JPH04215311A - ケース付圧電部品 - Google Patents

ケース付圧電部品

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Publication number
JPH04215311A
JPH04215311A JP40216290A JP40216290A JPH04215311A JP H04215311 A JPH04215311 A JP H04215311A JP 40216290 A JP40216290 A JP 40216290A JP 40216290 A JP40216290 A JP 40216290A JP H04215311 A JPH04215311 A JP H04215311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
case
electrode
piezoelectric
damping agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP40216290A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Tanaka
充 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP40216290A priority Critical patent/JPH04215311A/ja
Publication of JPH04215311A publication Critical patent/JPH04215311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケース付圧電部品に関
し、特にたとえばフィルタ回路,発振回路などに用いら
れる、ケース付圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図14を参照して、従来のケース付圧電
部品1においては、圧電素子2を収納する収納部3と電
極4とが形成されたケース5に圧電素子2が収納される
。このとき、圧電素子2のアース電極が収納部3の底面
に面するように収納され、ケース5すなわち収納部3が
蓋6によって密封される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケース付圧電部
品1では、収納部3に挿入する際、圧電素子の裏表を判
別しながら挿入する必要があり、作業性が悪かった。ま
た、圧電素子を収納部3に挿入した後たとえばシリコン
ゴムなどのダンピング剤を塗布する場合、従来の構造で
は、収納部に挿入された圧電素子の裏面まで十分にダン
ピング剤を回り込ませるために、ケース5の収納部3内
に一杯にダンピング剤を充填していた。このために、ダ
ンピング剤の這い上がりが生じ、蓋6の接着の際接着不
良を生じ、同じように作業性の低下の原因となっていた
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、作
業性のよいケース付圧電部品を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定の厚み
を有し、その一方面に振動電極が形成され、他方面にア
ース電極が形成される圧電素子、圧電素子の厚みよりや
や大きい幅の収納部を有し、振動電極およびアース電極
に接続されるべき電極が収納部の内面に形成され、収納
部の少なくとも一端内面に圧電素子の厚みとほぼ同じ幅
を有するスリットが形成されるケース、およびスリット
によって圧電素子を保持するように収納部内に圧電素子
が収納されたケースの開口部に配置される蓋を備える、
ケース付圧電部品である。
【0006】
【作用】圧電素子をケースの圧電素子収納部にその幅方
向から挿入する。挿入された圧電素子は傾かないように
ケースの内面に形成されたスリットに保持される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、圧電素子がケースの
収納部にその幅方向から挿入されるので、圧電素子挿入
の際裏表の判別が不要となり作業性が向上する。また、
収納部において圧電素子の両主面が露出するので、ダン
ピング剤を必要な箇所にだけ確実に塗布することができ
、ダンピング剤が従来より少量ですむ。したがって、ダ
ンピング剤がケースと蓋との接着面へ這い上がることが
ないので作業性が向上する。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1および図2を参照して、この実施例のケ
ース付圧電部品10はその上面が開口されたケース12
を含む。ケース12には圧電素子14を収納する収納部
16が形成される。圧電素子14の本体はたとえばセラ
ミックなどで形成される。そして、図3および図4に示
すように、その一方面には振動電極18,入力電極20
および出力電極22が、その他方面には対向電極24,
入力電極20,出力電極22およびアース電極26がそ
れぞれ形成される。収納部16の長辺方向両端部には挿
入される圧電素子14の両端を保持するスリット28が
形成される。また、収納部16の図中では底面に当たる
部分には収納部16の長辺方向に所定の間隔を隔てて凹
部30が形成される。そして、ケース12の両端部には
入力電極32および出力電極34が、略中央部にはアー
ス電極36が形成される。各電極はそれぞれ所定の幅を
有する。
【0010】このようなケース12にエネルギ閉じ込め
型圧電振動子のような圧電素子14がその幅方向から挿
入され、その両端部がスリット28に保持されるように
収納部16に収納される。この圧電素子14の入力電極
20,出力電極22およびアース電極26とケース12
に形成された入力電極32,出力電極34およびアース
電極36とはペースト状の導電接着剤38によって導通
される。そして、圧電素子14は、必要に応じて、たと
えばシリコンゴムなどのダンピング剤40を圧電素子1
4の振動電極18に対応した位置に塗布することによっ
てダンピングされる。このような、圧電素子14が収納
されたケース12の開口面にケース12に形成された各
電極に対応して入力電極42,出力電極44およびアー
ス電極46が形成された蓋48が接着される。
【0011】次に、この実施例のケース付圧電部品10
の製造方法について説明する。図5を参照して、まず、
たとえばセラミックなどからなるケース12を準備する
。ケース12には前述のように収納部16,スリット2
8および凹部30が形成される。次に、図6に示すよう
に、ケース12の一方端部に入力電極32を、他方端部
に出力電極34を、略中央部にアース電極36をそれぞ
れスパッタリングや蒸着法により形成する。各電極は収
納部16の表面を含むケース12の外周を取り巻くよう
に形成される。
【0012】そして、図7に示すように、入力電極32
,出力電極34およびアース電極36が形成されたケー
ス12にはペースト状の導電接着剤38が塗布される。 導電接着剤38は収納部16の底面の各電極が形成され
た位置に塗布される。次に、図8および図9に示すよう
に、ケース12に圧電素子14がその幅方向から挿入さ
れる。このとき、圧電素子14はスリット28に保持さ
れるように収納部16に収納される。そして、圧電素子
14の入力電極20,出力電極22およびアース電極2
6は、図9に示すように、導電接着剤38によってケー
ス12に形成された入力電極32,出力電極34および
アース電極36と接続固定される。
【0013】なお、図10および図11に示すように、
ケース12に収納された圧電素子14をダンピングする
ためにダンピング剤40が塗布される。ダンピング剤4
0は圧電素子14の振動電極18に対応する位置に、圧
電素子14と凹部30との間に生じる隙間に回り込むよ
うに塗布される。また、ダンピング剤40はケース12
内に充填されてもよい。
【0014】そして、図12に示すように、ケース12
の開口部に蓋48が接着される。そして、ケース12と
蓋48との間の導通はメッキなどによって取られる。こ
のような工程でケース付圧電部品10が製造されるが、
ケース付圧電部品10は使用時には図13に示すように
蓋48が側面となるように寝かせて実装する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す断面図解図である。
【図3】図1および図2に示される圧電素子の一方主面
を示す図解図である。
【図4】図1および図2に示される圧電素子の他方主面
を示す図解図である。
【図5】実施例のケース付圧電部品に用いられるケース
を示す斜視図である。
【図6】図5に示されるケースに電極を形成した状態を
示す斜視図である。
【図7】図6に示されるケース内に導電接着剤を塗布し
た状態を示す断面図解図である。
【図8】図7に示されるケース内に圧電素子を挿入する
方法を示す斜視図である。
【図9】図7に示されるケース内に圧電素子を収納した
状態を示す断面図解図である。
【図10】図9に示される状態にダンピング剤を塗布し
た状態を示す斜視図である。
【図11】図9に示される状態にダンピング剤を塗布し
た状態を示す断面図解図である。
【図12】完成したケース付圧電部品を示す斜視図であ
る。
【図13】ケース付圧電部品を使用する際の状態を示す
斜視図である。
【図14】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
10            …ケース付圧電部品12
            …ケース14       
     …圧電素子16            …
収納部18            …振動電極20,
32,42…入力電極 22,34,44…出力電極 24            …対向電極26,36,
46…アース電極 28            …スリット30    
        …凹部 38            …導電接着剤40   
         …ダンピング剤48       
     …蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の厚みを有し、その一方面に振動電極
    が形成され、他方面にアース電極が形成される圧電素子
    、前記圧電素子の厚みよりやや大きい幅の収納部を有し
    、前記振動電極および前記アース電極に接続されるべき
    電極が前記収納部の内面に形成され、前記収納部の少な
    くとも一端内面に前記圧電素子の厚みとほぼ同じ幅を有
    するスリットが形成されるケース、および前記スリット
    によって前記圧電素子を保持するように前記収納部内に
    前記圧電素子が収納された前記ケースの開口部に配置さ
    れる蓋を備える、ケース付圧電部品。
JP40216290A 1990-12-14 1990-12-14 ケース付圧電部品 Pending JPH04215311A (ja)

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JP40216290A JPH04215311A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 ケース付圧電部品

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JP40216290A JPH04215311A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 ケース付圧電部品

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ID=18511986

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08261915A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Olympus Optical Co Ltd 触覚センサプローブ及び触覚センサ
US5825120A (en) * 1996-05-09 1998-10-20 Murata Manufacturing, Co., Ltd. Electronic component

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JPH02127013A (ja) * 1988-11-08 1990-05-15 Toyota Motor Corp 発泡成形方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961008