JP2520033B2 - 凹状溝を有する建築用板の塗装方法 - Google Patents

凹状溝を有する建築用板の塗装方法

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JP2520033B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、凹状溝を有する建築用板の塗装方法に関す
る。
〔従来技術およびその課題〕
従来、格子状凹凸模様またはレンガ積み状凹凸模様等
の少なくとも板状体表面の幅方向に凹状溝を有する建築
用板において、凸部と凹状溝とを異なる色で塗り分ける
方法としては、凹状溝の凹部に手作業により筆その他の
治具を用いて塗料を塗布する方法がとられていた。しか
し極めて煩雑な作業であり、工業的な塗装方法としては
適さなかった。
また、同様に凹状溝を塗装する方法として、表面板の
凹部を含む少くとも一部分に粉体を散布した後、該表面
の凹部を除く部分の該粉体を除去し、表面板の凹部を加
熱して凹部内に載積している粉体を溶解した後、凹部に
凹部形状に沿って被膜層を形成することにより仕上げる
方法(特公昭62−2971号公報参照)が知られている。
しかしながら、粉体の散布装置および除去装置、さら
に加熱装置等を必要とし、設備的に非常に大きさ装置と
なってしまい依然満足できるものではなかった。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
このような現状に鑑み、本発明者は、簡単な装置で、
凸部と凹状溝との塗り分け精度の高い塗装方法を提供す
べく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明は、表面に少なくとも搬送方向と直交
する凹状溝3を有する板状体1を、搬送方向と同一方向
にしかも搬送速度と同一または速く回転する第1塗布ス
ポンジロール4により板状体1の前記凹状溝底面部3aを
塗装することなく凸部表面2および搬送方向上流側の凹
状溝3の一側面3bに塗装を施した後、 該板状体1の逆搬送方向とし、 さらに、板状体1の搬送方向と同一方向にしかも搬送
速度と同一または速く回転する第2塗布スポンジロール
8により凹状溝3の底面部3a部を塗装することなく搬送
方向側の凹状溝3の他側面に塗装を施す凹凸模様のある
建築用板の塗装方法に関する。
〔実施例の説明〕
本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図はれんが積み状の凸部模様を有する板状体示し
ている、図に示すようにスポンジロールが変形するた
め、板状体1の凸部表面2および搬送方向上流側の凹状
溝3の一側面3bの斜線部が塗装され、逆搬送方向側の凹
状溝側面3cおよび凹状溝底面部3aは塗装されない。この
際のスポンジロールの回転速度を徐々に遅くし板状体1
の搬送速度に近くしていくと該スポンジロールの変形度
合いが小さくなる。したがって、凹状溝側面3bの凹状溝
底面部3aに近い部分までの塗装が困難になるため、第1
塗布スポンジロール4と板状体1との間隔を第1塗布ス
ポンジロール4の下端部が凹状溝底面部3aに接触しない
範囲で狭めることにより調整する。
また、板状体表面に、搬送方向に対して平行な凹状溝
7が形成されている場合は、第5図に示すように、長さ
方向の凹状溝7側面は塗布スポンジロール4が凹状溝7
に均等に入り込むため凹状溝に対し左右両方の凹状溝側
面7b,7c,の塗装が施される。
本発明方法では以上のように搬送方向と直交する凹状
溝3の一側面3bのみが塗装され、その他側面3cおよび底
面3aの塗装されていない板状体1を第6図、第7図に示
すように第2塗布スポンジロール8に送り込む。
第6図に示すように第1塗布スポンジロールでまづ搬
送方向に直角の凹状溝3の上流側側面3bおよび平行の凹
状溝7の両側面7b,7cが塗装される。このとき、凹状溝
3,7の底面3a,7aは塗装されない。
第1塗布スポンジロール7で塗装された板状体1は平
面状に回転され前縁Y後縁Xは上下流逆転される。
そして第2塗布スポンジロール8により第1塗布スポ
ンジロール4で塗装されなかった搬送方向と直交する凹
状溝3の他の側面3cが塗装される。
第6図の塗装方法に代えて第7図の塗装方法を用いる
こともできる。
第7図の場合は第1塗布スポンジロール4で塗装され
た板状体1は横方向にスライドさせた後、その搬送方向
が逆転されて第2塗布スポンジロール8に入る。第7図
の場合も前縁Y後縁Xがこのように搬送方向を逆転する
ことにより上下流逆方向となる。
かくして板状体1表面の搬送方向と直交する凹状溝3
の両側面3b,3cがその底面3aを除き塗装される。もちろ
ん搬送方向の平行の凹状溝7についても同様である。
また、本発明の塗装の前に、板状体表面全体に下塗り
塗装を施し、この下塗り塗料と異った色の塗料を用い本
発明の塗装を行なことにより板状体1の凸部表面および
凹状溝側面と、凹状溝側面部との色が異なり、凹凸模様
による立体感に加え色彩による浮き出しが強調され、立
体感がよりいっそう高められる。
〔発明の効果〕 二本の塗布スポンジロールとその間に板状体の搬送方
向を逆転させる装置を備えた非常に単純な設備により少
なくとも搬送方向に対して垂直な方向に凹状溝を有する
板状体の凹状溝底面部を除く凸部表面および凹状溝側面
を塗装することができ、しかも凹部底面に非常に近い部
分まで凹状溝を塗装することができる。
第1,第2塗布スポンジロール4,8の板状体1の搬送速
度より速い速度で回転し、その回転速度を調節すること
により、凹状溝3,7の塗装範囲を調整することができ
る。
ただし、この場合、第1,第2塗布スポンジロール4,8
の回転速度は同一とすることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明方法を用いる建築用板の平面図、 第2図:第1図A−A断面図、 第3図:本発明方法を実施する装置の側面図、 第4図:本発明に用いるスポンジロールの作用説明図、 第5図:同じく搬送方向に平行な凹状溝を塗布する説明
図、 第6図:本発明方法の第1実施例作用説明図、 第7図:同じく第2実施例の作用説明図、 1:板状体、 2:凸部表面、 3:搬送方向と直交する凹状溝、 3a:底面部、 3b:凹状溝側面、 3c:凹状溝側面、 4:第1塗布スポンジロール、 5:ドクターロール、 6:搬送ロール、 7:搬送方向と平行する凹状溝、 7a:底面、 7b:側面、 7c:側面、 8:第2塗布スポンジロール。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に少なくともその搬送方向と直交する
    凹状溝3を有する板状体1を、その搬送方向と同一方向
    にしかも搬送速度と同一または速く回転する第1塗布ス
    ポンジロール4により板状体の前記凹状溝3底面部3aを
    塗装することなく凸部表面2および搬送方向上流側の凹
    状溝3の一側面3bに塗装を施した後、 該板状体の逆搬送方向とし、 さらに、板状体の搬送方向と同一方向にしかも搬送速度
    を同一または速く回転する第2塗布スポンジロール8に
    より凹状溝3の底面部3aを塗装することなく凸部表面2
    および搬送方向上流側の凹状溝3の他側面3cに塗装を施
    すことを特徴とする凹凸模様のある建築用板の塗装方
    法。
  2. 【請求項2】第1塗布スポンジロール4および第2塗布
    スポンジロール8の回転速度を板状体の搬送速度より速
    く回転させることを特徴とする請求項1の塗装方法。
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JP5105159B2 (ja) * 2007-08-17 2012-12-19 サマンサジャパン株式会社 塗布装置

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