JPH04217913A - 被覆製剤およびその製造法 - Google Patents

被覆製剤およびその製造法

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JPH04217913A
JPH04217913A JP3079843A JP7984391A JPH04217913A JP H04217913 A JPH04217913 A JP H04217913A JP 3079843 A JP3079843 A JP 3079843A JP 7984391 A JP7984391 A JP 7984391A JP H04217913 A JPH04217913 A JP H04217913A
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昇 長藤
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隆之 塚田
Kazuhiro Shima
島 和弘
Yasushi Takagishi
高岸 靖
Yusuke Suzuki
裕介 鈴木
Nobutaka Tomota
宣孝 友田
Takashi Hayashi
隆志 林
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    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被覆製剤およびその製
造方法に関する。さらに具体的には、熱に安定な医薬化
合物を含む経口投与用被覆製剤およびその製造方法に関
する。
【0002】[従来の技術および発明が解決しようとす
る課題]従来、主として使用されている湿式造粒・被覆
などの製剤加工には水や溶媒の使用が不可欠であり、水
や溶媒で容易に分解を受けやすい医薬化合物の製剤化に
は使用できない。従って、そのような医薬化合物につい
ては、その化合物単独か、またはこれに必要な増量剤、
賦形剤その他の添加剤を混合して、散剤としてそのまま
、またはこの混合物を直接圧縮して造粒し、粒剤として
供給するか、さらにこれらをゼラチン硬カプセルに充填
してカプセル剤として、あるいは、乾式圧縮成形して錠
剤として供給されている場合が多い。しかし上記の医薬
化合物が服用に際し、苦味などの著しく不快感を伴う場
合、散剤や粒剤として服用させることは困難である。 またこのような散剤や粒剤では作用部位や作用時間の調
節など困難である。そこで、有効成分の薬効の発現、治
療効果の減弱を伴うことなく、上記の目的を達し得る顆
粒製剤やコーティング製剤の完成がまたれていた。本発
明者らは鋭意研究を行った結果、溶剤を使用することな
く、熱に安定な医薬化合物を含む被覆製剤の製造方法を
完成するに至った。
【0003】
【発明の構成】本発明は熱に安定な医薬化合物の微小粒
子が、結合剤としての第1熱溶融性物質を介して分散さ
れてなり、溶剤を使用することなく転動熱溶融造粒法に
よって製造された造粒物を、第1熱溶融性物質より低い
融点を持つ被覆剤としての第2熱溶融性物質で被覆して
なる被覆製剤、および熱に安定な医薬化合物の微小粒子
と結合剤としての第1熱溶融性物質を含む混合物を、第
1熱熔融性物質の加熱溶融下で、溶剤を使用することな
く転動造粒法により造粒し、ついで造粒物を該第1熱熔
融性物質より低い融点を持つ被覆剤としての第2熱溶融
性物質で被覆することを特徴とする被覆製剤の製造法を
提供するものである。
【0004】本発明の特徴から、本発明で使用し得る医
薬化合物は実質的に熱(例えば約200℃以下の温度)
に安定でなければならない。本発明の方法は、水または
/および有機溶媒などの溶剤を使用しないことから、溶
剤に不安定な物質に対しても特に有利に適用し得る。こ
こで用いる溶剤とは本発明を適用し得る医薬化合物を溶
解し得る、例えば水、有機溶媒などをいい、溶剤に不安
定とは、医薬化合物が容易に(例えば約1時間以内)、
溶剤により影響を受けて、物理的、化学的および/また
は生物学的な性質が実質的に変化することをいう。医薬
化合物の具体的なものとしては、テルフェナジン、マレ
イン酸クロルフェニラミン、フマル酸クレマスチン、マ
レイン酸カルビノキサミン、塩酸プロメタジン、サリチ
ル酸ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン剤、アスピ
リン、サリチルアミド、エタンザミド、アセトアミノフ
ェン、ジクロフェナクナトリウムなどの解熱鎮痛剤、S
−1452、シクロホスファミドなどの気管支拡張剤、
臭化水素酸デキストロメトルファン、りん酸ジヒドロコ
デイン、塩酸クロペラスチン、塩酸フェニルプロパノー
ルアミン、メチルエフェドリン、硫酸カリウムクレゾー
ル、硫酸モルヒネ、りん酸コデイン、ベラドンナ総アル
カロイドなどの鎮咳去痰剤、塩酸ベネキサートベタデッ
クス(以下、TA903という)、ピペラジン、セトラ
キサート、ラニチジン、ファモチジンなどの抗潰瘍剤、
ピンドロール、プロプラノロール、アルプレノロール、
オキシプレノロール、ジルチアゼム、ピナシジルなどの
循環器薬剤、5−フルオロウラシル、テガフールなどの
抗腫瘍剤、セファレキシン、セファクロール、S−11
08などの抗生物質、シノキサシン、エノキサシン、ロ
メフロキサシンなどの抗菌剤などである。
【0005】熱熔融性物質(第1熱熔融性物質および第
2熱熔融性物質のいずれをも含む)は約40℃以上、好
ましくは約50〜150℃の温度で容易に溶融し、低粘
度(好ましくは自己流動性を示す程度の粘度)の溶融物
を与えるものであればいかなるものでもよく、その典型
的な例はポリエチレングリコール類である。熱溶融性物
質は親水性物質または疎水性物質のみであってもよく、
また少なくとも1種の親水性物質と少なくとも1種の疎
水性物質の混合物であってもよい。混合物を使用すれば
融点降下を利用することもできる。また混合物の使用に
より、被覆製剤、すなわち、消化器官中で最終な形態の
被覆造粒物の崩壊時間および溶出時間の調節も可能であ
る。親水性物質の例としては、平均分子量が約450以
上、好ましくは約1000以上、より好ましくは約20
00以上約20000以下のポリエチレングリコール類
(日本薬局方収載;マクロゴール)、D−グルコース、
麦芽糖、果糖などの糖類、D−マンニトール、D−ソル
ビトールなどの糖アルコール類、ソルビタン、プルロニ
ックF68などの界面活性剤などが例示されるが、とり
わけポリエチレングリコール類が好ましい。疎水性物質
としてはワセリン、パラフィンと通称される直鎖状の飽
和炭化水素類、カカオ脂、牛脂、豚脂、硬化大豆油、硬
化ヒマシ油などの油脂類、密ろう、さらし密ろうなどの
動植物ろう、ステアリン酸などの高級脂肪酸類、セタノ
ール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類、
既製の硬化植物油、例えば硬化ヒマシ油(ラブリワック
ス−101)、硬化ナタネ油(ラブリワックス103)
、カルナウバろうとパラフィンからなるポリッシングワ
ックス−101、グリセリン−モノ、ジ、トリ混合パル
ミテートであるプレシロールなどが挙げられる。
【0006】上述の親水性および疎水性物質の1種また
はそれ以上を適当に選択して、造粒工程における結合剤
(すなわち、第1熱熔融性物質)として、被覆工程にお
ける被覆剤(すなわち、第2熱熔融性物質)として使用
することができる。一般に、被覆形成に供するための第
2熱溶融性物質の融点(融解温度)は先の造粒工程で結
合剤として用いた第1熱溶融性物質の融点より原則とし
て低い物質を採用することが望ましい。何故なら、被覆
時の加熱によって第1熱溶融性物質を結合剤とする造粒
物の熱軟化や変形を防止するためである。この目的のた
めには、例えば、造粒用の結合剤である第1熱溶融性物
質としてポリエチレングリコール6000を採用したな
らば、被覆時に用いる第2熱溶融性物質としてのポリエ
チレングリコールは4000を採用することが望ましい
。 また、造粒工程で1種類の熱溶融性物質を結合剤として
使用し、被覆工程で被覆形成のために他の熱溶融性物質
との混合物を使用することもできる。何故なら、2種ま
たはそれ以上の熱熔融性物質の混合物はそれらのいずれ
の融点よりも低い融点を示すからである。
【0007】造粒工程では、結合剤としてポリエチレン
グリコールまたは硬化ヒマシ油の使用が好ましい。被覆
工程では、被覆剤として、親水性物質および疎水性物質
のそれぞれ、約5〜30重量%および約10〜60重量
%からなる混合物を使用するのが好ましい。結合剤また
は被覆剤としての熱熔融性物質には必要に応じて他の添
加剤を加えることができる。例えば、自動酸化しやすい
ポリエチレングリコールやトリグリセリドを結合剤とし
て用いる場合には、適当な抗酸化剤を少量添加して、そ
の自動酸化を防止するのが好ましい。抗酸化剤としては
種々のものを使用しうるが、とりわけdl−α−トコフ
ェロール、d−α−トコフェロール、d−α−トコフェ
ロールアセテート等、常温で油状のものが好ましく使用
される。このような抗酸化剤を使用すると、時に主薬と
しての医薬化合物に対する安定化効果が認められる場合
もある。抗酸化剤の添加量は、結合剤に対して通常約1
00ppm〜5000ppmさらに好ましくは500p
pm〜2000ppmである。
【0008】さらに、被覆剤としての第2熱熔融性物質
は、被覆製剤(すなわち被覆造粒物)の崩壊や溶解をあ
る程度促進したり遅延させるなどの目的のために、例え
ば通常の固形医薬品の製造に用いられる添加剤とともに
使用することができる。例えば、乳糖などの糖類、小麦
澱粉やとうもろこし澱粉などの澱粉類など、タルク、炭
酸カルシウム、酸化チタンなどの無機性添加剤などが代
表としてあげられる。このほか、本発明の造粒物または
被覆造粒物製剤には色素、着香剤、保存剤、安定剤、緩
衝剤等の常用添加剤を加えることができる。
【0009】通常用いられる結合剤の量は、医薬化合物
の1重量部につき、約0.05〜0.4重量部である。 通常使用される被覆剤の量は、造粒物1重量部につき、
約0.1〜2重量部である。造粒物を覆う被覆層は必ず
しも1層である必要はなく、2層またはそれ以上であっ
てもよい。例えば、親水性熱溶融性物質および疎水性熱
溶融性物質からなる被覆剤を使用して1層のみの被覆層
を形成させてもよいし、最初親水性熱溶融性物質、つい
で疎水性熱溶融性物質を用いて2層の被覆層を形成させ
てもよい。1層の被覆層または2層の被覆層形成のため
に、典型的には、造粒物1重量部に対して親水性熱溶融
性物質約0.05〜0.3重量部、好ましくは約0.0
8〜0.2重量部、および疎水性熱溶融性物質を約0.
1〜0.6重量部、好ましくは約0.2〜0.4重量部
を用いる。
【0010】既述のように、本発明の被覆製剤の製造方
法は造粒工程と被覆工程からなる。造粒操作は通常転動
造粒法によって実施され、特に転動熱溶融造粒法による
。一方、被覆操作はパンによる方法または流動層を用い
る方法など種々の方法で行うことができる。造粒工程は
通常、医薬化合物と結合剤としての第1熱溶融性物質か
らなる混合物を、第1熱溶融性物質の溶融状態で転動さ
せて行う。これにより医薬化合物の微小粒子が結合剤と
しての第1熱溶融性物質を介してほぼ均一に分散された
造粒物が得られる。ついで被覆工程は得られた造粒物に
被覆剤としての第2熱溶融性物質を添加しつつ、第2熱
溶融性物質の溶融状態で転動させつつ行う。
【0011】以下に造粒操作および被覆操作をさらに詳
細に述べる。加熱温度調節機構、例えば加熱、冷却用熱
媒体を循環させるジャケットを備えているか、加熱、冷
却用の送風装置を備えている撹拌または転動型のミキサ
ー(すなわち造粒機)(ユニバーサルミキサー、ハイス
ピードミキサー、スーパーミキサー、遠心転動造粒機な
どが例示される)の容器部分の温度をあらかじめ採用す
る第1熱溶融性物質の溶融温度以上、好ましくはその温
度の約20〜40℃程度高くしておく。この容器にあら
かじめ混合した第1熱溶融性物質の粉末と医薬化合物を
含む混合粉体を入れ撹拌する。この時第1熱溶融性物質
が溶融し粘質液体状となって結合剤の役割を果たし、医
薬化合物粒子間を結合させて、造粒が始まる。容器の予
熱操作は必ずしも行う必要はなく、容器に混合粉体を入
れた後撹拌しながら加熱を行ってもよい。造粒が始まる
と、その後は粒子が転動するようになるので、粒子が目
的とする大きさになるまで混合粉体を加えながら撹拌、
転動を続ける。
【0012】この際、造粒を効率よく開始させるために
、粒子の核となる物質を採用する方法がある。核物質と
しては、微結晶セルロース粒(アビセルSP−旭化成(
株)製)、グラニュー糖、ノンパレル(フロイント産業
(株)製)などが例示される。造粒機の容器に核物質を
入れ、容器の温度を溶融性物質の溶融温度以上、好まし
くはその温度の約20〜40℃程度高くして、撹拌する
。これに、あらかじめ混合した第1熱溶融性物質の粉末
と医薬化合物とを含む混合粉体を入れ撹拌をおこなうと
、造粒が開始され転動するようになるので、目的の大き
さになるまで混合粉体を加えながら撹拌・転動を継続し
粒子を成長させる。目的とする大きさまで粒子を成長さ
せた後、容器の温度を約40℃以下にまで下げ、造粒物
を冷却させると緻密な硬い造粒物が得られる。
【0013】得られた造粒物、すなわち、未被覆造粒物
を被覆して被覆製剤を得る。被覆は種々の操作により行
うことができるが、一般には次の様にして行われる。被
覆操作に供する撹拌、転動装置は先の造粒に供したミキ
サーをそのまま使用することができる。ミキサーの容器
部分の温度を被覆剤としての第2熱溶融性物質の融点〜
融解温度より約20℃程度高くしておく。この容器に造
粒工程で得られた未被覆造粒物をいれ撹拌、転動させて
余熱し、ついであらかじめ混合した被覆形成用の第2熱
溶融性物質の粉末と必要あれば被覆形成用添加剤とをあ
らかじめ混合した粉末をふり掛けるように加え、被覆を
溶着形成させる。ふり掛ける混合粉末の量によって、被
覆の厚さを任意に調節することができ、その結果、最終
製剤の被覆造粒物の崩壊や溶解をある程度促進したり遅
延させたりすることが可能になる。上記の工程において
、容器の予熱操作は必ずしも行う必要はなく、容器に造
粒物を入れて所望により他の添加剤を含む第2熱熔融性
物質を添加して撹拌、転動しながら加熱してもよい。 被覆層の形成は同一の被覆剤または異なる被覆剤を使用
して2工程またはそれ以上の工程でおこなってもよい。 目的とする厚さまで被覆層を成長させた後、容器の温度
を約40℃以下にまで下げ、被覆された造粒物を撹拌、
転動しながら冷却すれば緻密で、強固な被覆層を有する
粒剤が高収率で得られる。
【0014】所望ならば、他の適当な操作を上記の造粒
工程後と被覆工程後に挿入してもよい。例えば、造粒操
作後被覆操作前の未被覆造粒物の表面にタルクからなる
被覆層を形成させることができる。タルクを添加すれば
造粒物の表面にタルクの皮膜(インナータルク層)を形
成し、生成する造粒物の物理的強度を高めることができ
る。この様にして製造されたインナータルク層を有する
造粒物は、引き続き行われる被覆操作時の破損やひび割
れを防ぎ、一部粉末化した医薬化合物がコーティング後
に再付着するという欠点を補うことができる。またこの
インナータルク層中に適当な崩壊剤を配合すれば、服用
時には主薬としての医薬化合物を溶出せず、服用後、速
やかに溶出させる製剤を調製できる。このインナータル
ク層は造粒物重量に対して1〜30%重量増、さらに好
ましくは5〜20%重量増になるようにタルクを添加す
れば良い。
【0015】
【実施例】具体的な実施態様を下記の実施例により詳細
に記載するが、%および部は特に断らなければ重量%お
よび重量部で示す。 実施例1:造粒−1 塩酸ベネキサート−β−シクロデキストリン包接化合物
(以下、TA903という)を40部、あらかじめ粉砕
して約300μm(48メッシュ)以下としたポリエチ
レングリコール6000の18部および砂糖粉末4部を
混合して造粒用混合物とする。撹拌型の造粒機であるス
ーパーミキサー(川田製作所製、SM−5型)に造粒用
混合物150gを入れ、ミキサーのジャケット部に熱湯
を流して造粒容器部の温度を95〜100℃に加熱する
。この時、ミキサーの撹拌羽を緩やかに回転させる。造
粒用混合物の第1熱溶融性物質であるポリエチレングリ
コール6000が溶融して混合物全体が湿潤した状態に
なったら、撹拌速度を早くし(約900rpm)造粒を
開始させる。造粒が始まると造粒用混合物は微小な球状
となってミキサー内部を転動するようになるので、先に
用意した造粒用混合物350gを徐々にふり掛けて粒子
をさらに成長させる。ジャケットに水を流してミキサー
の容器部の温度を40℃以下に下げ、造粒物を冷却する
。ここまでに得られた造粒物の粒度分布は次のようであ
った。   24メッシュ  (710μm以上)      
      22.2g(  4.5%)  24〜3
5    (710〜420μm)      149
.7g(30.4%)  35〜100  (420〜
150μm)      302.0g(61.4%)
  100メッシュ(150μm以下)       
     18.1g(  3.7%)       
     合  計                
         492.0g
【0016】実施例2:造粒−2 実施例1での粒度分布はふり掛ける造粒用混合物の量に
よって支配され、多くするとその分布は大きい粒子側に
なることは言うまでもない。実施例1で得られた粒子サ
イズ35−100メッシュ部分の150gをミキサーに
入れ、撹拌羽を緩やかに回転させ、造粒物を緩やかに転
動させながら、容器部分の温度を95〜100℃に加熱
する。内容物粒子が加熱され、表面が溶融し始めると撹
拌速度を高め、先に用意した造粒用混合物350gを振
り掛けながら撹拌を継続し、粒子を転動成長させる。ジ
ャケットに水を通してミキサーの容器部の温度を40℃
以下に下げ造粒物を冷却する。得られた造粒物の粒度分
布は次のようであった。   24メッシュ  (710μm以上)      
      14.6g(  3.0%)  24〜3
5    (710〜420μm)      323
.3g(65.5%)  35〜100  (420〜
150μm)      103.9g(21.1%)
  100メッシュ(150μm以下)       
     51.5g(10.4%)        
    合 計                  
        493.3g
【0017】実施例3:被覆−1 ステアリルアルコール6部にポリエチレングリコール4
000  4部を加え、80℃で加熱溶融し、撹拌混合
した後冷却して得た固形物を粉砕して約300μm以下
とし被覆用混合末としてあらかじめ調製し、用意してお
く。さらに、この被覆用混合末を用いて次のような第1
層(下掛け層)および第2層(上掛け層)用被覆用混合
物を調製しておく。   第1層被覆用混合物              
第2層被覆用混合物  タルク          2
部            タルク         
 2部  コーンスターチ  2部         
   ラブリワックス  2部  被覆用混合末   
 1部            被覆用混合末    
1部      計          5部    
            計          5部
実施例1または実施例2で製造した造粒物の24〜35
メッシュ(710〜420μm)部分の250gをスー
パーミキサー(SM−5型)の造粒用容器に入れ、緩や
かに撹拌し、造粒物を転動させながら、温度調製用のジ
ャケットに温水を流して60℃に加温する。造粒物の温
度が上昇したら撹拌速度を高め、第1層被覆用混合物を
すこしづつ、均一にふり掛けながら撹拌を継続し、最終
的に150gの混合末を被覆物として粒子に溶着させる
。ジャケットに水を通してミキサーの容器部の温度を4
0℃以下に下げ被覆された造粒物を冷却する。この操作
で得られた被覆された造粒物(粒子サイズ16〜35メ
ッシュ;1000〜420μm)の得量は402.5g
であり、被覆率*は61%であった。*%=被覆された
造粒物重量−被覆前造粒物重量/被覆前造粒物重量×1
00ジャケット通水湯温を再び57℃に上げ、上記の被
覆された造粒物402gを容器にいれ、内容造粒物を転
動撹拌しながら、これに第2層被覆用混合物を第1層被
覆操作と同様に操作して、第2層目の被覆を達成せしめ
る。ジャケットに水を通してミキサーの容器部の温度を
40℃以下に下げ被覆された造粒物を冷却する。この第
2層被覆操作で得られた被覆された造粒物(粒子サイズ
16〜35メッシュ;1000〜420μm)の得量は
482gであり、被覆率**は20%であった。 **%=(第2層被覆造粒物の重量−第1層被覆造粒物
の重量/第1層被覆造粒物の重量)×100
【0018
】実施例4:被覆−2 実施例3で調製した被覆用混合末1部にタルク2部、コ
ーンスターチ1.2部、ラブリワックス−101の0.
8部を均一に混合した遅延被覆用混合物とし、これを以
下に記載する方法で造粒物に熱溶融法で被覆する。すな
わち、実施例1および/または実施例2で製造した造粒
物の24〜35メッシュ(710〜420μm)部分の
250gをスーパーミキサー(SM−5型)の造粒用容
器に入れ、緩やかに撹拌し、造粒物を転動させながら、
温度調節用のジャケットに温水を流して58℃に加温す
る。造粒物の温度が上昇したら撹拌速度を高め、遅延被
覆用混合末をすこしづつ、均一にふり掛けながら撹拌を
継続し、遅延被覆用混合末を被覆物として粒子に溶着さ
せた。ジャケットに水を通してミキサーの容器部の温度
を40℃以下に下げ被覆された造粒物を冷却する。この
操作で得られた被覆された造粒物(粒子サイズ16〜3
5メッシュ;1000〜420μm)の得量は510g
であり、被覆率は104%であった。
【0019】実施例5:有核造粒−1 それぞれ、あらかじめ150μm(100メッシュ)以
下の粒子サイズに粉砕篩過したTA903  20部、
ポリエチレングリコール6000  9部、粉糖2部を
均一に混合して造粒用混合末とする。造粒用の核物質と
して48〜65メッシュ(300〜210μm)の粒子
サイズのグラニュー糖150gのスーパーミキサー(S
M−5型)に入れ、緩やかに撹拌をしながら、温度調節
用のジャケットに熱湯を流して95℃以上に加温する。 核物質の温度が上昇したら撹拌速度を高め約900rp
mとし、先に用意した造粒用混合末の400gを少量ず
つ均一に核物質の上にふり掛けるようにしながら加え、
溶融付着させた。ジャケットに水を通してミキサーの容
器部の温度を40℃以下に下げ、造粒物を冷却する。こ
の操作で得られた造粒物の粒度分布は次の如くであり、
適当な粒子サイズの部分を集めて被覆用の造粒物として
、被覆操作に供することができる。   20メッシュ(840μm以上)        
    56.1g(10.3%)  20〜32  
(840〜500μm)        76.0g(
14.0%)  32〜48  (500〜300μm
)      333.0g(61.2%)  48〜
65  (300〜210μm)        70
.0g(12.9%)  65メッシュ(210μm以
下)               9.1g(  1
.6%)          合 計        
                  544.2g
【0020】実施例6:有核造粒−2 180μm(80メッシュ)以下のポリエチレングリコ
ール6000(以下PEG6000と略す)に対してα
−d−トコフェロール(以下VEと略す)を900pp
m量均一に添加混合してVE添加PEG6000を調製
し、このVE添加PEG6000  15.0kgと医
薬化合物であるTA903原末40.0kgとを倍散篩
過(80メッシュ)、混合して造粒用混合末を調製する
。また、タルク9.5kgにVE添加PEG6000を
250g、崩壊剤である結晶セルロース1.25kgを
均一に添加・混合してインナータルク層用混合末を調製
する。予め、遠心転動造粒機(CF−1000、フロイ
ント産業(株)に、室温から120℃までの壁面加熱制
御を可能とする改造を施した装置)の槽内壁温を106
℃に加熱しておき、造粒用の核物質である、50%平均
粒子径350μmの結晶セルロース粒(アビセルSP、
旭化成(株))を27.57kg投入し、100rpm
の回転数で転動させる。核物質の温度が、内壁からの伝
熱及び加熱スリットエアーにより95℃まで上昇したら
、先に用意した造粒用混合末を0.5kg/分の供給速
度で少量づつ散布し、融解した造粒用混合末中のPEG
6000によって核物質が湿潤して、TA903原末の
付着能が増大するに従って徐々に該造粒用混合末の供給
速度を高め、付着能が定常状態となった時点で3kg/
分の供給速度で造粒用混合末を全量(核物質の重量に対
して199.5%増)散布して、緻密に粉末被覆された
球形造粒物を得る。次いでこの球形造粒物に、インター
タルク層混合末を3kg/分の供給速度で全量(核球形
造粒物の重量に対して13.3%増)散布してインナー
タルク層を形成させ、品温を70℃まで冷却した後、取
り出して、938mg中TA903を400mg含有す
る、平均粒子径約600μmの造粒物を得る。この操作
で得られる造粒物の粒度分布及び収量(収率)は、以下
の如くである。20〜42メッシュの粒子サイズの部分
を集めて被覆用の造粒物として、被覆操作に供すること
ができる。   20メッシュ(840μm以上)        
 4.10kg(  4.3%)  20〜42メッシ
ュ                  87.38k
g(93.2%)  42メッシュ(355μm以下)
         0.16kg(  0.2%)
【0
021】実施例7:被覆−3 180μm(80メッシュ)以下のポリエチレングリコ
ール4000(以下PEG4000と略す)に対してV
Eを900ppm量均一に添加混合してVE添加PEG
4000を調製し、このVE添加PEG4000  3
.94kg、180μm(80メッシュ)以下のステア
リルアルコール2.64kg、コーンスターチ2.64
kg、硬化ヒマシ油7.88kg及びタルク13.93
kgを均一に混合して被覆用混合末を調製する。予め、
実施例6で使用した改造遠心転動造粒機の槽内壁温を6
5℃に加温しておき、実施例6で調製した造粒物(20
〜42メッシュ(840〜355μm))50.0kg
を投入し、100rpmの回転数で転動させる。造粒物
の温度が、内壁からの伝熱及び加熱スリットエアーによ
り、62℃に到達したら、先に用意した被覆用混合末を
0.2kg/分の供給速度で少量づつ散布し、融解した
被覆用混合末中のPEG4000によって造粒物の表面
が湿潤して粉末の付着能が増大するに従って、徐々に被
覆用混合末の供給速度を高め、付着能が定常状態となっ
た時点で、3kg/分の供給速度で被覆用混合末を全量
(核造粒物の重量に対して56.8%増)散布した後、
品温が50℃以下となるまで冷却した後、取り出して、
1541mg中TA903を400mg含有し、緻密に
粉末被覆された、平均粒子径約700μmの造粒物を得
る。この操作で得られた被覆造粒物の粒度分布及び収量
(収率)は、以下の如くである。   16メッシュ(1000μm以上)       
0.37kg(  0.4%)  16〜42メッシュ
                  83.03kg
(98.7%)  42メッシュ(355μm以下) 
        0.51kg(  0.6%)
【00
22】
【試験例】試験例1 実施例3の操作で得られた2層の被覆が施された造粒物
(粒子サイズ16〜35メッシュ;1000〜420μ
m)の第11改正日本薬局方に規定された溶出試験法(
試験液;第1液または精製水900ml、パドル法;1
00rpm)による医薬化合物TA903の溶出試験の
結果を図1に示した。TA903の溶出のパターンは、
約5分間の短時間遅延を示し、この結果を反映して、数
分間口腔内でのTA903の溶出が抑えられ苦味の発現
は認められなかった。 第1液;第11改正日本薬局方崩壊試験法に使用する第
1液、以下同じ。 試験例2 実施例4の被覆操作で得られた造粒物の第11改正日本
薬局方に規定された溶出試験法(試験液;第1液または
精製水900ml、パドル法;100rpm)による医
薬化合物TA903の溶出試験の結果を図2に示した。 TA903の溶出のパターンは、約5分間の溶出遅延を
示したのち、緩やかな溶出を示し、溶出速度制御型造粒
物の特性を示した。 試験例3 実施例7の操作で得られた被覆が施された造粒物(粒子
サイズ16〜42メッシュ;1000〜355μm)の
第11改正日本薬局方に規定された溶出試験法(試験液
;第1液、第2液または精製水900ml、パドル法;
100rpm)による医薬品成分TA903の溶出試験
の結果を図3に示した。医薬化合物TA903の溶出の
パターンは、約5分間の短時間遅延を示し、この結果を
反映して、数分間口腔内でのTA903の溶出が抑えら
れ苦味の発現は認められなかった。 第2液;第11改正日本薬局方崩壊試験法に使用する第
2液。
【図面の簡単な説明】
【図1】は実施例3の製品の溶出曲線である。
【図2】は実施例4の製品の溶出曲線である。
【図3】は実施例7の製品の溶出曲線である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱に安定な医薬化合物の微小粒子が、
    結合剤としての第1熱溶融性物質を介して分散されてな
    り、溶剤を使用することなく転動熱溶融造粒法によって
    製造された造粒物を、第1熱溶融性物質より低い融点を
    持つ被覆剤としての第2熱溶融性物質で被覆してなる被
    覆製剤。
  2. 【請求項2】  造粒物表面上および/または被覆製剤
    表面上にタルク層を配置してなる請求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】  結合剤としての第1熱溶融性物質がポ
    リエチレングリコールである、請求項1または2記載の
    製剤。
  4. 【請求項4】  ポリエチレングリコールが少量のトコ
    フェロールを含有するものである、請求項3記載の製剤
  5. 【請求項5】  医薬化合物が2−[トランス−4−(
    グアニジノメチル)シクロヘキシルカルボニルオキシ]
    −安息香酸ベンジルのβ−シクロデキストリン包接化合
    物である、請求項1〜4のいずれか1項記載の製剤。
  6. 【請求項6】  熱に安定な医薬化合物の微小粒子と結
    合剤としての第1熱溶融性物質を含む混合物を、第1熱
    熔融性物質の加熱溶融下で、溶剤を使用することなく転
    動造粒法により造粒し、ついで造粒物を該第1熱熔融性
    物質より低い融点を持つ被覆剤としての第2熱溶融性物
    質で被覆することを特徴とする被覆製剤の製造法。
  7. 【請求項7】  転動造粒操作が核物質の存在下で行わ
    れるものである、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】  結合剤としての第1熱溶融性物質がポ
    リエチレングリコールである、請求項6または7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】  造粒操作の直後および/または被覆操
    作の直後に、少量のタルクを添加するものである、請求
    項6〜8のいずれか1項記載の方法。
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