠方向に摺動した場合
に、解錠状態の湾曲棒材が管状ケースの両端を架
橋する方向に移動する。
したがつて、鍵のこの鍵の軸を中心に回転する
ことを固定の解除の要件としたため、荷物や身体
の一部が鍵に触れただけでは、湾曲棒材の固定が
解除される可能性が極めて少なくなる。
この結果、自転車の走行中に湾曲棒材が不用意
に移動されることがなくなり、スポークと誤つて
触れるということもなくなることから、自転車の
破損や転倒などを防止できるという極めて優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第15図は本考案の実施例を示
し、第1図は本実施例の馬蹄錠の管状ケースの一
部を取り去つた正面図、第2図は施錠状態の馬蹄
錠の管状ケースを取り外した状態の正面図、第3
図は馬蹄錠の施錠状態の施錠機構の内部の拡大説
明図、第4図は馬蹄錠の施錠状態の施錠機構の拡
大図、第5図は馬蹄錠の解錠状態の施錠機構の拡
大図、第6図は施錠機構の部品の拡大図、第7図
はその斜視図、第8図は同拡大図、第9図はその
斜視図、第10,11図は施錠状態の施錠機構の
斜視図、第12,13図は解錠状態の施錠機構の
斜視図、第14図は馬蹄錠の底面図、第15図は
使用態様図、第16図は従来の馬蹄錠の使用態様
図、第17図は従来の馬蹄錠の正面図である。 1……馬蹄錠、2……施錠機構、3……離れた
両端部分、4……湾曲棒、5……ケース、6……
取り付け部、10,11……窪み、12……ラツ
チ、21……ラツチ止め、26……鍵。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リング状でかつ両端の離れた管状ケースと、 該管状ケースに摺動可能に収納され、施錠状態
    では管状ケースの両端を架橋し、解錠状態では架
    橋を解く湾曲棒材と、 上記管状ケースに取り付けられ上記湾曲棒材を
    施錠状態にて固定可能な施錠機構と、 を備えた馬蹄錠において、 解錠状態にて上記湾曲棒材を固定可能な固定機
    構と、 該固定機構用の鍵と、 上記固定機構の近傍に配設され、上記鍵を該鍵
    の軸を中心にして回動可能に保持する鍵保持部材
    とを備え、 上記固定機構は、鍵保持部材に保持された鍵が
    軸を中心にして回動されると、該鍵の回動にとも
    なつて上記湾曲棒材の固定を解除する解除部材を
    備えてなることを特徴とする馬蹄錠。
JP1985072146U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0422671Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985072146U JPH0422671Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474692U (ja) * 1977-11-07 1979-05-28

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