JP3120942U - 自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成ながら、自転車を使用(走行)しない際に省スペースのためにハンドルバーを折たためるとともに、それに連動して車輪を施錠できて、施錠忘れを無くして盗難防止も図れるようにした自転車の折たたみハンドルを提供する。
【解決手段】ハンドルバー3を回動して折たたみ可能とし、ハンドルバー3の中央側部分近傍に施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪用および/または後輪用の馬蹄錠8内の作動部材に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3の折りたたみ用回動に連動させることにより、上記ハンドルバー3を折たたんだ際に施錠用ワイヤー9が引かれて馬蹄錠8が施錠されるようにする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、車輪施錠機構を備えた自転車用折たたみハンドルに関するものである。
自転車を使用(走行)しない)場合、例えば屋内その他の場所に収納・保管しておく場合や、電車や自動車に乗せて移動するような場合、あるいは通常の走行の間に少しの間駐輪したいような場合等には、駐輪スペースを考慮して自転車の横幅が嵩張らぬようにしたい。そこで従来からも省スペースを可能に工夫をしたものとして、例えば次のようなものがある。
イ)レバーを緩めることでハンドルバーを、ステムを中心に90度の回動を可能とし、車体(フレーム)と同一線または並行状にできるようにしたもの(例えば下記特許文献1および2参照)。
実開昭63−122184号公報 実開平04−119790号公報
ロ)レバーを緩めることでハンドルポストおよびバーを、斜め前又は後側方へ倒せるようにして、車体(フレーム)とほぼ並行状に折たためるようにしたもの(例えば下記特許文献3および4参照照)。
実開昭63−152790号公報 実開昭63−152791号公報
他方、自転車用錠前についても従来から幾つかのものがある。例えば箱形錠(カンヌキ錠)、ワイヤー錠、チェーン錠、馬蹄錠(サークル錠)(例えば下記非特許文献1参照)や、ハンドル錠(例えば下記特許文献5参照)等がそれである。
自転車実用便覧第3版の特に第868頁 特開2000−72063号公報
ところが、上記従来のものには次のような問題点があった。
まずハンドルバーに関しては、イ),ロ)ともに自転車を収納・保管する際や、電車や自動車に乗せて移動する際等の一定時間使用(走行)をしない場合のために、ハンドルバーを回動させたり折たたんでおくものであるが、その操作にある程度の力が必要であったり、容易・迅速に行えないものが多かった。またこれは、一旦ハンドルバーを回動させたり折たたんだ後に、自転車を使用(走行)するためにハンドルバーを元の状態へ戻す際にも同様のことが言えた。
他方錠前に関しては、施錠や解錠のための所定の操作を、駐輪のための動作とは別個に行う必要があって、例えば急いでいるようなときには施錠を忘れてしまうことがあった。同様に施錠や解錠のための所定の操作は、省スペース化のためのハンドルバーの回動や折たたみの操作とは別個に行う必要があるため、煩わしいし、やはり施錠操作を忘れてしまうこともあった。
本考案は、上記従来の自転車用ハンドルがもつ問題点の解消を課題としたものである。即ち本考案の目的は、シンプルな構成で比較的安価に製造できるものでありながら、自転車を使用(走行)しない際に、省スペース化のためのハンドルバーの折たたみを容易・迅速に行えることは勿論のこと、施錠操作を忘れることを無くして盗難防止を図れるとともに、自転車を使用(走行)する際には容易・迅速に可能状態にできる、車輪施錠機構付き折たたみハンドルを提供することにある。
本考案に係る自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドルは、
ハンドルバー3を回動して折たたみ可能とし、
ハンドルバー3の中央側部分近傍に施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪用または/および後輪用の馬蹄錠8内の作動部材に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3,3の折りたたみ用回動に連動させ、
上記ハンドルバー3,3を折たたんだ際に、施錠用ワイヤー9が引かれて馬蹄錠8を施錠可能としたものである。
上記構成における自転車は、一般的な自転車はもとより、電動アシスト自転車、幼児用の乗物等も含む。またハンドルバー3は、フラット形、ドロップ形、アップ形その他のものも含む。ハンドルバー3の折りたたみは、後方への折り曲げることに限らず、上方や側下方に折り曲げるものであってもよい。ハンドルは一体ものでも左右に二分割したものでもよい。
ハンドルラッグ部2は、自転車の使用(走行)可能状態位置、または折たたみ状態位置で、各々上記ハンドルバー3,3を挟持・固定可能に、カムを利用したクイック式の締付けレバー6で押圧可能にしておくのがよく、また該締付けレバー6にはその回動を掛止可能なレバー用錠7を設けておくのが望ましい。
ハンドルバー3の中央側部分、二分割したハンドルバー3,3では少なくとも一方のものの中央側部分の近傍に、施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪および/または後輪の馬蹄錠8に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3,3の回動に連動させておく。
馬蹄錠8は、施錠・解錠のために出没する円弧状の掛止棒10が、常時は内蔵されたバネ(図示略)の力を受けて後退して収納状態にあり、外力で施錠用ワイヤー9を引いた際に、同じく内部の作動部材(図示略)を介して、上記掛止棒10がバネ力に抗して他側へ向けて突出し、リム・スポーク間へ通挿されて車輪の回転を阻止して施錠状態になるものである。
レバー用錠7の施錠・解錠は、操作性からはキーを用いて施錠・解錠するシリンダ式錠とすることが望ましいが、キーを紛失する可能性を考えれば例えば3桁程度の数字を合わせて操作するナンバー錠としてもよい。
本考案では上記のようなシンプルな構成ながら、次の効果を奏する。
a)自転車を使用(走行)しない場合には、容易・迅速に省スペース化を図ることができる。即ち、自転車を例えば屋内その他の場所に収納・保管しておく際や、電車や自動車に乗せて移動するような際に、自転車は横幅が嵩張らぬことが望ましい。従来も上記の如く幾つかの手段があるが、そのための操作手順が複雑であったり、操作にある程度の力が必要で老人・子供・女性には操作し難いものが多かった。
しかし本考案では、上記の構成としたことにより、ハンドルラッグ部2上のレバー用錠7を解錠して締付けレバー6を回動すれば(例えば図4の実線で示した状態参照)、ハンドルラッグ部2の締付け力が緩んで、フレームと直交状で使用(走行)可能状態にあったハンドルバー3が、軸5を中心に回動させられるようになる。
続いて、ハンドルバー3を例えば後方へ回動させると、フレームとほぼ並行状に折たためることになり(例えば図2,図4,図5参照)、自転車の横幅が縮小される。これにより、自転車を使用(走行)しない際には誰でも容易・迅速に、ハンドルバー3の部分で省スペース化を図ることができる。後は念のために締付けレバー6を締付け位置へ回動させて(例えば図4の二点鎖線で示した状態参照)、レバ−用錠7を施錠しておけば、ハンドルバー3の折たたみ状態を保持できることになる。
b)前輪または後輪を施錠するための所定の操作は、独立した施錠行為として行う必要が無くなる。
即ち、自転車に施錠する場合、従来は錠前が箱形錠、ワイヤー錠、チェーン錠、馬蹄錠(サークル錠)またはハンドル錠のいずれであっても、施錠のために所定の操作・動作を行う必要があった。
しかし本考案では、上記の構成により、締付けレバー6を回動させて緩めて(例えば図4の実線で示した状態参照)、可回動となったハンドルバー3を回動させ、例えば後方へ折たたむ操作・動作をするだけでよい。それに伴って、施錠用ワイヤー9を介して前輪または後輪用の馬蹄錠8が施錠する方向へ作動し、施錠されることになる。省スペース化のためのハンドルバー3の折りたたみ操作・動作に連動して、馬蹄錠8が施錠されるのであり(例えば上記図2参照)、独立した施錠行為を行う手間が無くなる。
c)自転車を使用(走行)しない場合に、施錠を忘れることが無くなる。
自転車を使用(走行)しない際には、省スペースのためにハンドルバー3を例えば後方へ折たたんでおくことが望ましいが、上記の如くその操作・動作に連動して馬蹄錠8の施錠がなされる。そのため、所定の独立した施錠行為を行う必要が無くなり、施錠を忘れるようなことがことなく確実に施錠されるから、従来のように急いでいる際に施錠を忘れて盗難に遭うようなことが無く、防犯性にも優れたものである。
d)自転車を使用(走行)する場合には馬蹄錠8を解錠する必要があるが、その場合もハンドルバー3を使用(走行)可能状態位置へ回動させる操作・動作に連動して解錠されるので、容易・迅速に使用(走行)可能状態になる。
即ち、レバー用錠7を解錠して締付けレバー6をハンドルラッグ部2が緩む方向へ回動させておき(図4の実線で示した状態参照)、それまで折たたまれていたハンドルバー3を元の使用(走行)可能状態位置へ回動させ、フレームと直交状の使用(走行)走行可能状態に戻せばよい。この際にハンドルバー3の回動に連動して施錠用ワイヤー9が緩み元の状態に戻れるようになるから、馬蹄錠8の掛止棒10もバネ力により後退・収納されて施錠状態が解かれ(例えば図1参照)、自転車を使用(走行)可能となる。このように、馬蹄錠8を解錠するための所定の操作・動作を行う必要がない。後は、締付けレバー6を回動させてハンドルラッグ部2を締付けて(例えば上記図3参照)、その状態でレバー用錠7を施錠しておけばよい。
e)なお、馬蹄錠8の施錠・解錠のための施錠ワイヤー9は、上記の如くハンドルバー3の折たたみのための回動により引かれて移動するので、十分な引き幅・移動量を得られるから、施錠・解錠の作動を確実に行うことができることにもなる。
上記構成でのハンドルバーは、左右に二分割したハンドルバー3,3の中央側部分4,4を、ハンドルポスト1上のハンドルラッグ部2に設けた軸5,5で軸支して、ハンドルバー3,3を回動して折たたみ可能とし、上記ハンドルバー3,3を走行可能状態位置または折たたみ状態位置で挟持・固定可能に、ハンドルラッグ部2を押圧するカムを利用したクイック式の締付けレバー6を設けるとともに、該締付けレバー6の回動を掛止可能なレバー用錠7を設けておく。
他方、上記二分割したハンドルバー3,3の少なくとも一方のものの中央側部分近傍に施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪用または後輪用の馬蹄錠8内の作動部材に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3,3の回動に連動させておく。これにより、上記ハンドルバー3,3を折たたんだ際に、施錠用ワイヤー9が引かれることで馬蹄錠8掛止棒10が突出してが施錠可能となる。
車輪の回転を阻止する馬蹄錠は、前輪用とすることが望ましいが施錠用ワイヤー9を長くして後輪用としてもよく、さらには前輪と後輪とに設けてもよい。また該馬蹄錠8で出没する円弧状の掛止棒10は、常時は内蔵されたバネで収納状態にあり、外部から施錠ワイヤー9が内部の作動部材を引いた際には、バネ力に抗して突出するようなものとしておけばよい。
図1ないし図5は、本考案に係る自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドルの実施例を示すもので、馬蹄錠を前輪に設けたものを示す(各図において、本考案と直接的に関係のないブレーキ、ライト、ベルその他の付属品は図示を省略してある)。
2はハンドルラッグ部を示しており、図3・図4で示す如くハンドルポスト1上部に設けてあり、ハンドルバー3,3を上下から挟持・固定可能に偏平状の上板部11と下板部12とからなる。ここでは上板部11をハンドルポスト1上部に固定して、下板部12を下方へ開放可能に前部にヒンジ部26を設けてある。また下板部12には、図5で示したように、自転車の使用(走行)可能状態位置と折りたたみ位置に対応して、後記ハンドルバー3,3の偏平状の中央側部分4,4下面の係止用凸条13,13が各々係合可能に、係合用凹溝14a,14a、14b ,14bを設けてある。
ハンドルバー3,3は、ここではフラットタイプのものであるが、左右に二分割してある。各中央側部分4,4は偏平状としてあり、ハンドルラッグ部2内に設けた左右2本の縦軸5,5で軸支して、ハンドルバー3,3がフレームと直交状の自転車使用(走行)可能状態位置から、フレームと並行状の折たたみ状態位置になるように、後方へ回動可能としてある。該ハンドルバー3,3の偏平状の中央側部分4,4には、上記の如く下面に係止用凸条13,13を設けてある。
6はクイック式の締付けレバーを示しており、公知のものであるが、該レバー6の基部15がカム状になっており、横軸16を中心に可回動としてあり、横軸16から下方に向かって雄ネジ部17を設けてある。そして、該雄ネジ部17を上記ラッグ部2の上板部11から通挿して、下板部12から突出した部分にナット18を螺合させて締付けて、後は該レバー6の回動によりカムの作用で上板部11と下板部12とを挟持可能としてある。これで、各ハンドルバー3,3の偏平状の中央側部分4,4を、自転車使用(走行)可能状態位置と折たたみ状態位置のいずれかの位置で挟持・固定するようになっている。
7はレバー用錠を示しており、ここではキーを用いるシリンダー式の錠としてあり、上記締付けレバー6の側部に横軸16と一体的に設けて、該レバー6の回動を掛止または解除可能としてある。
8は馬蹄錠を示しており、一部を欠いたリング状をしており、ここでは前輪を施錠するように前ホーク19の肩部近傍に取付けてある。該馬蹄錠8の内部には、ここでは図示は省略するがバネと作動部材を内装してあり、一般の馬蹄錠と同様に施錠時に突出する円弧状の掛止棒10を常時は内部に収納させるとともに、施錠用ワイヤー9に下方への張力をかけるようにしてある。
そして、施錠用ワイヤー9に外力が作用した際に、馬蹄錠8内では作動部材を介して静止棒10がバネ力に抗して移動し、片側の筒状部25から突出してリム20・タイヤ21の間を経て他側の筒状部25に係合することで、車輪の回動を阻止する施錠状態となるようにしてある。
9は施錠用ワイヤーを示し、ここでは前面から見て左側のハンドルバー3と馬蹄錠8の上角部との間を連結するように設けてある。即ち、左側のハンドルバー3の中央側部分の下側にワイヤー端止部23を装着して、インナーワイヤー9上端のニップルを係止させ、アウターの上端部をハンドルラッグの下板部12下側に設けたワイヤーガイド24で受けて、ポスト1の前側を経て下方に向かい、インナーワイヤー9の下端を上記馬蹄錠8の作動部材に連結してある。
このインナーワイヤー9は、上記の如く常時は馬蹄錠8内のバネ(図示略)により下方へ引かれているが、ハンドルバー3を後方へ折りたたむことで、バネ力に抗して上方へ引かれて、馬蹄錠8の円弧状の掛止棒10を他側へ向けて突出させるようにしてある。なお図において、27は前輪泥よけ板を示す。
上記実施例の操作・作動状態を説明すれば、次のようになる。
自転車を使用(走行)しない場合に省スペース化するには、キー(図示略)によりレバー用錠7を解除して、締付けレバー6をここでは後方へ回動させることで(図4で実線で示した状態参照)、ハンドルラッグ部2の上板部11と下板部12間での挟持を解く。これでハンドルバー3,3の中央側部分4,4の係合用凸条13,13が、それまでの使用(走行)可能状態位置の係合用凹溝14a,14aから離脱して回動可能となる。
そのハンドルバー3,3を後方へ回動して折たたんで、ハンドルバー3,3の中央側部分4,4の係合用凸条13,13を折たたみ用位置の係合用凹溝14b 14bに係合させて(図4,図5参照)、この状態で締付けレバー6を前方へ回動させれば(図4で二点鎖線で示した状態参照)、ハンドルバー3,3の中央側部分4,4がハンドルラッグ部2の上板部11と下板部12間で挟持・固定される(図4参照)。後はキーによりこの状態のレバー用錠7を施錠しておけばよく、これでハンドルバー3,3が後方を折たたまれた省スペース状態(図2,図5参照)が保持される。
上記の場合に、ハンドルバー3,3を後方へ回動して折たたのと同時に、それと連動して、上端を左側のハンドルバー3,3の中央側部分4,4の下側に係止してある施錠ワイヤー9のインナーワイヤー9が引かれて、上方へ向かう(図2,図4,図5参照)。これで、インナーワイヤー9の下端が作動部材を介して円弧状の掛止棒10に作用し、バネ力に抗して該掛止棒10を他側へ向けて突出させ、前輪のリム20・タイヤ21間を経て他側の筒状部25に係合する。このように、省スペース化のための操作だけで自動的に、施錠状態になる(図2参照)。また、キーによりこの状態のレバー用錠7を施錠しておくことで、前輪の施錠状態が保持される。
次に、上記とは逆に自転車を使用(走行)可能状態にする場合には、キーによりレバー用錠7を解錠して締付けレバー6を後方へ回動して(図4で実線で示した状態参照)、ハンドルラッグ部2の上板部11と下板部12間の挟持を解く。そこで折たたまれていたハンドルバー3,3を前方へ回動させれば、中央側部分4,4の係合用凸条13,13が使用(走行)可能状態位置の係合用凹溝14a,14aに係合する。この状態で締付けレバー6を前方へ回動させて、ハンドルバー3,3の中央側部分4,4をハンドルラッグ部2の上板部11と下板部12間で挟持・固定させる。後はキーによりこの状態のレバー用錠7を施錠しておけばよく、これでハンドルバー3,3が自転車使用(走行)可能状態で保持される。
上記の場合に、ハンドルバー3,3を前方へ回動させた際に、それと連動して、ハンドルバー3,3の中央側部分4,4の下側に係止してある施錠ワイヤー9のインナーワイヤー9は緩むので、馬蹄錠8内のバネで引かれる。これで、突出していた円弧状の掛止棒10も、バネ力により後退する方向に移動して、元の筒状部25内へ収納されて解錠されることになるから、後はキーによりレバー用錠7を施錠することで、馬蹄錠8の解錠状態が維持され、自転車の使用(走行)可能状態が保持される。
なお上記実施例では、自転車の前輪施錠用としたものを示した。図示は省略するが、施錠ワイヤーを長くして後輪施錠用の馬蹄状としてもよいし、さらには馬蹄錠を前輪と後輪の双方に設けてもよいことは上記のとおりである。
本考案の実施例を示すもので、自転車を使用(走行)可能状態時の斜視図である。 図1で示したものを、自転車のハンドルバーを折りたたみ状態にした斜視図である。 図1で示したもののハンドル部分を示す拡大側面図である。 図2で示したもののハンドル部分を示す拡大側面図である。 図2で示したもののハンドル部分を示す拡大底面図である。
符号の説明
1−ハンドルポスト
2−ハンドルラッグ部
3,3−ハンドルバー
4,4−中央側部分
5,5−軸
6−締付けレバー
7−レバー用錠
8−馬蹄錠
9−施錠用ワイヤー
10−掛止棒
11−上板部
12−下板部
13,13−係合用凸条
14a,14b−係合用凹溝
15−基部
16−横軸
17−雄ネジ部
18−ナット
19−前ホーク
20−リム
21−タイヤ
22−インナーワイヤー
23−ワイヤー端止部
24−ワイヤーガイド
25−筒状部
26−ヒンジ部
27−前輪泥よけ板

Claims (5)

  1. ハンドルバー3を回動して折たたみ可能とし、
    ハンドルバー3の中央側部分近傍に施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪用または/および後輪用の馬蹄錠8内の作動部材に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3,3の折りたたみ用回動に連動させ、
    上記ハンドルバー3,3を折たたんだ際に、施錠用ワイヤー9が引かれて馬蹄錠8を施錠可能とした、自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル。
  2. 左右に二分割したハンドルバー3,3の中央側部分4,4を、ハンドルポスト1上のハンドルラッグ部2に設けた軸5,5で軸支して、ハンドルバー3,3を回動して折たたみ可能とし、
    上記ハンドルバー3,3を、自転車走行状態位置または折たたみ状態位置で挟持・固定可能に、ハンドルラッグ部2を押圧するカムを利用したクイック式の締付けレバー6を設けるとともに、該締付けレバー6の回動を掛止可能なレバー用錠7を設け、
    上記二分割したハンドルバー3,3の少なくとも一方のものの中央側部分近傍に施錠用ワイヤー9の一端を固定し、他端を前輪用または/および後輪用の馬蹄錠8内の作動部材に連結して、馬蹄錠8の作動をハンドルバー3,3の回動に連動させ、
    上記ハンドルバー3,3を折たたんだ際に、施錠用ワイヤー9が引かれて馬蹄錠8を施錠可能とした、自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル。
  3. 施錠用ワイヤー9の他端を、前輪用の馬蹄錠8に連結した、請求項1または2に記載の自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル。
  4. 施錠用ワイヤー9の他端を、後輪用の馬蹄錠8に連結した、請求項1または2に記載の自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル。
  5. 施錠用ワイヤー9の他端を、前輪用および後輪用の馬蹄錠8に連結した、請求項1または2に記載の自転車の車輪施錠機構付き折たたみハンドル。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012526011A (ja) * 2009-05-04 2012-10-25 大行科技深▲せん▼有限公司 自転車のハンドル位置の調節機構
WO2018163227A1 (ja) * 2017-03-06 2018-09-13 株式会社テック・ワン 折り畳み自転車

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