JPH11188972A - 転写シート及びその製造方法 - Google Patents
転写シート及びその製造方法Info
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- JPH11188972A JPH11188972A JP9370296A JP37029697A JPH11188972A JP H11188972 A JPH11188972 A JP H11188972A JP 9370296 A JP9370296 A JP 9370296A JP 37029697 A JP37029697 A JP 37029697A JP H11188972 A JPH11188972 A JP H11188972A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 トナー画像を複写したシート状の基材と、金
色、銀色等の転写箔との重合剥離によつて、ノート、手
帳等の被転写物に文字、図柄、記号等を簡単に転写成形
するものである。 【解決手段】 基紙、剥離紙及び接着剤層よりなる基材
１と、フイルム状の基台８、剥離層９及び着色剤層１０
よりなる転写箔とからなり、基材の接着剤層３′に文
字、図柄模様及び記号等のトナー画像５を複写する。ト
ナー画像の下部以外の接着剤層を除去し、そのトナー画
像の表面に転写箔ｂの着色剤層を重合して基材の剥離層
より剥離することを特徴とする。また、基材の表面に静
電式乾式複写機でトナー画像を複写形成した後、トナー
画像を溶融せずに接着剤層のみを溶融する有機溶剤を塗
布払拭し、トナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除
去した後にトナー画像の文字、図柄、記号等の表面に転
写箔の着色剤層を重合し、基材の基紙を剥離してトナー
画像を被転写物に接合状態に現出する製造方法である。
色、銀色等の転写箔との重合剥離によつて、ノート、手
帳等の被転写物に文字、図柄、記号等を簡単に転写成形
するものである。 【解決手段】 基紙、剥離紙及び接着剤層よりなる基材
１と、フイルム状の基台８、剥離層９及び着色剤層１０
よりなる転写箔とからなり、基材の接着剤層３′に文
字、図柄模様及び記号等のトナー画像５を複写する。ト
ナー画像の下部以外の接着剤層を除去し、そのトナー画
像の表面に転写箔ｂの着色剤層を重合して基材の剥離層
より剥離することを特徴とする。また、基材の表面に静
電式乾式複写機でトナー画像を複写形成した後、トナー
画像を溶融せずに接着剤層のみを溶融する有機溶剤を塗
布払拭し、トナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除
去した後にトナー画像の文字、図柄、記号等の表面に転
写箔の着色剤層を重合し、基材の基紙を剥離してトナー
画像を被転写物に接合状態に現出する製造方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の基材に複写
機による文字、図柄模様等のトナー画像を複写したもの
と、金色、銀色等の各色からなる転写箔との重合剥離に
よつて、ノート、手帳等の被転写物の表面に金型手段を
用いずに着色された文字、図柄模様に型取られた画像を
転写することを特徴とした転写シート及びその製造方法
に関するものである。
機による文字、図柄模様等のトナー画像を複写したもの
と、金色、銀色等の各色からなる転写箔との重合剥離に
よつて、ノート、手帳等の被転写物の表面に金型手段を
用いずに着色された文字、図柄模様に型取られた画像を
転写することを特徴とした転写シート及びその製造方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の各種被転写物に金銀色等の
文字、図柄模様を転写する場合は、金銀色の転写箔を加
熱金型加工するのが一般的に実施されている。然し、こ
の作業工程では、文字、図柄模様等の原稿から写真製版
によりポジフイルムを作成した後、金属製の押し型を製
作して箔押し機に装着してから被転写物に転写箔を重合
して上部から押し型を加熱押圧して転写するものであ
る。
文字、図柄模様を転写する場合は、金銀色の転写箔を加
熱金型加工するのが一般的に実施されている。然し、こ
の作業工程では、文字、図柄模様等の原稿から写真製版
によりポジフイルムを作成した後、金属製の押し型を製
作して箔押し機に装着してから被転写物に転写箔を重合
して上部から押し型を加熱押圧して転写するものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におけ
る最大の欠点とする所は、工程上では写真製版と金型が
必要となるため使用する材料と設備も高額となると共
に、工程も多忙となる問題点と、少量のものを作成する
場合には、非常にコストが高価となつて多数の需要か有
るので事実上は実施されていない現状である。本発明
は、上記の問題点を解決するものであつて、その目的と
する所は、従来の写真製版及び金型を使用することな
く、コピー用紙の基材と着色剤層よりなる転写箔とを以
て安価で簡単確実に従来と同等以上の仕上がりとなる着
色された転写箔を押圧完成されるようにした転写シート
及びその製造方法を提供するものである。
る最大の欠点とする所は、工程上では写真製版と金型が
必要となるため使用する材料と設備も高額となると共
に、工程も多忙となる問題点と、少量のものを作成する
場合には、非常にコストが高価となつて多数の需要か有
るので事実上は実施されていない現状である。本発明
は、上記の問題点を解決するものであつて、その目的と
する所は、従来の写真製版及び金型を使用することな
く、コピー用紙の基材と着色剤層よりなる転写箔とを以
て安価で簡単確実に従来と同等以上の仕上がりとなる着
色された転写箔を押圧完成されるようにした転写シート
及びその製造方法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の転写シート及びその製造方法においては、
基紙、剥離層及び接着剤層を重合した基材と、フイルム
状の基台に剥離層及び着色剤層を重合した転写箔とを有
し、該基材の接着剤層に文字、図柄のトナー画像を複写
する。該トナー画像の下部以外の接着剤層を除去する。
トナー画像の表面に転写箔の接着剤層を重合接着し、該
基紙と剥離層とを剥離する。この状態で被転写物に対し
てトナー画像面を接合加熱加圧することにより容易に転
写ができるようにしたものである。更に、着色された文
字、図柄模様及び記号等を容易に被転写物に転写する転
写シートの製造方法としては、基紙の表面に剥離紙及び
接着剤層を積層したコピー用紙の基材を有し、この接着
剤層の表面にトナー画像を複写形成した後、トナー画像
を溶融しないで接着剤層のみを溶融する有機溶剤を塗布
払拭し、トナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除去
した後にトナー画像の表面に転写箔の着色剤層を重合
し、その後基材の剥離層と共に基紙を剥離して転写箔の
着色剤層の表面にトナー画像が接着される。その後の作
用としては、厚紙、薄板等の被転写物にトナー画像面を
接合加熱押圧した後、転写箔を剥離すると着色剤層の文
字、図柄及び記号等のみが鮮明に転写されるものであ
る。（図６）
に、本発明の転写シート及びその製造方法においては、
基紙、剥離層及び接着剤層を重合した基材と、フイルム
状の基台に剥離層及び着色剤層を重合した転写箔とを有
し、該基材の接着剤層に文字、図柄のトナー画像を複写
する。該トナー画像の下部以外の接着剤層を除去する。
トナー画像の表面に転写箔の接着剤層を重合接着し、該
基紙と剥離層とを剥離する。この状態で被転写物に対し
てトナー画像面を接合加熱加圧することにより容易に転
写ができるようにしたものである。更に、着色された文
字、図柄模様及び記号等を容易に被転写物に転写する転
写シートの製造方法としては、基紙の表面に剥離紙及び
接着剤層を積層したコピー用紙の基材を有し、この接着
剤層の表面にトナー画像を複写形成した後、トナー画像
を溶融しないで接着剤層のみを溶融する有機溶剤を塗布
払拭し、トナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除去
した後にトナー画像の表面に転写箔の着色剤層を重合
し、その後基材の剥離層と共に基紙を剥離して転写箔の
着色剤層の表面にトナー画像が接着される。その後の作
用としては、厚紙、薄板等の被転写物にトナー画像面を
接合加熱押圧した後、転写箔を剥離すると着色剤層の文
字、図柄及び記号等のみが鮮明に転写されるものであ
る。（図６）
【０００５】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
すると、図１においてシート状のコピー用紙となる基材
（ａ）は、基紙（１）の上部に剥離層（２）とその上部
に接着剤層（３）とを積層してある。該基材（ａ）の接
着剤層（３）に対して表面に静電式乾式複写機によつて
文字、図柄模様及び記号等のトナー画像（５）を複写形
成する。その後、該トナー画像（５）の上部よりトナー
画像（５）を溶融せずに該接着剤層（３）のみを溶融す
る有機溶剤（６）を塗布払拭すると、図２に示す如く、
トナー画像（５）以外の非画像部分の該接着剤層（３）
が除去されるもである。なお、該接着剤層（３）は、各
種の鮮明な着色をすることがある。
すると、図１においてシート状のコピー用紙となる基材
（ａ）は、基紙（１）の上部に剥離層（２）とその上部
に接着剤層（３）とを積層してある。該基材（ａ）の接
着剤層（３）に対して表面に静電式乾式複写機によつて
文字、図柄模様及び記号等のトナー画像（５）を複写形
成する。その後、該トナー画像（５）の上部よりトナー
画像（５）を溶融せずに該接着剤層（３）のみを溶融す
る有機溶剤（６）を塗布払拭すると、図２に示す如く、
トナー画像（５）以外の非画像部分の該接着剤層（３）
が除去されるもである。なお、該接着剤層（３）は、各
種の鮮明な着色をすることがある。
【０００６】図３に示すものは、図２に示したトナー画
像（５）の文字、図柄、記号等の表面に転写箔（ｂ）の
着色剤層（１０）を重合して加熱押圧する。該転写箔
（ｂ）は、ＰＥＴフイルム等の基台（８）に剥離層
（９）が塗布され、該剥離層（９）の表面に該着色剤層
（１０）を塗着してある。図４に示す実施例では、図３
に示す如く、トナー画像（５）に転写箔（ｂ）の着色剤
層（１０）を接合した状態より該基材（ａ）の剥離層
（２）より剥離することにより転写シートが構成され
る。
像（５）の文字、図柄、記号等の表面に転写箔（ｂ）の
着色剤層（１０）を重合して加熱押圧する。該転写箔
（ｂ）は、ＰＥＴフイルム等の基台（８）に剥離層
（９）が塗布され、該剥離層（９）の表面に該着色剤層
（１０）を塗着してある。図４に示す実施例では、図３
に示す如く、トナー画像（５）に転写箔（ｂ）の着色剤
層（１０）を接合した状態より該基材（ａ）の剥離層
（２）より剥離することにより転写シートが構成され
る。
【０００７】次に図５に示すものは使用工程であつて、
図４に示す該転写箔（ｂ）の着色剤層（１０）にトナー
画像（５）と接着剤層（３）’とが重合された状態で、
厚紙、薄板、皮革等の非転写物（ｃ）に重合した状態で
加熱押圧する。その後に転写箔（ｂ）を図６に示すよう
に剥離すると、該被転写物（ｃ）に該接着剤層（３）’
が接着してトナー画像（５）も接着する。該トナー画像
（５）は、押圧加熱処理により着色剤層（１０）と一体
となつて接着する。また、該着色剤層（１０）のトナー
画像（５）の接合以外は、転写箔（ｂ）と共に剥離され
るものである。
図４に示す該転写箔（ｂ）の着色剤層（１０）にトナー
画像（５）と接着剤層（３）’とが重合された状態で、
厚紙、薄板、皮革等の非転写物（ｃ）に重合した状態で
加熱押圧する。その後に転写箔（ｂ）を図６に示すよう
に剥離すると、該被転写物（ｃ）に該接着剤層（３）’
が接着してトナー画像（５）も接着する。該トナー画像
（５）は、押圧加熱処理により着色剤層（１０）と一体
となつて接着する。また、該着色剤層（１０）のトナー
画像（５）の接合以外は、転写箔（ｂ）と共に剥離され
るものである。
【０００８】 実験例 実験に使用した機材類 複写機：リコープリテール５５０ 転写箔：中井金属工業株式会社製 プラスチツク用転写箔タイプＢＨ金色又はレトラセツト ジヤパン製オムニセツト金色 接着剤：十條化工製 ＮＳＰインク 剥離紙：オカセイ製コピレタシート 上記コピレタシートにＮＳＰインクを塗布してコピー用紙とし、この表面にト ナー画像を複写形成する。 有機溶剤：イソアロピルアルコール（ＮＳＰインクを溶融し、トナーは 溶融しない）
【０００９】使用する転写箔について、本発明では、従
来より用いられている転写箔を使用する。転写箔には、
メタリツク箔と顔料箔の２種類がある。 メタリツク箔：最下部の基材（ＰＥＴフイルム）、その
上部に順次剥離層、染料系インクとアルミ蒸着層（着色
剤層）、接着剤層の各々を積層して形成されている。 顔料箔：最下部に基材（ＰＥＴフイルム）、その上部に
剥離層、顔料系インク（着色剤層）及び接着剤層を順次
積層してある。 なお、上記各着色剤層の上部に被着する各接着剤層は、
転写する素材に応じて選ばれる。紙や布に対しては低温
（１００℃〜１３０℃）で溶融するもの、プラスチツク
に対しては高温（１２０℃〜１８０℃）で溶融するもの
が用いられる。本発明の場合は、別個に設ける接着剤層
の力で転写させるため、従来の転写箔に塗布されている
接着剤層は必要としないものである。然し、特に高温で
用いられる従来の転写箔は、実際にその温度以下で転写
する場合は、転写箔自体の接着力は生じないために本発
明に適用することが可能である。
来より用いられている転写箔を使用する。転写箔には、
メタリツク箔と顔料箔の２種類がある。 メタリツク箔：最下部の基材（ＰＥＴフイルム）、その
上部に順次剥離層、染料系インクとアルミ蒸着層（着色
剤層）、接着剤層の各々を積層して形成されている。 顔料箔：最下部に基材（ＰＥＴフイルム）、その上部に
剥離層、顔料系インク（着色剤層）及び接着剤層を順次
積層してある。 なお、上記各着色剤層の上部に被着する各接着剤層は、
転写する素材に応じて選ばれる。紙や布に対しては低温
（１００℃〜１３０℃）で溶融するもの、プラスチツク
に対しては高温（１２０℃〜１８０℃）で溶融するもの
が用いられる。本発明の場合は、別個に設ける接着剤層
の力で転写させるため、従来の転写箔に塗布されている
接着剤層は必要としないものである。然し、特に高温で
用いられる従来の転写箔は、実際にその温度以下で転写
する場合は、転写箔自体の接着力は生じないために本発
明に適用することが可能である。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転写シー
ト及びその製造方法によれば、従来のように原稿から写
真製版によりポジフイルムを作成して金属の押し型を製
作し、その後箔押し機を使用して加熱押圧すると云う材
料、設備及び多数の工程を使用することなく、文字、図
柄模様等の金、銀色等の転写箔を簡単確実に転写できる
効果がある。また、少数量の転写を作成する場合には、
非常に便利であると共に、安価に何人でも容易に作成で
きると云う便利な効果がある。そして、シート状の基
紙、剥離紙及び接着剤層とのコピー用紙の基材と、フイ
ルム状の基台、剥離層及び着色剤層よりなる転写箔との
安価な２種類のシートによつて作成が簡単にできる効果
と、基材に複写するトナー画像は、普通の静電式乾式複
写機を使用できて大変に便利であると共に、トナー画像
を溶融せずに接着剤層のみを溶融する安価な有機溶剤を
塗布払拭すると云う簡単な作業でトナー画像を残置でき
る。更に、転写シートの製造方法としては、上記の工程
のトナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除去したト
ナー画像の表面に、転写箔の着色剤層を重合押圧するだ
けで文字、図柄模様及び記号等のみを平均に圧接できる
効果と、基材の剥離層がトナー画像側より容易に剥離で
き、トナー画像面は被転写物に対してトナー画像の接着
剤層が確実に接合転写し、従来の金型の押圧加熱転写と
同様な仕上がりが得られる。また、本発明によれば、被
転写物に転写しようとする文字、図柄、記号等を基材に
対して静電式乾式複写機によつてトナー画像を自由に複
写することで、容易に製作転写できる効果がある。
ト及びその製造方法によれば、従来のように原稿から写
真製版によりポジフイルムを作成して金属の押し型を製
作し、その後箔押し機を使用して加熱押圧すると云う材
料、設備及び多数の工程を使用することなく、文字、図
柄模様等の金、銀色等の転写箔を簡単確実に転写できる
効果がある。また、少数量の転写を作成する場合には、
非常に便利であると共に、安価に何人でも容易に作成で
きると云う便利な効果がある。そして、シート状の基
紙、剥離紙及び接着剤層とのコピー用紙の基材と、フイ
ルム状の基台、剥離層及び着色剤層よりなる転写箔との
安価な２種類のシートによつて作成が簡単にできる効果
と、基材に複写するトナー画像は、普通の静電式乾式複
写機を使用できて大変に便利であると共に、トナー画像
を溶融せずに接着剤層のみを溶融する安価な有機溶剤を
塗布払拭すると云う簡単な作業でトナー画像を残置でき
る。更に、転写シートの製造方法としては、上記の工程
のトナー画像以外の非画像部分の接着剤層を除去したト
ナー画像の表面に、転写箔の着色剤層を重合押圧するだ
けで文字、図柄模様及び記号等のみを平均に圧接できる
効果と、基材の剥離層がトナー画像側より容易に剥離で
き、トナー画像面は被転写物に対してトナー画像の接着
剤層が確実に接合転写し、従来の金型の押圧加熱転写と
同様な仕上がりが得られる。また、本発明によれば、被
転写物に転写しようとする文字、図柄、記号等を基材に
対して静電式乾式複写機によつてトナー画像を自由に複
写することで、容易に製作転写できる効果がある。
【図１】本発明の基材に有機溶剤を塗布した縦断面図で
ある。
ある。
【図２】同じく本発明の接着剤層を溶融した状態の縦断
面図である。
面図である。
【図３】本発明の基材に転写箔を重合した状態の縦断面
図である。
図である。
【図４】同じく本発明の基材部分を剥離した状態の縦断
面図である。
面図である。
【図５】本発明を被転写物に重合した状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図６】同じく本発明の被転写物より転写箔を剥離した
完成された状態の縦断面図である。
完成された状態の縦断面図である。
ａ 基材 ｂ 転写箔 ｃ 被転写物 １ 基材 ２ 剥離層 ３ 接着剤層 ３’ 接着剤層 ５ トナー画像 ６ 有機溶剤 ８ 基台 ９ 剥離層 １０ 着色剤層
Claims (2)
- 【請求項１】 シート状の基紙（１）、剥離層（２）及
び接着剤層（３）を積層したコピー用紙の基材（ａ）
と、フイルム状の基台（８）、剥離層（９）及び着色剤
層（１０）を積層した転写箔（ｂ）よりなる転写シート
において、該基材（ａ）の接着剤層（３）には、文字、
図柄模様等のトナー画像（５）を複写し、該トナー画像
（５）の下部以外の接着剤層（３）を除去して該トナー
画像（５）と該転写箔（ｂ）の該着色剤層（１０）とを
重合積層し、シート状の基紙（１）と剥離層（２）を除
去し、該トナー画像（５）の表面のみに接着剤層
（３）’を残置したことを特徴とした転写シート。 - 【請求項２】 シート状の基紙（１）の表面に、剥離層
（２）及び接着剤層（３）を順次積層したコピー用紙の
基材（ａ）を形成し、該基材（ａ）の該接着剤層（３）
の表面に静電式乾式複写機によつてトナー画像（５）を
複写形成した後、該トナー画像を溶融せずに該接着剤層
（３）のみを溶融する有機溶剤（６）を塗布払拭し、該
トナー画像（５）以外の非画像部分の該接着剤層（３）
を除去した後、該トナー画像（５）の表面に転写箔
（ｂ）の着色剤層（１０）を重合加熱押圧し、その後コ
ピー用紙の該基材（ａ）の剥離層（２）と基紙（１）を
剥離して該トナー画像（５）とトナー画像下部のみに残
置した接着剤層（３）’を転写箔（ｂ）に接合状態に現
出したことを特徴とする転写シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9370296A JPH11188972A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 転写シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9370296A JPH11188972A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 転写シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188972A true JPH11188972A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18496550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9370296A Pending JPH11188972A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 転写シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188972A (ja) |
Cited By (2)
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| JP2007093871A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Fuji Seal International Inc | 脆質ラベル |
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-
1997
- 1997-12-25 JP JP9370296A patent/JPH11188972A/ja active Pending
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