JPH04226035A - 縦型バイポーラ・トランジスタ - Google Patents

縦型バイポーラ・トランジスタ

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JPH04226035A
JPH04226035A JP3095936A JP9593691A JPH04226035A JP H04226035 A JPH04226035 A JP H04226035A JP 3095936 A JP3095936 A JP 3095936A JP 9593691 A JP9593691 A JP 9593691A JP H04226035 A JPH04226035 A JP H04226035A
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JP
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bipolar
transistor
emitter
region
layer
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JP3095936A
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Rajiv R Shah
ラジブ アール. シャ
Toan Tran
トラン トアン
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Texas Instruments Inc
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Texas Instruments Inc
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    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願との関係】本発明は係属中の米国特許出願通
し番号(出願人控え番号11995)、発明者ディビッ
トB.スプラット及びラジブ  R.シャー、発明の名
称「CMOS技術を用いたバイポーラ・トランジスタの
製造」と関連を有する。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は全般的に半導体構造及び
それに関連する製造技術、更に具体的に云えば、バイポ
ーラ及びCMOS半導体の集積方法に関する。
【従来の技術及び問題点】電界効果トランジスタ(FE
T)技術は密度の高い小電力の回路に良く適している。 FET技術は、複雑な論理機能及び大形メモリを高い歩
留まりで作ることができるので、大規模集積回路を製造
するには、FET技術に依存する割合が強い。FET構
造はPチャンネル電界効果トランジスタ(PMOS)及
びNチャンネル・トランジスタ(NMOS)を用いて製
造される。PMOS及びNMOSトランジスタ装置を組
合せて、個別装置に比べて性能が改善された相補形金属
酸化物半導体(CMOS)回路を形成する。
【0003】回路の複雑さ及び集積の程度が高まるにつ
れて、容量性負荷のために、FET回路の速度が劣化す
ることがある。これは、他の回路に対してかなりの駆動
電流を発生しなければならないFET出力装置で、特に
目につく。FET装置の駆動能力を改善する1つの方式
は、その導電チャンネルの幅を増加することである。然
し、この方式に伴なう欠点は、装置がより多くの面積を
必要とし、その為、一層小さい区域に一層多数の装置を
配置する能力が損なわれることである。FET装置を使
う回路の速度特性を改善する別の方式は、駆動素子にバ
イポーラ・トランジスタを使うことである。バイポーラ
・トランジスタはトランスコンダクタンスが高いことを
特徴としており、こうして容量性負荷に対してすぐれた
駆動能力を発揮し、こうして駆動信号に対して高い利得
及び速い信号立上り時間を保証する。
【0004】回路の速度特性を良くするために、FET
装置と共にバイポーラ装置を集積することは周知である
。バイポーラ・トランジスタの特徴としてのベース、エ
ミッタ及びコレクタを製造する時の従来の工程は、CM
OS装置の特徴としてのソース、ドレイン及びゲートを
製造する工程とは異なる。その結果、CMOS回路にバ
イポーラ装置を集積したい時、バイポーラ装置及びCM
OS装置を形成するために別々の製造工程が必要である
。従来、バイポーラ及びCMOSの製造方法の間には共
通性が極く少なかった。こういう方式を用いると、バイ
ポーラ及びCMOS装置を集積した利点が実現されるが
、それも多数の工程を持つ一層複雑な製造方法を用いる
という犠牲を払ってのことである。半導体製造方法を余
分の工程によって変更すると、その結果得られる製品の
歩留まりが低下すると予想される。
【0005】極く最近の開発により、バイポーラ装置及
びCMOS装置の処理が一層密接に対応する様になった
が、方法の工程及び装置を更に完全に近く集積する改良
されたバイポーラ/CMOS方法に対する要望がある。 MOSトランジスタ回路の設計及び製造と両立し得るバ
イポーラ・トランジスタの配置に対する要望もある。
【0006】
【問題点を解決するための手段及び作用】本発明では、
集積されたバイポーラ及びCMOS装置を製造する方法
を説明する。ここに説明する方法は、従来の製造方法に
伴なう欠点を少なくするか或いは実質的になくする。本
発明では、MOSトランジスタを形成する製造工程が、
バイポーラ・トランジスタに対する工程と更に良く両立
性を持つ様にされ、それと一体にされ、こうして製造方
法を簡単にする。一例としての集積されたバイポーラ及
びCMOS装置を形成する時、半導体基板の中に隣接し
たN形及びP形の埋込み層を形成する。こういう埋込み
層が、その上に重なる半導体タンク又は井戸が形成され
る場所を限定する。N形埋込み層が縦形NPNバイポー
ラ・トランジスタの直列コレクタ抵抗を小さくする。埋
込み層によって、表面より下の抵抗値も減少し、こうし
て隣合うPMOS及びNMOSトランジスタの間のラッ
チアップが大幅に減少する。
【0007】埋込み層の上に半導体材料の薄いエピタキ
シャル層を形成し、選択的に打込みをして、P形埋込み
層の上の軽くドープされたP形タンク及びN形埋込み層
の上のN形タンクを形成する。薄いエピタキシャル層の
パターンを定めてモート区域を限定し、このモート区域
の中にバイポーラ・トランジスタとPMOS及びNMO
Sトランジスタが形成される。モート区域はチャンネル
・ストッパの打込み部と厚いフィールド酸化物とによっ
て互いに隔離されている。FETトランジスタのゲート
酸化物を構成する二酸化シリコンの薄い層がモート区域
の上に形成される。普通ポリシリコンと呼ばれる多結晶
シリコンの薄い層が、次にウェーハの全面の上にデポジ
ットされる。バイポーラ・トランジスタのベース領域の
打込みができる様に、基板をマスクしてパターンを定め
る。次に薄いゲート酸化物及び薄いポリシリコン層のパ
ターンを定めて、バイポーラ・モートにポリエミッタ領
域を限定する開口を形成する。複合酸化シリコン及びポ
リシリコン層内の開口が、打込みベース領域内に、NP
Nバイポーラ・トランジスタに対するエミッタ領域の場
所を定める。
【0008】次に、一層厚手のポリシリコンの2番目の
層を基板の全面の上にデポジットし、ポリシリコンを強
くドープする様に打込む。この2番目のポリシリコン層
が、ゲート酸化物に重なる、前にデポジットしたポリシ
リコン層と合体する。バイポーラ・モート区域では、2
番目のポリシリコン層が、バイポーラ・ベース領域の上
方の薄い酸化物を除いた、エミッタ接点開口内のP形ベ
ースの打込みシリコンとも接触する。こういう形式のエ
ミッタは巣ごもりポリエミツタと呼ばれる。合体したポ
リシリコン層を、CMOSトランジスタのゲート導体及
びバイポーラ・ポリシリコン・エミツタ領域を限定する
区域を除いて、処理済み基板のこういう区域から除去す
る。強くドープした厚いポリシリコンが夫々NMOS及
びPMOSトランジスタに対するゲート導体、及びバイ
ポーラ・トランジスタに対するポリエミッタ構造を形成
する。次に、処理済みウェーハの全面の上に酸化シリコ
ン層をデポジットし、異方性エッチにより、ポリシリコ
ン・ゲート及びエミッタ構造によって取囲まれる絶縁側
壁酸化物層を形成する。この後、ウェーハのパターンを
定めて、NMOS装置のモート区域を限定し、N形不純
物を打込んで、ソース及びドレイン領域を形成する。
【0009】同様にウェーハのパターンを定めてPMO
S及びバイポーラ装置のモート区域を限定し、P形不純
物を打込んで、PMOSトランジスタのソース及びドレ
イン領域を形成する。この工程では、P形ベース接点領
域も、ポリエミッタに外接するバイポーラ・モートの回
りに形成される。この点で、露出したシリコン及びポリ
シリコンを掃除して、ポリシリコン側壁酸化物を除いて
、酸化物の残渣を除去する。この後、ウェーハの上にチ
タンをデポジットし、このチタンを窒素雰囲気で反応さ
せて、チタンがシリコンと接触している領域の上にチタ
ン・シリサイドを形成すると共に、その他の場所では窒
化チタンを形成する。窒化チタンのパターンを定めてエ
ッチングして、最終的なメタライズ部をMOS及びバイ
ポーラ・トランジスタのチタン・シリサイド・モート領
域に接続する局部的な相互接続ストラップを限定する。 或るMOS及びバイポーラ・トランジスタに対する導電
接点区域が、モート領域の上ではなく、フィールド酸化
物領域の上に形成される。金属接点が、フィールド酸化
物に重なるパターンを定めた窒化チタン・ストラップと
接触する様に形成される。こうして金属がチタン・シリ
サイド・モートに、従って、FET及びバイポーラ・ト
ランジスタに間接的に接続される。この方法の技術的な
利点は、面積の小さいトランジスタを作ることができる
ことであり、こうしてFET及びバイポーラ・モート領
域に関連する抵抗及び静電容量を最小限に抑えると共に
、一層高速のFET及びバイポーラ・トランジスタが得
られる。不活性化及び絶縁層内のパターンを定めた開口
を介して、夫々のトランジスタの電極に対するメタライ
ズ・パターンを形成する。
【0010】上に述べた製造方法を用いて、バイポーラ
・トランジスタに対する壁形エミッタ構造を形成するこ
ともできる。壁形エミッタを形成する時、ポリシリコン
・エミッタがフィールド酸化物及びモートの間の移行領
域と接触する。N+形エミッタ領域がモートの縁の間を
伸び又はその縁と重なる。その他の特徴及び利点は、以
下図面について、本発明の好ましい実施例を更に具体的
に説明するところから明らかになろう。図面全体にわた
り、同様な素子、区域又は領域には全般的に同じ参照符
号を用いている。
【0011】
【実施例】次に、集積バイポーラ及びCMOS構造を形
成する縦形NPNバイポーラ・トランジスタとPMOS
及びNMOSトランジスタの対を製造する時の集積工程
を詳しく説明する。横形PNPバイポーラ・トランジス
タ及びその他のトランジスタの変形も図面に示してある
。CMOSトランジスタの対と共にバイポーラ・トラン
ジスタを使うことは周知であり、従って、回路を形成す
る為のその間の特定の相互接続は説明しない。当業者で
あれば、ここで説明することから、本発明の集積バイポ
ーラ及びCMOSトランジスタを容易に効率よく製造し
、所望の機能を実行する回路を形成する様にそれらの電
極を相互接続することができる。更に、「MOS(金属
酸化物半導体)」という言葉を、金属のゲート導体及び
酸化物絶縁体を含む特定の装置ではなく、半導体装置の
総称として使う。
【0012】図1には、その上にバイポーラ・トランジ
スタ及びCMOSトランジスタの対を形成する基部材料
を形成するP形基板10が示されている。基板10は6
〜10オーム・cm又は40〜60オーム・cmの範囲
内のP形半導体材料にすることができる。<100>の
結晶格子の配向を持つ半導体基板材料が好ましいが、こ
の他の配向も利用することができる。最初に基板10を
約900℃の湿った酸素雰囲気にさらして、二酸化シリ
コン(SiO2 )の層12を形成する。これは普通酸
化シリコンと呼ばれている。層12は約500〜600
Åの酸化物を形成するのに十分な時間の間成長させる。 酸化シリコン層12に重ねて、約1,300〜1,50
0Åの厚さを持つ窒化シリコン(Si3 N4 ) 層
14をデポジットする。窒化シリコン層14は普通の低
圧化学反応気相成長方法によってデポジットする。次に
、窒化シリコン層14の上にフォトレジスト・マスク層
16を回転付着又はその他の方法で拡げる。マスク層1
6のパターンを定めて、N+形埋込み層を形成する基板
の場所を限定する区域18及び20を形成する。
【0013】マスク層16のフォトレジスト材料は、選
ばれた区域18及び20でそれを除去することによって
パターンを定める。露出した窒化シリコン層14を周知
のプラズマ窒化物エッチ方法によってエッチする。選ば
れた区域18及び20から窒化物を除去した後、その下
にある酸化シリコン層12の露出した表面区域を綺麗に
して、窒化シリコン層14及び酸化シリコン層12の残
っているデポジット又は残渣を除く。
【0014】次に、図2に矢印24で示す様に、ウェー
ハをイオンの打込みにかけて、N+形半導体区域26及
び28を形成する。イオン打込み部24は、約2〜5×
1015イオン/cmの範囲内のアンチモンを使って、
酸化シリコン層12の中に追込む。こうして、約1.0
×1019原子/cm3 のピーク・アンチモン濃度が
達成される。イオン打込み部24は、所望の打込みの深
さを達成するために、約40keVで作られる。図2は
、N+形埋込み層26及び28を形成するための打込み
工程後の基板10を示している。基板10を約1時間、
1,100℃を越える温度に加熱して、不純物を基板の
中に一層深く追込むと共に、打込みによる結晶表面の損
傷を直す。基板10を前に述べた時間の間加熱して、約
2.5ミクロンの深さを持つN+形埋込み領域26及び
28を形成する。製造工程の間、高い温度にさらされな
い様に、フォトレジスト層16は取除き又はその他の方
法ではがすことができる。
【0015】図3は、それと重なる酸化シリコンの厚い
層32及び34を形成するために、N+形埋込み層26
及び28の表面部分が酸化された後の基板10の断面図
を示す。厚さ約5,000〜7,000Åに成長させた
酸化物層が好ましい。厚い酸化物形成部32,34が、
対応する埋込み層を形成するこの後のP形不純物の打込
みに対するマスクを形成する。窒化シリコン層14(図
2)を除去し、こうしてその下にある酸化シリコン層1
2を露出する。この後のP形の打込みに備えて、薄い酸
化シリコン層12は釉薬除去作業によって除かれる。
【0016】図4について説明すると、参照数字37で
示したP形不純物の打込み部がP形基板10の表面に追
込まれる。P形の打込み部37は、約6〜8×1013
イオン/cm2 線量及び60keVのエネルギで行な
われる。P形埋込み層38,39及び40を形成する様
に基板10にイオン打込みをする為の不純物として、硼
素を用いる。硼素イオンが基板の中に追込まれる間、ず
っと厚手の酸化物領域32,34は、その下にあるN+
形層26及び28がP形打込み部37の影響を受けない
様にする。基板10を再び半時間の間約800〜1,0
00℃の温度に加熱して、硼素イオンを基板10の中に
追込む。基板10の表面から厚い酸化物32及び34を
除くために、弗化水素酸溶液を使う。この結果、基板1
0の上面には、N+形領域26及び28とP形層38〜
40が露出する。
【0017】図5で、本発明の次の製造工程は、N形半
導体材料のエピタキシャル層44をデポジットすること
である。エピタキシャル層44は、その中にバイポーラ
及びCMOSトランジスタのタンクを形成する半導体材
料を構成する。性能の高いバイポーラ・トランジスタに
する為、エピタキシャル層44は薄く、約1.5ミクロ
ンの厚さであることが好ましい。品質の高いバイポーラ
及びCMOSトランジスタをその中に形成するには、約
0.4〜0.6オーム・cmの抵抗値が適切である。エ
ピタキシャル成長過程では高い温度を使うから、埋込み
層26,28及び30〜40とエピタキシャル層44の
間で、或る程度の不純物の上方拡散が起る。次に、エピ
タキシャル層44の表面の上に薄い酸化シリコン層46
を成長させる。本発明の好ましい形式では、酸化シリコ
ン層46(図6)は約400〜600Åの厚さの範囲内
である。次に、酸化物層46の上に、低圧化学反応気相
成長方法により、厚さ約1,400Åの窒化シリコン層
48をデポジットする。やはり図6に示す様に、窒化シ
リコン層48の表面の上に厚いフォトレジスト層50を
回転付着又はその他の方法で拡げる。フォトレジスト層
50のパターンを定め、露出した窒化物を除去して、そ
の中にその下のN形タンクを形成する区域52,54を
限定する。
【0018】処理済み基板10をN形打込み58にかけ
る。この打込みは、フォトレジスト・マスク50内の開
口によって限定された対応する区域52,54に複数個
のタンク60,62を形成する様に作用する。タンク6
0,62は、燐の打込みを使うことによって形成され、
この打込みは約80keVのエネルギ及び約1.5〜2
.5×1012イオン/cm2 の線量を用いて行なわ
れる。N形タンクの濃度は約2×1016イオン/cm
3 であることが好ましい。フォトレジスト層50を取
除く。 集積バイポーラ及びCMOS製造方法の説明を続けると
、半導体タンク60,62を酸化して、厚い酸化物区域
66及び68を形成する。この酸化過程は、半導体タン
ク60,62の上に約4,000Åの酸化シリコンが形
成されるまで続ける。処理済み基板10は、N形タンク
60,62の不純物をエピタキシャル層44の中に一層
深く追込む為の高い温度に加熱することによって、アニ
ールされる。イオンの打込みによる結晶の損傷も、この
アニール過程の間に治癒される。第6図は、本発明の製
造工程に従ってこれまでに形成された半導体を示す。
【0019】窒化シリコン層48の残りの部分を除き、
普通の釉薬除去方法によってその下にある薄い酸化物層
46を除く。図7について説明すると、処理済み基板1
0をイオンの打込み72にかける。この時、硼素の様な
P形不純物をエピタキシャル層44に打込む。P形の打
込み72は、約40keVのエネルギ及び約5.5〜6
.5×1012イオン/cm2 の線量で行なわれる。 こうして、約3×1016イオン/cm3 の濃度を持
つP形タンク74,76,78が形成される。その後、
処理済み基板10を約1,000〜1,200℃の温度
に約1時間加熱して、P形不純物を一層深くエピタキシ
ャル層44の中に追込む。この後、弗化水素酸溶液によ
り、厚い酸化物区域66,68を取除く。
【0020】種々のアニール工程を処理済み基板10に
対して行なったことにより、N形半導体タンク60,6
2及びP形半導体タンク74〜78が、その下にある一
層強くドープした埋込み層26,30及び38〜40と
合体する。P形及びN形半導体タンクを持つ基板の処理
状態が図8に示されている。処理済み基板10を再び酸
化し、こうしてタンクの上面の上に薄い酸化シリコン層
80を形成する。更に、薄い酸化物層80の上に、LP
CVD方法により、厚さ約1,400Åの窒化シリコン
層82をデポジットする。この発明の方法の3番目のマ
スクを構成する別のフォトレジスト層84を、窒化シリ
コン層82の上に拡げる。レジストのパターンを定めて
、P形及びN形タンクの間に形成されたPN半導体接合
の上方に開口86を形成する。更に、フォトレジスト層
84に開口88を形成して、バイポーラ・トランジスタ
に関連する深いコレクタを製造する為の区域をN形タン
ク60内に限定する。この後、薄い酸化シリコン層80
及び窒化シリコン層82を、フォトレジスト・マスク層
84にあけた区域でエッチする。
【0021】図9乃至図11は、埋込みP形層38及び
N形層46によって形成されたPN接合に隣接する区域
の拡大図である。図9に示す様に、P形及びN形タンク
74,60からの半導体材料を約900〜1,100Å
の深さにエッチする。P形及びN形タンク材料のエッチ
して露出した表面を綺麗にし、希望によってイオンの打
込みをして、夫々のタンクの中にチャンネル・ストッパ
を形成する。わかり易くする為、図面にはチャンネル・
ストッパを示していない。処理済み基板10を酸化雰囲
気にさらし、酸化シリコンの薄い層90を形成する。酸
化物層90の厚さは約200〜300Åである。トレン
チの底にある薄い酸化物90の上、及びトレンチを取巻
く区域にある前にデポジットしてパターンを定めた窒化
シリコン層82の上で、基板の全面の上にLPCVD窒
化シリコンの薄い層92もデポジットする。窒化物層9
2は約400Åの深さにデポジットする。次に窒化物層
92の上に酸化シリコン層94をデポジットする。デポ
ジットされた酸化物94の厚さは2,000Åであり、
化学反応気相成長方法でテトラエチルオルトシリケート
を使ってデポジットされる。図9は上に述べた過程が済
んだ基板の1つの場所の断面図である。
【0022】図10は、材料を下向きに選択的に除去す
る異方性エッチを行なった後の処理済み基板10を示す
。異方性エッチがデポジットされた酸化物層94全体と
第2の窒化物層92を除去する。湿式酸化物エッチが、
トレンチ87の底を覆う薄い酸化シリコン層90を取除
く様に作用する。湿式エッチは異方性ではなく、この為
、窒化シリコンの側壁96の下にある酸化シリコン層9
0の一部分をエッチする。窒化シリコンの側壁96は、
数字98で示すところがアンダーカットされる。トレン
チ87の露出した区域を綺麗にして、残っている残渣が
あれば、それを除去し、異物の無い綺麗な面を設ける。
【0023】図11はトレンチ87内に形成された非常
に厚手のフィールド酸化物100を形成した後の処理済
み基板10を示す。基板10は、約800Åの酸化物1
00を形成する位に、露出しているシリコン・タンク材
料が消費されるまで、酸化雰囲気にさらす。8,000
Åの酸化シリコン100を成長させるのに十分な時間の
間、基板を約800℃に上げる。酸化物90の下にある
シリコン材料は、窒化物層82によって酸化雰囲気から
保護され、この為余分の酸化物を形成しない。窒化物層
82を処理済み基板10の表面からはがし、やはり図1
1に示す様に、半導体タンクの表面の上に酸化シリコン
の薄い層102を成長させる。基板の全面の上に閾値調
節打込み104を行なって、NMOS及びPMOSトラ
ンジスタがターンオンする所望の閾値電圧を設定する。 この打込み104の不純物は硼素にすることができ、所
望の閾値電圧を達成するのに適当な線量を用いる。フォ
トレジスト・マスク層106を処理済み基板10の表面
の上に拡げ、パターンを定めて深いコレクタ区域108
を限定する。パターンを定めたフォトレジスト・マスク
層106によって限定された開口108を介して燐を打
込むことにより、N+形の深いコレクタ110が形成さ
れる。約2〜3×1016イオン/cm2 の燐の線量
及び約100keVの高いエネルギ・レベルを利用して
、バイポーラ・トランジスタ・タンク60の深いところ
に強くドープしたコレクタ110を形成する。
【0024】図12は、深いコレクタ110が形成され
た後の処理済み基板を示す。フォトレジスト層106を
基板の上面からはがし、前駆ゲートの酸化シリコン層1
02もはがす。処理済み基板10を再びシリコン酸化雰
囲気にさらし、この時、基板の表面の上に200Åの厚
さの層112を成長させる。これは図13に示されてい
る。ゲート酸化物層111が、バイポーラ・トランジス
タが形成されるN形タンク60、PMOSトランジスタ
が形成されるN形タンク62及びNMOSトランジスタ
が形成されるP形タンク78を覆うことが分る。重要な
ことは、酸化物層111がCMOSトランジスタの対の
ゲート電極とその下にあるトランジスタの導電チャンネ
ルの間の絶縁体を形成していることである。酸化物層1
11の厚さを変えて、CMOSトランジスタの閾値を更
に調節することができる。
【0025】本発明の主な特徴として、バイポーラ・ト
ランジスタのエミッタは、分割ポリシリコン・デポジッ
ション方法を利用して形成される。その詳細をこれから
説明する。バイポーラ・ポリエミッタを形成するのに使
われるポリシリコン材料は、CMOSトランジスタの対
のゲート電極を形成するのに使われるのと同じ方法の工
程によってデポジットされる。図13について説明する
と、基板の全面の上に多結晶シリコンの薄い層112を
デポジットする。約900〜1,100Åのポリシリコ
ンの深さが好ましいが、この他の任意のポリシリコンの
厚さを使っても良い。5番目のフォトレジスト・マスク
層114をウェーハの表面の上に拡げ、パターンを定め
て、バイポーラ・トランジスタに対する開口116を限
定する。フォトレジスト層114は、P形不純物の打込
み118に対するマスクとなるのに十分な厚さであり、
この打込みでは、硼素イオンをポリシリコン層112及
び薄い酸化物層111に追込んで半導体ベース領域12
0を形成する。ベースの打込み118は、約1〜2×1
014イオン/cm2の硼素の線量及び約60keVの
エネルギ・レベルを用いて行なわれる。図13に示す様
に、打込み118が、N形タンク60の全面に沿って伸
びる横方向ベース領域120を形成する。レジスタ・マ
スク層114を除去し、本発明の6番目のマスクを構成
する別のフォトレジスト層122を基板の表面の上に拡
げる。
【0026】図14は、真性エミッタ開口123及びコ
レクタ接点開口124を限定する6番目のフォトレジス
ト・マスク層122を示す。薄いポリシリコン層112
及び薄い酸化シリコン層111を乾式化学エッチにかけ
て、あけられたバイポーラ・トランジスタ区域のこうい
う材料を、打込み面120に達するまで除去する。フォ
トレジスト・マスク層122の下にある種々のデポジッ
トされた材料の層は、乾式エッチによって除去されない
。普通のピランハ又はRCAクリーンナップにより、露
出したベース界面区域125の表面区域を綺麗にする。 処理済み基板10を数分間高い温度でアニールして、バ
イポーラ・トランジスタのベース打込み部120をN形
タンク60の中に更に深く追込む。このアニールの後、
半導体タンク60の露出面を更に綺麗にして、その表面
に酸化物の残渣が残らない様に保証する。その上面を綺
麗にする為に、10%弗化水素酸の釉薬除去溶液を使う
【0027】処理済みウェーハの全面の上に、普通のデ
ポジッション方法により、第2の一層厚手の多結晶シリ
コン層126をデポジットする。第2のポリシリコン層
126の厚さは約4,000Åであり、前にデポジット
した厚さ1,000Åの第1の層112と合体する。図
15は、第2の多結晶層が、NMOSゲート酸化物及び
PMOSトランジスタのゲート酸化物111の両方の上
、並びにバイポーラの真性ポリエミッタ、ベース界面区
域125及びコレクタ110の上に、ポリシリコンの複
合層128を形成することを示している。ポリシリコン
128は、燐の様なN形不純物の高い線量を用いて打込
む132。ゲート酸化物111に重なる強くドープした
ポリシリコンは、パターンを定めてエッチした時、夫々
NMOS及びPMOSトランジスタに対するゲート導体
を形成する。エミッタ/ベース界面125の上に形成さ
れた、強くドープされたポリシリコンが、その下のベー
ス120内にエミッタ領域を形成する為の拡散剤となる
。重要なことは、ドープされたポリシリコン128が、
エミッタ/ベース界面125で、物理的にも電気的にも
ベース領域120と接触していることである。ポリシリ
コンの打込み132は、約85keVで、1.5〜2.
5×1016イオン/cm3 の濃度で行なうことが好
ましい。
【0028】図16に示す様に、第7のフォトレジスト
・マスク層135を処理済みウェハの上に回転付着させ
、パターンを定める。露出しているポリシリコン層12
8をエッチして、NMOSトランジスタのゲート絶縁体
136及び138、バイポーラ・トランジスタのエミッ
タ/ベース界面125及び深いコレクタ110の上に重
なる場所で、ポリシリコンが残る様にする。ポリシリコ
ン領域140がバイポーラ・トランジスタのコレクタ電
極の一部分を形成する。強くドープしたポリシリコン・
エミッタ142は、界面125内のベース領域120だ
けに接触するが、ゲート酸化物111とも幾分か重なる
。この様な巣ごもり形エミッタ構造を形成する為のマス
クのアラインメントの臨界性がこうして低下する。壁形
エミッタ構造を形成する時、フォトレジスト・マスク層
135は、バイポーラ・トランジスタ区域の上でパター
ンを定めて、レジストの縁は、薄いゲート酸化物層11
1の開口の縁と垂直方向に更によく整合する様にする。
【0029】この後、図17に示す様に、この後の上の
ウェーハ処理の為、フォトレジスト・マスク層135を
はがす。本発明の製造方法の説明を続けると、処理済み
基板の表面の上に2,500Åの同形酸化シリコン層1
44をデポジットする。同形酸化シリコン層144はテ
トラエトキシシランで構成することができ、普通のプラ
ズマ方法によってデポジットされる。図17から、デポ
ジットされた酸化シリコン層144がゲート酸化物層1
11及びMOSトランジスタの酸化物と合体し、夫々ゲ
ート絶縁体134及び136を形成することが理解され
よう。
【0030】同形酸化物層144を垂直方向に異方性エ
ッチにかけて、図18に示す様に形成する。この異方性
エッチ方法は、約2,500Åの酸化シリコンが除去さ
れるまで続けて、MOSトランジスタのゲート・ポリシ
リコン/酸化物構造146,148の側壁の上及びバイ
ポーラ・トランジスタのエミッタ構造150の上にだけ
デポジットされた酸化物が残る様にする。側壁酸化物1
52は、NMOSトランジスタでは、熱い電子の効果を
無くす様に軽くドープしたドレイン形の構造を形成する
為に特に重要である。PMOSトランジスタ及びバイポ
ーラ・トランジスタについては、側壁酸化物形成部15
4及び156の有害な影響は起らない。
【0031】図19はバイポーラ・トランジスタの環状
エミッタ・アイランド158の平面図を示す。バイポー
ラ・トランジスタのベース及びエミッタ構造はこの他の
配置を用いて構成することができるが、これは後で詳し
く説明する。図20に示す様に、第8のフォトレジスト
・マスク層162を処理済みウェハの表面の上に拡げる
。このマスク層162のパターンを定めて、NMOSト
ランジスタのソース及びドレインの開口を限定する。 イオンの打込み165を行なって、NMOSトランジス
タ内に強くドープした半導体領域164及び166を形
成する。半導体領域164及び166が、ゲート構造1
70に対してセルファラインのソース及びドレイン領域
を形成する。前に述べたN++打込みを、約5×101
5イオン/cm2 の線量及び150keVのエネルギ
で、砒素及び/又は燐を用いて行なう。フォトレジスト
層162をこの後除去する。
【0032】次に処理済みウェーハは、P形チャンネル
MOSトランジスタの領域並びにバイポーラ・トランジ
スタのベース接点を形成する為のP形不純物の打込み部
を形成する為に準備する。図21について説明すると、
第9のフォトレジスト・マスク171を処理済み基板の
表面の上に広げ、パターンを定めて、PMOSトランジ
スタのソース及びドレイン領域172,174に対する
開口、並びにバイポーラ・トランジスタのベース120
内の接点区域用の開口176,178を限定する。次に
ウェーハに硼素を打込んでP+形MOSトランジスタの
ソース180及びドレイン182の各領域を形成する。 半導体領域180,182が、ゲート構造168に対し
てセルファラインのソース及びドレイン領域を形成する
【0033】P+形硼素の打込みが、バイポーラ・ベー
ス領域120内に濃度の高い不純物領域184及び18
6を形成する。P形の打込みバイポーラ領域を断面図で
は2つの領域として示してあるが、実際には、ベース接
点は環状であって、エミッタ・アイランド構造158を
取巻いている。硼素の打込みは、約5×1015イオン
/cm2 線量及び約30keVのエネルギ・レベルで
行なう。フォトレジスト・マスク層171を除去する。 次に処理済みウェーハを約900℃の温度で約30〜9
0分アニールして、NMOSトランジスタのソース16
4及びドレイン166の各領域のN+形不純物を更にゲ
ート酸化物134の下へ追込む。PMOSトランジスタ
のソース180及びドレイン182の各領域のP+形不
純物も、トランジスタ・タンク62内に更に拡散され、
横方向にもゲート酸化物136の下に短い距離だけ広が
る。 バイポーラ・トランジスタの真性ベース接点を形成する
P+形ドーパント領域184及び186も更に下向きに
拡散する。エミッタ・ポリシリコン166のN++形不
純物がその下にあるベース領域120の中に追込まれ、
こうしてエミッタ188を形成する。ベース領域120
が、バイポーラ・トランジスタの半導体モートを限定す
る。後で詳しく説明するが、この発明に従って形成され
るバイポーラ・トランジスタは、従来公知のバイポーラ
・トランジスタよりも一層小さいモート区域を用いて製
造することができる。これまで説明した工程に従って処
理された基板が、図21に示されている。1回のアニー
ル工程により、種々の半導体領域の不純物が拡散され且
つ活性化されて、適正な半導体トランジスタ素子を形成
する。
【0034】次に処理済みウェーハの表面を硫酸を用い
て、そしてその後弗化水素溶液を用いて綺麗にする。基
板の表面の上に1,000Åのチタン層をデポジットす
る。次に、処理済み基板の温度を1時間を若干下回る時
間の間、不活性な窒素雰囲気内で約675℃に高めるこ
とにより、チタンを反応させる。チタンがシリコンと界
面を接するところでは、導電性のチタン・シリサイドが
形成される。フィールド酸化物領域に重なるチタンの様
に、チタンが酸化シリコンと界面を接するところでは、
導電性の窒化チタンが形成される。希釈塩化水素酸溶液
により、基板の表面を綺麗にする。
【0035】図22に示す様に、窒化チタン(TiN)
が断面線190で示されており、チタン・シリサイド(
TiSi2 )がクロスハッチ192で示されている。 P+形ベース接点区域184,186とチタンとの反応
の結果、チタン・シリサイド区域194及び196が形
成される。PMOS及びNMOSトランジスタのソース
及びドレイン領域でも同一の反応が行なわれ、こうして
対応する横方向のソース及びドレイン接点導体が形成さ
れる。この後、フォトレジスト・マスク198を反応し
たチタン層の上に拡げ、パターンを定めて、トランジス
タ装置の種々の端子又は導体に対する相互接続部を形成
する。これが図23に示されており、窒化チタンのマス
クされていない部分は、適当なエッチ等によって除去さ
れる。重要なことは、パターンを定めたレジスト部分1
99が、バイポーラ・トランジスタのベース120に接
点に対する、その下にある区域を限定する様に作用する
ことである。接点は、トランジスタから、厚手のフィー
ルド酸化物200に重なる場所まで横方向に伸びる様に
限定される。この構成により、密な間隔の多数の電極並
びにそれに伴なうマスクのアラインメントの問題を心配
することなく、面積の小さいバイポーラ・トランジスタ
を製造することができる。図23の実施例では、フォト
レジスト・マスク部分202により、第2のベース接点
区域が限定される。同様に、PMOSトランジスタは、
マスク部分204によってソース導体区域を限定し、マ
スク部分206によってドレイン導体区域を限定するこ
とにより、非常に小さく作ることができる。マスク部分
204及び206の両方が、夫々のフィールド酸化物の
場所208及び209の一部分に重なり、こうして横方
向に外に出た部分で夫々のトランジスタに対して夫々接
続される。NMOSトランジスタも同等の形でパターン
が定められる。この後、パターンを定めたフォトレジス
トを除去する。
【0036】図24に示す様に、窒化チタンで構成され
る第1の横方向ベース接点区域210が、強くドープし
たP+形外因性ベース領域184及びそれに重なるチタ
ン・シリサイド領域194の両方を介して、半導体の真
性ベース領域120と電気的に接触する様に形成される
。導電性チタン・シリサイドで構成される埋込みエミッ
タ接点区域214がポリシリコン導体142と電気的に
接触する。エミッタ・ポリシリコン142及びチタン・
シリサイド214が、その下にある半導体エミッタ能動
領域188と電気的に接続される埋込み接点を形成する
。前に述べた様に、エミッタ領域188は、その下にあ
るベース領域120の真性又は能動部分の中に拡散され
たポリシリコン142からのドーパントによって形成さ
れた強くドープした領域である。エミッタ領域188、
このエミッタ領域188の下にある真性ベース領域12
0、及びN形タンク60及びN+形の深いコレクタ11
1の間で、バルクのバイポーラ・トランジスタ動作が行
なわれる。深いコレクタ110からの接触が、導電ポリ
シリコン140を介してチタン・シリサイド・ストリッ
プ216に対してなされる。第2の窒化チタン・ストリ
ップ218が第2の横方向の接点区域となり、真性半導
体ベース領域120に対する第2の電気接続部となる。 この接触はP+形ベース接点領域186及びチタン・シ
リサイド界面196を介してなされる。
【0037】バイポーラ・トランジスタが厚手の表面フ
ィールド酸化物層200,220によって横方向に隔離
される。バイポーラ・トランジスタの基板の表面より下
方の隔離は、P形タンク74及び76によって行なわれ
る。N形エピタキシャル・コレクタ領域60は非常に薄
く、この為性能の高いバイポーラ・トランジスタが得ら
れる。埋込みN+形部分層26がバイポーラ・トランジ
スタの直列コレクタ抵抗を減小させ、トランジスタのコ
レクタ飽和電圧を低くする。N+形埋込み層26は隣り
合うトランジスタに対するラッチアップに対する免疫性
を高める。
【0038】PMOS及びNMOSトランジスタは、バ
イポーラ・トランジスタと同様な配置を用いて形成され
る。PMOSトランジスタが、厚手のフィールド酸化物
208の一部分に重なり、シリサイド界面のソース区域
234と接触する横方向窒化チタン接点232を含む。 ソース界面234がPMOSトランジスタのその下にあ
る半導体ソース領域180と電気的に接触する。チタン
・シリサイドのゲート層236がその下にある導電性ポ
リシリコン168と電気的に接触する様に形成される。 チタン・シリサイドのゲート素子236に電圧を印加す
ると、薄いゲート酸化物136を横切る電界が発生され
、こうしてその下にあるN形モート62内に反転領域及
び空乏領域が形成される。こうしてPMOSトランジス
タのソース領域180とドレイン領域182の間に導電
チャンネルが形成される。トランジスタのドレイン18
2がチタン・シリサイドの界面領域246を介して横方
向に伸びる窒化チタン接点238に接続される。横方向
に伸びるドレイン接点238が部分的に厚手のフィール
ド酸化物209と重なる。断面で見た時、PMOSトラ
ンジスタの構造がバイポーラ・トランジスタと同様であ
ることに注意されたい。バイポーラ・トランジスタ及び
CMOSトランジスタのこの他の類似点は後で説明する
【0039】NMOSトランジスタが、厚手のフィール
ド酸化物層209及び244の間で、P形モート78の
面内に形成される。NMOSトランジスタのソース領域
164がシリサイド界面246を介して横方向に伸びる
窒化チタン導体248に接続される。導体248がNM
OSトランジスタから横方向に、部分的に厚手のフィー
ルド酸化物209に重なって伸びる。トランジスタのド
レイン166に対する電気接続は同様に行なわれる。例
えば、中間のシリサイド250を介して、厚手のフィー
ルド酸化物層244に重なる横方向に伸びる窒化チタン
導体252に対してなされる。チタン・シリサイドのゲ
ート接点254に印加された電圧が、ポリシリコン層1
70を介して伝えられ、ゲート酸化物134の下でP形
モート78内に導電チャンネルを形成する。この時、ソ
ース領域164からトランジスタ・ドレイン領域166
へ電流が流れることができる。
【0040】図25はメタライズ層及び不活性化層を設
けて完成した一例としての集積バイポーラ及びCMOS
回路の断面図である。不活性化層258は、基板の表面
の上にデポジットした厚手の酸化シリコン層で構成する
ことができ、これをマスクしてパターンを定めて、トラ
ンジスタの金属接点電極に対する開口を形成する。バイ
ポーラ・トランジスタのベース電極260,262が、
不活性化層258内の開口を埋め、横方向に伸びるベー
ス接点210,218と接触する導電金属を普通の様に
マスクしてパターンを定めることによって形成される。 図面に示してないが、バイポーラ・トランジスタのベー
ス電極260及び262が、基板の上面の別の場所にあ
るメタライズ部(図面に示してない)によって互いに接
続される。エミッタ電極264が、不活性化酸化物25
8内の対応する開口を介して、その下にあるシリサイド
の埋込みエミッタ接点214と接触する様に形成される
。実際には、エミッタ電極264はその下にある埋込み
エミッタ接点214から横方向にずれていて、周囲のフ
ィールド酸化物に部分的に重ねて形成することができる
。図25に示す実施例では、深いコレクタ区域110は
横方向に形成され、ベース及びエミッタ領域から幾分離
れている。深いコレクタ110に対する接触は、コレク
タ電極266を不活性化酸化物258内の開口を通して
、チタン・シリサイドのコレクタ接点216と接触させ
ることによってなされる。強くドープしたポリシリコン
140が、深いコレクタ領域110とチタン・シリサイ
ド接点216の間を電気的に接続する。
【0041】バイポーラ・トランジスタの構成から、種
々の接点電極は、密な間隔にしてその下にあるバイポー
ラ・トランジスタの面積の小さい領域と垂直方向に整合
させることが必要がないことが理解されよう。この為、
種々のマスクの整合又はアラインメントが簡単になる。 夫々のストリップの任意の表面区域に対して確実な接続
ができるという点で、ベース電極260,262の、そ
の下にある横方向に伸びる接点ストリップ210及び2
18に対するアラインメントも簡単になる。不活性化酸
化物層258内に開口を形成するマスクが若干調節ずれ
があった場合でも、何の悪影響も起こらないことが理解
されよう。
【0042】PMOS及びNMOSトランジスタの電気
接点電極は、不活性化酸化物158内に開口を形成し、
そこに同形金属材料をデポジットすることにより、同じ
様に構成される。特に、PMOSトランジスタが、横方
向に延びるソース接点ストリップ232と接触するソー
ス電極268を持っている。ゲート電極270が、チタ
ン・シリサイド236を介してゲート・ポリシリコン1
68と接触する。PMOSトランジスタのドレイン18
2に対する電気的な接触は272によって行なわれる。 ドレイン電極272が、その下に形成された横方向に延
びるドレイン接点ストリップ238と接触する。NMO
Sトランジスタに対する電気接続も同様に行なわれる。 NMOSトランジスタが金属ソース電極274、ゲート
電極276及びドレイン電極278を持っている。
【0043】図26は、これまで説明した工程によって
製造された集積バイポーラ及びCMOS構造の斜めに見
た断面図である。トランジスタの特徴を見やすくするた
めに、不活性化層及びメタライズ層は省略してある。更
にこの図はバイポーラ及びCMOS装置の配置が類似し
ていることを示している。図27は本発明に従って製造
される別の実施例のバイポーラ・トランジスタ280を
示す。当業者であれば、前に説明したところから、図2
7に断面図で、そして図28に平面図で示した配置を持
つトランジスタ280を製造することができよう。トラ
ンジスタ280はP形基板10の上に、P形部分層28
4及び286の間に形成されたN化された埋込み層28
2を用いて製造することができる。バイポーラ・トラン
ジスタ280が、トランジスタのタンクを形成する薄い
N形エピタキシャル層288内に形成される。本発明の
本実施例では、バイポーラ・トランジスタ280がN+
形の深いコレクタ290を持ち、関連した接点導体スト
リップ292が横方向に、厚手のフィールド酸化物29
4に重なって延びている。金属の端子電極292が、横
方向に延びる窒化チタンのコレクタ導体292と接触す
る様に形成されることが示されている。導体ストリップ
292がシリサイドの界面層296及びN+形半導体モ
ート領域298を介して深いコレクタ290に接続され
る。埋込みエミッタ接点300がチタン・シリサイドの
上側層302、及びその下にあるエミッタ領域306と
接触する強くドープしたポリシリコン導体304で構成
される。エミッタ領域306はP形真性ベース領域30
8内に形成される。
【0044】外因性P+形ベース領域310が真性ベー
ス領域308とチタン・シリサイド界面312の間に形
成される。シリサイド312は、チタンとP+形モート
310の反応の結果として形成される。前に述べた様に
、窒化チタン・ストリップ314も、窒素雰囲気内での
チタンの反応の結果として形成され、金属のベース電極
316が接続される窒化チタン導体を形成する。
【0045】図28はトランジスタ280のエミッタ構
造に対するセルファラインの電気接点を設けるためのエ
ミッタ導体304の横方向の延長を示している。バイポ
ーラ・トランジスタ280のエミッタ306に対する接
触は金属電極318によってなされる。この電極が、ポ
リシリコン導体304に重なるチタン・シリサイド30
2と接触する様に形成される。チタン・シリサイド30
2の横方向に延びるストリップ及びポリシリコン304
が、埋込み接点構造300を介してトランジスタ・エミ
ッタ領域306と接触する。
【0046】図27及び図28のバイポーラ・トランジ
スタ280の配置により、深いコレクタ290を真性ベ
ース領域308及びエミッタ306に近づけて配置する
ことができる。最小の特徴が1ミクロンで、最小の整合
許容公差が0.75ミクロンと云う設計の規則を使うと
、このトランジスタの配置にはモート区域の約12.5
平方ミクロンしか必要としない。この配置では、横方向
に延びる1本の導体ストリップ314がトランジスタの
ベース308に接続され、反対側に配置された、横方向
に延びる導体ストリップ292がトランジスタのコレク
タ290に離れた接続部を作る。更に、トランジスタ2
80のエミッタ領域308に対する接続は、横方向に、
前向きに延びるシリサイド・ストリップ302によって
行なわれる。図28から、このバイポーラ及びCMOS
トランジスタを形成するのに普通の製造工程が用いられ
るだけでなく、バイポーラ・トランジスタ280は図2
6のMOSトランジスタと良く似た配置を持つことは明
白である。
【0047】図29及び図30には、バイポーラ・トラ
ンジスタ320の別の配置が示されている。この配置で
は、周囲のフィールド酸化物322に重なって延びる導
体ストリップを形成しない。バイポーラ・トランジスタ
320がN形タンク324を持ち、その中にP形ベース
・モート326が形成される。ベース電極328が、シ
リサイド界面332及びP+形領域334を介して真性
ベース326と電気的に接触する様に形成される。コレ
クタ電極336もその下にあるシリサイド層340及び
強くドープしたN+形領域342と接触する様に形成さ
れる。深いコレクタ344は、半導体エミッタ領域34
6及び真性ベース領域326の間でバイポーラ・トラン
ジスタ動作が行なわれる領域である。この場合も、エミ
ッタ領域346に対する電気接続は、強くドープしたポ
リシリコン348及びシリサイドの上側層350から成
る複合ストリップによって成される。図30に示すよう
に、エミッタ電極352が、エミッタ半導体領域346
と接触するシリサイド層及びポリシリコン層350及び
348を介して面接触する。前に述べた設計の規則を使
うと、本実施例に従って構成されるバイポーラ・トラン
ジスタ・モートはモート区域の約15.62平方ミクロ
ンしか必要としない。更に、このトランジスタの配置は
ベース及びコレクタの抵抗を最小限に抑え、こうして装
置の速度を改善する。
【0048】2重コレクタ・バイポーラ・トランジスタ
352の断面図及び平面図が夫々図31及び図32に示
されている。エピタキシャル・タンク354の中に、強
くドープした第1のN+形の深いコレクタ356及び向
かいあって配置した深いコレクタ358が形成されてい
る。1つの金属コレクタ電極360が、その下にある強
くドープしたポリシリコン導体364の上に形成された
チタン・シリサイド層362と接触する様に形成される
。ポリシリコン導体364が強くドープしたN+形の深
いコレクタ領域356と接触する。コレクタ導体層36
2,364がフィールド酸化物領域366,368と部
分的に重なり、こうしてその上に金属電極360を位置
ぎめするためのマスク・アラインメント用の大きな横方
向の区域を作る。第2のコレクタ接点構造370も同様
に構成されている。
【0049】バイポーラ・トランジスタ352のベース
が真性ベース領域372を持ち、その中にエミッタ領域
374が形成される。真性領域372から横方向に述べ
る外因性ベース領域376がN形タンク354の表面に
現われる。2叉状窒化チタン導体378が、部分的にシ
リサイドの外因性ベース領域376を取囲む様に形成さ
れる。2叉状部分378と一体のチタン・シリサイド・
ストリップ380が周囲のフィールド酸化物の上を延び
、金属ベース電極382と接触する。電極382はバイ
ポーラ・トランジスタ352のベース端子を構成する。 これまで説明した他の実施例と同じく、トランジスタ3
52のエミッタ領域374が埋込みエミッタ接点384
を持ち、これが横方向に延びるシリサイド・ストリップ
386に接続され、このストリップは部分的に厚手のフ
ィールド酸化物(図面に示してない)に重なっている。 金属エミッタ電極388が横方向ストリップ386と電
気的に接触するように形成され、こうして半導体エミッ
タ領域374との接触を保つ。前に述べた設計の規則を
使うと、この特徴によるバイポーラ・トランジスタ・モ
ートは、ウェハ面積の約13.75平方ミクロンしか必
要としない。
【0050】図33、図34及び図35は、本発明の原
理に従って構成された更に別の実施例のバイポーラ・ト
ランジスタ390を示す。本実施例は真性ベース領域3
92が小さく、このためトランジスタの性能を改善した
ことを特徴とする。前に述べた設計の規則を用いると、
この配置のトランジスタ・モートはウェハ面積の約17
平方ミクロンしか必要としない。図33及び図34に示
すトランジスタ390は壁形エミッタを持つ対称的な構
造である。N+形エミッタ領域394の壁形構造が図3
5に断面図で示されている。図33及び図35から分か
る様に、壁形エミッタ構造により、強くドープしたポリ
シリコン・エミッタ394が真性ベース領域392と全
面的に接触する。ポリエミッタ398の一部分を形成す
る側壁酸化物396の間に薄い酸化シリコンが存在しな
い。その代わりに、ポリエミッタ398は、エミッタ領
域394の対応する幅とほぼ同じ幅を持ち、それと全面
的に接触する。この為、エミッタ394は大きな面積を
持つことができ、それでもトランジスタ自体は面積が小
さいことを特徴とする。
【0051】壁形エミッタ・トランジスタ390が対称
的な深いコレクタ領域400,402を持っている。ド
ープされたポリシリコン層404及びチタン・シリサイ
ド層406が、深いコレクタ領域400,402に対す
るコレクタ接点界面となる。金属電極408が不活性化
層の開口(図面に示してない)を通ってチタン・シリサ
イド406と電気的に接触する様に形成される。一対の
金属ベース接点410,412が、外因性ベース領域4
18,420に重なる夫々チタン・シリサイドの表面層
414,416と電気的に接触する。
【0052】図34に示す様に、多重電極408を用い
て、夫々の深いコレクタ領域400,402に対する抵
抗値の小さい接触を保証する。図35では、離れた場所
にあるエミッタ電極422が、チタン・シリサイド/ポ
リシリコン・ストリップ424を介してポリエミッタ3
98に接続されることが示されている。図36は壁形エ
ミッタを持つ形式のバイポーラ・トランジスタ430を
示しているが、他の点では図31及び図32図に示した
巣ごもり形エミッタ・トランジスタ352と構成が同様
である。実際、図36のトランジスタ430の断面図は
、図31に示すものとほぼ同一である。トランジスタ4
30が、ポリエミッタ432を持ち、これはそれに重な
るチタン・シリサイド層434に接触すると共に、その
下にある強くドープしたN+形半導体エミッタ領域と接
触している。前に説明した他の壁形エミッタ・トランジ
スタと同じく、ポリエミッタ432の全長及び幅がその
下にあるエミッタ領域と接触している。集成ベース領域
が参照数字438で示されており、深いコレクタは44
0で示してある。2叉状ベース接点442が外因性ベー
ス領域444に接触している。
【0053】図36について説明すると、シリサイドと
結合したポリシリコンの壁形エミッタが、離れた場所に
あるエミッタ電極446と接触する様に、横方向に一方
向に延びている。2叉状ベース接点442は、位置44
8でフィールド酸化物に重なる窒化チタンで構成される
。ポリシリコンのパッド450が窒化チタンの下にあり
、ベース金属電極452がチタン・ストリップ448と
接触する様に形成されている。前に述べた設計の規則を
用いる時、トランジスタ430は約8.25平方ミクロ
ンのモート区域しか必要としない。真性及び外因性ベー
ス領域438.444を含む小さいモート領域により、
トランジスタ430を小さなウェハ区域内に製造するこ
とができる。
【0054】図37及び図38は、対称的に配置された
深いコレクタ456,458を持つNPN形壁形エミッ
タ・トランジスタ454を示す。壁形エミッタ領域46
0が、前に詳しく説明した様に、強くドープしたポリシ
リコン・エミッタ464の不純物の拡散により、真性ベ
ース領域462内に形成される。外因性ベース446が
真性ベース462の側面と接触する様に形成される。チ
タン・シリサイド468が外因性ベース466を覆って
いる。ベース電極472が外因性ベースのシリサイド4
68と接触する様に形成される。参照数字464で示し
た材料はポリシリコンである。エミッタ接点476がポ
リシリコン464を介してエミッタ460と電気的に接
続される。
【0055】図37及び図38の壁形エミッタ・トラン
ジスタ454を製造するには、約8.88平方ミクロン
の合計モート区域を利用する。この様な小さな区域によ
り、寄生素子が目立って減少し、このためトランジスタ
の動作が良くなる。更に、ウェハの詰込み密度が容易に
得られる。図39及び図40には、本発明に従って構成
される更に別の形式の壁形エミッタNPN形トランジス
タが示されている。本実施例はすぐ前に述べたトランジ
スタ454と類似しているが、更に外因性ベース区域4
82から、トランジスタ478を取巻くフィールド酸化
物484に重なる離れた場所まで伸びる窒化チタンのス
トラップ480を持っている。外因性ベース領域482
の上面がシリサイド層486を持ち、これが窒化チタン
のストラップ480と外因性ベース領域482の間の界
面として作用する。図40に示す様に、窒化チタンのス
トラップ480はアングル形になっていて、エミッタ接
点476と全体的に整合する様にしてある。ベース接点
電極488がポリシリコン・パッド490と接触する様
に形成される。前に述べた設計の規則を使うと、このト
ランジスタ・モートはウェハ面積の約4.5平方ミクロ
ンしか使わずに製造することができる。
【0056】図41及び図42のNPN形トランジスタ
492は、図33及び図34のトランジスタ390と類
似しているが、壁形エミッタではなく、巣ごもりエミッ
タ形である。図42に見られる様に、線33で切った断
面図は、図33に示すものとほぼ同一である。トランジ
スタ492の巣ごもり形構造が図41に示されている。 トランジスタ492が、エミッタ494を持ち、これは
強くドープしたポリエミッタ496からのN形不純物を
、側壁絶縁物(図面に示してない)と一体に形成した薄
い酸化シリコン498内の開口に拡散することによって
形成される。巣ごもりエミッタ形のトランジスタを製造
する方法は、前に詳しく説明した。エミッタ領域494
は面積が小さく、P形真性ベース領域500内に拡散さ
れる。図42に示す配置を持つバイポーラ・トランジス
タは、僅か約20平方ミクロンのモート区域を占める。
【0057】更に図42のバイポーラ・トランジスタ4
92が深いコレクタ領域502を持ち、コレクタ電極5
04がそれと接触する様に形成されている。エミッタ電
極506はポリシリコン・エミッタ・ストリップ496
と接触する様に形成されたパターンを定めた金属層によ
って形成される。エミッタ電極506が導電ポリシリコ
ン・ストリップ496を介してエミッタ領域494と接
触する。一対のベース接点電極508及び510が夫々
外因性ベース領域512及び514を介して、全体的に
エミッタ領域494の下にある真性ベース領域500と
接続される。
【0058】図43は横形PNPバイポーラ・トランジ
スタ516の断面図である。トランジスタ516がP+
形エミッタ領域518、N形ベース領域520及びP+
形コレクタ522を持っている。電圧降伏の為、軽くド
ープしたP形領域524が強くドープしたコレクタ領域
522と接触して、このコレクタとエミッタ領域518
の間に形成されている。エミッタ領域518及びコレク
タ領域522がベース・タンク520の面内に形成され
、夫々シリサイド層526,528を持っている。チタ
ンを導体材料として使う時、層526,528はチタン
・シリサイドで構成される。更に、窒化チタン導体スト
リップ530,532  がシリサイド層526,52
8と接触する様に形成され、更に夫々のフィールド酸化
物領域534,536と重なる様に形成されている。ト
ランジスタ・ベース領域520に接触する為、多結晶シ
リコン及びシリサイド構造538が設けられる。接点構
造538の構成は前に述べた埋込みエミッタ構造と同様
である。特に、PNP形トランジスタのベース接点構造
538が酸化シリコン界面540を持ち、その側壁54
2の中に多結晶ストリップ544及びチタン・シリサイ
ドの上面546が形成される。図面に示してないが、導
電性多結晶シリコン544が薄い酸化シリコン層540
内の開口を介して半導体ベース領域520と接触する。 トランジスタ516は図1乃至図25について前に述べ
たのと同じ方法の工程によって製造することができる。
【0059】
【発明の技術的な利点】以上、集積バイポーラ及びCM
OS製造方法を説明した。製造コストが切下げられ、本
発明に従って形成された半導体構造の歩留りが著しく高
まる。これは大部分は、バイポーラ及びMOSトランジ
スタを製造する時の方法の工程が少なくなったことによ
るものである。種々のマスク工程を組合せて、バイポー
ラ及びMOSの半導体領域及び特徴を同時に形成するこ
とができる。分割ポリシリコン方法により、バイポーラ
・トランジスタのエミッタ及びMOSトランジスタのゲ
ート構造を方法の同じ工程で形成することができる。こ
の方法には、バイポーラ・トランジスタに対して巣ごも
り形及び壁形エミッタの両方の構造を利用することがで
きる。MOSトランジスタのゲート導体及びバイポーラ
・トランジスタのエミッタを形成するポリシリコンのデ
ポジッションは、MOSトランジスタでは導電度の高い
ゲート電極を形成し、且つバイポーラ・トランジスタで
は濃度の高い不純物のエミッタ素子を形成する不純物を
打込む。強くドープされたポリシリコン・エミッタ素子
を後で真性ベース領域に拡散して、バイポーラ・エミッ
タ領域を形成する。その後で形成されたポリシリコン層
が、夫々バイポーラ及びMOSトランジスタのエミッタ
及びゲート構造を完成する。
【0060】トランジスタ領域から部分的にフィールド
酸化物に重なる場所まで横方向に延びる導体ストリップ
を形成することにより、本発明の製造工程では、マスク
のアラインメントの制約が緩くなる。こうすることによ
り、メタライズ接点パターンの垂直方向の整合の臨界性
が低下する。更に、トランジスタの一層小さい領域に対
する接点のアラインメントの問題を強めずに、トランジ
スタの特徴自体も1ミクロン未満のレベルに下げること
ができる。バイポーラ及びMOSトランジスタを、埋込
みN+形及びP形井戸及び浅いN形及びP形双子井戸を
持つ薄いエピタキシャル層内に形成することにより、回
路動作の点での一層の利点が実現される。この形式の半
導体構造により、バイポーラ・トランジスタの動作特性
が好くなり、隣合ったトランジスタのラッチアップに対
する免疫性が改善される。動作特性について云うと、バ
イポーラ・トランジスタの直列コレクタ抵抗が減少する
【0061】以上は本発明の好ましい実施例を説明した
ものであるが、特許請求の範囲によって定められた本発
明の範囲を逸脱せずに、技術的な選択事項として、細部
に種種の変更を加えることができることは云うまでもな
い。更に、当業者であれば、ここで説明した個別の利点
を実現するために、1個の集積回路の中にここで説明し
た種々の利点及び特徴の全部を採用する必要が無いこと
が理解されよう。
【0062】以上の説明に関連して更に下記の項を開示
する。 (1)  バイポーラ・トランジスタを製造する方法に
おいて、基板の上に周囲をフィールド絶縁体によって取
囲まれた半導体タンクを形成し、該半導体タンク内にベ
ース、エミッタ及びコレクタの半導体領域を形成し、前
記エミッタ領域に重ねて導電多結晶シリコンを形成し、
前記ベース領域、前記多結晶シリコン及び前記コレクタ
領域と夫々接触する金属ストリップを形成し、前記多結
晶シリコンは横方向に前記フィールド絶縁体の上まで伸
び、前記金属を反応させて導電シリサイド接点ストリッ
プを形成し、各々のシリサイド接点ストリップと接触す
る端子電極を形成する工程を含む方法。
【0063】(2)  第(1)項に記載した方法に於
いて、エミッタ領域を、前記ベース領域上の薄い絶縁体
の形成部によって限定された巣ごもり構造として形成し
、前記薄い絶縁体内に開口を形成し、前記多結晶シリコ
ンを前記開口上の強くドープした層として形成して、該
開口を介して前記ベース領域と接触する様にし、該開口
の回りの多結晶シリコンのパターンを定めて、前記開口
に隣接して薄い絶縁体に重なる様にすることを含む方法
。 (3)  第(2)項に記載した方法に於いて、多結晶
シリコンの上に側壁酸化物を形成し、前記ベース領域内
に、前記側壁酸化物に対してセルファラインの外因性半
導体ベース領域を形成することを含む方法。
【0064】(4)  第(3)項に記載した方法に於
いて、前記多結晶シリコンのドーパントを、前記ベース
領域の内、前記開口によって露出した部分に拡散するこ
とによって、前記エミッタ領域を形成することを含む方
法。 (5)  第(1)項に記載した方法に於いて、前記ベ
ース領域上に形成された薄い絶縁体の形成部によって限
定される壁形構造として前記ベース領域を形成し、該絶
縁体内に開口を形成し、多結晶シリコンを、該開口を介
して前記ベース領域と接触する、該開口上上方の強くド
ープ下層として形成し、多結晶シリコンを、縁や前記開
口の縁と略整合する様にパターンを定めることを含む方
法。 (6)  第(5)項に記載した方法に於いて、前記多
結晶シリコンのドーパントを前記ベース領域の内、前記
開口によって露出した部分に拡散することによって、前
記エミッタ領域を形成することを含む方法。
【0065】(7)  第1の導電型を持つ第1及び第
2の半導体タンクを形成し、各々のタンクは外接する絶
縁材料によって横方向に絶縁されており、前記タンクが
夫々バイポーラ・トランジスタ及び第1の形式のMOS
トランジスタを形成する為の区域を限定し、第2の導電
型を持つ第3の半導体タンクを形成し、該第3のタンク
は絶縁材料によって前記第1及び第2のタンクから絶縁
されており、前記第3のタンクがその中に第2の形式の
MOSトランジスタを形成する為の区域を限定し、前記
第1、第2及び第3のタンクの上方に第1の薄い絶縁層
及び第1の多結晶シリコン層を形成し、前記第1のタン
ク内に隣接する真性及び外因性半導体領域を形成して、
バイポーラ・トランジスタの真性及び外因性ベース領域
を限定し、前記第1の薄い絶縁層及び前記第1の多結晶
シリコン層のパターンを定めて、前記第1のタンク内に
開口を形成して、バイポーラ・トランジスタのエミッタ
領域を限定すると共に、前記第2及び第3のタンク内に
環状アイランドを形成して、夫々第1及び第2の形式の
MOSトランジスタのゲート素子を限定し、前記第1の
多結晶シリコン層に重なる第2の多結晶シリコン層を形
成して、前記第1のタンク内のエミッタ導体、並びに前
記第2及び第3のタンクの夫々のゲート導体に対応する
区域を限定し、前記第2の多結晶シリコン層を不純物で
ドープして、前記第3のタンク内に一対の半導体領域を
同時に形成してMOSトランジスタのソース及びドレイ
ン領域を形成し、前記第1のタンクに重なる第2の多結
晶シリコン層内の不純物ドーピングを前記真性ベース領
域内に追込み、前記外因性ベース領域内に第2の導電型
を持つ半導体領域を形成し、前記第2のタンク内に第2
の導電型を持つ一対の半導体領域を形成してMOSトラ
ンジスタのソース及びドレイン領域を形成し、前記第2
の多結晶層の上に第2の薄い絶縁層を形成して、前記第
2及び第3のタンクに関連する多結晶ゲートの上並びに
前記第1のタンクに関連するエミッタの上に導電材料の
層を形成し、前記強くドープした真性ベース領域の上並
びにそれに隣接する外接する絶縁材料の上に、前記第2
の薄い絶縁層及び前記導電材料のストリップを形成し、
前記第1のタンク内に深いコレクタを形成し、該深いコ
レクタ及びそれに隣接する絶縁材料の上に、前記第2の
薄い絶縁層及び導電材料のストリップを形成し、前記第
1及び第2の形式のMOSトランジスタの夫々のドレイ
ン領域に重ねて、前記第2の薄い絶縁層及び導電材料の
上に複数個のストリップを形成し、各々のストリップは
前記MOSトランジスタの夫々ソース及びドレイン領域
に隣接する絶縁材料の一部分にも重なり、前記第2の薄
い絶縁層を導電材料と反応させてシリサイドを形成し、
該シリサイドに対する電気接点を形成して、バイポーラ
・トランジスタのベース、エミッタ及びコレクタ領域と
、夫々のMOSトランジスタのソース、ドレイン及びゲ
ート素子に対する電気接続部を設ける工程を含むバイポ
ーラ・トランジスタを製造する方法。
【0066】(8)  第(7)項に記載した方法に於
いて、前記第1の薄い絶縁層及び第1の多結晶シリコン
の両方を介して打込みをすることにより、真性及び外因
性ベース領域を同時に形成する方法。 (9)  第(7)項に記載した方法に於いて、前記深
いコレクタの上に金属シリサイド接点を形成し、該シリ
サイド接点が前記第1のタンクに関連する絶縁材料の上
に形成される方法。 (10)  第(7)項に記載した方法に於いて、同形
シリコン層を形成し、該同形層の一部分が多結晶エミッ
タ及びゲート素子の側壁の上に残る様に、前記同形層を
異方性をもって除去することを含む方法。
【0067】(11)  バイポーラ・トランジスタの
場所及び第1の形式のMOSトランジスタの場所を限定
する為の第1の導電型を持つ一対の半導体タンクを同時
に形成し、第2の形式のMOSトランジスタの場所及び
前記第1の導電型を持つ半導体タンクを隔離する領域を
限定する為の第2の導電型を持つ一対の半導体タンクを
同時に形成し、前記バイポーラ・トランジスタの場所の
中に半導体ベース領域を形成し、前記MOSトランジス
タの両方の場所にゲート絶縁体及びゲート導体を、そし
て前記バイポーラ・トランジスタの場所のベース領域内
にエミッタ領域を限定するエミッタ導体パターンを同時
に形成し、前記エミッタ導体並びに前記第2の形式のM
OSトランジスタのタンクに同時に打込みをしてソース
及びドレイン領域を形成し、前記エミッタ導体からの打
込み不純物を前記ベース領域に拡散してエミッタ領域を
形成し、前記バイポーラ・トランジスタに関連するタン
ク内に半導体コレクタ領域を形成し、前記バイポーラ・
トランジスタのベース領域内に強くドープした半導体領
域を、そして前記第1の形式のMOSトランジスタに関
連するタンク内に半導体ソース及びドレイン領域を同時
に形成し、前記バイポーラ・トランジスタのベース、エ
ミッタ及びコレクタ領域、並びに夫々のMOSトランジ
スタのゲート、ドレイン及びソース領域に接触する複数
個の端子導体を同時に形成する工程を含む集積バイポー
ラ及びMOSトランジスタを製造する方法。
【0068】(12)  第(11)項に記載した方法
に於いて、前記エミッタ導体及び半導体エミッタ領域の
間に埋込み接点を形成する工程を含む方法。 (13)  第(12)項に記載した方法に於いて、前
記エミッタ領域及びエミッタ端子導体の間に導電性多結
晶シリコンを形成することにより、前記埋込み接点を形
成する方法。 (14)  第(11)項に記載した方法に於いて、前
記バイポーラ・トランジスタのエミッタ導体の上及び前
記MOSトランジスタの導体の上に側壁絶縁物を同時に
形成して、半導体エミッタ領域を他の半導体領域から横
方向に隔てると共に、夫々のMOSトランジスタのソー
ス及びドレイン半導体領域を隔てて、所望の長さを持つ
導電チャンネルを形成する方法。
【0069】(15)  第(14)項に記載した方法
に於いて、前記エミッタ領域を外因性ベース領域から隔
てる為に、前記バイポーラ・トランジスタの側壁絶縁物
を形成することを含む方法。 (16)  集積バイポーラ及び電界効果トランジスタ
に対する接点を形成する方法に於いて、半導体本体の面
にベース、エミッタ及びコレクタ半導体領域を形成して
前記バイポーラ・トランジスタを限定し、前記半導体本
体の面に相隔たるソース及びドレイン半導体領域を形成
すると共に、その間に導電チャンネルを形成するゲート
構造を形成して、前記電界効果トランジスタを限定し、
前記バイポーラ・トランジスタ及び電界効果トランジス
タを少なくとも部分的に絶縁材料によって取囲まれる様
に形成し、該絶縁層の上で前記バイポーラ・トランジス
タ及び電界効果トランジスタの上に金属導体層を形成し
、該金属を反応させて導電性シリサイドを形成し、該反
応した金属のパターンを定めて、前記ベース、エミッタ
及びコレクタ半導体領域に接触する導体ストリップを形
成すると共に、前記ソース及びドレイン半導体領域及び
ゲート構造に接触する導体ストリップを形成し、前記バ
イポーラ・トランジスタ及び電界効果トランジスタの少
なくとも1つの導体ストリップのパターンを定めて前記
絶縁材料に重なる様にし、パターンを定めた各々のスト
リップに接点電極を形成する工程を含む方法。
【0070】(17)  第(16)項に記載した方法
に於いて、エミッタ半導体領域の上にドープされた導電
性多結晶シリコンを形成し、該多結晶シリコンの上に前
記金属導体を形成することにより、前記バイポーラ・ト
ランジスタの埋込みエミッタ接点を形成することを含む
方法。 (18)  半導体基板と、半導体コレクタ領域と、前
記基板の面内でコレクタ領域内に形成された半導体ベー
ス領域と、前記ベース領域の少なくとも一部分に重なる
様に形成された絶縁層とを有し、該絶縁層はその下にく
るエミッタ区域を限定する開口を持ち、更に、前記ベー
ス領域内にあって前記開口と整合する半導体エミッタ領
域と、前記開口を介して前記エミッタ領域と接触する様
に形成された、前記絶縁層と重なる多結晶層と、該多結
晶エミッタ層とシリサイドをなす第1の金属導体と、前
ベース領域と電気的に接触する第2の導体手段と、前記
コレクタ領域と電気的に接触する第3の導体手段とを有
する縦形バイポーラ・トランジスタ。
【0071】(19)  第(18)項に記載した縦形
バイポーラ・トランジスタに於いて、前記第2及び第3
の導体手段が、夫々半導体ベース及びコレクタ領域とシ
リサイドをなす導電金属で構成される縦形バイポーラ・
トランジスタ。 (20)  第(19)項に記載した縦形バイポーラ・
トランジスタに於いて、前記トランジスタを横方向に隔
離する厚手の絶縁体を持ち、前記第2及び第3の導体手
段が該厚手の絶縁体の一部分の上に配置されている縦形
バイポーラ・トランジスタ。 (21)  第(20)項に記載した縦形バイポーラ・
トランジスタに於いて、前記トランジスタの上に形成さ
れた絶縁材料の不活性化層を持ち、該不活性化層が、前
記第1、第2及び第3の導体にアクセスできる様にする
接点用開口を持っている縦形バイポーラ・トランジスタ
。 (22)  第(18)項に記載した縦形バイポーラ・
トランジスタに於いて、前記第2の導体手段及びベース
領域の間に強くドープした半導体領域及びシリサイド界
面を持つと共に、前記第3の導体手段及びコレクタ領域
の間にシリサイド界面を持つ縦形バイポーラ・トランジ
スタ。
【0072】(23)  第(18)項に記載した他縦
形バイポーラ・トランジスタに於いて、前記ベースがバ
イポーラ・トランジスタが行なわれる真性領域、及び前
記第2の導体手段と接触する外因性領域を持っている縦
形バイポーラ・トランジスタ。 (24)  第(19)項に記載した縦形バイポーラ・
トランジスタに於いて、前記ベース領域と接触する様に
形成された第2のシリサイド接点を持つ縦形バイポーラ
・トランジスタ。 (25)  半導体本体の面内に形成されていてトラン
ジスタのコレクタ領域を形成する半導体タンクと、該タ
ンク内に形成されていて、トランジスタの能動真性ベー
ス領域を形成する半導体モートと、前記ベース領域内に
形成されたエミッタ領域と、前記モート内に形成された
外因性ベース領域と、前記外因性ベース領域、前記エミ
ッタ領域及びコレクタ領域に電気的に接触する手段とを
有する小面積バイポーラ・トランジスタ。
【0073】(26)  バイポーラ及びCMOSトラ
ンジスタを製造する集積工程を持つ方法を説明した。マ
スク、パターンぎめ及び打込み工程は、製造の複雑さを
少なくする様に高度にまとめられている。まとめられた
工程が分割レベル・ポリシリコン工程を含み、この工程
では、PMOS及びNMOS168,170ゲート導体
及びバイポーラ・エミッタ構造142が形成される。ポ
リシリコンは強くドープされていて、MOSトランジス
タのゲート電極168,170を形成すると共に、不純
物濃度の高い別の区域188を形成し、この区域を後で
その下にくるバイポーラ・ベース領域に拡散させる。バ
イポーラ・トランジスタのコレクタ216、ベース21
0,218及びエミッタ214と、CMOSトランジス
タのゲート236,254、ソース232,248及び
ドレイン238,252に対する横方向に延びる接点ス
トリップを持つ、面積の小さい高性能トランジスタを製
造することができる。このため、電極のメタライズ・パ
ターンのアラインメントがそれほど臨界的でなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図2】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図3】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図4】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図5】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図6】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図7】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図8】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図9】その中にバイポーラ及びCMOSトランジスタ
を後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び形
成工程を示すウェーハの断面図。
【図10】その中にバイポーラ及びCMOSトランジス
タを後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び
形成工程を示すウェーハの断面図。
【図11】その中にバイポーラ及びCMOSトランジス
タを後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び
形成工程を示すウェーハの断面図。
【図12】その中にバイポーラ及びCMOSトランジス
タを後で形成する種々の半導体領域を限定する隔離及び
形成工程を示すウェーハの断面図。
【図13】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図14】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図15】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図16】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図17】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図18】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図19】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図20】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図21】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図22】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図23】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図24】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図25】夫々の半導体領域内にバイポーラ及びCMO
Sトランジスタを集積して製造する様子を示す断面図。
【図26】半導体基板の或る断面を斜めに見た図で、図
25の集積バイポーラ及びCMOS装置の配置と構成を
示す。
【図27】ベース及び巣ごもり形エミッタ領域に隣接し
て形成されたコレクタを持つ集積バイポーラ装置の別の
配置を示す断面図。
【図28】ベース及び巣ごもり形エミッタ領域に隣接し
て形成されたコレクタを持つ集積バイポーラ装置の別の
配置を示す平面図。
【図29】バイポーラ・トランジスタの集成に対して離
れた場所から接続できる様にした、集積巣ごもりエミッ
タ形バイポーラ構造の更に別の配置の断面図。
【図30】バイポーラ・トランジスタの集成に対して離
れた場所から接続できる様にした、集積巣ごもりエミッ
タ形バイポーラ構造の更に別の配置の平面図。
【図31】バイポーラ・トランジスタに対する2重コレ
クタ接点を持つ集積バイポーラ構造の別の配置の断面図
【図32】バイポーラ・トランジスタに対する2重コレ
クタ接点を持つ集積バイポーラ構造の別の配置の平面図
【図33】対称的な配置を持つ小面積、壁形エミッタを
持つバイポーラ・トランジスタの断面図。
【図34】対称的な配置を持つ小面積、壁形エミッタを
持つバイポーラ・トランジスタの平面図。
【図35】対称的な配置を持つ小面積、壁形エミッタを
持つバイポーラ・トランジスタの断面図。
【図36】二叉状の離れた場所にあるベース接点を持つ
、対称的な配置を有する小面積、壁形エミッタを持つバ
イポーラ・トランジスタの断面図。
【図37】壁形エミッタを持つ、配置は非対称な小面積
バイポーラ・トランジスタの断面図。
【図38】壁形エミッタを持つ、配置は非対称な小面積
バイポーラ・トランジスタの平面図。
【図39】非対称な配置で離れた場所でエミッタ及びベ
ースの接続ができる様にした壁形エミッタを持つバイポ
ーラ・トランジスタの断面図。
【図40】非対称な配置で離れた場所でエミッタ及びベ
ースの接続ができる様にした壁形エミッタを持つバイポ
ーラ・トランジスタの平面図。
【図41】2重ベース及び2重コレクタ接点を持つ巣ご
もり形エミッタを持つバイポーラ・トランジスタの断面
図。
【図42】2重ベース及び2重コレクタ接点を持つ巣ご
もり形エミッタを持つバイポーラ・トランジスタの平面
図。
【図43】本発明に従って製造された横形PNP形バイ
ポーラ・トランジスタの断面図。
【主な符号の説明】
142  バイポーラ・エミッタ構造 168  ゲート電極 170  ゲート電極 210  ベース 214  エミッタ 216  コレクタ 218  ベース 232  ソース 236  ゲート 238  ドレイン 248  ソース 252  ドレイン 254  ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  縦型バイポーラ・トランジスタであっ
    て: 半導体基体; 上記半導体基体中のコレクタ領域; 上記コレクタ領域上のベース領域; 上記ベース領域の少くとも1部分上に形成された絶縁層
    、この絶縁層は上記ベース領域上に開口を有する;上記
    絶縁層上と上記開口内にあり、かつ上記下に存在するベ
    ース領域と接続しているドープされた多結晶シリコン層
    ; 上記エミッタ、ベースとコレクタ領域に接続するための
    手段; を有することを特徴とする縦型バイポーラ・トランジス
    タ。
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