JPH04214385A - インスタントレタリングシートの製造方法 - Google Patents

インスタントレタリングシートの製造方法

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Publication number
JPH04214385A
JPH04214385A JP2401164A JP40116490A JPH04214385A JP H04214385 A JPH04214385 A JP H04214385A JP 2401164 A JP2401164 A JP 2401164A JP 40116490 A JP40116490 A JP 40116490A JP H04214385 A JPH04214385 A JP H04214385A
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JP
Japan
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base material
instant lettering
transfer
instant
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2401164A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sawara
佐原 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2401164A priority Critical patent/JPH04214385A/ja
Publication of JPH04214385A publication Critical patent/JPH04214385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インスタントレタリ
ングシートの製造方法に関するものであり、特に、使用
者が任意の文字や図形を作成できるインスタントレタリ
ングシートの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インスタントレタリングシートはベース
フィルム上に感圧接着性の文字や記号等を配列したもの
であり、印刷若しくは現像等の手段により製作するため
、一般需要者による製造は困難である。従って、需要者
は既製のインスタントレタリングシートをシート単位で
購入して使用することになり、必要な文字や記号のみを
選択して購入することはできず無駄が生じている。
【0003】そこで、感熱転写型プリンタを使用して感
熱転写性並びに感圧転写性を有するインクリボンから基
材シート上に所望の文字や図形等を印字して感熱転写し
、前記基材シートにインスタントレタリング用のインク
像を形成する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した基材シート上
に感圧転写用のインク像を転写するものは、インクリボ
ンから基材シート上に所望の文字等を熱転写し、前記基
材シート上に形成された文字等を紙等の被転写体へ感圧
転写させるものである。従って、インクリボンから基材
シートへの転写と、基材シートから目的物への転写との
2段階の転写過程を経るため、各段階に於ける転写損失
が生じると最終的な転写インク量が減少して転写結果が
薄くなる場合がある。又、感熱転写性を確保するために
、前記基材シートの転写面へシリコンコーティング等の
手段により離型促進層を設ける必要があり、コストが高
いという問題がある。
【0005】そこで、転写過程に於けるインク量の損失
を可及的に低減するとともに、コストを低減して、需要
者が所望のインスタントレタリングシートを高品質且つ
低コストで製作できるようにするために解決されるべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を
解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、ベースフィルム1
1上に、感熱転写性と感圧転写性とを具備するインク層
13を形成したインスタントレタリングシート基材6を
白黒反転印刷機能を有する感熱転写型プリンタに装着し
、被転写基材7へ所望の文字或いは記号等を白黒反転印
刷して前記インスタントレタリングシート基材6から不
要部分を剥離し、インスタントレタリングシート基材6
上に感圧転写用のインク像を形成するインスタントレタ
リングシートの製造方法を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】感熱転写型プリンタによってインスタントレタ
リングシート基材から被転写基材へ白黒反転印刷すると
、インスタントレタリングシート基材上には所望の文字
や記号に対応するレタリングのインク像が残る。前記イ
ンク像は感熱転写性と感圧転写性を有するので、目的の
被転写物へ直接に感圧転写することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を別紙添付図面に
従って詳述する。図1に於て1は公知のレタリングプロ
セッサである。該レタリングプロセッサ1は通常のワー
ドプロセッサと略同様の印字処理制御部(図示せず)を
内蔵し、キーボード2からの入力内容を表示部3へ表示
する。4はテープカートリッジであり、5はテープカセ
ットである。従来はレタリング用のテープを巻装したテ
ープカートリッジとインクリボンを収納したテープカセ
ットとを使用し、前記テープに文字等を印字して接着性
のレタリングテープを作成するが、本発明に於てはテー
プカートリッジ4内に、後述するテープ状のインスタン
トレタリングシート基材6を収納し、テープカセット5
内に被転写基材7を収納したものを使用する。前記イン
スタントレタリングシート基材6は、印字動作に連動す
る駆動機構8によってテープカートリッジ4から順次繰
り出され、キーボード2のカットキー9の操作により切
断される。尚、印刷方式はサーマルヘッド10による感
熱転写方式である。
【0009】前記テープカートリッジ4内のインスタン
トレタリングシート基材6は、図2に示すように、ポリ
エチレンテレフタレート或いはポリプロピレン等のベー
スフィルム11を使用し、サーマルヘッド10の対向面
に剥離性の良好なシリコン等のコーティングによる中間
層12を設け、該中間層12の上にインク層13を設け
た構成としている。該インク層13は感熱転写性と感圧
転写性とを備えたインクにて形成する。又、ベースフィ
ルム11は後述するインスタントレタリング作成後に裏
面から印字内容を見ることができる透明或いは半透明の
ものとし、取扱性を考慮すれば過度に薄いものは不適当
である。
【0010】図1に示すテープカートリッジ4に対向し
て配置したテープカセット5は、被転写基材7である転
写リボンを収納し、図2に示すようにインク層13への
対向面に被転写性が良好な被転写層14を貼着或いは表
面処理によって形成している。次に、当該インスタント
レタリングシート基材6と被転写基材7によるインスタ
ントレタリングシート作成の過程を説明する。先ず、図
1に示すレタリングプロセッサ1に所望の文字或いは記
号を入力し、印刷指令を入力すればサーマルヘッド10
がテープカセット5の被転写基材7をインスタントレタ
リングシート基材6に圧接して印字動作を行う。この印
字動作は駆動機構8と連動して行われ、印字された被転
写基材7はテープカセット5内で順次巻き取られ、作成
されたインスタントレタリングシート15はテープカー
トリッジ4の左側へ繰り出される。
【0011】白抜き文字の転写の場合に於いて,図3に
示すように、インスタントレタリングシート基材6のイ
ンク層13に於ける文字或いは記号に対応する部分は、
被転写基材7上に熱転写され、インスタントレタリング
シート基材6には前記文字等以外の部分が残存する。図
4は熱転写後の状態を示し、同図(a)の被転写基材7
の裏面には文字等が印字され、同図(b)に示す作成さ
れたインスタントレタリングシート15のベースフィル
ム11側から見た像は白黒反転鏡像になる。この白黒反
転鏡像が形成されたインスタントレタリングシート15
を、透明なプラスチックシートやガラス等の被転写物の
裏面に圧接して感圧転写を行えば、白黒反転の所謂白抜
き文字が転写され、該被転写物の表面には鏡像が反転し
た正常な白黒反転像が表される。
【0012】より一般的な、白抜きではない文字等を被
転写物の表面に転写するためのインスタントレタリング
シートを作成するには、レタリングプロセッサ1の白黒
反転機能と鏡像印刷機能とを使用する。そして、図5(
a)に示すように、被転写基材7に白黒反転鏡像印刷を
行えば、同図(b)に示すインスタントレタリングシー
ト15のベースフィルム11側から見た像、即ち実際に
見る側の像は通常の像となり、この状態で被転写物の表
面に感圧転写することができる。
【0013】上述したように、所望の文字や記号等の白
黒を反転させて印字を行うことにより、一般の文字にも
白抜き文字にも対応でき、鏡像印刷によって表面転写用
の鏡像文字等を作成することが可能である。又、任意の
単語や文章等を作成できるので、既製のインスタントレ
タリングシートとは異なり、一文字ごとに位置合わせし
て転写する必要がないため位置ずれ等を起こすことがな
く、極めて高度な仕上がり品位を得ることができる。
【0014】尚、図示は省略するが、サーマルヘッド1
0の配設位置はインスタントレタリングシート基材6の
裏面側に配置してもよく、この場合は、前記インスタン
トレタリングシート基材6のベースフィルム11の厚さ
によっては、より高出力エネルギーのサーマルヘッド1
0が必要になる。又、鏡像印刷では、ベースフィルム1
1側から見た像も鏡像となるため、表面転写用と裏面転
写用の作成手順は前述したものとは反対になり、通常の
白黒反転印刷で表面転写用のインスタントレタリングシ
ートが作成される。
【0015】上記一実施例に置いてはインスタントレタ
リングシート基材6と被転写基材7とにテープ状の物を
使用しているが、これに限定されず、図6に示すように
シート状の物としてもよい。同図中、16はワードプロ
セッサであり、17はシート状のインスタントレタリン
グシート基材、18はシート状の被転写基材である。前
記インスタントレタリングシート基材17のインク面と
被転写基材18とを合わせ、被転写基材18がサーマル
ヘッド19側となるように下側としてプリンタ部20に
セットし、白黒反転鏡像印刷を行えば、図5に示したも
のと同様に表面転写用のインスタントレタリングシート
が作成される。
【0016】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、この考案がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に詳述したよ
うに、予めインク層を設けたインスタントレタリングシ
ート基材に直接インスタントレタリング像を形成し、他
の基材へ転写する過程を経ないため、転写インク量の損
失がなく鮮明な転写結果を得ることができる。又、感熱
転写性のインク層に感圧転写性を付加するのみでよく、
被転写基材に離型促進層等を形成する必要がないのでコ
ストが低減される等、諸種の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】レタリングプロセッサの平面図である。
【図2】インスタントレタリングシート基材と被転写基
材、並びにサーマルヘッドの位置関係を示す平面図であ
る。
【図3】インク層の熱転写を表す平面図である。
【図4】 (a)は通常の印刷後の被転写基材の表面であり,(b
)はインスタントレタリングシートの裏面を示す図であ
る。
【図5】 (a)は白黒反転鏡像印刷後の被転写基材の表面であり
,(b)はインスタントレタリングシートの裏面を示す
図である。
【図6】他の実施例を示すワードプロセッサの平面図で
ある。
【符号の説明】
1    レタリングプロセッサ 6    インスタントレタリングシート基材7   
 被転写基材 10    サーマルヘッド 11    ベースフィルム 13    インク層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベースフィルム11上に感熱転写性と
    感圧転写性とを具備するインク層13を形成したインス
    タントレタリングシート基材6を、白黒反転印刷機能を
    有する感熱転写型プリンタに装着し、被転写基材7へ所
    望の文字或いは記号等を白黒反転印刷して前記インスタ
    ントレタリングシート基材6から不要部分を剥離し、イ
    ンスタントレタリングシート基材6上に感圧転写用のイ
    ンク像を形成するインスタントレタリングシートの製造
    方法。
JP2401164A 1990-12-10 1990-12-10 インスタントレタリングシートの製造方法 Pending JPH04214385A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2573619A1 (en) 2011-09-21 2013-03-27 Dow Global Technologies LLC Compositions and antireflective coatings for photolithography

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6268770A (ja) * 1985-09-24 1987-03-28 Canon Inc 転写記録装置
JPS63128977A (ja) * 1986-11-19 1988-06-01 Brother Ind Ltd インスタントレタリング用乾式転写シ−トの製造方法

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