JPH0345888Y2 - - Google Patents

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JPH0345888Y2
JPH0345888Y2 JP1984191929U JP19192984U JPH0345888Y2 JP H0345888 Y2 JPH0345888 Y2 JP H0345888Y2 JP 1984191929 U JP1984191929 U JP 1984191929U JP 19192984 U JP19192984 U JP 19192984U JP H0345888 Y2 JPH0345888 Y2 JP H0345888Y2
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JP
Japan
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sliding plate
shift lever
cable
start key
cam
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JP1984191929U
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JPS61106468U (ja
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  • Steering Controls (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジン始動キーと連動する車両操作
機構のロツク装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、自動車は盗難防止のために始動キーを
抜くとハンドルがロツクされるが、自動変速機の
シフトレバーは駐車位置Pから自由に他の位置、
例えば中立位置Nへ傾けることが可能であり、子
供のいたずらにより坂道に駐車された自動車が動
き出す恐れがある。そこで、始動キーをエンジン
停止位置ないし抜取り可能の位置に回した時、自
動変速機のシフトレバーが駐車位置Pにロツクさ
れ、またシフトレバーが駐車位置Pになければ、
始動キーをエンジン停止位置に回せないようにし
た車両操作機構のロツク装置は特願昭58−9326号
により提案されている。
従来出願されている車両操作機構のロツク装置
では、シフトレバーの動きをケーブルを介してシ
フトレバーロツク機構の摺動板に伝達している
が、ケーブルが切断されるなどの事由により摺動
板が動かなくなると、始動キーの動きが規制され
る結果、ハンドルロツクが掛けられなくなり、ま
たシフトレバーも拘束できなくなる恐れがある。
ハンドルロツクが掛けられない事態は始動キーの
操作で運転者が気付くが、シフトレバーが拘束で
きない事態はこれに気付かないことがあるので非
常に危険である。また、ハンドルロツクが掛けら
れない場合には、始動キーが抜けなくなるだけで
なく、ドアロツクも掛けられなくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は上述の問題に鑑み、ハンドルロ
ツク機構とシフトレバーロツク機構とを連動連結
するケーブルが切断された場合でも、ハンドルロ
ツク機構とシフトレバーの機能に影響を与えない
ような車両操作機構のロツク装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の構成は自
動変速機のシフトレバーとケーブルまたはロツド
で連結される摺動板をハウジングに摺動可能に支
持するとともに、該摺動板の摺動経路内へ始動キ
ーのエンジン停止位置で突出される従動子を前記
始動キーによつて操作されるカムに付勢係合し、
前記摺動板を前記従動子の移動経路から引退する
方向へ戻すばねを備えたものである。
〔作用〕 ケーブル26が切れた場合、ばね22により摺
動板6が始動キー8の拘束を解除する位置に戻さ
れる。また、始動キー8が運転位置にあるのに摺
動板6が戻されると、摺動板6の戻り位置に配設
したスイツチ5が閉じて警告ランプが点灯し、ハ
ンドルロツク機構とシフトレバーロツク機構とが
連動していないことを運転者に知らせる。
〔考案の実施例〕
本考案を実施例に基づいて説明する。第1図に
示すように、ステアリング軸3を案内するための
車体に固定されたステアリングコラム2の上端部
には、横方向に延びるほぼ円筒状のハウジング7
が一体的に構成され、この右端部にエンジン始動
始動キー8によつて操作されるシリンダ錠20が
収容されるとともに、ハウジング7の中央部には
前記シリンダ錠20の結合片19と回転係合され
たカム機構31が収容される。ハウジング6の左
端部にはカム機構31によつて切換られるスイツ
チ21が収容される。カム機構31は中間部分を
ハウジング7の円筒部9に回転可能に支持される
とともに、先端軸部15をハウジング7の中間壁
32に支持され、かつ抜けないように止め輪14
によつて押えられている。
ハンドルロツク機構は次のように構成される。
カム17にロツクピン10がばね12によつて付
勢係合され、ロツクピン10の先端部10aがス
テアリング軸3の溝16へ係合されると、ステア
リング軸3が回転できないように構成される。ば
ね12はハウジング7の中間部の開口を閉鎖する
蓋13とロツクピン10との間に介装される。そ
して、軸部15に形成したカム17がエンジン始
動キー8の操作によつて回動されると、ロツクピ
ン10がばね12の力に抗して押し戻され、ステ
アリング軸3の溝16から外される。このような
構成は従来のものと同様である。
本考案はカム機構31の右端側にカム18を形
成し、このカム18に係合された従動子29によ
り摺動板6の摺動を規制するように構成したもの
である。ハウジング7には摺動板6の動作に関連
して開閉するスイツチ5が設けられ、これによつ
て運転室に配置した警告ランプが点滅されるよう
になつている。摺動板6には摺動杆4が一体的に
結合され、かつハウジング7に摺動可能に支持さ
れる。
摺動杆4に遠隔操作ケーブルの一端が連結さ
れ、他端は図示してない自動変速機のシフトレバ
ーに接続される。シフトレバーロツク機構自体に
ついては、すでに特願昭58−9326号などに提案さ
れており、本考案の要旨には直接関係しないの
で、説明を省略する。
第2図に示すように摺動杆4の一端部とハウジ
ング7の部分、詳しくは第3図に示すピン30と
の間にばね22が掛け渡される。一方、摺動杆4
の他端部には溝24が設けられ、これにケーブル
26の端部に結合した係合片25が嵌合され、か
つ両者を貫通するピンを穴23,23aへ挿入し
て結合される。遠隔操作ケーブルはケーブル26
とアウタチユーブ28とから構成され、このアウ
タチユーブ28の端部はハウジング7またはステ
アリングコラム2の固定部27に固定される。
第3図に示すように、従動子29はカム18に
よつて摺動板6の摺動経路内へ突出または引退可
能(第3図おいて上下方向に摺動可能)に支持さ
れ、かつカム18に図示してないばねにより付勢
係合される。スイツチ5は摺動板6がばね22に
より引き寄せられると、摺動板6が接片5aに当
たり回路が閉じられるように構成される。ケーブ
ル26の代りにロツドないしリンク機構を用いる
ことができる。
次に、本考案による車両操作機構のロツク装置
の作動について説明する。シフトレバーを駐車位
置Pへ戻すと、ケーブル26が押し戻されるとと
もに、ばね22の力を受けて摺動板6が第3図に
示す位置へ戻される。そして、始動キー8を運転
停止位置へ回すと、カム18によつて従動子29
が摺動板6の移動経路内へ突出される。したがつ
て、シフトレバーを駐車位置Pから他の位置へ操
作しようとすると、ケーブル26を介して摺動板
6が第3図において左方へ引つ張られるが、従動
子29に当つてこの移動が阻止され、シフトレバ
ーを操作することはできない。また、始動キー1
8をエンジン停止位置に戻すと、第1図において
ばね12よりカム17に付勢係合されるロツクピ
ン10が上方へ移動し、先端部10aがステアリ
ング軸3の溝16に係合し、ハンドルがロツクさ
れる。
始動キー8をエンジン始動位置ないし運転位置
へ回すと、第4図に示すようにカム18に押付け
られている従動子29が下降し、摺動板6の移動
経路内から引つ込む。したがつて、シフトレバー
を駐車位置Pから任意の運転位置へ傾けることが
できる。また、第1図においてカム18と一緒に
カム17が回動され、ロツクピン10がばね12
の力に抗して後退し、ステアリング軸3の溝16
から外れ、ハンドルのロツクが解除される。
ケーブル26が断線していない正常な状態で
は、シフトレバーが駐車位置以外の位置にある
と、摺動板6が従動子29の移動経路を閉鎖して
いるので、始動キー8をエンジン停止位置へ戻す
ことはできない。
ケーブル26が断線した場合には、第5図に示
すように、摺動板6はばね22の力により引き戻
され、スイツチ5の接点5aを閉じる。したがつ
て、始動キー8が運転位置にあつても警告ランプ
が点灯した場合にはケーブル26が断線している
ことを運転者が視認できる。また、摺動板6が引
込んで、従動子29の上下方向の移動経路が開か
れているので、始動キー8は運転停止位置へ戻す
ことができる。この時、第3図に示すように、従
動子29がカム18によつて押し上げられると同
時に、ハンドルロツク機構も正常に作動する。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したので、シフトレ
バーロツク機構とハンドルロツク機構とを連動さ
せるケーブル26に故障が生じても、ハンドルロ
ツク機構としての機能を損うことがなく、始動キ
ー8が取り外せなくなるなどの事故を解消するこ
とができる。シフトレバーの機能についても駐車
位置で公知のコントロールピンと制御板の溝との
係合が達せられ、従来の連動機構をもたない自動
変速機の場合と同じ機能を維持することができ
る。
また、ケーブル26が故障した場合には、運転
席の警告ランプが点灯するので、運転者が故障を
気づかずに車両の使用を継続するという不具合を
防止することができる。
さらに、シフトレバーの拘束力はハンドルロツ
ク機構側に設けた摺動板6の運動を規制するカム
従動子29により与えられるから、シフトレバー
ロツク機構にばねなどを設ける必要がなく、始動
キー8の操作によつて従動子29が排除されれ
ば、自動変速機のシフトレバーは前記ばねの力に
抗して操作できるので、始動キー8の操作力が非
常に軽くなり、ケーブル26としても単に引張力
だけをハンドルロツク機構からシフトレバーロツ
ク機構へ伝達するプルケーブルで十分であり、往
復動させるプツシユケーブルを用いる場合に比べ
てコストの削減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両操作機構のロツク装
置の平面断面図、第2図は同装置の要部を分解し
て示す斜視図、第3〜5図は車両操作機構のロツ
ク装置の作動を説明する側面図である。 3……ステアリング軸、5……スイツチ、5a
……接片、6……摺動板、7……ハウジング、8
……始動キー、10……ロツクピン、18……カ
ム、22……ばね、26……ケーブル、29……
従動子、31……カム機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動変速機のシフトレバーとケーブルまたはロ
    ツドで連結される摺動板をハウジングに摺動可能
    に支持するとともに、該摺動板の摺動経路内へ始
    動キーのエンジン停止位置で突出される従動子を
    前記始動キーによつて操作されるカムに付勢係合
    し、前記摺動板を前記従動子の移動経路から引退
    する方向へ戻すばねを備えたことを特徴とする車
    両操作機構のロツク装置。
JP1984191929U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0345888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984191929U JPH0345888Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP1984191929U JPH0345888Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106468U JPS61106468U (ja) 1986-07-05
JPH0345888Y2 true JPH0345888Y2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=30749362

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JPS61106468U (ja) 1986-07-05

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