JPH0711268Y2 - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

Info

Publication number
JPH0711268Y2
JPH0711268Y2 JP3951489U JP3951489U JPH0711268Y2 JP H0711268 Y2 JPH0711268 Y2 JP H0711268Y2 JP 3951489 U JP3951489 U JP 3951489U JP 3951489 U JP3951489 U JP 3951489U JP H0711268 Y2 JPH0711268 Y2 JP H0711268Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
lock
portions
connecting member
bodies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3951489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02130969U (ja
Inventor
正 酒井
Original Assignee
株式会社斉工舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社斉工舎 filed Critical 株式会社斉工舎
Priority to JP3951489U priority Critical patent/JPH0711268Y2/ja
Publication of JPH02130969U publication Critical patent/JPH02130969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711268Y2 publication Critical patent/JPH0711268Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋外等に駐車した自転車や自動二輪車等の盗
難を防止するために施錠する施錠装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の施錠装置として、車輪に装着してその回
転を抑制するものが知られている。例えば、第9図に示
すように、U字状の係止ロット100とシリンダ錠本体102
とからなるものであった。このU字形状の係止ロット10
0を車輪のスポーク間等に挿通した上で、その両端の係
止部104をシリンダ錠本体102に係止することによって施
錠が行われていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来の施錠装置では、幅の広い
タイヤであっても車輪のスポーク間に挿通可能にするた
めに、U字形状の係止ロット100の幅が広く、装置全体
として容積が大きくなり、施錠していない際に、自転車
や自動二輪車等に搭載してその施錠装置を持ち運ぶこと
が容易ではないという問題があった。
そこで本考案は上記の課題を解決することを目的とし、
施錠していない際の持ち運びが容易な施錠装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するため
の手段として次の構成を取った。即ち、 両端にそれぞれ連結係止部と錠係止部とを有する直線状
の2本の係止体と、直線状の連結部材とを備え、前記両
係止体を平行にしかつ前記連結部材に直交して、前記連
結係止部を各々前記連結部材に挿入し回転させて係止す
ると共に、前記両錠係止部が挿入されて施錠可能な直線
状の錠本体を有することを特徴とする施錠装置の構成が
それである。
[作用] 前記構成を有する施錠装置は、2本の係止体が、その両
連結係止部を連結部材に挿入されて回転されることによ
り連結部材に係止され、係止体の両係止部が錠本体に挿
入されて施錠される。解錠時には、錠本体から係止体の
錠係止部が引き抜かれて分離されると共に、係止体を回
転させて係止体の連結係止部が連結部材から引き抜かれ
係止を解除されて、2本の係止体、連結部材、錠本体が
それぞれ分離される。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例である施錠装置の概略斜視図
である。本施錠装置は、直線状の2本の係止体1,2を備
え、この両係止体1,2の両端にはそれぞれ連結係止部4,6
と錠係止部8,10が形成されている。連結係止部4,6は、
小径部12,14と、この小径部12,14に連結する大径部16,1
8とを有し、大径部16,18はその一部が軸方向に切り欠か
れて平坦部20,22が形成されている。そして、錠係止部
8,10には、その軸方向と直交する方向に円柱状の凸部2
4,26が突設されている。
また、直線状の連結部材28を有し、この連結部材28は、
第2図に示すように、パイプ部材30と、このパイプ部材
30を被覆するビニールパイプ32とを備えている。そし
て、第5図に示すように、パイプ部材30とビニールパイ
プ32とには、所定の間隔をもって2個の半円状の穴34〜
37が穿設されており、一方の穴34,35と他方の穴35,37と
の形状の位相が、本実施例では180度ずれており、この
穴34〜37は、前記錠係止部8,10の大径部16,18が容易に
通過できるほどの大きさである。
前記パイプ部材30の両端には、ガイド部材38,40が挿入
されており、それぞれピン42,44により抜け止めされて
いる。このガイド部材38,40には、穴34〜37に対応した
位置に、前記錠係止部8,10の大径部16,18を挿入できる
挿入孔46,48が形成されている。この挿入孔46,48内に
は、それぞれストッパばね50,52が挿入されて、凸部54
(一方のみ図示する)の先端が潰されて抜け止めされて
いる。このストッパばね50,52は、同一形状であり、一
方のストッパばね50について説明すると、円盤状のもの
の両サイドを折曲げてストッパ部54,56を形成し、更に
一部に切込みを入れて折曲げ係止ばね部58を形成してい
る。
更に、直線状の錠本体60を備え、この錠本体60は、第6
図、第7図に示すように、係止体1,2の錠係止部8,10を
挿入可能な挿入孔62,64が突設された筒状の枠体66と、
この枠体66の内部に揺動可能に収納された断面円弧状の
係止部材68と、枠体66の開口端部に設けられ鍵70と係合
して係止部材68を回転させるシリンダ機構部72とを有し
ている。
前記係止部材68は、挿入孔62,64の位置に対応して錠係
止部8,10の凸部24,26を係止するU字状の切欠74,76が形
成されている。そして、シリンダ機構部72は、挿入され
る鍵70に形成された所定の凹凸と係合した場合にのみ、
回転体76を回転することができる周知の鍵機構である。
回転体76は、係止部材68に支持体78を介して固定ねじ80
により固定されている。
次に、前述した本実施例の施錠装置の動作について説明
する。まず、両係止体1,2の連結係止部4,6を連結部材28
の穴34〜37に、穴34〜37の形状と大径部16,18の形状と
の位相を合わせて挿入する。その際、大径部16,18の先
端は、係止ばね部58の先端に当接し、この係止ばね部58
をたわませてその付勢力に抗して挿入する。そして、大
径部16,18の先端がストッパ部54,56に当接するまで挿入
し、その状態を保ったままで、係止体1,2を回転させ
る。係止体1,2を回転させて大径部16,18の平坦部20,22
が係止ばね部58に対応した位置まで来ると、係止ばね部
58が立ち上がって平坦部20,22に当接する。これによっ
て、回転時の抵抗が変化し、その位置にきたことを知る
ことができる。そして、回転を停止させると、大径部1
6,18は穴34〜37とその位相が異なることとなるので、ス
トッパ部54,56とパイプ部材30の内周との間で挟持され
た状態となって、係止体1,2を回転させない限り、係止
体1,2と連結部材28とを分離することはできない。尚、
係止体1,2は、それぞれ別個に連結部材28に挿入して回
転させればよい。この状態で自転車や自動二輪車のスポ
ーク間に連結部材28を通し、係止体1,2で両輪を挟んだ
状態とする。
次に、係止体1,2の錠係止部8,10を錠本体60の挿入孔62,
64にそれぞれ挿入し、鍵70を錠本体60に挿入して、鍵70
を回転させる。鍵70を回転させることにより、回転体7
6、支持体78を介して係止部材76を回転させ、係止部材7
6の切欠74,76を錠係止部8,10に係合させる。切欠74,76
が錠係止部8,10に係合することによって、係止体1,2を
回転させることができなくなる。こうして、係止体1,2
が錠本体60に施錠されて、係止体1,2、連結部材28、錠
本体60が一体とされる。
次に、解錠する場合について説明する。まず、鍵70を錠
本体60のシリンダ機構部72に係合させて、鍵70を回転さ
せ、回転体76、支持体78を介して係止部材68を回転させ
る。係止部材68の回転により、切欠74,76と錠係止部8,1
0との係合が解除されて解錠される。そして、係止体1,2
を錠本体60の挿入孔62,64から引き抜き、係止体1,2と錠
本体60とを分離し、係止体1,2と連結部材28とを車輪か
ら取り外す。
次に、係止体1,2を一方向に回転させて(本実施例では
一方の係止体1と他方の係止体2との回転方向は互いに
逆方向である。)係止体1,2の大径部16,18の先端によっ
てストッパばね50,52の係止ばね部58をたわませる。そ
して、大径部16,18の形状と、連結部材28の穴34〜37の
形状との位相が一致するまで、係止体1,2を回転させ
て、一致したときに、係止体1,2を穴34〜37から引き抜
く。これにより、係止体1,2と連結部材28とが分離され
て、第8図に示すように、係止体1,2、連結部材28、錠
本体60がそれぞれ分離される。
よって、それぞれ分離され、しかも、係止体1,2、連結
部材28、錠本体60はそれぞれ直線状であるので、それら
を束ねるとその容積は小さくなる。その為、自転車や自
動二輪車に搭載し、これらを持ち運ぶことが容易とな
り、これらを袋等に入れると、より持ち運びが容易とな
る。
以上、本考案は、その要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様で実施し得る。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案の施錠装置は、係止体、連結
部材、錠本体がそれぞれ分離されるので、解錠時に、自
転車や自動二輪車に搭載し、これらを持ち運ぶことが容
易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての施錠装置の概略斜視
図、第2図は本施錠装置の一部断面正面図、第3図は第
2図のAA矢視図、第4図は本実施例の係止体と連結部材
との要部断面図、第5図は本実施例の連結部材の穴の正
面図、第6図は本実施例の錠本体の解錠時の断面図、第
7図は本実施例の錠本体の施錠時の断面図、第8図は本
実施例の施錠装置の分離時の正面図、第9図は従来の施
錠装置の斜視図である。 1,2……係止体、4,6……連結係止部 8,10……錠係止部、28……連結部材 60……錠本体、70……鍵

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端にそれぞれ連結係止部と錠係止部とを
    有する直線状の2本の係止体と、直線状の連結部材とを
    備え、前記両係止体を平行にしかつ前記連結部材に直交
    して、前記連結係止部を各々前記連結部材に挿入し回転
    させて係止すると共に、前記両錠係止部が挿入されて施
    錠可能な直線状の錠本体を有することを特徴とする施錠
    装置。
JP3951489U 1989-04-03 1989-04-03 施錠装置 Expired - Lifetime JPH0711268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3951489U JPH0711268Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3951489U JPH0711268Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02130969U JPH02130969U (ja) 1990-10-30
JPH0711268Y2 true JPH0711268Y2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=31548489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3951489U Expired - Lifetime JPH0711268Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 施錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711268Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107532437A (zh) * 2015-03-12 2018-01-02 德国电信股份有限公司 锁定设备和闭锁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02130969U (ja) 1990-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5678433A (en) Antitheft device for locking the steering wheel of any kind of vehicle
GB2259893A (en) Anti-theft steering wheel lock
EP0113888B1 (en) Accessory lock and article storage device for bicycles and the like
US5165264A (en) Telescopic lock device for a steering wheel in an automobile
JPH0711268Y2 (ja) 施錠装置
JP3415589B2 (ja) 輸送手段用の盗難防止装置
JPH04230479A (ja) 自転車の錠
KR0165574B1 (ko) 자동 2,3륜차의 스탠드장치
JP2620921B2 (ja) 車両用錠装置
US2464683A (en) Cycle lock
JPH02102886A (ja) 二輪車の盗難防止装置およびその保持具
JP2620926B2 (ja) 車両用錠装置
JP2620925B2 (ja) 車両用錠装置
JPS6036496Y2 (ja) 車輌用ミラ−装置
JPH0242207Y2 (ja)
JPH09272476A (ja) 二輪車用施錠装置
JPS6117874Y2 (ja)
JP4392679B2 (ja) 自転車用リング錠
JPH09112108A (ja) U字型盗難防止装置
JPH0422671Y2 (ja)
JP3317012B2 (ja) サドル盗難防止装置
JPH072184U (ja) ロック装置を備えた自転車及びその自転車用ロック装置
JPH0242208Y2 (ja)
JPH0627510Y2 (ja) 自転車ハンドルの支持装置
JPH055689U (ja) 自転車の荷受台兼用錠