JP2002264730A - 自転車のフォーク支持装置 - Google Patents

自転車のフォーク支持装置

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JP2002264730A
JP2002264730A JP2001067271A JP2001067271A JP2002264730A JP 2002264730 A JP2002264730 A JP 2002264730A JP 2001067271 A JP2001067271 A JP 2001067271A JP 2001067271 A JP2001067271 A JP 2001067271A JP 2002264730 A JP2002264730 A JP 2002264730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車の支持の際の支持位置とルーフとの隙
間を可級的に少なくすることができる自転車のフォーク
支持装置を提供する。 【解決手段】 自転車の車輪の車軸を受容可能なる開口
を有する双方のフォークの開口が挿脱自在なる支持部分
5を有するロッド6と、該ロッド6を挿通自在に保持し
てなる本体7と、前記ロッド6の一端部に配されてなり
且つ前記フォークの一方を側面より押圧可能なるストッ
パと、前記ロッド6の他端部に形成されてなるネジ部に
一端部が螺合されてなることにより前記ロッド6を本体
7に対して前記フォークの他方を狭持する位置と非狭持
する位置とに移動可能なるロッドナット10と、該ロッ
ドナット10の他端部に対して非回転状態で係合されて
なる歯車と、該歯車に対して一方向の回転時に空振り回
転すると共に他方向の回転時に係合する操作手段12と
より構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車のフォー
ク支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車のフォーク支持装置は、例
えば特開平7−10054号公報に示すようなものがあ
る。かかるフォーク支持装置は、自動車のルーフ上に載
置されてなるキャリアに保持されている。つまり、自転
車のフレームには、一対の尖端部を有するフォークを備
え、該フォークには、自転車の車輪の車軸を受容可能な
る開口が形成されてなる。この開口は、車輪をフレーム
に組み立てる際に、車輪の車軸を受容可能なるように、
U字状に形成されている。そして、前記フォーク支持装
置としては、フォークの開口が挿脱自在なる支持部分を
有するロッドと、該ロッドを挿通自在に保持してなる本
体と、前記ロッドの一端部に配されてなり且つ前記フォ
ークの一方を側面より押圧可能なるストッパと、前記ロ
ッドの他端部に形成されてなるネジ部に螺合されてなる
係合手段と、該係合手段を回転操作可能なるレバーとを
備えている技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自転車のフォーク支持装置にあっては、自転車を支える
手段の係合手段を回転操作を軸を中心に回転させなけれ
ばならないので、該レバーがルーフに干渉しないだけ上
側によせた位置に持ち上げねばならず、それだけ大型化
するばかりか、操作する人の腕の位置が低い、例えば女
性や子供であると操作しづらい、ということになる。即
ち、自転車を自動車ルーフ上の自転車フォーク支持装置
上に持ち上げて、固定するのであるが、その位置は、前
述したように、自動車ルーフの更に上側にあるので、比
較的高い位置にある。従って、腕を伸ばす量が多くなる
ので、背の高い人が操作する場合はともかく、背の低い
人が操作するのは、著しく困難である。また、軸の回転
調整を止めて締め代と残った隙間との関係を調整するに
は、多くの手間を必要とし、改善が求められている。
【0004】そこで、この発明は、自転車の支持の際の
支持位置とルーフとの隙間を可級的に少なくすることが
できるばかりか取付作業性を向上する自転車のフォーク
支持装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、自転車の車輪の車軸を受容可能
なる開口を有する双方のフォークの開口が挿脱自在なる
支持部分を有するロッドと、該ロッドを挿通自在に保持
してなる本体と、前記ロッドの一端部に配されてなり且
つ前記フォークの一方を側面より押圧可能なるストッパ
と、前記ロッドの他端部に形成されてなるネジ部に一端
部が螺合されてなることにより前記ロッドを本体に対し
て前記フォークの他方を狭持する位置と非狭持する位置
とに移動可能なるロッドナットと、該ロッドナットの他
端部に対して非回転状態で係合されてなる歯車と、該歯
車に対して一方向の回転時に空振り回転すると共に他方
向の回転時に係合する操作手段とより構成されてなる。
【0006】請求項1の発明によれば、自転車の双方の
フォークの開口をロッドにあてがい、操作手段を一方向
に適宜回転させると、歯車に対して空振り回転(ラッチ
ェット機構)をして操作手段が持ち上がり、この持ち上
がった位置から他方向に回転させると、係合する方向に
歯車が回転して、ロッドナット内にロッドを移動させる
ことで、ストッパと本体との隙間及び本体とロッドナッ
トとの隙間が共に小さくなる。この操作手段を一方向及
び他方向への適宜の回転の繰り返し作業により、やがて
双方のフォークは両者の間で必要充分な狭持ができる。
従って、操作手段の操作作業は、ルーフの上側への適宜
の回転でよいので、取付作業性が著しく向上する。ま
た、該ロッドの位置がルーフに近くてもルーフに干渉し
ないことになるので、ロッドの位置とルーフとの隙間が
少なくなり、その分ロッドの位置が下がることになるこ
とにより、背の低い操作者にとっても、容易な取付作業
となる。
【0007】請求項2の発明は、自転車の車輪の車軸を
受容可能なる開口を有するフォークの少なくとも一方の
開口が挿脱自在なる支持部分を有するロッドと、該ロッ
ドの支持部分が露出した状態のロッドの一端部を保持し
てなる本体と、前記ロッドの他端部に形成されてなるネ
ジ部に一端部が螺合されてなることにより前記本体に対
して前記フォークを狭持する位置と非狭持する位置とに
移動可能なるロッドナットと、該ロッドナットの他端部
に対して非回転状態で係合されてなる歯車と、該歯車に
対して一方向の回転時に空振り回転すると共に他方向の
回転時に係合する操作手段とより構成されてなる。
【0008】請求項2の発明によれば、自転車のフォー
クの一方の開口をロッドにあてがい、操作手段を一方向
に適宜回転させると、歯車に対して空振り回転(ラチェ
ット機構)をして操作手段が持ち上がり、この持ち上が
った位置から他方向に回転させると、係合する方向に歯
車が回転して、ロッドナットを移動させることで、本体
とロッドナットとの隙間が小さくなる。この操作手段を
一方向及び他方向への適宜の回転の繰り返し作業によ
り、やがてフォークは両者の間で必要充分な狭持ができ
る。従って、操作手段の操作作業は、ルーフの上側への
適宜の回転でよいので、取付作業性が著しく向上する。
また、該ロッドの位置がルーフに近くてもルーフに干渉
しないことになるので、ロッドの位置とルーフとの隙間
が少なくなり、その分ロッドの位置が下がることになる
ことにより、背の低い操作者にとっても、容易な取付作
業となる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の自転車のフォーク支持装置であって、前記本体
は、自動車のルーフに支持されてなるキャリアに載置さ
れてなると共に前記ロッドを支持可能なるメインフォル
ダーと、該メインフォルダーに回転自在に軸支されてな
り且つ前記キャリアの下側を抱持すると共に前記メイン
フォルダー側から操作可能なる固定手段により前記メイ
ンフォルダーと共に該キャリアに固定可能なるバーホル
ダーと、前記メインフォルダーに回転自在に軸支されて
なり且つ前記固定手段を覆うカバーとより構成されてな
り、前記カバーには、前記メインフォルダーに係合離脱
可能なるキーシリンダーが配設されてなる。
【0010】請求項3の発明によれば、ルーフに支持さ
れてなるキャリアにメイン及びバーホルダーにより抱持
することで本体が支持されるので、該抱持位置を変更す
ることにより、キャリアに対して適宜の位置に移動可能
である。また、この固定手段が、カバーによって覆われ
てなると共にキーシリンダーによって該カバーが不用意
に開かないようにしてあるので、固定手段を解除操作す
ることによる盗難が防止できる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れか1項に記載の自転車のフォーク支持装置であっ
て、前記操作手段は、前記歯車に対して係合離脱自在な
る係合爪を有するチェンジレバーと、該チェンジレバー
を回転自在に軸支してなると共に操作可能なる操作部と
よりなり、前記チェンジレバーの係合爪は、前記操作部
の軸支部より偏在された位置にそれぞれ形成されてな
り、一方側にチェンジレバーを回転させて該係合爪が歯
車に係合させた状態にして操作部を一方側へ回転させる
と、該係合爪は順次歯車の歯に係合離脱を繰り返しての
回転が可能であり且つ操作部を他方側へ回転させること
を阻止できるように構成されてなる。
【0012】請求項4の発明によれば、前記チェンジレ
バーの係合爪が前記操作手段の軸支部より偏在された位
置にそれぞれ形成されてなることによって、前記歯車と
の間で締結方向にも解除方向にも切り換えるだけという
簡易な構成で、ラチェット機能を有することになる。該
ラチェット機能を有することにより、チェンジレバーを
締結側に倒すことで、歯車との係合が確実となり、ゆる
みが発生しない。
【0013】請求項5の発明は、請求項4に記載の自転
車のフォーク支持装置であって、前記操作部の一端部
は、前記ロッドナットを回転自在に軸支してなると共に
前記歯車を覆ってなり、該操作部の他端部には、カバー
側に少なくとも直角な位置まで回転が可能なるようにグ
リップが軸支してなり、前記グリップは、前記カバーに
よって保持可能なる。
【0014】請求項5の発明によれば、グリップを操作
部に対して回転させてカバーの中に保持させれば、該カ
バーによってグリップを解除方向に操作することができ
ないことになる。つまり、確実な防盗性が得られる。ま
た、操作部の締め付け作業を行った状態でグリップをカ
バー内に回転させれば、容易に盗難防止位置、つまり、
カバーで保持される位置に移動可能である。
【0015】請求項6の発明は、請求項4に記載の自転
車のフォーク支持装置であって、前記操作部の一端部
は、前記ロッドナットを回転自在に軸支してなると共に
前記歯車を覆ってなり、該操作部の他端部には、カバー
側に少なくとも直角な位置まで回転が可能なるようにグ
リップが軸支してなり、前記操作部内には、前記チェン
ジレバーを一方側に押圧可能なると共に他方側に進退自
在なピンを軸支してなり、前記グリップには、前記ピン
を介して前記チェンジレバーを一方側に押圧可能なるよ
うに、偏心した頭部が形成されてなる。
【0016】請求項6の発明によれば、グリップを操作
部に対して少なくとも直角な位置まで回転させること
で、ピンを押圧させれば、該ピンによってチェンジレバ
ーを回転させることができないことになる。つまり、解
除方向に回転させることができないことになり、確実な
防盗性が得られる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の何れか1項に記載の自転車のフォーク支持装置であっ
て、前記ロッドナットの一端部の前記本体側の面には、
前記フォークの側面を押さえる凹凸状の支持面が形成さ
れてなる。
【0018】請求項7の発明によれば、前記支持面の凹
凸によって、前記フォークの側面の形状がばらついて
も、確実に押さえることができるので、フォークの抜け
防止ができる。
【0019】請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7
の何れか1項に記載の自転車のフォーク支持装置であっ
て、前記本体には、自転車のタイヤを保持可能なるトレ
イが支持されてなる。
【0020】請求項8の発明によれば、前記トレイによ
り、自転車のタイヤを保持可能なるため、自転車の確実
な保持が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11の図面を参
照しながら、この発明の一実施形態について、具体的に
説明する。
【0022】図1において、符号1は、自転車のフォー
ク支持装置であって、自転車2の図示しない車輪の車軸
を受容可能なる開口3を有する双方のフォーク4の該開
口3が挿脱自在なる支持部分5を有するロッド6と、該
ロッド6を挿通自在に保持してなる本体7と、前記ロッ
ド6の一端部6aより鍔状に張り出して配されてなり且
つ前記フォーク4の一方4aを側面より押圧可能なるス
トッパ8と、前記ロッド6の他端部6bに長尺の範囲に
形成されてなるネジ部9に一端部10aが螺合されてな
ることにより前記ロッド6を本体7に対して前記フォー
ク4の他方4bを狭持する位置と非狭持する位置とに移
動可能なるロッドナット10と、該ロッドナット10の
他端部10bに対して非回転状態で係合されてなる歯車
11と、該歯車11に対して一方向の回転時に空振り回
転すると共に他方向の回転時に係合する操作手段12と
より構成されてなる。符号18は、ストッパ8を覆う保
持具で、前記フォーク4の一方4aの側面を押さえるこ
とでフォーク4の側面を押圧してフォーク4の抜け止め
をするための凹凸状の支持面18aが形成されてなる。
【0023】前記ロッドナット10について、より詳細
に説明する。該ロッドナット10は、ナット部13と、
カラー部14と、ストップリング15と、オーリング1
6とより構成されてなるが、ナット部13とカラー部1
4とは、一体に形成されていても良いし、この実施形態
のように、ナット部13とカラー部14とが別体に形成
されて、ストップリング15及びオーリング16により
抜け止め処理をされていても良い。この実施形態の場
合、カラー部14が非回転のため、自転車2のフォーク
4の側面に傷を付けないようにしている。前記ナット部
13には、前記ロッド6の他端部6bが進入可能なるよ
うに軸心17に合わせて円い中空部13aが形成されて
なり、該中空部13aのうち、前記一端部10aに相当
する位置に、雌ねじ部13bが形成されてなる。前記他
端部10bに相当する位置の外側は、六角柱状に形成さ
れてなり、更にその端部側の外側は、前記六角柱より小
さな直径の円柱状に形成されている。前記カラー部14
は、亜鉛ダイキャスト製で、前記ロッド6の他端部6b
が進入可能なるように軸心17に合わせて中空部14a
が形成されてなり、前記ロッドナット10の一端部10
a相当部側に保持されている。符号14bは、前記フォ
ーク4の他方4bの側面を押さえることでフォーク4を
押圧してフォーク4の抜け止めをするための凹凸状の支
持面である。
【0024】前記歯車11には、図10に示すように、
前記ロッドナット10の他端部10bに相当するナット
部13の六角柱が密に係入する六角状の貫通孔11aが
形成されてなり、外側には円周を18等分した歯11b
が形成されてなる。
【0025】前記操作手段12は、図10に示すよう
に、前記歯車11に対して係合離脱自在なる係合爪2
1、22を有するチェンジレバー20と、該チェンジレ
バー20を軸支部23により回転自在に軸支してなると
共に前記ロッドナット10の移動操作を可能としてなる
操作部24とよりなる。前記チェンジレバー20の係合
爪21、22は、前記操作部24の軸支部23の位置よ
り6ミリメートルほど偏在された位置にそれぞれ突出形
成されてなる。前記チェンジレバー20の係合爪21、
22の形成されている辺の逆側の辺で、前記軸支部23
と同じ中心位置には、溝25が形成されてなり、前記操
作部24に形成された凹部26内に一端部を保持された
コイル状のスプリング27の他端部、つまり、前記チェ
ンジレバー20の逆側の辺に対向する側には、平板状の
バネガイド28が配されていて、前記溝25内に係合し
ている。前記凹部26の中心、つまり、前記スプリング
27の一端部を保持する部位は、前記ロッドナット10
の他端部10bと軸支部23と同一線上に配されてい
る。
【0026】従って、かかる歯車11に対する操作部2
4の関係は、一方側への回転のみ可能で、他方側への回
転を阻止する所謂「ラチェット機構」を有する。次に説
明する。前記チェンジレバー20は、図10の上側に
は、「OPEN」と刻印され、同じく下側には、「LOCK」と
刻印されている。
【0027】そこで、「OPEN」側を図10に示すように
歯車11側に倒すと、チェンジレバー20は、軸支部2
3を中心に回転をし、一方側の係合爪21が歯車11の
歯11bに係合する。
【0028】この状態にして、操作部24を一方側、つ
まり図10のB側(時計方向)へ回転させようとする
と、前記歯11bの上側に前記係合爪21の下側が圧接
して、その抵抗により、チェンジレバー20は、図10
のD方向(時計方向)に付勢されてスプリング27を若
干縮めさせて回転する。一方の係合爪21が歯11bか
ら外れるので、操作部24は、B方向に歯11b1個分
だけ回転できる。このとき、スプリング27は、前記し
たように、バネガイド28を介して縮む方向に押圧され
ているので、該スプリング27の反発力により、バネガ
イド28を介してチェンジレバー20には、反時計方向
への付勢力が加わり、チェンジレバー20は、図10の
C方向(反時計方向)に付勢されて、一方の係合爪21
が次の歯11bに係合する。こうして、順次、次々の歯
11bに一方の爪21が係合することで、操作部24
は、任意の位置まで、B方向への空振り回転することが
可能である。
【0029】次に、一方側の係合爪21が歯車11の歯
11bに係合した前記と同じ状態で、操作部24を他方
側、つまり図10のA側(反時計方向)へ回転させよう
とすると、前記操作部24に加わった力が、チェンジレ
バー20の一方の係合爪21を介して、歯車11の歯1
1bに加わって、C方向(反時計方向)に回転付勢され
るが、チェンジレバー20の溝25に係入されているバ
ネガイド28にチェンジレバー20が干渉して、歯11
bと係合爪21との係合が解除されず、操作部24は回
転が阻止される状態になる。つまり、歯11bに対して
の回転ができない状態で、操作部24をA方向(反時計
方向)に回転させようとすると、その力が貫通孔11a
を介してロッドナット10に加わり、ロッドナット10
が反時計方向に回転をし、ロッド6が移動されることに
なる。つまり、このとき、ロッド6をロッドナット10
から抜ける方向に移動させるので、結果的にロッドナッ
ト10は本体7から離れ、支持部分5の隙間が大きくな
り、自転車2のフォーク4が外れることになる。
【0030】次に、チェンジレバー20の「LOCK」側
を、図10のD方向に倒すと、チェンジレバー20の溝
25によってバネガイド28が押されて、一旦スプリン
グ27を縮ませて、中立状態になり、更にチェンジレバ
ー20を回転させることにより、軸支部23を中心に回
転をして、他方側の係合爪22が歯車11の歯11bに
係合する。
【0031】この状態にして、操作部24を一方側、つ
まり図10のA側(反時計方向)へ回転させようとする
と、前記歯11bの下側に前記係合爪22の上側が圧接
して、その抵抗により、チェンジレバー20は、図10
のC方向(反時計方向)に付勢されてスプリング27を
若干縮めさせて回転する。他方の係合爪22が歯11b
から外れるので、操作部24は、A方向に歯11b1個
分だけ回転できる。このとき、スプリング27は、前記
したように、バネガイド28を介して縮む方向に押圧さ
れているので、該スプリング27の反発力により、バネ
ガイド28を介してチェンジレバー20には、時計方向
への付勢力が加わり、チェンジレバー20は、図10の
D方向(時計方向)に付勢されて、他方の係合爪22が
次の歯11bに係合する。こうして、順次、次々の歯1
1bに他方の爪22が係合することで、操作部24は、
任意の位置まで、A方向への空振り回転することが可能
である。
【0032】次に、他方側の係合爪22が歯車11の歯
11bに係合した前記と同じ状態で、操作部24を他方
側、つまり図10のB側(時計方向)へ回転させようと
すると、前記操作部24に加わった力が、チェンジレバ
ー20の他方の係合爪22を介して、歯車11の歯11
bに加わって、D方向(時計方向)に回転付勢される
が、チェンジレバー20の溝25に係入されているバネ
ガイド28にチェンジレバー20が干渉して、歯11b
と係合爪22との係合が解除されず、操作部24は回転
が阻止される状態になる。つまり、歯11bに対しての
回転ができない状態で、操作部24をB方向(時計方
向)に回転させようとすると、その力が貫通孔11aを
介してロッドナット10に加わり、ロッドナット10が
時計方向に回転をし、ロッド6が移動されることにな
る。つまり、このとき、ロッド6をロッドナット10に
入り込む方向に移動させるので、結果的にロッドナット
10は本体7に近づき、支持部分5の隙間が小さくな
り、自転車2のフォーク4が固定されることになる。
【0033】前記操作手段12は、前記操作部24と、
グリップ29とが軸30により図8に示す状態からグリ
ップ29が90度立ち上がる位置まで回転自在に軸支さ
れている。前記操作部24は、亜鉛ダイキャスト製であ
り、前記ロッドナット10の他端部10bを回転自在に
軸支してなると共に前記歯車11を一端部24aで覆っ
てなる。前記グリップ29は、後述するカバー42によ
って、保持されることが可能である。尚、符号31は、
歯車11、チェンジレバー20,スプリング27などを
操作部24内に収納した状態に保持させるために覆われ
てなるキャップで、前記軸支部23によって操作部24
に固持されている。
【0034】前記本体7は、自動車のルーフ35に支持
されてなるキャリア36に載置されてなると共に前記ロ
ッド6を支持可能なる貫通孔47が形成されてなるメイ
ンフォルダー37と、該メインフォルダー37に軸38
により回転自在に軸支されてなり且つ前記キャリア36
の下側を抱持すると共に前記メインフォルダー37側か
ら操作可能なる「固定手段」であるボルト39、ナット
40により前記メインフォルダー37と共に該キャリア
36に固定可能なるバーホルダー41と、前記メインフ
ォルダー37に前記軸38により回転自在に軸支されて
なり且つ前記ボルト39を覆うカバー42と、前記メイ
ンフォルダー37にボルト43により一端部が固定され
てなる長尺状のトレイ44と、該トレイ44の他端部側
に配設されてなる自転車のタイヤ保持可能なるタイヤホ
ルダー45と、前記トレイ44の他端部に配されてなる
エンドキャップ46と、前記トレイ44の中途位置をキ
ャリア36に固定してなる中間支持部51とより構成さ
れてなる。前記ナット40は、前記バーホルダー41の
下面に溶接により支持されている。
【0035】前記カバー42には、前記メインフォルダ
ー37に形成された切り欠き48に対して係合離脱可能
なるキーシリンダー49が配設されてなる。該キーシリ
ンダー49に対しては、図示しないキーを差し込んで回
転させることで、キーシリンダー49の係合部49aが
切り欠き48に係合した状態で、図4に示すように、ボ
ルト39を覆っている。前記ボルト39の側面は、前記
メインフォルダー37に覆われ、上面は、カバー42に
覆われているので、前記ボルト39の取り外し用の工具
が該ボルト39にあてがえない状態になっている。ま
た、前記カバー42は、前記軸38に軸支された巻きス
プリング50によって、図4の二点鎖線で示す位置に、
跳ね上げることが可能なるように付勢されている。
【0036】前記トレイ44は、図7に示すように、断
面が略V字状に表面44aが形成されている。該トレイ
44の中間位置をキャリア36に支持する前記中間支持
部51は、前記トレイ44の下面の溝44b内に挿入さ
れてなるプレートナット52をボルト53で適宜の位置
で固定できるようになっている。該ボルト53によっ
て、断面L字形のクランプ54がキャリア36を抱持し
てなり、T字ボルト55,ナット56を介してノブ57
てもって、締結できるようになっている。
【0037】前記タイヤホルダー45は、図1に示すよ
うなトレイ44の一番後側にでも、図3,図4に示すよ
うな中間位置にでも支持可能である。何れにしても、バ
ンド58でもって、自転車2のタイヤ59と共締めが可
能である。
【0038】このように構成された自転車2のフォーク
支持装置1によれば、自転車2の双方のフォーク4a,
4bの開口3、3をロッド6にあてがい、操作手段12
を一方向に回転させると、歯車11に対して空振り回転
をして操作手段が持ち上がり、この持ち上がった位置か
ら他方向に回転させると、係合する方向に歯車11が回
転して、ロッドナット10内にロッド6を移動させるこ
とで、ストッパ8と本体7との隙間及び本体7とロッド
ナット10のカラー部14との隙間が共に小さくなる。
この操作手段12を一方向及び他方向への適宜の回転の
繰り返し作業により、やがて双方のフォーク4a,4b
は両者の間で狭持される。従って、操作手段12の操作
作業は、ルーフ35の上側への適宜の回転でよく、該ロ
ッド6の位置がルーフ35に近くてもルーフ35に干渉
しないことになる。こうして、ロッド6の位置とルーフ
35との隙間が少なくなり、その分ロッド6の位置が下
がることになるので、背の低い操作者にとって容易な取
付作業となる。
【0039】また、ルーフ35に支持されてなるキャリ
ア36にメイン及びバーホルダー37,41により抱持
することで本体7が支持されるので、該抱持位置を変更
することでキャリア36に対して適宜の位置に移動可能
である。また、この固定手段であるボルト39が、カバ
ー42によって覆われてなると共にキーシリンダー49
によって該カバー42が不用意に開かないようにしてあ
るので、ボルト39を解除操作することによる盗難が防
止できる。
【0040】前記チェンジレバー20の係合爪21が前
記操作手段12の軸支部23より偏在された位置にそれ
ぞれ形成されてなることによって、前記歯車11との間
で締結方向にも解除方向にも切り換えるだけという簡易
な構成で、ラチェット機能を有することになる。該ラチ
ェット機能を有することにより、チェンジレバー20を
締結側に倒すことで、歯車11との係合が確実となり、
ゆるみが発生しない。
【0041】また、グリップ29を操作部24に対して
回転させてカバー42の中に保持させれば、該カバー4
2によってグリップ29を解除方向に操作することがで
きないことになる。また、必要充分なフォーク4に対す
る締め付け作業の状態のままにグリップ29をカバー4
2の下側に移動可能であるので、防盗手段を忘却してし
まうおそれが少なくなる。つまり、確実な防盗性が得ら
れる。また、該グリップ29をカバー42側と反対側に
回転させれば、キャリア36に操作手段12が近接して
いても、何ら支障無く締め込み作業が行える。
【0042】前記支持面14b、18aの凹凸によっ
て、前記フォーク4の側面を押さえることで、フォーク
4の側面を押圧してフォーク4の抜け止めをし、自転車
2を確実に保持することが可能となる。
【0043】また、前記トレイ44により、自転車2の
タイヤ59を保持可能なるため、自転車2の確実な保持
が可能となる。
【0044】図12及び図13は、操作手段の変形例で
ある。符号60は、操作手段であり、該操作手段60
は、前記歯車11に対して係合離脱自在なる係合爪2
1、22を有するチェンジレバー20と、該チェンジレ
バー20を軸支部23により回転自在に軸支してなると
共に前記ロッドナット10の移動操作を可能としてなる
操作部61とよりなる。該操作部61の一端部61a
は、前記ロッドナット10を回転自在に軸支してなると
共に前記歯車11を覆ってなり、該操作部61の他端部
61bには、前記カバー42側に少なくとも直角な位置
まで回転が可能なるようにグリップ62が軸63によっ
て軸支してなり、前記操作部61内には、前記チェンジ
レバー20を一方側に押圧可能なると共に他方側に進退
自在なピン64を軸支してなり、前記グリップ62に
は、前記ピン64を介して前記チェンジレバー20を一
方側に押圧可能なるように、偏心した頭部65が形成さ
れてなる。
【0045】かかる構成によれば、グリップ62を操作
部61に対して少なくとも直角な位置まで回転させるこ
とで、ピン64を押圧させれば、該ピン64によってチ
ェンジレバー20を回転させることができないことにな
る。つまり、解除方向に回転させることができないこと
になり、確実な防盗性が得られる。
【0046】また、ロッド6と本体7との関係は、前記
実施形態に限定されるものではなく、双方のフォーク4
を保持可能でなく、一方のフォーク4aを予め本体7に
係合支持させて、他方のフォーク4bを移動可能なロッ
ドナットにより、ロッドナットと本体7との隙間を制御
するようにしても良い。
【0047】即ち、自転車の車輪の車軸を受容可能なる
開口を有するフォークの少なくとも一方の開口が挿脱自
在なる支持部分を有するロッドと、該ロッドの支持部分
が露出した状態のロッドの一端部を保持してなる本体
と、前記ロッドの他端部に形成されてなるネジ部に一端
部が螺合されてなることにより前記本体に対して前記フ
ォークを狭持する位置と非狭持する位置とに移動可能な
るロッドナットと、該ロッドナットの他端部に対して非
回転状態で係合されてなる歯車と、該歯車に対して一方
向の回転時に空振り回転すると共に他方向の回転時に係
合する操作手段とより構成されてなるものでも良い。
【0048】かかる構成によれば、自転車のフォークの
一方の開口をロッドにあてがい、操作手段を一方向に適
宜回転させると、歯車に対して空振り回転をして操作手
段が持ち上がり、この持ち上がった位置から他方向に回
転させると、係合する方向に歯車が回転して、ロッドナ
ットを移動させることで、本体とロッドナットとの隙間
が小さくなる。この操作手段を一方向及び他方向への適
宜の回転の繰り返し作業により、やがてフォークは両者
の間で狭持される。従って、操作手段の操作作業は、ル
ーフの上側への適宜の回転でよく、該ロッドの位置がル
ーフに近くてもルーフに干渉しないことになる。こうし
て、ロッドの位置とルーフとの隙間が少なくなり、その
分ロッドの位置が下がることになるので、背の低い操作
者にとって容易な取付作業となる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自転車の双方
のフォークの開口をロッドにあてがい、操作手段を一方
向に適宜回転させると、歯車に対して空振り回転をして
操作手段が持ち上がり、この持ち上がった位置から他方
向に回転させると、係合する方向に歯車が回転して、ロ
ッドナット内にロッドを移動させることで、ストッパと
本体との隙間及び本体とロッドナットとの隙間が共に小
さくなる。この操作手段を一方向及び他方向への適宜の
回転の繰り返し作業により、やがて双方のフォークは両
者の間で狭持される。従って、操作手段の操作作業は、
ルーフの上側への適宜の回転でよく、該ロッドの位置が
ルーフに近くてもルーフに干渉しないことになる。こう
して、ロッドの位置とルーフとの隙間が少なくなり、そ
の分ロッドの位置が下がることになるので、背の低い操
作者にとって容易な取付作業となる。
【0050】請求項2の発明によれば、自転車のフォー
クの一方の開口をロッドにあてがい、操作手段を一方向
に適宜回転させると、歯車に対して空振り回転をして操
作手段が持ち上がり、この持ち上がった位置から他方向
に回転させると、係合する方向に歯車が回転して、ロッ
ドナットを移動させることで、本体とロッドナットとの
隙間が小さくなる。この操作手段を一方向及び他方向へ
の適宜の回転の繰り返し作業により、やがてフォークは
両者の間で狭持される。従って、操作手段の操作作業
は、ルーフの上側への適宜の回転でよく、該ロッドの位
置がルーフに近くてもルーフに干渉しないことになる。
こうして、ロッドの位置とルーフとの隙間が少なくな
り、その分ロッドの位置が下がることになるので、背の
低い操作者にとって容易な取付作業となる。
【0051】請求項3の発明によれば、ルーフに支持さ
れてなるキャリアにメイン及びバーホルダーにより抱持
することで本体が支持されるので、該抱持位置を変更す
ることでキャリアに対して適宜の位置に移動可能であ
る。また、この固定手段が、カバーによって覆われてな
ると共にキーシリンダーによって該カバーが不用意に開
かないようにしてあるので、固定手段を解除操作するこ
とによる盗難が防止できる。
【0052】請求項4の発明によれば、前記チェンジレ
バーの係合爪が前記操作手段の軸支部より偏在された位
置にそれぞれ形成されてなることによって、前記歯車と
の間で締結方向にも解除方向にも切り換えるだけという
簡易な構成で、ラチェット機能を有することになる。該
ラチェット機能を有することにより、チェンジレバーを
締結側に倒すことで、歯車との係合が確実となり、ゆる
みが発生しない。
【0053】請求項5の発明によれば、グリップを操作
部に対して回転させてカバーの中に保持させれば、該カ
バーによってグリップを解除方向に操作することができ
ないことになる。つまり、確実な防盗性が得られる。
【0054】請求項6の発明によれば、グリップを操作
部に対して少なくとも直角な位置まで回転させること
で、ピンを押圧させれば、該ピンによってチェンジレバ
ーを回転させることができないことになる。つまり、解
除方向に回転させることができないことになり、確実な
防盗性が得られる。
【0055】請求項7の発明によれば、前記支持面の凹
凸によって、前記フォークの側面の形状がばらついて
も、確実に押さえることができるので、フォークの抜け
防止ができる。
【0056】請求項8の発明によれば、前記トレイによ
り、自転車のタイヤを保持可能なるため、自転車の確実
な保持が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる自転車のフォーク支持装置の
概略を説明する斜視図。
【図2】図1の自転車のフォークの拡大斜視図。
【図3】図1のフォーク支持装置の平面図。
【図4】図3のSA−SA線に沿った一部断面を含む側
面図。
【図5】図3の矢視Bにかかる拡大説明図。
【図6】図3の底面図。
【図7】図6のSC−SC線に沿った断面図。
【図8】図3の操作手段及びロッドナットの説明用断面
図。
【図9】図8の矢視Dにかかる側面図。
【図10】図8のSE−SE線に沿った断面図。
【図11】図3のロッドの正面図。
【図12】本発明の操作手段及びロッドナットの変形例
の説明用断面図。
【図13】図12の矢視Fにかかる一部破断側面図。
【符号の説明】
1 自転車のフォーク支持装置 2 自転車 3 開口 4 フォーク 4a フォークの一方 4b フォークの他方 5 支持部分 6 ロッド 6a ロッドの一端部 6b ロッドの他端部 7 本体 8 ストッパ 9 ネジ部 10 ロッドナット 10a ロッドナットの一端部 10b ロッドナットの他端部 11 歯車 12、60 操作手段 14b、18a 支持面 20 チェンジレバー 21,22 係合爪 23 軸部 24、61 操作部 29、62 グリップ 35 ルーフ 36 キャリア 37 メインフォルダー 39 固定手段としてボルト 41 バーホルダー 42 カバー 44 トレイ 49 キーシリンダー 64 ピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車輪の車軸を受容可能なる開口
    を有する双方のフォークの開口が挿脱自在なる支持部分
    を有するロッドと、該ロッドを挿通自在に保持してなる
    本体と、前記ロッドの一端部に配されてなり且つ前記フ
    ォークの一方を側面より押圧可能なるストッパと、前記
    ロッドの他端部に形成されてなるネジ部に一端部が螺合
    されてなることにより前記ロッドを本体に対して前記フ
    ォークの他方を狭持する位置と非狭持する位置とに移動
    可能なるロッドナットと、該ロッドナットの他端部に対
    して非回転状態で係合されてなる歯車と、該歯車に対し
    て一方向の回転時に空振り回転すると共に他方向の回転
    時に係合する操作手段とより構成されてなることを特徴
    とする自転車のフォーク支持装置。
  2. 【請求項2】 自転車の車輪の車軸を受容可能なる開口
    を有するフォークの少なくとも一方の開口が挿脱自在な
    る支持部分を有するロッドと、該ロッドの支持部分が露
    出した状態のロッドの一端部を保持してなる本体と、前
    記ロッドの他端部に形成されてなるネジ部に一端部が螺
    合されてなることにより前記本体に対して前記フォーク
    を狭持する位置と非狭持する位置とに移動可能なるロッ
    ドナットと、該ロッドナットの他端部に対して非回転状
    態で係合されてなる歯車と、該歯車に対して一方向の回
    転時に空振り回転すると共に他方向の回転時に係合する
    操作手段とより構成されてなることを特徴とする自転車
    のフォーク支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自転車の
    フォーク支持装置であって、 前記本体は、自動車のルーフに支持されてなるキャリア
    に載置されてなると共に前記ロッドを支持可能なるメイ
    ンフォルダーと、該メインフォルダーに回転自在に軸支
    されてなり且つ前記キャリアの下側を抱持すると共に前
    記メインフォルダー側から操作可能なる固定手段により
    前記メインフォルダーと共に該キャリアに固定可能なる
    バーホルダーと、前記メインフォルダーに回転自在に軸
    支されてなり且つ前記固定手段を覆うカバーとより構成
    されてなり、 前記カバーには、前記メインフォルダーに係合離脱可能
    なるキーシリンダーが配設されてなることを特徴とする
    自転車のフォーク支持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
    載の自転車のフォーク支持装置であって、 前記操作手段は、前記歯車に対して係合離脱自在なる係
    合爪を有するチェンジレバーと、該チェンジレバーを回
    転自在に軸支してなると共に操作可能なる操作部とより
    なり、 前記チェンジレバーの係合爪は、前記操作部の軸支部よ
    り偏在された位置にそれぞれ形成されてなり、一方側に
    チェンジレバーを回転させて該係合爪が歯車に係合させ
    た状態にして操作部を一方側へ回転させると、該係合爪
    は順次歯車の歯に係合離脱を繰り返しての回転が可能で
    あり且つ操作部を他方側へ回転させることを阻止できる
    ように構成されてなることを特徴とする自転車のフォー
    ク支持装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の自転車のフォーク支持
    装置であって、 前記操作部の一端部は、前記ロッドナットを回転自在に
    軸支してなると共に前記歯車を覆ってなり、該操作部の
    他端部には、カバー側に少なくとも直角な位置まで回転
    が可能なるようにグリップが軸支してなり、 前記グリップは、前記カバーによって保持可能なること
    を特徴とする自転車のフォーク支持装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の自転車のフォーク支持
    装置であって、 前記操作部の一端部は、前記ロッドナットを回転自在に
    軸支してなると共に前記歯車を覆ってなり、該操作部の
    他端部には、カバー側に少なくとも直角な位置まで回転
    が可能なるようにグリップが軸支してなり、 前記操作部内には、前記チェンジレバーを一方側に押圧
    可能なると共に他方側に進退自在なピンを軸支してな
    り、 前記グリップには、前記ピンを介して前記チェンジレバ
    ーを一方側に押圧可能なるように、偏心した頭部が形成
    されてなることを特徴とする自転車のフォーク支持装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記
    載の自転車のフォーク支持装置であって、 前記ロッドナットの一端部の前記本体側の面には、前記
    フォークの側面を押さえる凹凸状の支持面が形成されて
    なることを特徴とする自転車のフォーク支持装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記
    載の自転車のフォーク支持装置であって、 前記本体には、自転車のタイヤを保持可能なるトレイが
    支持されてなることを特徴とする自転車のフォーク支持
    装置。
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