JP2860967B2 - ポストカード用文字焼付方法 - Google Patents
ポストカード用文字焼付方法Info
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
- B41M5/38221—Apparatus features
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真焼付機等において感光材料に文字を焼
き付けるためのポストカード用文字焼付方法に関するも
のである。
き付けるためのポストカード用文字焼付方法に関するも
のである。
私製葉書（ポストカード）として、写真と文字とをカ
ラーペーパーに焼き付けたものが広く用いられている。
このポストカードの作製には文字焼付装置を取り付けた
写真焼付機が用いられ、所望の文字やイラストを記録し
た文字焼付板を文字焼付装置にセットし、フイルムデッ
キにセットした写真フイルムの画像とを並べてカラーペ
ーパーに焼き付けている。
ラーペーパーに焼き付けたものが広く用いられている。
このポストカードの作製には文字焼付装置を取り付けた
写真焼付機が用いられ、所望の文字やイラストを記録し
た文字焼付板を文字焼付装置にセットし、フイルムデッ
キにセットした写真フイルムの画像とを並べてカラーペ
ーパーに焼き付けている。
従来の文字焼付板としては、原稿を写真撮影してから
現像処理したリスフイルムが用いられており、このリス
フイルムには黒地に透明な文字やイラストが記録されて
いる。
現像処理したリスフイルムが用いられており、このリス
フイルムには黒地に透明な文字やイラストが記録されて
いる。
前述したリスフイルムを用いた文字焼付板は、タイプ
による原稿の作製，原稿の写真撮影，現像処理，ゴムの
付着によるヌケの修正等の工程が必要なため、作製が面
倒であるとともに、コストがかかるという問題があっ
た。
による原稿の作製，原稿の写真撮影，現像処理，ゴムの
付着によるヌケの修正等の工程が必要なため、作製が面
倒であるとともに、コストがかかるという問題があっ
た。
本発明は、作製が簡単であり、かつコストが安いポス
トカード用文字焼付方法を提供することを目的とするも
のである。
トカード用文字焼付方法を提供することを目的とするも
のである。
上記目的を達成するために、本発明は、熱転写用のイ
ンク層を片面に有し厚みのある腰の強いシートからなる
透光シートを用い、このインク層に対面するように薄い
インク付着シートを介在させ、このインク付着シートの
背後からサーマルヘッドを当てて、文字の向きと並び方
が逆になった裏返し印字を行って、インク層の一部をイ
ンク付着シートに転写することで、インク層に透明な裏
返し文字を形成し、この透明な裏返し文字が形成された
インク層を有する透光シートにより文字焼付板を構成
し、この裏返し文字が形成されたインク層を感光材料に
密着させて感光材料に文字を焼き付けるようにしたもの
である。また、別の発明は、密着焼付の代わりに、文字
焼付板をそのインク層が感光材料側になるように焼付光
路にセットし、光源で文字焼付板を照明し、この文字焼
付板をレンズで感光材料に投影して感光材料に文字を焼
き付けるようにしたものである。なお、この透光シート
として、透光性を有する着色シートを用いれば、色付き
文字を記録することができる。
ンク層を片面に有し厚みのある腰の強いシートからなる
透光シートを用い、このインク層に対面するように薄い
インク付着シートを介在させ、このインク付着シートの
背後からサーマルヘッドを当てて、文字の向きと並び方
が逆になった裏返し印字を行って、インク層の一部をイ
ンク付着シートに転写することで、インク層に透明な裏
返し文字を形成し、この透明な裏返し文字が形成された
インク層を有する透光シートにより文字焼付板を構成
し、この裏返し文字が形成されたインク層を感光材料に
密着させて感光材料に文字を焼き付けるようにしたもの
である。また、別の発明は、密着焼付の代わりに、文字
焼付板をそのインク層が感光材料側になるように焼付光
路にセットし、光源で文字焼付板を照明し、この文字焼
付板をレンズで感光材料に投影して感光材料に文字を焼
き付けるようにしたものである。なお、この透光シート
として、透光性を有する着色シートを用いれば、色付き
文字を記録することができる。
文字焼付板の印字に際しては、インク付着シートを介
してインク層側からサーマルヘッドを当てるから、ワー
プロ等を用いて簡単に文字焼付板を作製することができ
る。また、インク層側から熱を加えるから、比較的に腰
が強い透光シートを用いることが可能となり、これによ
り文字焼付板の取扱が容易となり、また皺の発生も確実
になくすことができる。
してインク層側からサーマルヘッドを当てるから、ワー
プロ等を用いて簡単に文字焼付板を作製することができ
る。また、インク層側から熱を加えるから、比較的に腰
が強い透光シートを用いることが可能となり、これによ
り文字焼付板の取扱が容易となり、また皺の発生も確実
になくすことができる。
しかも、文字の向きと並び方が逆になった裏返し文字
が印字されるため、インク層を感光材料側に向けた状態
で文字を焼き付けることができる。したがって、透光シ
ートを感光材料側に向ける場合と異なり、透光シートの
あつみの影響を受けることなく文字を焼付露光すること
ができ、文字のぼけなどがなく、文字が鮮明に記録され
る。例えば、密着焼きでは、感光材料とインクとの間の
隙間を無くすことができ、この隙間分による文字のぼけ
が無くなる。また、投影タイプで焼き付ける場合でも、
透光シートの厚み分の影響を受けることなく、インク層
に形成された文字が感光材料に鮮明に記録される。
が印字されるため、インク層を感光材料側に向けた状態
で文字を焼き付けることができる。したがって、透光シ
ートを感光材料側に向ける場合と異なり、透光シートの
あつみの影響を受けることなく文字を焼付露光すること
ができ、文字のぼけなどがなく、文字が鮮明に記録され
る。例えば、密着焼きでは、感光材料とインクとの間の
隙間を無くすことができ、この隙間分による文字のぼけ
が無くなる。また、投影タイプで焼き付ける場合でも、
透光シートの厚み分の影響を受けることなく、インク層
に形成された文字が感光材料に鮮明に記録される。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第２図において、文字焼付板10は、透光シート11と、
この片面に層設された黒色のインク層（熱溶融転写層）
12とから構成されている。この透光シート11は、文字焼
付板の平面性を確保し、かつ皺の発生を防止するため
に、ある程度腰のあるプスチックシート、例えば厚みが
20〜150μ程度のPET（ポリエチレンテレフタレート）等
が用いられる。なお、厚みが200〜300μのPETを使用す
れば、更に腰が強くなり、良好な平面性を確保すること
ができる。この透光シート11として、透光性を有する着
色シートを用いれば、色付き文字を記録することができ
る。
この片面に層設された黒色のインク層（熱溶融転写層）
12とから構成されている。この透光シート11は、文字焼
付板の平面性を確保し、かつ皺の発生を防止するため
に、ある程度腰のあるプスチックシート、例えば厚みが
20〜150μ程度のPET（ポリエチレンテレフタレート）等
が用いられる。なお、厚みが200〜300μのPETを使用す
れば、更に腰が強くなり、良好な平面性を確保すること
ができる。この透光シート11として、透光性を有する着
色シートを用いれば、色付き文字を記録することができ
る。
インク層12は、塗布ムラがなく、また写真焼付光を充
分に遮光できる濃度を持っていることが必要である。ま
た、インク層12は、取扱時に引っ掻き傷が入っても遮光
効果が損なわれないような塗布厚にするのがよい。な
お、インク層12としては、既に市販されている熱転写シ
ート（全体の厚みが３〜６μ）のインク層と同じ層構造
にすればよい。
分に遮光できる濃度を持っていることが必要である。ま
た、インク層12は、取扱時に引っ掻き傷が入っても遮光
効果が損なわれないような塗布厚にするのがよい。な
お、インク層12としては、既に市販されている熱転写シ
ート（全体の厚みが３〜６μ）のインク層と同じ層構造
にすればよい。
前記文字焼付板10は、第３図に示すように、既に市販
されているワープロやパソコン等で、黒地に透明な文字
（白抜き文字）が裏返した状態で形成される。このワー
プロは、周知のようにワープロ本体13,プリンタ14,キー
ボード15から構成されている。裏返し文字は文字の向き
と並び方とが逆となるようにされるものであり、ワープ
ロやパソコンのソフトを変更し、文字フォント及び印字
方向を逆にすることで、普通のプリンタを用いて印字さ
れる。このプリンタ14のプラテン16に、透光シート11が
プラテン16に対面するようにセットする。
されているワープロやパソコン等で、黒地に透明な文字
（白抜き文字）が裏返した状態で形成される。このワー
プロは、周知のようにワープロ本体13,プリンタ14,キー
ボード15から構成されている。裏返し文字は文字の向き
と並び方とが逆となるようにされるものであり、ワープ
ロやパソコンのソフトを変更し、文字フォント及び印字
方向を逆にすることで、普通のプリンタを用いて印字さ
れる。このプリンタ14のプラテン16に、透光シート11が
プラテン16に対面するようにセットする。
サーマルヘッド17と、文字焼付板10との間には、イン
ク付着テープ18が配置されている。このインク付着テー
プ18は、印字中に供給リール19から引き出され、そして
巻取りリール20に巻き取られる。このインク付着テープ
18としては、熱が通り易い厚さのプラスチックリボン又
は紙リボン，プラスチックと紙とを貼り合わせたもの等
が用いられる。例えば、プラスチックの場合は、厚み４
〜６μ程度のPETを用いるとよい。まあ、インク付着テ
ープをカセットタイプとすると、取扱い（例えばワープ
ロへの装着作業）が容易となる。この場合には、カセッ
ト本体内に、供給リール19と巻取りリール20とが内蔵さ
れる。
ク付着テープ18が配置されている。このインク付着テー
プ18は、印字中に供給リール19から引き出され、そして
巻取りリール20に巻き取られる。このインク付着テープ
18としては、熱が通り易い厚さのプラスチックリボン又
は紙リボン，プラスチックと紙とを貼り合わせたもの等
が用いられる。例えば、プラスチックの場合は、厚み４
〜６μ程度のPETを用いるとよい。まあ、インク付着テ
ープをカセットタイプとすると、取扱い（例えばワープ
ロへの装着作業）が容易となる。この場合には、カセッ
ト本体内に、供給リール19と巻取りリール20とが内蔵さ
れる。
文字焼付板10をプラテン16にセットしてから、キーボ
ード15を操作して、文字やイラストをワープロ本体13に
入力すれば、矢線方向に往復動するサーマルヘッド17に
より、裏返しに文字が印字（熱転写記録）される。すな
わち、サーマルヘッド17は、文字又はイラストのパター
ンに応じてヘッドが発熱し、インク付着テープ18を介し
てインク層12を加熱するために、インク層12の加熱され
た部分が熱溶融してインク付着テープ18に転写（付着）
される。この文字焼付板10は、加熱された部分のインク
層12がなくなるから、黒地に透明な文字やイラストが裏
返しに記録されることになる。
ード15を操作して、文字やイラストをワープロ本体13に
入力すれば、矢線方向に往復動するサーマルヘッド17に
より、裏返しに文字が印字（熱転写記録）される。すな
わち、サーマルヘッド17は、文字又はイラストのパター
ンに応じてヘッドが発熱し、インク付着テープ18を介し
てインク層12を加熱するために、インク層12の加熱され
た部分が熱溶融してインク付着テープ18に転写（付着）
される。この文字焼付板10は、加熱された部分のインク
層12がなくなるから、黒地に透明な文字やイラストが裏
返しに記録されることになる。
写真焼付機の構成を示す第４図において、ペーパーマ
スク25は、露光用の開口25aと文字焼付用の開口25bとが
形成されている。第１図に詳細に示すように、文字焼付
用開口25bには、段部25cが形成され、これに文字焼付用
ホルダー26が抜き出し自在に挿入されている。この文字
焼付用ホルダー26は、開口26aを有する枠状をしてお
り、下面に透光プレート（例えば透明ガラス）27が接合
されている。また、上側には段部26bが形成されてお
り、インク層12を上にした状態で文字焼付板10が嵌め込
まれる。
スク25は、露光用の開口25aと文字焼付用の開口25bとが
形成されている。第１図に詳細に示すように、文字焼付
用開口25bには、段部25cが形成され、これに文字焼付用
ホルダー26が抜き出し自在に挿入されている。この文字
焼付用ホルダー26は、開口26aを有する枠状をしてお
り、下面に透光プレート（例えば透明ガラス）27が接合
されている。また、上側には段部26bが形成されてお
り、インク層12を上にした状態で文字焼付板10が嵌め込
まれる。
透光シート11だけでは、良好な平面性が確保すること
ができない場合には、段部26bの上に透明ガラス又は拡
散板を載置し、この上に文字焼付板10を重ねるとよい。
また、色文字を記録するには、文字焼付用ホルダー26内
に少なくとも１枚の色フイルタ28を落とし込めばよい。
なお、焼付光の光質を調節するために、色補正フイルタ
や色温度変換フイルタを入れてもよい。
ができない場合には、段部26bの上に透明ガラス又は拡
散板を載置し、この上に文字焼付板10を重ねるとよい。
また、色文字を記録するには、文字焼付用ホルダー26内
に少なくとも１枚の色フイルタ28を落とし込めばよい。
なお、焼付光の光質を調節するために、色補正フイルタ
や色温度変換フイルタを入れてもよい。
前記文字焼付用開口25bの下部には、ランプハウス30
が取り付けられており、この中に複数の白色光源31と拡
散板32とが収納されている。これらの白色光源31は、一
定時間だけ点灯して白色光を放出する。この白色光は、
拡散板32で充分に拡散されてから、文字焼付板10を照明
する。
が取り付けられており、この中に複数の白色光源31と拡
散板32とが収納されている。これらの白色光源31は、一
定時間だけ点灯して白色光を放出する。この白色光は、
拡散板32で充分に拡散されてから、文字焼付板10を照明
する。
カラーペーパー34は、供給リール35にロール状に巻き
付けられており、複数のローラ36を経て巻取りリール37
に巻き取られる。なお、マスクプレート25の上には、カ
ラーペーパー34の浮き上がりを防ぐために、周知のプレ
スプレート（図示せず）が配置されている。
付けられており、複数のローラ36を経て巻取りリール37
に巻き取られる。なお、マスクプレート25の上には、カ
ラーペーパー34の浮き上がりを防ぐために、周知のプレ
スプレート（図示せず）が配置されている。
白色光源40から放出された白色光は、シアンフイルタ
41,マゼンタフイルタ42,イエローフイルタ43を通ってか
ら拡散箱44に入射する。これらの色フイルタ41〜43は、
フイルタ調節部45によって焼付光路46への挿入量が調節
され、それにより焼付光の光質を調節する。拡散箱44
は、内面がミラー面となった角筒の両端部に拡散板を取
り付けたものであり、光質が調節された焼付光を充分に
拡散する。
41,マゼンタフイルタ42,イエローフイルタ43を通ってか
ら拡散箱44に入射する。これらの色フイルタ41〜43は、
フイルタ調節部45によって焼付光路46への挿入量が調節
され、それにより焼付光の光質を調節する。拡散箱44
は、内面がミラー面となった角筒の両端部に拡散板を取
り付けたものであり、光質が調節された焼付光を充分に
拡散する。
前記拡散箱44上にフイルムデッキ48が配置され、これ
にカラーネガフイルム49がセットされ、上からマスク50
で押さえ付けられる。カラーネガフイルム49に記録され
ているネガ像は、シャッタ駆動部52によってシャッタ53
が開かれた時に、焼付レンズ54でカラーペーパー34に焼
き付けられる。
にカラーネガフイルム49がセットされ、上からマスク50
で押さえ付けられる。カラーネガフイルム49に記録され
ているネガ像は、シャッタ駆動部52によってシャッタ53
が開かれた時に、焼付レンズ54でカラーペーパー34に焼
き付けられる。
次に、上記実施例の作用について説明する。文字焼付
板10をプリンタ14にセットし、キーボード15を操作し
て、所望の文字やイラストを入力する。この入力された
文字等に応じて、サーマルヘッド17が発熱し、インク付
着テープ18を介してインク層12を加熱する。この加熱で
溶解したインクは、インク付着テープ18に吸い取られ
る。この印字により、黒地の文字焼付板10に、透明な文
字やイラストが形成される。
板10をプリンタ14にセットし、キーボード15を操作し
て、所望の文字やイラストを入力する。この入力された
文字等に応じて、サーマルヘッド17が発熱し、インク付
着テープ18を介してインク層12を加熱する。この加熱で
溶解したインクは、インク付着テープ18に吸い取られ
る。この印字により、黒地の文字焼付板10に、透明な文
字やイラストが形成される。
透明文字を形成した文字焼付板10は、インク層12がカ
ラーペーパー34に対面するような向きで、文字焼付用ホ
ルダー26に嵌め込まれる。この状態では、白色光源31側
から文字焼付板10を観察すると、正常な文字となってい
る。文字焼付板10の嵌め込み後、文字焼付用ホルダー26
をペーパーマスク25の文字焼付用開口25bにセットす
る。
ラーペーパー34に対面するような向きで、文字焼付用ホ
ルダー26に嵌め込まれる。この状態では、白色光源31側
から文字焼付板10を観察すると、正常な文字となってい
る。文字焼付板10の嵌め込み後、文字焼付用ホルダー26
をペーパーマスク25の文字焼付用開口25bにセットす
る。
写真焼付時には、カラーネガフイルム49のネガ像に応
じて色フイルタ41〜43の挿入量が調節される。このフイ
ルタ調節後に、白色光源40がフル発光してカラーネガフ
イルム49を照明する。この状態でシャッタ53が所定時間
だけ開口するから、焼付レンズ54によってネガ像がカラ
ーペーパー34に焼き付けられる。
じて色フイルタ41〜43の挿入量が調節される。このフイ
ルタ調節後に、白色光源40がフル発光してカラーネガフ
イルム49を照明する。この状態でシャッタ53が所定時間
だけ開口するから、焼付レンズ54によってネガ像がカラ
ーペーパー34に焼き付けられる。
ネガ像の焼付と同時又はその前後に、ランプハウス30
内の白色光源31が一定時間だけ点灯する。この白色光源
31から放出された白色光は、拡散板32で拡散されてか
ら、文字焼付板10を照明し、これに記録された文字やイ
ラスト等をカラーペーパー34に焼き付ける。
内の白色光源31が一定時間だけ点灯する。この白色光源
31から放出された白色光は、拡散板32で拡散されてか
ら、文字焼付板10を照明し、これに記録された文字やイ
ラスト等をカラーペーパー34に焼き付ける。
１駒の写真焼付が終了すると、供給リール35から未露
光の部分が引き出され、そして露光済みの部分が巻取り
リール37に向けて移送される。１巻分の写真焼付が終了
すると、周知のように写真現像処理され、最後に１駒ず
つ切断され、第５図に示すようなポストカード60が作製
される。このポストカード60は、ネガ像のプリント画像
61と、文字焼付板10の文字62及びイラスト63とが並んで
記録されている。
光の部分が引き出され、そして露光済みの部分が巻取り
リール37に向けて移送される。１巻分の写真焼付が終了
すると、周知のように写真現像処理され、最後に１駒ず
つ切断され、第５図に示すようなポストカード60が作製
される。このポストカード60は、ネガ像のプリント画像
61と、文字焼付板10の文字62及びイラスト63とが並んで
記録されている。
なお、多数のポストカード60を作製する場合には、カ
ラーペーパー34とインク層12とが接触することで、イン
ク層12に剥離が発生するおそれがある。この場合には、
第６図に示すように投影タイプとすればよい。
ラーペーパー34とインク層12とが接触することで、イン
ク層12に剥離が発生するおそれがある。この場合には、
第６図に示すように投影タイプとすればよい。
第６図は文字焼込装置を投影タイプとした実施例を示
すものである。ランプハウス66には、文字ホルダー67が
出し入れ自在に設けられており、この文字ホルダー67に
文字焼付板22がセットされる。この文字焼付板22は、イ
ンク層12がカラーペーパー34と対面するようにセットさ
れる。文字焼込時には、白色光源68が点灯して、文字焼
付板22に記録された文字やイラストがレンズ69でカラー
ペーパー34に焼き付けられる。なお、符号70は拡散板で
ある。
すものである。ランプハウス66には、文字ホルダー67が
出し入れ自在に設けられており、この文字ホルダー67に
文字焼付板22がセットされる。この文字焼付板22は、イ
ンク層12がカラーペーパー34と対面するようにセットさ
れる。文字焼込時には、白色光源68が点灯して、文字焼
付板22に記録された文字やイラストがレンズ69でカラー
ペーパー34に焼き付けられる。なお、符号70は拡散板で
ある。
更には、図７に示すように、透光シート11がカラーペ
ーパー34に対面するように文字焼付板10を反転してもよ
い。この場合には、像のボケをなくすために比較的薄い
透光シート11を使用し、かつワープロで熱転写シート10
に正常な文字を印字するとよい。
ーパー34に対面するように文字焼付板10を反転してもよ
い。この場合には、像のボケをなくすために比較的薄い
透光シート11を使用し、かつワープロで熱転写シート10
に正常な文字を印字するとよい。
上記構成を有する本発明は、文字焼付板として、透光
シートに熱転写用のインク層を形成したものを用い、イ
ンク層に薄いインク付着シートを対面させ、この付着シ
ート側からサーマルヘッドを当てて印字を行い、溶融し
たインクを付着シートに熱転写することで、透光シート
に黒地に透明な文字を形成するようにしたから、従来の
リスフイルムを使用した文字焼付板のように、原稿を作
製したり、写真焼付を行ったりする作業が不要となる。
したがって、短時間でしかも安価に文字焼付板を作製す
ることができる。また、薄いインク付着シートを用いて
この付着シート側からサーマルヘッドを当てて印字を行
うから、透光シートの厚みに影響されることなく印字を
行うことができるようになり、取り扱いに便利な厚手の
透光シートを使用することができる。これにより、皺の
発生が防止され、焼込文字が皺によって不鮮明になるの
が抑えられる。また、透光シートの取り扱いが容易にな
り、作業性が向上する。
シートに熱転写用のインク層を形成したものを用い、イ
ンク層に薄いインク付着シートを対面させ、この付着シ
ート側からサーマルヘッドを当てて印字を行い、溶融し
たインクを付着シートに熱転写することで、透光シート
に黒地に透明な文字を形成するようにしたから、従来の
リスフイルムを使用した文字焼付板のように、原稿を作
製したり、写真焼付を行ったりする作業が不要となる。
したがって、短時間でしかも安価に文字焼付板を作製す
ることができる。また、薄いインク付着シートを用いて
この付着シート側からサーマルヘッドを当てて印字を行
うから、透光シートの厚みに影響されることなく印字を
行うことができるようになり、取り扱いに便利な厚手の
透光シートを使用することができる。これにより、皺の
発生が防止され、焼込文字が皺によって不鮮明になるの
が抑えられる。また、透光シートの取り扱いが容易にな
り、作業性が向上する。
更に、文字の向きと並び方が逆になった裏返し印字を
行って、インク層に透明な裏返し文字を形成し、この透
明な裏返し文字が形成されたインク層を有する透光シー
トにより文字焼付板を構成したから、この文字焼付板の
インク層を感光材料に密着させて感光材料に文字を焼き
付けることができるようになる。そして、皺の発生防止
や取扱い容易性の観点から、透光シートとして腰の強い
ある程度厚みのあるものを用いる場合でも、文字を密着
焼付したから、透光シートの厚みの影響を受けることが
なく、ぼけのない鮮明な文字を記録することができる。
行って、インク層に透明な裏返し文字を形成し、この透
明な裏返し文字が形成されたインク層を有する透光シー
トにより文字焼付板を構成したから、この文字焼付板の
インク層を感光材料に密着させて感光材料に文字を焼き
付けることができるようになる。そして、皺の発生防止
や取扱い容易性の観点から、透光シートとして腰の強い
ある程度厚みのあるものを用いる場合でも、文字を密着
焼付したから、透光シートの厚みの影響を受けることが
なく、ぼけのない鮮明な文字を記録することができる。
また、文字焼付板をそのインク層が感光材料側になる
ように焼付光路にセットし、光源で文字焼付板を照明
し、この文字焼付板をレンズで感光材料に投影して感光
材料に文字を焼き付けるようにしたから、投影タイプの
場合でも、インク層が感光材料に対面するようになるの
で、透光シートの厚みの影響を受けることがなく、鮮明
な文字を記録することができる。
ように焼付光路にセットし、光源で文字焼付板を照明
し、この文字焼付板をレンズで感光材料に投影して感光
材料に文字を焼き付けるようにしたから、投影タイプの
場合でも、インク層が感光材料に対面するようになるの
で、透光シートの厚みの影響を受けることがなく、鮮明
な文字を記録することができる。
このように、本発明によれば、各構成要件の有機的な
結合により、転写する文字の鮮明性を損なうことなく、
ポストカード用文字焼付板の取扱い性を向上させること
ができる。しかも、この文字焼付板を用いて写真焼付機
によりぼけのない鮮明な文字が得られる。これにより、
高品質な文字入り写真が得られる。
結合により、転写する文字の鮮明性を損なうことなく、
ポストカード用文字焼付板の取扱い性を向上させること
ができる。しかも、この文字焼付板を用いて写真焼付機
によりぼけのない鮮明な文字が得られる。これにより、
高品質な文字入り写真が得られる。
第１図は文字焼付用ホルダーをペーパーマスクにセット
した状態を示す断面図である。 第２図は本発明のポストカード用文字焼付方法で用いる
文字焼付板の層構造を示す断面図である。 第３図は文字焼付板の印字状態を示す説明図である。 第４図は文字焼付ホルダーを装着した写真焼付機の概略
図である。 第５図はポストカードの一例を示す説明図である。 第６図はレンズを使用して投影焼付を行うようにした写
真焼付機の概略図である。 第７図は通常の文字を印字した文字焼付板を使用する実
施例を示す第１図と同様な図である。 10……文字焼付板 11……透光シート 12……インク層 17……サーマルヘッド 18……付着テープ 30……白色光源 34……カラーペーパー 60……ポストカード 69……レンズ。
した状態を示す断面図である。 第２図は本発明のポストカード用文字焼付方法で用いる
文字焼付板の層構造を示す断面図である。 第３図は文字焼付板の印字状態を示す説明図である。 第４図は文字焼付ホルダーを装着した写真焼付機の概略
図である。 第５図はポストカードの一例を示す説明図である。 第６図はレンズを使用して投影焼付を行うようにした写
真焼付機の概略図である。 第７図は通常の文字を印字した文字焼付板を使用する実
施例を示す第１図と同様な図である。 10……文字焼付板 11……透光シート 12……インク層 17……サーマルヘッド 18……付着テープ 30……白色光源 34……カラーペーパー 60……ポストカード 69……レンズ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−46242（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−55026（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−106996（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−79235（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】熱転写用のインク層を片面に有し厚みのあ
る腰の強いシートからなる透光シートを用い、このイン
ク層に対面するように薄いインク付着シートを介在さ
せ、このインク付着シートの背後からサーマルヘッドを
当てて、文字の向きと並び方が逆になった裏返し印字を
行って、インク層の一部をインク付着シートに転写する
ことで、インク層に透明な裏返し文字を形成し、この透
明な裏返し文字が形成されたインク層を有する透光シー
トにより文字焼付板を構成し、この裏返し文字が形成さ
れたインク層を感光材料に密着させて感光材料に文字を
焼き付けるようにしたことを特徴とするポストカード用
文字焼付方法。 - 【請求項２】熱転写用のインク層を片面に有し厚みのあ
る腰の強いシートからなる透光シートを用い、このイン
ク層に対面するように薄いインク付着シートを介在さ
せ、このインク付着シートの背後からサーマルヘッドを
当てて、文字の向きと並び方が逆になった裏返し印字を
行って、インク層の一部をインク付着シートに転写する
ことで、インク層に透明な裏返し文字を形成し、この透
明な裏返し文字が形成されたインク層を有する透光シー
トにより文字焼付板を構成し、この文字焼付板をそのイ
ンク層が感光材料側になるように焼付光路にセットし、
光源で文字焼付板を照明し、この文字焼付板をレンズで
感光材料に投影して感光材料に文字を焼き付けるように
したことを特徴とするポストカード用文字焼付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63192247A JP2860967B2 (ja) | 1987-10-14 | 1988-08-01 | ポストカード用文字焼付方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25919587 | 1987-10-14 | ||
| JP62-259195 | 1987-10-14 | ||
| JP63192247A JP2860967B2 (ja) | 1987-10-14 | 1988-08-01 | ポストカード用文字焼付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02575A JPH02575A (ja) | 1990-01-05 |
| JP2860967B2 true JP2860967B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=26507202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63192247A Expired - Fee Related JP2860967B2 (ja) | 1987-10-14 | 1988-08-01 | ポストカード用文字焼付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860967B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4000566A (en) * | 1975-04-22 | 1977-01-04 | Famolare, Inc. | Shock absorbing athletic shoe with air cooled insole |
| JPS5355026A (en) * | 1976-10-29 | 1978-05-19 | Olympus Optical Co Ltd | Title and the like coping method |
| JPS5746242A (en) * | 1980-09-03 | 1982-03-16 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | Method for manufacturing negative for photoengraving |
| JPS5879235A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カメラにおけるデ−タ写し込み方法 |
| JPS59106996A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-20 | Canon Inc | 熱転写記録方法 |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP63192247A patent/JP2860967B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02575A (ja) | 1990-01-05 |
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Legal Events
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