JPH0334172Y2 - - Google Patents

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JPH0334172Y2
JPH0334172Y2 JP1985046108U JP4610885U JPH0334172Y2 JP H0334172 Y2 JPH0334172 Y2 JP H0334172Y2 JP 1985046108 U JP1985046108 U JP 1985046108U JP 4610885 U JP4610885 U JP 4610885U JP H0334172 Y2 JPH0334172 Y2 JP H0334172Y2
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JP
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stopper pin
seat frame
attached
lever
seat
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JP1985046108U
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JPS61163629U (ja
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、簡単な構造で操作も容易に行なえ
る、電動車輌の回転シートに関するものである。
(従来の技術) 電動車輌にも種々のものがあり、第4図に示す
ような三輪式のものもある。これは車体1から軸
(パイプ)2を垂設し、この軸2を中心にしてシ
ートフレーム3を回動自在に取付けたものであ
る。シートフレーム3にはシート4が取付けら
れ、その下部にはバツテリ5が搭載される。この
ような構造の電動車輌では、乗降の容易性を考え
た場合、シートフレーム3が車体1に対して回転
するようにするのが都合がよい。
(考案が解決しようとする問題点) このようなことから回転シートを電動車輌に採
用したものがある。その一例としてはシートフレ
ームの底部から下方に向けて軸を垂下させ、これ
を車体側に設けられる一部欠損形状(C字状)の
リングで把持することによりロツクし、レバーに
加える力でこのリングを押し開くことによりロツ
クを解くようにしたものがある。この場合、レバ
ーに加えるロツク解除力はロツク以上である必要
があることから、相当に大きな力としなければな
らない問題がある。本考案はこのように大きな力
を必要とせず、シートフレームの車体に対するロ
ツクと解除とを容易に行なえるようにした電動車
輌の回転シートを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、車体から垂設した軸を中心にして回動するシ
ートフレームにシートを取付けた電動車輌におい
て、車体側あるいはシートフレーム側の一方にス
プリングに付勢されて常時他方に向けて突出する
ストツパピンを設けると共に、車体側あるいはシ
ートフレーム側の他方には該ストツパピンが嵌入
する孔を設け、前記シートフレームに水平に渡架
する渡架部材を取付け、該渡架部材の一側に沿わ
せて、一端にレバーを取付けたレバーシヤフトを
回動自在に設け、該レバーシヤフトにアームブラ
ケツトを取付け、該アームブラケツトの先端を前
記ストツパピンに係合させたものである。
(作用) このような構成とすれば、レバーを小さな力で
操作して、スプリングの付勢力により孔に嵌入し
ているストツパピンを孔から脱出させるのみで容
易にシートを回転させることができ、またレバー
操作を停止してストツパピンをスプリングの付勢
力で孔に嵌入させることにより、またロツクがで
きることになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
について説明する。シートフレーム3は概略U字
状で途中を水平方向から起立方向に屈折させたパ
イプ6と、このパイプ6の水平部の中間部に溶着
により取付けられた渡架部材としての角パイプ7
とから形成されている。角パイプ7には孔8が穿
設されており、この孔8の内部に、パイプ9が溶
着されている。そしてパイプ9は車体1から垂設
されたパイプ2を貫通させてあり、したがつてシ
ートフレーム3はパイプ2に対して回転自在の関
係になる。第1図に示すようにパイプ2には板状
のブラケツト10が取付けられており、図示しな
い構造によつて車体1に固定される。
パイプ2の上端にはナツト11が螺合されてお
り、角パイプ7が脱落しないように、また予圧を
かけてガタの発生がないようにしてある。角パイ
プ7には、略L字状のホルダブラケツト12が後
方に向けて取付けられている。このホルダブラケ
ツト12には長孔13が設けられており、この長
孔13には上底を有する筒状のピンホルダ14が
上方から嵌挿され、ホルダナツト15で固定され
ている。ピンホルダ14の内部には、ストツパピ
ン16と、このストツパピン16に下向きの力を
与えるスプリング17とが収容されている。
ストツパピン16には水平方向にピン18が打
込まれており、ピンホルダ14に設けられた長孔
19から突出して、ストツパピン16の昇降範囲
に規制を与えるとともに、アームブラケツト20
の先端上部に係合するようになつている。第2図
に示すように角パイプ7にはレバーシヤフトサポ
ート21が後方に向けて設けられており、中間部
にアームブラケツト20を溶接により取付けたレ
バーシヤフト22を回動自在に支持している。レ
バーシヤフト22の一端にはL字状のレバー23
がビス24で取付けられている。したがつてレバ
ー23を下方に押せばアームブラケツト20とピ
ン18を介してストツパピン16が上昇する構造
になつている。
パイプ2のパイプ9を貫通させたところの下部
には、サポートプレート25が補助プレート26
とともに溶接により取付けられており、サポート
プレート25のこの部分で角パイプ7の荷重(シ
ートフレーム3とシートおよびこれに着座した人
の体重)を受けるようになつている。この荷重を
受けた状態でシートフレーム3が円滑に回転でき
るようにするため、角パイプ7とサポートプレー
ト25との間には、ナイロンプレート27が介装
してある。サポートプレート25は平面形状が半
円形であり、そのうちの外周形状は第3図に示す
ように皿状に凹んでいる。そしてこの皿状部28
にはテーパ状の孔29が等間隔で3個(第2図参
照)設けられており、ストツパピン16がそのう
ちのどれかに係合できるようになつている。
このような構成において、シート4を第4図に
示す状態から乗降のために向きを変えるときに
は、レバー23(第4図では図示略)を押し下
げ、ストツパピン16をスプリング17に抗して
上昇させる。これによりストツパピン16はサポ
ートプレート25の孔29から上方に抜けるの
で、シートフレーム3はパイプ2を中心にして自
由に回転できることになる。そこで第4図に示し
た方向から90゜ずれたところの孔29にストツパ
ピン16を嵌入させればシートフレーム3(シー
ト4)はその向きで固定される。この固定はスト
ツパピン16がスプリング17で下方に押されて
いるので、レバー23から手を離していてもよ
い。そして孔29をテーパ状にしておくことによ
り、ストツパピン16の嵌入が容易となり、ガタ
の発生もないことになる。孔29は90゜の角度で
設けなくてもよいことは言うまでもない。またサ
ポートプレート25は図示する半円形でなく、正
円あるいはこれに近い形状としてもよく、このよ
うにすれば向きを変えたときの荷重耐力も前方を
向いたときと同様のものとなる。
以上説明した実施例ではレバー23をシートフ
レーム3側に設けるために、ストツパピン16を
シートフレーム3側からその下部のサポートプレ
ート25の孔29に向けて嵌入するようにした
が、サポートプレート25をシートフレーム3と
一体構造とし、ストツパピン16を車体1側から
上方に向けて突出してサポートプレート25の孔
29に嵌入するようにすれば、レバー23は車体
1側に設けることができ、またロツク解除操作は
レバー23を上方に引くことによつて行なうこと
ができることになる。
(考案の効果) 本考案は以上説明した構成のものであるから、
小さなレバー操作力で、シート回転のロツクとロ
ツク解除とが行なえることになる。そしてストツ
パピンがスプリングで突出する方向に付勢されて
いるので、ロツク作動は、ストツパピンが孔に臨
んだ位置にくればレバー操作なしで自動的に行な
われることになる。レバーは必要に応じてシート
の左右いずれの側に取付けることもできる。そし
てシートフレームを支えるパイプは1本であるか
ら、その周辺のスペースにバツテリその他のもの
を収容することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の斜視図、第
2図は第1図の要部拡大平面図、第3図は第2図
の−断面図、第4図は本考案を適用する電動
車輌の斜視図である。 1…車体、2…パイプ、3…シートフレーム、
16…ストツパピン、22…レバーシヤフト、2
3…レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体から垂設した軸を中心にして回動するシー
    トフレームにシートを取付けた電動車輌におい
    て、車体側あるいはシートフレーム側の一方にス
    プリングに付勢されて常時他方に向けて突出する
    ストツパピンを設けると共に、車体側あるいはシ
    ートフレーム側の他方には該ストツパピンが嵌入
    する孔を設け、前記シートフレームに水平に渡架
    する渡架部材を取付け、該渡架部材の一側に沿わ
    せて、一端にレバーを取付けたレバーシヤフトを
    回動自在に設け、該レバーシヤフトにアームブラ
    ケツトを取付け、該アームブラケツトの先端を前
    記ストツパピンに係合させたことを特徴とする電
    動車輌の回転シート。
JP1985046108U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0334172Y2 (ja)

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JP1985046108U JPH0334172Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985046108U JPH0334172Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61163629U JPS61163629U (ja) 1986-10-09
JPH0334172Y2 true JPH0334172Y2 (ja) 1991-07-19

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ID=30560201

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630180Y2 (ja) * 1988-12-29 1994-08-17 スズキ株式会社 電動三輪型車椅子
JP2519807Y2 (ja) * 1995-06-30 1996-12-11 スズキ株式会社 電動三輪型車椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929956B2 (ja) * 1975-11-17 1984-07-24 アムプ・インコ−ポレ−テツド 電線插入装置
JPS6039657B2 (ja) * 1983-03-10 1985-09-06 工業技術院長 含酸素化合物の製造法

Family Cites Families (2)

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JPS6039657U (ja) * 1983-08-24 1985-03-19 遠藤 孝利 健康椅子

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JPS6039657B2 (ja) * 1983-03-10 1985-09-06 工業技術院長 含酸素化合物の製造法

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Publication number Publication date
JPS61163629U (ja) 1986-10-09

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