JPH0422378B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422378B2 JPH0422378B2 JP61000039A JP3986A JPH0422378B2 JP H0422378 B2 JPH0422378 B2 JP H0422378B2 JP 61000039 A JP61000039 A JP 61000039A JP 3986 A JP3986 A JP 3986A JP H0422378 B2 JPH0422378 B2 JP H0422378B2
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- Japan
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- error rate
- bit error
- circuit
- reference carrier
- sweep
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 8
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は復調器の制御方式に関し、特に同期検
波方式のPSK復調器の制御方式に関する。
波方式のPSK復調器の制御方式に関する。
従来、同期検波方式のPSK復調器には、コス
タス・ループや逆変調型回路等がある。この種の
復調器では内部に持つ基準搬送波と受信した搬送
波との間に周波数偏差が存在する為、基準搬送波
周波数を修正しなくてはならず、この制御は搬送
波再生回路のみに依存していた。
タス・ループや逆変調型回路等がある。この種の
復調器では内部に持つ基準搬送波と受信した搬送
波との間に周波数偏差が存在する為、基準搬送波
周波数を修正しなくてはならず、この制御は搬送
波再生回路のみに依存していた。
第6図は従来型の一例を示し、搬送波再生回路
1、クロツク再生回路2、低域通過フイルタ3、
A/D変換器4、基準搬送波発生器5及び乗算器
6から成る。この回路では、変調波11の搬送波
周波数成分と基準搬送波12の周波数との偏差が
無くなるように、搬送波再生回路1による基準搬
送波発生器5の周波数制御が行なわれる。
1、クロツク再生回路2、低域通過フイルタ3、
A/D変換器4、基準搬送波発生器5及び乗算器
6から成る。この回路では、変調波11の搬送波
周波数成分と基準搬送波12の周波数との偏差が
無くなるように、搬送波再生回路1による基準搬
送波発生器5の周波数制御が行なわれる。
しかしながら、上述した復調器の搬送波再生回
路で再生出来る搬送波の許容周波数偏差は限られ
ており、実際の伝送路に於ける周波数変動よりも
一般に小さい。従つて、上述した搬送波再生回路
の性能だけに依存する制御方式では、伝送路を通
過して受信された搬送波周波数が、基準搬送波周
波数と許容周波数偏差以上離れている場合には、
搬送波が再生出来ず、正しい復調が行なえないと
いう欠点がある。
路で再生出来る搬送波の許容周波数偏差は限られ
ており、実際の伝送路に於ける周波数変動よりも
一般に小さい。従つて、上述した搬送波再生回路
の性能だけに依存する制御方式では、伝送路を通
過して受信された搬送波周波数が、基準搬送波周
波数と許容周波数偏差以上離れている場合には、
搬送波が再生出来ず、正しい復調が行なえないと
いう欠点がある。
本発明の目的はこのような欠点を解消した復調
器制御方式を提供することにある。
器制御方式を提供することにある。
本発明の復調器制御方式は、次の3段階の過程
を順次行なうように構成される。まず最初に、復
調器内の基準搬送波周波数を基準搬送波掃引回路
によつて高速で掃引する。次に、フレーム同期検
出回路により、通信データ回路のフレーム同期の
確立が検出され、同時に回線ビツト誤り率推定回
路によつて、回線のビツト誤り率が正常時に比べ
悪いと推定された時に基準搬送波掃引回路の掃引
速度を瞬時に遅くする。最後に、回線ビツト誤り
率推定回路の推定回線ビツト誤り率が正常時の範
囲内に入つたと同時に基準搬送波掃引回路による
掃引を停止する。以上の操作を順次行ない、正し
い再生基準搬送波が得られるように制御される。
を順次行なうように構成される。まず最初に、復
調器内の基準搬送波周波数を基準搬送波掃引回路
によつて高速で掃引する。次に、フレーム同期検
出回路により、通信データ回路のフレーム同期の
確立が検出され、同時に回線ビツト誤り率推定回
路によつて、回線のビツト誤り率が正常時に比べ
悪いと推定された時に基準搬送波掃引回路の掃引
速度を瞬時に遅くする。最後に、回線ビツト誤り
率推定回路の推定回線ビツト誤り率が正常時の範
囲内に入つたと同時に基準搬送波掃引回路による
掃引を停止する。以上の操作を順次行ない、正し
い再生基準搬送波が得られるように制御される。
次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例のブロツク図で、
第6図に示した従来方式の構成に加えて基準搬送
波発生器5の周波数を制御する基準搬送波掃引回
路7、フレーム同期の確立を検出するフレーム同
期検出回路8、回線ビツト誤り率を推定する回線
ビツト誤り率推定回路9及び加算器10とを備え
て構成されている。
第6図に示した従来方式の構成に加えて基準搬送
波発生器5の周波数を制御する基準搬送波掃引回
路7、フレーム同期の確立を検出するフレーム同
期検出回路8、回線ビツト誤り率を推定する回線
ビツト誤り率推定回路9及び加算器10とを備え
て構成されている。
第1図に於いて、受信された変調波11は、基
準搬送波発生器5から出力される基準搬送波12
と掛け合わされる。ここで、変調波11の搬送波
周波数成分と基準搬送波周波数との偏差は搬送波
再生回路1で再生可能な周波数偏差より大きい場
合が多い。そこで、考えられる周波数偏差の領域
を、基準搬送波掃引回路7によつて高速で掃引し
てゆく。偏差が0になるまで高速で掃引すると、
最適な点を逃してしまうので、偏差がある程度無
くなつた所で掃引速度を遅くする。この切り換え
のタイミングは、フレーム同期検出回路8がフレ
ーム同期確立を検出し、回線ビツト誤り率推定回
路9が正常時に比べ悪い値を推定した時にする。
この時点では、第2図に示したように復調信号1
3のアイが完全に開いておらずビートを打つてお
り、同期の誤検出の点である。基準搬送波の掃引
を遅くして徐々に周波数偏差が無くなるように最
適点に近づけてゆくと、第3図に示したように、
復調信号13のアイが完全に開き回線ビツト誤り
率の推定値が正常時の範囲内に入る。このタイミ
ングを捕えて基準搬送波の掃引を瞬時に停止す
る。以上の制御によつて搬送波を再生している。
準搬送波発生器5から出力される基準搬送波12
と掛け合わされる。ここで、変調波11の搬送波
周波数成分と基準搬送波周波数との偏差は搬送波
再生回路1で再生可能な周波数偏差より大きい場
合が多い。そこで、考えられる周波数偏差の領域
を、基準搬送波掃引回路7によつて高速で掃引し
てゆく。偏差が0になるまで高速で掃引すると、
最適な点を逃してしまうので、偏差がある程度無
くなつた所で掃引速度を遅くする。この切り換え
のタイミングは、フレーム同期検出回路8がフレ
ーム同期確立を検出し、回線ビツト誤り率推定回
路9が正常時に比べ悪い値を推定した時にする。
この時点では、第2図に示したように復調信号1
3のアイが完全に開いておらずビートを打つてお
り、同期の誤検出の点である。基準搬送波の掃引
を遅くして徐々に周波数偏差が無くなるように最
適点に近づけてゆくと、第3図に示したように、
復調信号13のアイが完全に開き回線ビツト誤り
率の推定値が正常時の範囲内に入る。このタイミ
ングを捕えて基準搬送波の掃引を瞬時に停止す
る。以上の制御によつて搬送波を再生している。
上述した基準搬送波掃引回路7の一例を第4図
に示す。第4図に於いて、フレーム同期確立検出
信号101と回線ビツト誤り率推定値102とか
ら掃引速度選択スイツチ103を制御する掃引判
定器104により上述した制御の3段階の内、ど
の状態かを判断してカウンタ105に送るクロツ
クの速度を選択する。すなわち、選択スイツチ1
03は、高速(図中H)、低速(図中L)、停止
(図中S)のいずれかに切替え制御される。カウ
ンタ105は送られて来るクロツクの速度に比例
してカウントアツプしてゆき、その値をD/A変
換器106によつてアナログ信号に変換して基準
搬送波発生器5へ制御信号107として送つてい
る。109は発振器、110は1/N分周器であ
る。
に示す。第4図に於いて、フレーム同期確立検出
信号101と回線ビツト誤り率推定値102とか
ら掃引速度選択スイツチ103を制御する掃引判
定器104により上述した制御の3段階の内、ど
の状態かを判断してカウンタ105に送るクロツ
クの速度を選択する。すなわち、選択スイツチ1
03は、高速(図中H)、低速(図中L)、停止
(図中S)のいずれかに切替え制御される。カウ
ンタ105は送られて来るクロツクの速度に比例
してカウントアツプしてゆき、その値をD/A変
換器106によつてアナログ信号に変換して基準
搬送波発生器5へ制御信号107として送つてい
る。109は発振器、110は1/N分周器であ
る。
第5図は第4図のD/A変換器106の出力の
一例を示す。
一例を示す。
以上説明したように、本発明の復調器制御方式
は、受信搬送波と復調器内の基準搬送波との周波
数偏差が大きくても、正しい搬送波の再生が可能
で、しかも速く再生出来るという効果がある。
は、受信搬送波と復調器内の基準搬送波との周波
数偏差が大きくても、正しい搬送波の再生が可能
で、しかも速く再生出来るという効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は同期の誤検出時の復調信号を示す図、第3図
は正常時の復調信号を示す図、第4図は基準搬送
波掃引回路の一例を示す図、第5図は基準搬送波
発生回路の制御信号の一例を示す図、第6図は従
来の復調器制御方式を示すブロツク図。 1……搬送波再生回路、2……クロツク再生回
路、3……低域通過フイルタ、4……A/D変換
器、5……基準搬送波発生器、6……乗算器、7
……基準搬送波掃引回路、8……フレーム同期検
出回路、9……回線ビツト誤り率推定回路、10
……加算器。
図は同期の誤検出時の復調信号を示す図、第3図
は正常時の復調信号を示す図、第4図は基準搬送
波掃引回路の一例を示す図、第5図は基準搬送波
発生回路の制御信号の一例を示す図、第6図は従
来の復調器制御方式を示すブロツク図。 1……搬送波再生回路、2……クロツク再生回
路、3……低域通過フイルタ、4……A/D変換
器、5……基準搬送波発生器、6……乗算器、7
……基準搬送波掃引回路、8……フレーム同期検
出回路、9……回線ビツト誤り率推定回路、10
……加算器。
Claims (1)
- 1 基準搬送波発生器と搬送波再生回路を持つ同
期検波方式のPSK復調器において、フレーム同
期確立を検出するフレーム同期検出回路と、回線
のビツト誤り率を推定する回線ビツト誤り率推定
回路と、前記フレーム同期検出回路から出力され
るフレーム同期確立検出信号と前記回線ビツト誤
り率推定回路から出力される回線ビツト誤り率推
定値とを入力として、基準搬送波発生器により生
成される基準搬送波の周波数の掃引と停止及び掃
引速度を制御する基準搬送波掃引回路とを有し、
前記基準搬送波掃引回路は、高速で掃引を開始
し、前記フレーム同期検出回路がフレーム同期を
検出し、かつ前記回線ビツト誤り率推定回路が許
容されるべきビツト誤り率に比べて悪い値を推定
した時に低速掃引に移行し、前記回線ビツト誤り
率推定回路において前記ビツト誤り率が正常時の
範囲内に入つたと推定すると掃引を停止すること
を特徴とする復調器制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000039A JPS62159559A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 復調器制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000039A JPS62159559A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 復調器制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62159559A JPS62159559A (ja) | 1987-07-15 |
JPH0422378B2 true JPH0422378B2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=11463175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61000039A Granted JPS62159559A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | 復調器制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62159559A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748750B2 (ja) * | 1988-11-15 | 1995-05-24 | 日本電気株式会社 | 同期復調装置 |
JP2788795B2 (ja) * | 1991-03-23 | 1998-08-20 | 福島日本電気株式会社 | 搬送波再生回路 |
-
1986
- 1986-01-06 JP JP61000039A patent/JPS62159559A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62159559A (ja) | 1987-07-15 |
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