JP2788795B2 - 搬送波再生回路 - Google Patents

搬送波再生回路

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JP2788795B2
JP2788795B2 JP3083451A JP8345191A JP2788795B2 JP 2788795 B2 JP2788795 B2 JP 2788795B2 JP 3083451 A JP3083451 A JP 3083451A JP 8345191 A JP8345191 A JP 8345191A JP 2788795 B2 JP2788795 B2 JP 2788795B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPSK,QAM変調方式
の復調器に関し、特に復調器の基準搬送波再生回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の復調器の一例を図2に示す。図2
において、多値直交振幅または多相PSK変調波aは位
相検波器1にてVCO(電圧制御発振器)5からの再生
搬送波eにより同期検波され、ベースバンド信号bとし
て出力される。ベースバンド信号bは識別器2に供給さ
れ、識別器2からは復調主信号cが出力される。また、
ベースバンド信号bはAPC(auto phase control) 検
出回路3及びAFC(auto frequency control) 検出回
路4に供給され、APC検出回路3からはAPC信号
を、AFC検出回路からはAFC信号を夫々出力し、こ
れらAPC信号とAFC信号を合成してAPC制御信号
dを作りVCO5を制御する。又、APC制御信号dは
搬送波非同期検出回路6にも供給され搬送波再生回路の
搬送波同期外れを検出する。更に、フレーム非同期検出
回路8は、フレーム同期回路から出力される主信号fの
フレーム同期外れを検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の復調
器の搬送波再生回路では、変調符号に依存した疑似引き
込みを生じることがあり、この疑似引き込みを回避ある
いは低減させるために、真の引き込み周波数のみに安定
点を有するAFC信号がAPC信号に付加され構成がと
られている。この擬似引き込みは、搬送波が同期してい
る(入力される変調信号の搬送波位相と再生搬送波の位
相が同期している状態)が、フレーム同期外れ(送信側
のデータ列に付加したフレームビットが受信側で再生す
ることができない状態)のときに、VCOから出力され
る再生搬送波の周波数が真の引き込み周波数と異なる周
波数で安定してしまう状態である。しかし、フェージン
グ等の伝送路歪があったときにAFC検出回路4が誤動
作すると、AFC信号がAPC信号に付加されているた
めにAPC制御信号dがVCO5を誤制御し、搬送波同
期が保持できなくなることがあるという問題がある。本
発明の目的はAFC検出回路が誤動作したときにも搬送
波同期を保持することができる搬送波再生回路を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送波再生回路
は、復調されたベースバンド信号によりAPC信号を発
生させるAPC検出回路と、同様にAFC信号を発生さ
せるAFC検出回路と、このAFC検出回路の出力側に
配設され、オンされたときにAFC信号をAPC信号に
付加して前記電圧制御発振器を制御するためのAPC制
御信号を生成させるスイッチ回路と搬送波の同期外れ
を検出する搬送波非同期検出回路と、復調信号のフレー
ム同期外れを検出するフレーム非同期検出回路とを設
け、搬送波非同期検出回路が搬送波同期を検出し、かつ
フレーム非同期検出回路がフレーム非同期を検出した時
にスイッチ回路をオンさせるように構成する。
【0005】
【作用】本発明によれば、搬送波同期外れとフレーム同
期回路の同期外れを検出してAFC検出回路の出力端に
設けたスイッチ回路をオン・オフ制御することで、再生
搬送波が疑似引き込み状態の時にAFC検出回路の出力
をAPC信号に付加させ、それ以外の時はAPC検出回
路からのAPC信号で同期検波を行う。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック構成図である。
図1において従来構成と同一部分には同一符号を付して
ある。即ち、1は位相変調信号が入力される位相検波
器、2は識別器、3はAPC検出回路、4はAFC検出
回路、5はVCOである。又、前記識別器2にはフレー
ム同期回路7が接続され、このフレーム同期回路7には
フレーム非同期検出回路8が接続される。前記APC検
出回路3には搬送波非同期検出回路6が接続される。
【0007】更に、この実施例では前記AFC回路4の
出力端には、APC回路3の出力端との間にスイッチ回
路9が接続され、このスイッチ回路9がオン(閉成)さ
れたときにのみAFC回路4の出力をAPC回路3の出
力に付加するように構成している。又、前記スイッチ回
路9には、搬送波非同期検出回路6及びフレーム非同期
検出回路8が接続され、これらの出力によってスイッチ
回路9がオン・オフ動作されるように構成している。
【0008】この構成によれば、位相検波器1には位相
変調信号aが入力され、VCO5の出力信号である再生
搬送波eにより同期検波を行ってベースバンド信号bを
出力する。ベースバンド信号bは識別器2、APC検出
回路3及びAFC検出回路4に入力され、識別器2から
は復調主信号cが出力される。又、APC検出回路3は
APC信号を出力し、AFC検出回路4はAFC信号g
を出力する。このAFC信号gはスイッチ回路9がオン
のときにスイッチ回路9を通ってAPC信号に付加さ
れ、APC制御信号dとなりVCO5に供給され、VC
O5を制御する。
【0009】又、APC制御信号dは搬送波非同期検出
回路6に供給され、搬送波非同期検出回路6は再生され
る基準搬送波eが同期状態であるか非同期状態であるか
の情報をデジタル信号hによりスイッチ回路9に供給す
る。又、前記識別器2より出力される復調主信号cはフ
レーム同期回路7に供給され、フレーム同期回路7から
出力される主信号fはフレーム非同期検出回路8に供給
され、フレーム非同期検出回路8ではフレーム同期外れ
を検出し、信号iをスイッチ回路9に出力する。スイッ
チ回路9では、搬送波同期がとれていて、かつフレーム
同期がとれていない場合にAFC検出回路から出力さ
れているAFC信号gをAPC検出回路3から出力され
るAPC信号に付加するようにスイッチ回路9がオン動
作し、AFC信号gが付加されたAPC制御信号dによ
りVCO5を制御する。つまり、搬送波非同期検出回路
6が搬送波同期を検出し、かつフレーム非同期検出回路
8がフレーム非同期を検出したとき、APC検出回路3
から出力されるAPC信号dによりVCO5からは真の
引き込み周波数と異なる周波数の再生搬送波が出力され
る。すると、AFC検出回路4からは、真の引き込み周
波数に同期させるように信号gが出力される。すなわ
ち、AFC検出回路4では、再生搬送波の周波数が真の
引き込み周波数であれば一定電圧が出力されるが、真の
引き込み周波数でなければ真の引き込み周波数にさせる
ような電圧が出力される。
【0010】したがって、フレーム同期がとれている場
合には、AFC信号gがAPC信号に付加されないた
め、フェージング等の干渉によってもVCO5が誤動作
されることはなく、搬送波同期を保持することができ
る。又、疑似引き込み時はAFC信号gをAPC信号に
付加することで、真の引き込みを容易に行うことができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、搬送波再
生回路の搬送波同期外れとフレーム同期回路の同期外れ
を検出してAFC検出回路の出力端に設けたスイッチ回
路をオン・オフ制御するように構成したことにより、再
生搬送波が疑似引き込み状態の時にAFC検出回路の出
力をAPC信号に付加したAPC制御信号で、それ以外
の時はAPC検出回路からのAPC信号で同期検波を行
うことになり、干渉に強い搬送波再生回路を容易に実現
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送波再生回路を備えた復調器の一実
施例のブロック図である。
【図2】従来の搬送波再生回路を備えた復調器のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 位相検波器 2 識別器 3 APC検出回路 4 AFC検出回路 5 VOC 6 搬送波非同期検出回路 7 フレーム同期回路 8 フレーム非同期検出回路 9 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−97428(JP,A) 特開 昭54−51363(JP,A) 特開 平2−141147(JP,A) 特開 昭62−159559(JP,A) 特開 昭63−107256(JP,A) 特開 昭60−183859(JP,A) 実開 平1−133827(JP,U) 実開 平1−179629(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03L 7/08 - 7/113 H04L 7/02 - 7/10 H04L 27/06 - 27/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n値PSK又はQAM変調された入力信
    号を電圧制御発振器から出力される再生搬送波により同
    期検波してベースバンド信号を出力する復調器におい
    て、前記ベースバンド信号によりAPC(自動位相制
    御)信号を発生させるAPC検出回路と、前記ベースバ
    ンド信号によりAFC(自動周波数制御)信号を発生さ
    せるAFC検出回路と、このAFC検出回路の出力側に
    配設され、オンされたときに前記AFC信号を前記AP
    C信号に付加して前記電圧制御発振器を制御するための
    APC制御信号を生成させるスイッチ回路と、搬送波の
    同期外れを検出する搬送波非同期検出回路と、復調信号
    のフレーム同期外れを検出するフレーム非同期検出回路
    とを有し、前記搬送波非同期検出回路が搬送波同期を検
    出し、かつフレーム非同期検出回路がフレーム非同期を
    検出した時に前記スイッチ回路をオンさせるように構成
    したことを特徴とする搬送波再生回路。
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JPH0691561B2 (ja) * 1988-11-22 1994-11-14 日本電気株式会社 搬送波同期回路

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