JP3167952U - 自転車の盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランプを解除してペダルを抜き取ることができ、取り外したペダルを用いてハンドル操作ができないようにした自転車の盗難防止装置を提供する。【解決手段】自転車におけるクランク1の突出端部外側面から内方に嵌合穴2を設け、ペダルBの回転支軸3の内端に上記嵌合穴に嵌入する嵌入軸4を設け、この嵌入軸の端面中心から突出する突軸6の中途外周面に環状の掛止段部7を設け、上記クランクの上記嵌入穴の延長内部に中空室を設け、また上記クランクの突出端部に錠前Cを設けて、この錠前に上記突軸の嵌入にともない上記掛止段部に自動的に掛止して前記突軸の脱出を阻止し、かつ前記錠前に差し込むキーの操作にともない前記掛止段部に対する掛合状態を解除することができる錠片を設け、さらに上記自転車のフレームの前輪近傍で、上記ペダルの支持状況下に前記ペダルを上記前輪との衝突にともないハンドルの回動を阻害するペダル支持台を取り付ける。【選択図】図2
Description
この考案は、自転車の盗難を防止するもので、その目的はペダルを撤去することにあり、また撤去したペダルを用いて自転車のハンドル操作ができないようにした自転車の盗難防止装置に関する。
自転車のペダルは、足で踏み込むことにより自転車を走行させることのできる部品である。
そこで、自転車のクランクに対し工具を用いないでペダルを取り外すことができるようにしものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1のペダルの取り外し方式は、プッシュヘッドを押し、制御棒を内側へと移動させる。
これにより、制御棒の受け止め槽は、定位体に対応し、その瞬間定位体は受け止め槽内に入り停留する。すると、手でペダルを持ち可動接続シャフトをサポートジョイントの接合挿入槽から抜き取ることができるようになっている。
これは、抜き取ったペダルを反対向きにしてクランプにシャフトを接続できるようになっている。
その要因は、向きを変えて取り付けたペダルの突出度合いを小さくして輸送時の体積を保管スペースを節減することにあり、自転車の盗難を防止することができない。
そこで、この考案は、キーを用いて錠装置によるクランプを解除してペダルを抜き取
ることができ、取り外したペダルを用いてハンドル操作ができないようにした自転車の盗難防止装置を提供することにある。
ることができ、取り外したペダルを用いてハンドル操作ができないようにした自転車の盗難防止装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、自転車におけるクランクの突出端部外側面から内方に嵌合穴を設け、ペダルの回転支軸の内端に上記嵌合穴に嵌入する嵌入軸を設けると共に、この嵌入軸の端面中心から突出する突軸の中途外周面に環状の掛止段部を設け、上記クランクの上記嵌入穴の延長内部に中空室を設け、また上記クランクの突出端部に錠前を設けて、この錠前に上記突軸の嵌入にともない上記掛止段部に自動的に掛止して前記突軸の脱出を阻止し、かつ前記錠前に差し込むキーの操作にともない前記掛止段部に対する掛合状態を解除することができる錠片を設け、さらに上記自転車のフレームの前輪近傍で、上記ペダルの支持状況下に前記ペダルを上記前輪との衝突にともないハンドルの回動を阻害するペダル支持台を取り付け、上記支持台の下面から上方に上記嵌入軸の嵌入嵌合穴及び上記突軸の嵌入中空室を設け、また上記支持台に上記錠前と同様の錠片を有する錠前を設けた構成を採用する。
以上のように、この考案の自転車の盗難防止装置によれば、自転車を止め置く場合、錠前にキーを差し込んで操作することで、錠片と掛止段部との掛止関係を解除する。
すると、嵌合穴から嵌入軸を抜き取ってペダルを回収するので、クランクにペダルがなく、自転車の走行に支障をきたす。
そして、回収したペダルの嵌入軸を支持台の嵌入穴に嵌入することで、嵌入した突軸の掛止段部に支持台内の錠片が自動的に掛止して、支持台にペダルを支持することができる。
その結果、ハンドルを回転させようとしても、前輪の側面に臨むペダルと前輪とが衝
突関係になってハンドルを廻すことができなくなる。
そのため、自転車の乗り逃げが回避できて、自転車の盗難防止に効果がある。
突関係になってハンドルを廻すことができなくなる。
そのため、自転車の乗り逃げが回避できて、自転車の盗難防止に効果がある。
この考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この考案の図1から図10に示すAは、自転車である。
この考案の図1から図10に示すAは、自転車である。
上記自転車Aのクランク1の突出端部外側面から内方に嵌合穴2を設けてこの嵌合穴2にペダルBの回転支軸3の内側端から突出する嵌入軸4を嵌入する。
また、クランク1の嵌合穴2の延長線上内に中空室5を設けて、この中空室5に上記嵌入軸4の突出端から突出させてある突軸6を嵌入し、突軸6の外周面には、環状の掛止段部7が設けてある。
さらに、クランク1の突出端側に錠前Cを支持させておく。
さらに、クランク1の突出端側に錠前Cを支持させておく。
また、中空室5内には、掛止段部7に掛止して突軸6と共に嵌入軸4の引き抜きを阻止する錠片9が設けてある。
この錠片9は、錠前Cのシリンダ8にキーを差し込んで回動操作すると、共に回動して掛止段部7に対する掛止関係が解除されるようになっている。
なお、突軸6の嵌入にともない図3、8に示すようにバネ10により復帰力を付与してある錠片9を復帰力に抗して(突軸6の尖端膨出部11が錠片9に当接して、錠片9を強制的に回動させる)回動させ、突軸6の嵌入終了状況下にあっては、図4、5に示すように掛止段部7に錠片9がバネ10により自動的に掛止関係(この掛止関係は、半丸状錠片9の弧状とフラットとのコーナーが掛止段部7に嵌り込み掛合して、突軸6が抜けるのを阻止する)になり、図9に示すようにストッパピン12が錠片9のフラットな面に当接して、錠片9の回動を阻止し、この阻止によって掛合関係の維持をはかる。
このため、クランク1にペダルBの取り付けがはかられる。
すなわち、クランク1からペダルBを取り外すことができなくなる。
すなわち、クランク1からペダルBを取り外すことができなくなる。
上記ペダルBをクランク1から取り外すには、錠片Cにキーを差し込んでシリンダ8と共に錠片9を回動させると、掛止段部7から錠片9が外れて掛止関係が解除される。
その結果、クランク1からペダルBを取り外して回収することができる。
その結果、クランク1からペダルBを取り外して回収することができる。
また、自転車Aのフレームaの前輪Dに近い(近傍)位置には、取り外してあるペダルBを支持させてハンドルの操作により車輪(前輪D)の向きをかえようとして、ペダルBと前輪Dとが衝突して自転車Aの走行を阻害するペダルBの支持台21が設けてある。
上記の支持台21は、フレームaに対し溶接やボルト止めなどにより取り付けてあり、この支持台21には、下面から上方に向け前述の嵌合穴2と同様の嵌合穴2及び前述の中空室5と同様の中空室5、錠片9を有する錠前C′が(いずれも前述の構成と同様につき図示省略)設けてある。
すると、支持台21の嵌合穴2にペダルBの嵌入軸4を嵌入して、支持台21内の錠片9とペダルBの突軸6の掛止段部7とを掛合関係にして、支持台21にペダルBを取り付けておく。
その結果、前輪Dと支持ペダルBとの衝突により前輪Dの向きがかえられず、盗難防止
に役立つ。
に役立つ。
なお、クランク1からペダルBを取り外して、取り外したペダルBをバッグなどに入れて携行するようにしても、自転車の走行を阻害して、盗難防止にもなる。
上記の嵌合穴2及び嵌入軸4は、角穴や角軸としたが、限定されず、丸穴や丸軸であってもよい。
A 自転車
a フレーム
B ペダル
C、C′ 錠前
D 前輪
1 クランク
2 嵌合穴
3 支軸
4 嵌入軸
5 中空室
6 突軸
7 掛止段部
8 シリンダ
9 錠片
10 バネ
11 膨出部
12 ストッパピン
21 支持台
a フレーム
B ペダル
C、C′ 錠前
D 前輪
1 クランク
2 嵌合穴
3 支軸
4 嵌入軸
5 中空室
6 突軸
7 掛止段部
8 シリンダ
9 錠片
10 バネ
11 膨出部
12 ストッパピン
21 支持台
Claims (1)
- 自転車におけるクランクの突出端部外側面から内方に嵌合穴を設け、ペダルの回転支軸の内端に上記嵌合穴に嵌入する嵌入軸を設けると共に、この嵌入軸の端面中心から突出する突軸の中途外周面に環状の掛止段部を設け、上記クランクの上記嵌入穴の延長内部に中空室を設け、また上記クランクの突出端部に錠前を設けて、この錠前に上記突軸の嵌入にともない上記掛止段部に自動的に掛止して前記突軸の脱出を阻止し、かつ前記錠前に差し込むキーの操作にともない前記掛止段部に対する掛合状態を解除することができる錠片を設け、さらに上記自転車のフレームの前輪近傍で、上記ペダルの支持状況下に前記ペダルを上記前輪との衝突にともないハンドルの回動を阻害するペダル支持台を取り付け、上記支持台の下面から上方に上記嵌入軸の嵌入嵌合穴及び上記突軸の嵌入中空室を設け、また上記支持台に上記錠前と同様の錠片を有する錠前を設けたことを特徴とする自転車の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011001202U JP3167952U (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 自転車の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011001202U JP3167952U (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 自転車の盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3167952U true JP3167952U (ja) | 2011-05-26 |
Family
ID=54878993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011001202U Expired - Fee Related JP3167952U (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 自転車の盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167952U (ja) |
-
2011
- 2011-03-07 JP JP2011001202U patent/JP3167952U/ja not_active Expired - Fee Related
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