JPH049969A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH049969A
JPH049969A JP2113094A JP11309490A JPH049969A JP H049969 A JPH049969 A JP H049969A JP 2113094 A JP2113094 A JP 2113094A JP 11309490 A JP11309490 A JP 11309490A JP H049969 A JPH049969 A JP H049969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
transfer
transfer paper
roller
reversing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2113094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takano
聡 高野
Kazunari Yamada
一成 山田
Takashi Ishijima
尚 石島
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2113094A priority Critical patent/JPH049969A/ja
Publication of JPH049969A publication Critical patent/JPH049969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、詳しくは該装置における転写
紙の搬送経路に関する。
C従来の技術〕 一般に、複写機等の画像形成装置においては、その転写
機能の多様化に伴い、単に転写紙の片面転写に止まらず
、両面転写あるいは合成転写等が必要とされ、このため
転写紙の搬送経路には、上述の各種転写形態に対応して
種々の工夫が施されている。
従来のこの種の画像形成装置としては、例えば第11図
に示すような特開昭60−132863号公報に記載の
ものが知られている。第11図において、符号1は給紙
カセットであり、給紙カセット1に載置された転写紙2
は給紙ローラ3により搬送され、さらに下方に切換えら
れた第1フラツパ4に案内されて上方の感光体ドラム5
に給紙される。一方、感光体ドラム5の表面にはスキャ
ニング光学系6により原稿台7上の原稿8の静電潜像が
形成され、感光体ドラム5の図中反時計方向の回転に伴
い、感光体ドラム5上の静電潜像が現像器9によって現
像される。そして、上述のように、感光体ドラム5に供
給された転写紙2には転写器10により感光体ドラム5
上の現像像が転写され、定着器11を通過して該現像像
が定着された後、排出ローラ12により搬送されて排紙
トレイ13に排出される。
以上が、本従来例における転写紙2の片面転写の場合の
搬送経路であるが、両面転写の場合の搬送経路は次の通
りである。すなわち、定着器11の出口側に設けられた
第2フラツパ14が実線で示す片面転写の位置から破線
で示す位置に切換えられ、片面転写済の転写紙2が第2
7ラソパ14に案内され、転写された面を上向きとして
中間トレイ15に載置される。引続き、中間トレイ15
上の転写紙2は再給紙ローラ16により搬送され、さら
に第1フラツパ4に案内されて表裏が反転した状態で感
光体トラム5に給紙され、片面転写の場合と同様にして
排紙トレイ13に排出される。なお、この際、第2フラ
ツパ14が実線で示す片面複写の位置にあることは勿論
である。さらに、転写紙2の合成転写の場合には、第1
フラツパ4が実線で示す片面転写の位置から破線で示す
位置に切換えられ、再給紙ローラ16により搬送された
片面転写済の転写紙2が切換えられた第17ラソバ4に
案内されて搬送ローラ17に給紙される。次いで、搬送
ローラ17に給紙された片面転写済の転写紙2は搬送ロ
ーラ17により搬送されてフラットな搬送路18上を移
動し、後端が第1フラツパ4を通過したときに、搬送ロ
ーラ17が逆転して感光体ドラム5に給紙され、転写紙
2の合成転写が行われる。そして、本従来例においては
、両面転写および合成転写のいずれの場合にも、常に中
間トレイ15上に載置された転写紙2の転写面を上向き
として一定とすることができ、このため再給紙時に重ね
合わされた転写紙2の転写面が互にこすり合って生しる
転写画像の乱れを解消するようにしている。なお、搬送
される転写紙2の転写面の向きに着目した場合、給紙ロ
ーラ3、再給紙ローラ16および第11図中実線で示す
位置に切換えられた第1フラツパ4は給紙カセット1と
中間トレイ15の転写紙2の表裏を反転させて感光体ド
ラム5に給紙する反転部19を構成する。また、転写紙
2の搬送方向に着目した場合には、中間トレイ15と再
給紙ローラ16および搬送ローラ17と搬送路18はそ
れぞれ転写紙2の搬送方向のみを逆方向に切換えるスイ
ソチハ・ツク搬送部20.21を構成している。したが
って、上述のような観点から見て、本従来例においては
、転写紙2の片面転写時には反転部19を使用し、両面
転写紙時にはスイッチハック搬送部20および反転部1
9を使用じ、また合成転写時にはスイッチハック搬送部
20および21を使用してそれぞれ転写紙2の搬送が実
施されていると言うことができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の画像形成装置にあって
は、片面転写および両面転写の場合には、転写紙2が、
給紙ローラ3、第1フラツパ4あるいは再給紙ローラ1
6、第1フラツパ4のように複数の搬送部材から構成さ
れた反転部19により感光体ドラム5に給紙されていた
ため、転写紙2の移動が感光体ドラム5の回転に対して
必ずしも適合せず、転写時に転写ぶれを生して画像の形
成が安定しないという不具合があった。また、はぼ水平
で転写紙2を収納し得る長さを有する2組のスイッチハ
ック搬送部20.21が感光体トラム5を挾んで配設さ
れているため、再給紙部の簡素化および装置本体の省ス
ペース化を図ることが困難であるという不具合があった
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術の課題を背景としてな
されたものであり、転写紙の表裏を反転させる反転手段
および転写紙の搬送方向のみを逆転させる方向逆転手段
をそれぞれ一組ずつ設け、片面転写および両面転写のい
ずれの場合でも方向逆転手段から転写紙を転写部に給紙
することにより、転写部における転写紙の移動を適正と
し、さらに再給紙部を簡素化して、画像形成の安定化お
よび装置本体の省スペース化を図ることのできる画像形
成装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
本発明は、上記目的達成のため、像担持体と、像担持体
上に潜像を形成するとともに該潜像を現像して現像像を
形成する像形成手段と、未転写の転写紙を載置する転写
紙載置手段と、転写紙載置手段の転写紙を搬送して像担
持体に給紙する給紙手段と、像担持体に給紙された転写
紙に像担持体の現像像を転写する転写手段と、転写紙に
転写された現像像を定着して排出する定着手段と、給紙
手段および転写手段の間に設けられ、転写のために像担
持体に給紙される転写紙の搬送タイミングを制御するタ
イミング制御手段と、を備えた画像形成装置において、
前記定着手段から排出される転写紙の表裏を反転させる
反転手段と、給紙手段およびタイミング制御手段の間に
介装され、給紙手段により搬送される転写紙の表裏を反
転させないで、転写紙の搬送方向を逆転させてタイミン
グ制御手段に向い排出する方向逆転手段と、を設は、給
紙手段および反転手段からの転写紙をいずれも方向逆転
手段を経由してタイミング制御手段に給紙するようにし
たことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。第
1図〜第10図は本発明に係る画像形成装置の一実施例
を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、符号31は画
像形成装置としての複写機本体であり、複写機本体31
は、その上部に設けられた原稿載置台32と、内部から
排出される転写部の転写紙を載置する排紙トレイ33と
、コピースタートボタン34a、テンキー34bおよび
設定枚数やジャム発生を表示する表示部34C等を有す
る操作パネル34と、複写機本体31の前面側に開閉可
能に取り付けられた手差しトレー35と、図示しないト
ナーカートリッジおよび排トナータンクを装着するため
の装着部36と、転写紙補給時等に支点部37a、37
bを中心として開閉されるドアユニット37とを具備し
ている。
なお、手差しトレー35は通常の閉した状態では複写機
本体31のカバーとなり、図中手前側に開いた状態では
ほぼ水平な手差し給紙用のトレーとなり、外部から手差
しされる転写紙を案内する(詳細は後述する)。
第2図(a)、(b)において、符号38は記録部であ
り、記録部38には、自動給紙部39A、39B、39
Cのうちいずれかから搬送路40を通して転写紙Pが自
動給紙されるようになっている。自動給紙部39A〜3
9Cは、それぞれ符号A、B、Cを省略して説明するが
、未転写の転写紙Pを紙面をほぼ上下に向けて載置する
給紙カセット41と、給紙カセット41上に載置された
複数の転写紙Pのうち最上位の転写紙Pをピックアップ
するよう給紙カセット41に装着されたピンクアップロ
ーラ42と、ピックアップローラ42によりピックアッ
プされた転写紙Pを搬送路40に供給するように第1図
に示すドアユニット37に収装された給紙ローラ43と
を有している。なお、給紙ローラ43A〜43Cは上述
のように、第1図に示すドアユニット374こ収装され
ており、このため第1図において、ドアユニット37が
支点部37a、37bを中心として手前側に開放される
と、給紙カセット41A〜41Cがピックアップローラ
42A 〜42Cとともに第2図(a)、(b)中矢印
A方向に引き出し可能であり、転写紙Pの補給、あるい
は交換が容易にできるようになっている。また、上述の
自動給紙部39A〜39Cのうち給紙カセ7)41A〜
41Cは未転写の転写紙Pを載置する転写紙載置手段を
構成し、ピックアンプローラ42A〜42Cおよび給紙
ローラ43A〜43Cは上述の転写紙載置手段の転写紙
Pを搬送路40を通して搬送し、後述する像担持体とし
ての感光体ドラム44に給紙する給紙手段を構成する。
一方、前述の記録部38は、公知の構成であるので詳細
な説明は省略するが、像担持体としての、前述の感光体
ドラム44、帯電チャージャ45、露光光学系46およ
び現像系47からなる像形成ユニット48と、自動給紙
部39A〜39Cにより給紙された未転写の転写紙Pに
、像形成ユニット48により感光体ドラム44に形成さ
れた現像像を転写する転写チャージャ49と、自動給紙
部39A〜39Cから給紙される転写紙Pを所定位置か
ら転写チャージャ49へ搬送するとともに、この転写紙
Pの搬送タイミングを制御するレジストローラ対50と
、転写チャージャ49により現像像が転写された転写紙
Pを加熱して該現像像を定着させ、常時排紙方向に回転
して定着された転写紙Pを排出する定着ローラ51と、
転写チャージャ49から定着ローラ51に転写紙Pを搬
送する搬送ベルト・52等から構成されている。ここで
、上述の記録部38の構成要素のうち像形成ユニット4
8は、帯電チャージャ45により帯電した感光体ドラム
44を、光源および複数のミラーを含む第1、第2スキ
ヤナ53.54等からなる露光光学系46により画情報
を含む原稿反射光で露光し、j8光体ドラム44上に潜
像を形成した後、該潜像を現像系47により現像して感
光体ドラム44上に顕像(現像像)を形成する。また、
レジストローラ対50は感光体ドラム44上の顕像と同
期して転写紙P i送り出すために間欠回転するように
なっている。なお、レジストローラ対50の直n工に、
転写紙I〕の紙幅方向中央で常時搬入方向に回転する搬
入ローラを設け、転写紙Pのスキューを防止するように
することが好ましい。そして、上述の像形成ユニット4
8は像担持体としての感光体ドラム44上に潜像を形成
するとともに該潜像を現像して現像像を形成する像形成
手段を構成し、また転写チャージャ49は像担持体とし
ての感光体ドラム4.0こ給紙された転写紙Pに感光体
ドラム44の現像像を転写する転写手段を構成する。さ
らに、定着ローラ51は転写紙Pに転写された現像像を
定着して排出する定着手段を構成し、またさらにレジス
トローラ対50は給紙手段としてのピックアップローラ
42A〜42Cおよび給紙ローラ43A〜43Cと転写
手段とじての転写チャージャ49の間に設けられ、転写
のために像担持体としての感光体ドラム44に供給され
る転写紙Pの搬送タイミングを制御するタイミング制御
手段を構成している。なお、複写機本体31は上部の記
録部38と下部の自動給紙部39が分割可能であり、第
2図(b)は複写機本体31の上部を回動して記録部3
8を開放した状態を示している。
ここで、第3図は、第2図(a)おける■部の要部拡大
図であり、第3図に基づいてスイッチハック搬送ユニッ
ト61の構成を説明する。すなわち、第2図(a)に示
す自動給紙部39A〜39Cとレジストローラ対50の
間の搬送経路は、第3図において、前述の搬送路40お
よびスイッチハック搬送路62から構成されており、搬
送路40は中継ローラ63により搬送される転写紙Pを
スイノチハ・7り搬送路62へ導くための通路となって
おり、スイッチハック搬送路62に、上述のスイッチハ
ック搬送ユニット61が設けられている。そして、スイ
ッチハック搬送ユニット61は、具体的には、弾性体(
例えば、マイラ)によって形成され、雨上送路40.6
2の接続部分のガイドプレー1−64Qこ搬送路40か
らスイ・ッチハノク搬送路62への転写紙Pの搬送のみ
を許容するような状態で片持ち支持された逆流防止部材
65と、転写紙Pが逆流防止部材65を通過する隙の転
写紙Pの先、後端を検出するよう設置され、スイッチハ
ック耐送路62に転写紙Pが搬入されることを検出する
中継センサ66と、スイ・ノチハソク搬送路62に設置
Jられて転写紙Pの有無を検出するスイッチハックセン
サ67と、発泡ポリウレタンコム等から形成され、スイ
ッチハック搬送路62のほぼ中央部に配置されたフリク
ションバソt”68と、例えばノーソレノクス系のゴム
から形成され、スイッチハック爾送路62を挟んでフリ
クションパット68と上下に対向する位置で正逆回転し
て転写紙Pの搬送方向を切換える接Ma−ラ69と、接
離ローラ69をフリクションパッド68に当接、離隔さ
ゼ、フリクションパッド68上の転写紙Pを搬送、停止
させる、第4図に示す接離ソレノイド機構70と、図示
しないソレノイド等により駆動されて揺動し、接離ロー
ラ69の近傍において接離ローラ69によりレジストロ
ーラ対50側に送り出された転写紙Pの先端をガイドプ
レート64との間でクランプすることができるクランパ
71とを具備している。このように構成されたスイッチ
ハック搬送ユニット61は、第2図に示す自動給紙部3
9A〜39Cから搬送路40を透して矢印り、で示す第
1の搬送方向に給紙された転写紙Pを、接離ローラ69
の正転(図中、時計方向回転)によりスイッチハック搬
送路62内に搬入する一方、接離ローラ69の逆転によ
りD1方向に対して紙面の向きを保ちながら該転写紙P
を逆方向の矢印D2で示す第2の搬送方向に向けてスイ
ッチハック搬送路62から排出し、レジストローラ対5
0に供給する。すなわち、スイノチハ・ツク搬送ユニ・
7ト61は給紙手段としてのピンクアンプローラ42A
〜42Cおよび給紙ローラ43A〜43Cおよびタイミ
ング制御手段としてのレジストローラ対50の間に介装
され、ピックアップローラ42A〜42Cおよび給紙ロ
ーラ43A〜43Cにより搬送される転写紙Pの表裏を
反転させないで、転写紙Pの搬送方向を逆転させてレジ
ストローラ対50に向い排出する方向逆転手段を構成し
ている。なお、以下、スイッチハック搬送ユニット61
における転写紙Pのし送方向の逆転を単にスインチハノ
クと言つ。
そして、本実施例においては、スイノチハ、り搬送ユニ
ット61の転写紙Pの排出位置とレジストローラ対50
の転写紙Pの搬送開始位置とをほぼ同一の高さとするこ
とにより、レジストローラ対50の停止時に該レジスト
ローラ対50に保持された転写紙Pがほぼ水平になるよ
うにしている。また、前述のように接離ローラ69を上
下動させてフリクションバンド68との転写紙Pを搬送
、停止させる接離ソレノイド機構70は、第4図に示す
ように、プランジャ72aを軸方向に移動させるソレノ
イド72、接離ローラ69を軸支するブラケット73、
図中下端ムこ該ブラケット73を支持し、下端部が支軸
74を介して複写機本体31のフレーム31aに回動自
在に支持され、さらに上端がプランジャ72aの突出端
に連結された”アーム部材75およびアーム部材75の
上端部と−L述のフレーム31aの間に介装されたスプ
リング76からなっている。そして、ソレノイド72が
OFFの状態では、プランジャ72aが軸方向にフリー
であるため、スプリング76の付勢力によってアーム部
材75が支軸74を中心として図中時計方向に回動し、
接離ローラ69を上方向に移動させてフリクションパッ
ド68から離隔させる。一方、ソレノイド72がONと
なると、プランジャ72aがソレノイド72により駆動
されて図中左方向に移動し、アーム部材75が支軸74
を中心として図中反時計方向に回動し、同時に接離ロー
ラ69を下方向に移動させてフリクションパッド68に
当接するようになっている。さらに、接離ローラ69は
図示していないステッピングモータ等によって正逆回転
するようになっており、このステッピングモータや中継
ローラ63の駆動手段およびソレノイド72等は、図示
しないコントローラにより記録部38および自動給紙部
39A〜39Cの各作動部と共に複写機本体31内の各
種センサの検出信号に基づいて適宜駆動制御される。ま
たさらに、スイッチハック搬送ユニット61の一構成要
素である、前述の逆流防止部材65は、転写紙Pの搬入
の際には、第3図中上方向に湾曲して転写紙Pを搬送路
40からスイッチハック搬送路62に導入し、転写紙P
のスイノチハ、7り搬送路62への搬入が終了すると、
その弾性力により当初の位置に復帰して転写紙Pの逆流
を防止し、転写紙Pのスイッチハック時における紙折れ
ジャムを防止する機能を有している。
一方、第2図において、定着ローラ51の下流側には、
分離爪81、排紙センサ82および排紙切換え爪83が
設けられており、分離爪81は定着ローラ51に近接さ
せた爪先端で定着ローラ51から転写紙Pをはがし、分
離する機能を有する。排紙センサ82は定着ローラ51
の出口側で転写紙Pの通過および転写紙Pの有無を検出
し、前述のコントローラに排紙情報を出力する。一方、
排紙切換え爪83は図示しないソレノイド等により駆動
されて、転写紙Pの片面転写の場合には、図中仮想線で
示す位置に切換えられ、定着ローラ51から排出される
転写紙Pを片面排紙通路84を通して排紙トレー33に
案内する。さらに、両面転写の場合には、排紙切換え爪
83は図中実線で示す位置に切換えられ、定着ローラ5
1から排出される転写紙Pを両面再給紙通路85を通し
て前述の搬送路40に案内する。また、両面再給紙通路
85はその一部が閉状態の手差しトレー35によって構
成されており、第2図において仮想線で示すように、手
差しトレー35が同図の矢印B方向に開いたときには、
両面給紙通路85の下部が手差し給紙il路となる。具
体的には、両面再給紙通路85は手差しトレー35とこ
れに対向するガイド部材86によって構成されており、
手差しトレー35は通常は閉状態で搬送用の部材として
機能し、開状態となる手差し時にのみ手差しトレーとし
て機能する。さらに、両面再給紙通路85の下部には、
第2図および第5図に示すように、スポンジコロ等の寄
せコロ87、一対のジョガーフェンス88A、88B、
先端ストッパ89、呼出しコロ90、給紙コロ91およ
びトレーセンサ92が設置されている。そして、定着ロ
ーラ51から排出されて両面再給紙通路85内に入った
転写紙Pは再給紙方向に常時回転する寄せコ087、ジ
ョガーフェンス88A、88Bおよび先端ストッパ89
によって定位置にスタックされ、呼出しコロ90および
給紙コロ91によって再度搬送路40に給紙される。ト
レーセンサ92は、転写紙Pの両面転写時には先端スト
ッパ89前にスタックされた転写紙Pの有無および紙幅
を検出し、手差し転写時には手差しトレー35に転写紙
が挿入されたことを検出する。また、両面再給紙通路8
5の上部側には開閉センサ93が設けられており、開閉
センサ93は手差しトレー35の開閉を検出する。そし
て、手差しトレー35は、開閉センサ93の検出信号に
基づき、両面再給紙通路85にスタックされた転写紙P
の再給紙時には、図示しないトレー口、りによって開か
れないようにロックされる。なお、上述の各部材、機器
のうち寄せコロ87はソレノイド等により揺動可能であ
り、必要に応じて両面再給紙通路85内の転写紙Pに接
触して転写紙Pの先端部を先端ストッパ89に当接させ
、転写紙Pの長手方向の祇揃えをする機能を有し、また
ジョガーフェンス88A、88Bは転写紙Pのスタック
時にステンビングモータ等により紙幅方向に駆動されて
転写紙Pの幅方向の紙揃えをする機能を有しており、こ
れら寄せコロ87、ジョガーフェンス88A、88Bに
よって転写紙Pが前述のように両面再給紙通路85内の
定位置にスタックされる。また、先端ストッパ89はソ
レノイド等により第5図中矢印で示すように、揺動可能
であり、転写紙Pのスタック時には、上述のように転写
紙Pの突き当て用として機能し、再給紙および手差し給
紙の場合には前方に倒れて転写紙Pを給紙方向に案内す
る機能を有している。さらに、上述のジョガーフェンス
88A、88Bは手差し給紙の場合には、手差しされる
転写紙Pの紙幅に対応する間隔を保って固定され、転写
紙Pのガイドとして機能する。
そして、前述のように、転写紙Pの両面転写の場合には
、第2図(a)において、定着ローラ51から排出され
た転写紙Pは第2図(a、)中実線で示す位置に切換え
られた排紙切換え爪83によって両面再給紙通路85に
案内され、−たん両面再給紙通路85内にストックされ
た後、給紙コロ91により搬送されて中継ローラ63の
上流側で両面再給紙通路85と合流する搬送路40に給
紙される。そして、搬送路40に給紙された転写紙Pは
、第3図において、中継ローラ63により矢印D1で示
す第1の搬送方向に搬送されてスイッチハック搬送路6
2に給紙され、さらに接離ローラ69によりスイッチハ
ック搬送路62に沿って矢印D2で示す第2の搬送方向
に搬送され、レジストローラ対5oを介して第1図に示
す感光体ドラム44に給紙される。この際、定着ローラ
51から排出された転写紙Pは両面再給紙通路85に沿
ってループ状にほぼ18o°回転し、このため、感光体
ドラム44に対して表裏を反転した状態でストックされ
た後、表裏が反転したまま、スイッチハック搬送路62
に搬送される。そして、該転写紙Pは接離ローラ69に
よりレジストローラ対50に搬送されて感光体ドラム4
4に給紙され、転写チャージャ49により感光体ドラム
44の現像像が未転写の裏面に転写されて転写紙Pの両
面転写が終了する。さらに、両面転写が終了した転写紙
Pが定着ローラ51を通過し、第2図(a)中仮想線で
示す位置に切換えられた排紙切換え爪83に案内されて
排紙トレー33に排出されることは言うまでもない。す
なわち、本実施例における、排紙切換え爪83、両面再
給紙通路85は定着手段としての定着ローラ51から排
出される転写紙Pの表裏を反転させる反転手段を構成す
る。さらに、本実施例においては、給紙手段、すなわち
自動給紙部39のピックアップローラ42および給紙ロ
ーラ43から給紙される転写紙Pおよび反転手段、すな
わち排紙切換え爪83、両面再給紙通路85から給紙さ
れる片面転写紙部の転写紙Pを、いずれも方向逆転手段
、すなわちスイッチハック搬送ユニット61を経由して
タイミング制御手段としてのレジストローラ対50に給
紙するように構成されている。
ここで、第6図はスイッチハック搬送ユニット61の接
離ローラ69が転写紙Pをスイッチハックする際の模式
図であり、図中接離ローラ69により搬送される転写紙
PIと接離ローラ69の摩擦係数をμ1、第2図(a)
において、クランパ71によりクランプされている転写
紙P2とフリクションパッド68の摩擦係数をμ7、ま
た転写紙P+、Pz間の摩擦係数をμ2とする。なお、
図中符号PP2で識別される転写紙は次項の作用の説明
において、詳述するが、Plが接離ローラ69により第
2図(a)においてレジストローラ対50に搬送すべき
転写紙であり、またP2は第3図において、中継ローラ
63により搬送されて転写紙P、とフリクションパッド
68の間に挿入され、さらにクランパ71によりクラン
プされてスイッチハック搬送路62内に待機中の転写紙
を示している。そして、上述の各摩擦係数の間にμ7〉
μf〉μ9の関係が成立するときに、転写紙P2が待機
の状態でフリクションパッド68上に保持されたまま転
写紙P1が接離ローラ69により搬送可能である。した
がって、転写紙Pの材質に対応して接離ローラ69およ
びフリクションパッド68の材質を選定する必要があり
、本実施例においては、0.7〉μP > 0.4であ
るため、μ、〉1.6.1.2〉μP>1.0となるよ
うな材質によりそれぞれ接離ローラ69、フリクション
パッド68が形成されている。
次に、作用を説明する。なお、第7図〜第10図はそれ
ぞれ本実施例の作用を説明するために第3図に自動給紙
部39および感光体ドラム44を加えた図面であり、該
図面に含めた第1図〜第10図に基づき本実施例の作用
を説明する。
まず、上述の第7図〜第10図に基づき、転写紙Pの片
面転写の場合、すなわち第2図(a)において、自動給
紙部39から給紙される未転写の転写紙Pをスイッチハ
ック搬送ユニット61を経由して記録部38に給紙し、
該転写紙Pの片面に現像像を形成した後、排紙トレー3
3に排出する場合につき説明する。すなわち、本実施例
においては、片面転写の第1段階として第2図(a)に
おいて、像形成ユニット48により感光体ドラム44上
に形成された現像像を未転写の転写紙Pに転写するため
、未転写の転写紙Pを自動給紙部39A〜39Cから感
光体ドラム44に給紙する際、前記自動給紙部39A〜
39Cから供給される転写紙Pを紙面をほぼ上下に向け
る第1の搬送方向に向けて所定位置まで搬送し、次いで
、該転写紙Pを第1の搬送方向に対して紙面の向きを保
ちながら後退する第2の搬送方向に向けてレジストロー
ラ対50に搬送し、この転写紙Pをレジストローラ対5
0に保持させた状態で転写チャージャ19による転写ま
で待機させる。
、レジスト寸′、 さらに具体的には、第1図において、コピースタートボ
タン34aがONされるより前に、予め第7図(a)〜
(e)に示すようにして未転写の転写紙Pがスイッチハ
ック搬送ユニット61に給紙され、さらにレジストロー
ラ対50前で待機する。すなわち、第7図(a)におい
て、第2図(a)に示す自動給紙部39A〜39Cのう
ちいずれか、例えばスイッチハック搬送ユニット61か
ら最も遠方の自動給紙部39Cの給紙カセソl−4IC
に載置された転写紙Pの最上位紙が給紙ローラ43Cに
よって中継ローラ63まで搬送され、転写紙Pの先端が
中継センサ66によって検出されると、第7図(b)に
示すように、接離ローラ69がフリクションパッド68
から離れる。次いで、転写紙Pの先端が接離ローラ69
のニップ内に進入すると、接離ローラ69がフリクショ
ンパッド68に近接し、転写紙Pに当接して第7図(c
)中時計方向に回転し始める。転写紙Pの後端が逆流防
止部材65を通過すると、接離ローラ69が第7図(d
)に示すように逆転して転写紙Pがスイッチハックされ
る。そして、第7図(e)に示すように、転写紙Pは図
示しない搬入ローラにより搬送され、レジストローラ対
50のニップに保持された状態で停止し、片面転写にお
ける待機が行われる。
引続き、第1図において、コピースタートボタン34a
がONされ、次に給紙される転写紙Pのスイッチバック
が行われるが、これを第8図(a)〜(f)に基づいて
説明する。
スイッチバンク すなわち、第8図(a)に示すようムこ、コピースター
トにより、給紙力セント41C上に載置された次の転写
紙P′が給紙ローラ43Cによって中継ローラ63まで
搬送される。一方、レジストローラ対50により保持さ
れて待機していた転写紙Pが、レジストローラ対50の
回転により感光体ドラム44側への所定のタイミングで
搬送され、転写終了後は第2図(a)において、定着ロ
ーラ51に送られる。この間、第8図(b)に示すよう
に、中継ローラ63に搬送される転写紙P′の先端が中
継センサ66に検知されると、次の転写紙P′の進入に
備えて接離ローラ69がフリクションバンド68より離
隔する。次いで、転写紙P′が接離ローラ69のニップ
内に進入すると、接離ローラ69がフリクションパッド
68に近接し、転写紙P′に当接して第8図(C)に示
すように図中時計方向に回転する。
そして、転写紙P′の後端が逆流防止部材65を通過す
ると、接離ローラ69が第8図(d)に示すように逆転
し、転写紙P′がスイッチパンクされる。
同時に、給紙ローラ43Cは所定時間後に二枚口の転写
紙P″を給紙し始める。次いで、二枚口の転写紙P″の
先端が中継センサ66により検出されると、同様にして
第8図(e)に示すように、接離ローラ69がフリクシ
ョンパッド68から離隔し、この二枚口の転写紙P“は
中継ローラ63により搬送され続けてその先端がフリク
ションパッド68と前回の転写紙P′の間に入り込む。
次いで、前回の転写紙P′の後端がレジストローラ対5
0の回転に伴って接離ローラ69のニップから抜けると
、接離ローラ69がフリクションバンドロ8に近接して
第7図(f)に示すように回転し、二枚口の転写紙P″
のスイッチバック動作を開始する。
このようにして、スイッチハック搬送ユニット61に自
動給紙部39から搬送された転写紙Pは、スイッチハッ
ク搬送ユニット61において次々にスイッチハックされ
た後、レジストローラ対50を介して感光体ドラム44
に供給され、その結果連続的に転写紙Pの片面転写が実
施されて排紙トレー33に排出される。この際、第2図
(a)において、給紙を継続していた最下段の自動給紙
部39Cが、必要に応じて例えば上段の自動給紙部39
Bに切換えられて、異なるサイズの転写紙Pが供給され
ることがあり、このケースについて第9図および第1O
図に基づき説明する。
クランプおよびスイッチハック すなわち、第9図(a)において、第8図に示す前回の
自動給紙部39Cが自動給紙部39Bに切換えられて既
にレジストローラ対50の前に待機していた前回の転写
紙Pと異なるサイズの転写紙Pdがスイ・ノチハソク搬
送ユニット61に給紙される。
この際、レジストローラ対50前に待機していた転写紙
Pが接離ローラ69の回転によりレジストローラ対50
から離れ、進行方向後端がスイッチハックセンサ67に
より検出されると、クランパ71が作動し、同時に接離
ローラ69が第9図(b)、(c)に示すように逆転し
て転写紙Pは所定時間後にクランパ71に保持される。
一方、給紙ローラ43Bは給紙カセxト41’B上に積
載されたサイズの異なる転写紙Pdの最上位紙を中継ロ
ーラ63まで搬送する。次いで、転写紙Pdの先端が中
継センサ66により検出されると、接離ローラ69がフ
リクションパッド68から離隔し、転写紙Pdの進入に
備える。
転写紙Pdの先端が接離ローラ69とクランパ71に保
持された転写紙Pの間に進入すると、接離ローラ69は
フリクションパッド68に近接して第9図(e)に示す
ように回転し、転写紙PdO後端が逆流防止部材65を
通過すると、第9図(f)に示すように、接離ローラ6
9が逆転され、転写紙Pdがスイッチハックされる。そ
して、第9図(g)〜(h)に示すように、給紙ローラ
43Bは所定時間後に次の転写紙Pdの搬送を開始し、
同様にしてサイズの異なる転写紙Pdが順次にスイ・ノ
チバノクされる。ここで、クランパ71によりクランプ
された転写紙P上を別の転写紙Pdがスイ・ノチノ\ツ
クできるのは、第6図において説明したように、それぞ
れの間で摩擦係数の関係がμm〉μm〉μ2となってい
るからである。なお、この場合、第9図における符号P
およびPdは第6図における符号Pz、P+ に相当す
る。
クランプ  、レジスト− 次いで、第10図(a)〜(c)に示すように、クラン
パ71による転写紙Pの保持が解除され、接離ローラ6
9が図中時計方向に回転することにより転写紙Pがクラ
ンパ71から離れ、転写紙Pの後端がスイッチバックセ
ンサ65により検出されると、クランパ71が下方に回
動するとともに接離ローラ69が反時計方向に回転し、
転写紙Pがレジストローラ対50の二・7プに到達して
停止し、転写のための待機が行われる。
引続き、転写紙Pの両面転写について説明する。
スタックおよび 給紙 第211g(a)において、定着ローラ51による記録
画像の定着後、排紙された転写紙Pは排紙切換え爪83
を両面再給紙通路85側に切換えることによって両面再
給紙通路85に搬入され、寄せコロ87によりその先端
が先端ストッパ89に突き当たるまで搬送され、スタッ
クされる。なお、両面転写子Fでなければ、転写紙Pは
排紙トレー33に排紙される。ここで、ジョガーフェン
ス88A、88Bは、転写紙Pが複数枚スタックされる
場合、−枚ずつスタックされる動作に連動して転写紙P
のサイトを揃え、再給紙方向に対して横方向のレジスト
を合わせる。両面転写モードがスタートすると、ます、
先端ストッパ89が倒れ、片面転写が終了して再給紙位
置にスタックされた転写紙Pが呼出しコロ90により給
紙コロ91に送り込まれ、−枚ずつ分離されてスイッチ
ハック搬送路62に搬送される。
この際、定着ローラ51から排出される転写紙Pは両面
再給紙通路85に沿ってループ状にほぼ180゛回転じ
、このため感光体ドラム44に対して表裏を反転じた状
態でストックされる。そして、再給紙時に、上述のよう
にして転写紙Pが表裏を反転させたまま、スイッチハッ
ク搬送路62に搬送され、さらにスイッチハック搬送ユ
ニット61によりスイッチハックされるため、記録部3
8において、裏面の転写が可能となる。裏面転写が完了
した転写紙Pは、排紙トレー33側に切換えられた排紙
切換え爪83により排紙トレー33に排紙され、一連の
両面転写作業が終了する。
なお、本実施例においては、両面転写の際、両面再給紙
通路85にスタックする転写紙PのサイズをA6(ハガ
キ)からA4Y(Yは横送り)、LT(レターサイズ)
−Y(ただし、長さは216mm以下)の小サイズとし
てそれ以上の長さの転写紙(例えばB4、A4−T、A
3等)は1枚ずつの両面転写とし、両面再給紙通路85
にスタックされずに再給紙される。すなわち、両面転写
の場合、使用される転写紙PはA4までの小サイズのも
のが大半であり、また複写機本体31の省スペース化を
考慮したときに、両面再給紙通路85にスタックする転
写紙Pのサイズを上記のようにした方がより好ましい。
次に、第2図(a)に基づき、手差しトレー35を利用
した手差し給紙につき説明する。
手蓋旦給紙 第2[3(a)において、手差しトレー35の先端部を
図中矢印B方向に回動し、破線で示すように、手差しト
レー35を水平に開口すると、手差し給紙用として兼用
することができる。すなわち、上述のように手差しトレ
ー35を開口すると、開閉センサ93によりこれが検出
されて手差しモードとなり、排紙切換え爪83が排紙ト
レー33側に切り換えられ、自動的に両面転写モードの
選択が不可となる。そして、寄せコロ87が上へ、ジョ
ガーフェンス88A、88Bが両サイドへと退避し、手
差しされた複数枚の転写紙Pは先端ストッパ89に先端
が突き当たった位置でスタックされる。このとき、第5
図に示すジョガーフェンス88A、88B内に設けられ
たトレーセンサ92により転写紙Pの有無と紙幅が検出
され、次いで、退避していたジョガーフェンス88A、
88Bが転写紙Pのサイズ位置まで復帰し、スタックさ
れた転写紙Pのサイドを揃える。なお、ジョガーフェン
ス88A、88Bを手動で操作するようにしてもよい。
そして、スタックされた転写紙Pは、給紙開始と同時に
先端ストッパ89が前方に倒れることによって、呼出し
コロ90により給紙コロ91に送られ、分離されて中継
ローラ63へ送られ、スイッチハック搬送路62に搬送
される。
以上、詳述したように、本実施例においては、複写機本
体31に片面転写された転写紙Pの表裏を反転させる反
転手段としての排紙切換え爪83と両面再給紙通路85
および転写紙Pの搬送方向のみを逆転させる方向逆転手
段としてのスイッチハック搬送ユニット61をそれぞれ
一組ずつ設け、片面転写の場合、および両面転写の再給
紙の場合のいずれの場合でもスイッチハック搬送ユニッ
ト61を経由して転写部、すなわち記録部38に給紙す
るようにしている。そして、スイッチハック搬送ユニッ
ト61による転写紙Pのスイッチハック後、転写紙Pが
レジストローラ対50のみによって記録部38に給紙さ
れ、さらに記録部38に給紙される転写紙Pがほぼ水平
な状態にあるため、転写紙Pの移動を感光体ドラム44
の回転に対してマツチングさせて記録部38における転
写紙Pの移動を安定させることができる。また、転写紙
Pを収納し得る長さを存するスイッチハック搬送ユニッ
ト61および両面再給紙通路85がそれぞれ一組のみで
あり、さらに両面再給紙通路85が手差しトレー35を
兼ねてほぼ垂直に配設されているため、再給紙部の簡素
化および省スペース化を達成することができる。その結
果、画像の形成を安定化し、かつ複写機本体31内の省
スペース化を図ることができる。
〔効果〕
本発明によれば、転写紙の表裏を反転させる反転手段お
よび転写紙の搬送方向のみを逆転させる方向逆転手段を
それぞれ一組ずつ設け、片面転写および両面転写のいず
れの場合でも方向逆転手段から転写紙を転写部に給紙し
ているので、転写部における転写紙の移動を安定させ、
さらに再給紙部を簡素化することができる。したがって
、本発明の目的とする画像形成の安定化および装置本体
の省スペース化を図ることのできる画像形成装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明に係る画像形成装置の一実施
例を示す図であり、 第1図はその外観斜視図、 第2図(a)、(b)はその構成を示す断面図、第3図
は第2図(a)におけるm部の要部拡大図、 第4図はその接離ローラを上下させるソレノイド機構の
構成図、 第5図はその手差しトレーの斜視図、 第6図はその転写紙と接離ローラ、フリクションバッド
の摩擦係数を説明するための模式図、第7図〜第10図
はそれぞれその作用説明図である。 第11図は従来例を示すその構成図である。 41A、41B、41C・・・・・・給紙カセット(転
写紙載置手段)、 44・・・・・・感光体ドラム(像担持体)、48・・
・・・・像形成ユニット(像形成手段)、49・・・・
・・転写チャージャ(転写手段)、50・・・・・・レ
ジストローラ対(タイミング制御手段)、51・・・・
・・定着ローラ(定着手段)、61・・・・・・スイッ
チハック搬送ユニット(方げ逆転手段)、 代 理 人 弁理士 有我軍 部 第 b 図 第 図 第 図 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体と、像担持体上に潜像を形成するととも
    に該潜像を現像して現像像を形成する像形成手段と、未
    転写の転写紙を載置する転写紙載置手段と、転写紙載置
    手段の転写紙を搬送して像担持体に給紙する給紙手段と
    、像担持体に、給紙された転写紙に像担持体の現像像を
    転写する転写手段と、転写紙に転写された現像像を定着
    して排出する定着手段と、給紙手段および転写手段の間
    に設けられ、転写のために像担持体に給紙される転写紙
    の搬送タイミングを制御するタイミング制御手段と、を
    備えた画像形成装置において、前記定着手段から排出さ
    れる転写紙の表裏を反転させる反転手段と、給紙手段お
    よびタイミング制御手段の間に介装され、給紙手段によ
    り搬送される転写紙の表裏を反転させないで、転写紙の
    搬送方向を逆転させてタイミング制御手段に向い排出す
    る方向逆転手段と、を設け、給紙手段および反転手段か
    らの転写紙をいずれも方向逆転手段を経由してタイミン
    グ制御手段に給紙するようにしたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. (2)前記方向逆転手段の転写紙の排出位置とタイミン
    グ制御手段の転写紙の搬送開始位置をほぼ同一高さとし
    、タイミング制御手段により保持された転写紙がほぼ水
    平となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
JP2113094A 1990-04-27 1990-04-27 画像形成装置 Pending JPH049969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2113094A JPH049969A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2113094A JPH049969A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH049969A true JPH049969A (ja) 1992-01-14

Family

ID=14603332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2113094A Pending JPH049969A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH049969A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4954849A (en) Copying apparatus operable in a two-side copy mode
JP2941021B2 (ja) 画像形成装置
JP3788084B2 (ja) 画像形成装置
JP2657835B2 (ja) 画像記録装置の記録用紙搬送装置
JPS59211060A (ja) 記録紙給送機構
JPH049969A (ja) 画像形成装置
JP2821003B2 (ja) 画像形成装置
JP2770321B2 (ja) 画像形成装置
JP3167710B2 (ja) 画像形成装置
JPH08292612A (ja) 両面画像形成装置
JP2940997B2 (ja) 画像形成装置
JP3171439B2 (ja) 画像記録装置および該装置の未転写紙搬送方法
JPH041661A (ja) 画像形成装置
JPH02305771A (ja) シート搬送装置
JP3096045B2 (ja) 画像形成装置
JPH10109447A (ja) 両面印刷装置
JPS59211059A (ja) 記録紙給送機構
JP2011098814A (ja) 画像形成装置
JP2940994B2 (ja) 画像形成装置
JP2821013B2 (ja) 画像形成装置
JPH0421869A (ja) 画像形成装置
JPH041667A (ja) 画像形成装置
JPH0518108B2 (ja)
JP3135121B2 (ja) 画像形成装置
JPH03229276A (ja) 画像形成装置