JP3012191U - 表 紙 - Google Patents

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JP3012191U
JP3012191U JP1994012856U JP1285694U JP3012191U JP 3012191 U JP3012191 U JP 3012191U JP 1994012856 U JP1994012856 U JP 1994012856U JP 1285694 U JP1285694 U JP 1285694U JP 3012191 U JP3012191 U JP 3012191U
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Inventor
泰典 板谷
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富士ゼロックスシステムサービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多品種・少量の製品取扱説明書作成の際、在庫
を持つことなく、短時間で必要な数量を遅滞なく生産す
る。 【構成】印刷により、固定項目を施した表紙台紙21を
作成する工程と、電子写真方式により、可変項目23,
24を施した版下22を原稿として、固定項目を施した
表紙台紙21に可変項目23,24を複写し、このこと
により固定項目と可変項目とを表紙台紙に合成する工程
と、固定項目と可変項目とを合成した表紙台紙の表面に
フィルム膜を貼り付ける工程とを備えた表紙作成方法。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業製品等に添付する取扱説明書などの表紙を作成する方法の改良 に係り、特に少量部数の表紙作成を短時間で安価に作成する表紙作成方法に関す る。
【0002】
【従来の技術】
取扱説明書等の作成は主に印刷方式によって行われる。この方式は、工業製品 に添付する取扱説明書の場合には特に問題はないが、少量かつ多品種にわたる製 品を印刷すると、一時的・多量に印刷されて大量の在庫を抱えるという問題があ る。
【0003】 そこで、少量・多品種を印刷する場合、取扱説明書の本文に関してはオンデマ ンドパブリッシングと称される複写機を利用したコピー方式により短時間で作成 し、このことにより無在庫化を実現している。しかし、表紙に関しては、複数色 のカラー印刷で作成される場合が多く、依然として一時的・大量に作成すること により在庫が発生する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、印刷で表紙を製品毎に作成する場合は、フィルム作成、製版工 程があり、初期に多数の費用が発生するため、一枚当りの単価を低減する目的で 数百部単位の作成数量にすることが多い。そのため、製品毎に大量の在庫を抱え ることになり、その結果、設計変更等の発生により内容改定が必要な製品の取扱 説明書の表紙は破棄されることとなる。
【0005】 そこで本考案の目的は、取扱説明書の表紙を標準的デザインを施した製品グル ープ毎に標準化することによって種類を統一し、印刷によって表紙台紙を作成し ておき、製品名称、部品番号等、固有の事項はその台紙にコピー方式により複写 することによって、短時間で無駄の発生しない表紙作成を可能とすることにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
本考案では、製品毎に固定的なデザイン(以下、これを固定項目と称する)を 施した表紙台紙を印刷により作成しておき、取扱説明書名、部品番号、発行年月 等の固有の項目(以下、これを可変項目と称する)は別に用意する版下を原稿と して、複写機により電子写真方式によって複写をして固定項目と可変項目のイメ ージを合成する。
【0007】 電子写真方式による複写を行うことで、印刷方式におけるフィルム撮影、製版 が不要となり、工期短縮、費用の大幅低減が可能となる。 その後、複写した文字が摩擦等により剥離しないように、ポリプロピレン等の 薄いフィルム膜を表面に貼り付け、保護膜を形成する。保護膜は、通常複写面に 施される。また保護膜を非加熱的に貼り付けることにより、保護膜の貼付けに起 因する表紙の反りを防止する。 そして、これらの工程により表紙を作成することによって内容の異なる取扱説 明書の表紙を短時間で安価に無駄なく作成できる。
【0008】
【実施例】
本考案を以下の実施例に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例における表紙台紙を示したものである。この表紙台 紙21は、表紙仕上がり寸法に縦方向、横方向共約2cmの余白を持った160 kgの用紙を使用したシートからなり、固定的なデザイン28,29(固定項目 )は印刷によってイメージが刷り込まれている。また、表紙台紙21の縦方向及 び横方向の中心部には位置合わせ用のトンボといわれる細線が施されている。
【0009】 図2は、表紙台紙21に複写する際の原稿となる版下である。この版下22に は、製品毎に変わる製品のタイトル23、製本後背文字となるタイトル24、部 品番号26など(可変項目)が貼付けられている。版下22にも縦方向、横方向 の中心部にトンボ25が施されている。表紙台紙21を、電子写真方式の複写機 の用紙トレイにセットし、版下22を原稿台にセットして複写をする。このこと により表紙台紙21に固定項目と可変項目とが合成される。
【0010】 なお、電子写真方式の複写機は、大判かつ厚紙を複写できるもので、原稿送り 装置の送りベルトへの用紙の突入角度を鋭角(平行に近く)にして、厚紙である 表紙台紙21が送りベルトへ進行しやすくしているものがよい。さらに、原稿送 り装置の送りベルトの内側に設けられる2本のタイバーの間隔を広くして表紙台 紙21の接触面積を広くしているものがよい。
【0011】 図3は、複写工程終了後、表紙台紙21に版下22のイメージ(可変項目)が 合成された状態(固定項目と可変項目とが合成された状態)を表わす。 完成した表紙31は、次にポリプロピレン等の薄いフィルム膜(保護膜)をラ ミネータにより複写面に貼付け、製本前段階の表紙の状態となる。フィルム膜は 、非加熱的に貼付けるものがよく、例えば、ポリプロピレンフィルム#20の表 面材の裏面にアクリル系用材タイプの粘着剤を設け、その粘着剤にセパレータを 貼り付けたものを用いる。このフィルム膜は、セパレータを剥がして非加熱的に 複写面に貼付けるので、複写面のみにオーバーコートしても表紙が湾曲すること がない。
【0012】 ラミネーターにより表面加工された表紙31は、予めコピーされた本文コピー と合わせて製本機により製本される。次に裁断機によって所定サイズに化粧断ち を行い、取扱説明書として完成する。 図4は、上述した工程を示したブロック図である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、多品種・少量の製品取扱説明書作成の 際、在庫を持つことなく、短時間で必要な数量を遅滞なく生産することが可能と なる。この特徴は、工業製品の取扱説明書のみならず、予め必要部数の読みにく い分野であれば、応用可能であり、たとえば、講習会のテキスト作成等でも効果 を上げる。
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業製品等に添付する取扱説明書などの表紙の改良に係り、特に少 量部数の表紙作成を短時間で安価に作成できる表紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
取扱説明書等の作成は主に印刷方式によって行われる。この方式は、工業製品 に添付する取扱説明書の場合には特に問題はないが、少量かつ多品種にわたる製 品を印刷すると、一時的・多量に印刷されて大量の在庫を抱えるという問題があ る。
【0003】 そこで、少量・多品種を印刷する場合、取扱説明書の本文に関してはオンデマ ンドパブリッシングと称される複写機を利用したコピー方式により短時間で作成 し、このことにより無在庫化を実現している。しかし、表紙に関しては、複数色 のカラー印刷で作成される場合が多く、依然として一時的・大量に作成すること により在庫が発生する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記のように、印刷で表紙を製品毎に作成する場合は、フィルム作成、製版工 程があり、初期に多数の費用が発生するため、一枚当りの単価を低減する目的で 数百部単位の作成数量にすることが多い。そのため、製品毎に大量の在庫を抱え ることになり、その結果、設計変更等の発生により内容改定が必要な製品の取扱 説明書の表紙は破棄されることとなる。
【0005】 そこで本考案の目的は、取扱説明書の表紙を標準的デザインを施した製品グル ープ毎に標準化することによって種類を統一し、印刷によって表紙台紙を作成し ておき、製品名称、部品番号等、固有の事項はその台紙にコピー方式により複写 することによって、短時間で無駄の発生しない表紙作成を可能とすることにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
本考案では、製品毎に固定的なデザイン(以下、これを固定項目と称する)を 施した表紙台紙を印刷により作成しておき、取扱説明書名、部品番号、発行年月 等の固有の項目(以下、これを可変項目と称する)は別に用意する版下を原稿と して、複写機により電子写真方式によって複写をして固定項目と可変項目のイメ ージを合成する。
【0007】 電子写真方式による複写を行うことで、印刷方式におけるフィルム撮影、製版 が不要となり、工期短縮、費用の大幅低減が可能となる。 その後、複写した文字が摩擦等により剥離しないように、ポリプロピレン等の 薄いフィルム膜を表面に貼り付け、保護膜を形成する。保護膜は、通常複写面に 施される。また保護膜を非加熱的に貼り付けることにより、保護膜の貼付けに起 因する表紙の反りを防止する。 そして、これらの工程により表紙を作成することによって内容の異なる取扱説 明書の表紙を短時間で安価に無駄なく作成できる。
【0008】
【実施例】 本考案を以下の実施例に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例における表紙台紙を示したものである。この表紙台 紙21は、表紙仕上がり寸法に縦方向、横方向共約2cmの余白を持った160 kgの用紙を使用したシートからなり、固定的なデザイン28,29(固定項目 )は印刷によってイメージが刷り込まれている。また、表紙台紙21の縦方向及 び横方向の中心部には位置合わせ用のトンボといわれる細線が施されている。
【0009】 図2は、表紙台紙21に複写する際の原稿となる版下である。この版下22に は、製品毎に変わる製品のタイトル23、製本後背文字となるタイトル24、部 品番号26など(可変項目)が貼付けられている。版下22にも縦方向、横方向 の中心部にトンボ25が施されている。表紙台紙21を、電子写真方式の複写機 の用紙トレイにセットし、版下22を原稿台にセットして複写をする。このこと により表紙台紙21に固定項目と可変項目とが合成される。
【0010】 なお、電子写真方式の複写機は、大判かつ厚紙を複写できるもので、原稿送り 装置の送りベルトへの用紙の突入角度を鋭角(平行に近く)にして、厚紙である 表紙台紙21が送りベルトへ進行しやすくしているものがよい。さらに、原稿送 り装置の送りベルトの内側に設けられる2本のタイバーの間隔を広くして表紙台 紙21の接触面積を広くしているものがよい。
【0011】 図3は、複写工程終了後、表紙台紙21に版下22のイメージ(可変項目)が 合成された状態(固定項目と可変項目とが合成された状態)を表わす。 完成した表紙31は、次にポリプロピレン等の薄いフィルム膜(保護膜)をラ ミネータにより複写面に貼付け、製本前段階の表紙の状態となる。フィルム膜は 、非加熱的に貼付けるものがよく、例えば、ポリプロピレンフィルム#20の表 面材の裏面にアクリル系用材タイプの粘着剤を設け、その粘着剤にセパレータを 貼り付けたものを用いる。このフィルム膜は、セパレータを剥がして非加熱的に 複写面に貼付けるので、複写面のみにオーバーコートしても表紙が湾曲すること がない。
【0012】 ラミネーターにより表面加工された表紙31は、予めコピーされた本文コピー と合わせて製本機により製本される。次に裁断機によって所定サイズに化粧断ち を行い、取扱説明書として完成する。 図4は、上述した工程を示したブロック図である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の表紙によれば、多品種・少量の製品取扱説明書 作成の際、在庫を持つことなく、短時間で必要な数量を遅滞なく生産することが 可能となる。この特徴は、工業製品の取扱説明書のみならず、予め必要部数の読 みにくい分野であれば、応用可能であり、たとえば、講習会のテキスト作成等で も効果を上げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表紙台紙の一例を示す図。
【図2】本考案方法により表紙台紙に複写する際の原稿
となる版下の一例を示す図。
【図3】本考案方法により固定項目と可変項目とが合成
された表紙の一例を示す図。
【図4】本考案の工程の一例を示す工程をブロック図。
【符号の説明】
21…表紙台紙、22…版下、23…製品のタイトル、
24…製本後背文字となる縦書きのタイトル、25…ト
ンボ、26…部品番号、28,29…固定的なデザイ
ン、31…表紙。
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 表紙
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表紙台紙の一例を示す図。
【図2】本考案により表紙台紙に複写する際の原稿とな
る版下の一例を示す図。
【図3】本考案の固定項目と可変項目とが合成された表
紙の一例を示す図。
【図4】本考案の表紙を作る工程の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】 21…表紙台紙、22…版下、23…製品のタイトル、
24…製本後背文字となる縦書きのタイトル、25…ト
ンボ、26…部品番号、28,29…固定的なデザイ
ン、31…表紙。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷により、固定項目を施した表紙台紙
    を作成する工程と、電子写真方式により、可変項目を施
    した版下を原稿として、固定項目を施した表紙台紙に可
    変項目を複写し、このことにより固定項目と可変項目と
    を表紙台紙に合成する工程と、固定項目と可変項目とを
    合成した表紙台紙の表面にフィルム膜を貼り付ける工程
    と、を備えたことを特徴とする表紙作成方法。
  2. 【請求項2】 印刷により、固定項目を施した表紙台紙
    を作成する工程と、電子写真方式により、可変項目を施
    した版下を原稿として、固定項目を施した表紙台紙に可
    変項目を複写し、このことにより固定項目と可変項目と
    を表紙台紙に合成する工程と、固定項目と可変項目とを
    合成した表紙台紙の表面にフィルム膜を非加熱的に貼り
    付ける工程と、を備えたことを特徴とする表紙作成方
    法。
  3. 【請求項3】 印刷により、固定項目を施した表紙台紙
    を作成する工程と、電子写真方式により、可変項目を施
    した版下を原稿として、固定項目を施した表紙台紙に可
    変項目を複写し、このことにより固定項目と可変項目と
    を表紙台紙に合成する工程と、固定項目と可変項目とを
    合成した表紙台紙の複写面にフィルム膜を貼り付ける工
    程と、を備えたことを特徴とする表紙作成方法。
  4. 【請求項4】 印刷により、固定項目を施した表紙台紙
    を作成する工程と、電子写真方式により、可変項目を施
    した版下を原稿として、固定項目を施した表紙台紙に可
    変項目を複写し、このことにより固定項目と可変項目と
    を表紙台紙に合成する工程と、固定項目と可変項目とを
    合成した表紙台紙の複写面にフィルム膜を非加熱的に貼
    り付ける工程と、を備えたことを特徴とする表紙作成方
    法。
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