JPH0422260Y2 - - Google Patents

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JPH0422260Y2
JPH0422260Y2 JP1296186U JP1296186U JPH0422260Y2 JP H0422260 Y2 JPH0422260 Y2 JP H0422260Y2 JP 1296186 U JP1296186 U JP 1296186U JP 1296186 U JP1296186 U JP 1296186U JP H0422260 Y2 JPH0422260 Y2 JP H0422260Y2
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voltage
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、圧力、温度等の物理量の変化に応じ
て抵抗値が変化する抵抗素子を少なくとも一辺に
含むブリツジ回路を用いた抵抗−電気信号変換回
路に関し、更に詳しく述べれば、ゼロ、スパンの
相互干渉が発生しない抵抗−電気信号変換回路に
関する。
〈従来の技術〉 第4図は従来の抵抗−電気信号変換回路を示す
回路図である。図中、1は、4辺に抵抗素子R1
R2,R3,R4が接続されたブリツジ回路で、これ
ら抵抗素子のうちR1が圧力、温度等の物理量に
よつて変化するものとする。2は基準電圧源で、
ブリツジ回路1における相対する一対の電源端子
に一定電圧VSを与える。3はブリツジ回路1の
相対する他の一対の出力端子からの二出力を差動
増幅する差動増幅器で、入力回路並びに帰還回路
に抵抗値が夫々等しい抵抗Rが接続されている。
4は非反転入力端子に差動増幅器3の出力電圧
V1が加えられ、反転入力端子に出力電圧V2を分
圧比βで分圧した電圧が供給されたスパン調整用
の増幅器、5は反転入力端子に入力抵抗R5を介
し増幅器4の出力電圧V2が加えられ、その反転
入力端子と出力端子との間の帰還回路に抵抗R6
が接続されると共に、非反転入力端子に基準電圧
Vsを分圧比αで分圧したゼロ点調整用の電圧Vz
が加えられた増幅器である。
このような構成により、差動増幅器3の出力電
圧は、 V1={R3/(R2+R3)−R4/(R1+R4)}・Vs
…(1) で表わされる。このうち、{ }内は出力信号分
ΔRとゼロ誤差Δrの和と考えられ、(1)式は以下で
表わされる。
V1=ΔR・Vs+Δr・Vs …(2) 更に、増幅器4の出力電圧V2は、 V2=(1/β)・V1 …(3) ゼロ調整用電圧Vzは、 Vz=α・Vs …(4) で表わされる。
次に、増幅器5の出力電圧V0と入力電圧との
関係について説明する。増幅器5の反転入力端子
の電圧をEfとすると、この電圧は Ef=Vz …(5) また、抵抗R5に矢印方向に流れる電流iは、 i=(1/R5)・(V2−Ef) =(1/R5)・{(1/β)・(ΔR+Δr)・Vs
(α・Vs)} …(6) で表わされる。
従つて、出力電圧V0は、 V0=−i・R6+α・Vs =−{(R6/R5)・(1/β)・ΔR・Vs}−
{(R6/R5)・(1/β)・Δr・Vs}+α・Vs
{(R6/R5)+1} …(7) で表わされる。
この式において、信号として必要な部分は第1
項の部分で、スパン調整はこのうちのβを変える
ことによつて行われる。一方、ゼロ調整は上記式
の第2項と第3項の和が零となるようにαを調整
して行う。
しかしながら、このような方式では、第2項に
βが含まれ、ゼロ、スパンが相互干渉する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案の解決しようとする技術的課題は、この
ような装置において、ゼロ、スパンの相互干渉が
発生しないようにすることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の構成は、可変基準電圧源と、この可変
基準電圧源の出力電圧を極性反転する利得1の反
転増幅器と、各4辺に接続された抵抗素子のうち
少なくとも一つの抵抗素子の抵抗値が物理量の変
化に応じて変化し、相対する一対の電源端子に前
記反転増幅器の出力電圧が接続され、他の一対の
出力端子から出力電圧を取出すブリツジ回路と、
このブリツジ回路の出力を差動増幅する差動増幅
器と、前記可変基準電圧源の出力電圧とこの電圧
を反転した前記反転増幅器の出力電圧とが両端に
接続されたポテンシヨメータと、前記差動増幅器
の出力電圧と前記ポテンシヨメータの出力電圧と
が加えられ、これらを加算し前記ブリツジの抵抗
値の変化に対応した出力電圧を発生する加算器と
より構成される。
〈作用〉 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、
前記ポテンシヨメータの分圧比を変えて前記出力
電圧のゼロ誤差を打消し、前記可変基準電圧源の
出力電圧を変えてスパン調整を行う。
〈実施例〉 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図は本考案実施例装置を示す回路図である。図
中、第4図における要素と同じ要素には同一符号
が付されている。6は可変基準電圧源で、例え
ば、第2図に示すように、電源Eからの一定電圧
をポテンシヨメータ6aで分圧して、この電圧を
非反転増幅器6bを介し出力する構成となつてい
る。7はこの可変基準電圧源の出力電圧Vspを極
性反転する利得1の反転増幅器である。この反転
増幅器の出力−Vspはブリツジ回路1の電源端子
に接続される。8は可変基準電圧源6の出力電圧
Vspとこの電圧を反転した反転増幅器7の出力電
圧−Vspとが両端に接続されたポテンシヨメータ
である。尚、増幅器5は入力抵抗R5を介し反転
入力端子に加えられた差動増幅器3の出力電圧
V3と、非反転入力端子に加えられたポテンシヨ
メータ8からの出力電圧Vz′とを加算する加算器
として働く。
このような構成で、差動増幅器3の出力電圧
V3は、 V3=(ΔR+Δr)・(−Vsp) =−Vsp・ΔR−Vsp・Δr …(8) で表わされる。ポテンシヨメータ8の出力電圧
Vz′は、このポテンシヨメータのボリユームの位
置が1:kの所にあるとき、 Vz′={(1−k)/(1+k)}Vsp …(9) で表わされる。
一方、加算器5の入力電圧と出力電圧V0′との
間には、 V0′=Vsp・ΔR・(R6/R5)+Vsp・Δr・(R6
R5)+{(R6/R5)+1}・{(1−k)/(1+k)

Vsp =Vsp[ΔR・(R6/R5)+Δr・(R6/R5)+
{(R6/R5)+1}・{(1−k)/(1+k)}]
…(10) なる関係がある。この式で信号として必要な部分
は第1項のVsp・ΔR・(R6/R5)の部分で、第2
項のゼロ誤差 Vsp・Δr・(R6/R5)は第3項のkを調整して、
第2項と第3項の和が零となるようにして打消
す。スパン調整はその後で可変基準電圧源6の出
力電圧Vspを変更して行う。
〈考案の効果〉 本考案によれば、調整の際、ゼロ、スパンの相
互干渉が発生せず、また可変基準電圧源6の出力
電圧Vspがドリフトしてもゼロ調整ずれが生じな
い。
尚、反転増幅器7だけでは駆動能力が不足して
いる場合には、第3図のように駆動用トランジス
タ9をブリツジ回路1の電源端子に接続して駆動
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置の回路図、第2図及
び第3図は本考案実施例装置における部分の回路
図、第4図は従来装置の回路図を示す。 1……ブリツジ回路、3……差動増幅器、5…
…加算器、6……可変基準電圧源、7……利得1
の反転増幅器、8……ポテンシヨメータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変基準電圧源と、この可変基準電圧源の出力
    電圧を極性反転する利得1の反転増幅器と、各4
    辺に接続された抵抗素子のうち少なくとも一つの
    抵抗素子の抵抗値が物理量の変化に応じて変化
    し、相対する一対の電源端子に前記反転増幅器の
    出力電圧が接続され、他の一対の出力端子から出
    力電圧を取出すブリツジ回路と、このブリツジ回
    路からの出力を差動増幅する差動増幅器と、前記
    可変基準電圧源の出力電圧とこの電圧を反転した
    前記反転増幅器の出力電圧とが両端に接続された
    ポテンシヨメータと、前記差動増幅器の出力電圧
    と前記ポテンシヨメータの出力電圧とが加えら
    れ、これらを加算し前記ブリツジの抵抗値の変化
    に対応した出力電圧を発生する加算器とを具備
    し、前記ポテンシヨメータの分圧比を変えて前記
    出力電圧のゼロ誤差を打消し、前記可変基準電圧
    源の出力電圧を変えてスパン調整を行うようにし
    た抵抗−電気信号変換回路。
JP1296186U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0422260Y2 (ja)

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JPS62124505U JPS62124505U (ja) 1987-08-07
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