JP5116570B2 - 自転車用錠装置および自転車 - Google Patents
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Description
前記(1)(5)に記載したように、スタンドを跳ね上げて倒した場合、閂杆は第1の固定手段によって開錠位置に固定されているため、走行中にスタンドが不用意に揺動しても、閂杆が開錠位置から施錠位置に移動して誤って施錠されてしまうのを防止することができる。
これによると、錠装置の現在の使用状態が施錠状態なのか或いは開錠状態なのかを迅速且つ正確に把握することができる。
以下に、本発明における実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1,図2に示すように、31は自転車であり、フレーム体32の後端部には両足スタンド33が設けられ、フレーム体32のバックホーク34にはサークル錠装置35(自転車用錠装置の一例)が設けられている。サークル錠装置35は以下のように構成されている。
また、サークル錠装置35は、図17に示すように閂杆38を開錠位置Bに固定する第1の固定手段44と、図5,図6に示すように閂杆38を施錠位置Aに固定する第2の固定手段45と、第1の固定手段44による閂杆38の固定を解除するとともに蓄力手段42によって蓄えられた施錠用付勢力を解放する操作部46(図3参照)と、第2の固定手段45による閂杆38の固定を解除するとともに蓄力手段42によって蓄えられた開錠用付勢力を解放する錠機構47(図3参照)とを有している。
図10(b)に示すように、プッシャー49は、円弧状のロッド部53と、ロッド部53の施錠方向D側の端部に設けられたプレート部54およびプッシャー側係合部56とを有している。図17,図19に示すように、プッシャー49のロッド部53は閂杆38の空洞部55に挿脱自在である。図27に示すように、プッシャー側係合部56は閂側係合部57に開錠方向Cから係合可能である。また、プッシャー49のプレート部54は閂杆38の外周側に位置している。
図7〜図14に示すように、コネクター51は、プッシャー49に挿通されたピン61と、ピン61の先端部に固定された固定板62と、プッシャー49と固定板62との間に設けられた接続片63と、圧縮コイルばね64(付勢具)とを有している。ピン61はプッシャー49の背後に突出しており、ピン61の頭部が前記プッシャー側係合部56に相当している。
(1)図1の仮想線で示すようにスタンド足112を跳ね上げて倒し、図17,図18に示すように、閂杆38が開錠位置Bに切換えられてサークル錠装置35が開錠している状態では、閂杆38は一方の引張コイルばね39の引張力(付勢力)によって開錠位置Bに移動しているとともに、操作部46の可動部材71が圧縮コイルばね72の付勢力によって第1の固定位置Mに移動し、第1の固定手段44の固定用板部68が固定用突条部67の施錠方向D側の端部に係合している。これにより、閂杆38は第1の固定手段44によって開錠位置Bに固定されている。
(5)その後、サークル錠装置35を開錠する場合、図25,図26に示すように、利用者は鍵82を鍵穴81に差し込んで一方向P(開錠方向:例えば時計回り)に回す。これにより、錠機構47の回動軸83と共に第1のカム84が一方向Pへ回動し、第1の係合突起85が変移して、第2の固定手段45の固定用部材77が圧縮コイルばね79の付勢力に抗して第2の固定位置Iから第2の固定解除位置Jに移動して固定用凹部78から離脱し、第2の固定手段45による閂杆38の固定が解除される。
(実施の形態2)
次に、本発明における第2の実施の形態を図29〜図31に基づいて説明する。
33 両足スタンド
35 サークル錠装置(自転車用錠装置)
37 後車輪
38 閂杆
39 一方の引張コイルばね(第1の付勢手段)
40 圧縮コイルばね(第2の付勢手段)
42 蓄力手段
44 第1の固定手段
45 第2の固定手段
46 操作部
47 錠機構
49 プッシャー
50 スライダー
51 コネクター(接続手段)
52 第3の固定手段
115 ワイヤー(連動連結手段)
125 表示手段
A 施錠位置
B 開錠位置
C 開錠方向
D 施錠方向
E 第1の切換位置
F 第2の切換位置
Claims (4)
- 車輪の回転を阻止する施錠位置と車輪の回転阻止を解除する開錠位置とに移動自在な閂杆と、
閂杆を開錠位置に固定する第1の固定手段と、
閂杆を施錠位置に固定する第2の固定手段と、
閂杆を開錠方向に付勢する第1の付勢手段と、
閂杆を施錠方向に付勢する第2の付勢手段と、
第1の付勢手段による開錠方向への開錠用付勢力と第2の付勢手段による施錠方向への施錠用付勢力とを蓄える蓄力手段と、
第1の固定手段による閂杆の固定を解除するとともに蓄力手段によって蓄えられた施錠用付勢力を解放する操作部と、
第2の固定手段による閂杆の固定を解除するとともに蓄力手段によって蓄えられた開錠用付勢力を解放する錠機構と、
蓄力手段と自転車のスタンドとを連動連結する連動連結手段とを有し、
開錠状態でスタンドを立てた場合、蓄力手段が作動して開錠用付勢力と施錠用付勢力とが蓄えられることを特徴とする自転車用錠装置。 - 蓄力手段は、第1および第2の切換位置に移動自在なプッシャーと、プッシャーを第1の切換位置から第2の切換位置に移動させるスライダーと、プッシャーおよびスライダーを切り離し自在に接続する接続手段とを有し、
プッシャーを第2の切換位置に固定する第3の固定手段が設けられ、
連動連結手段はスタンドとスライダーとに接続され、
操作部は、第3の固定手段を作動させてプッシャーを固定させる機能と、接続手段による接続を解除してプッシャーおよびスライダーを切り離す機能とを有し、
プッシャーが第2の切換位置から第1の切換位置へ移動した場合、プッシャーに連動して閂杆が施錠位置から開錠位置へ移動し、
開錠状態でスタンドを立てた場合、プッシャーがスライダーに接続された状態で第1の切換位置から第2の切換位置へ移動することにより、開錠用付勢力と施錠用付勢力とが蓄えられ、
開錠状態でスタンドを倒した場合、スライダーが第2の切換位置から第1の切換位置へ移動することを特徴とする請求項1記載の自転車用錠装置。 - 施錠状態と開錠状態とを区別して表示する表示手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自転車用錠装置。
- 上記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自転車用錠装置を備えたことを特徴とする自転車。
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