JP3135121B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3135121B2
JP3135121B2 JP02300654A JP30065490A JP3135121B2 JP 3135121 B2 JP3135121 B2 JP 3135121B2 JP 02300654 A JP02300654 A JP 02300654A JP 30065490 A JP30065490 A JP 30065490A JP 3135121 B2 JP3135121 B2 JP 3135121B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置に係り、例えば、複写機に適用
される画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
近時、画像形成装置である複写機の分野においては、
画質の向上と動作速度の高速化が高度に要求されてい
る。
従来のこの種の画像形成装置としては、例えば特開昭
60−132863号公報に記載されたものがある。このもの
は、給紙カセットに収納された転写紙を所定の転写位置
に搬送して像担持体の現像像を転写して画像を形成する
ものである。また、このものは、定着器の下流側に第1
フラッパを設けて、合成複写時および両面複写時にはこ
の第1フラッパにより1回転写済みの転写紙を中間トレ
イに給紙する。次いで、両面複写の場合、再度中間トレ
イから給紙される転写紙を第2フラッパにより表裏を反
転させて転写位置に搬送する。また、合成複写の場合、
再度中間トレイから給紙される転写紙を第2フラッパの
切り換えにより、スイッチバック搬送手段に給紙して、
このスイッチバック搬送手段により転写紙の紙面方向を
1回目の搬送時と同じにして2回目の搬送ができるよう
にし、画像乱れの低減を図っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の画像形成装置にあっ
ては、下述のような理由により、画像形成動作終了後、
次ぎの画像形成動作の開始を指令してから動作開始まで
に長時間を要するといった問題点があった。
すなわち、従来の画像形成装置にあっては、中間トレ
イやスイッチバック搬送手段が設けられているが、画像
形成動作の開始を指令してから動作開始までに、転写紙
を中間トレイやスイッチバック搬送手段に待機させてお
くといった機能が設けられていない。このため、画像形
成動作を開始するとき、画像形成動作の開始を指令して
から初めて給紙カセットから転写紙の給紙が開始され、
画像形成動作の開始指令から転写位置で転写紙に現像像
が転写されるまでに長時間を要し、上述のような不具合
が発生する。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、開始信号入力手段に
指令信号が入力される前に、載置台上の原稿の大きさに
対応する転写紙が載置された転写紙載置手段の転写紙を
搬送方向逆転手段を介してレジストローラまで搬送し
て、画像形成動作終了後、次ぎの画像形成動作の開始が
指令されてから動作開始までの時間を短縮することを目
的とし、また、転写紙を搬送後、この搬送された転写紙
と異なる転写紙に画像形成を変更するときは、搬送され
た転写紙を保持した状態で、新たに変更された転写紙を
給紙し、少ない動作で転写紙変更を行うことを目的とし
ている。
また、請求項2記載の発明は、開始信号入力手段に指
令信号が入力される前に、載置台上の原稿の大きさおよ
び原稿の画像の倍率に応じた転写紙が載置された転写紙
載置手段の転写紙を搬送方向逆転手段を介してレジスト
ローラまで搬送して、画像形成動作終了後、次ぎの画像
形成動作の開始が指令されてから動作開始までの時間を
短縮することを目的とし、また、転写紙を搬送後、この
搬送された転写紙と異なる転写紙に画像形成を変更する
ときは、搬送された転写紙を保持した状態で、新たに変
更された転写紙を給紙し、少ない動作で転写紙変更を行
うことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、上記目的を
達成するため、原稿を載置する載置台と、該載置手段に
載置された原稿の画像に対応する潜像を所定の倍率で像
担持体に形成し該潜像を現像して像を形成する像形成手
段と、異なる大きさの転写紙を載置する複数の転写紙載
置手段と、転写紙載置手段に対応して設けられ、対応す
る転写紙載置手段の転写紙を給紙する給紙手段と、給紙
手段により給紙された転写紙に像形成手段の現像像を転
写する転写手段と、給紙手段から給紙される転写紙を所
定位置で保持して転写手段に所定のタイミングで搬送す
るレジストローラと、給紙手段とレジストローラとの間
の搬送経路に設けられ、給紙手段から第1の搬送方向に
給紙された転写紙を、該第1の搬送方向に対して紙面の
向きを保持しながら後退する第2の搬送方向に向けてレ
ジストローラに供給する搬送方向逆転手段と、複数の給
紙手段のうちのひとつを選択して作動させるとともにレ
ジストローラおよび搬送方向逆転手段の作動を制御する
制御手段と、画像形成動作を開始させる指令信号を入力
して制御手段に出力する開始信号入力手段と、原稿の大
きさを識別する識別手段と、を備え、前記制御手段が、
開始信号入力手段からの司令信号を入力する前に、識別
手段の出力信号に基づいて所定の転写紙載置手段に対応
する給紙手段を選択して作動させるとともに、搬送方向
逆転手段を作動させて、給紙手段の転写紙を搬送方向逆
転手段を介してレジストローラまで搬送するようにし、
前記転写紙がレジストローラまで搬送された後、該転写
紙と大きさの異なる転写紙に変更する指示を受けたと
き、搬送された転写紙を搬送方向逆転手段に保持し、新
たに指示された転写紙を給紙手段から給紙し搬送方向逆
転手段を介してレジストローラまで搬送するようにした
ことを特徴とするものであり、 本発明の請求項2に係る画像形成装置は、上記目的を
達成するため、請求項2に原稿の画像の倍率を設定する
倍率設定手段を設け、前記制御手段が、開始信号入力手
段からの司令信号を入力する前に、倍率設定手段および
識別手段の出力信号に基づいて所定の転写紙載置手段に
対応する給紙手段を選択して作動させるとともに、搬送
方向逆転手段を作動させて、給紙手段の転写紙を搬送方
向逆転手段を介してレジストローラまで搬送するように
したことを特徴としている。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1〜15図は本発明に係る画像形成装置の一実施例を
示す図である。
まず、構成を説明する。
第1図において、1は画像形成装置である複写機の本
体であり、複写機本体1は、その上部に設けられた原稿
を載置する載置台としてのプラテンガラス2と、内部か
ら排出される複写(記録)済みの転写紙を載置する排紙
トレー3と、コピースタートボタン4a、テンキー4b、転
写紙サイズ選択スイッチや原稿の倍率を設定する倍率設
定手段としての倍率選択スイッチ等を有する選択スイッ
チ4c、操作手順、転写紙サイズの表示およびジャム発生
等を表示する表示部4dを有する操作表示ユニット4と、
前面側に開閉可能に取り付けられた手差しトレー5と、
図示しないトナーカートリッジおよび排トナータンクを
装着するための装着部6と、転写紙補給時等に支点部7
a、7bを支点に開閉されるドアユニット7と、プラテン
ガラス2を開閉自在なように設けられ、原稿8の露光時
にプラテンガラス2を閉塞してカバーとなるプラテンカ
バー9とを具備している。プラテンカバー9には鉄片10
が設けられているとともに、プラテンガラス2の図中手
前側には電磁石11が設けられており、これら鉄片10およ
び電磁石11は互いに対向して配設されている。電磁石11
はプラテンカバー9がプラテンガラス2に当接したとき
に鉄片10を吸引してプラテンカバー9をプラテンガラス
2にロックさせて後述するフォトセンサを作動させると
ともに、ロック状態を解除すると図示しないカウンター
バランスによって自動的にプラテンガラス2を開いてフ
ォトセンサの作動を停止するようになっている。また、
プラテンカバー9の所定の位置には識別手段としての複
数のフォトセンサ12a〜12eが設けられており、これらの
フォトセンサ12a〜12eは第2図に示すように配置されて
いる。第2図はプラテンカバー9を閉じたときにプラテ
ンガラス2上にフォトセンサ12a〜12eが配置される状態
を示しており、図中の各種の線は図中左下側に縁を合わ
せたときの原稿を示している。すなわち、点線はB5版、
B4版の大きさの原稿を、一点鎖線はA4版の大きさの原稿
を、二点鎖線はA3版の大きさの原稿をそれぞれ示してい
る。これらフォトセンサ12a〜12eはプラテンカバー9が
閉塞され鉄片10が電磁石11に吸引されたときに作動して
原稿8のサイズを検出し、この検出情報を後述するコン
トローラに出力する。また、使用される原稿は上述した
ようにB5版、B4版、A4版およびA3版があるが、A版サイ
ズの原稿に関しては各々セット方向に2つ配設されてお
り、複写方向(第2図の左方向)に向かって先端となる
縁が短いもの(以下、この状態をSEFともいう)と長い
もの(以下、この状態をLEFという)の2種類がある。
なお、手差しトレー5は通常の閉じた状態で蓋となる一
方、図中手前側に開いた状態でほぼ水平な手差し給紙用
のトレーとなり、外部から手差しされる転写紙を案内す
る(詳細は後述する)。
第3図(a)(b)において、18は記録部であり、記
録部18には、自動給紙部19A、19B、19C(転写紙給紙手
段)の何れかから搬送路20を介して転写紙Pが自動給紙
されるようになっている。自動給紙部19A〜19Cは、それ
ぞれA、B、Cを省略して説明するが未転写の複数の転
写紙Pを紙面をほぼ上下に向けて載置する給紙カセット
21と、給紙カセット21上に載置された複数の転写紙Pの
うち最上の転写紙Pをピックアップするよう給紙カセッ
ト21に装着されたピックアップコロ22と、ピックアップ
コロ22によりピックアップされた転写紙Pを搬送路20に
供給するようドアユニット7に収装された給紙ローラ23
とを有している。上述したピックアップコロ22および給
紙ローラ23は、給紙カセット21に対応して設けられて対
応する給紙カセット21の転写紙Pを給紙する給紙手段を
構成する。
また、記録部18は、公知の構成であるので詳細は説明
しないが、像担持体である感光体ドラム24、帯電チャー
ジャ25、露光光学系26および現像ユニット27からなる像
形成手段28と、自動給紙部19A〜19Cにより給紙された未
転写の転写紙Pに像形成手段28の現像像を転写する転写
チャージャ29(転写手段)と、自動給紙部19A〜19Cから
給紙される転写紙Pを所定位置から転写チャージャ29に
搬送するとともに、この転写紙Pの搬送タイミングを制
御するレジストローラ31と、転写チャージャ29により現
像像を転写された転写紙Pを加熱して像を定着させると
ともに常時排紙方向に回転する定着ローラ32と、転写チ
ャージャ29から定着ローラ32に転写紙Pを搬送する搬送
ベルト33等から構成されている。
ここで像形成手段28は、帯電チャージャ25により帯電
した感光体ドラム24を、光源および複数のミラーおよび
レンズを含む第1、第2スキャナ34、35等からなる露光
光学系26によりプラテンガラス2上に載置された原稿8
の画情報を含む原稿反射光で露光し、感光体ドラム24上
に潜像を形成した後、該潜像を現像ユニット27により現
像して感光体ドラム24上に顕像(現像像)を形成する。
また、光源および複数のミラーおよびレンズは図示しな
い移動手段に接続されており、原稿の画像の倍率を可変
させる際には移動手段によって作動されてそれぞれその
倍率に応じて変位するようになっている。また、レジス
トローラ31は、転写紙Pの搬送タイミングを制御するた
め、感光体ドラム24の回転に同期して間欠的に回転する
ようになっている。第4図に示すように、自動給紙部19
A〜19Cとレジストローラ31の間の搬送経路は、前記搬送
路20およびスイッチバック搬送路40から構成されてお
り、搬送路20は中継ローラ39により転写紙Pをスイッチ
バック搬送路40に導くための通路となっている。そし
て、このスイッチバック搬送路40には、スイッチバック
機構41が設けられている。スイッチバック機構41は、具
体的には、可撓性の素材(例えば、マイラ)によって形
成され、両搬送路20、40の接続部分のガイドプレート42
に搬送路20からスイッチバック搬送路40への転写紙Pの
搬送のみを許容するような姿勢で片持ち支持された逆流
防止部材43と、転写紙Pが通過する際の逆流防止部材43
の他端の変位を検知するよう設置され、スイッチバック
搬送路40に転写紙Pが搬入されることを検知する中継セ
ンサ44と、スイッチバック搬送路40に設けられて転写紙
Pの搬送状態を検知するスイッチバックセンサ45と、発
泡ポリウレタンゴム等から形成され、スイッチバック搬
送路40のほぼ中央部に配置されたフリクションパッド46
と、例えばノーソレックス系のゴムから形成され、スイ
ッチバック搬送路40を挟んでフリクションパッド46と上
下に対向する位置で正逆回転する接離ローラ47と、接離
ローラ47をフリクションパッド46に接近、離隔させ、両
者間で転写紙Pを挟持、解放させることができる接離ソ
レノイド機構48(第5図参照)と、図示しないソレノイ
ド等により駆動されて揺動し、接離ローラ47の近傍にお
いて接離ローラ47からレジストローラ31側に送り出され
た転写紙Pの先端をガイドプレート42との間でクランプ
することができるクランパ49とを具備している。このス
イッチバック機構41は、自動給紙部19A〜19Cから搬送路
20を通して矢印D1方向(第1の搬送方向)に給紙された
転写紙Pを、接離ローラ47の正転(図中、時計方向回
転)によりスイッチバック搬送路40内に搬入する一方、
接離ローラ47の逆転によりD1方向に対して紙面の向きを
保ちながら後退する矢印D2方向(第2の搬送方向)に向
けてレジストローラ31に供給する(以下、これを単にス
イッチバックともいう)搬送方向逆転手段となってお
り、スイッチバック機構41の転写紙排出位置とレジスト
ローラ31の転写紙搬送開始位置との水平レベルをほぼ同
一にすることにより、レジストローラ31の停止時にこの
レジストローラ31に保持された転写紙Pがほぼ水平にな
るようにしている。なお、接離ソレノイド機構48は、第
5図に示すように、プランジャ51aを軸方向に移動させ
るソレノイド51と、ソレノイド51に応動して支点部52a
を中心に回動する回動部材52と、回動部材52に取り付け
られ、接離ローラ47を回転自在に支持する支持部材53
と、複写機本体1のフレーム1aと回動部材52の間に張設
されたスプリング54とからなる。また、第6図に示すよ
うに、接離ローラ47に搬送されるべき転写紙Pの摩擦係
数をμr、転写紙P同士の摩擦係数をμp、クランパ49
にクランプされた転写紙Pとフリクションパッド46の摩
擦係数をμfとするとき、μr>μf>μpとなるよう
にフリクションパッド46および接離ローラ47の材質を選
定し、クランパ49により転写紙Pがクランプされた状態
で他の転写紙Pをスイッチバックできるようにしてい
る。本実施例においては、0.4<μp<0.7、μr>1.
6、1.0<μf<1.2である。
再び、第3図において、定着ローラ32の下流側には、
分離爪61、排紙センサ62および排紙切換え爪63が設けら
れており、分離爪61は定着ローラ32に近接させた爪先端
で定着ローラ32から転写紙Pを剥すようになっている。
排紙センサ62は定着ローラ32の出口側で転写紙Pの有無
および通過を検知し、後述するコントローラに排紙情報
を送る。排紙切り換え爪63は、定着ローラ32から排紙ト
レー3への片面排紙通路64と定着ローラ32から下降して
再度搬送路20に合流する両面再給紙通路65とのうち一方
を閉塞するとともに他方を開放し、両通路64、65を切り
替えるようになっている。また、両面再給紙通路65はそ
の一部が手差しトレー5によって形成されており、第2
図に仮想線で示すように、手差しトレー5が同図の矢印
B方向に開いたときには、両面再給紙通路65の下部が手
差し給紙通路となる。具体的には、第2、7図に示すよ
うに、両面再給紙通路65は手差しトレー5とこれに対向
するガイド部材66によって形成されており、手差しトレ
ー5は通常は閉状態で搬送用の部材として機能し、開状
態となる手差し時にのみ手差しトレーとして機能する。
両面再給紙通路65の下部にはスポンジコロ等の寄せコロ
67、一対のジョガーフェンス68A、68B、先端ストッパ6
9、呼出コロ70、ピックアップコロ71およびトレーセン
サ72が設置されており、定着ローラ32から両面再給紙通
路65内に入った転写紙Pは再給紙方向に常時回転する寄
せコロ67と、ジョガーフェンス68A、68Bおよび先端スト
ッパ69とによって定位置にスタックされ、呼出コロ70お
よびピックアップコロ71によって再度搬送、呼出コロ70
およびピックアップコロ71によって再度搬送路20に給紙
される。トレーセンサ72は、両面コピー時は先端ストッ
パ69前にスタックされた転写紙Pの有無および紙幅を検
知し、片面コピー時には手差しトレー5に転写紙Pが挿
入されたことを検知する。また、両面再給紙通路65の上
部側には開閉センサ73が設けられており、開閉センサ73
は手差しトレー5の開閉を検知する。そして、手差しト
レー5は、開閉センサ73の検知信号に基づき、図示しな
いトレイロックによってコピー動作中の閉状態において
開かないようロックされる。
ここで、第8図に本装置の作動を制御する制御部を示
す。第8図において、91は制御手段としてのマイクロコ
ンピュータからなるCPU(コントローラ)であり、CPU91
は前述の選択スイッチ4c、センサ12a〜12e、コピースタ
ートボタン4aからの出力信号が入力インターフェース92
を介して入力され、この信号を不揮発性のRAM93を利用
しながらROM94に格納されているプログラムに従って処
理し、この処理結果を出力インターフェース95を介して
上述した表示部4d、原稿サイズおよび原稿のセット方向
に応じた給紙カセット21を選択するカセット選択装置96
およびカセット選択装置96によって選択された給紙カセ
ット21に対応するピックアップコロ12等からなる給紙手
段を選択して作動させるとともにレジストローラ21およ
びスイッチバック機構31の作動を制御する給紙指令装置
97に信号を出力する。操作表示ユニット4のコピースタ
ートボタン4aは、操作者の操作により画像形成動作を開
始させる指令信号を入力してCPU91に出力するものであ
り、開始信号入力手段を構成する。
また、CPU91は、コピースタートボタン4aからの指令
信号を入力する前に、フォトセンサ12a〜12eからの信号
あるいは選択スイッチ4cの倍率設定スイッチの信号に基
づいて給紙カセット21、ピックアップコロ22、給紙コロ
23を選択して作動させるとともにスイッチバック機構31
を作動させて、その給紙カセット21の転写紙をスイッチ
バック機構41を介してレジストローラ31まで搬送させ
る。
さらに、表示ユニット4の表示部4dは、CPU91からの
指令により、コピースタートボタン4aに指令信号が入力
される前に、給紙カセット21の転写紙Pの紙サイズを表
示する機能を有する。
第9図は原稿のサイズを検出するときのフォトセンサ
12a〜12eの組み合せを表したものである。上述したよう
に、フォトセンサ12a〜12eは第2図に示すように配置さ
れているので、プラテンガラス2上に原稿8をセットし
たときにそれぞれのフォトセンサ12a〜12eがそれぞれの
位置で原稿8の有無の検出を行なう。そして、CPU91は
その検出情報を組み合せて原稿8の大きさを識別するよ
うになっている。第9図はその組み合せを示しており、
同図中ONは原稿8の検出を示し、OFFは原稿8を検出し
ていないことを示している。CPU91は、例えば、センサ
位置12a、12cのみがONとなっている場合にはA4版の原稿
8がSEF方向にセットされているものは判断し、カセッ
ト選択装置96に信号を出力する。
次に、原稿の給紙動作について説明する。なお、第10
図はレジスタ待機モードを示すフローチャートであり、
S1〜S12においてフローチャートの各ステップを示す。
また、第11、13〜15図は給紙動作を示す図す図であり、
第12図は倍率設定、原稿サイズ検出および転写紙の給紙
タイミングを示すタイミングチャートである。
まず、複写機1のメインスイッチをONした後、原稿8
をプラテンガラス2にその縁がプラテンガラス2の左下
側に位置するようにセットしてプラテンカバー9を閉じ
ると、鉄片10に電磁石11が吸引されてロック状態になる
ととにもに、フォトセンサ10〜12が作動して原稿8のサ
イズの検出が行なわれる。このとき、プラテンガラス2
上に原稿がセットされていない場合にはフォトセンサ12
a〜12eが全てOFFの状態にあるため、鉄片10および電磁
石11のロック状態を解除してプラテンカバー9を自動的
に開放して原稿がセットされていないことを操作者に知
らせる。
原稿がセットされている場合には、CPU91がフォトセ
ンサ12a〜12eのON、OFFの組み合せから原稿のサイズお
よびセット方向を識別し、この情報を表示部4dに出力
し、表示部4dによってこの原稿のサイズに応じた表示を
行なう。また、原稿の倍率を可変させたい場合には選択
ボタン4cの倍率選択スイッチを押下する。この倍率選択
スイッチは予め選定された複数の倍率を有するスイッチ
であるため、そのスイッチの中から所定の倍率を選択す
る。このため、CPU91はフォトセンサ12a〜12eによって
検出された原稿情報とこの倍率選択スイッチに基づいて
転写紙の大きさを演算し、給紙カセット21の選択をカセ
ット選択手段96に信号を出力する。例えば、A3版の原稿
をSEF方向にセットして倍率選択スイッチにより70.7%
の倍率を選択したものとすると、CPU91はこれらの出力
情報に基づいて原稿サイズA3版を識別し、この識別結果
に基づいてA4版の転写紙サイズを選定してカセット選択
装置96に信号を出力する。カセット選択装置96はCPU91
からの出力信号に基づいてA4版の転写紙が載置されてい
る給紙カセット21(例えば、給紙カセット21B)を選択
する。また、このとき、CPU91は給紙指令装置97を作動
させて第10図に示すレジスト待機モードを実行する。
まず、S1においてA4版が収納された給紙カセット21B
を有する自動給紙部19Bの給紙ソレノイド、給紙クラッ
チおよび駆動モータを作動させ、自動給紙部19Bによる
給紙を開始させる(第11図(a))。次いで、S2で、移
動中の転写紙Pが中継センサ44により検知されると、S3
に進む。S3で、接離ローラ47をフリクションパッド46か
ら離隔させ(第11図(b))、S4で、転写紙Pがスイッ
チバックセンサ45により検知されると、S5に進む。次い
で、S5で、タイマーT1のカウントをスタートさせ、S6
で、T1がT1=t1になると、S7に進む。ただし、t1はt1≧
転写紙Pのスイッチバックセンサ45および接離ローラ47
ニップ間の移動時間。次いで、S7で接離ローラ47をフリ
クションパッド46に当接させ、接離ローラ47を正転させ
る(第11図(c))。次いで、S8で、転写紙Pの後端が
中継センサ44により検知されると、S9に進む。次いで、
S9で接離ローラ47を反転させ(第11図(d))、S10
で、タイマーT2のカウントをスタートさせ、S11で、T2
=t2になると、S12に進む。ただし、t2はt2≧転写紙P
の中継センサ44およびレジストローラ31ニップ間の移動
時間。次いで、S12で、接離ローラ47の駆動モータを停
止させ、操作表示ユニット4の表示部4dに、給紙カセッ
ト21Bに載置されている転写紙Pの紙サイズを表示し、
待機モードを終了する(第11図(e))。この後、操作
表示ユニット4のコピースタートボタン4aが操作者によ
って操作されると、画像形成動作を開始させる指令信号
が入力されコピーを開始する。そして、このコピー時に
第1、2スキャナ34、35が移動手段によって作動される
ため、転写紙Pに原稿の倍率に応じた画像が形成され
る。
ここで、第12図に基づいて倍率設定、原稿サイズの検
出および転写紙Pの給紙タイミングについて説明する。
原稿倍率を設定した後、原稿の大きさの検出を行なう場
合 本実施例では、例えば、複写倍率70%で複写動作が終
了し、所定時間(例えば1分間)経過すると複写倍率を
含めた全てのモードがクリア(以下、これをオートクリ
アという)されるようになっている。
このため、オートクリア後に新たに複写倍率を例え
ば、82%に設定するように倍率選択スイッチを押下した
の後、プラテンカバー9を閉じることによって原稿のサ
イズを検出すると、CPU91は倍率選択スイッチとフォト
センサ12a〜12eの検出情報に基づいて所定の給紙カセッ
ト21を選択し、カセット21内の転写紙をレジストローラ
31前に待機させる。この後、コピースタートボタン4aが
押下されると複写動作が開始される。(第12図(a)参
照)。
一方、例えば、複写倍率70%で複写動作が終了した
後、オートクリア前、すなわち、所定時間が経過する前
に倍率選択ボタンを押下して82%の複写倍率を設定した
場合に、プラテンカバー9を閉じることによって原稿の
サイズを検出すると、CPU91は倍率選択スイッチとフォ
トセンサ12a〜12eの検出情報に基づいて所定の給紙カセ
ット21を選択し、カセット21内の転写紙をレジストロー
ラ31前に待機させる。この後、コピースタートボタン4a
が押下されると複写動作が開始される。(第12図(b)
参照)。
原稿サイズを検出した後、倍率の設定を行なう場合 フォトセンサ12a〜12eがオートクリア後に原稿サイズ
を検出した場合には、CPU91の内部に設けられたタイマ
がカウントを開始して所定時間(例えば、3秒間)が経
過すると、CPU91はフォトセンサ12a〜12eの検出情報に
基づいて所定の給紙カセット21を選択し、カセット21内
の転写紙をレジストローラ31前に待機させる。この後、
コピースタートボタン4aが押下されると複写動作が開始
される。(第12図(c)参照)。なお、オートクリア前
に原稿サイズを検出した場合にも同様の動作を行なう。
また、オートクリア前あるいはオートクリア後にフォ
トセンサ12a〜12eが原稿を検出した場合には、CPU91の
内部に設けられたタイマがカウントを開始する。タイマ
のカウントアップ前に倍率選択スイッチが押下されると
CPU91は倍率選択スイッチとフォトセンサ12a〜12eの検
出情報に基づいて所定の給紙カセット21を選択し、カセ
ット21内の転写紙をレジストローラ31前に待機させる。
この後、コピースタートボタン4aが押下されると複写動
作が開始される。(第12図(d)参照)。但し、この図
においてはオートクリア前の動作省略)。
さらに、オートクリア前あるいはオートクリア後にフ
ォトセンサ12a〜12eが原稿を検出した場合には、CPU91
の内部に設けられたタイマがカウントを開始する。タイ
マのカウントアップ前にコピースタートボタン4aが押下
されるとCPU91はフォトセンサ12a〜12eの検出情報に基
づいて所定の給紙カセット21を選択し、カセット21内の
転写紙の複写動作を開始する(第12図(e)参照。但
し、この図においてはオートクリア前の動作省略)。
次ぎに、CPU91で実行されるその他の制御を具体的に
説明する。
スイッチバック まず、操作表示ユニット4のコピースタートボタン4a
がONされると、第13図(a)、(b)に示すように、コ
ピースタートにより、例えば、給紙カセット21C上に載
置された転写紙Pが給紙ローラ23Cによって中継ローラ3
9まで搬送される。また、レジストローラ31に保持され
て待機していた転写紙Pが、レジストローラ31の回転に
より感光体ドラム24側へ所定のタイミングで搬送され、
転写終了後は定着ローラ32に送られる。次いで、最上位
転写紙Pが接離ローラ47のニップ内に進入すると、接離
ローラ47がフリクションパッド46に当接して第13図
(c)に示すように回転する。転写紙Pの後端が逆流防
止部材43を通過すると、接離ローラ47が第13図(d)に
示すように逆転され転写紙Pがスイッチバックされる。
なお、給紙ローラ23Cは所定時間後に二枚目の転写紙P
を給紙し始める。次いで、二枚目の転写紙Pが中継セン
サ44により検知されると、接離ローラ47がフリクション
パッド46から離れ、この二枚目の転写紙Pは中継ローラ
39により搬送され続けてその先端がフリクションパッド
46と最上位転写紙Pの間に入り込む。次いで、最上位転
写紙Pの後端がレジストローラ31の回転に伴って接離ロ
ーラ47のニップから抜け出ると、接離ローラ47がフリク
ションパッド46に当接して第13図(f)に示すように回
転し、二枚目の転写紙Pのスイッチバック動作を開始す
る。
クランプおよびスイッチバック 次いで、第14図(a)〜(h)に示すように、レジス
トローラ31の前に待機していた転写紙Pと異なるサイズ
の転写紙P、例えば給紙カセット21A上の転写紙Pが選
択された場合、レジストローラ31前に待機していた転写
紙Pが接離ローラ47の回転によりレジストローラ31から
離れ、進行方向後端がスイッチバックセンサ45により検
知されると、クランパ49が作動するとともに接離ローラ
47が第14図(b)(c)に示すように逆転して転写紙P
は所定時間後にクランパ49に保持される。また、給紙ロ
ーラ23Aは給紙カセット21B上に積載された転写紙Pの最
上位紙を中継ローラ39まで搬送する。次いで、最上位紙
転写紙Pの先端が中継センサ44により検知されると、接
離ローラ47がフリクションパッド46から離れ、この転写
紙Pの挿入に備える。転写紙Pが接離ローラ47のニップ
内に進入すると、接離ローラ47はフリクションパッド46
に当接して第14図(e)に示すように回転し、転写紙P
の後端が逆流防止部材43を通過すると、接離ローラ47が
逆転され、転写紙Pがスイッチバックされる。転写紙P
は中継ローラ39により搬送され続け、その先端がクラン
パ49により保持された転写紙Pと接離ローラ47との間に
入り込む。また、給紙ローラ23Aは所定時間後に二枚目
の転写紙Pを搬送し始める。ここで、転写紙Pがクラン
パ49にクランプされた状態でこの転写紙P上を別の転写
紙Pがスイッチバックできるのは、前述したようにそれ
ぞれの間で摩擦係数の関係がμr>μf>μpとなって
いるからである。
クランプ解除、レジスト前待機 次いで、第15図(a)〜(c)に示すように、クラン
パ49により転写紙Pの保持が解除され、接離ローラ47が
図中時計方向に回転することにより転写紙Pがクランパ
49から離れ、転写紙Pの後端がスイッチバックセンサ45
により検知されると、クランパ49が下方に回動するとと
もに接離ローラ47が反時計方向に回転し、転写紙Pがレ
ジストローラ31のニップに到達して停止する。
排紙、両面スタックおよび再給紙 一方、定着ローラ32による記録画像の定着後、排紙さ
れた転写紙Pは排紙切換え爪63を両面再給紙通路65側に
切り換えることによって両面再給紙通路65に搬入され、
寄せコロ67によりその先端が先端ストッパ69に突き当た
るまで搬送され、スタックされる。なお、両面コピーモ
ードでなければ、転写紙Pは排紙トレー3に排紙され
る。ここで、ジョガーフェンス68A、68Bは、転写紙Pが
複数毎スタックされる場合一枚ずつスタックされる動作
に連動して転写紙Pのサイドを揃え、再給紙方向に対し
て横方向のレジストを合わせる。両面コピーモードがス
タートすると、まず、先端ストッパ69が倒れ、片面側の
コピーが終了して再給紙位置にスタックされた転写紙P
が呼出コロ70によりピックアップコロ71に送り込まれ、
一枚ずつ分離されてスイッチバック搬送路40に搬送され
る。そして、搬送された転写紙Pは、スイッチバック機
構41よりはじめて反転し、裏面コピー可能な状態とな
る。裏面コピーが完了した転写紙Pは、排紙トレー3側
に切り換えられた排気切換え爪63により排紙トレー3に
排紙され、一連の複写動作が終了する。なお、本実施例
においては、両面スタックする転写紙PのサイズをA6
(ハガキ)からA4Y(Yは横送り)、LT(レターサイ
ズ)−Y(ただし、長さは216mm以下)の小サイズとし
てそれ以上の長さの転写紙(例えばB4、A4−T、A3等)
は、一枚だけの両面コピーとするのがよい。
手差し給紙 手差しトレー5を水平に開口すると、開閉センサ73に
よりこれが検知されて手差しモードとなり、排紙切換え
爪63が排紙トレー3側に切り換えられ、同時に両面モー
ドの選択が不可となる。そして、寄せコロ67が上へ、ジ
ョガーフェンス68A、68Bが両サイドへと後退し、手差し
された複数枚の転写紙Pは先端ストッパ69に先端が突き
当たった位置でスタックされる。このとき、トレーセン
サ73により転写紙Pの有無と紙幅が検知され、次いで、
ジョガーフェンス68A、68Bが転写紙Pのサイズ位置まで
復帰し、転写紙Pのサイドを揃える。なお、ジョガーフ
ェンス68A、68Bを手動で操作するようにしてもよい。ス
タックされた転写紙Pは、給紙開始と同時に先端ストッ
パ69が前方に倒れることによって、呼出コロ70によりピ
ックアップコロ71に送られ、分離されて中継ローラ39へ
送られ、スイッチバック搬送路40に搬送される。
このように本実施例においては、メインスイッチON後
において、操作表示ユニット4のコピースタートボタン
4aがONされる前に、プラテンガラス2上にセットされた
原稿の大きさに応じた転写紙Pを載置する給紙カセット
21を選択し、この給紙カセット21に載置された転写紙P
をレジストローラ31まで搬送して待機させているので、
コピースタートボタン4aがONされてから直ぐに画像形成
動作を開始することができ、画像形成動作終了後、次ぎ
のコピースタートボタン4aのONから画像形成動作開始ま
での時間を短縮することができる。また、メインスイッ
チON後において、操作表示ユニット4のコピースタート
ボタン4aがONされる前に、原稿の大きさと共に原稿の画
像の複写倍率に基づいて転写紙Pを載置する給紙カセッ
ト21を選択し、この給紙カセット21に載置された転写紙
Pをレジストローラ31まで搬送して待機させているの
で、コピースタートボタン4aがONされてから直ぐに画像
形成動作を開始することができ、画像形成動作終了後、
次ぎのコピースタートボタン4aのONから画像形成動作開
始までの時間を短縮することができる。また、コピース
タートボタン4aがONされる前に、転写紙Pをレジストロ
ーラ31まで搬送し、待機させたとき、待機していた転写
紙Pと異なるサイズの転写紙Pが選択されると、待機し
ていた転写紙Pはレジストローラ31から離れ、スイッチ
バック機構41にあるクランパ49に保持され、変更指定さ
れた転写紙Pを給紙カセットからスイッチバック機構41
を介してレジストローラ31に搬送するようになっている
ので、先に搬送された転写紙Pをスイッチバック機構41
に保持した状態で、新たに変更指示された転写紙Pを給
紙することができ、少ない動作で転写紙変更を行うこと
ができる。なお、本実施例では、コピースタートスイッ
チ4aの押下する前に、所定の給紙カセット21から転写紙
を給紙しているが、このようなモードの他に、コピース
タートスイッチ4aを押下することによって初めて転写紙
の給紙を開始するようなモードを設け、両モードを選択
するようにしてもよい。
〔効果〕 請求項1に記載の本発明によれば、開始信号入力手段
に指令信号が入力される前に、原稿載置台に載置された
原稿の大きさに応じた転写紙を選択し、この転写紙を搬
送方向逆転手段を介してレジストローラまで搬送して待
機させているので、指令信号が入力されてから直ぐに画
像形成動作を開始することができ、画像形成動作終了
後、次ぎの画像形成動作の開始が指令されてから動作開
始までの時間を短縮することができる。また、搬送され
た転写紙を保持した状態で、新たに変更指示された転写
紙を給紙することができるので、少ない動作で転写紙変
更を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、開始信号入力
手段に指令信号が入力される前に、原稿載置台に載置さ
れた原稿の大きさおよび原稿の画像の複写倍率に応じた
転写紙を選択し、この転写紙を搬送方向逆転手段を介し
てレジストローラまで搬送して待機させているので、指
令信号が入力されてから直ぐに画像形成動作を開始する
ことができ、画像形成動作終了後、次ぎの画像形成動作
の開始が指令されてから動作開始までの時間を短縮する
ことができる。また、搬送された転写紙を保持した状態
で、新たに変更指示された転写紙を給紙することができ
るので、少ない動作で転写紙変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜15図は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示
す図であり、第1図はその外観斜視図、第2図は識別手
段が配置されたプラテンカバーの構成図、第3図(a)
(b)はその断面図、第4図はその要部拡大図、第5図
はその搬送ローラを上下動させるソレノイド機構の構成
図、第6図はそのスイッチバック機構を説明するための
要部拡大図、第7図はその手差しトレー部の斜視図、第
8図はその制御部のブロック図、第9図はその識別手段
の組み合せ状態を示す図、第10図はその転写紙を待機さ
せるプログラムのフローチャート、第11図はその給紙動
作の説明図、第12図はその倍率設定、原稿の大きさの検
出および転写紙の給紙タイミングを示すタイミングチャ
ート、第13〜15図はそれぞれの給紙動作の説明図であ
る。 4a……コピースタートボタン(開始信号入力手段)、 4c……選択スイッチ(倍率設定手段)、 12a〜12e……フォトセンサ(識別手段)、 21A〜21C……給紙カセット(転写紙載置手段)、 22A〜22C……ピックアップコロ(給紙手段)、 23A〜23C……給紙ローラ(給紙手段)、 24……感光体ドラム(像担持体)、 28……像形成手段、 29……転写チャージャ(転写手段)、 31……レジストローラ、 41……スイッチバック機構(搬送方向逆転手段)、 91……CPU(制御手段)、 P……転写紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65H 9/14 B65H 9/14 G03G 15/00 518 G03G 15/00 518 (72)発明者 石島 尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−269949(JP,A) 特開 平1−250969(JP,A) 特開 昭64−34821(JP,A) 特開 平1−209235(JP,A) 特開 平4−62078(JP,A) 特開 平3−219986(JP,A) 特開 昭62−83744(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 B41J 13/00 B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する載置台と、該載置台に載置
    された原稿の画像に対応する潜像を所定の倍率で像担持
    体に形成し該潜像を現像して像を形成する像形成手段
    と、異なる大きさの転写紙を載置する複数の転写紙載置
    手段と、転写紙載置手段に対応して設けられ、対応する
    転写紙載置手段の転写紙を給紙する給紙手段と、給紙手
    段により給紙された転写紙に像形成手段の現像像を転写
    する転写手段と、給紙手段から給紙される転写紙を所定
    位置で保持して転写手段に所定のタイミングで搬送する
    レジストローラと、給紙手段とレジストローラとの間の
    搬送経路に設けられ、給紙手段から第1の搬送方向に給
    紙された転写紙を、該第1の搬送方向に対して紙面の向
    きを保持しながら後退する第2の搬送方向に向けてレジ
    ストローラに供給する搬送方向逆転手段と、複数の給紙
    手段のうちのひとつを作動させるとともにレジストロー
    ラおよび搬送方向逆転手段の作動を制御する制御手段
    と、画像形成動作を開始させる指令信号を入力して制御
    手段に出力する開始信号入力手段と、原稿の大きさを識
    別する識別手段と、を備え、前記制御手段が、開始信号
    入力手段からの指令信号を入力する前に、識別手段の出
    力信号に基づいて所定の転写紙載置手段に対応する給紙
    手段を選択して作動させるとともに、搬送方向逆転手段
    を作動させて、給紙手段の転写紙を搬送方向逆転手段を
    介してレジストローラまで搬送するようにし、前記転写
    紙がレジストローラまで搬送された後、該転写紙と大き
    さの異なる転写紙に変更する指示を受けたとき、搬送さ
    れた転写紙を搬送方向逆転手段に保持し、新たに指示さ
    れた転写紙を給紙手段から給紙し搬送方向逆転手段を介
    してレジストローラまで搬送するようにしたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿の画像の倍率を設定する倍率設定手段
    を設け、前期制御手段が、開始信号入力手段からの指令
    信号を入力する前に倍率設定手段および識別手段の出力
    信号に基づいて所定の転写紙載置手段に対応する給紙手
    段を選択して作動させるとともに、搬送方向逆転手段を
    作動させて、給紙手段の転写紙を搬送方向逆転手段を介
    してレジストローラに搬送するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
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