JPH0421966Y2 - - Google Patents

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JPH0421966Y2
JPH0421966Y2 JP1984140024U JP14002484U JPH0421966Y2 JP H0421966 Y2 JPH0421966 Y2 JP H0421966Y2 JP 1984140024 U JP1984140024 U JP 1984140024U JP 14002484 U JP14002484 U JP 14002484U JP H0421966 Y2 JPH0421966 Y2 JP H0421966Y2
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exterior plate
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JP1984140024U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、たとえば構築物のコンクリート角
柱を外装する柱外装構造に関するものである。
(従来技術) 従来、1のコーナ縁材では角柱の隅部が1の形
状しか得られず、したがつて柱隅部の形状を変え
るには他のコーナ縁材を用意しなければならない
難点を有す。
(考案の目的) この考案は、上記従来例の難点に対処したもの
で、共通のコーナ縁材を用いて柱隅部の形状変化
が得られる柱外装構造を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は、柱1の出隅角部に縁材4,5を前記
柱1から突設される取付ロツド9によつて連結
し、外装板3を前記縁材4,5の溝4a,5a内
に嵌め込んで柱1を外囲する柱外装構造におい
て、 前記各縁材4,5のうちいずれか一方の縁材4
は、その縁材4の溝4a内に嵌まり込む一方の外
装板3にほぼ平行に延びかつその外装板3に関し
て外方に設けられる第1外壁部30と、第1外壁
部30よりも前記外装板3に介して内方に設けら
れる第1内壁部31と、第1外壁部30および第
1内壁部31を連結する第1連結部32とを有
し、 前記各縁材4,5のうちいずれか他方の縁材5
は、その縁材5の溝5a内に嵌まり込む他方の外
装板3にほぼ平行に延びかつその他方外装板3に
関して外方に設けられる第2外壁部33と、第2
外壁部33よりも前記他方外装板3に関して内方
に設けられる第2内壁部34と、第2外壁部33
および第2内壁部34を連結する第2連結部35
とを有し、 前記第1および第2連結部32,35は、約45
度の角度を成して対向し、 前記第2外壁部33には前記他方縁材5の溝5
aの内面に突設される係止爪41を設け、この係
止爪41に係合する係止片42が形成される押縁
8が係着されることを特徴とする柱外装構造であ
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明すれば、1はコンクリート角柱、2は柱下地
材、3は角柱1を外装する金属パネル板、ガラス
板、鏡板等からなる外装板である。4と5は45度
の傾斜背面6,7を有する左右1組の左縁材と右
縁材で、この左右の縁材4,5は金属型材製であ
る。右縁材5には外装板着脱用の押縁8がある。
9は柱下地材2と縁材取付板10との間に介装
された取付ロツドで、柱下地材2と外装板3との
間に空隙11が形成される。12は空隙11に内
装された照明器具で、樹脂ガラス製等の外装板3
を透光させて角柱1の装飾性を高める。
ところで、第1図は傾斜背面6,7を互に突合
わせて左右の縁材4,5を左右1体に連結した状
態である。同図の13は左右の縁材4,5の連結
用ビスで、左縁材4のビス持部14に螺込まれ
る。15,16はL型断面の縁材取付板10の固
定用ビスで、縁材取付板10と共に両縁材4,5
を取付ロツド9に取付ける。17はゴムパツキン
である。
前記各縁材4,5は軸直角断面が大略的にU字
状に形成され、各溝4a,5a内には外装板3の
各端部3a,3bが嵌まり込む。一方の縁材4
は、その縁材4が固定される一方外装板3にほぼ
平行に延びかつその外装板3に関して外方、すな
わち第1図における下方に設けられる第1外壁部
30と、第1外壁部30よりも前記外装板3に関
して内方、すなわち第1図の上方に設けられる第
1内壁部31と、第1外壁部30および第1内壁
部31を連結する第1連結部32とを有する。
また前記各縁材4,5のうち、いずれか他方の
縁材5は、その縁材5が固定される他方外装板3
にほぼ平行に延びかつその他方外装板3に関して
外方、すなわち第1図の右方に設けられる第2外
壁部33と、第2外壁部33よりも前記他方外装
板3に関して内方、すなわち第1図の左方に設け
られる第2内壁部34と、第2外壁部33および
第2内壁部34を連結する第2連結部35とを有
する。これらの縁材4,5は、第1図の紙面に垂
直方向に延びて設けられ、また前記取付ロツド9
は第1図の紙面に垂直方向に相互に間隔をあけて
設けられる。前記第1および第2連結部32,3
5は、相互に約45度の角度を成して対句してお
り、これによつて第1図における左右いずれの側
にも一方または他方の縁材4,5を配置すること
ができる。
前記第2外壁部33には切欠き36が形成され
る。この切欠き36には、押縁8が嵌着される。
押縁8には、第2外壁部33の外方に臨む外壁面
37と同一平面内にある外表面38を有する当接
部39と、当接部39に連なり第2連結部35の
内面40から前記切欠き36側に突設される係止
爪41に係止する係止片42とが形成される。
前記第1内壁部31と第1連結部32とによつ
て第1取付部43が形成される。また前記第2内
壁部34と第2連結部35とによつて第2取付部
44が形成される。これらの取付部43,44
は、前記縁材4,5が相互に連結部された状態で
外部には露出しない。このような第1および第2
取付部43,44において、前記第1および第2
内壁部31,34にわたつて大略的にL字状に屈
曲された取付部材である取付板10が配置され、
ビス15によつてその取付板10が第1内壁部3
1に固定される。この取付板10にはまた、前記
ビス15よりも上下方向に位置を違えて前記取付
ロツド9の遊端部が溶接45によつて固定され
る。その後、前記押縁8が切欠き36から外され
た状態で、この切欠き36を介して第2ねじ部材
であるビス16が第2内壁部34と前記取付板1
0とに螺着されて相互に固定される。このビス1
6は、前記取付ロツド9を避けた位置に螺着され
ている。このようにして取付ロツド9に取付板1
0を介して縁材4,5が固定され、その後、パツ
キン17を外装板3とともに縁材5に装着して前
記押縁8を切欠き36に嵌着し、各外装板3の取
付け作業が終了する。
第2図は、本考案の他の実施例の水平断面図で
ある。なお、前述の実施例と対応する部分には、
同一の参照符を付す。前述の実施例では、相互に
対向する第1および第2連結部32,35は相互
に近接して配置されていたけれども、本実施例で
は各連結部32,35は間隔Lをあけて離間して
いる。このような場合には、前記柱1の外形は前
述の実施例に比べて大きくなつており、したがつ
て取付板10の形状は大きく形成されており、こ
のように種類の異なる取付板10を用いて、縁材
4,5を連結するための構成について、以下に説
明する。
次いで第2図は、巾広な縁材取付板10の両端
に左縁材4と右縁材5とを左右に分離して取付け
た状態である。同図の縁材取付板10は取付ロツ
ド9に溶着18され、またその折曲端辺10′,
10′に左右縁材の傾斜背面6,7がビス19で
取付られる。20は弾板21を用いて縁材取付板
10の外側に装着される外装カバーで、弾板21
の端部21′にその先部20′を弾着して取付け
る。22は弾板21を縁材取付板10に固着する
ビスである。
前記一方の縁材4には、ビス19によつて第1
取付部43の第1連結部32に形成されるビス持
部14に取付板10を固定しておき、次いで切欠
き36からもう一方のビス19を挿入して縁材5
と取付板10とが固定される。その後、パツキン
17が嵌着された外装板3を縁材5に装着して前
記押縁8を切欠き36に嵌着して、こうして外装
板3がパツキン17を介して第2内壁部34と押
縁8とによつて弾発的に挟持される。したがつて
各ビス19は外部で螺着することが可能であり、
比較的狭い空隙11側から締付け作業を行う必要
がなく、作業性の向上を図ることができる。
本考案の他の実施例として、前記柱1の外形に
応じて複数種類の取付板10を予め準備しておく
ことによつて、各縁材4,5の形状はそれぞれ同
一のものを用いることができ、これによつて柱1
の外形が相違しても部品の種類がむやみに多くな
らず、経済性の向上を図ることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、左右1組の縁材
を縁材取付板を用いて左右1体に或は左右に分離
して取付けることにより、柱隅部の形状を変化さ
せ、かつ外装板の縦横の寸法変化にも対処できる
効果が得られる。
また本考案によれば、他方縁材5に押縁8が係
着されるので、この押縁8を前記他方縁材5から
外した状態で、一方縁材4を設置した後でたとえ
ばビスなどを挿入して他方縁材5を取付け位置に
取付けることができ、したがつて各縁材4,5の
取付け作業を外部から行うことが可能となり、作
業性の向上を図ることができる。しかも連結部3
2,35は約45度で対向するように形成されてい
るので、一方の縁材4を他方の外装板に取付け、
また他方の縁材5を一方の外装板に取付けても、
外観が大きく変化することはなく、したがつて取
付け作業時に選択の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2
図は本考案の他の実施例の水平断面図である。 1……柱、3……外装板、4,5……縁材、5
a,5b……溝、9……取付ロツド、10……取
付板、15……第1ねじ部材、16……第2ねじ
部材、30……第1外壁部、31……第1内壁
部、32……第1連結部、33……第2外壁部、
34……第2内壁部、35……第2連結部、36
……切欠き、43……第1取付部、44……第2
取付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柱1の出隅角部に縁材4,5を前記柱1から突
    設される取付ロツド9によつて連結し、外装板3
    を前記縁材4,5の溝4a,5a内に嵌め込んで
    柱1を外囲する柱外装構造において、 前記各縁材4,5のうちいずれか一方の縁材4
    は、その縁材4の溝4a内に嵌まり込む一方の外
    装板3にほぼ平行に延びかつその外装板3に関し
    て外方に設けられる第1外壁部30と、第1外壁
    部30よりも前記外装板3に介して内方に設けら
    れる第1内壁部31と、第1外壁部30および第
    1内壁部31を連結する第1連結部32とを有
    し、 前記各縁材4,5のうちいずれか他方の縁材5
    は、その縁材5の溝5a内に嵌まり込む他方の外
    装板3にほぼ平行に延びかつその他方外装板3に
    関して外方に設けられる第2外壁部33と、第2
    外壁部33よりも前記他方外装板3に関して内方
    に設けられる第2内壁部34と、第2外壁部33
    および第2内壁部34を連結する第2連結部35
    とを有し、 前記第1および第2連結部32,35は、約45
    度の角度を成して対向し、 前記第2外壁部33には前記他方縁材5の溝5
    aの内面に突設される係止爪41を設け、この係
    止爪41に係合する係止片42が形成される押縁
    8が係着されることを特徴とする柱外装構造。
JP1984140024U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0421966Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940440B2 (ja) * 1980-06-05 1984-09-29 協和醗酵工業株式会社 抗腫瘍性物質の製造法

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JPS6153437U (ja) 1986-04-10

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