JP3035276U - 柱状物の可脱式起立装置 - Google Patents

柱状物の可脱式起立装置

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JP3035276U
JP3035276U JP1996009534U JP953496U JP3035276U JP 3035276 U JP3035276 U JP 3035276U JP 1996009534 U JP1996009534 U JP 1996009534U JP 953496 U JP953496 U JP 953496U JP 3035276 U JP3035276 U JP 3035276U
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JP1996009534U
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English (en)
Inventor
光男 伊藤
謙一 篠崎
Original Assignee
伊藤鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に取り外すことはできないが、緊急時等
にあっては一定の条件を満たす操作子によって撤去が可
能な柱状物の提供。 【構成】 柱状物10をその下端部11にて取り付け箇
所の嵌め込み口20へ嵌め込み、起立させるために柱状
物10の荷重を支える支持部21を嵌め込み口20の内
部に設ける。起立時、柱状物10の下端部11に設けた
フック13と係止し、抜け出しを防止する係止体23を
嵌め込み口20の内部に設ける。フック13と一体に回
転する回転軸12に契合部31を設け、ハンドル33を
有する操作子30を契合部31に契合させてフック13
の前記係止を解除する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車止めその他の柱状物を設置箇所に可脱式に取り付け、起立させる ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の乗り入れを禁止するための車止めや境界として設ける各種標柱などに は、柱状部分を設置箇所から取り外し可能にしたものがある。それらは、使用時 には設置箇所に錠止めされていて、簡単には取り外すことができないようになっ ている。しかし、施錠によって繋ぎ止められている以上、キーがなければ取り外 せず、緊急時に困惑するという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は簡単に取り外される おそれがなく、緊急時等にあっては専用のキーを必要とせず、一定の条件を満た す操作子によって柱状物の撤去を可能とすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、柱状物10と、柱状物10の下端部11に 回転軸12を用いて取り付けたフック13と、柱状物10の下端部11を嵌め込 むため設置箇所に設けられた嵌め込み口20と、嵌め込み口20に嵌め込まれた 下端部11と接して柱状物10の荷重を受け支える支持部21及び嵌め込まれた 柱状物10のフック13と係止し、抜け出しを防止する係止体23と、フック1 3の係止を解除するため回転軸12に設けられた契合部31に着脱される回転操 作用ハンドル33を有する操作子30とによって柱状物の可脱式起立装置を構成 したものである。
【0005】
【考案の実施の形態】 本考案に係る柱状物の可脱式起立装置は、例えば前記した車止めその他の標柱 などで代表される、柱状物10を設置箇所に可脱式に取り付けるための装置であ る。図示の柱状物10は鋳造(またはその他の手段方法)によって中空の柱状に 形成されたものである。
【0006】 柱状物10はその下端部11を設置箇所に設けられている嵌め込み口20に嵌 め込む。嵌め込みの状態は柱状物起立時の安定性を左右するので、十分安定に起 立するように嵌め込み深さとがたつきの度合(嵌合部の隙き間)を決める。21 は支持部であり、柱状物10の下端部11と接してその荷重を受け支える。例示 の支持部21は嵌め込み口20の口内へ突出した複数の棚状部分であるがこの構 造に限られるものではない。
【0007】 柱状物10を可脱式に、つまり取り外し可能に設置箇所へ繋ぎ止めておく手段 としてフック13を設ける。フック13は相手部材へ引っ掛けて柱状物10の離 脱を防ぐ鉤状の部材であり、回転軸12により柱状物下端部11に回転可能に取 り付けられる。回転軸12はフック13を前後させ、後に説明する係止体23( 相手部材)との係止位置と、係止を解除して柱状物10の上方への引き抜きが可 能になる離脱位置とを選択する。
【0008】 例示のフック13は、柱状物10の下端部11の直径方向に軸支された回転軸 12に吊り下げるように一体化され、下端に鉤状部分16を有する。さらに、フ ック13は、ばね手段14によって係止体23との係止方向へ付勢されており、 かつ柱状物10の下端部11の嵌め込み時に係止体23に接してばね手段14に 抗して逆方向へ回転する位置にストッパ15によって位置決めされている。
【0009】 ストッパ15の先端が下端部11の内面に突き当たった状態にて、柱状物10 を嵌め込み口20に嵌めて行くと、鉤状部分16の下斜面17が係止体23に当 たって後退し、嵌め終わると鉤状部分16が係止体23の下へ移動し、それと係 止する状態となる(図3)。係止体23はフック13を係止し得るものであれば 良い。例示の場合嵌め込み口20内に直径方向に軸を架設して係止体23として おり、一方フック13は柱状物の10の内部にあるので、鉤状部分16を係止体 23の位置まで下げるために、係止体23を通過させる切り欠き部18を設けて いる。
【0010】 そしてフック13の係止を解除するため回転軸12に設けられた契合部31に 着脱される回転操作用ハンドル33を有する操作子30を設ける。例示の回転軸 12は柱状物10に両端で軸支してあるので、その軸受19、22の一方にて端 部を外部から操作可能に設け、その端部に契合部31を形成する。
【0011】 契合部31は操作子30の契合相手32と契合し合う形状のものである。図4 に契合の例を示す。同図(a)は消防署にて使用される器具Aを操作子30とし て用いる例であり、同器具の先端の契合相手32と契合可能なスリット状の契合 溝を契合部31として軸端に設けている。同図(b)は一般的な工具Bを操作子 30に用いる例であり、工具は六角レンチであるから、回転軸12の軸端を六角 柱状に形成している。なお回転軸12にボルト用いた図4(a)の場合、ナット 24を柱状物側に取り付け、軸受部材として利用すると軸方向の位置決めが可能 になり、図4(b)のストッパー25は不要になる。
【0012】 故に柱状物10の下端部11を嵌め込み口20に嵌めると、その下端部11が 支持部21に受け止められることで柱状物10が起立状態になり、その嵌め込み の過程でフック13が係止体23と係止して柱状物10は抜け出すことができな くなるので、施錠されたものと同様の繋止効果がある。しかし、緊急事態等必要 時には特定の操作子30でフック13の係止を解除することによって柱状物10 を設置箇所から撤去することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、所定の箇所に設置 した状態では簡単に取り外されるおそれがなく、緊急時等にあってはハンドルを 有する特定の操作子30によってフック13の嵌め込み口20側との係止を解除 することができ、撤去できずに困惑するということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る柱状物の可脱式起立装置の実施例
を示す一部破断正面図。
【図2】同上要部の分解斜視図。
【図3】同じく使用状態の断面図。
【図4】(a)操作子の1例を示す斜視図。 (b)操作子の他例を示す斜視図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車止めその他の柱状物を設置箇所に可脱
    式に取り付け、起立させるための装置であって、柱状物
    10と、その柱状物10の下端部11に回転軸12を用
    いて取り付けたフック13と、柱状物10の下端部11
    を嵌め込むため設置箇所に設けられた嵌め込み口20
    と、嵌め込み口20に嵌め込まれた下端部11と接して
    柱状物10の荷重を受け支える支持部21及び嵌め込ま
    れた柱状物10のフック13と係止し、抜け出しを防止
    する係止体23と、フック13の係止を解除するため回
    転軸12に設けられた契合部31に着脱される回転操作
    用ハンドル33を有する操作子30とから成ることを特
    徴とする柱状物の可脱式起立装置。
  2. 【請求項2】 フック13は、ばね手段14によって係
    止体23との係止方向へ付勢されており、かつ柱状体の
    下端部11の嵌め込み時に係止体23に接してばね手段
    14に抗して逆方向へ回転する位置にストッパ15によ
    って位置決めされている請求項第1項記載の柱状物の可
    脱式起立装置。
  3. 【請求項3】 フック13は柱状物の10の内部にあ
    り、鉤状部分16を係止体23の位置まで下げるため
    に、係止体23を通過させる切り欠き部18を設けてい
    る請求項第1項記載の柱状物の可脱式起立装置。
JP1996009534U 1996-08-30 1996-08-30 柱状物の可脱式起立装置 Expired - Lifetime JP3035276U (ja)

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ID=43170092

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JP (1) JP3035276U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082449A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 有限会社エクセルプラン パーキングロック
KR101997230B1 (ko) * 2018-12-05 2019-10-01 김미덕 회동식 볼라드

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