JPH09272476A - 二輪車用施錠装置 - Google Patents

二輪車用施錠装置

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JPH09272476A
JPH09272476A JP8510596A JP8510596A JPH09272476A JP H09272476 A JPH09272476 A JP H09272476A JP 8510596 A JP8510596 A JP 8510596A JP 8510596 A JP8510596 A JP 8510596A JP H09272476 A JPH09272476 A JP H09272476A
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JP
Japan
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handle
strut
key
front wheel
wheel frame
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Application number
JP8510596A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Emoto
順成 江本
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Individual
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠の際、二輪車本体に対して、ハンドルを
所要角度、例えば、90度、回動した状態に置くことが
可能な、二輪車用の施錠装置を提供する。 【解決手段】 二輪車の前輪フレームに対して、施錠状
態では、ハンドルが所定角度、好ましくは、90度旋回
された位置に固定され、あるいは、回転自在の状態に保
持されるように、また、解錠状態では、二輪車の前輪フ
レームに対して、ハンドルが一定の角度、即ち、元の運
転状態に戻され、固定されるように、二輪車の前輪フレ
ームのハンドル支柱とハンドルの支柱とが、キーの装着
で、施錠、解錠操作できるように構成されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、自転車
に採用される二輪車用施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、盗難防止を主眼として、車輪の
回転を阻止する形式での施錠装置が普及しているが、街
頭での駐車の際、多数の自転車が並んでいる状態では、
ハンドルが邪魔になり、互いの自転車が犇めき合って、
転倒するなどの不都合がある。また、この込み合った中
から所要の自転車を取り出すのにも、かなりの困難が伴
う。また、夜間、自宅において、玄関土間や物置に自転
車を収納する際、ハンドルが嵩張るという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
施錠の際、二輪車の前輪フレームに対して、ハンドルを
所要角度、例えば、90度、回動した状態に置くことが
可能な、二輪車用の施錠装置を提供するために、以下の
ような発明を行った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、二輪車
の前輪フレームに対して、施錠状態では、ハンドルが所
定角度、好ましくは、90度旋回された位置に固定さ
れ、あるいは、回転自在の状態に保持されるように、ま
た、解錠状態では、二輪車の前輪フレームに対して、ハ
ンドルが一定の角度、即ち、元の運転状態に戻され、固
定されるように、二輪車の前輪フレームのハンドル支柱
とハンドルの支柱とが、キーの装着で、施錠、解錠操作
できるように構成されていることを特徴とする。
【0005】なお、この発明の実施の形態として、上記
二輪車の前輪フレームのハンドル支柱とハンドルの支柱
とには、両支柱を連結する連結片が着脱自在に装着され
る装着部が設けられ、また、両支柱の何れか一方には、
キーの挿入口が開口されており、当該支柱の内側には、
少なくとも回転方向に関して、相手側支柱に設けた複数
箇所の係合部に係合する係合片が設けてあり、上記係合
片は、上記挿入口に挿入したキー操作で係脱されるよう
に構成されているとよい。
【0006】あるいは、この発明の実施の形態として、
上記二輪車の前輪フレームのハンドル支柱とハンドルの
支柱とは、互いに回転自在に連結されており、締め付け
によって、両支柱を互いに摩擦係合するためのクランプ
ベルトが、両支柱の接合部に嵌装してあり、クランプベ
ルトに設けた嵌合部には、適合する嵌合穴を形成したク
ランプキーが着脱自在に装着されて、クランプベルトの
締め付けを行うように構成されているとよい。
【0007】従って、駐車に際して、ハンドルを回転し
て、例えば、二輪車の前輪フレームに対して、運転状態
に対してハンドルを90度回転した状態に固定すること
により、あるいは、回転自在な状態にすることにより、
自転車として使用できないようにして置くことで、盗難
防止の機能を果たす。しかも、ハンドルが運転状態とは
異なる位置に置かれることで、駐車スペースを小さくす
ることができ、また、街頭での駐車に際して、隣接の自
転車と絡まることもなく、出し入れが容易になるなどの
メリットが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の二輪車用施錠装置
を、図面を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、基本的に、施錠装置として、二輪車の前輪フレーム
1に対して、施錠状態では、ハンドル2が所定角度、好
ましくは、90度旋回された位置に固定され、あるい
は、回転自在の状態に保持されるように、また、解錠状
態では、二輪車の前輪フレーム1に対して、ハンドル2
が一定の角度、即ち、元の運転状態に戻され、固定され
るように、二輪車の前輪フレーム1のハンドル支柱3と
ハンドル2の支柱4とが、キー5の装着で、施錠、解錠
操作できるように構成されている。
【0009】図2ないし図6に示す本発明の実施の形態
では、二輪車の前輪フレーム1のハンドル支柱3(特
に、支柱上端に装着した円筒状の枢支部材3’)と、こ
れに回転自在に嵌合するハンドル2の支柱4とに、それ
ぞれ、スリット状の装着部3a、4aが設けられてい
て、これらには、連結片6が着脱自在に装挿され、両支
柱1、2を連結する働きをしている。なお、この連結片
6には、先端にスリット状の割り6aが形成され、分割
された先端には山形状のフック6bが形成された弾力性
のある金属片などが用いられる。
【0010】また、両支柱の何れか一方(この実施の形
態では、ハンドル2の支柱4側)には、キー5の挿入口
7が開口されており、当該支柱4の内側には、突起9a
を持った係合片9が設けてあり、少なくとも回転方向に
関して、相手側支柱3、即ち、この実施の形態では、枢
支部材3’に設けた複数箇所(90度間隔の位相角で4
個)の係合部(嵌合孔)8、8’に、その突起9aを係
脱自在に係合している。係合片9は、弾性金属で構成さ
れ、挿入口7に挿入したキー5の操作で、例えば、図5
の想像線のように撓み、係合部8、8’に対して突起9
aを係脱させるように構成されている。
【0011】このような構成では、図2および図3に示
すように、使用状態では、各装着部3a、4aが互いに
合致していて、ここに連結片6を挿入することで、両支
柱3、4を連結・固定することができる。この際、フッ
ク部6bが支柱4の外側で、装着部4aの孔縁に係合し
て、抜け止めされる。
【0012】また、駐車に際しては、キー5を挿入口7
に挿入し、図5の想像線で示すように、キー5を旋回し
て、係合片9を撓ませ、係合部8から突起9aを離脱さ
せる。そして、例えば、この実施の形態のように、支柱
3に対して支柱4を90度、旋回し、別の係合部8’に
突起9aを嵌合させることができる。そして、キー5を
抜き取るのである。
【0013】この状態では、ハンドル2の向きが、運転
状態に対して、90度の位相角、外れているので、第三
者が持ち逃げしようとしても、運転操作ができない。特
に、この実施の形態では、係合部8’が、左右に長いス
リット状になっており、突起9aとの間で、回転方向に
関し、遊びがあるから、両支柱3、4間で相互に回動
し、ハンドル操作ができない。このため、盗難防止が有
効に実現される。
【0014】また、図7ないし図9に示す本発明の実施
の形態では、二輪車の前輪フレーム1のハンドル支柱3
とハンドル2の支柱4とは、枢支部材3’を回転中心と
して、互いに回転自在に連結されており、締め付けによ
って、両支柱3、4を互いに摩擦係合するためのクラン
プベルト10が、両支柱の接合部に嵌装してある。な
お、この実施の形態では、クランプベルト10の内側に
は、ゴムなどの摩擦係合力に優れた材料の層11が設け
られていて、締め付けの際の支柱相互の連結・固定を確
実にしている。
【0015】また、クランプベルト10に回転自在に設
けた突起状の嵌合部12(この実施の形態では、五角形
の断面形状)には、これに適合する嵌合穴を形成したク
ランプキー13が着脱自在に装着されて、クランプベル
ト10の締め付けを行うように構成されている。即ち、
クランプベルト10の一端にはフック10aが形成され
ていて、これにはクランプキー13の爪部13aが係脱
自在に係合するのである。
【0016】なお、この実施の形態で、枢支部材3’に
は、環状溝14が形成されており、これには、支柱4に
打ち込んだピン15の先端が摺動自在に挿入してあっ
て、ハンドル2の抜け止めの働きをしている。また、要
すれば、両支柱3、4の適当な箇所、例えば、接合箇所
に、支柱相互の回転を円滑にするためのグリスを充填し
た環状溝16が形成されている。
【0017】このような構成では、クランプキー13
を、図示のように係合することで、締め付けを行えば、
摩擦係合力で、両支柱3、4は、互いに連結・固定され
る。また、クランプキー13の係合を解除し、嵌合部1
2からクランプキー13を外すことで、クランプ解除に
より、ハンドル2の支柱4は、支柱3に対して回転自在
となり、ハンドル操作の用を足さなくなる。このように
して、盗難防止ができ、しかも、駐車の際に、ハンドル
が邪魔になることもない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、二
輪車の前輪フレームに対して、施錠状態では、ハンドル
が所定角度、好ましくは、90度旋回された位置に固定
され、あるいは、回転自在の状態に保持されるように、
また、解錠状態では、二輪車の前輪フレームに対して、
ハンドルが一定の角度、即ち、元の運転状態に戻され、
固定されるように、二輪車の前輪フレームのハンドル支
柱とハンドルの支柱とが、キーの装着で、施錠、解錠操
作できるように構成されている。
【0019】従って、駐車に際して、ハンドルを回転し
て、例えば、二輪車の前輪フレームに対して、運転状態
に対してハンドルを90度回転した状態に固定すること
により、あるいは、回転自在な状態にすることにより、
自転車として使用できないようにして置くことで、盗難
防止の機能を果たす。しかも、ハンドルが運転状態とは
異なる位置に置かれることで、駐車スペースを小さくす
ることができ、また、街頭での駐車に際して、隣接の自
転車と絡まることもなく、出し入れが容易になるなどの
メリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施錠装置の実施の形態を示す全体の側
面図である。
【図2】同じく、要部の縦断正面図である。
【図3】同じく、要部の縦断側面図である。
【図4】同じく、施錠状態を示す要部の縦断側面図であ
る。
【図5】同じく、縦断正面図である。
【図6】同じく、横断平面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態を示す要部の縦断正面
図である。
【図8】同じく、側面図である。
【図9】同じく、横断平面図である。
【符号の説明】
1 二輪車の前輪フレーム 2 ハンドル 3 支柱 3a 装着部 3’ 枢支部材 4 支柱 4a 装着部 5 キー 6 連結片 6a 割り 6b フック部 7 挿入口 8、8’ 係合部 9 係合片 9a 突起 10 クランプベルト 10a フック部 11 層 12 嵌合部 13 クランプキー 13a 爪部 14 環状溝 15 ピン 16 環状溝 14 ビス 15 クッション 16 係止金具 17 フック金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車の前輪フレームに対して、施錠状
    態では、ハンドルが所定角度、好ましくは、90度旋回
    された位置に固定され、あるいは、回転自在の状態に保
    持されるように、また、解錠状態では、二輪車の前輪フ
    レームに対して、ハンドルが一定の角度、即ち、元の運
    転状態に戻され、固定されるように、二輪車の前輪フレ
    ームのハンドル支柱とハンドルの支柱とが、キーの装着
    で、施錠、解錠操作できるように構成されていることを
    特徴とする二輪車用施錠装置。
  2. 【請求項2】 上記二輪車の前輪フレームのハンドル支
    柱とハンドルの支柱とには、両支柱を連結する連結片が
    着脱自在に装着される装着部が設けられ、また、両支柱
    の何れか一方には、キーの挿入口が開口されており、当
    該支柱の内側には、少なくとも回転方向に関して、相手
    側支柱に設けた複数箇所の係合部に係合する係合片が設
    けてあり、上記係合片は、上記挿入口に挿入したキー操
    作で係脱されるように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の二輪車用施錠装置。
  3. 【請求項3】 上記二輪車の前輪フレームのハンドル支
    柱とハンドルの支柱とは、互いに回転自在に連結されて
    おり、締め付けによって、両支柱を互いに摩擦係合する
    ためのクランプベルトが、両支柱の接合部に嵌装してあ
    り、クランプベルトに設けた嵌合部には、適合する嵌合
    穴を形成したクランプキーが着脱自在に装着されて、ク
    ランプベルトの締め付けを行うように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の二輪車用施錠装置。
JP8510596A 1996-04-08 1996-04-08 二輪車用施錠装置 Pending JPH09272476A (ja)

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JP8510596A JPH09272476A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 二輪車用施錠装置

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JP8510596A JPH09272476A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 二輪車用施錠装置

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JPH09272476A true JPH09272476A (ja) 1997-10-21

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ID=13849342

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JP8510596A Pending JPH09272476A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 二輪車用施錠装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504274A (ja) * 1999-07-15 2003-02-04 クリスティアン・バックハウス 自転車用盗難防止装置
CN101870325A (zh) * 2009-04-24 2010-10-27 周志伟 可调车把
CN107685823A (zh) * 2016-08-05 2018-02-13 周志伟 可调的车把

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504274A (ja) * 1999-07-15 2003-02-04 クリスティアン・バックハウス 自転車用盗難防止装置
CN101870325A (zh) * 2009-04-24 2010-10-27 周志伟 可调车把
CN104773245A (zh) * 2009-04-24 2015-07-15 周志伟 一种可调车把
CN107685823A (zh) * 2016-08-05 2018-02-13 周志伟 可调的车把

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