JPH0421402B2 - - Google Patents

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JPH0421402B2
JPH0421402B2 JP19453985A JP19453985A JPH0421402B2 JP H0421402 B2 JPH0421402 B2 JP H0421402B2 JP 19453985 A JP19453985 A JP 19453985A JP 19453985 A JP19453985 A JP 19453985A JP H0421402 B2 JPH0421402 B2 JP H0421402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cable
connection part
tube
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19453985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6258814A (ja
Inventor
Takashi Karasaki
Hideo Sato
Masayuki Yamaguchi
Shiro Tanno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Hitachi Cable Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はケーブル特に架橋ポリエチレン絶縁ビ
ニルシースケーブル(以下CVケーブルと呼ぶ)
の接続部の製造方法に関する。
[従来の技術] 一般にCVケーブル用の接続部ほポリエチレン
のテープ巻きまたは押出しにより導体の接続部上
に絶縁体を成形した後にそれを金型に組み込み、
ガス圧力を加えて高温高圧下でその架橋を生じさ
せて製造される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この場合ケーブル導体の熱伝導
により金型の外側となるケーブルにも温度上昇が
生じ、そのためにケーブルに熱変形が生じること
がある。このような変形は絶縁性能を著しく低下
させることがあるために、これは防止しなければ
ならない。
従来におけるこのケーブルの変形の防止は変形
の生じうるケーブル部分に押えテープ等を巻き付
けることにより行われている。しかしながらこの
方法では金型内ケーブル加圧力(主としてガス
圧)と金型外のケーブル加圧力(主として押えテ
ープ)との間のバランスが充分とれないためにい
ずれかの部分の変形は不可避である。これを解決
するために実開昭50−121292では架橋されるべき
絶縁体部分に対してゴムまたは弾性のある筒状の
プラスチツクチユーブを設け、その両端をケーブ
ルの両端上に固着して金型内に配置し、このチユ
ーブ内に圧力を加えながら架橋を行う方法が提案
されている。この方法は、有効ではあるが加圧さ
れる部分が金型内にほぼ限定されるために必ずし
も従来の方法における欠点を完全に解決するもの
ではない。
[問題点を解決するための手段] 本発明の目的は、加圧される部分を金型外部に
も拡張することによりケーブル絶縁部の変形をほ
ぼ完全に防止することの出来る接続部の製造方法
を提供することである。
本発明においては、シリコン樹脂等の熱収縮チ
ユーブを用い、その両端をその端部付近の部分が
金型外部まで伸びるようにして金型に固定し、金
型内でチユーブの外側からガス加圧を行うことに
よりガス圧力がチユーブの高部付近の金型外部と
なる部分を介してケーブル両端部分にも加わるよ
うにする。
[作用] このようにすることによりチユーブの端部付近
の金型外部となる部分が加圧されるケーブル絶縁
体を押しつけつつ収縮することになり、ケーブル
本体と接続部での圧力バランスが容易になる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す断面概略図
である。
第1図において、テープ巻き等により形成され
る接続部1に対し、シリコン樹脂等の熱収縮チユ
ーブ5を被覆し、金型2の外側となるケーブル部
の金型の加熱時においてケーブル4の変形の生じ
ないような充分に温度の低い部分で、このチユー
ブ5を折返す。そしてチユーブ5の上にカラー6
を取付け、再びチユーブ5を折返し、金型2と気
密構造を形成させる。
金型2の外側に出るチユーブ5の部分には押え
テープ7等を配置して加圧時の不要なチユーブ変
形を防止してもよい。
このような状態において、金型2内にN2ガス
3等を注入し加圧することによりその圧力は金型
内部のみならず金型の外側となるチユーブの折返
し部分にも及び金型加熱により高温度となる接続
部と金型外部の温度上昇の低いケーブル表面とが
一様のガス圧で加圧されることになる。従つて金
型内外の加圧差によりケーブルの変形の発生の可
能性は最小限となる。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、高温架橋時に接続部の
高温領域からケーブル本体部の低温領域まで一様
のガス圧で加圧が可能となり、ケーブルの表面に
生じる変形はほぼ完全に除去出来、従つて、電極
不整による絶縁性能の低下の問題が解決される。
さらに、架橋作業時には当然ポリエチレンの融
点以上の高温となり、ケーブルの結晶部も溶融す
るが、上記のように圧力差が最少となるからポリ
エチレンに流れが生じることはなく、従つて溶融
した結晶部の再結晶時の密度の変化や微小ポイド
の発生は生じず、絶縁性能の安定化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を説明する概略図であ
る。 1……接続部、2……金型、3……加圧ガス、
4……ケーブル、5……熱収縮チユーブ、6……
カラー、7……押えテープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 架橋ポリエチレン絶縁ビニルリシースケーブ
    ルの接続部をテープ巻きまたは押出しにより成形
    したのちに、シリコン樹脂等の熱収縮性チユーブ
    をその両端部が金型の外にはみ出すように接続部
    にセツトし、この接続部を金型に配置した後にガ
    ス加圧を行い、接続部およびその両端部のケーブ
    ルの一部を同じ圧力状態で架橋させるごとくした
    ケーブル接続部の製造方法。
JP19453985A 1985-09-03 1985-09-03 ケ−ブル接続部の製造方法 Granted JPS6258814A (ja)

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JP19453985A JPS6258814A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 ケ−ブル接続部の製造方法

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JPS6258814A JPS6258814A (ja) 1987-03-14
JPH0421402B2 true JPH0421402B2 (ja) 1992-04-10

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