JPH0421713B2 - - Google Patents

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JPH0421713B2
JPH0421713B2 JP57086160A JP8616082A JPH0421713B2 JP H0421713 B2 JPH0421713 B2 JP H0421713B2 JP 57086160 A JP57086160 A JP 57086160A JP 8616082 A JP8616082 A JP 8616082A JP H0421713 B2 JPH0421713 B2 JP H0421713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
veneer
cutter
bodies
joining
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57086160A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58201872A (ja
Inventor
Katsuji Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
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Publication date
Application filed by Meinan Machinery Works Inc filed Critical Meinan Machinery Works Inc
Priority to JP8616082A priority Critical patent/JPS58201872A/ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主としてベニヤ単板、合板、パーチ
クルボード、ダンボール、合成皮革、プラスチツ
ク板などのシート状体を接合する方法に関する。
本発明は、上記シート状体の接合単部に歯形を
形成し、該歯形をかみ合わせて接合する形式の接
合方法に類する。しかも、単に歯形のかみ合わせ
のみによつて接合強度を得る形式の接合にかぎら
ず、接着剤あるいは糸条などの接合用資材を付加
する接合技術にも適用し得る。
従来技術としては、特公昭45−8113号公報が存
在し、この種接合方法について記載されている。
しかし、歯形の形成、かみ合わせに関する具体的
手段・工法等については抽象的な概念の開示に止
まつていた。
本発明は、歯形の形成とそのかみ合わせとを有
機的に結合した接合方法を提供するもので、この
種形式の接合を高速、高精度化して前記シート状
体を取扱う諸産業に貢献せんとするものである。
その詳細について図面に例示したベニヤ単板(以
下、単板と称す)のタテ矧ぎ接合技術をして説明
する。
まず、第1図乃至第4図、並びに第17図に単
板1と2との接合態様例を図示した。本発明では
図示した歯形に限らず任意のパターンで成る歯形
の形成並びにそのかみ合わせが可能である。この
ような歯形の形成とそのかみ合わせとを行う主な
部材としては、第5図に例示したような歯形形成
用刃物3を用いる。通常、この種の刃物3は薄刃
を所望の屈曲形状に成形して構成するが、本発明
では刃先から続く切断方向とほぼ平行な面を有し
且つ前記刃先から前記面の終端までの幅が少なく
とも接合するシート状体を重ね合わせた厚さと等
しいものとし、その他、単板1並びに2の接合端
部どうしを重ね合わせた状態で切断できるもので
あれば足りる。ところが、図示した単板などは、
図示した刃物3で切断する際に、割れを惹起する
傾向がある。従つて、第6図の如く刃物3に沿つ
てゴム、スポンジ、ウレタン等の弾性体5,6を
必要に応じて第7図の如く刃物3とともにホルダ
ー8に支持させる。そして、片側の弾性体6に
は、単板と当接する個所に鋼板7を付設して、弾
性体5とともに刃物3の両側から押圧しながら単
板を切断できるように構成する。尚、この鋼板7
は単なる割れ防止用だけでなく、後述する他の作
用をも好しく発揮させるために付加したものであ
る。いずれにしても、刃物3に係る上記部材を総
称して、以下、刃物ヘツド9と称す。
一方、前記刃物ヘツド9の刃受側に関しては第
8図並びに第9図に例示した。図中、4は前記刃
物3によるカツトラインを指し、図からも明らか
なように該ライン下には硬質ウレタン等の材質か
ら成る刃受部材12を敷設する。そして、該刃受
け部材12を有する可動テーブル10を前記カツ
トライン4から僅かに離隔して沿つたところで固
定テーブル11と分離し、必要に応じて図の如く
かみ合つた状態で矢印方向に変位可能に構成す
る。
以上のような刃物ヘツド9、刃受側の可動テー
ブル10並びに固定テーブル11は、例えば第1
0図の如き接合装置の主要部を構成する。図示の
装置では、前記可動テーブル10に矢印方向に単
板を搬入する搬入コンベア19をも設けている
が、必要時に前記刃物ヘツド9の直下位置で矢印
方向に行う変位は、カム14を回転させ、カムボ
ール15を介して支持軸16を中心とする揺動動
作で行われる。一方、刃物ヘツド9の手前位置に
は、単板の重ね合わせ部分を検出する検出器1
3、刃物ヘツド9の後方には接合後の単板を搬出
する搬出コンベア18、並びに該コンベア18と
の間に切断屑の排出を行う屑排出口17を形成し
ている。
しかして、上記接合装置は、搬入コンベア19
によつて接合端部どうしを重ね合わせた状態で単
板を搬送し、その搬送途上で前記重ね合わせ部を
検出器13で検出し、その検出信号に基ずいて、
その重ね合わせ部が刃物ヘツド9の直下に到達し
て停止するように搬入コンベア19並びに必要に
応じて搬出コンベア18を制動する。そして、そ
の重ね合わせ部に対して刃物ヘツド9および可動
テーブル10は、第11図乃至第15図に例示し
た如くの動作を行い、単板の接合を実施する。そ
の後は、再びコンベア類を起動し、次の重ね合わ
せ部の到来毎に同様な操作を繰り返す。尚、上記
単板の搬送に係る制御機構は公知の単板横矧ぎ
機、あるいはタテ矧ぎ機と同様であり、加えて単
板検出器13についても、紙面垂直方向に複数個
所の厚さ検出を行うものなど慣用の検出機構で構
成できる。
ところで、単板の接合を実行する工程について
であるが、その詳細を第11図乃至第15図に基
ずき説明する。まず、第11図は前記刃物ヘツド
9の直下に単板1と2との重ね合わせ部が到達し
た時点の状態を図示したものである。そして、第
12図は第11図につづいて、刃物ヘツド9で単
板の重ね切りを行つた状態を示している。このと
き、弾性体5並びに鋼板7は、前記したとおり、
単板の割れ発生を防止するが、次の第13図に図
示した重ね切り後における可動テーブル10の変
位に対しても、一方の弾性体5は単板1並びに単
板2の後端屑2′を該可動テーブル10の変位に
追従させて変位させる。この時、単板1の端縁は
刃物3の面に案内されて変位するので、単板1と
2とを、ほぼ同一平面内に位置ずけられる。即
ち、上記変位は、刃物3を介在した状態で歯形の
かみ合わせを行うためのものであり、該刃物の存
在は、かみ合わせ工程において両方の歯形が重な
り合つたりすることを完全に防止して良好なかみ
合わせを実現する案内(誘導)機能を有する。こ
のことは重ね切りした後の刃物3を、ひきつづき
行う処のかみ合わせ工程に於いても継続的に作用
させる構成であり、歯形の形成とかみ合わせ工程
とを有機的に一体化する。また、この工程におい
て、弾性的に保持された前記鋼板7の存在は、単
なる弾性体による直接押圧とは幾分異なる作用を
発揮する。即ち、第13図において、固定テーブ
ル11上の単板2並びに単板1の前端屑1′を、
たとえ可動テーブル10が変位しようとも、本例
においては所定の平面内で固持するのが望しい。
そこで固定テーブル11の先端から突き出したカ
ツトライン近傍部分の変位を避けるのに、該鋼板
7の介在で弾性体のもつ局所的な追従押圧を規制
しているのである。従つて、この種鋼板7あるい
は弾性体5並びに6のような補助部材は、固定テ
ーブルの先端から突き出る寸法(0の場合もある
が・・・)、あるいは接合せんとするシート状体
の強度的特性に応じて付設すれば足り、要は、第
13図の如く可動テーブル10の変位時に、刃物
3の両側に存在する単板1と2とをほぼ同一平面
内に位置させることが肝要である。そして、その
後は、第14図および第15図の如く刃物ヘツド
9の除去と可動テーブル10の復帰とを実施し、
第16図の如き単板屑1′並びに2′を上下に残存
させた状態となる。
このように、本発明に係る実施例からも明らか
なように、本願接合方法では、まず接合せんとす
る単板等のシート状体の接合端部どうしを重ね合
わせることを前提とし、歯形形成用刃物にて重ね
切りし、該刃物の介在中に該刃物の面を案内とし
て、少なくともいずれかの一方のシート状体を厚
さ方向に変位させて両方のシート状体をほぼ同一
面内に位置ずけし、然る後に刃物をシート状体か
ら除去するものである。従つて、歯形の形成とそ
のかみ合わせとが、同一場所にて連続工程で行え
るために、たとえ単板の如く割れや欠けを惹起し
やすい強度特性を有するものであつても、刃物の
案内を得て極めて円滑にして高速、高精度下で所
望の歯形形状の接合が達成できる効果を奏する。
特に、第17図、第1図並びに第2図の如く、歯
形の形状が末広がりの場合などは、その広がつた
個所の欠落を惹起し易いが、本願方法ではそのよ
うな欠落が簡単に防止でき極めて良好な接合が達
成できる。
また、通常は、重ね切り後における両方のシー
ト状体を同一面内に位置ずける際には、総ての歯
形がほぼ同一平面内に位置するようにして実施さ
れるが、必要に応じて、それが曲面内とされるこ
ともあり、あるいは、歯形の全部でなく任意数個
所の歯形であつてもよい。勿論、ほぼ同一面内に
位置ずける際には、例示した実施例の如く、片側
のみを変位させる場合の他、両方を変位させるこ
とによつて行うこともでき、更にはどちらかを厚
さ方向のどの向きに変位させるかについても任意
に設計すれば足りる。
尚、実施例として前記した単板を対象とする場
合、しかも単板が高含水の状態にある生単板の場
合などは、接着剤を主体とする接合技術では、接
着剤の硬化に数秒乃至数分を要して甚だ生産性を
阻害していたが、本発明方法との併用を図れば、
まず、歯形のかみ合わせによる機械的接合の強度
を瞬時にして得れるために、該強度下で接着剤強
度の発生を得ればよくなり、そのために使用する
接着剤の選択範囲を著しく拡大できる効果があ
る。
以上、詳記したとおり、本発明はシート状体に
係る諸産業に貢献すること多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図並びに第17図はシート状体
としての単板をタテ矧ぎした状態を図示した部分
平面図、第5図は重ね切り状態を図示した斜視
図、第6図は前記重ね切りを行う刃物3の平面
図、第7図はその正面図、第8図は刃物3に対す
る刃受け側部材を図示した平面図、第9図はその
正面図、第10図は接合装置の側面図、第11図
乃至第15図は接合工程を具体的に例示した側面
図、第16図は単板屑の斜視図である。 図中、1並びに2……単板、3……歯形形成用
刃物、5並びに6……弾性体、7……鋼板、9…
…刃物ヘツド、10……可動テーブル、11……
固定テーブル、13……検出器、14……カム、
16……支持軸、…である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 刃先から続く切断方向とほぼ平行な面を有し
    且つ前記刃先から前記面の終端までの幅が少なく
    とも接合するシート状体を重ね合わせた厚さと等
    しい歯形形成用刃物で、前記シート状体の接合端
    部どうしを重ね合わせて切断して両方のシート状
    体の接合端部に歯形を形成し、次いで前記刃物が
    前記シート状体に介在している時に前記刃物の面
    を案内として少なくともいずれか一方にシート状
    体を厚さ方向へ変位させて両方のシート状体をほ
    ぼ同一面内に位置ずけ、更に前記刃物をシート状
    体から除去することを特徴とするシート状体の接
    合方法。
JP8616082A 1982-05-20 1982-05-20 シ−ト状体の接合方法 Granted JPS58201872A (ja)

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JP8616082A JPS58201872A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 シ−ト状体の接合方法

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JP8616082A JPS58201872A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 シ−ト状体の接合方法

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JPS58201872A JPS58201872A (ja) 1983-11-24
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JPS4933098A (ja) * 1972-07-29 1974-03-26

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