JPH04222663A - ストリップの塗布方法 - Google Patents

ストリップの塗布方法

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JPH04222663A
JPH04222663A JP40697790A JP40697790A JPH04222663A JP H04222663 A JPH04222663 A JP H04222663A JP 40697790 A JP40697790 A JP 40697790A JP 40697790 A JP40697790 A JP 40697790A JP H04222663 A JPH04222663 A JP H04222663A
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coater
resin
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JP40697790A
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Takaaki Ishikawa
貴章 石川
Ichirou Tanoguchi
一郎 田野口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップの表面にロ
ールコータ方式で塗料や樹脂を塗布する表面処理鋼板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にストリップの表面及び裏面に塗料
や樹脂(以下単に塗料と呼ぶ)塗料をロールコータ方式
で塗布するコーティングラインにおいては、図7に示す
ように、まず表面コータ2でストリップ表面1aのコー
ティングを行い、次に裏面コータ7でストリップ裏面1
bのコーティングを行う方式が用いられている。
【0003】この方式においては、表面コーティングで
は、ストリップ1は固定されたバックアップロール12
に巻付けられており、表面コータ2のアプリケータロー
ル3をバックアップロール12に対して十分に強く押付
けた状態で塗布できるため、安定したコーティングがで
きる。しかしながら裏面コーティング時には、ストリッ
プ1の表面1aは表面コータ2で塗布された塗料が未乾
燥の状態であるため、裏面コータ7ではストリップ1を
サポートするためのバックアップロール13を使用する
ことができない。したがって、裏面コータのアプリケー
タロール8のストリップ1に対する押付圧力はストリッ
プ1の張力により制限される。
【0004】図8は裏面コータ7におけるアプリケータ
ロール8近傍の塗布時における塗料の状態を示す図であ
る。トランスファーロール9によりアプリケータロール
8に運ばれた塗料14はストリップ1へコーティングさ
れる。15はストリップへコーティングされた塗膜を示
す。 ストリップ1に対するアプリケータロール8の押付圧力
が不十分な場合には、ストリップ1とアプリケータロー
ル8との間をすり抜けて、再びアプリケータロール8に
付着するリーク塗料16の割合が多くなり、安定した塗
膜厚制御性が得られない。
【0005】この裏面コーティングでのストリップ1に
対するアプリケータロール8の押付圧力不足を解決する
ための手段として、図9に示すように表面コータ2と裏
面コータ7を同位置に配置する両面同時コータが使用さ
れる。この技術は、例えば特公昭57−36024号公
報、実開昭63−69583号公報、特公昭58−19
87号公報等で開示されている。
【0006】両面同時コータでは、表面コータ2および
裏面コータ7のアプリケータロール3、8がストリップ
1を挟んで接していることを特徴としており、各々にお
いて他方のアプリケータロールをストリップ1を保持さ
せるためのバックアップロールの代用として作用させる
ことにより、ストリップ1に対してアプリケータロール
3、8を十分に押付け、安定した塗膜厚制御特性を得よ
うとするものである。
【0007】しかしながら、両面同時コータにおいては
、ストリップ1に対するアプリケータロール3、8の押
付圧を十分に強くできるという利点はあるが、以下に示
す問題点が残されている。図10及び図11は、両面同
時コータにおけるアプリケータロール近傍の塗布時にお
ける塗料の状態を示す図である。
【0008】図10は、表面コータ2のアプリケータロ
ール3と裏面コータ7のアプリケータロール8との間に
ストリップ1がある部分の断面図であり、良好な塗膜が
形成されている場合の図である。しかしながら、図11
に示す、ストリップ1の板幅外側の部分においては、本
来ストリップ1の表面に塗布されて持ち去られる塗料(
図10の部番15)が、表面コータ2のアプリケータロ
ール3と裏面コータ7のアプリケータロール8の間に溜
まってしまう(図11の部番17)。その結果、ストリ
ップエッジ部において、塗布が所定の付着量以上に付着
してしまい品質上問題となる。図12はストリップに塗
布された塗料の付着量の板幅方向の分布を示す図である
が、エッジ部の付着量が過多となっている。
【0009】また、図11の塗料だまり17が更に大と
なった場合には、塗料が下に流れ落ちる場合も起こる。 以上説明した塗料だまりの問題は、両面コーティングの
みならず、前記の片面コーティングの場合にも発生して
いる。この対策として、従来は、ロール上の塗料を板幅
に合わせて掻き取ることや、いずれかのロールを軸方向
に移動させてロール端を板端に合わせることが行われて
いた。
【0010】しかし、これらの対策はいずれも、専用の
装置を付加せねばならず、効果も十分でなく、エッジの
塗料だまりを正確にコントロールできない欠点があった
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決したストリップの塗布方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、連続して
走行するストリップの表裏面に同時に塗料又は樹脂をロ
ールコータ方式で塗布する方法において、ロールコータ
とストリップが接する平面と平行な平面内で、表裏面ロ
ールコータの回転軸を相互に交差させることにより、ス
トリップエッジ部における塗料又は樹脂のオーバコート
を防止することを特徴とするストリップの塗布方法であ
る。
【0013】そして第2の発明は、連続して走行するス
トリップの片面に塗料又は樹脂をロールコータ方式で塗
布する方法において、ロールコータとストリップが接す
る平面と平行な平面内で、ロールコータの回転軸とバッ
クアップロールの回転軸を相互に交差させることにより
、ストリップエッジ部における塗料又は樹脂のオーバコ
ートを防止することを特徴とするストリップの塗布方法
である。
【0014】
【作  用】第1の発明では、連続して走行するストリ
ップの表裏面に同時に塗料又は樹脂をロールコータ方式
で塗布する方法において、ロールコータとストリップが
接する平面と平行な平面内で、表裏面ロールコータの回
転軸を所定の交差角で相互に交差させることにより、ス
トリップの幅の外側の部分において、表面コータのアプ
リケータロールと裏面コータのアプリケータロールが接
することなく、両者の間に隙間をもたせた状態を作り出
すことができる。これにより、アプリケータロール間の
余剰塗料(図11の部番17)は、この隙間を通過して
排出されるため、ストリップ幅方向全域にわたり、均一
な塗料付着量を得ることができる。
【0015】第2の発明では、連続して走行するストリ
ップの片面に塗料又は樹脂をロールコータ方式で塗布す
る方法において、ロールコータとストリップが接する平
面と平行な平面内で、ロールコータの回転軸とバックア
ップロールの回転軸を所定の交差角で相互に交差させる
ことにより、ストリップの幅の外側の部分において、ア
プリケータロールとバックアップロールが接することな
く、両者の間に隙間をもたせた状態を作り出すことがで
きる。これにより、第1の発明と同様に、ストリップ幅
方向全域にわたり、均一な塗料付着量を得ることができ
る。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
。図1は、第1の発明を実施した両面同時コータの側面
図、図2は平面図である。表面コータ2はAに示す回転
軸を中心にして回転角を与えられる機構となっている。 裏面コータ7については、回転角を与える機構にはして
いない。回転軸中心Aは、本実施例においては表面コー
タ2のアプリケータロール3の中央に設定している。表
面コータ2に回転角を与えるためのアクチュエータは図
示していないが、油圧シリンダ、モータとジャッキ等を
利用すれば良い。
【0017】図3は、本実施例において表面コータ2に
回転角θを与えた場合の平面図である。この場合、回転
中心A以外の部分において、表面アプリケータロール3
と裏面アプリケータロール8の回転中心は平面的に交差
することになる。図4は、ストリップ1の板幅内の断面
図であり、回転角θを与えた結果、Bに示すずれ量が発
生している。
【0018】図5は、ストリップ1の板幅外側の断面図
であり、同様にずれ量Cが発生している。この結果、図
5に示すように、ストリップ1の外側の部分において、
表面コータ2のアプリケータロール3と裏面コータ7の
アプリケータロール8の間に隙間Dが得られている。こ
の隙間Dを余剰塗料が通過して排出されることにより、
アプリケータロール3、8間の塗料だまりを防止するこ
とが可能となり、図6に示すように、ストリップ1の幅
方向全域にわたり均一な塗料付着量を得ることができる
【0019】回転角θの設定にあたっては、ストリップ
1の外側の部分の余剰塗料を排出するために必要最小限
の回転角とすることにより、ストリップ幅方向の塗料付
着量に影響を与えることなく有効な作用を得ることがで
きる。なお本実施例では、表面コータ2に回転角を与え
る場合について説明したが、裏面コータ7に回転角を与
えた場合も同様の効果が得られる。
【0020】次に、第2の発明は、図7に示すような両
面同時コータでない片面コーティング方式において適用
されるものであり、表面ロールコータ2とストリップ1
が接する平面と平行な平面内で、表面ロールコータ2の
回転軸とバックアップロール12の回転軸を所定の交差
角で相互に交差させることにより、ストリップ1の幅の
外側の部分において、アプリケータロール3とバックア
ップロール12が接することなく、両者の間に隙間をも
たせた状態を作り出すことができる。これにより、第1
の発明と同様に、ストリップ幅方向全域にわたり、均一
な塗料付着量を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケータロール部の塗料だまりを防止できるように
なったので、ストリップの幅方向全域にわたって均一な
塗料付着量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を概略的に示した説明図
である。
【図2】第1の発明の一実施例を概略的に示した平面図
である。
【図3】第1の発明の一実施例を概略的に示した平面図
である。
【図4】第1の発明における塗料塗布の状態を示す断面
図である。
【図5】第1の発明における塗料塗布の状態を示す断面
図である。
【図6】第1の発明において、ストリップに塗布された
塗料の板幅方向の付着量分布を示す図である。
【図7】第2の発明を適用する片面コーティング方式の
概略説明図である。
【図8】従来の片面コーティング方式における塗料の塗
布状態を示す断面図である。
【図9】従来の両面コーティング方式の概略説明図であ
る。
【図10】従来の両面コーティング方式における塗料の
塗布状態を示す断面図である。
【図11】従来の両面コーティング方式における塗料の
塗布状態を示す断面図である。
【図12】従来の両面コーティング方式において、スト
リップに塗布された塗料の板幅方向の付着量分布を示す
図である。
【符号の説明】
1    ストリップ 1a  ストリップの表面 1b  ストリップの裏面 2    表面コータ 3    アプリケータロール 4    トランスファーロール 5    ピックアップロール 6    塗料パン 7    裏面コータ 8    アプリケータロール 9    トランスファーロール 10    ピックアップロール 11    塗料パン 12    バックアップロール 13    バックアップロール 14    塗料 15    塗膜 16    リーク塗料 17    塗料だまり

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続して走行するストリップの表裏面
    に同時に塗料又は樹脂をロールコータ方式で塗布する方
    法において、ロールコータとストリップが接する平面と
    平行な平面内で、表裏面ロールコータの回転軸を相互に
    交差させることにより、ストリップエッジ部における塗
    料又は樹脂のオーバコートを防止することを特徴とする
    ストリップの塗布方法。
  2. 【請求項2】  連続して走行するストリップの片面に
    塗料又は樹脂をロールコータ方式で塗布する方法におい
    て、ロールコータとストリップが接する平面と平行な平
    面内で、ロールコータの回転軸とバックアップロールの
    回転軸を相互に交差させることにより、ストリップエッ
    ジ部における塗料又は樹脂のオーバコートを防止するこ
    とを特徴とするストリップの塗布方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008018297A1 (ja) * 2006-08-08 2009-12-24 株式会社アルバック 巻取式真空成膜装置
JP2020032373A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社豊田自動織機 グラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008018297A1 (ja) * 2006-08-08 2009-12-24 株式会社アルバック 巻取式真空成膜装置
JP2020032373A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社豊田自動織機 グラビア塗工装置、及び塗料の塗工方法

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