JP2012035788A - 自転車用キャリアのタイヤ保持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】
逆U字形のアームを自転車のタイヤに押し付けて固定する構造の自転車キャリアにおいて、アームをつかんでタイヤに強く押し付けることが困難な場合でも、しっかりと自転車のタイヤを固定できる様に構成する。
【解決手段】
アームと自転車の車輪との突き当たった状態を維持可能なアーム固定手段と、前記アーム固定手段を解除可能な解除操作手段と、前記アームと自転車の車輪が突き当たった状態から更に前記アームを閉じる方向に回動させる増締手段を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に固定して使用する自転車用キャリアのタイヤ保持機構に関する。
従来の自転車用キャリアにおける、タイヤ保持機構として、米国特許5,833,074号公報には、図21、図22に示す様に、フレーム200の前後の両端付近には、先端が逆Uの字形のアーム201が軸支され、前記アーム201は軸部207によって回動可能に構成され、更に角度調整機構を有し、この角度調整機構によって前記アーム201の逆Uの字形部202を自転車のタイヤの前輪103の前部と後輪101の後部の位置に夫々押し付け可能に構成されると共に、その押付状態を維持可能に構成することで、自転車をキャリアに固定した状態で自動車の走行が可能になっており、前記押付状態を維持する構造としてFIG12、13には、前記フレーム200内に前後方向に設けた溝部203と、前記溝部203に沿って移動可能なスライド部材204と、スライド部材204に設けられた溝部との固定機構および前記固定機構の解除操作手段205と、前記アーム201とスライド部材204の間を接続するリンク部材206を有する構造が開示されている。
また、米国特許6,460,743号公報には、図23に示す様に、フレーム210に対して回動可能に構成された逆Uの字形のアーム211に伸縮機構212を設けることにより、前記Uの字形アーム211の先端部に設けたタイヤ保持部213と、フレーム210との間に自転車100の前輪103を固定する構造が公知である。
米国特許5,833,074号公報 米国特許6,460,743号公報
ところが、前記の米国特許5,833,074号公報では、アーム201をつかんで自転車のタイヤに押し付ける事によってキャリアに自転車を固定する必要があるため、なるべくアーム201の上部をつかんでタイヤに押し付けた方が、押し付け力が強くなるが、自動車の屋根に積載するキャリアにこの自転車用キャリアを使用した場合には、アーム201の上部をつかんで固定作業を行うことが困難であり、更に押し付け方向がほぼ横方向になるため脚立等に登っても十分な押し付け力で自転車のタイヤを固定することが難しく、自動車の走行中にガタツキの発生し場合によっては脱落の危険があった。
また、アーム201をつかんでタイヤに押し付ける際に、スライド部材204の摩擦抵抗に起因してリンク部材206に撓みが発生し、更に、各構成部材間のガタツキが、アーム201の押し付け作業後にアーム201を押し付け方向と逆方向の回転を許容するため、それらの要素は、アーム201によるタイヤの固定に緩みを発生させる問題があった。
また、アーム201をつかまず、フレーム200に沿ってスライド部材203を移動させることによって、アーム201を自転車のタイヤに押し付けることも可能であるが、大きな回転トルクを発生させるためには、スライド部材204に一端が接続されたリンク部材206の他端をアーム201のなるべく上方部に接続すると共に自転車のタイヤにアーム201が当たった状態でのリンク部材206の配置角度が押し付け方向となるべく同じに方向にする必要があり、そのためには十分にリンク部材206を長くする必要があるが、部品代と重量が増加する上、アーム201の上部にリンク部材206を接続した場合は、アーム201の解放状態でのアーム201の開き角度が狭くなり、キャリアへの自転車の積載時にアーム201やリンク部材206が邪魔になり、更に、自転車の前後輪を夫々アーム201で固定する構造の場合で、アーム201の上部にリンク部材206を接続した場合やリンク部材206の長さが長い場合は、自転車の不積載時にアーム201を折り畳んだ時に前後のスライド部材204同士がぶつかり、きちんとアーム201が折り畳み出来ない問題があった。
前記の米国特許6,460,743号公報においては、構造が複雑であるため、部品代や組み立てコストが高くなる上、自転車のタイヤサイズに合わせて事前に細かな調整が必要になるため、自転車をキャリアに固定する際の作業性も悪かった。
本発明は前記の欠点を除くようにしたものである。
本発明の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、自動車に固定して使用する自転車運搬用のキャリアが、キャリアベースへの固定手段を有し積載される自転車の前後方向と一致する方向に延在して形成されたフレームと、前記フレームの前後何れか一方の上部位置で自転車の前後何れか一方の車輪を積載可能に配置された第一のタイヤ受部と、前記フレームの前後何れか一方の位置で開閉可能に軸支され上部が逆U字形に形成された第一のアームとを有し、前記第一のアームを開き、前記第一のタイヤ受部に自転車の前後何れか一方の車輪が積載された状態で、前記第一のアームを閉じる方向に回動させた際に、前記第一のタイヤ受部に積載された自転車の車輪の上方外側部分に突き当てることが可能な第一のタイヤ保持部が前記第一のアーム上方内側位置に配置され、更に前記第一のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態を維持可能な前記第一のアームの固定手段と、前記第一のアームの固定手段を解除可能な解除操作手段と、前記第一のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態から更に前記第一のアームを閉じる方向に回動させる増締手段を有することを特徴とする。
更に、前記フレームの前後何れか他方の上部位置で自転車の前後何れか他方の車輪を積載可能に配置された第二のタイヤ受部と、前記フレームの前後何れか他方の位置で開閉可能に軸支され上部が逆U字形に形成された第二のアームとを有し、前記第二のアームを開き、前記第二のタイヤ受部に自転車の前後何れか他方の車輪が積載された状態で、前記自転車を前方向に移動させた際に、前記第二のタイヤ受部に積載された自転車の車輪の上方外側部分に突き当てることが可能な第二のタイヤ保持部が前記第二のアーム上方内側位置に配置され、更に前記第二のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態を維持可能な様に、前記第二のタイヤ受部の自転車の車輪の載置部が他方の端部に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
更に、前記フレームに対して前後方向に移動可能に構成されたスライド部材と、一端が前記スライド部材に連結され他端が前記第一のアームに連結されたリンク部材を有し、前記第一のアームの固定手段が前記フレームに対して前記スライド部材を固定する固定機構からなり、前記解除操作手段が前記固定機構のフレームに対する固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記スライド部材を前記フレームの他方の方向に向かって移動させることが可能な可動機構とその操作部を有し、前記可動機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成されると良い。
また、前記フレームに対して前後方向に移動可能に構成されたスライド部材と、一端が前記スライド部材に連結され他端が前記第一のアームに連結されたリンク部材を有し、前記第一のアームの固定手段が前記フレームに対して前記スライド部材を固定する固定機構からなり、前記解除操作手段が前記固定機構のフレームに対する固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記リンク部材の長さを伸縮可能な伸縮機構とその操作部を有し、前記伸縮機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成しても良い。
また、前記第一のアームの固定手段が、前記第一のアームと連動して回転可能に構成され、回動軸の中心から等距離の位置に形成された複数の歯部を有する係止プレートと、前記係止プレートの回転位置を固定する固定機構を有し、前記解除操作手段が前記固定機構の固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記係止プレートを前記第一のアームの閉じる方向に回転させる可動機構とその操作部を有し、前記可動機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成しても良い。
更に、自転車を積載しない場合に、前記第二のアームを閉じた後に、前記第一のアームが前記第二のアームの上側に折り畳まれる様に構成され、前記第一のアームの固定手段によって、前記第二のアームと前記第一のアームの両方の折り畳み状態が維持される様に構成されると良い。
本発明の自転車用キャリアのタイヤ保持装置は第一のアームと自転車の前後何れか一方の車輪が突き当たった状態で更に前記第一のアームを閉じる方向に回動させる増締手段を有するため、キャリアを自動車の屋根の上に装着して使用する場合など、アームの上部をつかんで十分な力で自転車のタイヤにアームを押し付ける事が困難な状況でも、しっかりと自転車をキャリアに固定するための増締を行うことができる。
また増締手段が、可動機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成することにより、自転車の固定作業者が操作部に付加する操作力よりも大きな固定トルクでタイヤ保持部を自転車の車輪を押圧することができるため、作業者が強い力を操作部に付加しなくても、容易にしっかりと自転車をキャリアに固定することができる。
更に、自転車の前後何れか他方の車輪を積載可能な第二のタイヤ受部の自転車の車輪の載置部が他方の端部に向かって下方に傾斜することにより、自転車の自重により、自転車の前後何れか他方の車輪が第二のアームのタイヤ保持部に自動的に押し当てられる様になるため、使用者が自転車を支えていなくても、自転車を第二のアームに保持させることができ、その後の自転車の固定作業や、自転車のキャリアからの取り外し作業が容易となる。
また、自転車を積載しない場合には、前記第二のアームを閉じた後に、前記第一のアームが前記他方のアームの上側に折り畳まれる様に構成され、前記第一のアームの固定手段によって、第二のアームと、前記第一のアームの両方の折り畳んだ状態を維持される様に構成されるため、走行中の振動や衝撃で夫々のアームの上下動を防止でき、更に、解除操作手段の解除操作を行う解除操作片に鍵を設け、操作解除片の動作を制御することによって、いたずらや自転車の盗難を防止することができる。
本発明の第1実施例に係わる自動車への取り付け状態を示す側面図である 本発明の第1実施例に係わる平面図である 本発明の第1実施例に係わる断面図である 本発明の第1実施例に係わる自転車の積載過程を示す側面図である 本発明の第1実施例に係わる自転車の積載過程を示す側面図である 本発明の第1実施例に係わる自転車の積載状態を示す側面図である 本発明の第1実施例に係わる固定機構の固定状態を示す断面図である 本発明の第1実施例に係わる固定機構の解除操作状態を示す断面図である 本発明の第1実施例に係わる可動機構の操作状態を示す断面図である 本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す斜視図である 本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す側面図である 本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す平面図である 本発明の第1実施例の変形例に係わる自転車の積載状態を示す側面図である 本発明の第2実施例に係わる側面図である 本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した側面図である 本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した平面図である 本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した平面図である 本発明の第3実施例に係わる側面図である 本発明の第3実施例に係わる要部を拡大した側面図である 本発明の第3実施例に係わる要部を拡大した側面図である 従来技術を示す側面図である 従来技術を示す側面図である 従来技術を示す斜視図である
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、本発明において、前後方向は、キャリアに積載する自転車の前後方向と一致し、左右方向は、キャリアに積載する自転車の左右方向と一致するものとする。また上下方向は、キャリアに積載する自転車の上下方向と一致するものとする。
図1は本発明の第1実施例に係わる自動車への取り付け状態を示す側面図、図2は本発明の第1実施例に係わる平面図、図3は本発明の第1実施例に係わる断面図、図4は本発明の第1実施例に係わる自転車の積載過程を示す側面図、第5図は本発明の第1実施例に係わる自転車の積載過程を示す側面図、第6図は本発明の第1実施例に係わる自転車の積載状態を示す側面図、図7は本発明の第1実施例に係わる固定機構の固定状態を示す断面図、図8は本発明の第1実施例に係わる固定機構の解除操作状態を示す断面図、図9は本発明の第1実施例に係わる可動機構の操作状態を示す断面図である。
本発明の第1実施例に記載する自動車1に固定して使用する自転車運搬用キャリアは、キャリアベース2への固定手段3を有し積載される自転車100の前後方向と一致する方向に延在して形成されたフレーム10と、前記フレーム10の後方の上部位置で自転車の後輪101を積載可能に配置された断面略U字形のリアタイヤ受部20を有する。尚、前記リアタイヤ受部20は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の固定位置を調整可能に構成しても良い。
更に、前記フレーム10の後方11の端部位置に開閉可能に配置され上部が逆U字形に形成されたリアアーム30を有し、前記リアアーム30は左右二本の脚部31が夫々左右方向に配置された軸部32によって前記フレーム10に軸支され(直接フレーム10に軸支されず、別の部品を介して間接的に前記フレーム10に軸支されても良い
)、前記フレーム10に対して前記リアアーム30が回動可能に構成される。尚、前記フレーム10に軸支されるリアアーム30の脚部31を一本とし、逆J字形のリアアームを用いても良い。また、前記リアアーム30は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の軸支位置を調整可能に構成しても良い。
尚、前記リアアーム30を開き、自転車の積み下ろし作業をする際に、後輪101と前記リアアーム30が干渉しないためには、リアアーム30が十分広く開くことが望ましいが、リアアーム30が必要以上に開き過ぎると、リアアーム30を閉じる際の作業性が悪くなると共に、リアアームが自動車の屋根やリアハッチ等と干渉する問題があるため、リアアーム30は自転車の積み下ろし作業時に大きな支障が無い範囲内でなるべく開き過ぎない様に最大開き角度が設定される。尚、このリアアーム30の最大開き角度を調整可能に構成しても良い。
そして、前記リアタイヤ受部20に自転車の後輪101を積載した状態で前記リアアーム30を閉じる方向に回動させた際に前記リアアーム30の上方内側位置に形成されたリアタイヤ保持部33が自転車の後輪101の上方外側部分102に突き当たる様に構成される。尚、前記リアタイヤ保持部33はリアアーム30と一体に構成されていても良く、別部品で構成しても良い。また、リアタイヤ保持部33のリアタイヤ101と突き当たる面を弾性部材で形成すれば、緩みを吸収することができ、摩擦抵抗の高い材料や摩擦抵抗の高い形状にすれば、使用時の位置ズレを効率的に軽減することができる。更に、前記リアアーム30に対して前記リアタイヤ保持部33を位置調整可能に構成すれば、自転車のタイヤのサイズ相違に対する汎用性が高まる。また、前記リアタイヤ保持部33を前記リアアーム30に対して着脱可能に構成し、自転車のタイヤのサイズや幅に合わせて、もっとも適切な形状のタイヤ保持部33を選択しても良く、更にもっとも適切なリアアーム30の位置に装着できる様にタイヤ保持部33の装着可能位置を複数設けても良い。
更に、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記フレーム10に対して前後方向への移動が可能に構成されたスライド部材50と、一端が前記スライド部材50に軸支され他端が前記リアアーム30に軸支されたリンク部材60を有する。
尚、前記リンク部材60を金属など剛性の高い材料を用いることにより前記フレーム10に対してスライド部材50を移動させることによって、前記リアアーム30の開操作と閉操作の両方を行う事ができるが、リンク部材60に樹脂や、FRP、カーボングラファイトなどの複合部材を用いても良く、更にリアアーム30を直接つかんでリアアーム30の開動作を行う場合には、リンク部材60はワイヤを用いても良く、更にリンク部材60にゴムや、バネ、ウレタン等の弾性部材を用いて、引き締め効果を得ることもできる。
尚、本実施例のリンク部材60の略中央部には下方に頂点を有する折曲部61が形成されているため、リアアーム30の開き角度を小さくしても、リンク部材60がリアタイヤ受部20の上方に大きく張り出す距離が小さくなり、自転車の積み下ろしの際の影響を少なくすることができる。
本実施例においては、前記リアアームの固定手段が前記フレーム10に対してスライド部材50の位置を固定する固定機構51を有し、図7に示す様に、フレーム10の上面には前後方向に対して略垂直面と傾斜面が交互に並んだ複数のラチェット歯12が形成され、前記スライド部材50内には前記ラチェット歯12と係合可能な係止部材52が回動可能に配置され、常に前記係止部材52を前記ラチェット歯12の方向に付勢する弾性部材53を配置すると共に、スライド部材50を前記リアアーム30の締め付け方向に移動させる際には、前記ラチェット歯12と係止部材52の突き当たり部54が、互いに傾斜面で接する様に構成されることによって、スライド部材50の移動が制限されることが無く、また、スライド部材50に前記リアアーム30の締め付け解除方向に移動する力が作用した際には、前記ラチェット歯12と係止部材52の突き当たり部54が、互いに略垂直面同士で係合する様に形成することによってスライド部材50の移動が制限される様に構成されることにより、前記リアアーム30を自転車の後輪101に押し付けられた状態が維持される。
そして、前記フレーム10のラチェット歯12から係止部材52の突き当たり部54の係合状態を解除するために、図8に示す様に、前記係止部材52の突き当たり部54を前記ラチェット歯12から離間する方向に回動操作することが可能な、解除操作片55が配置され、この解除操作片55を引き上げ操作しながら前記スライド部材50を前記リアアーム30が開く方向にスライドさせることによって、容易にキャリアから自転車を取り外し可能な状態とすることができる。尚、前記解除操作片55に鍵58を設け、操作解除片55の動作を制御することによって、いたずらや自転車の盗難を防止することができる。
更に、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記リアアーム30のタイヤ保持部33に自転車の後輪101が突き当たった状態から更に前記リアアーム30を閉じる方向に回動させる増締手段を有し、この増締手段は、図9に示す様に、前記フレーム10に形成されたラチェット歯12と係合して前記スライド部材50が増締方向に移動する可動機構70とその操作部71を有し、前記可動機構70は前記スライド部材50に対して起伏可能に保持される可動片72と、前記可動片72の一端に形成された操作部71を有し、前記操作部71を起方向に操作する際には前記可動片72の前記ラチェット歯12との突き当たり面には、前記ラチェット歯12の略垂直面とほぼ一致した面で係合することが可能な複数の係合歯面73が形成され、前記操作部71を伏方向に操作する際には可動片72の前記ラチェット歯12と接する面には、前記ラチェット歯12の傾斜面とほぼ平行に接する複数の傾斜面74が形成される。尚、前記可動片72には、軸部75が形成され、前記スライド部材50に設けられた上下方向に伸びる長穴59に対し軸支される構造にするとともに、常に前記可動片72を前記ラチェット歯12の方向に付勢する弾性部材76が配置される。
前記可動機構により、前記操作部71を起方向に操作する際には前記ラチェット歯12の略垂直面と可動片の係合歯面73が係合して、スライド部材50をリアアーム30の閉じ方向に移動させ、前記操作部71を伏方向に操作する際には前記ラチェット歯12の傾斜面と可動片の傾斜面74が接して可動片72を上方に押し上げる様に構成されるため、前記ラチェット歯12の傾斜面上を傾斜面74が擦動し、前記スライド部材50の位置はフレーム10から移動せず、スムーズに可動片72が伏状態の位置に移動する。
そして、可動片72の軸部75から係合歯面73の先端部までの距離よりも、可動片72の軸部75から前記操作部71までの距離を十分大きく設けることによって、前記操作部71の移動距離に対してスライド部材50の移動距離が十分少なく構成され、それにより自転車の固定作業者が操作部71に付加する操作トルクよりも大きな固定トルクをスライド部材50に付加する事ができるため、作業者が強い力を操作部71に付加しなくても、容易にしっかりと自転車をキャリアに固定することができる。
更に、本実施例においては、前記フレーム10の前方13の上部位置で自転車の前後103を積載可能に配置された断面略U字形のフロントタイヤ受部25を有する。このフロントタイヤ受部25の自転車の車輪の載置部26は前方向に向かって下方に傾斜した傾斜面が形成される。
更に前記フレーム10の前方13の端部位置に開閉可能に配置され上部が逆U字形に形成されたフロントアーム35を有し、前記フロントアーム35は、左右二本の脚部36が、夫々左右方向に配置された軸部37によって前記フレーム10に軸支され、前記フレーム10に対して前記フロントアーム35が回動可能に構成される。
尚、フレーム10に軸支されるフロントアーム35の脚部36を一本とし、逆J字形のフロントアームを用いても良い。また、前記フロントアーム35は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の軸支位置を調整可能に構成しても良い。前記フロントアーム35を開き、前記フロントタイヤ受部25に自転車の前後何れかの車輪が積載した状態で、前記自転車を前方向に移動させた際に、前記フロントアーム35の上部の内側に形成されたタイヤ保持部38が前記フロントタイヤ受部25に積載された自転車の車輪の上方外側部分104に突き当たる様に構成される。尚、前記フロントタイヤ保持部38はフロントアーム35と一体に構成されていても良く、別部品で構成しても良い。また、フロントタイヤ保持部38のフロントタイヤ103と突き当たる面を弾性部材で形成すれば、緩みを吸収することができ、摩擦抵抗の高い材料や摩擦抵抗の高い形状にすれば、使用時の位置ズレを効率的に軽減することができる。更に、前記フロントアーム35に対して前記フロントタイヤ保持部38を位置調整可能に構成すれば、自転車のタイヤのサイズ相違に対する汎用性が高まる。また、前記フロントタイヤ保持部38を前記フロントアーム35に対して着脱可能に構成し、自転車のタイヤのサイズや幅に合わせてもっとも適切な形状のフロントタイヤ保持部38を選択しても良く、更にもっとも適切なフロントアーム35の位置に装着できる様にフロントタイヤ保持部38の装着可能位置を複数設けても良い。
更に、前記フロントアーム35の開いた状態で自転車の前輪103の保持位置が維持される様に、前記フレーム10には前記フロントアームアーム35が開いた状態で、フロントアーム35の付け根部と突き当たる突き当たり部14が形成される。
本実施例のキャリアに自転車を積載する場合は、図4に示す様に、前記リアアーム30が完全に開く様、前記解除操作片55を操作しながら前記スライド部材50を、前記フレーム10上に設けたストッパ15に突き当たる位置までスライドさせ、更に前記フロントアーム35を前記突き当たり部14と突き当たる位置まで開いた状態で、自転車の前輪103がフロントアーム35に干渉しない様、自転車100を後方にずらした位置で持ち上げ、自転車の前輪103をキャリアのフレーム10の上まで移動させた状態で、前輪103をフロントタイヤ受部25に載置した後、図5に示す様に、前輪103をフロントアーム35のタイヤ保持部38に突き当たる位置まで前方向に移動させ、自転車の後輪101を前記リアタイヤ受部20に載置する。尚、サイズの小さな自転車においては、前輪103をフロントアーム35のタイヤ保持部38に突き当たる位置まで前方向に移動させる前の状態、または、タイヤ保持部38に突き当たる位置まで前方向に移動させる動作の途中の位置で、後輪101を前記リアタイヤ受部20に載置することができる。
フロントタイヤ受部25の自転車の前輪103の載置部26は前方向に向かって下方に傾斜した傾斜面が形成されているため、この状態で自転車の前輪103の部分がフロントアーム35に自動的に押し当てられ自転車が仮保持され、それ以降の自転車の固定が容易且つ安全に作業できる。そして、図6に示す様に、リアアーム30のリアタイヤ保持部33に後輪101が突き当たる位置までスライド部材50を前方にスライドさせ、次に、増締手段である可動機構70の操作部71を起伏操作することによって、更にリアアーム30が強い力で閉じる方向に回転し、自転車の前輪103の上方外側部分104と後輪101の上方外側部分102が、フロントアーム35のフロントタイヤ保持部38とリアアーム30のリアタイヤ保持部33とによって、前後から挟み込まれ、同時に自転車の前輪103と後輪101が夫々フロントタイヤ受部25およびリアタイヤ受部20によって支持されるため、自転車をキャリアにしっかり固定することができる。
尚、図10は本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す斜視図、図11は本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す側面図、図12は本発明の第1実施例に係わる折り畳み状態を示す平面図であり、自転車を積載しない場合は、前記フロントアーム35を閉じる方向に回動させた後に、前記リアアーム30をフロントアーム35と突き当たる位置まで折りたたむことができ、その状態においては、係止機構51によって、フロントアーム35とリアアーム30の両方のアームが折りたたんだ状態を維持することが可能になるため、走行中の振動や衝撃で夫々のアームの上下動を防止できる。
更に、本実施例の増締操作はアームとスライド部材間のリンク部材に対して、引っ張る方向の力が作用する構成であるため、従来技術の様な増締作業時のリンクの撓みが発生せず、また、しっかりと自転車をキャリアに固定することができる。
尚、本発明の自転車用キャリアのタイヤ保持機構において、前記フロントタイヤ受部25および前記リアタイヤ受部20の少なくとも一方をフレーム10と一体に構成しても良く、更に自転車の前輪103と後輪101を実施例と逆にしてキャリアに取り付けても良く、また、キャリアベースの自動車への取り付け位置は、自動車の前方または後方位置でも、屋根の上でも良く、また、自転車の前輪部の保持機構は前記実施例1および実施例2に限定されず、本発明の後輪の固定構造と同様の機構にしても良く、また既存技術の様に、フレーム(フレームに固定されたタイヤ受部を含む)に積載した前輪をベルト等の固定部材で固定しても良く、更に、他の既存の自転車固定構造を併用することができ、また、図13に示す様に、前輪を取り外して自転車のフォーク部105をキャリアに固定しても良い。
以下に、本発明の第2実施例を図面に基づいて説明する。
図14は本発明の第2実施例に係わる側面図である。
本発明の第2実施例に記載する自動車に固定して使用する自転車運搬用キャリアは、キャリアベース2への固定手段3を有し積載される自転車100の前後方向と一致する方向に延在して形成されたフレーム10と、前記フレーム10の後方の上部位置で自転車の後輪101を積載可能に配置された断面略U字形のリアタイヤ受部20を有する。尚、前記リアタイヤ受部20は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の固定位置を調整可能に構成しても良い。
更に、前記フレーム10の後方11の端部位置に開閉可能に配置され上部が逆U字形に形成されたリアアーム30を有し、前記リアアーム30は、左右二本の脚部31が夫々左右方向に配置された軸部32によって前記フレーム10に軸支され(直接フレーム10に軸支されず、別の部品を介して間接的に前記フレーム10に軸支されても良い
)、前記フレーム10に対して前記リアアーム30が回動可能に構成される。尚、前記フレーム10に軸支されるリアアーム30の脚部31を一本とし、逆J字形のリアアームを用いても良い。また、前記リアアーム30は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の軸支位置を調整可能に構成しても良い。
尚、前記リアアーム30を開き、自転車の積み下ろし作業をする際に、後輪101と前記リアアーム30が干渉しないためには、リアアーム30が十分広く開くことが望ましいが、リアアーム30が必要以上に開き過ぎると、リアアーム30を閉じる際の作業性が悪くなると共に、リアアーム30が自動車の屋根やリアハッチ等と干渉する問題があるため、リアアーム30は自転車の積み下ろし作業時に大きな支障が無い範囲内でなるべく開き過ぎない様に最大開き角度が設定される。尚、このリアアーム30の最大開き角度を調整可能に構成しても良い。
そして、前記リアタイヤ受部20に自転車の後輪101を積載した状態で前記リアアーム30を閉じる方向に回動させた際に前記リアアーム30の上方内側位置に形成されたリアタイヤ保持部33が自転車の後輪101の上方外側部分102に突き当たる様に構成される。尚、前記リアタイヤ保持部33はリアアーム30と一体に構成されていても良く、別部品で構成しても良い。また、リアタイヤ保持部33のリアタイヤ101と突き当たる面を弾性部材で形成すれば、緩みを吸収することができ、摩擦抵抗の高い材料や摩擦抵抗の高い形状にすれば、使用時の位置ズレを効率的に軽減することができる。更に、前記リアアーム30に対して前記リアタイヤ保持部33を位置調整可能に構成すれば、自転車のタイヤのサイズ相違に対する汎用性が高まる。また、前記リアタイヤ保持部33を前記リアアーム30に対して着脱可能に構成し、自転車のタイヤのサイズや幅に合わせて、もっとも適切な形状のタイヤ保持部33を選択しても良く、更にもっとも適切なリアアーム30の位置に装着できる様にタイヤ保持部33の装着可能位置を複数設けても良い。
更に、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記フレーム10に対して前後方向への移動が可能に構成されたスライド部材50と、一端が前記スライド部材50に軸支され他端が前記リアアーム30に軸支されたリンク部材40を有する。
尚、前記リンク部材40を金属など剛性の高い材料を用いることにより前記フレーム10に対してスライド部材50を移動させることによって、前記リアアーム30の開操作と閉操作の両方を行う事ができるが、リンク部材40に樹脂や、FRP、カーボングラファイトなどの複合部材を用いても良い。
尚、本実施例においては、リンク部材40の略中央部には下方に頂点を有する折曲部41が形成されているため、リアアーム30の開き角度を小さくしても、リンク部材40がリアタイヤ受部20の上方に張り出す距離が小さくなり、自転車の積み下ろしの際の影響を少なくすることができる。
本実施例においては、前記リアアームの固定手段が前記フレーム10に対してスライド部材50の位置を固定する固定機構51を有し、実施例1の図7と同様に、フレーム10の上面には前後方向に対して略垂直面と傾斜面が交互に並んだ複数のラチェット歯12が形成され、前記スライド部材50内には前記ラチェット歯12と係合可能な係止部材52が回動可能に配置され、常に前記係止部材52を前記ラチェット歯12の方向に付勢する弾性部材53を配置すると共に、スライド部材50を前記リアアーム30の締め付け方向に移動させる際には、前記ラチェット歯12と係止部材52の突き当たり部54が、互いに傾斜面で接する様に構成されることによって、スライド部材50の移動が制限されることが無く、また、スライド部材50に前記リアアーム30の締め付け解除方向に移動する力が作用した際には、前記ラチェット歯12と係止部材52の突き当たり部54が、互いに略垂直面同士で係合する様に形成することによってスライド部材50の移動が制限される様に構成されることにより、前記リアアーム30を自転車の後輪101に押し付けられた状態が維持される。
そして、前記フレーム10のラチェット歯12から係止部材52の突き当たり部54の係合状態を解除するために、実施例1の図8と同様に、前記係止部材52の突き当たり部54を前記ラチェット歯12から離間する方向に回動操作することが可能な、解除操作片55が配置され、この解除操作片55を引き上げ操作しながら前記スライド部材50を前記リアアーム30が開く方向にスライドさせることによって、容易にキャリアから自転車を取り外し可能な状態とすることができる。尚、前記解除操作片55に鍵58を設け、操作解除片55の動作を制御することによって、いたずらや自転車の盗難を防止することができる。
図15は本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した側面図、図16は本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した平面図、図17は本発明の第2実施例に係わる要部を拡大した平面図であり、自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記リアアーム30と自転車の後輪101が突き当たった状態で更に前記リアアーム30を閉じる方向に回動させる増締手段として、前記リンク部材40の長さを伸縮可能な伸縮機構80とその操作部81を有する。
本実施例におけるリンク部材40は、アーム接続側リンク42と、スライド部材接続側リンク43よりなり、前記スライド部材接続側リンク43には、略L字形に形成された二つの腕部を有するカム部材85が、その中間部86で軸支されると共に、前記スライド部材接続側リンク43には、前記カム部材85を作動させるための操作部81が配置され、前記腕部の一端87と前記操作部81は、リンク90を介して接続され、前記カム部材85の腕部の他端88はリンク95を介して前記アーム接続側リンク42に接続される。
そして、操作部81はリンク90との接続部が軸部82によって軸支され、前記操作部81の軸部82の周囲の部分には、前記操作部81を起こした状態で前記スライド部材接続側リンク43と突き当たる第一の突き当たり面83と、前記操作部81を倒した状態で前記スライド部材接続側リンク43と突き当たる第二の突き当たり面84を有し、前記操作部81の軸支部82から第一の突き当たり面83までの距離よりも、前記操作部81の軸支部82から第二の突き当たり面84までの距離を長く形成することにより、前記操作部81を起こした状態から倒した状態に操作することによって、前記カム部材85が前記アーム接続側リンク42を引き込む方向に回転する。
前記伸縮機構の操作部81を操作した際の操作部81の移動距離よりも前記アーム接続側リンク42の引き込み距離の方が少ない様に構成することにより、自転車の固定作業者が操作部81に付加する操作トルクよりも大きなトルクでリンク部材40を縮めることができるため、作業者が強い力を操作部81に付加しなくても、容易にしっかりと自転車をキャリアに固定することができる。尚、本発明の前記リンク部材40の長さの伸縮機構は前記実施に限定されず、既存の技術を利用して、自由に適切な構成を採用することができる。
更に、本発明の増締操作はアームとスライド部材間のリンク部材に対して、引っ張る方向の力が作用する構成であるため、従来技術の様な増締作業時のリンクの撓みが発生せず、また、しっかりと自転車をキャリアに固定することができる。
尚、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構において、前記フロントタイヤ受部25および前記リアタイヤ受部20の少なくとも一方をフレーム10と一体に構成しても良く、更に自転車の前輪103と後輪101を実施例と逆にしてキャリアに取り付けても良く、キャリアの自動車への取り付け位置は、自動車の前方または後方位置でも、屋根の上でも良く、また、自転車の前輪部の保持機構は前記実施例1と同様でも良く、本発明の後輪の固定構造と同様の機構にしても良く、また既存技術の様に、フレーム(フレームに固定されたタイヤ受部を含む)に積載した前輪をベルト等の固定部材で固定しても良く、更に、他の既存の自転車固定構造を併用することができ、また、前輪を取り外して自転車のフォーク部105をキャリアに固定しても良い。
以下に、本発明の第3実施例を図面に基づいて説明する。
図18は本発明の第3実施例に係わる側面図である。
本発明の第3実施例に記載する自動車1に固定して使用する自転車運搬用キャリアは、キャリアベース2への固定手段3を有し積載される自転車100の前後方向と一致する方向に延在して形成されたフレーム10と、前記フレーム10の後方の上部位置で自転車の後輪101を積載可能に配置された断面略U字形のリアタイヤ受部20を有する。尚、前記リアタイヤ受部20は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の固定位置を調整可能に構成しても良い。
更に、前記フレーム10の後方11の端部位置に開閉可能に配置され上部が逆U字形に形成されたリアアーム30を有し、前記リアアーム30は、左右二本の脚部31が夫々左右方向に配置された軸部32によって前記フレーム10に軸支され(本実施例では直接フレーム10に軸支されず、前記フレーム10に固定されたフランジ部16に軸支される)、前記フレーム10に対して前記リアアーム30が回動可能に構成される。尚、前記フレーム10に軸支されるリアアーム30の脚部31を一本とし、逆J字形のリアアームを用いても良い。また、前記リアアーム30は自転車の大きさに応じて、フレーム10に対する前後方向の軸支位置を調整可能に構成しても良い。
尚、前記リアアーム30を開き、自転車の積み下ろし作業をする際に、後輪101と前記リアアーム30が干渉しないためには、リアアーム30が十分広く開くことが望ましいが、リアアーム30が必要以上に開き過ぎると、リアアーム30を閉じる際の作業性が悪くなると共に、リアアーム30が自動車の屋根やリアハッチ等と干渉する問題があるため、リアアーム30は自転車の積み下ろし作業時に大きな支障が無い範囲内でなるべく開き過ぎない様に最大開き角度が設定される。尚、このリアアーム30の最大開き角度を調整可能に構成しても良い。
そして、前記リアタイヤ受部20に自転車の後輪101を積載した状態で前記リアアーム30を閉じる方向に回動させた際に前記リアアーム30の上方内側位置に形成されたリアタイヤ保持部33が自転車の後輪101の上方外側部分102に突き当たる様に構成される。尚、前記リアタイヤ保持部33はリアアーム30と一体に構成されていても良く、別部品で構成しても良い。また、リアタイヤ保持部33のリアタイヤ101と突き当たる面を弾性部材で形成すれば、緩みを吸収することができ、摩擦抵抗の高い材料や摩擦抵抗の高い形状にすれば、使用時の位置ズレを効率的に軽減することができる。更に、前記リアアーム30に対して前記リアタイヤ保持部33を位置調整可能に構成すれば、自転車のタイヤのサイズ相違に対する汎用性が高まる。また、前記リアタイヤ保持部33を前記リアアーム30に対して着脱可能に構成し、自転車のタイヤのサイズや幅に合わせて、もっとも適切な形状のタイヤ保持部33を選択しても良く、更にもっとも適切なリアアーム30の位置に装着できる様にタイヤ保持部33の装着可能位置を複数設けても良い。
図19は本発明の第3実施例に係わる要部を拡大した側面図、図20は本発明の第3実施例に係わる要部を拡大した側面図であり、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記リアアーム固定手段が前記フレーム10の後方11の上部位置で前記リアアーム30の左右二本の脚部31の間に固定されたフランジ部16に設けられ、軸部32の軸中心から等距離の位置に形成された複数の歯部111を有する係止プレート110と、前記係止プレート110の回転位置を固定する固定機構120を有する。尚、前記係止プレート110は前記リアアーム30の開閉と連動して回動する様に前記リアアーム30に対して固定される。尚、前記係止プレート110の回転軸を前記リアアーム30の軸部32と同一の軸支位置にせず、減速歯車等の連動機構を併用して、別の位置に設けても良い。
図19に示す様に、前記係止プレート110の外周部に配置された複数の歯部111は略軸中心に向かう略垂直歯面112と、傾斜面113が交互に並んで形成され、更に前記リアアーム30の軸部32の上方位置には前記歯部111との突き当たり部122が一端に形成された係止部材121が回動可能に配置され、更に前記係止部材121の突き当たり部122を前記歯部111の方向に付勢する弾性部材125が配置される。前記リアアーム30がタイヤの締め付け方向に回動する際の歯部111と係止部材121の突き当たり部分は互いに傾斜面113で接する様に構成され、前記突き当たり部122は前記弾性部材125による歯部111方向への付勢力に抗して、歯部111の形状に沿って上下するため、前記リアアーム30の締め付け方向の回動動作が制限されることが無い。
また、前記リアアーム30にタイヤの締め付けを解除する方向に開く力が作用した際には前記歯部111の略垂直歯面112に係止部材121の突き当たり部122が係合する様に構成され、それによって前記リアアーム30の回動が制限されるため、前記リアアーム30による自転車の後輪101の保持状態が維持可能に構成される。
そして、前記リアアーム30がタイヤの締め付けを解除させる場合は、前記係止プレート110の歯部111の略垂直歯面112と、係止部材121の突き当たり部122の係合状態を解除するために、前記係止部材121の突き当たり部122を前記歯部111から離間する方向に回動操作することが可能な、解除操作部123が前記係止部材121の他端に形成され、この解除操作部123を押し下げながら前記リアアーム30を開く方向に回動させることによって、容易にキャリアから自転車100を取り外し可能な状態とすることができる。尚、前記係止部材121に鍵(図示せず)を設け、解除操作部123の操作を制御することによって、いたずらや自転車の盗難を防止することができる。
更に、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構は、前記リアアーム30と自転車の後輪101が突き当たった状態で更に前記リアアーム30を閉じる方向に回動させる可動機構130からなる増締手段を有し、この増締手段は前記リアアーム30の軸部32の下方位置に配置され、前記係止プレート110の歯部111と突き当たる複数の歯部132を上面に形成されたラック部材131を有する。前記ラック部材131は前後方向に移動可能に構成され、前記ラック部材131を前記係止プレート110の方向に付勢する様に弾性部材135が配置される。
更に、前記ラック部材131は後方端部133がボルト140と接続され、前記ボルト140は後方に向かって延在し、その端部141はフランジ部16の後方端部17の位置から突出する様に配置され、この突出位置でボルト140と螺合し前記ボルト140を前後方向に移動させることが可能なナット145と、前記ナット145に接続される操作片150を有する。
そして前記ラック部材131を前方向に移動する際、もしくは、前記リアアーム30がタイヤの締め付け方向に回動する際の前記係止プレート110の歯部111とラック部材131の歯部132の突き当たり部は互いに傾斜した面で接触する様に構成され、前記ラック部材131の歯部132は、前記弾性部材135による前記歯部111方向への付勢力に抗して、前記歯部111の形状に沿って上下するため、前記ラック部材131の前方向への移動は制御されず、また、前記リアアーム30の締め付け方向の回動動作が制限されることも無い様に構成される。
また、前記ラック部材131が後方向に移動する場合には前記歯部111とラック部材131の歯部132が互いに略垂直面同士で係合する様に形成されるため、前記ラック部材131の後方向に移動に伴って、前記リアアーム30がタイヤの締め付け方向に回動する様に構成される。
従って、前記可動機構130からなる増締手段の操作部である操作片150をボルト軸方向に回転させてナット145の回転操作を行なうことによって、ナット145が締め込まれ前記ラック部材131を後方に移動させるため、前記リアアーム30を閉じる方向に回動させることが可能になり、前記操作片150のボルト軸方向への回転操作をする際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部33が自転車の車輪を押圧するトルクの方が大きくなる様に構成されることによって、容易に強い力で自転車のタイヤを固定することが可能となる。
更に、本実施例では、前記操作片150が前記ナット145を回動軸として上下方向に回動可能に構成され、更に前記操作片150が前記フランジ部16の後方端部17に突き当たることが可能な突き当たり面151を有し、前記ナット145による回動軸の中心位置から前記突き当たり面151までの距離が、前記操作片150を水平位置から上方に起こした位置に到る工程において徐々に長くなる様に形成されるため、前記操作片150を水平位置から上方に倒すことによって前記ラック部材131が後方に移動するため、前記リアアーム30を閉じる方向に回動させることが可能になり、前記操作片150を平位置から上方に起こす際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部33が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成することによって、容易に強い力で自転車のタイヤを固定することが可能となる。
尚、図20に示す様に、前記係止部材121の解除操作部123の操作と連動して、前記歯部111からラック部材131の歯部132が離間する様に、前記記係止部材121の解除操作部123にリンク棒160を接続し、前記リンク棒160が、直接もしくは間接的に前記ラック部材131を下方に押し下げ可能に構成することによって、解除操作部123の操作によって、前記係止プレート110の前記歯部111から、前記係止部材121と前記ラック部材131の両方の係合状態を同時の解除することができるため、前記リアアーム30を開く際の操作が楽になる。尚、本発明のリアアーム30の固定構造および、リアアーム30の固定構造の解除構造、前記リアアーム30の増締構造は本実施に限定されず、既存の技術を利用して、自由に適切に変更することができる。
尚、本実施例のリアアームの固定手段は実施例1、実施例2に記載した様な、リンク部材を有さないため、リアアーム30の開き角度を小さくしても、自転車の積み下ろしの際に、リアアームの固定手段が邪魔にならない効果を有する。
尚、本実施例の自転車用キャリアのタイヤ保持機構において、前記フロントタイヤ受部25および前記リアタイヤ受部20の少なくとも一方をフレーム10と一体に構成しても良く、更に自転車の前輪103と後輪101を実施例と逆にしてキャリアに取り付けても良く、キャリアの自動車への取り付け位置は、自動車の前方または後方位置でも、屋根の上でも良く、また、自転車の前輪部の保持機構は前記実施例1と同様でも良く、本発明の後輪の固定構造と同様の機構にしても良く、また既存技術の様に、フレーム(フレームに固定されたタイヤ受部を含む)に積載した前輪をベルト等の固定部材で固定しても良く、更に、他の既存の自転車固定構造を併用することができ、また前輪を取り外して自転車のフォーク部105をキャリアに固定しても良い。
本発明は自動車に固定して使用する、自転車運搬用のキャリアのタイヤ保持構造として、産業上有効に利用する事が出来る。
1:自動車、2:キャリアベース、3:固定手段、10:フレーム、11:後方、12:ラチェット歯、13:前方、14:突き当たり部、15:ストッパ、16:フランジ部、17:後方端部、
20:リアタイヤ受部、25:フロントタイヤ受部、26:載置部、
30:リアアーム、31:脚部、32:軸部、33:リアタイヤ保持部、35:フロントアーム、36:脚部、37:軸部、38:フロントタイヤ保持部、
40:リンク部材、41:折曲部、42:アーム接続側リンク、43:スライド部材接続側リンク、
50:スライド部材、51:固定機構、52:係止部材、53:弾性部材、54:突き当たり部、55:解除操作片、58:鍵、59:長穴、
60:リンク部材、61:折曲部、
70:可動機構、71:操作部、72:可動片、73:係合歯面、74:傾斜面、75:軸部、76:弾性部材、
80:伸縮機構、81:操作部、82:軸部、83:第一の突き当たり面、84:第二の突き当たり面、85:カム部材、86:中間部、87:一端、88:他端、
90:リンク、95:リンク、
100:自転車、101:後輪、102:上方外側部分、103:前輪、104:上方外側部分、
110:プレート、111:歯部、112:略垂直歯面、113:傾斜面、
120:固定機構、121:係止部材、122:突き当たり部、123:解除操作部、125:弾性部材、
130:可動機構、131:ラック部材、132:歯部、133:後方端部、135:弾性部材、
140:ボルト、141:端部、145:ナット、150:操作片、151:突き当たり面、160:リンク棒
200:フレーム、201:アーム、203:溝部、204:スライド部材、205:解除操作手段、206:リンク部材、210:フレーム、211:アーム、212:伸縮機構、213:タイヤ保持部

Claims (6)

  1. 自動車に固定して使用する自転車運搬用のキャリアが、キャリアベースへの固定手段を有し積載される自転車の前後方向と一致する方向に延在して形成されたフレームと、前記フレームの前後何れか一方の上部位置で自転車の前後何れか一方の車輪を積載可能に配置された第一のタイヤ受部と、前記フレームの前後何れか一方の位置で開閉可能に軸支され上部が逆U字形に形成された第一のアームとを有し、前記第一のアームを開き、前記第一のタイヤ受部に自転車の前後何れか一方の車輪が積載された状態で、前記第一のアームを閉じる方向に回動させた際に、前記第一のタイヤ受部に積載された自転車の車輪の上方外側部分に突き当てることが可能な第一のタイヤ保持部が前記第一のアーム上方内側位置に配置され、更に前記第一のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態を維持可能な前記第一のアームの固定手段と、前記第一のアームの固定手段を解除可能な解除操作手段と、前記第一のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態から更に前記第一のアームを閉じる方向に回動させる増締手段を有することを特徴とする自転車用キャリアのタイヤ保持機構
  2. 前記フレームの前後何れか他方の上部位置で自転車の前後何れか他方の車輪を積載可能に配置された第二のタイヤ受部と、前記フレームの前後何れか他方の位置で開閉可能に軸支され上部が逆U字形に形成された第二のアームとを有し、前記第二のアームを開き、前記第二のタイヤ受部に自転車の前後何れか他方の車輪が積載された状態で、前記自転車を前方向に移動させた際に、前記第二のタイヤ受部に積載された自転車の車輪の上方外側部分に突き当てることが可能な第二のタイヤ保持部が前記第二のアーム上方内側位置に配置され、更に前記第二のタイヤ保持部に前記自転車の車輪が突き当たった状態を維持可能な様に、前記第二のタイヤ受部の自転車の車輪の載置部が他方の端部に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載の自転車用キャリアのタイヤ保持機構
  3. 前記フレームに対して前後方向に移動可能に構成されたスライド部材と、一端が前記スライド部材に連結され他端が前記第一のアームに連結されたリンク部材を有し、前記第一のアームの固定手段が前記フレームに対して前記スライド部材を固定する固定機構からなり、前記解除操作手段が前記固定機構のフレームに対する固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記スライド部材を前記フレームの他方の方向に向かって移動させることが可能な可動機構とその操作部を有し、前記可動機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成されることを特徴とする請求項1または2記載の自転車用キャリアのタイヤ保持機構
  4. 前記フレームに対して前後方向に移動可能に構成されたスライド部材と、一端が前記スライド部材に連結され他端が前記第一のアームに連結されたリンク部材を有し、前記第一のアームの固定手段が前記フレームに対して前記スライド部材を固定する固定機構からなり、前記解除操作手段が前記固定機構のフレームに対する固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記リンク部材の長さを伸縮可能な伸縮機構とその操作部を有し、前記伸縮機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成されることを特徴とする請求項1または2記載の自転車用キャリアのタイヤ保持機構
  5. 前記第一のアームの固定手段が、前記第一のアームと連動して回転可能に構成され、回動軸の中心から等距離の位置に形成された複数の歯部を有する係止プレートと、前記係止プレートの回転位置を固定する固定機構を有し、前記解除操作手段が前記固定機構の固定状態を解除する固定解除機構とその操作部を有し、前記増締手段が、前記係止プレートを前記第一のアームの閉じる方向に回転させる可動機構とその操作部を有し、前記可動機構の操作部を操作する際の操作トルクよりも前記タイヤ保持部が自転車の車輪を押圧する固定トルクの方大きい様に構成されることを特徴とする請求項1または2記載の自転車用キャリアのタイヤ保持機構
  6. 自転車を積載しない場合に、前記第二のアームを閉じた後に、前記第一のアームが前記第二のアームの上側に折り畳まれる様に構成され、前記第一のアームの固定手段によって、前記第二のアームと前記第一のアームの両方の折り畳み状態が維持される様に構成されることを特徴とする請求項2〜5の何れか1項記載の自転車用キャリアのタイヤ保持機構
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