JPH0343631Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0343631Y2
JPH0343631Y2 JP1986005939U JP593986U JPH0343631Y2 JP H0343631 Y2 JPH0343631 Y2 JP H0343631Y2 JP 1986005939 U JP1986005939 U JP 1986005939U JP 593986 U JP593986 U JP 593986U JP H0343631 Y2 JPH0343631 Y2 JP H0343631Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
hook
switch
hole
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986005939U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62118328U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986005939U priority Critical patent/JPH0343631Y2/ja
Publication of JPS62118328U publication Critical patent/JPS62118328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0343631Y2 publication Critical patent/JPH0343631Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、スイツチにロツク機構を備えたデイ
スクグラインダーなどの電動工具に関する。
「従来の技術」 電動工具は、作業中スイツチをON状態でロツ
クするものとOFF状態でロツクするものとがあ
る。
これは、デイスクグラインダーなどの不用意に
回転すると危険な電動工具では、不用意にスイツ
チが入らないようにOFFロツクされており、ロ
ツクを解除しながらスイツチを投入しなければ起
動しないように構成されている。
また、ドリルなどあまり危険でないものは、作
業中スイツチから手を放しても作業ができるよう
にONロツクされる様に構成されるものが多い。
従来のデイスクグラインダー等の電動工具を第
4図から第7図において説明すると、第4図は、
従来のデイスクグラインダーのスイツチのロツク
機構を示しているものであり、スイツチが備えら
れるハンドル部分の図である。
そして、スイツチ21は、スプリング22で外
側へ付勢されたレバー23でON、OFF操作され
るように構成されており、このレバー23には、
操作のために揺動する範囲で作用するロツク部2
4が設けられて入る。
さらに、ロツク部24は、スプリング22によ
つて一端25がレバー23側へ付勢されており、
スイツチ21をONさせるためにレバー23を内
側へ引いても衝突してレバー23が操作できなく
なつている。
そこで、ロツク部24は、他端26が外部から
揺動できるように構成されており、外部からスプ
リング22に抗じて揺動させると、一端25がレ
バー23に衝突しないで操作できるように構成さ
れている。
しかしながら、この様な構成のみでは、ONの
操作を行う場合のロツク機能を備えているため、
ON状態を維持すること、すなわちON状態でON
する場合のロツク機能が必要である。
そこで、第5図に示される通り、レバー23の
側部からピン27を延出可能に構成しておき、こ
のピン27をレバー23がスイツチ21をONし
た状態で保持するようにレバー23に形成された
透孔28に保持させるように構成している。
すなわち、第6図および第7図に示される通り
ピン27が透孔28に嵌合してレバー23がスイ
ツチ21をON状態で保持するように構成してい
る。
この様に構成することにより、スイツチ21の
操作において、レバー23をON、OFF状態でそ
れぞれロツクすることができることになる。
しかしながら、この様に構成すると、ロツク部
25の操作の他にピンを操作しなければならない
ため、操作に慣れないものにとつては、良く注意
しなければ操作できないといつた問題を生じる。
すなわち、ロツクの操作部分がOFFロツクの
場合、ハンドル上面に備えられ、ONロツクの場
合ハンドル側部に備えられることになり、それぞ
れの表示についても2か所に分散して判りづらく
なるため、好ましいものではなかつた。
さらに、側面にロツク用のピン27が突出して
いると、不用意に操作され、意に反してONロツ
クを生じることがあり、電動工具の停止ができな
く、危険を生じることがあつた。
また、製作上、部品点数が増加すると共に組立
が面倒であり、簡単な構造および操作でON、
OFFロツクができる電動工具が望まれていた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、この様な事情に鑑みて成されたもの
であり、簡単な構造で簡単にON、OFFロツクが
できる電動工具を提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、スイツチのON、OFF操作をレバー
の揺動によつて構成し、このレバーの揺動先端に
透孔を形成し、このレバーの揺動によつて透孔に
嵌入する先端がL字状に曲げられたフツクを設
け、このフツクを揺動可能にすると共に曲げた方
向とは反対側へスプリングで付勢し、かつフツク
を外部から揺動できるように操作部を形成したこ
とによつて問題点を解決している。
「作用」 揺動するレバーによつてスイツチのON、OFF
操作を行う場合、ON操作に関して常時スプリン
グで付勢されているフツクがレバーに衝突して
ON操作を妨げるOFFロツクを成す。
そして、外部からフツクを揺動させることによ
り、フツクのL字状の曲げられた先端をレバーの
透孔に嵌合して、レバーの揺動を可能にしてスイ
ツチをON操作する。
さらに、レバーの透孔に嵌合したフツクをスプ
リングに抗じて揺動させることにより、レバーの
透孔にフツクのL字状部分が引つ掛かりレバーの
復帰が妨げられてONツクが成される。
この様に外部からフツクを揺動させることによ
り、レバーによるスイツチのON、OFFロツクが
それぞれ可能になる。
「実施例」 この様な本考案を図面に示された一実施例に基
づいて説明すると、第1図は、本考案の一実施例
による電動工具のハンドル部分を示す要部の縦断
面図である。
そして、第2図および第3図は、それぞれ動作
の状態を示す要部の縦断面図である。
第1図において、電動工具は、ハンドル部1に
図示されない電動機をON、OFFできるスイツチ
2が設けられており、このスイツチ2のON、
OFF操作をするレバー3が揺動可能に設けられ
ている。
レバー3の揺動は、一端4が軸着されており、
他端5がスプリング6によつてハンドル部1の外
側へ押されるように付勢されている。
そして、レバー3の他端5には、水平部分7が
設けられ透孔8が形成されている。
さらに、ハンドル部1の内部がレバー3の他端
5側において、レバー3の透孔8に嵌合するフツ
ク9が設けられており、フツク9は、先端部10
がL字状に形成されており、透孔8が通過できる
大きさに形成されている。
フツク9は、スプリング6によつて常時L字状
に曲げられた方向とは反対の方向へ付勢されてお
り、レバー3の水平部7に衝突するように構成さ
れている。
そして、フツク9は、揺動するように構成され
ると共にハンドル部1の外部から揺動できるよう
に操作部11が備えられている。
第2図において、フツク9は、常時スプリング
6によつてL字状に曲げられた方向とは反対側へ
付勢されており、レバー3の水平部分7に衝突し
ている。
そして、第3図において、フツク9をスプリン
グ6に抗じて透孔8側へ揺動し、レバー3の水平
部分7をフツク9側へ揺動させるとフツク9の先
端部10が透孔8を通過して図中の矢印12の方
向へ揺動できる様に構成されている。
さらに、フツク9は、先端部10のL字状に曲
げられた部分によつて透孔8を引つ掛けるように
構成されている。
この様な構成において、電動工具は、OFFロ
ツクされる場合、レバー3がハンドル部1の内側
方向へ引かれると、フツク9がレバー3の水平部
分7に衝突しているためにレバー3をハンドル部
1の内側へ引くことができず、OFF状態でロツ
クされる。
そして、OFFロツクを解除する場合、フツク
9の操作部11を外部からフツク9の先端部10
が透孔8を通過するように操作する。
そして、フツク9の先端部10が透孔8を通過
するとレバー3は、揺動できるため、スイツチ2
をONさせることができる。
さらに、ON状態を維持するためONロツクす
る場合、ON状態で操作部11を操作してフツク
9の先端部10を透孔8に引つ掛けるように操作
する。
すなわち、第3図に示される通り、レバー3の
透孔8にフツク9のL字状に曲げられた先端部1
0を引つ掛けると、レバー3は、スプリング6の
作用では、復元できず、ON状態を維持すること
になる。
ON状態を解除するには、レバー3をハンドル
部1の内側へ少し引くとスプリング6の力でフツ
ク9の先端部10の引掛りかりが外れて透孔8か
らフツク9が抜けるような状態になり、レバー3
を揺動させてOFF状態にすることができる。
この様な構成は、構造が1個のスプリング6に
よつてレバー3とフツク9とをそれぞれ付勢する
ことができ、簡単な構造であると共にフツク9の
操作のみでON、OFFロツクがそれぞれできるた
め、操作性が極めて良くなる。
さらに、一端4を軸着し他端5にフツク9を係
合させることにより、レバー3がフツク9に対し
てテコにならず、ロツク時のレバー3およびフツ
ク9に作用する力が最小で済むため、簡単な構造
で済む。
また、レバー3がテコにならないため、耐力が
十分得られ、強い力によつてレバー3を操作して
も部品の歪によるロツク状態やON、OFF操作の
誤動作が避けられる。
「考案の効果」 本考案によれば、1箇所でのON、OFFロツク
が容易に行え、構造的に簡単で、しかも操作性が
良く、安価で製作できる操作の便利な電動工具を
得ることができ、その実用的な価値は極めて大き
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例による電動工具の
ハンドル部分を示す要部の縦断面図である。そし
て、第2図および第3図は、それぞれ動作の状態
を示す要部の縦断面図である。第4図、第5図、
第6図、第7図は、それぞれ従来の電動工具の要
部を示した図である。 2……スイツチ、3……レバー、6……スプリ
ング、7……水平部、8……透孔、9……フツ
ク、11……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチにロツク機構を備えた電動工具におい
    て、スイツチに作用する揺動可能なレバーを備
    え、このレバーの先端に揺動方向に開口する透孔
    を形成し、レバーが揺動してスイツチを操作した
    状態でこの透孔に嵌入する鍵状のフツクを備え、
    このフツクをその鍵状に曲げられた方向へ外部か
    ら移動できるように構成し、この移動方向とは反
    対の方向へ付勢するスプリングをフツクに備えた
    ことを特徴とする電動工具。
JP1986005939U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0343631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986005939U JPH0343631Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986005939U JPH0343631Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118328U JPS62118328U (ja) 1987-07-27
JPH0343631Y2 true JPH0343631Y2 (ja) 1991-09-12

Family

ID=30787994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986005939U Expired JPH0343631Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0343631Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4672440B2 (ja) * 2005-05-27 2011-04-20 株式会社マキタ 刃物付き電動工具
JP5255959B2 (ja) * 2008-09-03 2013-08-07 株式会社マキタ 作業工具
JP5510887B2 (ja) 2010-01-13 2014-06-04 日立工機株式会社 電動工具
JP5541497B2 (ja) * 2010-02-26 2014-07-09 日立工機株式会社 電動工具
JP2013094901A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Maeda Metal Industries Ltd ボルト締付機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5690335U (ja) * 1979-12-15 1981-07-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62118328U (ja) 1987-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2664734B1 (en) Unlatching device for vehicle door
US8006583B2 (en) Forcing device for a moving lever
JPH0443147B2 (ja)
JPH09100667A (ja) 車両用チャイルドロック装置
JPH0343631Y2 (ja)
WO2014010326A1 (ja) 車両用ドアのラッチ解除装置
KR101724806B1 (ko) 차량의 도어 잠금장치
JPH0223670B2 (ja)
KR20200101073A (ko) 차량용 전동식 도어 래치
CN108729772B (zh) 机动车门锁
US810340A (en) Springless lock.
CN111512405A (zh) 电气开关的旋转手柄结构件
JP5116570B2 (ja) 自転車用錠装置および自転車
GB1079714A (en) Automotive door latch
US1235035A (en) Locking means for levers.
US3079196A (en) Manually-workable devices, particularly for operating locking means of sliding roofs of motor vehicles
KR20070105739A (ko) 자동차의 도어 잠금장치
JPH0193161U (ja)
KR100527951B1 (ko) 도어 인사이드 핸들 구조
JP3171571B2 (ja) ハンドル装置における開扉防止装置
JPH0528141Y2 (ja)
US2100237A (en) Door lock
CN109386172B (zh) 一种内拉手总成
JPH06523Y2 (ja) ドアロック装置のコントロール装置
JPH0345888Y2 (ja)