JP2000267204A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JP2000267204A
JP2000267204A JP11069378A JP6937899A JP2000267204A JP 2000267204 A JP2000267204 A JP 2000267204A JP 11069378 A JP11069378 A JP 11069378A JP 6937899 A JP6937899 A JP 6937899A JP 2000267204 A JP2000267204 A JP 2000267204A
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photographic
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film
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plate
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Yuko Maeda
祐幸 前田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付帯情報の画質が良好で、露光ヘッドの圧接
時の衝撃音が小さく、しかもリスフィルムや印画紙等に
キズが着きにくい写真焼付装置を提供する。 【解決手段】 写真用フィルムの画像を写真感光材料3
に焼き付ける露光部と、前記写真感光材料3の一部に付
帯情報を焼き付ける付帯情報露光部とを備えると共に、
その付帯情報露光部が、光源51を備える光源ボックス
52と、その光源ボックス52の照射側に配置される光
拡散板53とを有し、その光拡散板53の外側にリスフ
ィルム50を保持しつつ、前記写真感光材料3側への進
退・接触が可能な露光ヘッド61を備えるものである写
真焼付装置において、前記光拡散板53のリスフィルム
50が保持される側に、光透過性又は半光透過性の弾性
体板54を配置してあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用フィルムの
画像を写真感光材料に焼き付ける露光部と、前記写真感
光材料の一部に付帯情報を焼き付ける付帯情報露光部と
が設けられた写真焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の写真焼付装置は、写
真感光材料の一部に付帯情報を焼き付けるための装置と
して用いられていた。ここで、付帯情報とは、文字、記
号、若しくは図形、若しくはこれらの組合せ等から成る
情報であり、例えば、写真の撮影日時、撮影場所等であ
る。付帯情報が焼き付けられると、図5に示すように、
写真感光材料である印画紙等に、画像3aと付帯情報3
b(SUMMERVACATIONの文字情報)とが併
せて表示される。
【0003】焼付の順序としては、画像3aを焼付けた
後に、その画像3aの焼付領域に重ねて付帯情報3bを
焼付けて合成露光する方法と、別々の焼付領域に同時に
又は順次に焼付ける方法とが存在する。その際、付帯情
報3bの焼付けには、LEDアレイ等の電子デバイスを
用いるものも存在するが、図7に示すようなリスフィル
ム50を使用する方法が一般的である。
【0004】リスフィルム50は付帯情報の構成部分5
0aと、付帯情報の構成部分以外の背景部分50bとか
らなる。図7(イ)のように、背景部分50bが黒で、
構成部分50aが透明なリスフィルム50を使用する
と、図5(イ)のように付帯情報3bが黒(濃度が濃い
状態)で焼き付けられ、逆に、図7(ロ)のようなリス
フィルム50を使用すると、図5(ロ)のように背景部
分3bが黒で焼き付けられる。
【0005】そして、画像3aの焼付領域に重ねて付帯
情報の焼付けを行う場合、画像3aの濃度の濃い部分と
付帯情報3bとが重なると、付帯情報3bの一部がほと
んど見えない状態となるため、一般的には、図6
(イ),(ロ)のように、遮光板により画像3aの一部
を遮光した部分、又は画像3aの焼付領域の外側に、付
帯情報3bを焼き付ける方法が採られていた。
【0006】一方、リスフィルムを使用して付帯情報を
焼き付けるための付帯情報露光部としては、図8に示す
ように、露光制御が可能なコントローラに接続された露
光ヘッド61と、その露光ヘッド61を写真感光材料3
側へ進退・接触させる露光ヘッド進退機構(図示は省
略)を備えるものが採用されていた。露光ヘッド61
は、光源ボックス52内に光源51を備えると共に、光
源ボックス52の照射側端部52aに光拡散板53(デ
ィフューザー)が設けられ、その光拡散板53の外側に
リスフィルム50が接触状態で保持(例えばテープ止
め)できる構造になっている。そして、露光ヘッド61
は、露光時に待機位置から写真感光材料側へ移動して、
露光台55上の写真感光材料3に圧接され、リスフィル
ム50が写真感光材料3の表面に接触した状態で、光源
51からの光照射により露光される。露光を終えると、
露光ヘッド61は待機位置まで移動し、写真感光材料3
の送りが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の露光ヘッド61を使用すると、次のような問
題が生じることが明らかになった。即ち、光源ボックス
52、光拡散板53、又はリスフィルム50に生じる熱
伸縮や応力変形によって、本来、平面であるべきリスフ
ィルム50や光拡散板53に微妙な歪みが生じて(非平
面化)、リスフィルム50と写真感光材料3との間に間
隙が生じ、その結果、文字等の付帯情報にニジミや変色
等の画質の劣化が生じる。具体的には1mm程度の間隙
が生じることによって、大きく画質が劣化し、特にサイ
ズの大きいリスフィルム50を使用する場合、従来の露
光ヘッド61の構造では、間隙が生じないようにして、
画質を改善するのは困難であった。
【0008】更に、付帯情報の画質の劣化以外にも、露
光ヘッド61の圧接時の衝撃で生じる金属音が大きく、
また、圧接時の衝撃でリスフィルム50や印画紙等にキ
ズが発生することがあるなどの問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、付帯情報の画質
が良好で、露光ヘッドの圧接時の衝撃音が小さく、しか
もリスフィルムや印画紙等にキズが着きにくい写真焼付
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の如き
本発明により達成できる。即ち、本発明の写真焼付装置
は、写真用フィルムの画像を写真感光材料に焼き付ける
露光部と、前記写真感光材料の一部に付帯情報を焼き付
ける付帯情報露光部とを備えると共に、その付帯情報露
光部が、光源を備える光源ボックスと、その光源ボック
スの照射側に配置される光拡散板とを有し、その光拡散
板の外側にリスフィルムを保持しつつ、前記写真感光材
料側への進退・接触が可能な露光ヘッドを備えるもので
ある写真焼付装置において、前記光拡散板のリスフィル
ムが保持される側に、光透過性又は半光透過性の弾性体
板を配置してあることを特徴とする。ここで、「光透過
性又は半光透過性」とは、写真感光材料への付帯情報の
露光が不可能にならない程度の透光性を有するものを意
味する。
【0011】上記において、前記弾性体板としては、後
述のように種々の材料が使用されるが、乳白色を呈する
樹脂発泡体であることが好ましい。
【0012】更に、前記樹脂発泡体は、独立気泡型で、
かつ発泡倍率が10〜40であることが好ましい。
【0013】[作用効果]本発明の写真焼付装置による
と、前記光拡散板のリスフィルムが保持される側に、弾
性体板を配置してあるため、その弾性変形の復元力によ
りリスフィルムを押圧して写真感光材料に均一に密着さ
せることができ、両者間の間隙によるニジミや変色等の
画質の劣化を有効に防止することができる。また、弾性
体板が写真感光材料への圧接時の衝撃を吸収するため、
圧接時の金属音の発生や、リスフィルム、印画紙等のキ
ズの発生なども抑えることができる。一方、弾性体板が
光透過性又は半光透過性であるため、付帯情報の焼き付
けは支障なく行うことができる。その結果、付帯情報の
画質が良好で、露光ヘッドの圧接時の衝撃音が小さく、
しかもリスフィルムや印画紙等にキズが着きにくい写真
焼付装置を提供することができた。
【0014】また、前記弾性体板が、乳白色を呈する樹
脂発泡体である場合、乳白色のため露光により有彩色を
呈色しにくく、また、樹脂発泡体であるため光透過性を
ある程度維持しつつ、適度な弾性復元力と適度な光拡散
能を発現することができる。また、樹脂発泡体は光拡散
板としての機能も有する。
【0015】更に、前記樹脂発泡体が、独立気泡型で、
かつ発泡倍率が10〜40である場合、光透過性が更に
良好になると共に、弾性復元力がより適度になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の写真焼付装置の好
ましい実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態
では、画像3aと付帯情報3bとを別々の焼付領域に、
順次焼付ける例を示す。
【0017】まず、写真焼付装置の全体構成の概略を述
べる。図1に示すように、写真焼付装置1には、写真用
フィルム(以下、フィルムと言う。)2の画像を写真感
光材料としての印画紙3に投影露光する露光部5と、印
画紙3に付帯情報を焼き付ける付帯情報露光部6と、露
光部5と付帯情報露光部6とにおける印画紙3の搬送を
各独立に行うために印画紙3のループを形成するループ
形成部Rと、露光部5で露光された印画紙3を現像する
現像処理部D、及び、写真焼付装置1の各部の作動の制
御等を行うコントローラ7が設けられる。コントローラ
7には各種の情報入力を行うための操作卓(入力部)8
及び画像情報を表示させるモニタMが接続されている。
印画紙3をロール状に収納している印画紙マガジン4か
ら引き出された印画紙3は、露光部5及び付帯情報露光
部6で露光された後、現像処理部Dにて現像され、一駒
分の画像情報を含む大きさに切断されて排出される。印
画紙3の前面には、遮光板30が配置される。遮光板3
0は焼付領域以外への露光光の進入を防止する。
【0018】以下、各構成部分について説明する。露光
部5には、投影露光用光源10、フィルム2に照射する
光の色バランスを調整する調光フィルタ11、調光フィ
ルタ11を通過した光を均一に混色するミラートンネル
12、フィルム2の画像を印画紙3上に結像させる焼付
レンズ13及びシャッタ14が、露光光路をなす同一光
軸上に設けられている。
【0019】フィルム2の画像を多数の領域に分割して
読み取る画像センサ15が、露光部5のフィルム2搬送
経路上流側に設けられている。この画像センサ15は、
フィルム2に対して白色光を照射し、その反射光あるい
は透過光の強度を赤色,緑色,青色の3原色に分解し
て、例えばCCDラインセンサ又はCCDイメージセン
サ等で画像の濃度を測定するものである。この画像セン
サ15は、濃度検出手段として機能する。画像センサ1
5にて読み取った画像情報は、コントローラ7に送られ
て、フィルム2の画像の平均濃度情報を算出する。この
算出された濃度情報は、露光部5における光の照射量等
の制御に利用される。モニタMは、印画紙3を露光した
場合に得られる画像をシミュレートして表示する。
【0020】フィルム2を露光部5に供給するローラ1
6と、ローラ16を回転駆動するモータ25とが、磁気
ヘッド17のフィルム2搬送経路上流側に設けられてい
る。露光部5では、ローラ16及びモータ25によるフ
ィルム2の供給作動に伴って、画像センサ15にて読み
取ったフィルム2の画像情報に基づいて、コントローラ
7が調光フィルタ11を制御する。これにより、投影露
光用光源10の照射光をフィルム2の画像の色濃度に応
じた色バランスに調整する。露光部5では、その調整後
の光によりフィルム2を照射し、フィルム2の画像情報
を印画紙3に焼き付ける。
【0021】印画紙3の前面には、遮光板30が配置さ
れるが、その制御機構等について、図2に基づいて説明
する。コントローラ7には、プリントサイズ判断部7a
と、遮光板制御部7cとが備えられている。プリントサ
イズ判断部7aは、フィルム2の磁気記録部2aから読
み取った情報や、入力部8から入力された情報に基づい
て、プリントサイズを判断する。プリントサイズとは、
フィルム2における画像の撮影されたサイズに対応する
ものであって、例えばフルサイズ、ハーフサイズ、パノ
ラマサイズである。遮光板制御部7cは、プリントサイ
ズ判断部7aの判断結果を受けて、遮光板30の位置及
び、種類を制御する。遮光板30a、30bは焼付領域
の左右に2箇所配置されている。なお、遮光板30は焼
付領域の上下にも更に配置するようにしてもよい。遮光
板30は光源からの露光光を完全に遮るものである。遮
光板30a,30bは夫々遮光板駆動装置32a,32
bにより駆動される。例えば、遮光板30a,30bが
夫々ベルトに連結され、そのベルトがローラ等を介して
モーターにより駆動される。
【0022】ループ形成部Rには、印画紙3を搬送する
ローラ20,21とローラ20を回転駆動するモータ2
3とが設けられている。図示を省略するが、印画紙3を
ローラ20,21間において直線状に案内する状態と、
図1に示すような印画紙3のループを形成するのを許容
する状態とに切り換え自在のフラップが、印画紙搬送方
向上流側のローラ20と印画紙搬送方向下流側のローラ
21との間に設けられている。印画紙3のループを形成
することにより、露光部5と付帯情報露光部6とで独立
に印画紙3の移送速度を設定できるようになっている。
【0023】現像処理部Dには、図示を省略するが、露
光後の印画紙3を現像するための処理液を充填した複数
のタンクが備えられ、印画紙3はその複数のタンクを順
次通過して行き現像処理される。現像処理部Dの直前に
は、印画紙3を搬送・供給するためのローラ22と、そ
のローラ22を回転駆動するモータ24とが設けられて
いる。
【0024】本発明の特徴構成に係わる付帯情報露光部
6は、上記のループ形成部Rと現像処理部Dとの間に配
設されている。付帯情報露光部6は、図3に示すような
前記コントローラ7と接続された露光ヘッド61と、そ
の露光ヘッド61を印画紙3側へ進退・接触させる露光
ヘッド進退機構(図示は省略)とを備える。露光ヘッド
61は、光源51を備える光源ボックス52と、その光
源ボックス52の照射側の端部52aに配置される光拡
散板53とを有し、その光拡散板53のリスフィルム5
0が保持される側に、光透過性又は半光透過性の弾性体
板54を配置してある。このような露光ヘッド61は、
弾性体板54の外側にリスフィルム50を接触状態で保
持しながら、前記露光ヘッド進退機構により印画紙3側
への進退と、印画紙3への接触が可能である。つまり、
露光時には、露光ヘッド61が待機位置から印画紙3側
へ移動して、露光台55上の印画紙3に圧接され、リス
フィルム50が印画紙3の表面に接触した状態で、光源
51からの光照射により露光される。露光を終えると、
露光ヘッド61は待機位置まで再び移動し、その状態で
印画紙3の送りが行われる。
【0025】弾性体板54としては、ある程度の弾性変
形の復元力と、ある程度の透光性を有するものであれ
ば、発泡体であるか否かに係わらず、いずれの材料も使
用することができる。例えば、ゴムや熱可塑性エラスト
マーなどのバルクでも弾性材料として使用されるもの
は、発泡体又は非発泡体として使用され、その他の樹脂
類は、好ましくは発泡体として使用される。なかでも、
前述の理由より、乳白色を呈する樹脂発泡体であること
が好ましく、例えば、ポリウレタンフォーム、ポリエチ
レンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー発泡体等が挙げられる。この
ような樹脂発泡体は、前述したように、独立気泡型で、
かつ発泡倍率が10〜40であることが好ましい。な
お、発泡体を用いる場合、露光ムラを防止するため発泡
ムラが少ないものが好ましく、発泡で生じたセル径が相
対的に小さいものが好ましい。
【0026】弾性体板54の厚みは、1〜10mmが好
ましく、2〜5mmがより好ましい。この範囲未満であ
ると、光拡散板53とリスフィルム50との間に介在し
て、リスフィルム50を印画紙3に均一に密着させる
(間隙を減少させる)作用が小さく、逆にこの範囲を越
えると、透光性が低くなり過ぎて露光が行いにくい傾向
がある。なお、弾性体板54の形状と大きさは、リスフ
ィルム50又は光拡散板53と略同じであればよい。
【0027】弾性体板54は、光拡散板53又は光源ボ
ックス52の端部52aに接着、融着等により固着され
る。
【0028】光拡散板53は、従来装置と同様にポリカ
ーボネート製やポリメチルメタクリレート製などのもの
が使用できるが、弾性体板54による透過光の減少を考
慮すると、従来品より光透過性の高いものが好ましい。
また、同様の理由より、光源51や露光制御の光量を変
更してもよい。なお、弾性体板54自体が、光拡散能を
有する場合、光拡散板53の光拡散能はあまり必要ない
場合もある。
【0029】リスフィルム50は、従来と同様のものが
利用できるが、本発明によると、露光ヘッド61の圧接
時の衝撃が小さいため、従来より強度的耐久性の低いも
のも使用することができる。この点に関しては、印画紙
3等の写真感光材料についても同様である。リスフィル
ム50は、通常、厚みが1mm以下のものが使用される
が、このような厚みのものに対しては、本発明が特に有
効である。なお、リスフィルム50を露光ヘッド61に
保持させる方法は、接着テープ等で貼着する方法が一般
的である。
【0030】前記の露光ヘッド進退機構についても、従
来と同様の機構が採用できるが、本発明によると、露光
ヘッド61の圧接時の衝撃が小さいため、衝撃緩和のた
めの対策を考慮する必要性が小さくなる。具体的には、
圧接時の露光ヘッド61の位置精度や圧接力の制御など
である。なお、露光ヘッド進退機構としては、モータの
回転運動を往復動に変化させて露光ヘッド61に伝達す
る各種動力伝達機構を利用したものを採用すればよい。
なお、本発明においては、露光ヘッド61の圧接力によ
って、前記の弾性体板54の厚みが、1/2〜1/1
0、特に1/4〜1/8になるまで圧縮される程度の圧
接力を生じさせるのが好ましい。
【0031】なお、光源51や光源ボックス52につい
ては、従来の写真焼付装置と同様のものが使用される。
【0032】[他の実施形態] (1)先の実施形態では、画像と付帯情報とを別々の焼
付領域に、順次焼付ける例を示したが、画像と付帯情報
との焼付領域が一部重複する実施形態であってもよい。
また、画像と付帯情報とを別々の焼付領域に、同時に焼
付ける実施形態であってもよい。その場合、写真用フィ
ルムの画像を写真感光材料に焼き付ける露光部の周辺
に、付帯情報露光部が配設される。なお、付帯情報露光
部の配設は、露光部の周辺の4辺の何れの位置でもよ
く、複数設けてもよい。
【0033】(2)先の実施形態では、図3に示すよう
に、弾性体部材として、透光性を有する弾性体板54の
みを設けた例を示したが、図4に示すように、光遮蔽性
を有する弾性体部材56を弾性体板54の周縁部に設け
てもよい。光遮蔽性を有する弾性体部材56としては、
黒色系又は灰色系の弾性体材料であって、弾性率が弾性
体板54に近いものが好ましい。黒色系又は灰色系の弾
性体材料としては、先に弾性体板54について述べた材
料に、カーボンブラック等の黒色顔料や黒色染料を配合
したものが挙げられる。
【0034】このような弾性体部材56を設けると、付
帯情報の露光時に、透光性を有する弾性体板54の周縁
部から漏洩する光により印画紙3が露光して、写真品質
が低下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる全体構成図
【図2】本発明の実施形態にかかる要部構成図
【図3】本発明の実施形態にかかる要部断面図
【図4】他の実施形態にかかる要部断面図
【図5】プリント作成例を示す図
【図6】プリント作成例を示す図
【図7】リスフィルムの一例を示す図
【図8】従来の付帯情報露光部にかかる要部断面図
【符号の説明】
2 フィルム 3 印画紙(写真感光材料) 5 露光部 6 付帯情報露光部 50 リスフィルム 51 光源 52 光源ボックス 53 光拡散板 54 弾性体板 61 露光ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真用フィルムの画像を写真感光材料に
    焼き付ける露光部と、前記写真感光材料の一部に付帯情
    報を焼き付ける付帯情報露光部とを備えると共に、 その付帯情報露光部が、光源を備える光源ボックスと、
    その光源ボックスの照射側に配置される光拡散板とを有
    し、その光拡散板の外側にリスフィルムを保持しつつ、
    前記写真感光材料側への進退・接触が可能な露光ヘッド
    を備えるものである写真焼付装置において、 前記光拡散板のリスフィルムが保持される側に、光透過
    性又は半光透過性の弾性体板を配置してあることを特徴
    とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性体板は、乳白色を呈する樹脂発
    泡体である請求項1記載の写真焼付装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂発泡体は、独立気泡型で、かつ
    発泡倍率が10〜40である請求項2記載の写真焼付装
    置。
JP11069378A 1999-03-16 1999-03-16 写真焼付装置 Withdrawn JP2000267204A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258013A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Kimoto & Co Ltd 光拡散性シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002258013A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Kimoto & Co Ltd 光拡散性シート

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