JPH071891A - 有色表示体用擬似箔押し方法 - Google Patents

有色表示体用擬似箔押し方法

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JPH071891A
JPH071891A JP33273892A JP33273892A JPH071891A JP H071891 A JPH071891 A JP H071891A JP 33273892 A JP33273892 A JP 33273892A JP 33273892 A JP33273892 A JP 33273892A JP H071891 A JPH071891 A JP H071891A
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JP33273892A
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Inventor
Yuichi Hasegawa
裕一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な操作と装置により簡便かつ安価に表示体
の箔押しを行なうことができる有色表示体用擬似箔押し
方法を提供する。 【構成】文字・マーク等の表示体aとなる原稿1を電子
写真により、一次紙6に複写して得た原稿表示体2の上
面へ、熱転写性の有色フィルム3を重ね置いて、この上
から加熱・加圧手段9により熱圧させ原稿表示体2面の
みへ有色フィルム3を転写させる。 【効果】所定に作成した原稿を電子写真により原稿表示
体を作成し、更に、有色フィルムをこれに重ねて熱圧す
るだけで、簡単に箔押し様の表示体が得られるもので、
特殊な技術や装置が不必要となって、安価で高能率に製
作が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類や書籍等の表紙へ
簡便に金文字等の表示体を施すことができる有色表示体
用擬似箔押し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現今、所轄官庁等に提出する測量・設計
業務における成果書類あるいは成果図面は、黒色の表紙
や裏表紙・背表紙を用いて綴り込み、一体的に製本化さ
れているもので、前記した背表紙には成果項目を書した
金文字によるタイトルが表示されている。
【0003】この金文字によるタイトルは、一般的に
は、図5に示すように、金箔20と凸版活字21を用いた箔
押し機22が使用されるもので、この方法は、成果項目の
一字ごとの活字21を組み合わせた原版23を箔押し機22に
おける加圧体24へ取り付け、この活字21面へ金箔20を添
着すると共に、台盤25上へ箔押しさせる黒表紙26を載置
して、前記加圧体24を高温により加熱しつつ黒表紙26へ
加圧させると、金箔20が活字21により押圧されて黒表紙
26に熱転写されるものであった。
【0004】しかしながら、この方法による場合は、転
写するための一文字ごとの複数大きさの鉛製凸版活字が
必要となって、活字の組み合わせや型押しに特殊技術が
必要となり、また、経費が掛かる上、装置が大型となっ
て低コストによる金文字の箔押しができない。
【0005】また、凸版活字を用いるため文字しか利用
できず、特殊な図形等の活字の型起こしは高価となって
十分に利用できない。
【0006】そのため、一部では、転写テープを用い
て、安価で簡易な印字装置により該テープへ文字を印字
させ、これを所定の表紙等に張り付けるものが利用させ
ているが、この装置による印字する文字種類に限界があ
って希望する金文字が得られないと共に、テープ幅が狭
いのでその取り扱いに不便である。
【0007】また、このものは、文字のみしか使用でき
ず、更に、枠付け文字等の特殊の形態は全く施すことが
できないので同様に十分な利用がなされない。等の様々
な問題点を有するものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、文字・マーク等
の表示体となる原稿を電子写真により、一次紙に複写し
て得た原稿表示体の上面へ、熱転写性の有色フィルムを
重ね置いて、この上から加熱・加圧手段により熱圧させ
原稿表示体面のみへ有色フィルムを転写させることによ
り、簡単な操作と装置により簡便かつ安価に表示体の箔
押しを行なうことができる有色表示体用擬似箔押し方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、所定に作成された文字・マーク
等の表示体となる原稿を電子写真により一次紙に複写し
て原稿表示体を得て、この一次紙における原稿表示体の
上面へ熱転写性の有色フィルムを重ね置き、このフィル
ム上に加熱・加圧手段により熱圧を与えて原稿表示体面
のみへ有色フィルムを転写させた、有色表示体用擬似箔
押し方法にある。
【0010】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0011】まず、あらかじめ箔押ししようとする文字
・マーク等の表示体となる原稿を所定手段により作成し
ておき、この表示体を電子写真が行なえる電子複写機等
を用いて、一次紙に複写させトナー転写された原稿表示
体を得る。
【0012】次に、こうして形成された原稿表示体の上
面へ、熱転写性を有する有色フィルムを重ね置き、この
フィルムの上から加熱・加圧手段により熱圧を与える
と、前記一次紙におけるトナーがのった原稿表示体部分
のみへ有色フィルムが転写される。
【0013】
【実施例】次に本発明に関する有色表示体用擬似箔押し
方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】本発明実施例における有色表示体用擬似箔
押し方法は、書類や書籍b等の表紙,裏表紙,背表紙
へ、簡便に金文字等の有色の表示体aを施すもので、文
字・マーク等の表示体の原稿1を作成する工程と、該原
稿1による原稿表示体2の作成工程と、有色フィルム、
例えば、金色フィルム3の転着工程とにより基本的にな
る。
【0015】そして、前記した原稿1の作成工程は、文
字や図形,マークあるいは枠付きの文字等の表示体aと
なる原稿1を新規に作成する場合は、簡単に所定大きさ
や書体等の文字や図形,マーク等が選定・編集・作成で
きる慣用のワードプロセッサ(パソコンも可)等の印字
装置4により得るものであり、これにより打ち出された
表示体1aを、PPC 用紙5等に印刷させることで原稿1と
なるものであって、更に、既成のものをそのまま原稿1
として用いることができることはもちろんである。
【0016】前記した原稿表示体2の作成工程は、前記
工程により所定に作成された文字・マーク等の表示体と
なる原稿1を、電子写真により一次紙6へ複写して得る
もので、この転写にあっては、電子複写機7、例えば、
乾式,静電転写方式による電子写真がなされる慣用のも
のが利用できるものであり、また、前記一次紙6は、前
記した書類や書籍等の表紙,裏表紙,背表紙等の基紙8
と同色(例えば、一般的に官庁等へ提出する書類は黒表
紙が多いので黒色)によるタック紙やラベル紙,上質紙
を使用することが好ましく、特に、このタック紙やラベ
ル紙は、電子複写機のPPC トナーの定着が良好であっ
て、しかも、裏面に粘着剤または接着剤があらかじめ塗
布してあるため、剥離紙を設けた場合は、基紙8への貼
着が容易となる。
【0017】なお、この一次紙6は、前記基紙8をその
まま用いてもよいものである。
【0018】そして、一次紙6への複写は、電子複写機
7におけるコンタクトガラス上へ前記原稿1を置き、給
紙部へ前記一次紙6をセットしてコピー操作を行えば、
この一次紙6には、原稿1通りの原稿表示体2がトナー
定着による複写されるものである。
【0019】金色フィルム3の転着工程は、前記一次紙
6における原稿表示体2の上面へ金色フィルム3を加熱
・加圧手段9により転写させるもので、簡便にこれを行
なうには、前記原稿表示体2を作成した電子複写機が利
用できる。
【0020】この貼着に用いる金色フィルム3は、金色
以外の他色も用いられるものであるが、例えば、官庁等
へ提出する書類における黒表紙8には、金色の文字が付
されることが一般的であるものであり、その構成は、例
えば、5〜30μの基材3aへの金箔3bを5〜10μ程度に蒸
着等により添着して成形した薄紙を用いるもので、これ
により箔押しされた表示体aは金色の光沢の良好のもの
が得られる。
【0021】そして、転着に前記した電子複写機9を用
いる場合は、作成された原稿表示体2の上面へ、この原
稿表示体2の外形に見合う熱転写性の金色フィルム3を
重ね置いて、接着テープ10により非転写部において仮止
し、コンタクトガラスに原稿を置かない状態で電子複写
機9におけるコピー操作を行なえば、電子複写機9に内
蔵した熱ローラによりフィルム3が溶融してトナー面の
みへ浸透されるので、この部分が該金色フィルム3より
切り取られその定着がなされる。
【0022】なお、この加熱・加圧手段9は、電子複写
機以外のものも採用し得ることはもちろんであり、例え
ば、図3に示すように、一次紙6と金色フィルム3との
厚さに見合う間隙により軸支させた上下一対の熱ロール
11,12間へ、一次紙6と金色フィルム3を供給すること
により、金色フィルム3における金箔3bのトナーへの定
着が行なわれるものである。
【0023】前記した一次紙6が、剥離紙13を有するタ
ック紙やラベル紙を用いた場合は、基紙8への貼着部に
合う適当な大きさに切り取り、裏面の剥離紙13を剥し
て、基紙8へ張り付ければ箔押ししたものと同様な擬似
表示体aが得られるもので、この表示体aは、基紙8の
色と略一致して見栄えが良く、その貼った後が目立たな
いものである。
【0024】なお、一次紙6に基紙8を用いた場合は、
前記した転着工程により箔押しが完了するものである。
【0025】
【発明の効果】前述のように本発明に関する有色表示体
用擬似箔押し方法は、所定に作成した原稿を電子写真に
より原稿表示体を作成し、更に、有色フィルムをこれに
重ねて熱圧するだけで、簡単に箔押し様の表示体が得ら
れるもので、特殊な技術や装置が不必要となって、安価
で高能率に製作が行なえる格別な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する有色表示体用擬似箔押し方法の
一実施例の工程を示す説明図である。
【図2】図1における有色フィルムの一部拡大断面図で
ある。
【図3】図1における加熱・加圧手段の他の例を示す説
明図である。
【図4】図1において作成された表示体を採用された書
類を示す斜視図である。
【図5】従来の金文字用箔押しに用いた装置を示す概要
図である。
【符号の説明】
a 表示体 1 原稿 2 原稿表示体 3 有色フィルム 9 加熱・加圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定に作成された文字・マーク等の表示
    体となる原稿を電子写真により一次紙に複写して原稿表
    示体を得て、この一次紙における原稿表示体の上面へ熱
    転写性の有色フィルムを重ね置き、このフィルム上に加
    熱・加圧手段により熱圧を与えて原稿表示体面のみへ有
    色フィルムを転写させたことを特徴とする有色表示体用
    擬似箔押し方法。
JP33273892A 1992-12-14 1992-12-14 有色表示体用擬似箔押し方法 Pending JPH071891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33273892A JPH071891A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 有色表示体用擬似箔押し方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP33273892A JPH071891A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 有色表示体用擬似箔押し方法

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Publication Number Publication Date
JPH071891A true JPH071891A (ja) 1995-01-06

Family

ID=18258310

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33273892A Pending JPH071891A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 有色表示体用擬似箔押し方法

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JP (1) JPH071891A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331779A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 情報隠蔽帳票

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331779A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 情報隠蔽帳票

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