JP3213146B2 - 車止め等の支柱 - Google Patents

車止め等の支柱

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JP3213146B2 JP31959293A JP31959293A JP3213146B2 JP 3213146 B2 JP3213146 B2 JP 3213146B2 JP 31959293 A JP31959293 A JP 31959293A JP 31959293 A JP31959293 A JP 31959293A JP 3213146 B2 JP3213146 B2 JP 3213146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の通行止め等として
路面に設置される車止め等の支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車止め等の支柱に類するものとし
て、例えば実公平4−49221号公報に記載される如
く、路面下にほぼ垂直状に埋設されたパイプに柵の脚部
が着脱可能に挿入された柵固定装置が知られている。こ
の柵固定装置は、筒状の脚部内にくの字状のアームが回
動可能に支持されてアームの上端部が脚部側面の上部切
欠孔から突出され、このアーム上端部と脚部側面に突設
されたブラケットにロックピンが挿通されてロックピン
に南京錠が施錠されることにより、アーム下端フック部
が脚部側面の下部切欠孔を介してパイプの掛止部に係止
するようになされ、上記ロックピンの取外し時にアーム
が自重により回動して上記係止が解除されるようになさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
柵固定装置は、脚部内のアームがその自重により係止解
除状態に回動するようになされているので、柵の脚部を
パイプに単に挿入しただけでは抜け止めとならず、アー
ムを回動させてアーム上端部とブラケットにロックピン
を挿通した後、南京錠を施錠しなければならず、抜け止
め操作が面倒な問題点がある。しかも、抜け止め機構と
して、アームと南京錠以外に、脚部側面にブラケットを
突設すると共に、ロックピンを使用しなければならず、
部材数が増え未だ構造的に簡素化されていない問題点が
ある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した車
止め等の支柱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、支柱本体内に係止片を回動可能に設け、
その自重により係止片が埋設筒体と係止して抜け止めと
なるようにしたものである。すなわち、本発明車止め等
の支柱は、路面下にほぼ垂直状に埋設される埋設筒体
に、筒状の支柱本体の下部が着脱可能に挿入されてな
り、支柱本体内に抜け止め用の係止片が回動可能に設け
られ、係止片は、支柱本体の路面より上方位置における
一側内面に固定された保持具にその上端部が軸支され、
係止片の自重により一端部の鉤形状係止部が路面より下
方位置において支柱本体一側側面の下部切欠孔を介して
埋設筒体の係止孔部に係止するようになされると共に、
係止片の一側に突設された操作突部が路面と保持具間の
支柱本体一側側面の上部切欠孔から突出され、操作突部
端部には南京錠用孔が設けられ、外部から操作突部が支
柱本体内方へ押圧されて係止片が回動されることにより
上記係止が解除されるようになされたものである。
【0006】又、好ましくは保持具に支柱本体内面と所
定間隔をおいて対向する規制片が設けられ、係止片が自
重による係止状態から保持具の規制片に当接する係止解
除状態までの間において回動可能となされたものであ
る。
【0007】
【作用】埋設筒体に支柱本体の下部を挿入する際、支柱
本体側面の下部切欠孔から突出した係止片の係止部が埋
設筒体の上端部により支柱本体内に押圧されて係止片が
回動され、支柱本体が所定位置まで挿入されると、係止
片がその自重により回動して係止部が支柱本体側面の下
部切欠孔を介して埋設筒体の係止孔部に係止され、抜け
止めとなる。同時に係止片の操作突部が支柱本体側面の
上部切欠孔から突出され、突出端部の孔に南京錠を施錠
することにより係止片の回動が阻止され抜け止めが完全
となる。又、支柱本体を取外す場合には、南京錠を開錠
し、外部から操作突部を押圧することにより係止片が回
動され、上記係止が解除される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、1は埋設筒体であって、路面下
にほぼ垂直状に埋設される。埋設筒体1は通常金属製の
断面円形、角形等の有底筒体となされ、上端部にフラン
ジが設けられている。又、埋設筒体1の上端部側面には
係止孔部11が設けられている。この係止孔部11は、
通常図1の如く、埋設筒体1の側面に切欠孔12が設け
られると共に切欠孔12を覆うケース13が突設されて
形成されているが、これに限らず後述の係止片4の係止
部41が係止しうるようになされておればよい。
【0009】2は支柱本体であって、その下部が上記埋
設筒体1に着脱可能に挿入されるものである。支柱本体
2は通常金属製の断面円形、角形等の筒体となされ、埋
設筒体1の係止孔部11に対応して一側側面に下部切欠
孔21が設けられている。又、支柱本体2内には、路面
より上方位置における一側内面に固定された保持具3に
係止片4が回動可能に軸支され、埋設筒体1からの抜け
止めとなされている。さらに、路面と保持具3との間の
支柱本体2の一側側面には、係止片4の操作突部42が
挿通される上部切欠孔22が設けられている。
【0010】上記保持具3は、係止片4を回動可能に支
持する支持軸31を有する金具となされ、支柱本体2の
一側内面にビス止め、リベット止め等適宜手段により取
付けられている。保持具3は通常図3の如く、支持軸3
1が貫通された相対向する支持板32の一端部が連結板
33により互いに連結され、支持板32の他端部に連結
板33と対向する規制片34が設けられ、連結板33が
支柱本体2の内面に当接されて取付けられている。な
お、規制片34は後述する如く係止片4の回動を規制す
るものであり、通常設けられている方が好ましいが、必
ずしもなくともよい。
【0011】係止片4は金属製となされ、その上端部が
図3の如く上記保持具3の支持板32、連結板33、規
制片34により囲まれた空間部に挿入され、支持軸31
により回動可能に支持されている。すなわち係止片4は
保持具3によりその回動方向が規制されている。この係
止片4は、図1の如く、常時その自重により、一側端部
の鉤形状係止部41が支柱本体2の下部切欠孔21を介
して埋設筒体1の係止孔部11に係止するようになされ
ている。同時に支柱本体2の上部切欠孔22に対応して
係止片4の一側に突設された操作突部42が上部切欠孔
22から突出されるようになされている。操作突部42
の突出端部には孔43が設けられ、南京錠5が施錠され
るようになされている。
【0012】又、南京錠5を開錠して、外部から操作突
部42が支柱本体2の内方へ押圧されると係止片4が回
動されて上記係止が解除されるようになされている。な
お、係止片4の一側において操作突部42より下方位置
に突起44が突設され、自重による回動時に突起44が
支柱本体2の内面に当接されて、係止片4が所定位置で
停止するようになされている。
【0013】又、係止片4は支柱本体2内において、自
重により係止部41が埋設筒体1の係止孔部11に係止
される状態から、回動してこの係止が解除される状態と
なりうる形状や大きさとなされておればよい。通常、図
1の如く、係止片4が自重による係止状態から、支柱本
体2の内面に固定した保持具3の規制片34に当接する
係止解除状態(二点鎖線で示す)までの間で回動可能と
なされ、係止片4が必要以上に回動しないように回動範
囲が規制されている。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明車止め等の支
柱は、支柱本体内に係止片が保持具を介して回動可能に
軸支され、係止片の自重により係止部が路面より下方位
置において支柱本体側面の下部切欠孔を介して埋設筒体
の係止孔部に係止するようになされると共に、係止片の
一側に突設された操作突部が支柱本体側面の上部切欠孔
から突出され、操作突部端部には南京錠用孔が設けら
れ、外部から操作突部が押圧されて係止片が回動される
ことにより上記係止が解除されるようになされているの
で、支柱本体の抜け止め及びその解除操作が容易にでき
る。しかも、抜け止め機構が簡単であり、組立てやす
く、故障しにくいと共に、コスト面でも割安にできる。
【0015】又、係止片が、自重による係止状態から保
持具の規制片に当接する係止解除状態までの間において
回動可能となされているので、運搬や施工時に係止片が
必要以上に回動せず、係止片の不必要な回動によるトラ
ブルの発生を防止でき、扱いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明車止め等の支柱の一実施例を示す一部切
欠断面図である。
【図2】図1のA−A線における一部切欠断面図であ
る。
【図3】本発明車止め等の支柱における保持具と係止片
の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 埋設筒体 11 係止孔部 2 支柱本体 21 下部切欠孔 22 上部切欠孔 3 保持具 31 支持軸 34 規制片 4 係止片 41 係止部 42 操作突部 5 南京錠

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面下にほぼ垂直状に埋設される埋設筒
    体に、筒状の支柱本体の下部が着脱可能に挿入されてな
    り、支柱本体内に抜け止め用の係止片が回動可能に設け
    られ、係止片は、支柱本体の路面より上方位置における
    一側内面に固定された保持具にその上端部が軸支され、
    係止片の自重により一端部の鉤形状係止部が路面より下
    方位置において支柱本体一側側面の下部切欠孔を介して
    埋設筒体の係止孔部に係止するようになされると共に、
    係止片の一側に突設された操作突部が路面と保持具間の
    支柱本体一側側面の上部切欠孔から突出され、操作突部
    端部には南京錠用孔が設けられ、外部から操作突部が支
    柱本体内方へ押圧されて係止片が回動されることにより
    上記係止が解除されるようになされた車止め等の支柱。
  2. 【請求項2】 保持具に支柱本体内面と所定間隔をおい
    て対向する規制片が設けられ、係止片が自重による係止
    状態から保持具の規制片に当接する係止解除状態までの
    間において回動可能となされた請求項1記載の車止め等
    の支柱。
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JP7113477B2 (ja) * 2016-06-22 2022-08-05 株式会社錦原ラゲッジジャパン ロック装置を装着可能な開閉式構造体のロック機構
JP6968618B2 (ja) * 2017-08-21 2021-11-17 株式会社サンポール 車止めポール支持機構

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