JPH0623120Y2 - 信号切換回路 - Google Patents

信号切換回路

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JPH0623120Y2
JPH0623120Y2 JP19201385U JP19201385U JPH0623120Y2 JP H0623120 Y2 JPH0623120 Y2 JP H0623120Y2 JP 19201385 U JP19201385 U JP 19201385U JP 19201385 U JP19201385 U JP 19201385U JP H0623120 Y2 JPH0623120 Y2 JP H0623120Y2
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JP
Japan
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signal
resistor
input terminal
inverting input
operational amplifier
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JP19201385U
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章 菊池
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は(L−R)信号と(L+R)信号とを切り換
える信号切換回路に関するものである。
〔考案の技術的背景〕
従来、この種の装置として第2図に示すものがあつた。
この第2図において、Rchの入力のときは、入力端子
Rから抵抗r1を経てアンプAの反転入力端に入力し、
アンプAから出力端子OUTへ反転信号を出力するよう
にしている。
また、Lchのときは、入力端子Lに入力された信号を
スイツチSで切り換え、反転入力側のときはこのスイツ
チSから抵抗r2を経てアンプAの反転入力端に加え、
上記と同様にして、反転信号を出力端子OUTに出力
し、また、非反転の場合には、スイツチS,抵抗r3を
経てアンプAの非反転入力端に加え、出力端子OUTに
は反転信号を出力するように、アンプAは非反転アンプ
として動作するようになつている。
次に動作について説明する。
Rchの入力をeR、Lchの入力をeLとすると、e
L=Oのときeout=−KeR(K〜K
正)、eR=Oとすると、eout=−KeL(Sが
反転側)、eout=KeL(Sが非反転側)とな
る。
したがつて、スイツチSが反転側のとき、eout=−
1・(KeR+KeL)、スイツチSが非反転側の
とき、eout=−1(KeR−KeL)となり、
LchとRchの和信号と差信号を切り換えることがで
きる。
〔背景技術の問題点〕
従来の信号切換回路は以上のように構成されているの
で、スイツチSにはトランスフア型を用いなければなら
ず、アナログスイツチを用いた場合、2系統のコントロ
ール電圧(一方がHのとき他方がL)を必要とする。
また、スイツチSの3端子とも信号電位にあるため、安
価なトランジスタスイツチを用いることができないなど
の欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記従来の欠点を除去するためになされたも
ので、コントロール信号が1系統のみでよい信号切換回
路を提供することを目的としている。
〔考案の概要〕
この考案の信号切換回路は、演算増幅器の反転入力端に
第1の信号源および第2の信号源の信号をそれぞれ入力
し、かつ第2の信号源の信号を反転入力端と非反転入力
端に導入し、非反転入力端を抵抗とスイツチの並列回路
を介して基準電位に接続し、スイツチをオンにしたとき
演算増幅器を反転加算器とし、スイツチをオフにしたと
き、第1の信号源の信号が零のとき第2の信号源の信号
を反転して出力し、第2の信号源の信号が零のとき第1
の信号源の信号を非反転で出力するようにしたものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の信号切換回路の実施例について図面に
基づき説明する。
第1図はその一実施例の回路図である。この第1図にお
いて、R,LはそれぞれRch,Lchの入力端子であ
る。
入力端子Rは抵抗Rを介して演算増幅器A11の反転
入力端((-)入力端)に接続されている。
また、入力端子Lは抵抗R1を介して演算増幅器A11
の反転入力端に接続されているとともに、抵抗Rを介
して演算増幅器A11の非反転入力端((+)入力端)に
接続されている。
この演算増幅器A11の非反転入力端は抵抗Rとスイ
ツチSの並列回路を介してアースされている。この演算
増幅器A11の出力端は、出力端子OUTに接続されて
いるとともに、抵抗ROを介して非反転入力端に接続さ
れている。
なお、スイツチSはその一端がアースされており、ま
た、抵抗RO〜R4において、R1=R4=RO=R、
R3=2Rの関係を有している。
次に、この考案の動作について説明する。
入力端子Rの信号をeR、入力端子Lの信号をeLと
し、出力端子OUTの信号をeoutとすると、まず、
スイツチSがシヨートのとき演算増幅器A11は反転加
算器となり、 次に、スイツチSがオープンのとき、eL=Oのときe
out=−eR,eR=Oのとき演算増幅器A11の非
反転入力端、反転入力端の対地電位をe+,e−とする
と、 =R=R=Rから、eL+eout=3e− したがつて、 となり、 2R=Rなので、 となる。よつて、eL=eout、 したがつて、eout=eL−eRとなる。
なお、上記実施例では、Lch側について反転非反転の
スイツチSを設けたが、Rch側について設けても同様
である。また、ゲインを1:1としたが、他のゲインで
あつても同様である。
また、演算増幅器A11の反転入力端または非反転入力
端にコンデンサを挿入してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の信号切換回路によれば、切換
スイツチを一端が基準電位に接続されたON/OFFの
みのスイツチによつて切換ができるので、コントロール
信号は1本の「H」または「L」のみでよい。また、安
価なトランジスタスイツチが利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の信号切換回路の一実施例の回路図、
第2図は従来の信号切換回路の回路図である。 R〜R……抵抗 R,L……入力端子 A11……演算増幅器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の二つの信号源の和および
    差信号を発生する演算増幅器と、 この演算増幅器の出力端と反転入力端間に接続された帰
    還用の抵抗と、 第1の信号源の信号を上記反転入力端に導く第1の抵抗
    と、 第2の信号源の信号を上記反転入力端に導く第2の抵抗
    と、 第2の信号源の信号を上記演算増幅器の非反転入力端に
    導く第3の抵抗と、 この非反転入力端と基準電位間に接続された第4の抵抗
    と、 この第4の抵抗と並列に接続され、オン時に上記演算増
    幅器を第1および第2の信号源の信号の反転加算増幅器
    として作動させ、かつオフ時に第2の信号源の信号が零
    のとき第1の信号源の信号を上記演算増幅器から反転し
    て出力するとともに、第1の信号源の信号が零のとき第
    2の信号源の信号を上記演算増幅器から非反転して出力
    するスイッチとよりなり、 上記帰還用の抵抗をR,第1の抵抗をR,第2の抵
    抗をR,第3の抵抗をR,第4の抵抗をRとする
    と、 R=R=RかつR=2R に設定したことを特徴とする信号切換回路。
  2. 【請求項2】反転入力端または非反転入力端にコンデン
    サを挿入したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の信号切換回路。
JP19201385U 1985-12-13 1985-12-13 信号切換回路 Expired - Lifetime JPH0623120Y2 (ja)

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JPS62100800U JPS62100800U (ja) 1987-06-26
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JP5993733B2 (ja) * 2012-12-06 2016-09-14 ローム株式会社 ミキシング回路、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器

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JPS62100800U (ja) 1987-06-26

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