JP3118195U - ラミネートカード作成セット - Google Patents

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Abstract

【課題】手持ちのパソコン、インクジェット方式のプリンター等を利用して、必要なデザインで必要な枚数だけ手軽で美感に優れ、コンパクトで強度があるラミネートカードを作成することができるラミネートカードセットを提供する。
【解決手段】略同形の第1ラミネートフィルムと第2ラミネートフィルムと印刷フィルムとからなるラミネートカードセットであって、第1ラミネートシートと第2ラミネートシートで、印刷した印刷フィルムを挟持したうえで熱融着し、3つを一体化し強度の確保と耳なし構成とし、ラミネートカードの隅部まで印刷可能としたことにより美感に優れたラミネートカードである。
【選択図】図1

Description

本考案は、ラミネートカード作成セットに関する。さらに詳しくは、家庭や会社等で手軽に必要な書体、デザインでラミネートカードを作成することができため、即時発行性に優れ、また、必要な枚数のみ作成することができ、ラミネートカードを少数作成するに際して最適で、美感に優れ、強度が高いラミネートカード作成セットに関する。
一般的に、社員証や会員証等の顔写真入りラミネートカードを製作する場合、例えば、厚みのある台紙に印刷業者が文字や図形等を印刷し、印刷等した台紙にエンドユーザーが写真等を貼付したうえで、市販等のラミネーターに通し、ラミネート加工してラミネートカードを完成させていた。
確かに、このように印刷業者が台紙に文字等を印刷し、写真等を貼付すると、印刷業者は専門業者であるため、ラミネートカードの完成度は高い。
しかし、印刷業者を介してラミネートカードを製作すると、ラミネートカードを製作するに際してコストが嵩み、また、手間もかかる。即ち、印刷業者が印刷する場合、一定量のラミネートカードを製作しなければコスト高となり、例えば、家族経営のような少人数の社員を有する会社の社員証を製作する場合に問題が残る。また、印刷業者に依頼せず、家庭において家庭用のプリンターを使用して、厚紙に印刷することも考えられるが、家庭用のプリンターによっては厚紙に印刷することが困難な場合がある。また、印刷業者に印刷を依頼する場合、個人情報が流出しないとは限らないため、昨今、声高に叫ばれている個人情報保護の見地からしても不安が残る。
また、近年急速に技術の進歩、発展をなした印刷方法として昇華転写方式があるが、この昇華転写方式を利用してカードを作成する場合もある。該昇華転写方式は、プラ板に熱転写して印刷するものである。確かに、この昇華転写方式で印刷を行うと、手軽に希望枚数のカードを作成できるため、無駄なカード作成を抑制することができ、また、カードの即時発行性に優れているという面がある。
しかし、昇華転写方式による印刷では、カードの縁の部分の印刷が困難となり、縁の部分に空白部分ができてしまい、見栄えが悪くなってしまう。また、昇華転写方式は印刷精度の面で問題が残る。
さらに、昇華転写方式の昇華転写プリンターは、未だ普及価格とまではいえず、高額な商品であるため、家族経営のような少人数の社員を有する会社の社員証を作成する場合は、コストの面で問題が残る。即ち、カードを一定量以上作成しなければ、採算が合わず、昇華転写プリンターの値段を考慮すると、問題が残る。
さらに従来は、ラミネートカードを製作する場合、印刷等を行うカード基材の外周縁を超えて樹脂製のフィルムの外周縁が食み出てしまう、いわゆる「耳」の部分ができてしまうことにより、ラミネートカード自体の見栄えが悪くなり、また、ラミネートカードのサイズが大きくなってしまい、財布やカードケースに入りにくい場合もあった。また、顔写真入りのラミネートカードを製作する場合、写真を台紙に貼付する必要があったが、このような構成とするとラミネートした際に写真の部分が盛り上がり、見栄えが悪く、また、写真の現像や所定のサイズに切断する必要がある等の手間がかかっていた。
この点を改良するものとして特開2001−75478がある。この特開2001−75478は「カードおよびその製造システム並びにその製造方法」で、その内容は、宝石や指輪、貴金属品等宝飾品の鑑定ないし証明結果を印字してなるカードベースと、該カードベースをラミネートするフィルムで、該フィルムがカードベースの外周縁から外側へ食み出す耳を有さず、デジタルカメラ等により撮影した画像をカードベースにプリントするものであることを特徴とするものである。
確かに、この特開2001−75478の「カードおよびその製造システム並びにその製造方法」にあっては、カードベースの各辺の外周縁から外側に食み出すフィルムの耳は、裁断装置を経ることにより切断されるため、カードとしての美観の向上を図ることができる。また、カードベースにプリントするものであるため、写真作成の際の工程数が減少し、また、カードベースにプリントするため、写真部が盛り上がることはない。
しかし、本発明で用いられるカードベースは、裁断装置によって一枚の印画紙から予めカードベース大に打ち抜かれ、カードベースの表裏両面にラミネートフィルムが熱圧着されてラミネートされると、ラミネートフィルムの外周縁より外側へ食み出す耳が、各辺毎に形成されてしまうため、再び裁断装置によりカードベース大に打ち抜いて各耳を切断するものであり、カードベースの表裏両面にラミネートフィルムを熱圧着した後に裁断工程を経る必要があるため、工程が複雑化し、それに伴い手間がかかるという問題が生じる。
特開2001−75478
本考案は上記事情に鑑み、社員証や会員証等の顔写真入りのラミネートカードを作成するラミネートカードセットであって、家庭用のパソコンにおいて自由にカードの文字や図柄をデザインしたうえで、家庭用プリンターで文字や顔写真等を印刷フィルムに直接印刷でき、印刷業者に依頼することなく、手軽にラミネートカードを作成することができ、また、対のラミネートフィルムと印刷フィルムの形状を略同形とし、対のラミネートフィルムの外周縁が印刷フィルムの外周縁から食み出さないため、美感に優れ、さらに、必要な枚数だけ作成できるため、無駄なくカード作成をすることができ、また、強度の確保と品質の向上を図るラミネートカードセットを提供するものである。
第一考案のラミネートカードセットは、対のラミネートシートと、無地又は印刷済のラミネートカード基材であって、該ラミネートシートと該ラミネートカード基材を収容袋に複数枚収容してなるラミネートカードセットで、前記対のラミネートシートには、裏面に糊層があり、前記ラミネートカード基材の印刷フィルムは、台紙より余剰カードを残して剥離可能とし、対のラミネートシートと印刷フィルムを熱融着し一体化するとともに、強度の確保、耳なし構成としたラミネートカードセットであることを特徴とする。
第二考案のラミネートカードセットは、請求項1に記載のラミネートカード基材の印刷フィルムから余剰カードを跨いで印刷するラミネートカードセットであることを特徴とする。
第三考案のラミネートカードセットは、請求項1又は請求項2に記載の対のラミネートカードシートとラミネートカード基材を収容する収容袋であって、袋体の上部には係止孔を設け、袋体の一辺が開閉自在としたラミネートカードセット収容袋であることを特徴とする。
第一考案によれば、ラミネートカード基材の印刷フィルムには手持ちのインクジェットプリンターで印刷でき、印刷フィルムに印刷するためだけに専用のカードプリンターを購入する必要がないため、無駄な出費を抑えることができる。
また、印刷フィルムの外周縁と対のラミネートシートの外周縁は略同形であって、印刷フィルムを対のラミネートシートで挟持したうえで熱融着するため、印刷フィルムの外周縁からラミネートシートの外周縁が食み出ず、いわゆる耳を有しないため美感に優れており、また、ラミネートカード自体がコンパクトになる。
さらに、上述のように印刷フィルムを対のラミネートシートで挟持したうえで熱融着され、印刷フィルムと対のラミネートシートが一体化されるため、ラミネートカード自体の強度の確保と品質の向上を図ることができる。
家庭用のパソコンに氏名や写真等のデータを取り込んで、家庭用のインクジェットプリンターで印刷できるため、カードのデザインを作成するに際して自由度が大きく、適宜デザインを変更することも容易にできるため便利である。
印刷フィルムにデジタルカメラ等で撮影した顔写真を直接印刷することができるため、印刷フィルムに顔写真を貼付する場合に比べて、ラミネートカードを薄く、見栄えよくすることができる。
カードをデザインしたその場で印刷できるため、印刷業者に依頼する場合と異なり納期を待つ必要がなく、短時間で製作できる。
対のラミネートカードで印刷フィルムを挟持して、三つを一体として熱融着するため、片面を交互に熱融着する場合と異なり、対のラミネートカードと印刷フィルムがズレたり斜めになったりすることがなく、美感に優れている。
本考案は低コストで必要な枚数のラミネートカードを製作することができるラミネートカードセットであるため、ラミネートカードを大量には必要とせず、少数発行を希望する者にとっては特に有用である。
そして印刷業者に印刷を依頼する場合、顔写真や個人情報を印刷業者に渡す際に個人情報が流出する虞があるが、家庭内において印刷する場合は、このような虞は皆無である。
第二考案によれば、ラミネートカード基材の印刷フィルムと余剰カードは同質の素材である。従って、ラミネートカード基材の印刷フィルムから余剰カードを跨いで印刷することができ、印刷フィルムの隅部まで印刷できるため、印刷フィルムの隅部において空白部ができず、見栄えがよく美的感覚に優れている。
第三考案によれば、請求項1又は請求項2に記載のラミネートカードセットを収容する収容袋であるため、該ラミネートカードセットの収容物である処の、対のラミネートカードとラミネートカード基材を一纏めで販売することができるため、必要な数だけ購入することができ、便利である。
つぎに、本考案の実施形態に係るラミネートカードセットを図面に基づいて説明する。
図1は、本考案のラミネートカードセットの一部欠截した斜視図である。図2は、ラミネートカードセットの収容物の斜視図である。図3は、ラミネートカード基材の正面図である。図4は、ラミネートカード基材の印刷フィルム等に印刷するデザインをパソコンに入力し、その入力情報がパソコンのモニター画面に表示されているパソコンモニターの正面図である。図5は、ラミネートカード基材上に印刷された状態を表した正面図である。図6は、印刷したラミネートカード基材から印刷フィルムを剥離した印刷フィルムの平面図である。図7−1は、対のラミネートシートで印刷フィルムを一体化する前段階を表した斜視図である。図7−2は、対のラミネートシートで印刷フィルムを一体化した状態の断面図である。図7−3は、対のラミネートシートで印刷フィルムを挟持し、ラミネート加工した状態を表した斜視図である。図8は、本考案であるラミネートカードの完成斜視図である。
本考案であるラミネートカードセット4は、図1のように収容袋5に収容されており、収容袋5の収容物は大別すると、対のラミネートシートである第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2とラミネートカード基材3からなる。そして、第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2とラミネートカード基材3を1セットとして1枚のラミネートカードを製作するものである。
本図では、ラミネートカードセット4は、それぞれ独立した第1ラミネートシート1、第2ラミネートシート2、ラミネートカード基材3が収納袋5に複数枚収容されている。しかし、1枚のラミネートシートに複数枚の第1ラミネートシート1や第2ラミネートシート2を取り外し容易に固定した構成とすることもできる。この場合、ラミネートカードを作成する度に、第1ラミネートシート1や第2ラミネートシート2を取り外すこととなる。さらに、第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2とラミネートカード基材3を1セットだけ収納袋に収容する場合もある。
第3考案である収容袋5の大きさは、中に収容される第1ラミネートシート1、第2ラミネートシート2、ラミネートカード基材3の枚数により異なる。従って、1枚のラミネートカードに複数枚の第1ラミネートカード1や第2ラミネートカード2を取り外し容易に固定した構成の場合は、ラミネートカードを収容することができる程度の大きさとなることは勿論である。
第3考案の収容袋5の大きさは上述のとおり、収容される第1ラミネートシート1、第2ラミネートシート2、ラミネートカード基材3の枚数により異なるが、具体例として第1ラミネートシート1、第2ラミネートシート2、ラミネートカード基材3が10セット収納される場合、次のような大きさのものが考えられる。40cm×11cmの長方形の透明又は半透明のフィルムを裏面シート5bとなる一片を18cmとし、表面シート5aとなる他の一片を22cmとなるように二つ折りにし、裏面シート5bよりも4cm長い表面シート5aの部分を開閉可能な開閉部5cとし、開閉部5cをさらに裏面シート5b側に折り曲げる。そして、この開閉部5cの一部に粘着シートを設け、開閉部5cの粘着シートと裏面シート5bの当接する部分も粘着シートを設ける。そして、この開閉部5cの粘着シートと表面シートの粘着シートが当接することにより簡単に開閉可能となる。このように、収容袋5の下部5eには、第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2とラミネートカード基材3を出し入れするための開閉可能な開閉部が設けられているが、出し入れできれば収容袋5の上部5eに限定されず、収容袋5のどの位置に備わっていてもよい。
収容袋5の上部5eには、本考案である収容袋5に収容したラミネートカードセット4を陳列するための係止孔5dを設けており、係止孔5dに商品陳列用の棒を通すことによって、本考案であるラミネートカードセット4を大量に陳列させることができる。
本図において収容袋5に収容されているラミネートカード基材3は、何等の印刷も施されていない無地のものであるが、固定データ(予め決定されている文言等)8を予め印刷して収容袋5に収容することもできる。このように他のラミネートカード所有者にも流用できる文言(例えば、「身分証明書」等の文言)である固定データ8を予めラミネートカード基材3に印刷してあれば、本考案であるラミネートカードセット4の作成者がラミネートカードを作成するに際して、ラミネートカード基材3の印刷フィルム3bのデザインを作成する箇所が減ることによりラミネートカード作成の負担が軽減される。そして、作成者はラミネートカード基材3の印刷フィルム3bの固定データ8が印刷されている部分以外の部分に可変データ(予め決定された文言等ではなく、各人毎に変更せざるを得ないデータ。例えば、カード保持者の名前等)9を印刷することにより印刷フィルム3bが完成する。
また、対のラミネートシートである第1ラミネートシート1及び/又は第2ラミネートシート2においても固定データ8を既に印刷した状態とすることもできる。例えば、カード所有者への注意事項(「このカードは常に携帯して下さい。」等)は、他のラミネートカード所有者へ流用できる文言であるため、ラミネートカード作成に際して便利である。
図2は、ラミネートカードセット4の収容物の斜視図である。上段は第1ラミネートシート1であり、中段はラミネートカード基材3であり、下段は第2ラミネートシート2である。
本図では、中段のラミネートカード基材3には固定データ8は印刷されていないが、上述のようにラミネートカード基材3に予め固定データ8を印刷したものを収容することもできる。また、対のラミネートカードである第1ラミネートシート1及び/又は第2ラミネートシート2においても固定データ8を印刷されていないが、上述のように第1ラミネートシート1及び/又は第2ラミネートシート2においても、予め固定データ8を印刷したものを収容することもできる。
第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2の素材は、ポリエステル等の種々のものが考えられる。ラミネートカード所有者が退職等によりラミネートカードが不要となった場合の処分方法としては、家庭ゴミとして処分する方法がある。しかし、家庭ゴミとして処分するとラミネートカードの個人情報が流出してしまう虞があり、昨今の個人情報保護の見地からすると妥当でない。従って、不要となったラミネートカードは焼却処分することが妥当である。その際、本考案であるラミネートカードの素材をポリエステルとすると、焼却時にダイオキシン等の塩素系化合物の発生がなく、環境保護の見地から望ましい。
図3は、図2中の中段のラミネートカード基材3の平面図である。ラミネートカード基材3は、裏面の台紙3eと表面の印刷フィルム3b、余剰カード3dとから構成されている。台紙3eの一面は粘着面であり、その他面は紙面である。台紙3eの粘着面側に余剰カード3dと台紙3eより剥離可能で剥離線3aで囲繞されている印刷用の印刷フィルム3bが貼着されている。そして、印刷フィルムは、ラミネートカード基材の余剰カードを残して容易に剥離することができる。
本図でも印刷フィルム3b、余剰カード3dは、何等の印刷も施されていないが、予め固定データ8を印刷したものを収容することも可能である。
図4は、ラミネートカード基材3の印刷フィルム3bや余剰カード3dに印刷するデザインをパソコンに入力し、その入力情報がパソコンモニター6に表示されているパソコンモニターの正面図である。このように本考案は、顔写真や氏名等の個人データをパソコン等に取り込んでラミネートカードを作成するものであり、手軽にラミネートカードをデザインすることができる。また、手軽に必要な枚数のラミネートカードを製作するものであるため、ラミネートカードの少数発行を希望する者には無駄なカード作成を抑えることができるため有用である。また、デジタルカメラで撮影した顔写真のデータや氏名等のデータを直接パソコンに取り込んで印刷することができるため、印刷業者へデータを持ち込む必要がないため、個人情報が流出する虞が皆無である。
固定データ8は、予め印刷フィルム3bに印刷されている場合の他、インターネット等の通信手段を利用して、特定のサイトやホームページにアクセスし、該サイトやホームページから固定データを、ダウンロードすることも可能である。
図5は、ラミネートカード基材3上にデータが印刷された状態を表した正面図である。本図は、顧客が希望のデータをパソコン等に取り込んだ後、印刷したものである。上述のように、本考案であるラミネートカード基材3上へのデータの印刷は、家庭用のインクジェット方式のプリンターで行うことができるため、ラミネートカードを印刷するためだけに新たに高額なプリンター(例えば、昇華転写方式のプリンター等)を購入する必要がなく、無駄な出費を抑えることができる。
ラミネートカード基材3の印刷フィルム3bの剥離線3aを超えた範囲に余剰カード3dがあるが、ラミネートカード基材3の印刷フィルム3bと余剰カード3dの素材は同様のものであり、印刷フィルム3bから余剰カード3dを跨いで印刷することができるため、当然に印刷フィルム3bの隅部3cも印刷することができる。従って、印刷フィルム3bの隅部3cに空白部がなくなるため、美感に優れた構成となる。
図6は、印刷したラミネートカード基材3から印刷フィルム3bを剥離した印刷フィルム3bの正面図である。このように印刷フィルム3bの隅部3cまで印刷することができ、印刷後は台紙3eから簡単に剥離させることができる。
図7−1は、対のラミネートシートで印刷フィルム3bを一体化する前段階を表した斜視図である。
上段は第1ラミネートシート1であり、中段は印刷済の印刷フィルム3bであり、下段は第2ラミネートシート2である。第1ラミネートシート1の印刷フィルム3bと接合する一面を糊層1cとし、第2ラミネートシート2の印刷フィルム3bと接合する一面も糊層2cとする。そして第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2を一体として熱を加えることにより第1ラミネートシート1の糊層1cの糊と第2ラミネートシート2の糊層2cの糊が溶け、第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2の三つが熱融着される。
図示した第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2の外周縁11は略同形であるため、印刷フィルム3bの外周縁11から対のラミネートシートの外周縁11が食み出ず、いわゆる耳を有しない。従って、ラミネートカード全体のシルエットがすっきりと纏まる。
なお、第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2は、糊層1c、2cを有しているため、半透明状となっているが、熱融着する際に熱を加えることにより半透明状から略透明状となるため、印刷された印刷フィルム3bが視覚的に妨げられることはない。
図7−2は、対のラミネートシートで印刷フィルム3bを一体化した状態の断面図である。印刷フィルム3bは対のラミネートシートに挟持されている。即ち、第1ラミネートシート1と第2ラミネートシート2の間に印刷済の印刷フィルム3bを設け、3つを一体として熱融着されている。
図7−3は、対のラミネートシートで印刷フィルム3bを挟持し、ラミネーター10に通す状態を表した斜視図である。なお、本図のラミネーター10を使用する工程が本考案であるラミネートカードを作成する際の最終工程である。まず対のラミネートシートで印刷フィルムを挟持し、3つがずれないようにクリップ等(図示せず)で固定し、そのうえでラミネーターに通す。このように市販のラミネーター10を使用し、クリップ等で固定した第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2をラミネーター10に通すと、第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2の三つが熱融着され、ラミネート加工される。なお、第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2を固定していたクリップ等は、ラミネーターに通すと、自動的に外れる。
図8は、本考案であるラミネートカードの完成斜視図である。
このように本考案は、簡易かつ迅速にラミネートカードを作成することができる。また、必要な枚数だけ作成できるため、ラミネートカードを無駄なく作成することができる。そして、第1ラミネートシート1と印刷フィルム3bと第2ラミネートシート2の三つが熱融着され一体化されると強度が確保され、また、キズが付くことを予防できる。
図1は、本考案のラミネートカードセットの一部欠截した斜視図である。 ラミネートカードセットの収容物の斜視図である。 ラミネートカード基材の正面図である。 ラミネートカード基材に印刷するデザインをパソコンに入力し、その入力情報がパソコンのモニター画面に表示されているパソコンモニターの正面図である。 ラミネートカード基材上に印刷された状態を表した正面図である。 印刷したラミネートカード基材から印刷フィルムを剥離した印刷フィルムの正面図である。 対のラミネートシートで印刷フィルムを一体化する前段階を表した斜視図である。 対のラミネートシートで印刷フィルムを一体化した状態の断面図である。 対のラミネートシートで印刷フィルムを挟持し、ラミネート加工した状態を表した斜視図である。 本考案であるラミネートカードの完成斜視図である。
符号の説明
1 第1ラミネートシート
1a 表面
1b 裏面
1c 糊層
2 第2ラミネートシート
2a 表面
2b 裏面
2c 糊層
3 ラミネートカード基材
3a 剥離線
3b 印刷フィルム
3c 隅部
3d 余剰カード
3e 台紙
4 ラミネートカードセット
5 収容袋
5a 表面シート
5b 裏面シート
5c 開閉部
5d 係止孔
5e 上部
5f 下部
6 パソコンモニター
7 入力データ
8 固定データ
9 可変データ
10 ラミネーター
11 外周縁

Claims (3)

  1. 対のラミネートシートと、無地又は印刷済のラミネートカード基材であって、該ラミネートシートと該ラミネートカード基材を収容袋に複数枚収容してなるラミネートカードセットで、
    前記対のラミネートシートには、裏面に糊層があり、
    前記ラミネートカード基材の印刷フィルムは、台紙より余剰カードを残して剥離可能とし、
    対のラミネートシートと印刷フィルムを熱融着し一体化するとともに、強度の確保、耳なし構成としたことを特徴とするラミネートカードセット。
  2. 請求項1に記載のラミネートカード基材の印刷フィルム部から余剰カードを跨いで印刷することを特徴とするラミネートカードセット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の対のラミネートカードシートとラミネートカード基材を収容する収容袋であって、
    袋体の上部には係止孔を設け、
    袋体の一辺が開閉自在としたことを特徴としたラミネートカードセット収容袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534492U (ja) * 1991-09-20 1993-05-07 川崎重工業株式会社 航空機搭載物のカバー構造

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