JPH0421869A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0421869A
JPH0421869A JP2127909A JP12790990A JPH0421869A JP H0421869 A JPH0421869 A JP H0421869A JP 2127909 A JP2127909 A JP 2127909A JP 12790990 A JP12790990 A JP 12790990A JP H0421869 A JPH0421869 A JP H0421869A
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paper
transfer paper
manual
feeding
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Pending
Application number
JP2127909A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takano
聡 高野
Kazunari Yamada
一成 山田
Takashi Ishijima
尚 石島
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、詳しくは該装置における転写
紙の搬送経路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、複写機等の画像形成装置においては、その転写
機能の多用化に伴い、単に転写紙の片面転写に止まらず
、両面転写あるいは合成転写等が必要とされ、このため
転写紙の搬送経路には上述の各種転写形態に対応して種
々の工夫が施されている。
従来のこの種の画像形成装置としては、例えば特開昭6
2−51518号公報に記載のものがあり、これを第1
4図に示す。第14図において、本従来例における画像
形成装置1の片面転写の場合には、転写紙供給部2の転
写紙3が給紙ローラ4により搬送され、さらにレジスト
ローラ5により給紙タイミングを制御された後、転写部
6に給紙される。そして、転写部6において、画像が転
写された転写紙3は定着部7において該画像が定着され
た後、排出トレー8に排出される。一方、両面転写の場
合には、定着部7から排出された片面転写済の転写紙3
が、両面転写用経路9側に切り換えられた第1切換部材
10に案内されて両面転写用経路9内を搬送され、さら
に第2切換部材11および排出ローラ12により中間ト
レー13上に集積される。なお、この際、両面転写用経
路9内を搬送される転写紙3は表裏が反転され、中間ト
レー13上に集積されたとぎには、未転写の裏面を上方
として両面転写を待機した状態にある。次いで、第2切
換部材11がレジストローラ5側に−切り換えられ、中
間トレー13上の転写紙3は再給紙ローラ14により搬
送されてレジストローラ5を経由した後、転写部6およ
び定着部7に順次に給紙され、片面転写の場合と同様に
して両面転写済の転写紙3が排出トレー8に排出される
。なおこのとき、第1切換部材10が排出トレー8側に
切り換えられていることは勿論である。
そして、中間トレー13は基端部13aを中心として開
閉可能であり、第14図中実線で示すように、中間トレ
ー13が開放された第1の位置にあるときには、中間ト
レー13は上述のように、両面転写時における片面転写
済の転写紙3を集積して転写部6に再給紙する機能を有
し、さらに手差しによる転写紙3の給紙用としての機能
も兼ね備えている。
また、手差しによらない自動給紙に基づく片面転写の場
合には、中間トレー13に転写紙3を集積する必要がな
いため、中間トレー13は閉じられて図中仮想線で示す
第2の位置にあり、不必要な突出部を画像形成装置1に
収納して画像形成装置1の小型化が図られている。なお
、第14図中、符号15は感光体ドラムであり、感光体
ドラム15は図中矢印で示す時計方向に回転しながらス
キャナ光学系16により原稿台17に載置された原稿1
8の静電潜像が形成される。次いで、現像ユニット19
により現像された感光体ドラム15上の画像が、前述の
ように給紙された転写紙3に転写チャージャ20を介し
て転写された後、搬送ベル)21により定着部7に搬送
される。そして、上述の各機器、ユニットが前述の転写
部6の主要構成要素を構成していることは言うまでもな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の画像形成装置にあって
は、中間トレー13が開放されて第1の位置にあるとき
には、転写紙3の手差しも、転写紙3の両面転写も可能
な状態であり、ユーザが現在手差しモードにあるのか、
両面転写モードにあるのかを判断することが困難である
ため、例えば手差し中に片面転写済の転写紙3が中間ト
レー13に搬送されて転写順序が乱れてしまったり、両
面転写中に誤って別の転写紙3を手差してしまったりし
て、安定した転写操作を確保できないという不具合があ
った。また、手差し時は勿論、両面転写時にも中間トレ
ー13が画像形成装置1から突出して装置自体の省スペ
ース化を図ることができないという不具合があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術の課題を背景としてな
されたものであり、手差し時の両面転写を禁止して手差
しモード、両面転写モードを明確化するとともに手差し
時以外には手差しトレーを閉として、安定した転写操作
が可能で、装置自体の省スペース化を図ることのできる
画像形成装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
本発明は、上記目的達成のため、像担持体と、像担持体
上に潜像を形成するとともに該潜像を現像して現像像を
形成する像形成手段と、未転写の転写紙を載置する転写
紙載置手段と、転写紙載置手段の転写紙を像担持体に給
紙する給紙手段と、転写紙を手差し可能に構成され、転
写紙をスタックするとともに該転写紙を搬送経路に沿い
搬送して像担持体に給紙する手差し手段と、像担持体に
給紙された転写紙に像担持体の現像像を転写する転写手
段と、転写手段により転写された転写紙を搬送経路に沿
って搬送し、転写紙の表裏を反転させる反転手段と、上
記像担持体、像形成手段、転写紙載置手段、給紙手段、
転写手段および反転手段をそれぞれ収納する本体ケース
と、上記像担持体、像形成手段、給紙手段、手差し手段
、転写手段および反転手段の作動を制御する制御手段と
、を備え、反転手段により反転された転写紙を手差し手
段により像担持体に再給紙して転写紙の両面転写を行う
画像形成装置において、前記手差し手段を本体ケースに
対して開閉自在に設けて開の状態で転写紙を手差し可能
とし、閉の状態で手差し手段の搬送経路が反転手段の搬
送経路の一部を構成するとともに、手差し手段の開閉の
状態を検出する検出手段を設けて該検出手段が手差し手
段の開の状態を検出したときに、制御手段により転写紙
の両面転写を禁止するようにしたことを特徴とするもの
である。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。第
1図〜第13図は本発明に係る画像形成装置の一実施例
を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、符号31は画
像形成装置としての複写機であり、複写機31は、その
上部に設けられた原稿載置台32と、内部から排出され
る転写済みの転写紙を載置する排紙トレー33と、コピ
ースタートボタン34a、テンキー34bおよび設定枚
数やジャム発生を表示する表示部34C等を有する操作
パネル34と、複写機31の前面側に開閉可能に取り付
けられた手差しトレー35と、図示しないトナーカート
リッジおよび排トナータンクを装着するための装着部3
6と、転写紙補給時等に支点部37a、37bを中心と
して開閉されるドアユニット37とを具備している。な
お、手差しトレー35は通常の閉じた状態では複写機3
1のカバーとなり、図中手前側に開いた状態ではほぼ水
平な手差し給紙用のトレーとなり、外部から手差しされ
る転写紙を案内する(詳細は後述する)。
第2図(a)、(b)において、符号38は記録部であ
り、記録部38には、自動給紙部39A、39B、39
Cのうちいずれかから搬送路40を通して転写紙Pが自
動給紙されるようになっている。自動給紙部39A〜3
9Cは、それぞれ符号A、B、Cを省略して説明するが
、未転写の転写紙Pを紙面をほぼ上下に向けて載置する
給紙カセット41と、給紙カセット41上に載置された
複数の転写紙Pのうち最上位の転写紙Pをピックアップ
するよう給紙カセット41に装着されたピックアップロ
ーラ42と、ピックアンプローラ42によりピックアッ
プされた転写紙Pを搬送路40に供給するように第1図
に示すドアユニット37に収装された給紙ローラ43と
を有している。なお、給紙ローラ43A〜43Cは上述
のように、第1図に示すドアユニット37に収装されて
おり、このため第1図において、ドアユニット37が支
点部37a、37bを中心として手前側に開放されると
、給紙カセット41A〜41Cがピックアップローラ4
2A〜42Cとともに第2図(a)、(b)中矢印A方
向に引き出し可能であり、転写紙Pの補給、あるいは交
換が容易にできるようになっている。また、上述の自動
給紙部39A〜39Cのうち給紙カ七ソ)41A〜41
Cは未転写の転写紙Pを載置する転写紙載置手段を構成
し、ピンクアップローラ42A〜42Cおよび給紙ロー
ラ43A〜43Cは上述の転写紙載置手段の転写紙Pを
搬送路40を通して搬送し、後述する像担持体としての
感光体ドラム44に給紙する給紙手段を構成する。
一方、前述の記録部38ば、公知の構成であるので詳細
な説明は省略するが、像担持体としての感光体ドラム4
4、帯電チャージャ45、露光光学系4Gおよび現像系
47からなる像形成ユニット48と、自動給紙部39A
〜39Cにより給紙された未転写の転写iPに像形成ユ
ニット48により感光体ドラム44に形成された現像像
を転写する転写チャージャ49と、自動給紙部39A〜
39Cから給紙される転写紙Pを所定位置から転写チャ
ージャ49へ搬送するとともに、この転写紙Pの搬送タ
イミングを制御するレジス1−ローラ対50と、転写チ
ャージャ49により現像像が転写された転写紙Pを加熱
して該現像像を定着させ、常時排紙方向に回転して定着
された転写紙Pを排出する定着ローラ5工と、転写チャ
ージャ49から定着ローラ51に転写紙Pを搬送する1
般送ベルト52等から構成されている。ここで、上述の
記録部38の構成要素のうち像形成ユニット48は、帯
電チャージャ45により帯電した感光体ドラム44を、
光源および複数のミラーを含む第1、第2スキヤナ53
.54等からなる露光光学系46により画情報を含む原
稿反射光で露光し、感光体ドラム44上に潜像を形成し
た後、該潜像を現像系47により現像して感光体ドラム
44」二に顕像(現像像)を形成する。また、レジスI
・ローラ対50は、感光体ドラム44上の顕像と同期し
て転写紙Pを送り出すために間欠回転するようになって
いる。なお、レジスl−ローラ対50の直前に、転写紙
Pの紙幅方向中央で常時搬入方向に回転する搬入ローラ
を設け、転写紙Pのスキューを防止するようにすること
が好ましい。そして、上述の像形成ユニット48は像担
持体としての感光体ドラム44上に潜像を形成するとと
もに該潜像を現像して現像像を形成する像形成手段を構
成し、また転写チャージャ49は像担持体としての感光
体ドラム44に給紙された転写紙Pに感光体ドラム44
の現像像を転写する転写手段を構成している。なお、複
写機31は上部の記録部38と下部の自動給紙部39が
分割可能であり、第2図(b)は複写機31の上部を回
動して記録部38を開放した状態を示している。
ここで、第3図は、第2図(a)における■部の要部拡
大図であり、第3図に基づいてスイッチバンク搬送ユニ
ット61の構成を説明する。すなわち、第2図(a)に
示す自動給紙部39A〜39CとレジスI・ローラ対5
0の間の搬送経路は、第3図において、前述の搬送路4
0およびスイッチバック搬送路62から構成されており
、搬送路40は中継ローラ63により搬送される転写紙
Pをスイッチバック搬送路62へ導くための通路となっ
ており、スイッチバック搬送路62に、上述のスイッチ
バンク搬送ユニット61が設けられている。そして、ス
イッチバック搬送ユニット61は、具体的には、弾性体
(例えば、マイラ)によって形成され、両搬送路40.
62の接続部分のガイドプレート64に搬送路40から
スイッチバンク搬送路62への転写紙Pの搬送のみを許
容するような状態で片持ち支持された逆流防止部材65
と、転写紙Pが逆流防止部材65を通過する際の転写紙
Pの先後端を検出するよう設置され、スイッチバンク搬
送路62に転写紙Pが搬入されることを検出する中継セ
ンサ66と、スイッチバンク搬送路62に設けられて転
写紙Pの有無を検出するスイソチバソクセンザ67と、
発泡ポリウレタンゴム等から形成され、スイッチバック
搬送路62のほぼ中央部に配置されたフリクションパッ
ド68と、例えばノーソレソクス系のゴムから形成され
、スイッチバンク搬送路62を挟んでフリクションパッ
ド68と上下に対向する位置で正逆回転して転写紙Pの
搬送方向を切り換える接離ローラ69と、接離ローラ6
9をフリクションパッド68に当接、離隔させ、フリク
ションパッド68上の転写紙Pを搬送、停止させる、第
4図に示ず接離ソレノイド機構70と、図示しないソレ
ノイド等により駆動されて揺動し、接離ローラ69の近
傍において接離ローラ69からレジストローラ対50側
に送り出された転写紙Pの先端をガイドプレーI・64
との間でクランプすることができるクランパ71とを具
備している。
このように構成されたスイッチバック搬送ユニット61
は、第2図に示す自動給紙部39A〜39Cから搬送路
40を通して矢印り、で示す第1の搬送方向に給紙され
た転写紙Pを、接離ローラ69の正転(図中、時計方向
回転)によりスイッチバック搬送路62内に搬入する一
方、接離ローラ69の逆転によりD+力方向対して紙面
の向きを保ちながら該転写紙Pを逆方向の矢印D2で示
す第2の搬送方向に向けてスイッチバック搬送路62か
ら排出し、レジストローラ対50に供給する。なお、以
下スイッチバック搬送ユニット61における転写紙Pの
搬送方向の逆転を単にスイッチパンクという。また、前
述のように接離ローラ69を上下動させてフリクション
パッド68上の転写紙Pを搬送、停止させる接離ソレノ
イド機構70は、第4図に示すように、プランジャ72
aを軸方向に移動させるソレノイド72、接離ローラ6
9を軸支するブラケット73、図中下端に該ブラケット
73を支持し、下端部が支軸74を介して複写機31の
フレーム31aに回動自在に支持され、さらに上端がプ
ランジャ72aの突出端に連結されたアーム部材75お
よびアーム部材75の上端部と上述のフレーム31aの
間に介装されたスプリング76からなっている。そして
、ソレノイド72がOFFの状態では、プランジャ72
aが軸方向にフリーであるため、スプリング76の付勢
力によってアーム部材75が支軸74を中心として図中
時計方向に回動し、接離ローラ69を上方向に移動させ
てフリクションパッド68から離隔させる。一方、ソレ
ノイド72が○Nとなると、プランジャ72aがソレノ
イド72により駆動されて図中左方向に移動し、アーム
部材75が支軸74を中心として図中反時計方向に回動
し、同時に接離ローラ69を下方向に移動させてフリク
ションパッド68に当接するようになっている。さらに
、接離ローラ69は図示しないステッピングモータ等に
よって正逆回転するようになっている。またさらに、ス
イッチバンク搬送ユニット61の一構成要素である前述
の逆流防止部材65は、転写紙Pの搬入の際には、第3
図中上方向に湾曲して転写紙Pを搬送路40からスイッ
チバック搬送路62に導入し、転写紙Pのスイ・ノチハ
・ツク搬送路62への搬入が終了すると、その弾性力に
より当初の位置に復帰して転写紙Pの逆流を防止し、転
写紙Pのスイッチバック時における祇折れ、ジャムを防
止する機能を有している。
一方、第2図において、定着ローラ51の下流側には、
分離爪81、排紙センサ82および排紙切換え爪83が
設けられており、分離爪81は定着ローラ51に近接さ
せた爪先端で定着ローラ51から転写紙Pをはがし、分
離する機能を有する。排紙センサ82は定着ローラ51
の出口側で転写紙Pの通過および転写紙Pの有無を検出
し、排紙情報を出力する。
一方、排紙切換え爪83は図示しないソレノイド等によ
り駆動されて、転写紙Pの片面転写の場合には、図中仮
想線で示す位置に切り換えられ、定着ローラ51から排
出される転写紙Pを片面排紙通路84を通して排紙l・
レー33に案内する。さらに、両面転写の場合には、排
紙切換え爪83は図中実線で示す位置に切り換えられ、
定着ローラ51から排出される転写紙Pを両面再給紙通
路85を通して前述の搬送路40に案内する。また、両
面再給紙通路85はその一部が閉状態の手差しトレー3
5によって構成されており、第2図において仮想線で示
すように、手差しトレー35が同図の矢印B方向に開い
たときには、両面再給紙通路85の下部が手差し給紙通
路となる。具体的には、両面再給紙通路85は手差しト
レー35とこれに対向するガイド部材86によって構成
されており、手差しトレー35は通常は閉状態で搬送用
の部材として機能し、開状態となる手差し時にのみ手差
しトレーとして機能する。ざらに、両面再給紙通路85
の下部には、第2図および第5図に示すように、スポン
ジコロ等の寄せコロ87、一対のジョガーフェンス88
A、88B、先端ストッパ89、呼出しコロ90、給紙
コロ91およびトレーセンサ92が設置されている。そ
して、定着ローラ51から排出されて両面再給紙通路8
5内に入った転写紙Pは再給紙方向に常時回転する寄せ
コロ87、ジョガーフェンス88A、88Bおよび先端
ストッパ89によって定位置にスタックされ、呼出しコ
ロ90および給紙コロ91によって再度搬送路40に給
紙される。トレーセン・す92は、転写紙Pの両面転写
時は先端ストッパ89前にスタックされた転写紙Pの有
無および紙幅を検出し、手差し転写時には手差しトレー
35に転写紙Pが挿入されたことを検出する。また、両
面再給紙通路85の上部側には開閉センサ93が設けら
れており、開閉センサ93は手差しトレー35の開閉を
検出する。そして、手差しトレー35ば、開閉センサ9
3の検出信号に基づき、両面再給紙通路85にスタック
された転写紙Pの再給紙時には、図示しないトレイロッ
クによって開かれないようにロックされる。すなゎぢ、
手差しトレー35は、開状態で転写紙Pを手差し可能に
構成され、閉状態では定着ローラ51がら排出された転
写紙Pを寄せコロ87、ジョガーフェンス88A、88
Bおよび先端ストッパ89を介してスタックするととも
に、スタックされた転写紙Pを搬送経路としての両面再
給紙通路85に沿い呼出しコロ9o、給紙コロ91を介
して搬送し、搬送路4oおよび前述のスイッチバンク搬
送ユニット61により像担持体としての感光体ドラム4
4に給紙する手差し手段を構成する。
なお、上述の各部材、機器のうち寄せコロ87はソレノ
イド等により揺動可能であり、必要に応じて両面再給紙
通路85内の転写紙Pに接触して転写紙Pの先端部を先
端ストンパ89に当接させ、転写紙Pの長手方向の紙揃
えをする機能を存し、またジョガーフェンス88A、8
8Bは転写紙Pのスタック時にステンピングモータ等に
より紙幅方向に駆動されて転写紙Pの幅方向の紙揃えを
する機能を有しており、これら寄せコロ87、ジョガー
フェンス88A、88Bによって転写紙Pが前述のよう
に両面再給紙通路85内の定位置にスタックされる。ま
た、先端ストッパ89はソレノイド等により第5図中矢
印で示すように揺動可能であり、転写紙Pのスタック時
には、上述のように転写紙Pの突き当て用として機能し
、再給紙および手差し給紙の場合には前方に倒れて転写
紙Pを給紙方向に案内する機能を有している。さらに、
上述のジョガーフェンス88A、88Bは手差し給紙の
場合には、手差しされる転写紙Pの紙幅に対応する間隔
を保って固定され、転写紙Pのガイドとして機能する。
そして、前述のように転写紙Pの両面転写の場合には、
第2図(a)において、定着ローラ51から排出された
転写紙Pは第2図(a)中実線で示す位置に切り換えら
れた排紙切換え爪83によって両面再給紙通路85に案
内され、−旦両面再給紙通路85内にス1−ツクされた
後、給紙コロ91により搬送されて中継ローラ63の上
流側で両面再給紙通路85と合流する搬送路40に給紙
される。そして、搬送路40に給紙された転写紙Pは、
第3図において、中継ローラ63により矢印DIで示す
第1の搬送方向に搬送されてスイッチハック搬送路62
に給紙され、さらに接離ローラ69によりスインデパッ
ク搬送路62に沿って矢印D2で示す第2の搬送方向に
搬送され、レジストローラ対50を介して第1図に示す
感光体ドラム44に給紙される。この際、定着ローラ5
1から排出された転写紙Pは両面再給紙通路85に沿っ
てループ状にほぼ180°回転し、このため、感光体ド
ラム44に対して表裏を反転した状態でストックされた
後、表裏が反転したまま、スイッチハック搬送路62に
搬送される。そして、該転写紙Pは接離ローラ69およ
びレジストローラ対50に搬送されて感光体ドラム44
に給紙され、転写チャージャ49により感光体ドラム4
4の現像像が未転写の裏面に転写されて転写紙Pの両面
転写が終了する。ざらに、両面転写が終了した転写紙P
が定着ローラ51を通過し、第2図(a)中仮想線で示
す位置に切り換えられた排紙切換え爪83に案内されて
排紙トレー33に排出されることは言うまでもない。す
なわち、本実施例における排紙切換え爪83、両面再給
紙通路85ば、前述の転写手段、すなわち転写チャージ
ャ49により感光体ドラム44の現像像が転写されて定
着ローラ51から排出される転写紙Pの表裏を反転させ
る反転手段を構成する。
同時に、該反転手段は、転写された転写紙Pを搬送する
搬送経路としての両面再給紙通路85を有し、さらに両
面再給紙通路85は、前述の手差し手段とし゛この手差
しトレー35の搬送経路を構成している。
したがって、両面再給紙通路85は手差し手段および反
転手段の搬送経路としての機能を兼ね備えており、この
ため、本実施例においては、閉の状態で手差し手段の搬
送経路が反転手段の搬送経路の一部を構成するよ・うに
なっている。さらに、第1図および第2図において、符
号100は複写機31の本体ゲースであり、本体ケース
100は前述した像担持体としての感光体ドラム44、
像形成手段としての像形成ユニソI・48、転写紙載置
手段としての給紙力上ソ+−41A〜41C,,給紙手
段としてのピックアツプローラ42A〜42C1給紙ロ
ーラ43A〜43C1転写手段としての転写チャージャ
49および反転手段としての排紙切換え爪83、両面再
給紙通路85をそれぞれ収納するようになっている。
ここで、第6図はスイッチパック搬送ユニット6エの接
離ローラ69が転写紙Pをスイ・ノチハソクする際の模
式図であり、図中接離ローラ69により搬送される転写
紙P、と接離ローラ69の摩擦係数をμゎ、第2図(a
)において、クランパ71によりクランプされている転
写紙P2とフリクションパッド68の摩擦係数をμ1、
また転写紙P+、Pz間の摩擦係数をμ2とする。なお
、図中P、 、P2て識別される転写紙は次項の作用の
説明において詳述するが、P、が接離ローラ69により
第2図(a)においてレジストローラ対50に搬送ずべ
き転写紙であり、またP2は、第3図において、中継!
コーラ63により搬送されて転写紙P、とフリクション
パッド68の間に挿入され、さらにクランパ71により
クランプされてスイッチハック搬送路62内に待機中の
転写紙を示している。そして、上述の各摩擦係数の間に
μm〉μm〉μmの関係が成立するときに、転写紙P2
が待機の状態でフリクションパッド68上に保持された
まま、転写紙P。
が接離ローラ69により搬送可能である。したがって、
転写紙Pの材質に対応して接離ローラ69およびフリク
ションパッド68の材質を選択する必要があり、本実施
例においては、0.7〉μP >0.4であるため、μ
r >1.6.1.2 >μf>o、1となるような材
質によりそれぞれ接離ローラ69、フリクションパッド
68が形成されている。
第7図において、符号101は本実施例における複写機
31の各作動部の作動を制御するコントローラであり、
コントローラ101はマイクロコンピュータからなり、
CPU102、RAM103、ROM104および■/
○ボー1−105を備えている。そして、コントローラ
1吋のI10ポート105は複写機31に設けられたセ
ンサ、スイッチ類106、ソレノイド、クラッチ類10
7に接続され、またランプ、ヒータ類108、駆動用モ
ータ109にはそれぞれACドライバ110、モータコ
ントローラ111を介して接続され、さらに第1図に示
す操作パネル34に接続されている。このように構成さ
れたコントローラ101は操作パネル34のコピースタ
ートボタン34a、テンキー34bの指示信号、あるい
はセンサ、スイッチ類106の検出信号を受けて所定の
プログラムに従いソレノイド、クラッチ類107、ラン
プ、ヒータ類108および駆動用モータ109に信号を
出力し、複写[31の各部の作動を制御して複写[31
が画像形成装置としての機能を発揮するようになってい
る。なお、第7図に示すコントローラ101および各接
続部は複写機31の全般に関するものであり、特に複写
機31による転写紙Pの両面転写に着目した場合には、
コントローラ101ば像担持体としての感光体ドラム4
4、像形成手段としての像形成ユニット48、給紙手段
としてのピックアップローラ42A〜42C1給祇ロー
ラ43A〜43C1手差し手段としての手差しトレー3
5、転写手段としての転写チャージャ49および反転手
段としての排紙切換え爪83の作動を制御する制御手段
を構成している。また、本実施例における画像形成装置
としての複写機31ば、反転手段としての排紙切換え爪
83および両面再給紙通路85により反転された転写紙
Pを手差し手段としての手差しトレー35により、像担
持体としての感光体ドラム44に再給紙して転写紙Pの
両面転写を行う機能を有している。さらに本実施例にお
いては、前述のように、手差し手段としての手差しI・
レー35を本体ケース100に対して開閉自在に設けて
開の状態で転写紙Pを手差し可能とし、また手差しl・
レー35が開の状態にあるときには、手差しトレー35
の搬送経路、すなわぢ両面再給M1通路85が反転手段
の搬送経路の一部を構成しないようになっている。
そして、第2図に示す前述の開閉センサ93は、手差し
手段、すなわち手差しトレー35の開閉の状態を検出す
る検出手段を構成し、第7図において、センサ、スイッ
チ類106に含まれる開閉センサ93は手差しトレー3
5の開の状態を検出したときに、制御手段、すなわちコ
ントローラ101に信号を出力する。そして、該信号に
基づきコントローラ101がソレノイド、クラッチm 
107に含まれる排紙切換え爪83の駆動用のソレノイ
ドに信号を出力して第2図(a)において、排紙切換え
爪83が仮想線で示ずように排紙トレー33側に切換え
られ、自動的に転写紙Pの両面転写を禁止するようにな
っている。また、同時に、コントローラ101が表示手
段、すなわち操作パネル34の表示部34cに信号を出
力して手差しトレー35が開の状態にあることをメソセ
ージ等で表示するようになっている。
次に、作用を説明する。なお、第8図〜第11図は、そ
れぞれ本実施例の作用を説明するために、第3図に自動
給紙部39および感光体ドラム44を加えた図面であり
、また第12図および第13図はそれぞれ開閉センサ9
3のON、OFFに対応してコントローラ101により
実行されるメソセージ表示のサブルーチンを示すフロー
チャートおよび手差しトレー35が開かれて開閉センサ
93がオフになったとき、すなわち手差しモード時の割
込みルーチンを示すフローチャートである。したがって
、上記各図面を含めた第1図〜第13図に基づき本実施
例の作用を説明する。また、以下に詳述する本実施例に
おける各作用は、第7図に示すコントローラ101によ
って的確に実施されることは言うまでもない。
まず、上述の第8図〜第11図に基づき、転写紙Pの片
面転写の場合、ずなわぢ第2図(a)において、自動給
紙部39から給紙される未転写の転写紙Pをスイッチバ
ック搬送ユニット61を経由して記録部38に給紙し、
該転写紙Pの片面に現像像を形成した後、排紙1−レー
33に排出する場合につき説明する。すなわち、本実施
例においては、片面転写の第1段階として第2図(a)
において、像形成ユニット48により感光体ドラム44
上に形成された現像像を未転写の転写紙Pに転写するた
め、未転写の転写紙Pを自動給紙部39A〜39Gから
感光体ドラム44に給紙する際、前記自動給紙部39A
〜39Cから給紙される転写紙Pを、紙面をほぼ上下に
向ける第1の搬送方向に向けて所定位置まで搬送し、次
いで、該転写紙Pを第1の搬送方向に対して紙面の向き
を保ちながら後退する第2の搬送方向に向けてレジスト
ローラ対50に搬送し、この転写紙Pをレジストローラ
対50に保持された状態で転写チャージャ49による転
写まで待機させる。
飴1工]ゴリJ]カ1− さらに具体的には、第1図において、コピースタートボ
タン34aがONされる前に、予め第8図(a)〜(e
)に示すようにして未転写の転写紙Pがスイッチバック
搬送ユニット61に給紙され、さらにレジストローラ対
50前で待機する。すなわち、第8図(a)において、
第2図(a)に示す自動給紙部39A〜39Cのうぢい
ずれか、例えばスイッチバンク搬送ユニソl−61から
辰も遠方の自動給紙部39Cの給紙力セラl−41Cに
載置された転写紙Pの最上位紙が給紙ローラ43Cによ
って中継ローラ63まで搬送され、転写紙Pの先端が中
継センサ66によって検出されると、第8図(b)に示
すように、接離ローラ69がフリクシジンパッド68か
ら離れる。次いで、転写紙P先端が接離ローラ69のニ
ップ内に進入すると、接離ローラ69がフリクジョンパ
ッド68に近接し、転写紙Pに当接して第8図(C)中
時計方向に回転し始める。転写紙Pの後端が逆流防止部
材65を通過すると、接離ローラ69が第8図(d)に
示すように逆転して転写紙Pがスイッチバンクされる。
そして、転写紙Pは図示しない搬入ローラにより搬送さ
れ、レジストローラ対50のニップに保持された状態で
停止し、片面転写における待機が行われる。
引続き、第1図において、コピースタートボタン34a
がONされ、次に給紙される転写紙Pのスイッチバンク
が行われるが、これを第9図(a)〜(f)に基づき説
明する。
スイッチバンク すなわち、第9図(a)に示すように、コピースタート
により、給紙力セント41C上に載置された次の転写紙
P′が給紙ローラ43Cによって中継ローラ63まで搬
送される。一方、レジストローラ50により保持されて
待機していた転写紙Pが、レジストローラ50の回転に
より感光体ドラム44側へ所定のタイミングで搬送され
、転写終了後は第2図(a)において、定着ローラ5I
に送られる。この間、第9図(b)に示すよ・うに、中
継ローラ63に搬送される転写紙P′の先端が中継セン
サ66に検出されると、次の転写紙P′の進入に備えて
接離ローラ69がフリクショパソド68より離隔する。
次いで、転写紙P′が接離ローラ69のニップ内に進入
すると、接離ローラ69がフリクションパッド68に近
接し、転写紙P′に当接して第9図(c)に示すよ・う
に図中時計方向に回転する。そして、転写紙P′の後端
が逆流防止部材65を通過すると、接離ローラ69が第
9図(d)に示すように逆転し、転写紙P′がスイッチ
ハックされる。同時に、給紙ローラ43Cは所定時間後
に二枚口の転写紙P 17を給紙し始める。次いで、二
枚口の転写紙P″の先端が中継センサ66により検出さ
れると、同様にして第9図(e)に示すように、接離ロ
ーラ69がフリクションパッド68から離隔し、この二
枚口の転写紙P″は中継ローラ63により搬送され続け
てその先端がフリクションパッド68と前回の転写紙P
′の間に入り込む。次いて、前回の転写紙P′の後端が
レジスi・ローラ対50の回転に伴って接離ローラ69
のニップから抜は出ると、接離ローラ69がフリクショ
ンパッド68に近接して第9図(f)に示すように回転
し、二枚口の転写紙P rrのスイッチバンク動作を開
始する。
このようにして、スイッチバック搬送ユニット61に自
動給紙部39から搬送された転写紙Pは、スイッチハッ
ク搬送ユニット61において次々にスイッチハックされ
た後、レジストローラ対50を介して感光体ドラム44
に給紙され、その結果連続的に転写紙Pの片面転写が実
施されて排紙l・レー33に排出される。この際、第2
図(a)において、給紙を継続していた最下段の自動給
紙部39Cが、必要に応じて例えば上段の自動給紙部3
9Bに切り換えられて異なるサイズの転写紙Pが給紙さ
れることがあり、このケースについて第10図および第
11図に基づき説明する。
クーンズおよびスイッチパ・り すなわち、第10図(a)において、第9図に示す前回
の自動給紙部39Cが自動給紙部39Bに切り換えられ
て既にレジストローラ対50の前に待機した前回の転写
紙Pと異なるナイズの転写紙Pdがスイッチバック搬送
ユニット61に給紙される。この際、レジストローラ対
50前に待機していた転写紙Pが接離ローラ69の回転
によりレジストローラ対50から離れ、進行方向後端が
スイッチバックセンザ67により検出されると、クラン
パ71が作動し、同時に接離ローラ69が第10図(b
)、(C)に示すよ・うに逆転して転写紙Pは所定時間
後にクランパ71に保持される。一方、給紙ローラ43
Bは給紙カセソl−41,B上に積載された゛す°イズ
の異なる転写紙Pdの最上位紙を中継ローラ63まで搬
送する。
次いで、転写紙Pdの先端が中継センサ66により検出
されると、接離ローラ69がフリクションパッド68か
ら離隔し、転写紙Pdの進入に備える。転写紙Pdの先
端が接離ローラ69とクランパ71に保持された転写紙
Pの間に進入すると、接離ローラ69はフリクションパ
ッド68に近接して第10図(e)に示すように回転し
、転写紙P(iL::D後端が逆流防止部材65を通過
すると、第10図(f)に示すように、接離ローラ69
が逆転され、転写紙Pdがスイッチバックされる。そし
て、第10図(g)〜(h)に示すように、給紙ローラ
43Bは所定時間後に次の転写紙Pdの搬送を開始し、
同様にしてサイズの異なるPdが順次にスイッチハック
される。ここで、クランパ71によりクランプされた転
写紙P」二を別の転写紙Pdがスイッチハックできるの
は第6図において説明したようにそれぞれの間で摩擦係
数の関係がμ、〉μ、〉μ2となっているからである。
なお、この場合、第9図における符号PdおよびPは第
6図における符号PI、P2に相当する。
クーンズ” 、レジスト−′ 次いて、第11図(a)〜(c)に示すように、クラン
パ71による転写紙Pの保持が解除され、接離ローラ6
9が図中時計方向に回転することにより転写紙Pがクラ
ンパ71から離れ、転写紙Pの後端がスイソチパ゛ツク
センサ67により検出されると、クランパ71が下方に
回動するとともに接離ローラ69が反時計方向に回転し
、転写紙Pがレジストロ−ラ対50のニップに到達して
停止し、転写のための待機が行われる。
引続き、転写紙Pの両面転写について説明する。
ス ・りおよび 第2図(a)において、定着ローラ51による記録画像
の定着後、排紙された転写紙Pは排紙切換え爪83を両
面再給紙通路85側に切り換えることによって両面再給
紙通路85に搬入され、寄せコロ87によりその先端が
先端スI・ソバ89に突き当たるまで搬送され、スタッ
クされる。なお、両面転写モードでなげれば、転写紙P
は排紙トレー33に排紙される。ここで、ジョガーフェ
ンス88A、88Bは、転写紙Pが複数枚スタックされ
る場合、−枚ずつスタックされる動作に連動して転写紙
Pのサイドを揃え、再給紙方向に対して横方向のレジス
トを合わせる。両面転写モードがスタートすると、まず
、先端ス1−ソバ89が倒れ、片面転写が終了して再給
紙位置にスタックされた転写紙Pが呼出しコロ90によ
り給紙コロ91に送り込まれ、−枚ずつ分離されてスイ
ッチパック搬送路62に搬送される。
この際、定着ローラ51から排出される転写紙Pは両面
再給紙通路85に沿ってループ状にほぼ1800回転し
、このため感光体ドラム44に対して表裏を反転した状
態でスI・ツクされる。そして、再給紙時に、上述のよ
うにして転写紙Pが表裏を反転させたまま、スイッチバ
ック搬送路62に搬送され、さらにスイッチバンク音速
ユニン1−61によりスイッチハックされるため、記録
部38において裏面の転写が可能となる。裏面転写が完
了した転写紙Pは、排紙トレー33側に切り換えられた
排紙切換え爪83により排紙1−レー33に排紙され、
一連の両面転写作業が終了する。
なお、本実施例においては、両面転写の際、両面再給紙
通路85にスタックする転写紙PのサイズをA6(ハガ
キ)からA4Y(Yは横送り)、LT(レターサイズ)
−Y(ただし、長さは216 mm以下)の小サイズと
してそれ以上の長さの転写紙(例えばB4、A4JT、
A3等)は1枚ずつの両面転写とし、両面再給紙通路8
5にスタックされずに再給紙される。すなわち、両面転
写の場合、使用される転写紙PはA4サイズまでの小サ
イズのものが大半であり、また複写機本体31の省スペ
ース化を考慮したときに、両面再給紙通路85にスタッ
クする転写紙Pのサイズを上記のようにした方が好まし
い。
次に、第2図(a)に基づぎ、手差しトレー35を利用
した手差し給紙につき説明する。
乎羞趣袷葦− 第2図(a)において、手差しl・レー35の先端部を
図中B方向に回動し、破線で示すように、手差しトレー
35を水平に開口すると、手差し給紙用として兼用する
ことができる。すなわち、上述のように手差しトレー3
5を開口すると、開閉センサ93によりこれが検出され
て手差しモードとなり、排紙切換え爪83が排紙トレー
33側に切り換えられ、自動的に両面転写モードの選択
が不可となる。さらに、本実施例においては、手差しモ
ードおよび両面転写モードの明確化を図るために、コン
トローラ101により第1図に示す操作パネル34の表
示部34Cにメソセージが表示されるようになっている
。ずなわぢ、第12図において、ステップP1において
開閉センサ93がON、すなわち手差しトレー35が閉
の状態であるか否かが判断され、開閉センサ93がOF
Fで、手差しI・レー35が開の状態であるときには上
述のように両面転写モードの選択が不可能であるため、
ステップP2で上述の表示部34cに手差しモードを示
す「手差しトレーが開いていまず」のメソセージを表示
して本ルーチンを終了する。一方、開閉センサ93がO
Nで、手差しトレー35が閉の状態、すなわち両面転写
モードの場合には、ステップP3でフラグRMが0であ
るかどうかが判断され、RM=OであればステップP4
においてRMを1とした後、ステップP5で上述の表示
部34Cに「両面転写モード設定」のメソセージが表示
されて本ルーチンを終了する。
なお、ステップP3で判断されるフラグRMは操作パネ
ル34に「両面転写モード設定」のメツセージが表示さ
れているか否かを示し、さらにRM=1であれば該メソ
セージが表示されていることを示すものであり、したが
ってステップP3でRM−1であればステップP6でR
Mを0とし、ステップP7て表示部34Cのメソセージ
を消去した後ステップP1にリターンする。また、第1
3図は手差しI・レー35が開かれて開閉センサ93が
OFFになったときに自動的に実行される割込みルーチ
ンを示し、同図中ステップS1、S2はそれぞれ第12
図におけるステップP6、P7と同一である。
そして、このような状態で第2図(a)において、寄せ
コロ87が上へ、ジョガーフェンス88A188Bか両
サイドへと退避し、手差しされた1枚の転写紙Pは先端
スI〜ソバ89に先端が突き当たった位置でスタックさ
れる。このとき、第5図に示すショカーフェンス88A
、88B内に設けられたI・レーセンサ92により転写
紙Pの有無と紙幅が検出され、次いで、退避していたジ
ョガーフェンス88A、88Bが転写iPのサイズ位置
まで復帰し、スタックされた転写紙Pのサイドを揃える
。なお、ジョガーフェンス88A、88Bを手動で操作
するようにしてもよい。そして、スタックされた転写紙
Pは、給紙開始と同時に先端ストッパ89が前方に倒れ
ることによって、呼出しコロ90により給紙コロ91に
送られ、分離されて中継ローラ63へ送られ、スイッチ
バンク搬送路62に搬送される。
以上詳述したように、本実施例においては、手差しトレ
ー35を本体ケース100に対して開閉自在とし、開の
状態で転写紙Pの手差しを可能とし、閉の状態で両面再
給紙通路85を介して転写紙Pの両面転写を可能として
いる。さらに、手差しトレー35の開閉を検出する開閉
センサ93を設け、コントローラ101により手差し1
−レー35が開のときに転写紙Pの両面転写を禁止する
とともに操作パネル34の表示部34Cに「両面転写モ
ード設定」のメツセージを表示することができ、また手
差し1−レー35が開のときに上述の表示部34cに「
手差しトレーが開いていまず」のメソセージを表示する
ことができる。このため、複写機31における手差しモ
ードおよび両面転写モードの区別を明確化することがで
き、また手差し時以外の両面転写時には手差し1〜レー
35を常に閉とすることができる。したがって、複写機
31の安定した転写操作を確保することかでき、さらに
装置自体の省スペース化を図ることが可能である。
〔効果〕
本発明によれば、手差しトレーを開閉自在として該1−
レーの閉の状態で、搬送経路を介して転写紙の両面転写
を可能とし、さらに手差しl・レーの開閉を検出する開
閉センサを設げて該1−レーが閉のときに、両面転写を
禁止するとともに両面転写モードを表示することができ
る。このため、手差しモード、両面転写モードを明確化
し、また手差し時以外には手差しトレーを閉とすること
ができる。したがって、本発明の目的とする、安定した
転写操作が可能で、装置自体の省スペース化を図ること
のできる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明に係る画像形成装置の一実施
例を示す図であり、 第1図はその外観斜視図、 第2図(a)、(b)はその構成を示す断面図、第3図
は第2図(a)における■部の要部拡大図、 第4図はその接離ローラを上下させるソレノイド機構の
構成図、 第5図はその手差しトレーの斜視図、 第6図はその転写紙と接離ローラ、フリクションパッド
の摩擦係数を説明するだめの模式図、第7図はそのコン
トローラと各接続部を示すブロック図、 第8図〜第11図はそれぞれその作用説明図、第12図
はその間閉センザの0N1OFFに対応して実行される
メソセージ表示の・す′ブルーチンを示すフローチャー
1・、 第13図はその手差しモード時の割込みルーチンを示す
フローチャートである。 第14図は従来例を示すその構成図である。 31・・・・・・複写機(画像形成装置)、35・・・
・・・手差しトレー(手差し手段)、41A〜41C・
・・・・・給紙力上ソl−(転写紙載置手段)44・・
・・・・感光体ドラム(像担持体)、48・・・・・・
像形成ユニッl−(像形成手段)49・・・・・・転写
チャージャ(転写手段)、93・・・・・・開閉センサ
(検出手段)100・・−・・・本体ケース、 101 ・・・・・・コンI・ローラ P・・−・・・転写紙。 (制御手段) 代 理 人 弁理士 有我 軍 第 図 第 図 第 図 第 1゜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体と、像担持体上に潜像を形成するととも
    に該潜像を現像して現像像を形成する像形成手段と、未
    転写の転写紙を載置する転写紙載置手段と、転写紙載置
    手段の転写紙を像担持体に給紙する給紙手段と、転写紙
    を手差し可能に構成され、転写紙をスタックするととも
    に該転写紙を搬送経路に沿い搬送して像担持体に給紙す
    る手差し手段と、像担持体に給紙された転写紙に像担持
    体の現像像を転写する転写手段と、転写手段により転写
    された転写紙を搬送経路に沿って搬送し、転写紙の表裏
    を反転させる反転手段と、上記像担持体、像形成手段、
    転写紙載置手段、給紙手段、転写手段および反転手段を
    それぞれ収納する本体ケースと、上記像担持体、像形成
    手段、給紙手段、手差し手段、転写手段および反転手段
    の作動を制御する制御手段と、を備え、反転手段により
    反転された転写紙を手差し手段により像担持体に再給紙
    して転写紙の両面転写を行う画像形成装置において、前
    記手差し手段を本体ケースに対して開閉自在に設けて開
    の状態で転写紙を手差し可能とし、閉の状態で手差し手
    段の搬送経路が反転手段の搬送経路の一部を構成すると
    ともに、手差し手段の開閉の状態を検出する検出手段を
    設けて該検出手段が手差し手段の開の状態を検出したと
    きに、制御手段により転写紙の両面転写を禁止するよう
    にしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記手差し手段が本体ケースに対して開の状態に
    あるときには、手差し手段の搬送経路が反転手段の搬送
    経路の一部を構成しないようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. (3)前記制御手段が、表示手段を介して手差し手段が
    開の状態にあることを表示するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
JP2127909A 1990-05-16 1990-05-16 画像形成装置 Pending JPH0421869A (ja)

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